最新の観てきた!クチコミ一覧

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SO SHOW 天国

SO SHOW 天国

劇屋いっぷく堂

劇場HOPE(東京都)

2009/11/21 (土) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

時間があっという間
ひまわりside観劇

時間があっという間に過ぎていきました。面白かったです。
ただ一応、片方のsideを観ても話は完結しているとの事ですが、あの場面でああいう風にされると、もう一方のside観たくなるじゃないですかいな(笑)

が、残念ながらもう一方のきくsideはスケジュールの都合上観れず。非常に残念。

演劇/大学09秋 京都造形芸術大学 『木ノ下歌舞伎─伊達娘恋緋鹿子』

演劇/大学09秋 京都造形芸術大学 『木ノ下歌舞伎─伊達娘恋緋鹿子』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/12/05 (土) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★

観てきました!!
大学の教授の紹介で無料で観させていただきました。

分かりやすくてよかったです。

ネタバレBOX

真っ黒な台の上に散らばる鎖、そしてその真ん中から天井に向かって伸びる一筋の鎖・・
非常に印象的な美術でした。
現代的な衣装、立ち振る舞い。鎖につながれたお七が非常に痛々しく、良かったと思います。
ブロークン・セッション【公演終了・ありがとうございました】

ブロークン・セッション【公演終了・ありがとうございました】

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2009/11/18 (水) ~ 2009/11/23 (月)公演終了

満足度★★★

なんともいえない感覚
少し各登場人物の関係性が判り辛かったのと、物語も掴み辛かったかな。
後、登場人物数の割りに、上演時間が短く、少し描ききれてなかったかなと感じた。
(もう少し描いて欲しかったといったほうが妥当かな)

ただ、なんだかんだいっても観終った後の、爽快感でもなく嫌悪感でもなく、なんともいえない感覚でした。
ラスト前のバラシ場面、声だけがよかったのか、個人的にワクワクしてしまった(笑)

ネタバレBOX

しかしハマカワフミエ、気弱な美少女役と感じたのに、その感じた雰囲気は変えず、また表情もオドオドしいのに、平気でバラす話を進める。ハマカワフミエ、こえーぞ。
ラストの、ぶっ刺しもお見事。ビックリしたが、でもなぜか納得(笑)。(しかし、役者は毎回大変だな)
ただ、1番怖いと感じたのは、包丁とノコギリをクロスしてのキスシーンかも。
あぶねーと思いながらも、そのまま絶対かっ切るかと思ったし(笑)
孤天 第二回「ボクダンス」

孤天 第二回「ボクダンス」

コマツ企画

APOCシアター(東京都)

2009/12/03 (木) ~ 2009/12/07 (月)公演終了

満足度★★★★

孤独天国
コマツ企画の役者である川島潤哉による自作自演の一人芝居。その第2回公演だが、見るのはこれが初めて。
劇団の役者として活動してきた人が、ふいに自分でも脚本を書いて一人芝居を始めるというのはかなり珍しいケースではないだろうか。
脚本の書き手としてはまったくの未知数だし、あくまでも役者としての魅力に引かれて見に行ったのだけど、フタをあけてみると芝居の内容が予想外に面白かったのでちょっとビックリした。







ネタバレBOX

寝言で「ドストエフスキー!」と叫ぶ人はいるかもしれないが、くしゃみでそう言ったのはこの芝居のキャラクターがたぶん初めてだろう。
レニングラード国立歌劇場オペラ〜ミハイロフスキー劇場〜「トスカ」

レニングラード国立歌劇場オペラ〜ミハイロフスキー劇場〜「トスカ」

光藍社

Bunkamuraオーチャードホール(東京都)

2009/12/08 (火) ~ 2009/12/09 (水)公演終了

満足度★★★

無難に良かったと思う
流ちょうなイタリア語で、違和感は全くありませんでした。
歌も良かったと思います。
字幕を見るのがちょっと忙しかったかも。
必死で読みましたが、やはりあらすじは押さえてから見ないと話について行けないと思います。

主役の男性が武蔵丸に似ててちょっと感情移入しにくかったww

パイレート・クイーン

パイレート・クイーン

東宝

帝国劇場(東京都)

2009/11/28 (土) ~ 2009/12/25 (金)公演終了

満足度★★★

いつもどおり山口さんは良い!
山口祐一郎さんの歌声はいつ聴いても心地よい。

アイリッシュダンスも見ものです!

