最新の観てきた!クチコミ一覧

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 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

FはSFのF?
設定はSFだけど、中身はしっとりと情感を湛えた二人芝居。現代口語演劇による静かなサイエンスファンタジーと呼びたい。

ネタバレBOX

舞台中央に大きなベッドが一つ。下手にブランコ。
貧富の差がまるで身分制度のようになってしまった未来社会。貧困層出身の娘は新薬開発の実験台に志願することで、貧しい暮らしから脱出しようとする。
個室と身の回りの世話をする人間型ロボットが与えられて、薬の効果を調べるための投薬が続けられる日々。世話役であるその男性型アンドロイド(多田淳之介)と娘(端田新菜)の交流を、春夏秋冬、4つの場面で描いた二人芝居。上演時間は100分ほど。

多田の序盤でのしゃべり方はいかにもロボットふうで、台詞の間もかなり機械的。これでずっと通すのを見るのは辛いなと思っていたら、さいわいアンドロイドには言語モードの切り替え機能がついているようで、まもなく娘の指図に従って現代口語的なしゃべりに変わった。

芝居の設定でちょっとわかりにくかった点がひとつ。それは娘が新薬開発の実験台になる際、もともとその病気にかかっていたのか、それとも自ら進んでその病気に感染したのかということ。もし後者だとしたらずいぶん無茶なことをしたものだと思う。

SF好きな人にはおなじみの展開だと思うが、人間的な感情を理解できないはずのロボットが徐々に学習能力を発揮して、やがてその人間にとって欠くことのできない存在になっていく。
春は花見、夏は浴衣を着ての花火大会、食欲旺盛な秋は食事をしながら小さい秋を謳歌し、冬にはクリスマスツリーを飾る。しかし結局は、効果的な薬を作ることができず、彼女は病に倒れる。

季節の変わり目では、役者たちの衣裳替えをそのまま舞台上で見せていたのが面白い演出。イッセー尾形の舞台を彷彿とさせた。

アンドロイド役の多田の場合、台詞をとちるとアンドロイドとしての性能そのものが疑われてしまうので、その辺が演じるうえでのプレッシャーではないかと思うのだが、この日の演技はほぼ完璧だった。

病に冒される端田の場合は、五反田団の「いやむしろわすれて草」でも似たような役を演じているし、こういうのはむしろ得意分野かもしれない。
ウーマン・イン・ホワイト

ウーマン・イン・ホワイト

ホリプロ

青山劇場(東京都)

2010/01/12 (火) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

女優陣の魅力は充分
笹本玲奈出世作の再演と言うことで、事前の企画含めて注目度は高かったが、それを超えられたかどうかは難しいところ。平日だったこともあるだろうが、かなり空席も目立っていた。しかし、かなり高いレベルの作品であることは確か。主演級のメンバーは、充分な稽古量が分かるほど完成しており、ミスなどは皆無だった。3女優陣は流石に上手い。そして、予想以上に良かったのは、田代万里生さん。声量が無いかなぁと思っていたが、本番では高音の伸びも含め、充分満足できる演技と歌だった。観る価値は十分にある。

トライフル~reorder~

トライフル~reorder~

トライフルエンターテインメント

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/01/27 (水) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高の面白さ!!!
事前の期待を大きく上回る面白さで、本当に大満足!!!
全出演者が全てツボに嵌ったキャラクターでとても良かった。
オープニングからエンディングまで、全員が高いテンションで演じきっていた。
明日千秋楽だが、観る価値大!
とにかく観てみて!お勧めです。

