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25年目の小堺クンのおすましでSHOW イン グローブ座

25年目の小堺クンのおすましでSHOW イン グローブ座

浅井企画

東京グローブ座(東京都)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★

TVの枠を超えていないショー
新たな船出というか、引き際を誤ったというか・・・

アプルがなくなり、グローブ座へ。
劇場が変われば、当然芝居の雰囲気も変わる。
歌舞伎町からジャニの聖地へ行けば、当然観客のプレリュードも変わる。

アプル独特の横長で天井の低い、一層式の劇場から
縦長で間口の狭い、三階多層式の劇場へ。
当然、横への動きが面白かった芝居は、奥行きのある芝居になるかと
思えば、従来とおり、横の動きだけだから、
とっても窮屈。
加えて執拗に「3時間以内に上演時間を終わらせなきゃいけない」って
言い、何だか割愛されている印象を与え、
非常に薄っぺらになっているといわざる得ない。

定番という名のマンネリ劇で、ショーの中身も新鮮味はなく、
TVで見ている内容レベル。
このショーの為に魅せる芸や仕掛けが殆どない。

もう、いいかなって感じ。
アプルと共に、このショーも幕を下ろすべきでしょう。

もちろん、ファンの方には、
安心できるショーとは思います。

悪趣味

悪趣味

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★★

いちばん怖いのは場内アナウンスかも
9月5日の本編と、9月7日のスクランブルキャスト(配役総入れ替え)を見てきた。

本編ではどういうわけかいつもの魅力がいまひとつ感じられず、どうしてだろうとあれこれ考えたが結論は出なかった。続いて配役総入れ替えの公演を見たのだが、これが予想外に面白くて、どうやら本編での不満は配役によるところが大きかったようだ。

大部分の役者が入替によって本編よりも良くなっていると感じた。入替はちょっとどうかと思ったのは高見靖二のメイド役ぐらい(笑)。片桐はずきはどちらの役でも光っていた。中屋敷法仁の家庭教師役がなくなっていたのも正解かも。本編ではかなり滑舌が悪かったから。

ただし、本編を見たのは公演開始の2日目だし、スクランブルキャストの公演でもすでに内容の一部が修正されていたので、公演が進むにつれて本編もどんどん良くなっていく可能性がある。

ネタバレBOX

参考までに両方の配役を書いておきます。
本編(役)スクランブルキャストの順で、

永島敬三(大学教授)須貝英
七味まゆ味(女子大生)片桐はずき
村上誠基(自殺未遂女)渡邊安理

コロ(綾町家・母)深谷由梨香
深谷由梨香(綾町家・長女)玉置玲央
本郷剛史(綾町家・長男)國重直也
國重直也(綾町家・次男)本郷剛史

梨澤慧以子(メイド)高見靖二
須貝英(河童)永島敬三
片桐はずき(子供・キュリー夫人)高木エルム
中屋敷法仁(家庭教師) ・・・・

齊藤陽介(不良・金属バット)コロ
佐野功(不良・猟銃 ほか)浅見臣樹
瀬尾卓也(不良・斧 ほか)出来本泰史
佐賀モトキ(不良・鎌 ほか)熊谷有芳

高見靖二(霜田村青年団長)齊藤陽介
野元準也(青年団員)柳沢尚美

渡邊安理(車椅子ババア)梨澤慧以子
高木エルム(ゾンビ村長)七味まゆ味

伊藤淳二(警部)野元準也
浅見臣樹(巡査)伊藤淳二

川口聡(不良・鎌の母 ほか)佐賀モトキ
柳沢尚美(看護婦 ほか)佐野功
熊谷有芳(駄犬 ほか)川口聡
出来本泰史(マスクの男)瀬尾卓也

玉置玲央(町医者)村上誠基
ほら吹き婦人の世界一周

ほら吹き婦人の世界一周

女王陛下

OFF OFFシアター(東京都)

2009/09/03 (木) ~ 2009/09/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

超濃い〜
婦人というよりはパンク少女の人生遍歴。オカマのミドリちゃんは言うまでもなく、女性2名もかなりケバいお化粧で濃い〜キャラクターでした。ミドリちゃんの一挙一動には細かい部分で笑いました。ツバキハウスのロンドンナイトとかR40なネタも満載。Tシャツ等を切ったり縫ったり、かなり手を加えて「パンク性」を出していた衣装がグー!9/23(水)にumuで特別編が上演されるそうです。