コントン・クラブ

コントン・クラブ

K Dash Stage

博品館劇場(東京都)

2009/12/02 (水) ~ 2009/12/13 (日)公演終了

満足度★★★

イケメンと可愛い女の子多数
コントと小芝居が一気に。小芝居はリズムが感崩れ、余計な感じ。

イケメンと可愛い女の子のコントは楽しい!!

ネタバレBOX

そんな中で、ベテランによるキャッチボールのコントが一番でした!!
能「邯鄲」傘の出

能「邯鄲」傘の出

満次郎の会

宝生能楽堂(東京都)

2009/12/04 (金) ~ 2009/12/04 (金)公演終了

満足度★★★★

「一炊の夢」は長かった?
辰巳満次郎はちょうど50歳なのだそうだ。50歳で初めて
自分の会を開くことを許されるということは年功序列の
厳しい能楽界でも珍しく感じるが、宝生流は特にそういう
ことに厳しい流派なのだそうだ。
観世流もいくつか会派に分かれているが、30-40代でも
自分の会を開いている人は何人もいる。
そろそろ、そういう因習から抜け出したらどうだろう。
ただでさえ能楽は地味な芸能で、「秘すれば花」なんて
言ってたら、このパフォーマンス時代に埋没し、観客が
つかなくなってしまう。頼みのお弟子さんたちもどこも
年々高齢化が進み、若いお弟子さんはなかなか集まらない
のが現状なのだ。
満次郎は「マクベス」などの新作能にも積極的に挑戦してお
り、演劇的な才能が高い人である。
もっと多くの広い層に彼のお能を観てもらいたいと思ってい
たので、「人間五十年から」をモットーとし、会を開いたこと
は喜ばしい限りだ。
予定終演時刻が1時間30分近くオーバーしたのには閉口した。「小書」演出のため、フライヤーを刷った時点では上演時間が読めなかったのだろうが、一考を要す。