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル

FUKAIPRODUCE羽衣

シアタートラム(東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

過剰な演技
出演者たちの演技が、どこまでも過剰だ。そこまでやるのかというほどに、全身全霊で演技をし、歌を歌う。街を見渡せば、気だるそうな省エネスタイルで生きている人たちがほとんどだが、彼らは決してエネルギーの出し惜しみをしない。これでもか、これでもかというほどの過剰な演技と歌で、エネルギーを観客にぶつけてくる。
桟敷席の、最前列で観たが、それが良かった。彼らの息遣いや汗の飛び散り具合などを、間近で体感することができた。
仕事の疲れか、それとも悩みのせいか、今日は一日中鬱々とした気分でいたけれど、これを観て、そんな気分はぶっとんだ。一時の気晴らしではなく、悩みに対する答えが見つかった気がする。
 エネルギーの出し惜しみをするな。過剰に生きろ。
 公演終了後、迷うことなく前回公演のDVDを買ってしまった。

血は立ったまま眠っている

血は立ったまま眠っている

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/01/18 (月) ~ 2010/02/16 (火)公演終了

満足度★★★★

凄いキャラの俳優陣
自分の席がコクーンシートであまりよく見えなかった部分もあり、
ちょっと後悔してるので、観にいく方はその点を気を付けた方がいいかも。

観想を一言で言えば、よくこんだけの個性的(一種異様な)
メンバーを集めた物だと、まずは関心。本当に開演とともにビックリ。

話の内容と展開はそんなに際立っているわけではないが、
コクーンの舞台空間をうまく使う手法は、やはり蜷川といった感じ。

飛び抜けてよかったのは、遠藤ミチロウ!彼が見られただけで充分。

真・侍ヘンドリクス

真・侍ヘンドリクス

おにぎりスキッパーズ

テアトルBONBON(東京都)

2010/01/27 (水) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

「野暮だねぇ」
手法とか思想ではなく、風味としての現代エキスがほんの少し入っている「お江戸でござる」とでもいうか、懐かしいベタさ。セットや着物や小道具の入念さと豪華さといったらない。

 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

春夏秋冬
俳優としての多田さんを見たいという興味で観ました(SPでしか見たことが無かったので) 作品にも充分満足しました。

ネタバレBOX

秋で、女がモルモット契約していて薬を飲み続け失敗すれば死んで献体になる条件。明日よりも今日、一瞬の富裕層になり桜をみる喜び。「金も明日もないのに、命だけあってもしようがない」悲惨な世界観を感じる。女とアンドロイドの関係も変に甘くならなかったも良かった。ラスト、死んだ女は献体、アンドロイドは廃棄処分。部屋の隣、いや建物全体に同じようにモルモット生活をしている人間とアンドロイドが数多くいるような気がした。
急襲キルフィールド

急襲キルフィールド

芝居流通センターデス電所

駅前劇場(東京都)

2010/01/24 (日) ~ 2010/01/26 (火)公演終了

満足度★★★

ゲロの表現は好きです。
久しぶりの東上。
団員が辞めた為か、デス電所のテーマは歌わなかったケド
和田さんの音楽にのせた、OP映像的展開。
ゲロの海ではブレヒト幕じゃないけど、華やかな舞で表現された(笑)
おバカな感じが良かったです。
イツカの毒がなんか弱いのとラストの全滅は安易な所もありますが
デス電所さんらしく楽しかったですよ。
悪い芝居の3人も汗だくで溶け込んでました。
来月はニット、竹内さんごまさんの同期対決が見ものです。

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル

【ご来場ありがとうございました!】あのひとたちのリサイタル

FUKAIPRODUCE羽衣

シアタートラム(東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

愛に満ちた糸井ワールド
糸井ワールドのひとつの到達点と呼べるような作品ではないでしょうか。音楽、詩、アート、肉体、空間、そのすべてが糸井さんの愛に満ち満ちていました。ちょっとたっぷり過ぎて中盤に気を失いかけましたが・・・。絶対に観客より演者の方が何倍も気持ち良い舞台だよなあ、と思いました。いい意味で。

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

阿佐ヶ谷スパイダース

本多劇場(東京都)