ジェーン・エア

ジェーン・エア

松竹

日生劇場(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

ステージ席よかったです!
<演出家:ジョン・ケアード氏のアフタートーク有>
子役:アデール(加藤ゆらら)、ジェーン(佐藤瑠花)、ジョン・リード(大鹿礼生)

ひょんなことから行くことになったので、そもそもノーチェックで、
だから全然期待もしていなかったのですが(失礼)、
歌もお芝居も素晴らしく、そして無駄がなく、完成されたステージで、
来ることが出来てよかったと、つくづく思いました。

ネタバレBOX

物語の芯に『キリスト教』『クリスチャンとしての生き方』があると思うので、
クリスチャンではない方には通じないんじゃないかな、
と感じるところがありました(私はクリスチャンです)。

松たか子さんの歌唱力と演技力にも驚いてしまいました。
普通のテレビドラマではあのすごさは伝わらないと思う。
幸田浩子さんのアリアも聴きどころです。

何人かの役者さんが1人2役をされていて、
病気で死んでしまう同級生ヘレン役のかたが、後半、ドレスに着替えて
高慢ちきなお嬢さんになって出てきたときはちょっとびっくりしてしまいました(笑)
子役ちゃんたちもびっくりするほど上手で、でもわざとらしくなく
自然な演技で、素敵でした。

私はステージ上の席(スペシャルシート)で観ましたが、これが予想外に良かったです。
アフタートークのジョン・ケアード氏によると
「オーケストラピット部分をつぶしてステージを前に数メートル張り出させた。
 これでステージが広くなり、客席との距離が近くなったが、その分、
 客席数が減ってしまったので、空いているステージ後ろに客席を作った」
「舞台上の客席に照明が当たらないよう、工夫をした」
「円形劇場のようなイメージ」
だそうです。
死角もたくさんあったし、ステージからも普通の客席が良く見えるから、
空席があるのがわかったり、お客様の様子がよく見えたり。
そういう意味では、客席に座っても舞台上に座っても同じなのではないかと思います。

なので、もし行ければ、客席側からも観てみたいと思いました。
S高原から

S高原から

南河内万歳一座

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/08 (火)公演終了

観ました。
9月7日19:30の回。

トラベリング・オン・ザ・シャーレ

トラベリング・オン・ザ・シャーレ

カムヰヤッセン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★

徹するということ
この物語を見て、いったい北川はどんな事を観客に伝えたかったのだろうか?という疑問にぶち当たる。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

バック・トゥ・ザ・フューチャーのような物語。

医師の大坪はマルボウイルスのワクチン開発をしたのは誰か、を知る為に時空交通局の津田に騙されて過去に行く事に・・。
過去の世界では未来から過去に来た人が口出ししてはいけない。つまり、古事不干渉という言葉にがんじがらめにされて、大坪は自分の意見を述べる事も出来なかった。
過去の病院ではマルボウイルスに感染している患者は粗末に扱われ、とりあえず投与される薬を頼りに生きていた。そんな患者たちを診て、大坪は「ワクチンを作って一人でも多くの人を助けたい。」と思うようになる。
やがて、大坪はワクチン開発をしているうちに自らもマルボウイルスに感染している事が解る。

これって、歴史的にも有名だけれど、破傷風ワクチンを開発して、自分も感染症にかかって死んでしまったフランス人医師ガストン・ラモンや他のワクチン開発でも似たような話って多いよね。

結局薬局、未来からやって来た大坪はマルボワクチンの開発に成功したのは自分だった。と気付く訳だけれど、未来から来た人間が過去の世界で亡くなって未来に戻れない。って設定はどうなのだろうか?
こうゆう物語って歴史を変えちゃいけない訳でしょ?それとも芝居だからいいのか?
すると・・、未来の大坪は何処行った?の話になるわけよね。
そんでもって未来での大坪の同僚は大坪という人物の記憶が消されたわけではなくて、ちゃんと覚えてる。
同僚の記憶が消されちゃって、大坪自身は未来では存在しませんでした。ってことなら納得できたのだけれど・・。

腐って人間じゃなくなったけれど命になって旅をする。ってセリフ自体もあまりにもエグイ。
北川の脳裏には大学生の時に友人を亡くした記憶が離れないのだろうか?
更に北川の最後のセリフも聞き取れない箇所があって、それもストレスを感じる。