ネタバレBOX

開演時刻になって、舞台に現れたのは辰巳満次郎本人。
「本日はようこそお越しくださいました」の挨拶の後、
「えー、実は本日解説をお願いした増田正造先生が
まだ、ご到着ではないものですから、急遽私が自ら解説
を致すこととなりました」。増田正造氏は能楽評論家と
いうか研究家というのか、能楽関係のイベントの解説を
よくやっている人だが、仕事が多すぎて忘れてしまったのか
(笑)。交通機関の遅れとか急病とかそういう理由ではなさ
そうで、本人からも連絡が入ってないのでそう説明するしか
なかったのだろう。私にとっては数をこなしてる増田氏より
辰巳本人の解説のほうが有難かったが。解説を終えたのち、
彼はこうも言った。「途中から先生が到着されて代わってい
ただけるかと思ってたのですがとうとういらっしゃらなかった
ですね。また、来年ということにして(笑)」
いや、もう頼まないほうがよいと思う。
宝生流の家元はじめ、佐野登、金井雄資の実力派、観世流家元
の観世清和が「仕舞」を披露した。異流の家元が祝儀を飾るのも
異例だが、清和氏は東京藝術大学の同級生のよしみで出演を
快諾してくれたそうだ。
和泉流狂言の「栗焼き」は秋にふさわしい栗が題材の演目。栗を焼いて
食べることが大きな楽しみだった室町時代のおおどかな話だ。
和泉流狂言は野村萬斎が顕著な例だが、武家式樂の伝統を重んじる大蔵流山本家などと比べると、芸風が明るく、わかりやすい演じ方をするが、
ともすると俗に流れすぎる嫌いもあるのだ。
だが、今回、野村萬・万蔵の狂言を観て、「はぁー」「ほぉー」の掛け合い
などはむしろ山本家に近く、重厚さが感じられ、けれん味が薄く、
好感が持てた。
ひとつの楽器と謡で表現する一調は「三井寺」。近藤乾之助と小鼓の大倉源次郎の火花が散るような至芸の競演はめったに聴けないもの。
メーンイベントは「蝋燭能」で演じる「邯鄲」。作者は不詳だが、世阿弥の子、
観世元雅が濃厚という説もある。粟飯が炊ける短い時間に50年の大栄華の夢を見る青年の話。詳しいストーリーはHPを参照されたし。他流で観た蝋燭能より、照明の落とし方が弱く、ある程度、舞台が明るいので助かった。本当にほの暗いと、装束もよく見えず、眠くなって寝ている人が目立ったので。
今回は「傘の出」という「小書」が付く。
小書(こがき)とは特殊演出のことで、内容が常と大きく変わる場合が多く、
演じられる機会も少ないので貴重である。「傘の出」では、シテ(主役)が
貴人のように傘を差して出てくるので、音楽も荘重なものに変わるそうだ。
帰りは通常は傘を畳んで幕に入るが、今回は傘を差したまま入る。
また、能の場合は作り物という大道具も組み立て式でコンパクトなので
一般演劇でも参考になる点が多いと思う。
シテは橋懸から本舞台に入ると、ほとんどが寝床を表す一畳ほどの狭い空間で舞う。
それだけに動きが抑制される演者は難しい。囃子方は笛が藤田六郎兵衛、小鼓・大倉源次郎、大鼓・柿原弘和、太鼓・観世元信という豪華メンバー。
能は音楽劇で演奏と一体の芸術のため、囃子方の顔ぶれによって全体が大きく左右される。
特に、今回は柿原の大鼓に迫力が加わり、若手から中核へと大きく成長を感じた。
眼目は、ものすごいジャンプ力で寝床の台にシテの蘆生が飛び移って伏せる場面。
「道成寺」で言えば、鐘入りのようなもので、ウルトラC級の技だ。
他流で何度か観ているが、「邯鄲」」は飽きない曲。
だが、あいにく割り振られた席は柱が目に入り、ジャンプの瞬間がよくわからなかった。今回は通常とはジャンプの角度も違うとのことだったが、私の位置からは非常にわかりにくく、これで演目の8割は損をしていることになる。残念だが全席完売の盛況ではいたしかたあるまい。
シテの満次郎の舞は繊細で気品があり、美しかった。

ロビー空間をアートで演出するとのことで期待したが、観世流の会ではあたりまえの内容で、正直感心するほどのものではなかった。宝生流がふだん地味なだけである。カルチャースクールの展示会みたいなセンス。もう少し斬新なことをやってほしい。
観客全員に正絹の手刺繍入りポーチがお土産に渡された。この観劇料金でこのノベルティはなかなかオトク。女性客が多いことを考慮したのだろう。
来年の会の演目は「葛城」だそうで、神楽の小書で演じるのではまたも曲の格式が高くなり、演者は気が抜けない。
少女架刑

少女架刑

諏訪会

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2009/12/04 (金) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

死後の意識
「呼吸がとまった瞬間から~」少女が死んでから始まる不思議な物語。諏訪友紀さんを観ながら、30年前に読んだ時の衝撃(当時高校生)が蘇ります。愛されること無く死んだ少女、死体を親に売られ、骨になっても捨てられる。引き取り手の無い骨壷の場所にも、骨の崩れる音(それは叫びか)で安らぎは無く。1年後には壷が整理され穴に捨てられる。その時を思うと悲痛な気持になる。安らかに眠ると言う言葉が妙に空しい。諏訪さんの演じる世界は感傷的な感じは受けず、諏訪さんのもつ優しい空気を感じる。もう一度原作を読みたくなりました。以前と違う印象になりそう。

砂の楽園

砂の楽園

FOURTEEN PLUS 14+

甘棠館show劇場(福岡県)

2009/12/04 (金) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★

男の生態
なにもないときの男達の生態。
そんな感じ。
いろんなことを思いついて、あきらめて。
男達の年代や個性のバラバラ感がよかった。

海獣

海獣

劇団桟敷童子

西鉄ホール(福岡県)

2009/11/22 (日) ~ 2009/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★

エネルギッシュだ。
「変化」の時代に翻弄される庶民の、普段は語られない話。
時代の切なさを感じた。
舞台装置がすごい。
やりたいことを自分達で作り上げていく熱を感じた。見習いたい。

お願いだからグーで殴らせて、お願いだから!!

