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遠ざかるネバーランド

遠ざかるネバーランド

空想組曲

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

結末まで引き付けられて
ファンタジーの世界の密度が
そのまま物語の深さにつながっていきました。

物語の移ろいが具象化するものに、
ひたすら心を奪われて、
息を詰めるように見入ってしまいました。

ネタバレBOX

冒頭のフェアリーテールのサマリー、
さくさくと物語の大枠が示されて・・・・。
とても歯切れのよい物語の語り口に
まず引き込まれます。

そして、冒険が始まる。
童話的な高揚感とお気楽感がきっちりと作られていく。

でもそこに童話の世界とかかわりのない少年が現れて。
少しずつ、物語に外なる世界と交錯していく感覚が
注ぎ込まれていきます。
それぞれのキャラクターが
少しずつ、丹念に現実の色を塗りこまれていく。
フック船長もティンカーベルも
インディアンも人魚も
子供たちも・・・。

空を飛びたいという高揚感と
空なんて飛びたくないという抑制感。
童話の世界に表される登場人物達の葛藤が
そのまま、主人公の内心に置き換えられるなかで、
現実が少しずつ観る側にその色を現わしていきます。
ファンタジーの枠組みが残る中での葛藤だからこそ
混沌からはなれて浮かび上がってくる心情があって。
その葛藤からファンタジーの塗料が剥げ落ちていく中で
心塞がれるような主人公の現実と心情が観る側に次々と積っていく。

しかも、ファンタジーの内側でのできごとと現実を縫いつける糸には
ステレオタイプではない、体温のような触感が内包されていて。

たとえば主人公が構築するファンタジーの世界が、
実は、昔の、ちょっとすてきにいい加減な母親との
暖かい時間に裏打ちされていたり。
ファンタジーの内側に
主人公の現実での嘘が編み込まれていたり。

終盤に明らかになるその温度が
あらかじめエピソードに貫かれているから、
空を飛ぼうといざなうピータパンと
空が飛びたくないという登場人物たちの綱引きに
絵空事ではない切迫感を感じ、、
その行く末を
祈るような気持ちで追いかけてしまうのです。

ファンタジーの世界を構築する役者たちには
舞台の世界観に入り込むことを観る側に躊躇させないだけの
豊かな切れと表現力があって、
波の満ち引きのように繰り返される葛藤を
ぶれなくしっかりと表現していく。

終盤、
崩れていくものの厚みや
ラストシーンの密度が
あざとさを持たずにそのまま観る側を浸潤していきます。
その場面を構築する舞台美術も実に秀逸。

終幕には
冒頭の物語の口当たりからは
思いもよらないほどのものが
心の内側に残って。

きっとファンタジーの世界を同じように彷徨しなければ
感じることができなかったであろう
主人公が眺める世界やその心情に
深く瞠目したことでした。

ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

MU

OFF OFFシアター(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ゴージャス!
B観ました。
女だらけのナルシスト集団は華やかでまさにゴージャスな雰囲気!
ぷっと吹き出す部分もありながら、リラックスしてみれます。面白い!
普段悩んでたことがばかばかしくなって、私もなりたいナルシスト、と思いました。
あと秋山先生が和製ルーシ・リューみたいで惚れます。
めんどくさい人は、ガチホモの圧力(重力?)にガツンとやられ、圧倒されました・・・。
シナリオはMUってカンジですてきです。他のバージョンも気になります!

モンキー・チョップ・ブルックナー!!

モンキー・チョップ・ブルックナー!!

アマヤドリ

シアタートラム(東京都)

2009/12/15 (火) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

今回はずいぶん神経質
ひょっとこ乱舞の公演はずっと前からおっかけて観ているのですが、今回は新作ということもあり、新しいことの成分が多めな印象でした。それは一言で言ってしまえば神経質なものだったと思います。個人的にはあまり好きではなかったのですが、このテーマが今後の公演でどう展開していくのか、楽しみではあります。俳優は皆さん力量があり、誰を観ていても楽しめます。

海ノ底カラ星ヲ見上ゲヨ

海ノ底カラ星ヲ見上ゲヨ

おぼんろ

サンモールスタジオ(東京都)

2009/12/17 (木) ~ 2009/12/27 (日)公演終了

浦島太郎+青
桜美林の学生出身団体の芝居は青照明をよく使うものが多い印象があります。特に「むかしむかし・・・」から始まるお伽噺とは相性がいいのでしょうね。

近代能楽集 〜「綾の鼓」「班女」「弱法師」

近代能楽集 〜「綾の鼓」「班女」「弱法師」

桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2010/01/18 (月) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

