巨匠溝口健二
おおのの
MAKOTOシアター銀座(東京都)
2010/03/26 (金) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
勉強になりました。
とても誠実な溝口さんの演技。良かったなあ。
ONE vs HALF
劇団め組
吉祥寺シアター(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
タイトルは二人を表すが
今回は中村半次郎を主役とみていいと思う。いつもの事ながら終幕の演出は美しくお見事!はらはらと舞い散る桜の花びらと戦いのシーンは幻想の世界であった。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
劇場の椅子にあったパンフをみると、今回の芝居の参考年表がパンフに印刷されてる。こういった細やかな配慮が実に嬉しい。1838~1879年のもの。実はこの時代が芝居で上演される事が多い。だからこれを大切に常にバッグに入れて持ち歩こうと思う。
さて物語りは京都でのこと。徳川が13代将軍に就任し世は激動の時代に突入し、倒幕、大政奉還までの時代を綴ったもの。青蓮院宮を助け、会津藩と新撰組は長州を退けるも、当初、宮側に付いていた薩摩藩は倒幕の為に長州に寝返る。ここで薩摩の西郷吉之助の弟子、川路と中村半次郎の関係に説明を加える。
今回も観客に物語をより良く理解してもらおうと、邪魔にならない程度に少しだけ説明をしてくれる配慮は有難い。ワタクシのように歴史が苦手なものにとっては有難いのだ。
裏切り者の西郷もろとも、薩摩と長州を倒そうと考える徳川派の会津藩と新撰組。しかし、薩摩藩には凄まじい剣の腕前の中村半次郎がいた。彼と互角に勝負できるのは新撰組の斎藤一しか居ない。彼らはかつて、青蓮院宮衛士としてその名を上げていった仲間でもあった。二人の生き様を描写しながらも、剣の腕前だけではない人間としての感情の部分、人を殺してしまった半次郎の苦悩を孤児のお幸を通して絶妙に反映させる。
やがて・・・、斎藤一と中村半次郎の斬りあいは始まる。そのシーンは桜の舞い散る中、その戦いとはうらはらに幻想的な美しい描写の中でお幸が「半どん(半次郎)、早く帰ってきて~な。」と待ちわびる情景が切ない。ここで半次郎が宮を切ろうとしても切れなかった場面を想像する。半次郎に「半どん、この世に一人前の人間などいない。」と励ました宮。
終盤、激動の時代は終わり、剣の時代ではなくなった今、西郷の墓の前で宮が呟く。「わしの願いはただ一つ、この国を守りたかっただけでしたのに・・。」そして、時代の勇士らの回想シーンを魅せる!
今回も実に素晴らしい芝居だった。「劇団め組」の時代劇は解りやすいところと、優秀なキャストらの演技力、美しい演出、絶妙な場面での導入音楽、照明が魅力だ。更にストーリー展開が主軸となる登場人物の心の動きなどの内面を重視する点だ。だから、必ず感動と涙を誘い、言い知れぬ切ない激情に襲われる。
ロマンシングガーデン
Seiren Musical Project
六行会ホール(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★
客席は沸いていたけど…
個人的には楽しめませんでした…残念。
人間の体が小さくなって虫の世界に入り込む、という作品の再演かつミュージカル版ですが、この作品のいいところは「虫の世界ってなんだよ」的なチープな点だと思います。初演はその‘チープさ’を関係者が把握していた上で遊び心を持ってやっていた事から魅力が出た気もするのですが、今回は「ただ学生さんが一生懸命やっているな」という印象。発表会的空気は否めませんでした。自分達の作品を愛しすぎたのでは?お客さんは沸いていたけど、平日マチネという事もあり、出演者の親族の方が多かったのかなぁという印象です。
そんな中でハエ役の小林達明さんは秀逸。誰が見ても「バカだなあ」と思える役どころを逃がすことなく演じてらっしゃいました。
ブロウクン・コンソート
パラドックス定数
SPACE EDGE(東京都)
2010/03/19 (金) ~ 2010/03/22 (月)公演終了
満足度★★★★
空気の凄さ
会場に入った瞬間から、空気に取り込まれて・・・。
その世界にたっぷりと浸されてしまいました。
ネタバレBOX
外の明かりをそのまま生かして、
生音をたっぷり使って・・・。
シャッターの開け閉めや
自動販売機の缶の落下音に、その時間が一気に
リアリティを持ったり・・・
会場の空気ごと観る側を世界に引き入れていく。
個々の感情や、いくつものフレームでの人間関係が
絡まりながら観る側にまとわりついていく感じに
気がつけば、その世界から抜けられなくなっていました。
野木ワールドに浸され尽くして。
終演後もしばらく
抜けることができませんでした。
止まらずの国
ガレキの太鼓
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
満足度★★★★★
お見事!