お願いだからグーで殴らせて、お願いだから!!

ヨシロォの夏は夢叶え冒険団3

中野スタジオあくとれ(東京都)

2009/12/07 (月) ~ 2009/12/07 (月)公演終了

満足度★★★★

素敵に薄いのに・・・
偽悪的に薄っぺらくしたような台本だからこそ、
役者達の足腰の強さが見える。

うふっと楽しんでしまいました。

ネタバレBOX

役者一人ずつの足腰が強くて、
それぞれが戯曲のレベルをはるかに超えて
無駄にうまい。
その無駄なところがじわじわとおかしさに変わっていく。

台本も半ば当て書きのごとくで、
観客に何を与えるかなどということより、
いかに役者の美味しい部分を炙り出していくかに
主眼が置かれている感じ。

でも、いい加減な土台なのに
舞台上がちゃんと満たされつづけ
観る側をあきさせないのがすごい。

よしんば、
駄目なお芝居の典型のような
意味のないダンスが挿入されたり
芝居の原則を反故にして、
舞台上で堂々と本名で名前を呼び合ったとしても、
ダンスはそれなりのクオリティできちんとシーンをつなぐし
舞台のお約束が気持ちよく崩されるシュールさもすごくよくて、
舞台が全く揺るがないどころか、がっつりと膨らんでいくのです。
ひとつずつのシーンが、
台本の薄っぺらさに似合わないほどにちゃんと作りこまれて
そのギャップが表現にまで昇華している感じ。

まあ、スキルの浅い劇団は真似しちゃいけない
作りのお芝居なのでしょうけれど
こういう遊び心って、
たとえばモンティパイソンを彷彿とさせるような部分があって、
なにかをブレイクする力にも繋がっているような気がする。
 
平日1日のみの3回公演というのも、
観る側からすると決してやさしくはないのですけれど、
ちょっとやり逃げ的な感覚もまた味のうちで・・・。

このユニット、
回を重ねれば重ねるほど、
それに追従するような
コアなファンが増えていくような気がします。

次回の公演もすでに決まっているようで、とても楽しみです。
MID lie T [ミッドライト] 【満員御礼・ご来場ありがとうございました!】

MID lie T [ミッドライト] 【満員御礼・ご来場ありがとうございました!】

処女航海

BAR COREDO(東京都)

2009/12/02 (水) ~ 2009/12/05 (土)公演終了

満足度★★★★★

すてきでした。
色彩がすごく美しかったです。
ダンスも体の動きだけじゃなくて、表情が印象的で、
感覚的に強い衝撃を感じました。
いろんな刺激をうけました!

次の作品がいまから楽しみです。

エンジェル・イヤーズ・ストーリー

エンジェル・イヤーズ・ストーリー

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2009/11/28 (土) ~ 2009/12/25 (金)公演終了

満足度★★★

ストレートな
何度か聞いたことある劇団だったので、見に行きました。
とてもわかりやすく、ストレートに、人を思う気持ちが伝わってきました。
最近、いろいろと見だした為なのか、ひねりが欲しくなりました。
しかし、純粋に、楽しめました。

ネコロジカル・ショートカット・ネコロジカル

ネコロジカル・ショートカット・ネコロジカル

猫の会

d-倉庫(東京都)

2009/12/02 (水) ~ 2009/12/07 (月)公演終了

200912061900
200912061900@d-倉庫

見えざるモノの生き残り

見えざるモノの生き残り

イキウメ

紀伊國屋ホール(東京都)