キャラクターが魅力的
古典は食わず嫌いのところがあるのですが、登場人物の強烈なキャラクターには興味を持ちました。

好色一代女

好色一代女

劇団ショーマンシップ

シアター711(東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

役者さんは頑張ってました。
役者さんが客席の通路まで出てきて演技をしたりして、観客を楽しませようとする姿勢は大変好感を持ちました。
しかし1人芝居なのですが、主人公以外の人物がどんな人達なのか見えてこなかったのが残念でした。
もっと主人公が話している相手が観客に想像できる演技をしてくれれば公演に厚みが出たと思います。
観ていて何だか薄っぺらい感じがしました。
でも衣装の早替わりや舞台のセットが変わっていく工夫は良かったです。
もっと良くなる感じがしたので、役者さんがもっと力を付けてからまた再演し欲しいです。

四月になれば彼女は

四月になれば彼女は

劇団東京ドラマハウス

シアターシャイン(東京都)

2010/01/28 (木) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

満足度★★

話は良かったんですが・・・
話の内容はよかったのですが、役者さんの力の差がありすぎて観ていて厳しかったです。
話が良かっただけに残念でした。
役者さんの力を付けてからまた再演して欲しいです。

凡骨タウン

凡骨タウン

モダンスイマーズ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

ヒトは運命とやらに、がんじがらめ。そして、それにもがき苦しむ。
主人公ケンが抱く、いらだちにも似た閉塞感は、誰しもが経験した(あるいは「する」)ことでもあろう。
だから観客は、ケンの姿に「嫌悪」し、「共感」をする。

重圧とも言えるような舞台に、息をのみ、目も心も釘付けになった。

ネタバレBOX

ケン(萩原聖人)は、暴力と悪事の中に生きていた。ある日ふと聞いた「生活の音」で自分の中に何かが目覚め、今の生活から抜け出そうとする。しかし、彼を作り上げた早乙女(千葉哲也)は、ケンからすべてを奪うことで、それを阻む。
ケンはなぜそういう男になっていったのか、それは早乙女が言う、「抗うことのできない、決まっている運命」なのか、過去と現在を交錯させながらケンの運命を描く。

とにかく、全編にケンの荒んだ気持ちが現れている。自分の運命と向き合いながら、今の自分へのターニングポイントを振り返る。
「あそこでこうしなかったら・・・」という後悔にも似た感情が渦巻く。

早乙女は、困窮していたケンを救う形で、自分によく似たケンに肩入れをし、自分の手で、ケンという暴力と悪の怪物を作り上げようとする。
しかし、それは、ケンという人間がもとから持っていた「定め」のようなものであると言う。

ケンにとって、初めて芽生えた「生活」という言葉への感情は、自分にとってもどう処理していいのかわからない。
その「もがき」のような「いらだち」のような感情をコントロールできずにいる様子を、じっくりと演じていた萩原聖人さんの好演と、そのケンの定め、運命を重圧とともに演じた千葉哲也さんが特に印象に残る。

もがきや苦しみは、思春期のころに誰しもが抱いた感情に近いのではないだろうか。自分の無力さや、自分の向かう先の不確かさや、見えなさ、自分が何モノなのかという不安やいらだち、そうした感覚と同じなのだろう。

「あそこでこうしなかったら・・・」という後悔にも似た感情がいつまでも頭の中で渦巻くのも似ている。
前に進むことが考えられず、後ろ向きの過去のことしか見えない自分がいる(いた)。

ケンの置かれた場所や境遇が、自分と違っていても、ケンのヒリヒリして、どこに向ければいいのかわからない感情のもやもやは、誰の胸にもあった(あるいは「ある」)ものなので、観ている者の胸にも強くのしかかってくるのだろう。

つまり、観客がケンの姿に嫌悪するのは、何も暴力や悪の姿ではない。そこには、かつて自分が辿った(あるいは「辿っている」)道であり、自分自身が嫌悪する姿でもあったからだ。思い出したくもない、過去の(あるいは「現在の」)自分の姿であり、嫌悪の中には、ケンへの共感も潜んでいるのだ。

