月並みなはなし[2010]
時間堂
座・高円寺2(東京都)
2010/03/11 (木) ~ 2010/03/14 (日)公演終了
満足度★★★
好みは割れるかと。
地球から月面都市に移住したい6人とこれに関わる3人の会話劇。正直申し上げて、誰にでも受け入れられる物語ではない。それぞれの心理描写が軸となって進むが、結局薬局、どうでもいいお話。ワタクシには軽すぎた。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
馴染みのキャストらはとても好きだ。しかし芝居の大半はやはり、本で決まる。と、思う。管理官が 「補欠がでたので、一名の代表者を選んでください。」と告知した時点から、移民候補者らの心の葛藤が始まる。1人を選ぶ為の全員の総意が得られなかったらこの話はなかったことに。なんて条件がついたものだから、ますます彼らは苦悩する事になる。
彼らの提案で一人を選出するのに消去法が用いられる。この消去法というのが案外、過酷だ。自分自身が落とされるなんて誰も想定していないからだ。だから、一番最初に落とされたカンバラは見苦しいほどに落胆する。しかし、他にもカンバラと同様に4人は落とされる運命だ。
最終的にコスギが選ばれるが、恋人で妊娠中のモリの存在はどうするのか?って話になるが、恋人の妊娠を知らないコスギは行く事を決意する。コスギの喜びもつかの間、管理官は「コスギさん以外の移民候補者5人が移民選出されました。」と神のお告げのように報告する。何故???と誰でも思うが、コスギは地球に残り、恋人と幸せに暮らしたとさ・・。
そんな物語。終わってみれば「なんじゃー、そりゃーーー!!」(名言!)ってな感じ。この物語を「3300円払ってでも是非に観に行きなさいよ。」とワタクシには言えないです。自分とユーザーを騙す事になるから・・。
PARK CITY(パーク・シティ)
マレビトの会
山口情報芸術センター YCAM スタジオA(山口県)
2009/08/28 (金) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
インスタレーションアートとしての演劇
山口駅から少し寂れた雰囲気の商店街を抜けると
場違いなほどに近代的な雰囲気の建物があらわれる・・・
YCAM、来る度に何かを期待させる、存在感。
福岡からなんとか日帰りで行ける距離に
劇場滞在制作作品として、こんなに思いきった作品を提供して
刺激を与えてくれる劇場があることを嬉しく思いました。
ネタバレBOX
広島市で生まれ育った自分にとって、故郷の再発見でした。
近くにいればいるほど、何も考えず素通りしてきた風景が
このような形で提示されたことに、動揺しました。
笹岡さんの写真。
客席手元に配置されたモニターで映される映像。
眼下に広がる(客席はすべて2階席のみ)舞台空間と俳優。
それぞれが並列に同時展開される空間から、
何を受け取るかは完全に観客に委ねられていて
人によってはその自由さを不自由と感じてしまい、
作品に上手く接続出来ないこともあるのでしょうが・・・
挑戦的な作品にワクワクしました。
マレビトの会、YCAM、
今後の作品にも期待してます!
月並みなはなし[2010]
時間堂
座・高円寺2(東京都)
2010/03/11 (木) ~ 2010/03/14 (日)公演終了
満足度★★★★
夢を見させていただきました。
静岡マンゴーが静岡の名産品になるほどの地球温暖化は困るけれども、普通の人が月に住むっていうこと自体に夢がありますね。自分だったら月で何をしたいかなー、とか考えたりして、楽しみました。パン屋さんの役は女性なのにスタトレのDr.スポックみたいでしたけど、特に意識はしてない?
リズム
643ノゲッツー
OFF・OFFシアター(東京都)
2010/03/10 (水) ~ 2010/03/16 (火)公演終了
満足度★
テンションは高かったけど・・・
DVDレンタルショップの従業員控え室でのドタバタ劇でしたが。
各人の力関係は、理解し易かったのだが。
役どころとしての立ち位置がハッキリせず。
観客置いてけぼりの印象が否めなかった。
ネタバレBOX
シュチエーションが前作「ベストアンサー」と被っていた気がします。
それとも、そーゆー店裏従業員物語シリーズでやっていってるのかな?