2009/12/02 (水) ~ 2009/12/07 (月)公演終了

満足度★★★★

いやはや
イキウメ作品としては

独特の緊張感だったりっていうのが
今回はそこまでなかったと思いますが

これはこれであり

というかなんだか冬の寒さに
ほっこりした温かさをいただけて

私は満足ですww

魔界転生

魔界転生

劇団キリン食堂

俳優座劇場(東京都)

2009/12/02 (水) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★

脚本・演出・役者の技量不足
原作が好きな為、初めての劇団を観劇に行きました。
キリン食堂、事前にHPで確認したら殺陣に自信あり、前回公演の評判も上々とのうたい文句。
期待していましたが、がっかりしました。
殺陣は、確かに数人巧みな方がいるものの、大部分のキャストが修練不足。
ゲストの若手俳優達の芝居もいまいち。
山田風太郎原作、と謳うには、あまりにも脚色が激しすぎる。
『魔界転生』というタイトルに惹かれて観に行った人間にとっては、残念なことだらけです。

ネタバレBOX

以下、箇条書きになりますが感想を。
・ダンスシーンの衣装をもっと考慮すべき。
天使と悪魔のストリップまがいの衣装に不快感を抱く人は少なくないと思います。
ダンスの技量は申し分なしなだけに、そういった衣装の面でのマイナス感があるのは非常にもったいない。
・伊豆守の威厳というものがさっぱり感じられない。
原作とは違い登場シーンも多く、重要な役回りなだけに、もっと厚みのある芝居をしたほうがよかったのではないでしょうか。
伊豆守役の大島つかさの、江戸っ子調の軽い芝居は演出ミスだった。
・柳生十兵衛が、完全に伊豆守の下で動く幕府直属の人間となっていて、原作の飄々とした感が失われていた。
・柳生衆の死に際に、個々に見せ場を作っていたが、立ち回りに不慣れな感が否めない若手の役者達は、せっかくの見せ場が生かしきれていなかった。
正直、一人死ぬたびにテンポが遅くなるだけであまり効果的ではなかったと思う。
・宝蔵院の転生シーンがないのはおかしい。
佐十郎のエピソードを削って、宝蔵院のエピソードを見せてほしかったです。
せっかく一人だけ槍で戦うという特異性があるのだから、そこをもっと生かした脚本にしてもよかったと思う。
存在感のある役者を使っていただけにもったいないです。

舞台オリジナルの登場人物や設定が、はたして必要だったのか。
演出家が何を見せたかったのかがさっぱりわからない舞台だった。

役者の技量不足も目立っていました。
特に若い女の子達が、着物の着方が汚い。
声も小さく、舞台に立つだけの基本が出来ていない人ばかり。
その割にはアンサンブル的な立場で色々なシーンに出ているので、舞台全体の質を下げてしまっていました。

以下は個人的によかったと思う役者さん達。
・荒木又右衛門役の永友イサム
身体が小さいので最初は荒木としては迫力不足かと思いましたが、転生後の魔人としての不気味さ・凄みが素晴らしい。
殺陣も見せ方を心得ていて安定していました。
・伊豆守役の大島つかさ
伊豆守としては軽すぎるキャラクターになっていましたが、役者の技量は申し分なし。
軽妙な語り口が面白いので、もっと明るく軽い演目で拝見してみたいです。
・年老いた巫女役の古内史子
出番があの一場だけなのは非常にもったいない。
舞台上では年齢不詳な老婆でしたが、チラシを見ますとまだ若い役者さん。
老婆役のためにしゃがれた声で喋っていましたが、それでも声に張りがあり、セリフも聞き取りやすかったです。
今後はメインの役どころで拝見したい。
・お品役のいぬいりさこ
クララとの2人での会話の部分は、演技は素人のヒロインをぐいぐいひっぱって、うまくテンポを作ってくれていました。
佐十郎とのシーンも、お品が巧みにセリフに緩急をつけて、棒立ちな芝居しか出来ない若いイケメン俳優を、「佐十郎」という役柄として成り立たせていたと思います。
今回の舞台、天草役の中村以外のゲストは、お品がいなければもっと酷い出来になっていたのではないでしょうか。
・子役の2人
子役というだけでほほえましく、高評価になるという部分を差し引いて。
芝居をしっかりとしていて、とてもよかった。
チャラチャラと喋るだけだったアンサンブルの女の子達よりも、よっぽど役者として完成されていました。
西遊記 龍王編

