悪趣味
柿喰う客
シアタートラム(東京都)
2009/09/04 (金) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
わるくち草原の見張り塔【男性編】
ロハ下ル
青山円形劇場(東京都)
2009/09/03 (木) ~ 2009/09/09 (水)公演終了
満足度★★★★★
面白かった
山懸さんがスゴク良かった。
海獣
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2009/12/05 (土) ~ 2009/12/16 (水)公演終了
満足度★★★★★
海獣の咆哮を聞け! 人はそれでも生きていかなくてはならないのだ
強いメッセージが込められた熱い舞台。
その熱さに乗せられ、観ているこちらもラストまで一緒に突っ走った。
120分は決して長く感じない。
ネタバレBOX
鈴木興産の倉庫(スタジオ)に入ったときから、「やっぱり桟敷童子だ感」が充満している。
倉庫だからできる大胆で大掛かりに組み上がったセットがそこにある。
期待感は高まるばかり。
やはり唄がいい。登場人物全員が叫ぶような歌声が染みる。
ここにも強いメッセージが込められている。
物語は、いつものような伝奇モノとは少し様相が異なっていた。
時は、幕末、ペリーの黒船が来航し、日米修好通商条約が締結され、横浜が開港されることになる。
横浜の小さな漁港にも、その波が強く押し寄せてくる。
漁師は海に出ることを禁じられ、異人のために作られる建設現場の力仕事で日銭を稼ぐ。攘夷を唱える侍が横行し、人を襲う。
そんな中、異人相手の女郎「らしゃめん」に、これからなる幼い女たちが女衒と女将に連れられて舞台となる小さな漁港にやって来た。
横浜に異人相手の遊郭ができるまでの間、面倒を見てほしいということなのだ。
彼女たち、らしゃめんは、異人を一定の場所に閉じこめるため、つまり、「お国のため」に働くと言う。それを頼まれた母娘は、親身になって見るからに痛々しい彼女たちの面倒を見る。
しかし、女郎たちは、異人に抱かれて鬼になってしまうという迷信を信じ、毒を飲み死を選ぶ。
それに気がついた村の人々は彼女たちを生き返らせようと一生懸命になる。
その騒ぎの中、海獣の咆哮が聞こえてくる。
舞台となる漁港と同じような漁港から売られてきたと言う女郎たちだが、実は地獄のようなところに生まれ育ち、そして地獄に売られていく。
地獄しか知らないので地獄でも懐かしく帰りたい場所であると思う彼女たち、そして彼女たちを待ち受ける境遇はあまりにも悲惨すぎる。
それでも生きていかなくてはならない。どんなことがあろうとも、絶対に死んではならない。そういう強いメッセージが舞台上から押し寄せる。
過剰すぎるほどの気持ちの表出がある。
逞しく生きる漁村の人々と、おびえ震える幼い女郎たちの対比。それを結ぶ、1人の女郎のカラ元気が悲しい。自分たちを大切にしてくれる家族にウソをついて、わざと波風を立ててしまうのは、自らの境遇がさせてしまうことなのだろうか。
同じ女郎仲間のために、自分が先にらしゃめんになると言う彼女の姿は美しくもあり、逞しい。
結局逞しい者だけ、生きることに欲望がある者だけが生き残っていく。
彼女1人だけが、毒を飲んだときに「生きたい」とあがいた。生きたいという強い気持ちがあるから生きていける。
そして、彼女たちを見守るのは、海神様ではなく、海獣様。
老いも若いも、富める者も貧しい者も平等に連れて行ってしまう海獣様。信仰の対象ではなく、恐れの対象だ。
しかし、救いでもある。海の向こうに救いがあるというのは、海の向こうからやって来た異人相手の女郎になる女たちにとっては皮肉でもある。
海獣様の咆哮を聞いて恐怖できる者は、生きる欲望がある。
また、この舞台では「お国のため」という言葉の欺瞞も強く指摘する。お国のためと言われてらしゃめんとなる彼女たちには、お国は何もしてくれなかったし、これからも何もしてくれないだろう。そんなことよりも、「食べて」「生きろ」ということなのだ。
役者がいい。うまいとかどうとかと言うことではなく、まっすぐに正面を見ているような姿勢と目の力がどの役者もいいのだ。そういう姿が心を打つ。だから桟敷童子は好きなのだ。
桟敷童子では、いつもスペクタクルのような舞台展開をついつい求めてしまうのだが、今回もラストはとてもよかった。凄いスペクタクルというわけではないのだが、思わず涙してしまったことは確かだ。少々センチメンタリズムすぎかもしれないが、とてもいい。
異人の妾になってまた村を訪れた女郎に、世話をしていた女房が「もう会うことはないだろう」とキッパリと言う様はセンチメンタリズムを突き抜けていた。