これは良い!みなさん書かれているとおり,舞台セットはいいし,ストーリーのテンポ,緊迫感,臨場感もいい。追い詰められた状況の中での各人の言い分には考えさせられるものもある。とにかく内容的に充実した舞台であった。これが第3回公演とは驚きである。思わず第2回公演のDVDを買ってしまった。ちょっとこの劇団追っかけてみますか。
モグラの性態
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★★★★
近年稀にみるセイシュン超大作!
ガラスのハートを持ってる非モテ男子にとって、気になるあの子に相手にしてもらえないことは首つりするよりツライ。屈辱的ですらある。
愛をクダサイ。とは死んでも言わない。女なんかいらない。ならまぁいいか!?
妄想力の肥大化とコンプレックスと女子への恨みと羨望の眼差しなんかに翻弄されながら日々、玉砕しているDOTEIソーヤングたちが織りなすダーティーワード満載、シュールでナンセンスなギャグに抱腹絶倒の暴走劇。
あぁ、セイシュンがこんなにも情けなくて汚くて救いようがなかったなんて!
ネタバレBOX
客入れ時から役者が舞台にいてぐだぐだ何かやってますね。
(といっても、爆音で音楽かけながら4人でつるんでるだけなのですが。ブランキーとか嘘つきバービーとかオナマシとか流れているのでPUNK ROCKがお好きな方は早く行かれた方が楽しめそうです。)
舞台装置がすごい!色んな意味ですごい!!グラビアアイドルやヌードモデルたちのスクラップがテキトーに壁一面に貼られていて、スプレーで落書きされていたり、鼻毛書かれてるグラビアアイドルがいたりして、カオスちっく。
上手側にはソファーが3脚あって、下手側は廃置き場みたいな感じ。
席は上手側の方が観やすいとおもいます。(下手側に座っても見えないことはないです。)
ストーリーは『つけると快感が得られるコン●ーム』を製造・販売している会社の一社員がひょんなことから世界中に蔓延させてしまった新型HIVウィルスのワクチンを開発するまでのエピソードと、このコン●ームを使って公然と援助交際が行われている高校生たちの日常にウィルスが広まっていくエピソードが交錯し、最後はへたれでDOTEIソーヤングな男子たちの愛で世界を救ってしまう、なんだかちょっぴりいい話。
地下室みたいな硬質な場所で公演しているためか、全体的にざわついた、がしゃがしゃしている感じの舞台で銀杏BOYZやゆらゆら帝国の曲がとてもよく合っていて、世界観を惹き立てていました。
『グレープフルーツちょうだい。』なんてセリフもあったりするのがちょっと粋。
世界中に新型HIVウィルスが蔓延する設定は、レオス・カラックスの映画、『汚れた血』を想起しました。(カラックスの方は愛のないセックスによって特殊なウィルスに感染する設定ですが。)
劇中、この新型HIVウィルスが発祥した時期や、現在の状況説明なんかを
マイク・パフォーマンスという形にしてライヴ感覚でやる演出が新鮮でした。(このまま一曲歌っちゃったりしないのかな。と期待してしまったり。)
ギャグは個人的にはグッとくるものが多くガブリエルのI was gay、ターミネーター、暴れん坊将軍、H2Oの想い出がいっぱい・・・などたくさん笑わせてもらいましたが、タイトルにもなっているモグラと人間の接点が、あまりわかりませんでした。あのモグラは、単なるギャグだったのでしょうか。謎でした。
そして、今後公演を打つ際も団体のマスコットキャラクター的な存在として着ぐるみは登場するのでしょうか。その点は少し気になります。
キャラクター造形が丁寧になされており、言い回しや特徴など誰ひとりとしてカブっていなかったのであれだけ多くの登場人物が舞台にわしゃわしゃいても混乱することなく観ることができました。
