
わが星
ままごと
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
星のめぐり
柴幸男の作&or演出作品は「御前会議」「あゆみ」「少年B」に次いで4本目。自分が芝居を見る場合、たいがいは脚本の良し悪しがまず気になるのだけど、柴作品は脚本的にはそれほど魅力を感じない。特徴となっているのはコンセプトを前面に出した演出だろう。
よくいえば思春期のみずみずしい叙情性、悪く言えば学生演劇的な青臭さを感じる。この作品に共感する人がいることは充分に納得できるし、この作品にうまく反応できない私はたぶん、すっかりオッサンになってしまったということだろう。

ミネルヴァの梟は新月に飛びたつか
O-MATSURI企画merrymaker
シアター風姿花伝(東京都)
2009/10/10 (土) ~ 2009/10/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑い転げた2時間でした!
先日出演している方からのお誘いを受け少し興味が沸いたので軽い気持ちで見に行ったの
で・す・が!
すごい楽しかった!僕の心にジャストミート!w
心躍るお話、エキサイティングなダンス、飛び交うマンガ・アニメの名言w冴えるツッコミ轟くボケ?w
オタク~な私には笑いっぱなしの二時間となりました!
もちろん最後はグッとくるものもありました!
今回のお話は僕のストライクゾーンど真ん中ストレートでした!次回公演もぜひ見に行こうと思いました!

銀河の底
劇団MAHOROBA+α
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2009/10/09 (金) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
小宇宙の中の大宇宙
30人入ったらいっぱいになってしまう小さな会場なので、宇宙の話をするには小さすぎるだろうというのが第一印象。しかし、それは単なる杞憂でした。ミクロとマクロが相対化されて脳内がひっかき回され、特に最後の10分は映画『2001年宇宙の旅』の最後のシーンを彷彿させるものでした。狭いのになぜか微妙にエコーがある会場の不思議な音響も幻想的なストーリーとぴったり合い、相乗効果を出していました。衣装とメイクのセンスも抜群。

『プルーフ/証明』 『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』
DULL-COLORED POP
サンモールスタジオ(東京都)
2009/10/07 (水) ~ 2009/10/13 (火)公演終了
満足度★★★★★
渾身の舞台!
【心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~】
谷賢一の才能の引き出しはどこまであるのかと恐ろしくなった。この毛色の違う二作品を同時期に演出するだけで気が狂う作業なのに、この作品には自分で主演している。始める前に、いくら谷賢一とはいえ役者としては並だろうと想像したことを謝らなければならない。しっかりと谷賢一にしか出来ない演技を確立していた。お見事だ。
堀奈津美は今回の芝居で一皮むけたのではないかと思う。元々達者な女優だが、自分をさらけ出し、一番醜いところまで見せた上で輝くという最高の演技が出来ていた。
最初から最後まで想像力をかき立てられた。
【プルーフ/証明】
舞台装置はテーブルがひとつ、休憩時間をはさんで2時間20分ののドラマをたった4人の役者で見せる。片時も目が離せない。ひきつけられる。まずその役者の力量にしびれた。ダルカラの大女優清水那保はもちろんのこと、4人とも素晴らしい。名優同士が舞台上で火花を散らすというような芝居。ストーリー展開の面白さもあるが、役者同士の戦いにまず感動した。そう言えば清水那保、つい1ヶ月ちょっと前にマリー・ド・ブランヴィリエ公爵夫人という稀代の殺人鬼を堂々と演じたばかり、その同じ女優が今回は神経質で折れそうなナイーブな女性を、繊細に演じている。どちらも難しい役なのに全身で演じ、自分のものにしている。なんて女優だ。
この公演を最後にDULL-COLORED POPはしばらく活動を休止するという。残念でならない。だがその前の集大成としての舞台に恥じない作品だ。脚本と演出と役者だけで見せる本物のストレートプレイ。渾身の舞台という表現がこれほど似合う舞台はない。

ヒマラヤと嘘
ハイバネカナタ
調布市せんがわ劇場(東京都)
2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★
スモーク
ステージ上は終始軽く霧がかかっていましたが、この作品のテーマであるウソの遍在を表しているものだったのでしょうか?最後のシーンでは母娘はウソを乗り越えたようですが、あの後、似非宗教団体のウソと警察のウソがヒマラヤのままなのか、それともいつか崩れて白日の下に晒されるのか気になるところです。

『プルーフ/証明』 『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』
DULL-COLORED POP
サンモールスタジオ(東京都)
2009/10/07 (水) ~ 2009/10/13 (火)公演終了

わが星
ままごと
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2009/10/08 (木) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

鉄塔13 【サーティーン】
さるしげろっく
萬劇場(東京都)
2009/10/08 (木) ~ 2009/10/11 (日)公演終了
満足度★★★★
受け入れて生きる
オープニングのダンスと音楽に見事に引き込まれ独特な世界への入り込みはすんなりと。舞台セットの演出も流石!白い布を客席まで敷き込みその上に白い砂を降らせて、どこまでも広がる白い砂浜の風景を演出していた。
以下はネタばれBOXにて。。