ちょっとだけ気になったのだが、「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の一文をお札売りがさらり言うが、そのタイミングはそこでよかったのだろうか。
また、攘夷浪士が、女郎に切腹を迫るのだが、この一文を知らないと、斬り殺すのではなく、「なぜ切腹をさせる?」と違和感を感じたかもしれない。
それを舞台で説明してくれ、ということではないのだが・・・難しいところだ。
そして鈴木興産を後にするときには、すでに次回の公演も楽しみになっていた。
午后は、すっかり雪
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2009/12/03 (木) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
20091206
ン、)ノ 空気がすばらしいとおもいました。音響とかほとんどないのに集中してみることができました
倶楽部
Rotten Romance
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/12/01 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★
20091205
ン、)ノ舞台美術はよかった。
午后は、すっかり雪
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2009/12/03 (木) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
家族はいいものだ。そこには、まるで毛布にくるまっているような温かさがある。
何回も同じことを書いてしまうが、青☆組(吉田小夏さんの脚本と演出)にはやはり「品」のようなものを感じる。
しっとりとした上品さ。
昭和が舞台で、まるでモノクロ映画を観ているような柔らかさがある。
午后は、すっかり雪だけど、家の中には、いつも毛布にくるまっているような温かさがある。
そして、それがあることを信じている。
ネタバレBOX
確信犯的に入れたであろう、昭和のホームドラマの香りがするような紋切り型な台詞と(それほど多くはないが)、まさにステレオタイプな登場人物とを散りばめつつ物語は進行する。
意地悪く言えば「昭和レトロ・テーマパーク」のようなところに位置しそうなほどの、台詞と家庭・家族の様子がある。それはTVドラマや映画をひな形にしたような印象さえ受ける。
ただ、本質的なところで家族の在り方みたいなところ、普遍とも言える家族の姿に軸足があるので、それが昭和のパロディや昭和の時代劇(昭和はもはや時代劇だ!)に、ギリギリなってしまわないところがいい。
前作では、団地に熊がどこにでもある日常のように現れたのに、単なるメルヘンではなかったようにだ。
あいかわらず、時の重ね方が巧みだ。すっと、時間を遡ったり、時間が交差したり、それが物語に効果的に使われる。
そして、今回も役者がいい。昭和的な話し言葉な登場人物なのに、引き込まれてしまう。呼吸のタイミングなのか、何なのかわからないが、台詞が織り上げる世界が美しく上品に感じる。
うまい台詞が、役者の声のトーンによって、それはまるでビロードのように耳に届く。
それにつけても、男は弱い。昭和も平成も。弱いから怒鳴る。昭和の男性は怒鳴ることぐらいはできた、とも言える。同性として痛いぐらいによくわかる。
父親と夫が怒鳴ったり怒ったりするシーンは、逆に父親と夫が強く責められているようだ。それに対して、姉妹の間、姉妹と母親の間に流れる空気は緊密で堅固。
父親の年老いてからの様子(声だけしか聞こえないが)で少し安心したが、家族が一緒にいるときは、まるで孤立しているようでちょっと哀い。
でも、家族は嫌うことも見放すこともしない。
それは熊が住んでいる団地よりもメルヘンなのかもしれないが、家族というもものの本質はそうなのだと信じたい。
ひとつ気になったのは、主人公となる作家の女性の声色だ。日常でも一部の女性が使いときどき耳にする、自分の「地の声」ではない、トーンを高くして、まるで甘えたような声を出してたことだ。
「地の声」のところがところどころ出てきていたので気がついた。足の悪い彼といるところや家族といるところでは、特にその「作り声」が多かった。
演出でそうしているのかなと思いつつも、その切り替えがあまり明確でなかったので、非常に気になった。日常でも気になっているのでよけいにそう感じたのだが。
そして、どうでもいいことだが、個人的にバター飴とホワイトアスパラの缶詰には昭和の匂いが濃厚にした。
滝野流殺人だ!!