強いと言えば、主要な4人のボーイズたちの性格があっさりしているように感じました。他が強烈なキャラクターなため、バランスは取れていたのですが、
4人のうち2人くらい出払っている時に少々手持無沙汰だったような…。
性に対して真剣な彼らを打ちだす方法としてたとえばあらかじめダーティーワードが吹き込まれたテープレコーダーを再生しながらテキストを開いて練習してるような光景を描いてもいいんじゃないかなぁ、とおもいました。
CANDIES - girlish hardcore (セカンドシーズン)
指輪ホテル(YUBIWA Hotel)
イムズホール(福岡県)
2010/03/26 (金) ~ 2010/03/27 (土)公演終了
満足度★★★★★
越境する世界
演劇ファンにも、ダンスファンにも ぜひ観てもらいたい作品。
コトバとカラダと小道具と衣装とすべてがフラットに作品世界を構築していた。
新しい刺激に飢えている人には、特にお勧めします。
ネタバレBOX
ラスト5人が揃って、纏っているものを脱ぎ捨てながら、反復、反復で踊り続ける姿が切実な祈り、絶望すらも肯定して生きていくための祈りのように見えて、胸の奥の方が熱くなりました。
来年も福岡で、羊屋白玉ワールドを体験したいです。
完全な真空×BLACK BOX
演劇ユニットG.com
テアトルBONBON(東京都)
2010/03/24 (水) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★
すこしふしぎ(SF)物語みたいでした
お得感のある2本上演でした。
SF大好きです。
好奇心から迷い込んだ場所よりの脱出劇ですが、
人が何のために生きてゆくのか?
なかなか哲学的な話に行くところが面白うございました。
もう一つは、現実的な主人公が遭遇する。
非現実的な状況。なかなか芯のしっかりした主人公だと、
物事がすっぱり切られて爽快感がありました。
ネタバレBOX
地下迷宮からの脱出は、映画「キューブ」みたいで良かった。
日常からハズれたい。などと考える事は誰にでもあるけど。
元に戻るには、軽い気持ちじゃあ戻れません。
という教訓めいたところが、王道ながら楽しめたのは。
浮浪者=主人公で、死別した最愛の伴侶に会えたというロマンスが、
加味されていたからですね。このオチ気に入りました。
氷の女王と揶揄されるアラサーな主人公を中心に、
霧に閉ざされた公園で繰り広げられるドタバタコメディって感じでした。
いまひとつ登場人物たちが、現実より離れすぎていて、
突っ込みどころ満載なのが、やや引きました。
夜の公園。外履きはいて自宅からパジャマで歩いてきたの?
研究のためとはいえ、フィールドワークでも白衣着てる研究者って?
状況の説得力が乏しく思えました。
まぁ会話とかで、「声が小さいぞー」とか「博士号持ってないけど」といった
小ネタや主人公の、ずばっと切った説教シーンは楽しかったが、
そのぶん話が今ひとつに感じました。
願い事はOKなのですが、その見せ方がおしかった。
公園に迷い込むところで、世界的に暗い事だらけのニュースから、
日本、自分の周囲の暗くて嫌な話。で自分の感じてるイラつく出来事
などを観客に語った上で、それが原因で公園に迷い込んだと思わせ、
黒い箱の見つけ方も、も少しつついたりしてインパクトもたせた方が
良かった気がしますが、パジャマ男のインパクトの方が大きいしねぇ。
で願い事がかなった世界が、希望や明るさに満ちていると。
したほうがわかりやすくて。ハッピーな気がしました。
参考としましては、昔ジャンプで連載していた、光原伸さんだったかな?