レ・ミゼラブル
東宝
帝国劇場(東京都)
2009/10/06 (火) ~ 2009/11/20 (金)公演終了
満足度★★★★★
神のつくりし舞台
夜の部観劇。何回見ても飽きないし、毎回ウルウル。これこそ神様がつくりあげた舞台だと思うです。
別所バルジャン、石川ジャベ、シルビアファンテ、知念エポ、小西マリウス、神田コゼットの回。バランスのとれた組み合わせじゃないかと思いました。
初参加の神田さやか嬢、辛島嬢と比べると歌はやや物足りないけれど健気で泣かせる、よいコゼットでした。

河童橋の魔女
劇団ジャブジャブサーキット
ザ・スズナリ(東京都)
2009/10/07 (水) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

世田谷カフカ
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2009/09/28 (月) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

OTOなOTO
大川興業
ザ・スズナリ(東京都)
2009/10/02 (金) ~ 2009/10/05 (月)公演終了

て
ハイバイ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2009/09/25 (金) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

「苛々する大人の絵本」
庭劇団ペニノ
はこぶね(劇団アトリエ)(東京都)
2009/10/02 (金) ~ 2009/10/04 (日)公演終了

細雪
東宝
広島市文化交流会館(広島文化学園HBGホール)(広島県)
2009/10/02 (金) ~ 2009/10/04 (日)公演終了
満足度★★★
きれいだけど・・・
豪華できれいでしたが・・・
場面転換に2分程度かかり、その間黒い幕が下りて間が空いてしまいました。みんなおしゃべりしてました。あと、俳優さんが初めて出るたびに拍手。初めての体験でした。役者さんは素敵で落ち着いて見れる舞台でした。
でも、間が空いたのは・・・だめだめ

ベッドルーム・ファンタジー
パルコ・プロデュース
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2009/10/10 (土) ~ 2009/11/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
2時間は短かったけど、黒柳さんに勇気をもらった
20周年記念作品としては、2時間は短かったけど、黒柳さんのすごい演技で中身の濃い芝居でした。

蛮幽鬼(ばんゆうき)
松竹
新橋演舞場(東京都)
2009/09/30 (水) ~ 2009/10/27 (火)公演終了
満足度★★★★★
大劇場/活劇モノなら文句なし!
ともかく、『凄い』の一言。
大劇場/活劇モノで今年一番。
っていうか、この数年で一番。
2~3日は、TVも映画も小説も舞台も観たくないってくらい、凄い。
サントラを繰り返し聞きながら、タップリな3時間を反芻してます。
素敵だ。
『柔らかさ』や『暖かさ』とは逆の、重厚で切なくてエッジの立った野太いストーリ。
生の舞台を知り尽くしたキャストによる、笑い。
舞台を観ずにサントラだけを聴いても、舞台の情景が浮かぶような素敵な音楽。
もの凄い量と質の殺陣。
あの手数の殺陣に寸分の狂い無く付いてくるSE。
度肝を抜くような舞台装置。
綺麗な衣装。
やっぱり、「中島さんの脚本+いのうえさんの演出+劇団☆新感線のキャスト」のコンビネーションは最高だ。
中島さんの本での別劇団公演や、いのうえさん演出の牡丹灯篭等も観るけど、活劇モノはヤッパリこのコンビ最強だ。
「阿修羅城の瞳」や「朧の森に棲む鬼」に代表される『いのうえ歌舞伎』、すごいなぁ。

『君の顔をうまく思い出せない。』
演劇企画集団LondonPANDA
シアターブラッツ(東京都)
2009/10/09 (金) ~ 2009/10/11 (日)公演終了

ミュージカル・プレイ「再会」/ショー「ソウル・オブ・シバ!!」-夢のシューズを履いた舞神-
宝塚歌劇団
神奈川県民ホール(神奈川県)
2009/10/10 (土) ~ 2009/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★
ねね、かわいい
「再会」
気楽に楽しめるラブコメ。初めて宝塚見る人向けにちょうどよい作品だと思います。柚木礼音好演。夢咲ねね、かわいい♪
「ソウルオブシバ」
ツアーバージョンでは劇中のショーがパワーアップ、大劇場バージョンより好きかも。柚木って、先代(安蘭)からはしなやかさ、先々代(湖月)からは豪快さを、いい塩梅でひきついでいる感じがするなあ。
で、ねねちゃんはショーでもかわいかった♪

午後から雨になるでしょう(全公演終了・ご来場ありがとうございました!)
午後から雨になるでしょう
ウッディシアター中目黒(東京都)
2009/10/07 (水) ~ 2009/10/11 (日)公演終了
今度は酒でも飲みながら観たいかな。
短編3本と、その幕間を繋ぐように割った1本の、計4本。
時間は、1時間45分で休憩無し。
客席はちょっと詰め過ぎかな。
あそこは普段、最後列の前1列は椅子置かないし。
結果、7列フルフルでした。
オープニング曲とエンディング曲は、ハナレグミかな?
個人的には好きです。
フライヤーと券票も、とっても好み。
あんなに気を使った会場券票って、あまり見ないかも。
結論すると、嫌いじゃないです。
『演技のレビューショー』を観ているようでした。
キャストは皆さん上手ですよ。
ちょっと難しくて摩訶不思議な世界。
劇場のレビューや、もう少し辛辣な?レビューはコチラをご覧下さい。
http://ameblo.jp/potes-impressions/