
姫が愛したダニ小僧 【ご来場ありがとうございました】
青春事情
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2009/10/15 (木) ~ 2009/10/18 (日)公演終了
満足度★★★
最後は笑顔になれる。
ゴジゲン経由で青春事情を知って、今回その青春事情が演劇界の大王の脚本(しかも面白そう!)で公演されると聞き、これは観に行ってみよう!と思い立ちました。
脚本はやはり良く、面白く観させていただきました。
ただ、面白い台詞なのに、言い回しや間合いが悪かったのか笑えないなーって思うシーンが冒頭ら辺には多かったと個人的に思いました。
印象に残る役者さんは、貫井りらんさんと山下琢磨さんですかねー。
貫井さんはゴジゲンの「ハッピーエンドクラッシャー」でも見させていただきましたけど、それと比べると今回はだいぶ違った役でかなりびっくりしました。なのに両方の役ともしっくり来る。
素晴らしい役者さんなんだなーと思いました。
山下さんは唯一の下ネタ満載キャラでしたね(笑)
本家の公演(2005年/ユースケ・サンタマリア出演)ではないネタをたくさんやっていたと思うので、この公演でしか味わえない面白さを提供してくれたと思います。

劇場HOPEこけら落とし『かもめ』
ノアノオモチャバコ
劇場HOPE(東京都)
2009/10/15 (木) ~ 2009/10/20 (火)公演終了
満足度★★★
最前列より真ん中あたりの席がお薦め
最前列より真ん中あたりの席がお薦め。
再構成しているせいか、ロシア臭さがあんありなかった印象。
この芝居に、重厚感を求めていた自分があって、少し肩透かし。

フキコシ・スペシャル・ソロ・アクト・ライブ スペシャル「スペシャル」
中村ステージプロダクション
イムズホール(福岡県)
2009/10/16 (金) ~ 2009/10/16 (金)公演終了
満足度★★★
雰囲気がいい
イッセー尾形や小林賢太郎のような一人でやるパフォーマンス舞台。
どっちかというと賢太郎寄りかもしれない、ネタにプラスして、
機材をフルに活用、照明や映像、音声や小道具の数々。
すっごく凝っているのがよくわかった。

屋根の上のヴァイオリン弾き
東宝
日生劇場(東京都)
2009/10/05 (月) ~ 2009/10/29 (木)公演終了
満足度★★★★
久しぶりにレベルの揃ったキャスト陣
何度となく観てきた作品だけに、なかなか昔の感激以上の感動はないものの、やはり良く出来たミュージカル作品だなあと改めて思いました。
ただ、上演時間が短くなり、場面転換もスムーズになって以来、どうも情感が薄まった気がして、感情移入がし辛くなったのは、残念です。
市村デビエは、初公演時より、おふざけが少なくなり、好感が持てました。
久しぶりに、上手な女優さんの三女役で、物語が最後までしっかりと骨太の作品になって、嬉しく思いました。
「愛しているかい?」のご夫妻ぶり、久々の名コンビで、堪能しました。
それにしても、益田キートンさんの司祭様が懐かしい!!

組曲虐殺
こまつ座
天王洲 銀河劇場(東京都)
2009/10/03 (土) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしかった!
こまつ座新作で、音楽小曽根真とあっては期待せずにはいられず、はりきって観劇に臨みました。期待しすぎて失敗するなんて事もよくありますが、今回は最上級の期待を更に更に上回る満足度でした!
なぜ「蟹工船」が今こんなにも人々の支持を受けるのか知らないでいた私ですが、小林多喜二自身の魅力を鮮烈に様々にみせられて、もっと知りたいと思いました。作品そのものに、また役者さんの人としての魅力が溢れる舞台だからでしょうか。
そしてなによりも音楽が素晴らしかった!井上芳雄さんと小曽根さんの掛け合いのシーンに興奮し、かわいらしく心に残る全ての曲に感動しました。この作品に出会えて、幸せです!!

クロノス
劇団風三等星
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/10/16 (金) ~ 2009/10/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
満足です。
風三のクロノス。もともと好きな話でもあったし、風三は芸達者で動きも見やすいし、とっても満足です。
ぽんじゃ舞台がちょっと狭かったかもな。

『轟きの山脈』(公演写真を掲載中!「写真」をクリック◎→→次は6月中野ポケット☆★)
舞台芸術集団 地下空港
劇場MOMO(東京都)
2009/09/11 (金) ~ 2009/09/20 (日)公演終了

CHICAGO THE MUSICAL
TBS
赤坂ACTシアター(東京都)
2009/10/01 (木) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
クラシカル
念願のシカゴ!観てきました!
映画のあの煌びやかなステージをイメージしていましたが、
完全に裏切られました!
が、このシンプルさがもともとのオリジナルな形なのですね。
クラシカルな感じでよかった。もう一度観ればよさがもっと分かるような気がします。でも、なんだか物足りない感が残ります・・・

『プルーフ/証明』 『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』
DULL-COLORED POP
サンモールスタジオ(東京都)
2009/10/07 (水) ~ 2009/10/13 (火)公演終了
満足度★★★
心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~
目を覚ます瞬間だけ、なのか???構図がみえたとはいいがたいが、なにかをかんじさせる。堀さんがきれい