西遊記 龍王編

劇団やぶさか

相鉄本多劇場(神奈川県)

2009/12/05 (土) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しませていただきました
牛魔王退治して終わりかなーって思っていたら。
龍王の話だったんですね。メインは。
なかなか純愛路線で終わるかと思いきや、
ちゃっかりイケメン見つけて、そっちに走るヒロインの逞しさに脱帽です(^^)。

演出家を困らせる望みを言えば、
キント雲と分身の術(大人数)が観たかったかな。

個人的には、プレイバック!。が受けました。
また、場面転換の仕方も、わかりやすくてよかったです。
ライトと音楽上手に使ってましたね。

衣装も凝ってて、悟空たちもキャラ合っていて楽しかった。
今度は「封神演技」やりませんか?
ナタクもそのまま出せますし。


生の瑕疵

生の瑕疵

集団as if~

萬劇場(東京都)

2009/12/03 (木) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

確かにネガティブコメディでした
明るく楽しかった学生時代。
一転して、ひたすら転がるように奈落へと転落してゆく、
大人になった現在の生活。
ギャップがすごかった、けど。
各人の心情は分かり易く、状況の説得力は強かった。
ただ、そこまで暗くしなくても・・・。とは思いましたが・・・。

ネタバレBOX

観客巻き込んでの即興劇は、ほんとに楽しめました。
役者さんも大変でしょうが、
結果は充分に満足のいく出来だったと思います。
毎回異なるのだから、リピーターも付くかな。
とゆーところも、うまい考えですね。

で、後半ドラッグに溺れる主人公。
まったく救いがないところが、かえってリアルでした。
昔のフレーズ「人間やめますか、それとも薬やめますか。」ってーのが、
ぴったり合ってましたね。
薬物防止キャンペーンで、協賛金取れそうな劇だと思いますが。
いかがなものでしょうか?

神父さん、いい味出してたのに。
あまり、絡んでこなくて残念です。

後半、何度も出てきた高台の話の、心情を吐露する場面は。
とてもよく理解できる上に、どうしょうもないやるせなさが加わり、
転落のきっかけになるところが、リアルすぎて怖かったかな。

居間でTV見るシーンは、なかなか演出が上手で笑えました。

あと回想とかで、子役の方々が後方で演じられるのが、
わかりやすかった。

最後に、まったく救いなく終わるところも締めとしては、
良い出来だったけど・・・。
今度は、ポジティブコメディが観てみたいかな。
ちょっと暗すぎたかなぁ、って思いましたんで。
孤天 第二回「ボクダンス」

孤天 第二回「ボクダンス」

コマツ企画

APOCシアター(東京都)

2009/12/03 (木) ~ 2009/12/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

最高に知的で、笑えて、スリリングな舞台でした
●かつてコマツ企画の公演中「俺だけ規格外!」と叫んでいた様子が思い起こされる。「獣性」こそが魅力のひとなのかと思っていたら、それだけではない。そんな単純なアレじゃなかった。彼自身が存分に己の「獣性」をコントロールできる、猛獣使いでもあったのだ。

●「演技」「演出」の能力と、「自己演出」の能力はいずれもわけて考えなくてはならない異質の能力だろう。たとえ「演技力」があり「演出力」が備わっていたとしても、それはイコール「自己演出力」にはならない。この前面にたって人々に認識されることの少ない、されど決定的な実力=「自己演出力」を持つ作家兼俳優は限られる(野田秀樹、ハイバイの岩井秀人、tsumazuki no ishiの寺十悟などがあげられるだろうか)

●ここに川島潤哉の名前を並べたい気持ちに駆られつつ、一方そんな括りにおさめてしまうには少々のためらいがあったりもする。あくまでも「俳優」こそが彼の生業であり、俳優視点からみて何か完結した作品を世に送り出すことは出来ないかと考えて提示されたものなのだから、やはりそれは「作家」を出発点とする前述の演劇人とは異質のアプローチでつくられている。