の「アウターゾーン」でしたっけ(?すみません、うろ覚えです)
えー話は「猿の手」が似てます。おちは、この話みたくした方が、
よかったかなーって思いました。
「世界は希望に満ちています」ってね(^_^)
ONE vs HALF
劇団め組
吉祥寺シアター(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月)公演終了
満足度★★★★
面白い
以前から観たかった
幸いチケット招待当選で観劇
新感線が娯楽天然色時代劇ならここは黒澤モノクロ時代劇の味わい
友人に「小劇場を見直した」と言わせたくらい面白かったです
ゴルゴダ・メール
劇団俳小
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月)公演終了
満足度★★★
面白かった
みなさん普通って一体全体なんなんでしょうかね〜
この演劇が良いのか 悪いのかは ともかく いい話しでした。
そしてキャストの方々が最後までその役に入り込んでいる姿を見せていただきました。
個人的にこの舞台の登場人物に対してエ〜〜〜そんな人間なのかよ〜最低だ〜って思う箇所がありました、それは多分まんまと私が演出の罠にかかってしまったのでしょう〜〜^^
止まらずの国
ガレキの太鼓
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
満足度★★★★★
気分はもうバックパッカー
根性ひねくれた人間が物事をいくら斜に構えてみていても「経験」という力の前ではおとなしく正座して耳を傾けるべきなのだと思う。それが最も優勢であるとは言いがたいが、特別な強さがあることは確か。
この公演は明らかに、1年間実際に地球一周したという経験の強さが物語の根幹をがっちりと支えて魅力を生み出している。
若者なら一度は憧れるのではなかろうか、異国を渡り歩くバックパッカー。彼らが集うゲストハウスという舞台設定でほぼリアルタイムで時間が進行する、まさにバックパッカー疑似体験。前半彼らの旅生活と異文化交流に慣れた会話、何気なく薫る現地の空気に心躍る。
しかし後半にかけての混乱の中では一転、アイデンティティや社会といった「旅行」の陰に隠れていた空白部分がじんわり浮き彫りとなり、ストレートなメッセージがずるっと引きずり出されドキリとする。
特別な構造も奇をてらった演出もない、ストレートすぎるほどストレートな芝居。それでこれまたストレートなメッセージを構えずにがっちりと受け取ることができたのは、やはり道程に経験を背にした確固たるリアリティがあったからこそ。
旅行初心者から熟練者まで、役者もしっかり過ごした時間分の旅行者の顔をしていていい演技をしていた。個人的に演出でお見事と思ったのはラスト近くの「明るい音楽」の聞かせ方。
この作品は色んな人に観てもらいたいが、ライフスタイル情報誌のような、ステキ外国滞在記邦画が好きとかいう人に特に観てもらいたいなーと思う自分はやはり根性がひねくれているのか。
スイングバイ
ままごと
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/15 (月) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
スポーティー
、というほどでもなく。
音楽的なわけでもなく。
ネタバレBOX
sakerockとの絡みでいえばPPPの方がしっくりし。
正直に申せば、期待をはずされました。
再演のわが星を楽しみにします。
スイングバイ
ままごと
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/15 (月) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★
ふーん
初ままごと。
戯曲賞だし、評判なので、早々にチケット取って行って来ました。
斬新といえば斬新。こういう見せ方もあったのねーと。
やりたいこととか、見せたいこととか、表現したいこととか、個々については理解はできる。シャレもきいてる。
でもなぁ、結果的になんなのー!と言いたくなった。
止まらずの国
ガレキの太鼓
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
満足度★★★★★
何度も何度も思い返す作品
いやあ、素晴らしかった!
何ていうか、とにかくあっという間で、心臓掴まれて、終わったあとはよくわからなかった。
帰宅して今、また思い返している。
全てを理解したとは思わないけど、でもこの衝撃にまだ浸っていたい。元々舘さんの作品は好きで才能もある方だとも思っていましたが、ここまでか
!て感じ。これはすごい。
スイングバイ
ままごと
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/15 (月) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★
見てきました
私にはなんだかよくわかりませんでした。
止まらずの国
ガレキの太鼓
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
満足度★★★★★
極上の臨場感!
