満足度★★★★
偶然の介在する面白さ
最初にあれっと思ったのは、席においてある当日パンプを開いてみたとき。同じ役名が三人もいる。どういうこと?
そして、話がはじまると当日パンフの役名と違う名乗りを上げる出演者。あれれ?
謎は話が進めば次第に解けていくが、一筋縄で行かないのがこの公演のおもしろい所。観劇した人は1つの物語を見るわけだが、実は6通りの結末が用意されていて、出演者から見るとどの結末にたどり着くかは1/6の確立。
この不確定性理論のような公演。はたして全エンディングを確認することができる人はいるのか?そもそも全パターンお披露目されるのか?
すべての鍵はルーレットが握っている。