深情さびつく回転儀
電動夏子安置システム
サンモールスタジオ(東京都)
2009/10/16 (金) ~ 2009/10/25 (日)公演終了
満足度★★★★
偶然の介在する面白さ
最初にあれっと思ったのは、席においてある当日パンプを開いてみたとき。同じ役名が三人もいる。どういうこと?
そして、話がはじまると当日パンフの役名と違う名乗りを上げる出演者。あれれ?
謎は話が進めば次第に解けていくが、一筋縄で行かないのがこの公演のおもしろい所。観劇した人は1つの物語を見るわけだが、実は6通りの結末が用意されていて、出演者から見るとどの結末にたどり着くかは1/6の確立。
この不確定性理論のような公演。はたして全エンディングを確認することができる人はいるのか?そもそも全パターンお披露目されるのか?
すべての鍵はルーレットが握っている。

モロトフカクテル【公演終了、次回公演は来年4月@楽園】
タカハ劇団
座・高円寺1(東京都)
2009/10/15 (木) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

モロトフカクテル【公演終了、次回公演は来年4月@楽園】
タカハ劇団
座・高円寺1(東京都)
2009/10/15 (木) ~ 2009/10/18 (日)公演終了
満足度★★★★
意義深い公演
1983年生まれの演出家が、このテーマで作品を書いた(しかも2年前に)
こと自体が意義深いことであり、称えたいと素直に思った。
劇場が広すぎたのは、致し方ないか。
ラストシーンがすばらしい。
わたしたちは抱えて生きていかなくてはならないのだ。
自分の弱さも、消せない悲しみも、あの人への憧れも、永遠の絶望も。

劇場HOPEこけら落とし『かもめ』
ノアノオモチャバコ
劇場HOPE(東京都)
2009/10/15 (木) ~ 2009/10/20 (火)公演終了
満足度★
うーん
群像のちからを信じられる、数少ない劇団ではある。
カタマリに対する演出は良くても、個々の役者の身体が完成されてないと思う。
素材のまますぎるというか、演出家の意志によって整えられた感じがない。
引きで見たときしか魅力的じゃなくて、だから古典向きの劇団なのかもしれないとは思うが。

『プルーフ/証明』 『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』
DULL-COLORED POP
サンモールスタジオ(東京都)
2009/10/07 (水) ~ 2009/10/13 (火)公演終了

BIJYOGI-JCT 2nd
BIJYOGI-JCT
駅前劇場(東京都)
2009/10/15 (木) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

FEVER~眺め続けた展望の行方
傑作を遊ぼう。rorian55?
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2009/09/19 (土) ~ 2009/09/27 (日)公演終了

今日もいい天気
渡辺源四郎商店
アトリエ・グリーンパーク(青森県)
2009/10/17 (土) ~ 2009/10/22 (木)公演終了
満足度★★★★★
山田百次本領発揮
昨日の初日に引き続き、
ダブルキャストで高坂明生にかわり工藤良平が出演するステージを観て来た。
全体に、昨日より自然な感じで、
完成度が上がった感じがする。
キャストが一部違うせいもあるだろうがそれよりも、
ステージ毎にどんどん進化する「なべげん」の特性と、
出演者スタッフの苦心と努力の賜物か。

今日もいい天気
渡辺源四郎商店
アトリエ・グリーンパーク(青森県)
2009/10/17 (土) ~ 2009/10/22 (木)公演終了
満足度★★★★
夢の競演
山田百次と工藤由佳子、高坂明生の競演は、好きな人間にとってはたまらない。
こんな日が来るとは。
欲を言えば、
序盤にちょっと硬さがあったかなぁ、
山田百次はもうちょっと、シンプルな元気さがあった方が好きかなぁ。
田中耕一も、もうちょっと、力みを抜いた自然さがあっても良かったか。
と、
思ったり思わなかったり。

Right Eye.
映劇企画DropTownCommunity
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2009/10/17 (土) ~ 2009/10/18 (日)公演終了
満足度★★★★
活動続行宣言?
移動するつい立てが2つあるだけ、役者は4人だけのいたってシンプルなフォーマットでしたが、『地雷を踏んだサヨウナラ』を彷彿させるカメラマンの話をベースに、演劇が必然的に持つ虚と実の分析、反省と開き直り、恋愛スキャンダルや体の不調といった身の上に本当に起こった出来事の演劇的解釈などが複雑に絡みあう作品でした。でも、結局のところは創造活動を今後も頑張ります宣言だったのかなあ。
野田英樹本人が登場する野田作品を上演する気分を今日の役者達に質問してみたかった。終演後は「役者との面会を希望する方は...」という展開だったけど、見ず知らずの者がいきなり行って、生意気な質問をしちゃっていいのでしょうか?????

純真回路
OZab
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2009/10/14 (水) ~ 2009/10/18 (日)公演終了
満足度★★
人を見た目で判断しない
と言いますが判断できないでしょう、このキャラは強烈すぎて(笑)
ストーリーも一つ、二つと捻りが効いていて楽しめました。