劇団さかあがり
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2009/12/05 (土) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★
小品でしたね
説得力が不足していた。
それなりに、アクの強いキャラクター達が出ていて、
わかりやすい人間関係になっているのだから、
後はタイトルに即した、殺人事件(?)でも絡めた話にすれば良かったと思う。
ネタバレBOX
新聞社の1部門で売り上げが、どうこうって。
よくある学園漫画の廃部話ですよ。まるで。
せめてタウン誌にするとか、もっと人数いるふりして。
社会部に人員貸し出してるとか、ケータイで会議に参加させるとか。
いろいろ方法が、あったと思うのだが・・・。
ポスターとか、UFO。オチにも使った光る東京タワーとか、
それなりに面白いもの出してましたね。
使い方が、いまひとつな気がしますが。
大物演歌歌手は結構気に入りました。
後は死にたがりのマネージャーとか。
ただ脚本、もっと練り直した方が良かったと思います。
街頭でやったであろうUFOの寸劇とかも、
面白くはあるけど、生かされてないし。
オチにしても、あの記事で部数UPとは、到底考えられないので。
なんかこう、ひねりのある落とし所が必要だったと思いますが。
いっそのこと、呪いのPCでも出して。
新人さんが書いた記事が、そのまま現実になってしまう。とか
した方が面白くなったかも・・。
とか考えたりしました。
まぁ歌手さん気に入ったので、星1つ出します。
僕が戦うから君はコーヒーを買って来て
コーヒーカップオーケストラ
明石スタジオ(東京都)
2009/12/04 (金) ~ 2009/12/07 (月)公演終了
満足度★★★
デタラメ、という割にまとまっていました。
テンションは高かった。笑わせよう・笑わせようとしているのが。
なんか、よしもとのコントを積み上げたような芝居になっていた。
それでいて、ストーリーおって、場面いろいろ見せ分けて。
そこそこ感動話も入った、徳用メガ盛りみたいな劇だった。
ただちょっと、まとまり薄かった気がします。
ネタバレBOX
せっかくチープなバケツのヘルメット出したなら。
「¥100ショップで売ってそうな武器ですね」と役者に言わせて、
ほんとに¥100ショップで売ってる水鉄砲などを、銀のスプレーで
着色して使った方が、小道具生きたと思います。
さもなきゃ、リアルな現行のモデルガン使って。
弾だけ麻酔だけど実弾も、もちろん撃てるみたいな台詞で使ってれば
違和感無く実銃使えたと思いますが、いかがなものでしょうか?