2010/01/21 (木) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

寝ちゃった…
最初は頑張ってついていけたけど、中間部で脱落…
エンディングが意識不明でした。。。

しかし、話の展開に仕方にはかなり工夫があり、
やはり演出の上手さは感じた。
俳優陣もとても上手いのだが、演出と合った演技なのか、
今一つ腑に落ちず。

事前期待の大きさからすると、可もなく不可もなく。

歌謡曲。2010

歌謡曲。2010

レンタルスタジオワーサル

ワーサルシアター(東京都)

2010/01/27 (水) ~ 2010/02/03 (水)公演終了

満足度★★★

思い出の作品
個人的に思い入れの強い作品なので、なにしろ懐かしい思いが胸いっぱいに込み上げた。

ネタバレBOX

オリジナル版(95年初演)に比べ、いくつか足されたシーンがあったが、探偵の回想(龍馬と暴漢)や助手の回想(ええじゃないかの人波)などは非常に効果的だったと思う。「スリラー」は微妙だったけど・・・。
これまでいろんなキャストで何度か再演されてきた作品ですが、初演以外は前半のノリがいつもしらじらしく感じてしまうのは、役者のせいなのか自分の嗜好の変化のせいなのか迷うところ。でも、終盤のストーリー展開は、やっぱり傑作だなあと思った。今の若い人たちが観たらどんな風に感じるのか興味があります。
 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

「明日」を売って「今日」を手に入れようとした少女の物語。
季節と共に移り変わっていく2人(?)の“想い”が切なくて胸が苦しくなりました。端田さん、多田さん二人ともとてもキュートでした。タイトルの『F』の意味は作家さん以外誰も知らないそうですが、端田さんと同じく僕も“ふたり”という意味だと思いました。

友情-Friendship-秋桜のバラード

友情-Friendship-秋桜のバラード

「友情-Friendship-秋桜のバラード」上演実行委員会

博品館劇場(東京都)

2010/01/05 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

若手が主役
伝えたいことが明確な芝居は、気持ち良い。
若手役者の元気な芝居が圧倒的で、
客寄せ的な中堅陣や日替わりゲストへの、
チラシやカ-テンコールでの厚遇ぶりは、
何なのだろうとも思った。

お代り

お代り

ラックシステム

THEATRE1010(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

少々
物足りない感じもしますが、十分楽しめます。

蜘蛛女のキス

蜘蛛女のキス

梅田芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/01/24 (日) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待以上でした!
迫力ある歌声に圧倒され、ダンスもステキでした。
めずらしく(?)、それぞれ全員がとても良くて、期待以上でした。特に、石井さんのモリーナ、金さんの蜘蛛女は、最高でした。

西方の人

西方の人

4RUDE

シアターX(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

「西方の人」
不思議な時間の流れに身をゆだねた

まるでカステルッチに通じる舞台空間

心地よい清清しさを感じて外に出ると「ブルームーン」

とても素敵な舞台を見たなあ

 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい
なんとも切ない話。もう1回観たい。お勧めです。

川を越えて、森を抜けて

川を越えて、森を抜けて

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2009/03/18 (水) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

今更ですが
こりっち登録前の5つ☆舞台だけ、記しておこうと思いまして…

以前から、スタジオライフ以外でもご活躍を期待していた、山本芳樹さん、カトケン客演第二弾。
どこの国のいつの時代にも共感できる家族愛がテーマの素敵な小品でした。
私が、個人的に一番ほっこり幸せな気分になったのは、フランク夫妻達が、孫のニックとゲームをするシーン。すごろくゲーム的な雰囲気なのだけれど、問題の答えを出す時、記憶が曖昧な老人達が、ストレートな語句を思い出せず、遠回しなヒントばかりが脳裏に浮かんで、ほらあれなんて言う会話。
最近、自分達の周囲でもよく見聞きする似たような光景を思い出し、一人で受けてしまいました。
山本さんには、今後もどんどん客演して頂きたいです。