そういう意味では、この舞台は「青春モノ」なのかもしれない。

今観客として客席にいる自分は、適当なところで、適当に折り合いをつけて、ここにこうしている。
しかし、ケンを作り上げた運命・早乙女に何もかもを奪われていくことで、そんな折り合いをつけることも、何かを見つけることができなかったケンの辿った行く末は、悲惨であった。
自分の作った、自分の分身であるケンを葬るのは早乙女の役目でもある。ケンは結局、運命から自由になれなかったのだ。

ケンは、早乙女の言う「運命」の前に何もできず身体を捧げた。

早乙女の妹(緒川たまき)の、「ケンをここに縛っているのは自分だ」と何回も言う台詞が哀しい。そう思わなければ、自分がここにいる意味や価値が見出せなかったのだろう。さらに、カラスの入れ墨を最初に入れたのは妹であったという、エピソードも切ない。
ケンはそれに応えることはできなかったが、ラストに明かされる、ケンの気持ちを揺さぶった「生活の音」の正体を知り、切なさが増す。

音や無音が見事に配置され、ワンポイントの赤い傘以外は、暗い舞台装置がこの舞台全体を覆う感情を見事に現していたと思う。
暗い、薄汚れた街に降る雪も街を白くはしてくれなかった。
遠ざかるネバーランド

遠ざかるネバーランド

空想組曲

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

公演終了したので、改めて
フライヤーの絵に何かを感じ、ほさかようさんのコメントに、「この人は本物」の予感がして、一切事前の予備知識なく、観に行きました。
結果は、予感的中、いやそれ以上!!
半世紀以上の観劇歴で、こんなにも、静謐な感動に満ちて、劇場を後にした記憶がありません。
もしかしたら、「ピーターパン」ファンの方には不快な思いを感じさせるストーリー展開かもしれません。でも、子供の頃から、ファンタジーに現実逃避する童話等に何となく反感を感じていた私には、ダイレクトに心に響くストーリーでした。明確なメッセージがあり、それを具現化できる作演ほさかさんの才気、作者の構想を助ける美術等のスタッフの力量、作者の思いを完璧に体現した全ての役者陣の心ある演技に、心から惜しみない拍手を贈ります。
最近、高いチケット代を取りながら、ファン心理にあぐらをかき、再演舞台をより良くなどという気概もない、おためごかしの商業演劇を上演している、似非演劇人や、長台詞だらけの割には、空疎な演劇まがいの作品を舞台に乗せ、悦に入っているような、どこかの劇場主宰に、是非是非、この心ある舞台をご覧頂きたくなりました。そうして、少しでも、演劇人としての初心を思い出してもらいたくなります。本当の演劇の美しい姿が、この舞台には満ち溢れていました。
この舞台を創り上げて下さった全ての関係者に、心より、お礼を申しあげます。
★5つでは、とても足りません!

ネタバレBOX

冒頭、誰でも知っている「ピーターパン」のストーリーがテンポ良く、ダイジェストで語られる中、何故か、ちょっと胡散臭い感じのピーターパンの登場。何故だろう?と違和感を感じ、話はどうなって行くのか見当がつかないでいる内、だんだんと、誰もが知るネバーランドとは異質のストーリーがはめ込まれて行き、そのストーリー運びの巧さに、終始興味が尽きず、拝見しました。
ネバーランドの背景画がチャチなのも、ピーターパンが、詐欺師っぽい胡散臭さがあったのも、話が進むに連れ、大いに納得。
ネバーランドに、ウエンディの現実社会での情況が少しづつ織り込まれ、「飛ぼうとするな」と何度も訴える謎の少年の言葉が、実は飛び降り自殺を必死に阻止しようとする同級生の声だとわかった時、チャチなネバーランドの背景画が崩れ、一瞬にして、学校の屋上に変貌を遂げた様は、見事とただただ感嘆しました。
人魚なのに泳げないビスカと、敵役のフォガーテが心を通わせるシーンにはカタルシスを感じました。
以前から噂に聞く、ホチキスの小玉さんのタイガーリリーは、本当に存在感がピカイチで、クロムモリブデンの奥田さんは、同性でも惚れ惚れする愛らしさ。このお二人が、美術室での端末を異口同音に言う場面は、まるで双子のように息が合い、お二人の演技者としての並々ならぬ力量を物語っていて、良い意味で鳥肌が立つ程でした。
ティンカーベルの武藤さんは、最初犬山イヌ子さん似だと思ったのですが、母親役に変容されてからの演技には、何度も涙腺が緩み、すっかり彼女の演技に魅了されました。
謎の少年役の斉藤陽介さんの、必死に友達を救おうとする台詞には、心からの叫びがあり、この芝居を、全国のたくさんの若者に是非観てほしいと心底思いました。
少年と少女の指が近づくところで、照明が落とされて行くラストシーンは、本当に秀逸でした。
素晴らしい脚本と、それを体現されたこのカンパニーの全てのスタッフ、キャストに、賛辞を惜しみません。
遠ざかるネバーランド