結局劇中劇での話で終わってしまい、なんとも言えないあわただしさを、
感じただけで時間が過ぎた気がします。
いじられキャラの店長に対する仕打ちが酷いなーと思いつつ、
その店長の10年来の友人だからと、傷害事件まで起こしてしまう、
バランスの悪さは理解が出来ません。
せめて被害者が、東部打撲による事件時の記憶喪失でもなってるなら、
ラストの和解シーンも素直に受け入れられますが。
劇中劇の区別や、各人の役割・相関関係・立ち位置など。
もっと観客に理解させる努力が足りていないように思いました。
ゼロからはじめる
東京タンバリン
アトリエ春風舎(東京都)
2010/03/10 (水) ~ 2010/03/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
POPでユーモアがあり、軽くエスプリも効いていて、とっても面白い
プラスちょっとした男女の関係も挟まれたりしてテンポもいい。
そう、まるでおフランスの映画を観ているような雰囲気があった。
上演時間も手頃の80分だし。
ネタバレBOX
マンションの一室で行われる初心者向けのフランス語教室が中心舞台。
生徒5名にフランス人の教師が1人で、フランス語会話教室が行われる。
レッスンごとに、自己紹介や「〜が好きです」というような常套句を学ぶパターンが1つのシーンのように構成される。
簡単なフランス語も飛び交うが、教室の設定なので、何を話しているのかは観客にもわかる仕組みになっていて、また、わからないところは後に明らかになっていく。
このフランス語が混ざる会話が、心地よいのだ。交わされる会話にはリズムが生まれるのだが、さらにそれをリズム感をアップさせ、動きをプラスして見せていく。
テンポのいい会話劇に、セットチェンジや場面展開で役者たちが舞台を動き回る様子が挟まれ、それがいいアクセントになっていて、POPな印象さえする。舞台で作り出されるウェーブのようなリズムのある演出が、作用していく。
舞台を観ながら、そのウエーブに乗せられてしまった感もある。
「何?」なんて思った冒頭から引き込まれたのだ。
こうした演出の中で、登場人物の内面やバックボーンには、必要最小限しか語られず、さらりとした手触りがおしゃれな印象となる。
ちょっとした恋愛や、嫉妬、秘密めいた関係、友人や女性同士の感じなど、どれも軽いあるある感もあるものの、さらりとしている。
また、しつこいぐらいの口癖や、動きと早送りテープ音のある早回し、椅子や机を持って回る舞台転換、視点の転換、心の声など、かつてどこかで観たことあるようなシカケやテクニックなのだが、その組み合わせ方やリズムがいいし、使い方のセンスもいい。
こうした演出が、この物語にとてもフィットしていて、うまいと思う。
これって、やはりフランス語の語感もあるのだろう。英会話教室とかドイツ語会話教室だったとしたら、また違ったリズムになっていたと思う。
中心となるストーリー自体は、それほど大したものではないのだが、ストーリーが行き着いた先には、ちょっとした虚しさとか翳りみたいなものもあり、やっぱりフランス映画的だなと思ってしまうのだった。
でも、もちろん、見せ方は舞台でしかできないものであることは確かだ。
どの役者も醸し出す雰囲気がよかった。わかりやすいキャラクターで、メリハリが効いていて、この舞台には非常にマッチしていたと思う。
最後のもうひとオチで、軽く笑わせてくれるのもとてもよかった。
リズム
643ノゲッツー
OFF・OFFシアター(東京都)
2010/03/10 (水) ~ 2010/03/16 (火)公演終了
満足度★★★★
赤組。
前回公演の時もそうですが、今回も情報が少なく無の状態で観ました。
群像劇。
ラストが赤組と白組が違うと当日パンフに書いていました。
こういう力が入ってないお芝居は、好きですね~。
セットもしっかり立て込んでいました。
席によっては見えづらい位置があるかもしれません。
『LOVE 2010 Yokohama ver.』
東京デスロック
STスポット(神奈川県)
2010/03/05 (金) ~ 2010/03/07 (日)公演終了
満足度★★★★
深化であり、進化
2009年版の『LOVE』の冒頭からは、『2001年宇宙の旅』を感じた。猿から人間への進化。映画では道具だったけど、舞台では言葉の発見を描いていたような気がする。
ネタバレBOX
けれど2010年版は、もっと踏み込んで、なんだか生物が海中から陸上へと這い上がっていったところからはじまっていた模様。緑の照明の濃密な酸素感に、原初の地球の姿を感じさせられてしまった。
いったい、あの無言な時間で、どれだけのことを語ろうとしているの!(笑)
VACUUM ZONE
Dance Company BABY-Q
シアタートラム(東京都)
2010/03/05 (金) ~ 2010/03/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
魂が共鳴するような、圧倒的な舞台
じつは当日パンフも読まないまま舞台を観たので、ほとんどまるで知らなかったのだけど、途中、ダンスだけで、この場所で彼女が事故にあったことが伝わってきた。たぶん奈落に落ちたのだろう、ということまで。そして、そこからの再起。さまざまな虚飾から逃れ、いま、ふたたび踊れていることの喜びが溢れだす。それだけで幸せだと。
二度目のカーテンコールのときに、彼女は奈落に向かって手を合わせる。まるで、その事故があったから、いまの踊りに辿り着いたと、ふかく感謝するかのように。
月並みなはなし[2010]
時間堂
座・高円寺2(東京都)
2010/03/11 (木) ~ 2010/03/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
完成度の高い名作!