 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

ひと言で言えば切ない
人間ってやっかいだな、って思う。人間に生まれてきた女がアンドロイドに愛情を持ち始めたのをきっかけに一人と一体の言葉による交差が表現される。いわば人間の心の襞を表現した舞台だけに切ないのだ。しっかりした芝居だった。観てよかったと心から思う。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

舞台の序盤、あれ?正月?みたいな音楽が流れる。そのうちポップな音楽に切り替わる。

一人の女が登場するがやたら元気だ。ちっさなガキ大将みたいにやんちゃで楽しそうだ。一方もう一人の男はこの女の僕のように振舞っている。しかし女は男のそんな慇懃でよそよそしい態度に「もっと友達みたいに対等にして。」と要求する。その要求に男は従う。なぜって彼は女の利益を一番に考えるアンドロイドだったからだ。

女は新薬開発の機関から、契約金をもらって施設に隔離されていた。毎日、未認可の薬を飲み続けて人体実験をさせられていたのだ。だから、女は時間の経過と共に、だんだん体が衰弱していく。それでも確実に死に近づく薬を飲み続けなければならない。死んだあとは献体をも契約していた。

そんな彼女をアンドロイドは親身に世話をやく。「オレはお前の利益を守る。」といって至れり尽くせりなのだ。まるで父親がちっさな子供をあやすように女の幸せや楽しみの為なら自分を犠牲にしてでも尽くす。こんなアンドロイドが常に傍に居たらどんな鉄仮面の女だって、「よよよ・・・よ・・?」と燃えてしまうのだ。「ああ、ワタクシの命はこの蝋燭の長さなの。燃え尽きてしまったらワタクシの命も消えちゃうの。」なんつってヒロインにだってなっちゃう!笑

そして女もやがてこのアンドロイドに恋をする。女は自分の命の火が灯っている間は季節を楽しもうとする。春にはアンドロイドと桜を愛で、夏にはアンドロイドと浴衣を着て花火を観、秋はアンドロイドと紅葉の話をする。冬はアンドロイドとツリーを飾り、そうしてやがて女は潰えていく。それでもアンドロイドは涙一つ流さないで、まるで自分に与えられた使命のごとく、女を抱いて何か呟く。

舞台の中盤に女が歌うシーン「小さい秋」ってあんなに美しい歌詞だったんだね。端田の声が素敵だ。そしてあくまでも正論を言いながら与えられた情報どおりに動くアンドロイドを愛してしまった女が、心の苛立ちやどうしようもない感情を何処にぶつけたらいいのか解らない心理をアンドロイドに八つ当たりする場面で見せる。終盤では女の死と共に廃虚処分される運命にあるアンドロイドに「逃げて!」という思いやる場面もあり、グッと響く。けれど・・・、ワタクシは思うのだ。人間を相手にするより楽なんじゃないか?って。こう思うのは病んでるだろうか?それでもこんな風に感じることって皆にもあるはずだ。

想像するに女は今まで他人と深く関わらず、全てを受け流すように生きてきたのかも知れない。だから摩擦も無く嫉妬などという醜い感情にも振り回されることもなく稀薄な生き方が身についていたのだと察する。しかし突如、このアンドロイドに特別な感情を抱く事で、投げやりだった生を真正面から見つめるきっかけにもなる。死と愛の狭間で揺れる人間の感情と、あくまで正義的に女の利益を追求するアンドロイドの機械的対応が春夏秋冬の催しに反映して美しくも哀しい情緒的な場面でもある。


ノート/トーン

ノート/トーン

ミズノオト・シアターカンパニー/Ms. NO TONE Theater Company

テアトロ ド ソーニョ(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

劇場に入ってまずビックリ
レイオーディオのKM1Vモニタースピーカが吊り下げられている
どんな音を聞かせてもらえるのかわくわくです
セットは黒い箱がいくつかあって箱のこの上が怪しく光っているシンプルな感じでした
音は電子音ぽいものからアコースティック音までいろいろ
日曜日まで公演しているので
興味があるオーディオマニアさんたちは聞きに?観に行く価値はありすよ

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