●これまで「ひとり芝居」を「凄い」とおもったことはあっても、やばいくらい「面白い」とか普通の芝居より「こっちのほうがいい」などと思ったことはなかった。が、驚いた。まさか「ひとり芝居」を見てここまで心うたれるとは。そして「ひとり芝居」はきっと川島潤哉さんが表現活動をしていくうえで、もっとも適したフォーマットなのだろう。誤解を恐れずにいえば、これまで見たどの川島出演作品よりも彼の深奥部分に浸ることができた感触がある。

●きっと几帳面で凝り性な人なのだろう。劇中に登場する自由が丘的な店員の言葉を借りるならば、通常わたしたちが2、3のチェック項目で済ましているところを、彼は40くらいチェックして演技をしているのではなかろうか(笑)

●キャラクターの演じ分けや上演時間80分のペース配分、独特のビートの刻み方などテクニカル部分での凄みはこちらの期待通りの期待以上っぷりだったのだが、それよりさらにここで言及したいのは作品テーマの選定と、その昇華の方法である。

●ある四コマ漫画の例え。女が三コマ目までボッコボコにレイプされている描写がある。しかしさんざんやられたあげくの四コマ目で「セクハラよ!」と叫ぶと、瞬く間にボッコボコのレイプがセクハラということになってしまう。ギャグのようで、実はこれこそがテーマ。

●認識の齟齬、あるいは認識のすり替えといってもいい。

●コンテンポラリー的な暗黒舞踏的なそれに対峙した二人の恩師のコメントも同じで、読解力でひとひとり殺せると豪語する国語教師の「一をかいつまんで百に引き延ばす」見方も、「こうも考えられます」とひたすら相対的な視点を提示し続ける社会科教師の見方も、彼のおどりを観てなぜ泣いてしまったかの説明は一切できていない。当り前で、ダンサーの彼が泣いてしまったのは、咄嗟に彼のおじさんの思い出が脳裏をよぎったからで、それは観る側にとっても、やる側の彼にとっても、何の前置きもなく訪れたことだからである。

●深い断絶。しかし、感動とはそのくらいに誰にとっても超個人的な体験なのではないか。泣く、ということで共有はできても、なぜ泣くかまではガイドしきれないのではないか。そしてそれはそれでよいのではないか。どのキャラクターも滑稽に描かれてはいるものの、わたしたち観るものと観られるものの関係を、これはある面から言えばリアルに冷徹に捉えている。

●ヘレン・ケラーを単なる感動物語と思うな。これもネタ的に語られる台詞だが、まさにそのとおりで、ヘレン・ケラーを観て泣いている観客の100人が100人とも同じ文脈で泣いているとは限らない。というか、皆それぞれ異なる理由で泣いているのだろう。鈴木杏演じるヘレンを観た2003年当時のわたしも、そりゃもう例にもれず泣いてしまったわけだが、それでも今思い返せばこの言葉の意味がわかる。が、これ以上の注釈は上記の国語教師のような誤解を差し挟むことになるかもしれないので、このくらいにしておきたい。勝手ですみません。でも、勝手にしかしゃべれないものなのだというのもこの作品のお墨付きじゃないか(笑)

●ラスト間際のダンサーが立ちつくすシーンは登場人物たちの独白が繰り返されることによってつづられる。「なんで俺は泣いてるんだ?」川島潤哉の芝居というだけでも十分に効くが、やはりこれがひとり芝居でやられているということがとても大きい気がする。それぞれの「個」や、あるいは「孤」を語るうえで、これほど効果的で魅力的な上演形式があるだろうか。川島氏の前傾姿勢気味なアーティスト魂に身震いしつつ、それでも絶対に外さないと確信を持って上演していたのであろうしたたかな興行主としての川島氏の策士ぶりにも心打たれたのでした。

●というわけで2009年度、80本ぐらいお芝居を観てきましたが「もっとも驚かされた」という意味ではこの作品がぶっちぎりにNO.1です。

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