プレビュー公演を観させていただいたが、プレビュー公演とは思えない完成度の高さ。十分練習を積んできたということがよくわかる役者たちがステージをていねいに楽しんでいる様子に好感が持てた。
物語は近未来のちょっとSF的要素のある会話劇。設定がとても面白く、また登場人物一人一人の個性が魅力的だった。
役者ではラストシーン、揺れ動く心を目線でしっかりと表現した鈴木浩司が光った。夫への確かな愛とその裏返しの不安を見事に表現した百花亜希も魅力的だった。また物語にスパイスを与える役として登場した大川翔子の明るい演技もいい味を出していた。
3回目の再演だそうだが、よく練られた脚本をうまい役者が十分練習をして舞台にあげている。チラシ、ホームページ、豪華な当日パンフ、その全てから今回の公演に賭ける時間堂の熱い気持ちが伝わってくる。黒澤世莉の集大成がこの舞台にはある。
ネタバレBOX
レストランでありながら、その周りには宙に浮かぶ島のような緑色のオブジェがあり、宇宙的広がりを感じさせる素敵な舞台美術だった。
舞台のスタートがゲームのような役者紹介でとても楽しそうな雰囲気が最初から伝わってきたのもよかった。
恋2 【満員御礼!ありがとうございました!】
ろりえ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/03/03 (水) ~ 2010/03/07 (日)公演終了
梅舟惟永を観にいって、
最後、彼女が走ったり踊ったりする魅力的な姿を堪能。
いや、もちろん、坂口辰平の胸きゅんな台詞とか、深谷由梨香の「しこり」とか見所はたくさんあるんだけどねw
昆虫大戦争
こゆび侍
RAFT(東京都)
2010/03/05 (金) ~ 2010/03/08 (月)公演終了
満足度★★★★
祈りたくなるような時代感
あたかも防空壕や核シェルターのなかであるかのような、暗い、舞台装置のなにもない空間だからこそ、成島秀和の詩情に満ちた台詞は効力を発揮していたように思う。
まるで祈るように、他が顧みない家畜の糞を食糧とすべく丸めて転がしつづけ、採取され、やはり祈るような姿で標本にされてしまうフンコロガシの世界に、いまの二十代の心情が重なっているような気もした。
ネタバレBOX
ちなみに、同名映画はこちら。
初代『ゴジラ』すら彷彿とさせる、壮大で骨太な「マンモス巨編」な模様w
http://www.youtube.com/watch?v=RY0WA0wemrY
月並みなはなし[2010]
時間堂
座・高円寺2(東京都)
2010/03/11 (木) ~ 2010/03/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
月並みじゃなく、極め”月”!!