いあいあ、ワタクシ思うのだけれど・・脚本家と演出家に徹したら?と思ってしまう。あれもこれもやっちゃうと大成しないような気がするよね。老婆心ながら・・。

竹井の若い頃の名前・神原が大坪と関わっていた事実を懐かしむ未来の同僚たちの感情が痛いほど切ない物語でした。

それでも笑える箇所はあり、ニンゲンの滑稽さや狡さをストーリーに盛り込み、2000~1500円の公演料には拍手を送りたい。貧民も惜しみなく観られるというものだ。

個人的には藤沢女医(今城文恵)のキャラが好き!(^0^)






音楽劇「サマーハウスの夢」

音楽劇「サマーハウスの夢」

俳優座劇場

俳優座劇場(東京都)

2009/08/27 (木) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり素敵!!
ガマンできず千秋楽に再び観劇しちゃいました。
既に物語の展開も分かっているし、結末だって知ってる。
なのにヤッパリ、ドキドキして切なくて苦しくて愛おしくて
心震えました。

2回めとなると楽曲も更に耳に残ります。
しみじみ味わうと本当に素敵なメロディーラインです。
この音楽をキーボードと2台のバイオリンだけで奏でて
いたのも驚きです!
物語やスタッフ・キャストの素晴らしさにツイ忘れがちで
すが、音楽の素晴らしさも改めて噛み締めました!!

ザ・ダイバー 日本バージョン【9/20千秋楽】

ザ・ダイバー 日本バージョン【9/20千秋楽】

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/08/20 (木) ~ 2009/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

さすが! 期待を裏切らぬ水準の舞台でした!
芝居をよく知っている4人が繰りなす、高いレベルの作品でした。こういう芝居がもっとたくさん観られるようになればと思います。戯曲については、個人的にはあまり入り込めるものではなかったかなと。

グロテスク

グロテスク

国分寺大人倶楽部

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★

歪むためには歪まない何かが
塾の夏合宿が進むにつれ
5組(~7組)それぞれの
歪んだ愛の形が徐々に描き出されていく

みんなが歪んでいるので
何か定点となるカップルがあった方が観やすかったように思います
グロさが均一化してしまうので
あまり恐怖がないというか…

おまけ公演を観られなかったのが残念

悪趣味

悪趣味

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

観ました
吉祥寺のときは演出が大味な気がしていたけど、かなり細かい部分まで行き届いていた印象。適度に伏線を回収しないという感覚がいい塩梅。

HIGAN

HIGAN

劇団マニアック先生シアター

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

混在のような共存のような
草まで生えた、緻密で大胆なセットの中、決して多くはない登場人物たちの思いが交錯する。
複雑なようで案外シンプル。懐かしいようで新しい。
よくできた世界観に、上演時間は1時間半ほどだったにもかかわらず、そこで何日間も過ごした気分になった。

ネタバレBOX

セットに限らず、小道具や衣装、音楽の使い方も、的が絞れていて好感。

ゆったりした行間で、観客の想像を刺激するのが巧い演出だ。
そこに浸れるほど感性に余裕が無い人は眠くなってしまったりするんだろうけど。

怪談と銘打つも幽霊(おキクさん)はコミカルに扱われ、特に心臓に悪いシーンは出てこなかった。ひと安心。

ちょっと役者のアドリブが過ぎる気もした。
ここまで作り込まれているのならもっともっと深く浸っていたかったのだけど。
池田collection

池田collection

(劇)池田商会.

テアトルはこざき(福岡県)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★

食べ放題品質
格安で盛りだくさん。まんべんなく吟味できる。
そのサービスに対する満足度は決して低くない。
ただどの味わいも予想を超えるほどのものはなくて、すべてがそれぞれのジャンルに於いて平均点あたりの出来。

ネタバレBOX

チラシやグッズがまた、良くできてるんだよな~。

K2T3にしてもそうだったんだけど、企画性を強調しすぎるあまり作品性を失うのは、ここまで実力のある劇団では勿体無い。
「スペースカウボーイ」のように、もっと一本芯の通った作品づくりを続けて欲しいと思う。
11月15日の夜空に(演劇祭大賞受賞!)

