最新の観てきた!クチコミ一覧

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『世界の終わり』を囲む短編

『世界の終わり』を囲む短編

Minami Produce

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/02/23 (火) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

各編ごとに「原典との距離」「接点の多寡」が異なる
全6編のエピソード、プロローグとなる「世界の終わり」(#1)と全体を締めくくる(エピローグというには長い)「幸せな結末」(#6)は両コースで上演、それに挟まれる2編が変わるというスタイルで、各編は芥川龍之介の短篇を「サンプリング」しているが「原典との距離」「接点の多寡」はそれぞれ異なる。
先に観たAコースではまんまとダマされ「ループするようにも、パラレルワールドのようにも解釈できる」「ドグラ・マグラ的な入れ子構造?」「原作の翻案・オマージュというより “その精神的な部分をベースにした” ってこと?」などと誤読(笑)する。
が、Bコースで内容を把握。南主宰と話したところによればそれでも全貌は読めていないそうだけれど、自分なりには納得。
世界の終わりの直前、天使に採用された男が「天使の実地試験(あるいはOJT)」としてパラレルワールドでのいくつかのケースを処理する中、姪が原因で迎えそうになる終末を防ぐ、というのがσ(^-^) の解釈だが、いかが?>ご覧になった方々

夕焼けとベル

夕焼けとベル

カムヰヤッセン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

満足度★★★

ふーむ
おもしろくないわけではなく

かといっておもしろいというわけではないが


期待はできるのでは


無頼の女房

無頼の女房

劇団東京ヴォードヴィルショー

紀伊國屋ホール(東京都)

2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

満足度★★★

熱い舞台だが・・・。
坂口安吾をモチーフにしたらしき無頼派作家の塚口圭吾(佐藤B作)とその妻(あめくみちこ)の物語。
なのだが、周辺のエピソードが盛りだくさんで、タイトルにある「無頼の女房」にはフォーカスが絞り切れていなかったように感じた。

ただし、舞台の上の熱演は観客席にも伝わってきて、約2時間の上演時間であったが、集中して観ることができた。

ネタバレBOX

無頼派の作家、塚口圭吾は、睡眠薬と覚醒剤、さらに飲酒で身体を壊しつつある。
彼の自宅には常に編集者がたむろし、原稿を待っている。
彼は、その編集者を伴って飲み歩いたり、2階から飛び降りるという奇行を繰り返している。
彼には、妻と呼べる女がいる。彼女は塚口の作家としての能力に惚れている。

塚口の友人である作家の谷、お手伝いとその夫、太宰治を模したであろう豊臣治(やはり無頼派の織田の名前にかけたネーミングか?)という、塚口と同じ無頼派の作家、塚口の恋人の妹などが彼の周りで様々な騒動を引き起こす。

そんな中で、塚口は妻が妊娠したことを告げられる。

浮き足立つような、舞台全体を覆うテンションの高さがあった。それは塚口圭吾の常に躁状態のようなテンションが全体を引っ張っているようだった。
それには悪い印象はないが、やや一本調子に感じてしまうのも否めない。

熱い舞台であったが、これを東京ヴォードヴィルショーの舞台として観たときに、私としては、もっと「人」への深みがほしいと感じた。さらに「笑い」ももっとほしいと感じたのだ。
ユーモアの中の人間の哀しさとか、暖かさみたいなものを、東京ヴォードヴィルショーには期待しているからだ。
道学先生ではどのように上演されたのだろうか。

大勢の登場人物がいて、キャラクターの明確さで、それぞれのアウトラインがくっきりしていたが、中心となる登場人物の内面までは、あまり掘り下げられることはなかったように思えた。

みんな味があって、いいんだけどね。

例えば、塚口の遠い親戚である大橋は、物語の本筋にはあまり絡んでこないのだが、彼の内面には何か陰があるように感じた(兵隊に行かなかったエピソードが噂として語られるのだが)。ラストで塚口のもとを去るということが唐突に告げられるのみなので、観ている側としては消化不良である。

また、塚口本人にしても、奇行で無頼派の体面を無理して保っているように見えるのだが、その内面にもあまり踏み込んでいかないのだ。

一番気になるのは、タイトルにもなっている『無頼の女房』である、その無頼の女房、塚口の妻の、心の動きのようなものがつかみきれないのだ。
中盤のいろいろなエピソードのときに、妻はとくに役割を果たさないので、その間がないこともあろう。
この描き方によって、中盤からラストにかけては、もっとぐっときたりしたのではなかったのだろうか。