中東のとある国の(元)首都にあるユースホステルに集う日本人バックパッカーたちの一夜。
前半、後半とまるで趣の異なる展開となるが、時間の経過とともに、自分が縁者の一人になったかのような錯覚を起こしそうなほど、臨場感あふれる舞台であった。
たいへん出来の良い舞台である。
またひとつ、目が離せない劇団を見つけた!
ネタバレBOX
地球の歩き方に紹介されているがゆえに、日本人のバックパッカーが多く集まるユースホステル。
前半はどこの国での見かけるユースホステルののんびりとした雰囲気が舞台全体をつつむ。
そこで繰り広げられるのは、日本を離れ遠い国で羽を伸ばすことに生きがいを感じる同志たちの他愛のない会話。
ところが、徐々に舞台はきな臭さを帯びてくる。
どうやら、戦争が始まったらしい。
兵士に戦車、発砲音、さらには砲撃音。
砲撃音は次第に大きくなり、バックパッカーたちはついに自分の死を予感するほど追いつめられていく。
誰もが死を覚悟したものの、やがて夜明けとともに訪れる静寂。
どうやら一時、戦火がおさまったようである。
とここで種明かし。
実は昨夜のそれは戦争ではなく、国王の祝賀イベントであった。
砲撃音は花火にすぎなかったという結末である。
しかし、本当にその砲撃音は花火であったのか、祝賀イベントこそが夢なのではないか、とそんなことを感じさせるほど、臨場感あふれる舞台作りとなっていた。
スイングバイ
ままごと
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/15 (月) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★
すべりこみ
キャンセル待ち22番で3階席に何とか入り込む。
ネタバレBOX
まあ、仕方のない話だが、ちゃんと前売り券を買ってみるべき作品だった。
3階席とはブースの横で照明の梁などもあって、非常に見えづらい。体を何度もよじって覗き込むように観劇。
ここを読んで知ったタイムカードの入場もできなかったし。
作品はさすがですね。
岸田戯曲賞をとる才能というのは、こーゆーことなのだろうな。
わが星も見たかったなあ。
ゴルゴダ・メール
劇団俳小
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
第一四半期No.1
2010年1月~3月期は二十数本の演劇を鑑賞しているが、その中でも本作は私の中でナンバーワンである。
内容は、劇中劇の形式をとっているものの、とてもわかりやすく、脚本、演出、俳優、どれをとっても完成度の高い芝居であった。
俳小のような老舗劇団がこのような気鋭の作家の作品を上演するのは冒険かもしれないが、その結果、大きな成果を上げた。
それにしても、ハルメリの黒川陽子といい、劇団劇作家の劇作家から目が離せない。
ネタバレBOX
アスペルガー症候群の人たちが集うサークルが、アマチュア劇団と共同でさ演劇の公演を打つこととなる。
劇中劇の内容はずばりアスペルガー症候群の女性がたどる数奇な運命。その脚本は、アスペルガー症候群の人たちの体験をもとに完成されていく。
入れ子構造のその内側、外側で描かれるのはアスペルガー症候群の人たちがいかに生きにくい世界で暮らしているかという実態。
芝居が進行するにつけ、かれらの苦痛が手に取るように分かり、胸が締め付けられるように痛かった。
緻密の取材を重ねたであろう台本は本当に素晴らしかった。
スイングバイ
ままごと
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/15 (月) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★
期待が大きかっただけに・・・
あまり好きではなかったので、少し残念でした。
わが星の再演を楽しみにしていようと思います。
舞踏会へ向かう三人の農夫の妻
かもねぎショット
ウッディシアター中目黒(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★★
そういうオチなんだぁ。
三人の農夫(?)の素性とか、なぜ「舞踏会」を目指すのか?とか、最初のほうは判らないことだらけ‥。全体的になんとな~く掴みどころのないまま淡々と進行していくので、先がまったく見えなかったけど、最後でちょっと納得。
たしかに合間に入る独創的なダンスとか、"芸術としての演劇"の面白さは感じられる舞台だったけど‥。
ネタバレBOX
同じような展開が淡々と続くせいか、全体的に単調な印象を受けてしまった。