遠ざかるネバーランド

空想組曲

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

初観劇
幻想的なチラシが気になってたのですが
今回が初見です。

衣装もとても可愛い♪
役者みんなの個々のバランスも絶妙

ネタバレBOX

どこの部分なのかははっきりと思い出せないのですが
「ぐっ」と来る部分がありました。

子供の頃は世界の終わりなんじゃないか?ぐらい重要だけど
今となっては何でもない事・・・・・・
まるで夢みたいに<確かに見たはずなのに覚えていない>感覚?
とでもいいましょうか。

泣け!ってトコじゃないとこでなんだか涙わいてたのは
私のココロの中の子供の部分なのかなぁ?なんて思える
コンクリートジャングルと人間と思春期の狭間に存在するファンタジー
監視カメラが忘れたアリア

監視カメラが忘れたアリア

虚構の劇団

座・高円寺1(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鴻上さんワールド
軽快な演出が魅力的。
若手俳優のパワフルさも。

青

reset-N

ザ・スズナリ(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ヒヤリとした質感
「眠るために目醒める」を見て、もうこの劇団は見なくてもいいかなと思っていたけど、今回は作風がまた変わったようなので見に行ってみようかと思いました。

でも、今週は見たいのが沢山ありすぎてあきらめていたのだけど、たまたま見れる事に。
そして、今のreset-Nの真の実力を見せつけられました・・・。

黒をベースに作られた飾り気の少ない舞台は、執拗なまでの照明へのこだわりで別空間を作り出す事に成功していました。
このセンスを感じさせる舞台美術と、オープニングから見せてくれる光と影の芸術的な使い方から一気に異世界を演出して引き込まれました。

話も作家の内省的な話は前回で終わって、レイシズムに心酔する日本の若者たちとその首謀者たちとのギャップからくる苦悩を、ヒヤリとした冷たい質感で見せてくれました。

これ程素晴らしい作品を見せてくれるとは。
★は4.5で。

役者陣は、正直なところこれだけのキャストは必要なかったように感じたけど、ノグチを演じた鶴牧万里さんの淡々とした、それでいて情熱を秘めた語り口が心地良かったです。

ネタバレBOX

オープニングの女性ふたりが「私は男の所有物」だの何だの言ってるところは正直あまり好きではなかったです。
そういう考え方がイヤ。

でも、段々と話はレイシズム吹き荒れる日本列島で、その発端を作り出した男とその理想と現実のギャップへの苦悩へとシフトしてゆく。
それを取り巻く人々それぞれも苦悩を抱えていて、様々な人が「青」の隠れ家を訪れては首謀者のひとりノグチとの対峙によって抱える問題を浮き上がらせてゆく。

あくまで冷たい質感で演出された裏に、熱い情熱と信念が隠れていて、緊張感を最大限に引き出していた。
ミサカを演じた藤堂海さんは、登場時間は短いけど存在感が魅力的でした。

最後の刺客が突然現れてその場にいた人間を片っ端から簡単に殺してしまう終わり方は「やっぱりそうなんだ」とある程度読めてしまったけど、それまでの冷たい質感の中に銃の轟音がつんざく辺りが衝撃的で、演出のうまさだなあと思いました。

最初は期待はしてなかったけど、非常に充実した内容で大満足でした。
ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

劇団四季

四季劇場 [春](東京都)

2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

流石ですね。
初めてのライオンキング、流石の一言です。
ユーモアもあり、ホントに楽しい!!面白い!!
衣装やセットの仕掛けが目を引きました。この衣装を着た役者さんの動きや表現力にあっぱれです。
もう一回見たい。

ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

MU

OFF OFFシアター(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

遠ざかるネバーランド

遠ざかるネバーランド

空想組曲

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

灰色でしたねぇ
初見。期待以上でした~。
武藤さん、ホチキス小玉さん、ゲキバカ石黒さんが出演されるというので期待して参りましたが、それを上回っておりました。
灰色い夢幻の世界は大変魅力的でした。必見です。

小玉さんが出てくると空気が変わりますね。リリー出てくるとお客さんが集中して一体感がある気がしました。。
武藤さんのかわいい反応が可愛かったです!
次回公演楽しみにしております!