さらにラストだが、唐突にくる破滅はいいのだが、やはり、このストーリー展開ではこれしか締め方がなかったのだろう。
そういう意味では、それを裏切るようなラストがほしかったと思う。

妻と塚口の関係を鮮やかに見せていなかっただけに、単なる子煩悩となった塚口の印象を残しただけのラストへの引き際にしか見えなかったのは残念であった。
感情の緩急が後半にはややあるものの、全体的にあまりうまく醸し出されてなかったということだろうか。

とはいうものの、登場人物たちのテンションの高さに嫌悪感はなく、逆に役者たちの熱さで、面白く観ることができたのは確かだ。

☆は、大好きな東京ヴォードヴィルショーに期待したものとのギャップがあったので、やや辛めになった。
いつか失くした心のカケラ

いつか失くした心のカケラ

ぱるエンタープライズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/03/30 (火) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★

もっとコンパクトに
できたのではないかと思います。
ダンスの意図がイマイチわかりませんでした。。。
オープニングのダンスは長かったですね。そこでちょっと気持ちが離れてしまいました。
赤ちゃんが産まれそうになるくだりはなくてもよかったような気がします。
でもところどころにぐっとくるセリフがありました。
結構笑いが起きていたと思うのでもっと泣けるシーンが強ければよかったかなと思います。

通し狂言 四谷怪談忠臣蔵

通し狂言 四谷怪談忠臣蔵

松竹

新橋演舞場(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/23 (金)公演終了

満足度★★★

新感線で観てみたい演目
猿之助一門の歌舞伎、久しぶりでした。
以前は体型まで、猿之助さんそっくりだった右近さんが、少しスッキリされて、歌舞伎役者としての華が増した気がしました。
元々、忠臣蔵外伝である、「四谷怪談」と、「仮名手本忠臣蔵」をうまくドッキングさせて、スピーデイに見せる演出手腕は見事でした。
何しろ、仮名手本は大序から4段目あたりまでが遅々として進まず、通し上演の時など、必ず睡魔に襲われ、かなり居眠りしても、まだ由良之助は着かず、塩冶判官と一緒に「由良之助はまだか」って言いたくなりますもの。(笑)

でも、忠臣蔵の方が巧くスピーディだった反面、四谷怪談の方は若干モタモタした印象がありました。

忠臣蔵と四谷怪談、どちらも一度は観てみたいという歌舞伎初心者にはおススメですが、演目の味わい深さには欠けるので、何度も両演目ご覧の方は、肩透かしを食うかもしれません。

これにもっとエンタメ要素を加味したら、新感線でやったら、とても良さそうな気がしました。途中から、この役はじゅんさんとか、これは粟根さんとか、勝手に脳内キャスティングして観ていたら、妙に楽しくなりました。

ネタバレBOX

何故か、新田義貞の霊まで出て来たり、いつもは敵役の定九郎がいい人だったり、四谷怪談の伊右衛門が、討ち入りの時は、師直の配下の小林平八郎に改名していたり、かなりとんでもない話に変わっている部分もありながら、本軸は、両方の演目の流れから逸脱していなくて、なかなか趣向が楽しい作品でした。
一幕の幕切れの両国橋の花火が綺麗!!普通の歌舞伎では見ない演出でした。
忠臣蔵がスピーデイに巧くまとまってわかりやすかったのに比べ、四谷怪談の方は、やや役者さんの動きがぎこちなくて、次の場面のための仕込みが客に気取られる箇所が何度か目に付き、気になりました。一番おかしかったのは、お岩が、後で自分の首が刺さって死ぬための刀を、懸命に柱の穴に突き刺していたこと。喜劇じゃないんだからと突っ込み入れたくなりました。
門之助さんと笑也さんが良かったなあと思いました。
『ウツセミウツラ』ご来場ありがとうございました!!

『ウツセミウツラ』ご来場ありがとうございました!!