11月15日の夜空に(演劇祭大賞受賞!)

劇団Peek-a-Boo

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2009/09/02 (水) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

結構楽しめました。
坂本龍馬が現在にタイムワープしてきたらという設定のお話。
私が見たのはBキャストでの舞台でした。
前半20分くらいは、現在と過去の話が入り交じり、話の内容がよく見えなかった。
ようやくわかり始めたのは20分以降。
それからは結構楽しめました。
現代社会が抱える死の問題と、幕末時代での死の問題を併せてテーマとして取り上げコミカルさを交えさせた脚本は特筆すべきものを感じました。
また舞台もかなり広く、役者の出入り等の演出も良かったと思います。
1時間45分~47分を飽きさせずに観せてくれた舞台だと思いました。
次回作も楽しみに感じさせてくれた劇団です。

殺し屋シュウ~シュート・ミー~

殺し屋シュウ~シュート・ミー~

projectDREAMER

博品館劇場(東京都)

2009/09/01 (火) ~ 2009/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

Vシネマか、韓流ドラマ的な舞台
Vシネマ、もしくは韓流ドラマのような安っぽい話である。
それでも、休憩を入れて約2時間40分、しっかりと
見応えがあった。

それは、TVドラマのようにテンポのよい、
故野沢氏の脚本の力が大きいだろう。
見え場となる台詞や、場面転換などにメリハリがあり、
話の流れにリズムがある。

それと加え、主役の「パッチギ!」井坂の力が大きい。
そう、ものすごいオーラと存在感があるのだ。
友達や端役で、流行のイケメンもお約束で華を添えているが、
それとは比べられないほどの圧倒感がある。
これが、スターになれる資質と、そうじゃない人との
違いなのだろう。
どんなにがんばっても内から出る力が
ショービジネスの勝ち負けになるのだ。
少し前で言えば、石原裕次郎とか高倉健になれそうな
逸材。
背も高いし、いろいろな役を通じ、上手に育ててあげてほしい。

逆に不幸な例が、ヒロインのshelaという女の子。
浜崎あゆみを目指してます的なキャラで出しているが、
こうなんだか痛々しい。
エンターテイナーとしての域に達していない。
自分の世界に収まった自己満足な歌であり、
誰かに何かが伝わる、また伝えようとする力が
足らない。

また卍の形をした、舞台装置が秀逸。
作品の陰陽を映し出すのに成功している。

インスタントなイケメン作品や、
コミック作品が氾濫する中、
同じイケメン作品のラインにあるであろう、この作品は
数歩上を行く格のある作品に見えた。
そう、怪獣映画の中の「ガメラ3」みたいにね。

それにしてもガラガラな客席には、閉口
博品館に100人もいなかったんじゃないか。
これだけ客がいないと、
いくら舞台の上はプロとは言え、寒いよなぁ。
もっと熱い空間で演じれば、
また雰囲気も変わっただろうに

池田collection

池田collection

(劇)池田商会.

テアトルはこざき(福岡県)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった~♪
これで1000円ってありえない!
それぞれのユニットの特徴を最大限にいかした作品の数々で
すごい見ごたえがあった。

ネタバレBOX

欲を言うと玉屋が押され気味っぽい。
次回はぽんプラザらしいので、玉屋らしい、ぶっちゃけコントを
見せてほしい。
関係ないけど隣に座っていた男の子の反応がすごかった。
体中で笑うというか・・・・(^^;; いいと思う。
狭き門より入れ

狭き門より入れ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2009/08/17 (月) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

前川知大
前川さん脚本・演出作品は、今回が初めてです。
ですが、とても面白かったです。
「世界の更新」だなんて、一見すれば重苦しいテーマにも思えましたが、
けっこう笑えるポイントがあって、とても観やすかったです。
それぞれの役がしっくりきてて、
個人的には、特に手塚とおるさんが良かったです。
元々は蔵之介さん目当てでしたが、今回はアタリだったと思います。

結婚の申し込み

結婚の申し込み

演劇集団九月とアウラー

西和賀町文化創造館(銀河ホール)(岩手県)

2009/09/05 (土) ~ 2009/09/05 (土)公演終了

満足度

自己採点でごめんなさい(^^;)
テンポは崩れるは台詞は飛ぶは・・・
でもそれなりに自然につなげて、なんとか形にしました・・・って感じの舞台でした。

フェス全演目終演後の合評会では大変為になるダメ出しも受ける事が出来、今後の活動に対しての課題も浮き彫りになりました。

今後の活動の糧になる、とても良い演劇祭参加となりました!