知的で洗練されたお話。
心理描写が素晴らしかったと思います。
ネタバレBOX
アッと言う展開に驚き、でも、そういう決め方もありだなとすぐ納得したり、素晴らしいお芝居でした。登場人物もそれぞれ個性豊かでした。
オリンピックの開催地を選ぶような選抜方法、ドラマが生まれます。
「私、誰にも何も言わなかったよ」と、ユリコのモリに対する恩着せがましい言い方。そりゃそうだよ、言えば確実にコウドウは落ちるでしょうから。
誰にも話さないことで、赤ちゃんを身ごもった恋人たちを引き裂いてでも、自分の思いを通そうとするユリコの心理…。
もし、ススム以外の人とコウドウとの選択だったら、ユリコはきっと話していたでしょうね。良い悪いではなく、その葛藤が分かります。
最後、プロポーズもたもたで終わらずに、ロケットを見送る場面で終わったことで最終結果が理解でき、スマートでなラストシーンになったと思いました。
ところで、タバコですが、そもそも応募時点で喫煙者は除外されるのではありませんか?!せめて訓練中に禁煙することが条件でしょう。
2004年の初演のときと2010年の今では、近未来は変わります。公共施設での禁煙が義務付けられようとしている現在、そこのところは手直しが必要だと感じました。
渋谷編ii
女道xxx
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/03/10 (水) ~ 2010/03/14 (日)公演終了
満足度★★★★
不思議な空間に癒されて感じて・・・
凄く面白い作品でした!
入ってすぐにわかる、とあるオブジェが、
3本のオムニバスの度に意味合いを変え、
でも実は意味合いを変えていないのかもしれなくて
生の音楽と演じる面々が、その公演ごとに変わり、
影響しあい、
これから益々深く濃い空間になっていくだろうと感じました。
空間と、音楽と、役者さんから出るパワーとを全身で感じられる
凄くいい舞台でした。
ネタバレBOX
女道のお二人はやっぱり美しくて濃くて素晴らしい!
まん中にある巨大なオブジェは、恐らく子宮をイメージしているような
おひとり、実際に妊娠なさっていて、ご自身の体の変化が
恐らく舞台に直接つながり、空間と、役者全員と、スタッフと、音楽が
すべてで鼓動をしているような舞台。
近代能楽集のお話や、ベースが道成寺であろう新しい世界
その他にも、不思議で、少し怖いような、嬉しいような、切ないような
とにかく「体感」する感じの舞台です。
渋谷の雑踏にあるアートな空間である小屋と、
作品がとてもマッチしていると感じました。
ただ、足元にある照明をついけっちゃうので気をつけて!
喪服の時間
弾丸MAMAER
なかのZERO(東京都)
2010/03/03 (水) ~ 2010/03/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
粛々とはじまりつつ・・・
だんだんテンションが上がっていき。
人間関係が崩れ、まさに修羅場と化す展開。
大いに盛り上がりました。
まさに出し惜しみの無い、やりつくしって感じでした。
ネタバレBOX
喪服の着物女性の水の掛け合いといい、
乱闘騒ぎといい、喪主の奥様の爆発ヘアーといい、
ここまでやるのか。っといった感じがツボにはまりました。
いやあ笑わしてもらいました。
一番インパクトあったのが、復縁話のオチでした。
「そっちなんだー」の台詞が、耳から離れませんでした。
まさに、大どんでん返し!
最初から最後まで、一貫していて。スキ・矛盾無く。
ラストシーンも気に入りました。
とても楽しい時間を下さり感謝いたします。
音楽劇「雨を乞わぬ人」
黒色綺譚カナリア派
ザ・ポケット(東京都)
2010/01/20 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了
満足度★★★
変わらぬカナリア派
今回は音楽劇ということで、いつものカナリア派と違うのかなと思っていましたが、カナリア派の雰囲気はそのままでした。
劇中に挿入される歌も、物語の流れを切ることなく、物語の中の1つとして考えられてました。
物語は若干好き嫌いが分かれるかと思いますが、役者が世界観に溶け込めているし、世界観にきちんと連れて行ってもらったと感じたので、オイラは面白いと感じました。
その中でも巫女を演じた、牛水さんは非常に好演でした。
バベルノトウ
国道五十八号戦線
サンモールスタジオ(東京都)
2010/01/20 (水) ~ 2010/01/25 (月)公演終了
満足度★★★★
2回観てしまった