タテヨコ企画

ザ・スズナリ(東京都)

2010/04/07 (水) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

満足度★★★★

抜群の安定感。
いつも安心して観られる安定した劇団。自然な演技、自然な日常の描写の中に突然、異物が飛び込んでくるという面白さを見せてくれる劇団。

今回もお坊さんの修行の場に、さまざまなハプニングが起こる。ひとつひとつをとりあげるとちょっとありえないような設定なのだが、それまでの描写がていねいなので、ついつい楽しんでしまう。

今回は客演の郷志郎さんが坊主姿もよく似合い、素敵だった。 中心的役者の舘智子さんが、少し喉を痛めているようで、かわいそうだった。

大海原の小さなイェイ!

大海原の小さなイェイ!

カリフォルニアバカンス

OFF・OFFシアター(東京都)

2010/04/08 (木) ~ 2010/04/14 (水)公演終了

満足度

チラシかわいいのに
チラシのアイデアなど、観る前はとても好印象だった分残念。エンターテイメント的になる要素はあるのに、見事にずれてました。あの狭い劇場で、あの芝居を観せつけられるのは辛かったです。何が言いたいのかさっぱりわかりません。役者さんも何も考えていない印象。台詞を覚えただけ?観ていて恥ずかしくなりました・・・

シューマンに関すること

シューマンに関すること

劇団東京イボンヌ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/03/09 (火) ~ 2010/03/14 (日)公演終了

満足度★★★★

作品、楽しませて頂きました。
勝手な想像ですが、四次元に挑まれた作品なのかなぁと思いました。
これは私のイメージですが、四次元とは走っている列車に似ておりまして、
車輌の中が三次元、列車の外も含めますと四次元になります。

今回の作品は、例えるならばカメラが、
大自然の中を疾走する列車の遠景を捉え、
車輌の中で繰り広げられる乗客たちの様子を収め、
車窓から流れる風景を映している、といった感じです。
私は、過ぎ去った場所やこれから向かう先に思いを馳せながら景色を楽しんでいるような、そんな体験をさせて頂きました。

大海原の小さなイェイ!

大海原の小さなイェイ!

カリフォルニアバカンス

OFF・OFFシアター(東京都)

2010/04/08 (木) ~ 2010/04/14 (水)公演終了

満足度★★

チラシ負け
自分にとって心底どうでもいい演劇だった。正直言うと学生演劇にしか見えない。あるいは若手お笑い芸人のコントか。
思いついたネタをそのままに書いてしまったかのような小ネタやストーリー、笑わせる段階にまで達していない直接的な演技、無闇な暗転や一同棒立ちの演出。
要所要所の謎の超展開には悪くないくだらなさを感じたものの、それを笑いにつなげていこうとしている風にはどうにもみえない。

後半テンポが若干よくなったことと、観ていて面白いなと思える演技をしていた人が2人いたのが救いだったが、それだけで2時間はあまりにも辛かった。

戯伝写楽

戯伝写楽

フジテレビジョン

青山劇場(東京都)

2010/04/07 (水) ~ 2010/04/17 (土)公演終了

満足度★★★

2日目観劇
橋本さとし さん、大和悠河 さんが登場しても、なんかピンとこなくて・・・
大和悠河 さんの声と容姿はとても美しいけど、音程が???んん???
中島かずき さん作のストーリーは、凄く面白いものだった。

大海原の小さなイェイ!

大海原の小さなイェイ!

カリフォルニアバカンス

OFF・OFFシアター(東京都)

2010/04/08 (木) ~ 2010/04/14 (水)公演終了

満足度★★★★★

笑わせながらも...
要所要所でくっだらね〜ものを持ち出して笑いを取るものの、人間のコミュニケーションや愛を育むために必要なものとは何か、ラブ&ピースを実現するためにはどうすればいいか、ということに関するヒントが満載のポジティヴ精神に溢れた快作!