ネタバレBOX

背景セットがずれているから壊れるとは思っておりましたが
絵だったんですね~下半分だから友達の絵ということ??
全員いーちゃんなのでどっちかちとわかりにくかったです。。

人魚の蹴りが好きです。衣装ステキでした!
フック船長の帽子もかわいかった。つぶやきでマイクだったのは
風邪ひいていた訳じゃないんですよね(笑)ウケましたけども。

恋するエコーかわいかった。途中から松浦亜弥にみえてきました。
とんこつ?の奇跡のくだりもちょっとじん、ときました。
遠ざかるネバーランド

遠ざかるネバーランド

空想組曲

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

観て来ました
ものすごく楽しめました。
余韻の残る素晴らしい舞台でした。
今回が初めての観劇だったんですが、是非次回作も観に行きたいと思えるぐらい面白かったです。
ピーターパンが上手い具合に灰色になってました。テーマ性は重いのに構成がわかりやすく、何よりキャラクターがしっかりと出来上がっていたので、世界観を理解しやすかったです。

次の作品も期待しています。

ネタバレBOX

評価の星をひとつ減らした理由としては、出だしの辺りが、最後に繋げていくにはあんな感じにするしかなかったんでしょうが、(明と暗の対比もありますしね)テンションが高すぎて若干入り込めなかったからです。。
うーん。最初はネバーランドの住人らしく悩みも何にもない状態ですからテンション高くて当たり前なんですけど・・・なんでしょう。舞台が遠くに感じてしまいました。
入れたのがタイガー・リリーが登場した所からですね。彼女のキャラクターには和みましたし、面白かったです。彼女が登場するだけで客席から笑いが出てましたしね。
前にも書きましたがキャラクターが漫画的でキャラキャラしてていいんですよねー。小道具もうま~く使ってて、フックとトンコツの掛け合いがまさに小道具の応酬って感じで楽しかった。
入るまでに時間がかかるけど入っちゃえば楽しいって感じでしたね。

次を観て面白ければ間違いなくファンになる予感がしました。

遠ざかるネバーランド

遠ざかるネバーランド

空想組曲

ザ・ポケット(東京都)

2010/02/10 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高に感動した!☆
ただのファンタジーな世界ではなかったよ!凄く感動した!!うまくできたストーリー!本当に観て良かった!面白いところもいっぱい、でも最後は泣けたよ!役者さんもみんな最高よ☆*:・’゜☆*:・’゜小玉久仁子(ホチキス)さん最高!!

アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ

アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ

燐光群

吉祥寺シアター(東京都)

2010/02/06 (土) ~ 2010/02/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

派手さはないが分かりやすく、それでいて深く胸に迫るドキュメンタリー
実在した人物のドキュメンタリーもので、しかも海外の作品…正直見る前は難しいのかなと不安でしたが、実際見てみたらすごく分かりやすくそれでいて胸に深く迫る作品でした。
このお話は一人芝居として作られて大ヒットしたものなんだそうですが、他の国では大人数で上演されたこともあるそうで…この『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』は特殊な形態の戯曲なんだそうです(←坂手洋二さんと常田景子さんのアフタートークより)。
今回の日本版では出演している16人全員が主人公のシャーロッテ(の影)を演じていて、そのことによってシャーロッテの人物像が鮮明になっていました。
またストーリーテラーとしてシャーロッテにインタビューするダグ・ライトを登場させたことも、シャーロッテの人物像と共にダク自身の心の動きもかい間見られてよかったと思います。
お芝居としては派手さはないけれど、胸に迫るいい作品でした。
客席も含めてシャーロッテが運営していた『ムラック・リッツェ』という秘密バーを思わせる舞台セットも雰囲気があってよかったです。

センチメンタリ

センチメンタリ

monophonic orchestra

STスポット(神奈川県)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/11 (木)公演終了

満足度★★★★★

凄く良かった。
脚本も役者さんも、全て良かった。横浜まで行った甲斐がありました。

リバーシブル

リバーシブル

レイヨンヴェール

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/02/09 (火) ~ 2010/02/11 (木)公演終了

観ました。
2月10日19:30の回。

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