怪物の設定が、オープニングのグレイの吸血シーンで、
判らせ切っていません。時間的に、どの位前の話だったのか、
吸血された宇宙飛行士達とどう繋がるのか。
きちんと観客に、わかりやすく伝えるべきだったと思う。
「デタラメ」で、逃げちゃダメだよ。
ラジオのDJは、なかなか楽しめました。実際に出てくるし。
学園生活は、よく出来ていました。
デブの同級生と離婚調停の先生は楽しかった。
島のお婆ちゃんは、なかなからしくてうまかった。
あと逃げたアイドルとジャーマネが、最初見つかった時に。
「ちッ原住民(現地人)か!」とか台詞入れて、伏線にすればよかったのに。
追ってきた社長の動きが鈍いのも、「重力に慣れてないな」とか、
言わせれば。らしさが増したのに。
吊といい、テンポといい。そこそこに良いものがあるのに。
吸血の設定の詰めが甘く、サスペンスとしても、いまひとつであった。
孤天 第二回「ボクダンス」
コマツ企画
APOCシアター(東京都)
2009/12/03 (木) ~ 2009/12/07 (月)公演終了
満足度★★★★
圧倒的な独り芝居
独り芝居というより、肉体派の落語に近いかも。
いったい川島さんはこの中で何役を演じたのだろう‥
発する台詞ひとつひとつが確実に心を掴む、言葉の
巧みさ、観客と一線を引く空気の作り方などに役者を
感じました。数回見てみると新しい発見がありそう。
倶楽部
Rotten Romance
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/12/01 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★
理解できるようでできないような‥
全編通して観て、ひとつふたつ軸になってるメッセージを感じるのですが
そんなチープな啓蒙じゃないよねーと意見を引っ込めてるぼく。
アフタートークで、役者自身も、なにも意図を理解させられないまま
演じていたということに驚愕。役者が自分の気持ちから発していない
台詞を観客が理解できるものなのか?実験的な演出方法なのかも
しれないけど、これは演者さんがかわいそうと思ってしまいました。
あと、まんなかの柱は邪魔でしたね。両端の人は半分見切れを
起こしてたのではないかなあ?
見えざるモノの生き残り
イキウメ
紀伊國屋ホール(東京都)
2009/12/02 (水) ~ 2009/12/07 (月)公演終了
満足度★★★
外見と中身
チラシ(外見)がいつものイキウメだったからか、実際観たら意外とライトな味わいって感じでした。
それでも前川さんの世界観はスキ。
その核の部分も見せ方も。
岩本さんは叫ぶと最高ww
彼女の声には共鳴するような、声の中に響きが含まれていて大好きだ、やっぱり。
リーディングとかもして欲しいな。
太陽と下着の見える町(庭劇団ペニノ)
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2009/12/05 (土) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★★★
危うくて美しい世界
タイトルからも、パンチラパンチラと銘打っておられますが
たしかにパンチラ(もはやチラではない)はありますが、
あんまし気になりません。本当に演出のひとつという感じ。
精神病棟らしき地下室を舞台に、どれが現実でどこまでが
誰の妄想なのかもはっきりしません。観ながら、先日観た
DCPOPの『心が目を覚ます瞬間~4.48サイコシスより~』を
思い出したり。
決定的に両作が違うのは、内面が強く表にあらわれていた
DCPOPと、異常者の眼に映る光景を美しく表現しようとした
本作品。一般的な言い方で「あ、確かに芸術祭作品だな」
と自己納得しております。タニノクロウさんの色使いです。
In The PLAYROOM
DART’S
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/12/01 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
なるほど
面白かった。
確かに他の方々の仰るとおり、引き込むチカラが素晴らしい。
エンディングは思ったよりも想定内だったです。
だからこそもう少し落とし方、いじって貰えたら言うこと無しでした。
ネタバレBOX
作家さんの年齢とかよく知らないけどRPGとか身近な世代?
さらにアルジャーノンやビリーミリガンとかもベストセラーだった頃がドストライクな世代?
ま、そういうヒトが主軸になるのも当たり前になったと、他の団体を観てもよく感じる。
導入部の面白さ、脚本もだけど出演者の中、作家として登場する俳優の不気味さが冴えてた気がする。
自分としては、彼が底知れない感じを醸し出していたのが入りやすさのポイントでした。
例え演出の狙いだったとしても、あの爬虫類的な感覚(?)は良かったと。
シャッフル・ルーム
東京おいっす!
「劇」小劇場(東京都)
2009/12/01 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
すばらしい脚本!