ネタバレBOX

海賊の衣装がカワイかったな。
ORGAN 【ご来場ありがとうございました。次回公演は9月中旬】

ORGAN 【ご来場ありがとうございました。次回公演は9月中旬】

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2010/04/07 (水) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★★

前作と同様のレシピエント編
当劇団は前作の「ブロークン・セッション」に引き続いて2回目の観劇。
いい意味でも悪い意味でも、前作とよく似た構造の作品であった。

臓器移植法の改正により、ドナーは自由にレシピエントを選べる時代となる。
その結果、生まれる悲劇を描く。

ORGANとは、、、

ネタバレBOX

英語で「臓器」の意味。

前作同様、登場人物はどこか精神を病んでいるかのよう。

ドナーの親族は、レシピエントに対して、年1回、移植手術が行われた日に開催される食事会への参加を強要する。
レシピエントは年々、食事会への参加が重荷になりつつも、なかなか不参加を言い出せずに来た。

ところが、今年の食事会は違った。
移植を受けた3人のうち、2人が次年度以降の参加が確約できないと言う。

一方、自らの不注意で、ドナーを植物状態にしてしまった友人は、ドナーの親族の下僕のように仕えている。

ドナーの遺族は、レシピエントたちを引きとめようと、説得を試みようとするも、それがかなわないと知ると、下僕であるドナーの友人を使って、レシピエントからドナーが提供した臓器を取り返そうと・・・

前作、同様のグロさ、満載の舞台であった。
テーマ、着眼点は面白く、もう少しメッセージ性があるとより楽しめる舞台となったのではないか。

是非、ドナー編も見てみたい。
ラスト・ファイヴ・イヤーズ

ラスト・ファイヴ・イヤーズ

シーエイティプロデュース

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

満足度★★★★

村川絵梨さん、一皮剥けた!
今回で3回目の山本耕史さんと、初ミュージカルの村川絵梨さん、とても良かった!
村川絵梨さん、本当に努力したと思う。心から認めてあげたい

ネタバレBOX

今夜は、アフタートーク付でした。
明日は休演日と言う事で、皆さんとてもリラックスした雰囲気で
話の内容もとてもよかった。
ミュージカルで、かつ、歌がほぼ100%のお芝居だから、今回難しい役に
チャレンジした村川絵梨さんの安堵と緊張の顔が、満足感を物語って
いるようでした。こうやって、女優は大成していくのかなとも思った。
夢の裂け目

夢の裂け目

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2010/04/08 (木) ~ 2010/04/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

深いことを面白くの真髄
初日観劇。
クルトヴァイルの音楽がJPOPに聞こえるマジック。
2幕が初演よりブラッシュアップされていた。
井上音楽劇の原点にして最高作だと思う。
少女役藤谷美紀さんの透明な歌声が素敵。

戯伝写楽

戯伝写楽

フジテレビジョン

青山劇場(東京都)

2010/04/07 (水) ~ 2010/04/17 (土)公演終了

満足度★★★

初日観劇
大和悠河さん宝塚退団後、初主演ミュージカル。
実は宝塚時代に直接観た事がなかったので、どんな感じの演技をするのか分からなかったのですが、歌はあんまりだったけど、演技は良かった。とにかく、美しい!と言う言葉がぴったり。

ネタバレBOX

橋本さとしさんの魅力は、あまり生きてなかった。
それに、ソニンちゃんは演技上手くなったけど、
大和悠河さんの相手役で花魁役だとちょっと似合わないな。
演技は良いだけに、キャスティングミスかな。もったいない。
それと、ストーリはあまりいただけない。はっきり言ってつまらない。
脇役陣もあまりよくない。
ハル大学『カガクするココロ』

ハル大学『カガクするココロ』

青年団国際演劇交流プロジェクト

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

満足度★★★★

演じることで見える文化交流
勝手にイングランド独自の口語表現みたいなものを想定して行ったので、がっつり「翻訳劇」という位置づけだったのは少し戸惑った。
日本版の「カガクするココロ」は未見だが、仕草や動作の背景が異なることによる感覚的な違和感、またアフタートークで役者が感じていた違和感を再確認する中で、「日本の身体」の特異性がくっきり見えてきたように思う。その他日本作品の翻訳劇という分野の展開、そして自分の語学力について、色々と考えさせられる公演だった。
ところで度々取り上げられた「岐阜」問題。岐阜に抱くイメージが全くなかったので最後までいまいちピンとこなかったのだけれど・・・あれはなんだったんだろ?