・・・ただし、上演レベルの満足度は×(>_<)

bambino.3 &+ ~バンビーノ・トゥレ・アンド・プラス~

bambino.3 &+ ~バンビーノ・トゥレ・アンド・プラス~

K Dash Stage

新神戸オリエンタル劇場(兵庫県)

2009/09/05 (土) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★

千秋楽
今日は夕方まで予定が入っていたので、遅刻覚悟だった為、前もって舞台の大まかな流れをネタバレにならない程度に下調べしていたのでした。
以下が下調べした内容。
・へヴィー
・南くんのエピソードが、ちょっと…ひく
・2/3本編、1/3ライヴ


あと、bambino自体はサラッと観に行った人の日記を見たことがあるだけで、しっかりどういった話なのかは知らず…。
ただ先述した通り下調べしていく中でそれとなくお察ししました(笑)




結局前の予定が巻き気味で終わったので、開演には間に合いました。
今回やっとbambinoを観に行く気になった理由は、新メンバーの福山くんです。
どうやら、あまり出番はないとのことでしたが、私的には舞台に立っている姿を見られるだけでうれしかったです。
大人しい役なのですが、ダンスの時は人一倍元気で愉しそう♪


キャストさんの中で既に見たことがあったのは
・三浦くん…「僕らの方程式」「探偵の掟」
・福山くん…「執事喫茶へお帰りなさいませ」「ミュージカルテニスの王子様(四天宝寺戦,DL6th)」
・南くん…「ミュージカルテニスの王子様(立海戦2nd)」
・篠田くん…「女信長」「ミュージカルテニスの王子様(DL4th)」
・Takuya…「ミュージカルテニスの王子様(DL4th)」
以上のキャストさんです(多分)
実はちゃんとTakuyaの舞台を観るのは初なんですよ…!


これまでのお話を知らずに見ているので、あまり濃い感想は書けそうにないのですが、いつものように見たまま感じたままを書きます。

ネタバレBOX

冒頭で既にこの舞台がどういった舞台なのか、どのあたりまでストレートに表現するのかということがわかりました(笑)想像以上だ!なんか、見ていて申し訳なくなってくるのは我が黒歴史の所為に違いない。


冒頭からドッキリ発言&熱く盛り上げてくれるのは新メンバーの修造(*小野健太郎)クセのある先輩ともすぐに打ち解けてしまいます。実は妻子持ち。彼の身体を張った熱い道案内もおもしろかったです。


薫平(*南圭介)の話はもっとじっくり観たかった気もしますが、いかんせん本編が1時間半くらいしかないみたいなので…。もの凄いヘビーなところから一気に浮上。
あらかじめ聞いていた話の通り確かに薫平のエピソードは凄いですね(笑)何が凄いって、セリフが(笑)なんか直視するのが辛いですが、かといってドン引きしてしまうのも彼に申し訳ない気がする感じです。
新メンバー3人が今回のメインというわけでは無さそうですが、彼は比較的ピックアップされていた気がします。

大人しい性格なのでセリフも少なく、あまり他のメンバーとがっつり絡むこともありませんが、何気に物語の核に触れていた気がするふみや。いつもカウンターから静かに仲間の笑いや悲しみ苦しみ、葛藤を見つめています。太郎くんの件は笑えました(優とのやり取りじゃない方)
彼がbambinoへやってきた理由は一体なんだったのか、それが気になります…!


ここまで感想を書いていて気付いたんですけど、誰が誰だか一致しません…。パンフを見たのですが、全員素だ…。3階席だったため顔もそんなにちゃんとはわからず。
困った。

仕方ないのでわかる範囲で…


今回一番メインだったのは、優(*三浦涼介)と竜太(*伊藤陽佑)の話。夢に向かっていたはずの2人にあまりに悲惨な展開が訪れてしまいます。

三浦くんの演技がとても良くて、ライヴで歌う姿も引きつけるものがありました。ライヴからは役関係ないのかと思っていたら、そのライヴ自体がストーリーの一環だったようです。とはいえ、なんか素っぽいし、でも役に入っているような気もするし…???どういう風に観れば良いのか頭がパニックです。
ただ観ているうちに、優は優であって他の誰でもないし、他のみんなもきっとそうなんだろうな、と思えて来ました。だから尚更ずっとbambinoを観て来た人には込み上げるものがあったのだと思います。
終止へヴィーな要素が含まれていたので、ずっと泣いていた方もいました。