最初は話が行ったり来たりするので、話の関連性が掴み辛かった部分もあり、また空想のドラッグの話で幻覚が見える設定もあり、製薬会社の研究所?場面は幻覚の世界のお話なんだろうと思っていて見ていたら、製薬会社の研究所?世界の話は20年後の話だというのがわかり、繋がった時は、ほーそうきましたかと感心させられました。
ほんとにあるように思わせる設定や、繋がりなどが上手いこと考えられていたので、面白い上に面白かったです。
後、タイトル「バベルノトウ」の発音は完全に勘違いしてました(笑)
(バビル2世の発音と思ってたww)
2回目観て感じたこと
シキミ(加賀美秀明)が「バベルノトウ」をやってる人達が作り出した幻であることが最初から分かっていたので、それを頭に入れながら見てると、「バベルノトウ」をやってない人達には見えないから、シキミと話してるのを怪訝な顔で見たり、どこ向いてるのと言ったり、シキミが話てるのに台詞をかぶしてきたりと、ちゃんと演じられてることが分かりました。
月並みなはなし[2010]
時間堂
座・高円寺2(東京都)
2010/03/11 (木) ~ 2010/03/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
月並みでないはなし
10日のプレビュー公演を観劇。
地球温暖化などの影響により、今よりも若干地球環境が悪化した近未来が舞台。
月への移住計画に応募した6人+部外者3人、計9名が繰り広げる悲喜こもごも。
ネタバレBOX
月への移住計画に応募しながら、落選した6人が「残念会」と称して、当局よりレストランに呼び出される。
そこで当局より知らされる驚愕の事実。「当選者のなかに欠員が生じたため、6人のうち、1人だけが月移住を果たすことができる。60分で全員の総意として1人を選出してほしい」。
そこから始まる、6人+部外者1人により選考会の様子をほぼリアルタイムで演じる。
そこで示されるのは、恥も外聞も投げ捨てた欲望むき出しの人間性のぶつかりあい。
夫婦1組、恋人ありの男性を軸に物語は展開する。果たして選出されるのは誰か?
本音のぶつかり合いの末、最終的に、1名を無事に!?選出する。
しかし、当局から告げられたのはまたしても彼らを出し抜くものであった。
つまり、選出された1名を除く、5名を当選者とするという理不尽な結論だったのだ。
6名の応募者が月を目指す理由はそれぞれ異なる。生まれも育ちも経歴も異なる人々の本音でのバトルに観客はいやおうなく引き込まれる。
物語が進むにしたがって、目指す理由が明らかにされ、個々人への共感が広がる演出は出色。
ありそうな物語でありながらも、丁寧なストーリーテリングで1級のエンターテイメントに仕上がっている。
すべての演者が役を理解し、十分な演技を見せてくれたが、特にユリコを演じた百花亜希が、前作「掘出者」とは違った顔を見せ、素敵だった。
家族の証明∴(公演終了!次回は10月シアタートラムにて!)
冨士山アネット
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/06 (土) ~ 2010/03/10 (水)公演終了
脅威
こんなにもリアルな家族の像を見せられると
圧倒されて口がぽかんと開かざるを得ない。
余分なものが一切ない、長谷川さんの策士を感じました。
シューマンに関すること
劇団東京イボンヌ
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/09 (火) ~ 2010/03/14 (日)公演終了
満足度★★★
クラシックは、やっぱり良い
ネタバレBOXに書きます。
ネタバレBOX
クラシック大好き、クラシックがないと生きていけないわー、な人間なので、とっても楽しみにしてました。
シューマンの、風景の見えるような美しい音楽も大好きだし。
「自分はシューマンの生まれ変わりだ」という狂気の中で自分を保っている男、その妻、クララ、作家。
この設定はすごくドラマチックで好きでした。クララとシューマンのやりとりなんて、ものすごく美しかったし感動しました。
だからこそ、ここだけにもっと焦点を絞って良かったと思いました。
編集部の人たちや、夏樹の夫や、作家の担当のキャラクターが薄くて、立ち位置がよく見えなくて、・・・じゃあ不要じゃない?と感じてしまいました。
あと、せっかく音楽の融合を唱えているのでもっともっと曲を使うと良かったと思います。
今度は生演奏のあるステージ・・・なんてのを見てみたいなあと勝手に思いました。勝手に期待します。
家族の証明∴(公演終了!次回は10月シアタートラムにて!)
冨士山アネット
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/06 (土) ~ 2010/03/10 (水)公演終了
満足度★★★
間に合った。
「EKKKYO-!」の時のモヤモヤが消えた。