銀幕迷宮 -キネマラビリンス-

銀幕迷宮 -キネマラビリンス-

d’Theater

明石スタジオ(東京都)

2010/03/17 (水) ~ 2010/03/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

細部の努力に感激!
知り合いが出てたので突発的に見に行った。こちらの劇団は2回目の観劇。
開演前の客入れから始まってる演出に感動。さらに劇場をフル活用してるわ、ちょい役の役者たちからも全力で感じる熱意。
深い部分はよくわからなかったが、受けた衝撃は最高だった。

とりあえず寝る女

とりあえず寝る女

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2010/04/02 (金) ~ 2010/04/06 (火)公演終了

私は、コレ、ダメ。合わなかった
ネタバレ、読んでね。厳しいよ。

ネタバレBOX

別にウーマンリブでもなんでもない一般人だが、過去はどうでも、「公衆便所」になってるのを「もててる」と勘違いしてる女なんて、不愉快。もっと自尊心持てよ!「しょうがないじゃん。」じゃないだろ。出てくる男たちも女性を物みたいに見てるし。今時こんな男尊女卑の話は、好きじゃない!
作者の意図が見ている人を怒らせることにあったのなら、お見事。
ドラキュラ伝説~千年愛~

ドラキュラ伝説~千年愛~

ドラキュラ製作委員会

新国立劇場 中劇場(東京都)

2010/04/07 (水) ~ 2010/04/13 (火)公演終了

満足度★★★★

真実の愛
人間に生まれてきたなら誰もが欲しがる一途な愛。この物語には永遠の愛と本当の愛、究極の愛・・・と、とにかく愛満載なのだ。これだもの・・・、誰もが感動して涙なんか流しちゃって、あたかも自分自身がドラキュラになったり、アマンダになったつもりになっちゃうわけよね。
久しぶりに大舞台を観て別世界を体験しました。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


人の習性とは恐ろしいもんです。新国立劇場といえば、小劇場みたいな考えがべったりと頭に張り付いていたものだから、小劇場に行っちゃったわさ。苦笑)

物語はドラキュラがメフィストと取引した事から吸血鬼になってしまったのだけれど、アマンダにいつか再会出来るという希望を胸に400年の月日が流れてしまった。その間、ドラキュラは浮気もせず、若い女子にウツツをぬかす事もなく真面目にアマンダだけを想い焦がれていたわけさ。ここがツボ。観客のツボ。

そんでもって、純白の大輪の薔薇が吊り降りてくるセット。ベルバラかと間違えるくらいの大輪さ。思わずフェルぜーん!!!と叫びそうになっちゃったよ。ああ、なのに・・・フェルゼンもオスカルもおりませぬ。勿論、「お菓子を食べればいいじゃないの!」の声も聞こえません。

客層は松平健のファンなのか、それなりの年齢層のご婦人が多く、健さまが歌えば拍手、踊れば拍手、クレーンの上に乗って今にも落ちそうな危なっかしいシーンでも拍手!いあいあ、思わずワタクシだって、手から血が出るほど拍手しちゃいました。だって世の中の流に乗り遅れたくないから・・。

しかーし、健さまよりド迫力満点だったのは教授役の今井清隆!彼は魔的な魅力のある俳優でした。目力満点!更に慄いたのは、メフィスト役の園岡伸太郎。ヅラがすんごいです!まるでビーバップハイスクールに登場するガクランを来て軒下で雨宿りしてます!みたいなヒサシのようなヅラのメフィスト。既に悪魔なんだか、それとも閣下なんだかワカランようなナリ。

そんなキャラクターを登場させちゃってるから、ワタクシ的には楽しい訳よね。コミカルな部分とシリアスな部分を織り交ぜながらも、後半はミーナの記憶はアマンダと重なります。全てを知ったミーナは自分の胸を一刺しして死を選びドラキュラと永遠の愛を誓ってこの世から二人は消えるのでした。

ああ、ロマンだな~。1000年愛というよりも400年愛だったけれど、それでも一人の女性に恋焦がれて愛を求めて吸血鬼になるって、素晴らしいでしょ?真実の愛が手に入るなら、吸血鬼だって悪魔だって神にだってなっちゃう訳よ。そんくらい渇望してます!たぶん、みんなもそう・・。笑)

かたりの椅子

かたりの椅子

ニ兎社

世田谷パブリックシアター(東京都)

2010/04/02 (金) ~ 2010/04/18 (日)公演終了

満足度★★★★

わたしはわたしでなくなった
という言葉が、ずしんと心にくる。
重い。

ネタバレBOX

3階席だったのですが、開演10分ぐらい役者さんの声が小さくて?聞こえずらかったです。
こっちが集中しきれてないのもあるんでしょうけれど。

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