舞台を観た感想としては、この舞台はずーっと見続けた人にしかわからない感動とかがあるんだろうなぁと思いました。bambinoのメンバーと悲しみや笑いがファンの方達にも共鳴しているのを感じました。最後まで役を全うする舞台だからこそ、妙なリアル感がありました。
あれ?今観ているのは優を演じている三浦くんじゃなくて、本当に優なのかも知れない!?そんな感覚に陥る舞台です。

あとはずーっと福山くんを観ていたので(笑)存分に彼が観られて満足です。たしかにセリフは多くないですが、クシャクシャに破り捨てられたマスターからの手紙を丁寧に広げる様とか、傍若無人な先輩がこぼした水(笑)を黙って拭きに来たり、いつも丁寧にカウンターを拭いていたりする様に彼の気遣いとか優しさが見えた気がします。
そして踊っている時はとても愉しそうなのです。これは福山くん自身が滲み出てるな!と思いました。ふみやちょっとアグレッジヴだった(笑)

ずっと前から知っているのに初めて観たTakuyaは、素直でまっすぐな子でしたね。他に彼がやっていた舞台って結局テニミュしか観られていないのですが(…多分)どちらもストレートな感じの雰囲気が出ていて、そこが好きです。彼も以前いろいろ抱えていたみたいで、それも是非観てみたいなぁ。お財布と相談した結果DVD買わなかったけど…。

それから、他キャストさん目的で観に行った映画に出ていて初めて知った三浦くんですが、これまで彼に抱いていたイメージが変わりました。今までどう思っていたのか、それがどう変わったかっていうのは割愛(笑)


また次があれば観てみたいかなぁ…?興味はあります。とりあえず、一回観ただけじゃダメだなと思いました。今日観たメンバーが、次どういった風に成長しているか、その時抱えているものは何なのか、っていうのを観ることでbambinoのおもしろさがわかるのかもしれない。一度で終わる舞台じゃなくて、ずっと続いている舞台だから、それを追い続けて初めてbambinoの感想が言えるんじゃないかな、と思いました。

次は福山くんが出ていたらまた観に行きます(笑)




新参者には入り込めない、ボーイたちとファンの間に築き上げられた空間があったので、そこに踏み込めたら★5つとか4つになったのかな。従来のファンの方々は今回の舞台をどのように感じたのでしょうか?私はまず「bambinoってこんな世界なんですよ」っていうのを観たに過ぎないと思います。ずっと観て来た人たちと、私とではあきらかに満足度が違うと思いますが…私は今日の公演が基準になると思うので、とりあえずは★2つつけさせていただきます。

お疲れさまでした!
女子のアナ

女子のアナ

裏庭企画

pH-7地下劇場(愛知県)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★

たうたう真貴誉さんを見ました。
アングラを昔散々見た人には良くパターンをなぞってるな位の印象なのかも知れないが、あんだけ踊ってなお且つああいう啖呵がきれるというのは驚き。主要4人の女優のかなりハイレベルのパフォーマンス。仕草やポーズにも隙がない。台本にもブレが無い。しかもお下品。

ネタバレBOX

パジャマ姿のひきこもりOLの部屋に突然闖入するブリブリの踊り子さん達と、未来から来た猫型ダッチワイフ。女達はOLの生活態度をなじり、猫は御主人様が男でない事にお怒り。

ダメOLの幼い記憶か妄想世界の出来事が蘇り、部屋が二つに引き裂かれ劇世界の謎が解かれる。

嶋田官枝。真貴誉。水野印南。コトミ。
HIGAN

HIGAN

劇団マニアック先生シアター

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★

予想を超えた
おもしろさだった。幽霊なのに全然こわくないのがまたおもしろい。
ジーンとくる内容を包括してるくせに、淡々と進む話がおもしろかった。
お化けとロボット両役をした永幡さんがすごく良かった。

ネタバレBOX

他の役者さんも役にぴったりで山口さんは
役者の使い方が上手いなあと思った。

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