もっと「いけない夫婦間のシャッフル」かしらん?と思ってましたが
なるほど、そうきたかと。最後まで息もつかせぬ展開の連続で、
大変楽しませていただきました!
いっこだけ気になる点?
奥原さんが、すごく女性にモテるという役柄だったこと(笑
孤天 第二回「ボクダンス」
コマツ企画
APOCシアター(東京都)
2009/12/03 (木) ~ 2009/12/07 (月)公演終了
満足度★★★★★
必見
ニンゲンが表現したい欲求ってこういうことなんだな、ってなんだか妙に納得させられた。自分は何も改めて表現したいなんて思うことはないけど、普段ぐちぐちつぶやいているようなことや、ぐわぁって思っても発散するタイミングをもたずにいるようなことを形として表すとこういうことなのかなって。些細なことであればあるほど、それだけわっと迫った時の爆発は大きい。
ネタバレBOX
一度観た味わいと二度目に観た迫力が全然違いました。何回も観ることに耐える強度のある作品だと思いました。っていうかこっちの心構え次第でどんな捉え方もできる自由度の高い作品。
キャラ勝負で笑うこともできれば、ストーリー的なものを追う事もできる。ダンスを楽しむこともできるし、ダンス評論を考えることも出来る。家族に思いを馳せることも出来るし、学生時代の先生を思い出すこともできる。
それらをつなげて意図を読み取ることもできるし、場面場面の面白みで観終わることもできちゃう。
たいそうな事をやってるのに脱力してクダラナイ感じがたまらない。
再会【ご来場ありがとうございました】
はらぺこペンギン!
シアター711(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/11/30 (月)公演終了
満足度★★★
ライトでポップな青春劇
前作「闇の向こう側」より随分好み。
やや、主軸になる3ストーリーをつなげるためのストーリーに
なっちゃった感も否めませんが、ヘビーな内容でもないので
笑って許せる範囲。どのストーリーもいじらしいお話でした。
日曜の夜とかに観るには最適。次回も楽しみ!
サボテニング
プロペラ犬
赤坂RED/THEATER(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
三人だけど、すごく濃い
水野美紀さんの舞台は、他で過去に観たことがありましたが
ここまで芸達者な女優さんとまったく気づきませんでした。
あの福田転球さん、大人計画の猫背さんと対張る根性には
拍手喝采いたします。本当に面白かった。
あとで気づいた、演出はPPPPの倉持裕さんなんですね。
どうも過去のPPPP作品と似たような演出がいくつかあったので
もしやと思いました。悪い意味ではなく適材適所という意味で。
これはDVD買おうー
108
スクエア
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★
安定感抜群!
どたばたやるんですけど、なにをやってもすべて緻密な計算の上に
行われているようで、どたばたの中にも、伏線を含ませたり巧妙。
これからも東京遠征、よろしくお願いします!
十二人の怒れる男
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/11/17 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
もう、文句なしに素晴らしい舞台でした!
Corich でも評判の良い舞台、自分の好みの作品かと期待して観に行きましたが・・・、
いや~、文句なしに素晴らしい舞台でした!!
台本の秀逸さに加え、何よりも俳優のごまかしのない演技、それを際立たせる演出と、演劇の面白さを存分に表現している作品でした。
中井貴一、やっぱり素晴らしい俳優ですね・・・。
こういう「大人の芝居」をもっとたくさん観たい。。
ガキの芝居はたくさんだ。
舞台版『妹と油揚』
metro
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2009/12/03 (木) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★
前作「陰獣」は最高だった。
前作は江戸川乱歩原作で、内容がしっかりしていたからよかったのだろう。それに比べると、今回はそもそもの原作映画が退屈なので、どんなに頑張ってもあのぐらいにしかならなかったのだと思う。
役者陣は熱演も、ストーリーらしきストーリーがないので、平板な印象を受けてしまう。metroはそろそろ別の演出家と組んだ方がいいのではないか?
辛い評価になってしまったが、間近で美女やベテラン俳優の怪演が見られるのはお得では、ある。