
棄憶~kioku~
G-up
青山円形劇場(東京都)
2010/03/05 (金) ~ 2010/03/11 (木)公演終了
満足度★★★
役者の鎬の削り合い
役者の技量が試されるような非常に緊迫した会話劇で、見応えがありました。セットもシンプルで、より演技を引き立たせていたと思います。

カフカの「変身」
パルコ・プロデュース
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2010/03/06 (土) ~ 2010/03/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
森山さんの身体表現力
良い役者のそろった公演でした。
森山さんがすごい!音楽と相乗効果の生まれる演出も!
ただ、贅沢をいってしまうと、間延びしないひねりや揺れ幅が演出に欲しかったかな。本の流れとして、そんなもの望めない気もするが、贅沢をいうと、欲しい気がした。
生意気言ってすみません。僕の一意見です。

家族の証明∴(公演終了!次回は10月シアタートラムにて!)
冨士山アネット
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/06 (土) ~ 2010/03/10 (水)公演終了

家族の証明∴(公演終了!次回は10月シアタートラムにて!)
冨士山アネット
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/06 (土) ~ 2010/03/10 (水)公演終了
満足度★★★★
面白い!(^0^)
元々、ダンスは良く解らない、ってか勉強不足で苦手な分野なのだけれど、これは面白い!ダンス的演劇(テアタータンツ)」ってことらしいけれど、セリフはなくてもパントマイム的な要素も加味されて家族の情景を存分に表現してた。こういった解り易い物語性のあるダンスなら、次回も観たい!と思った。
以下はネタばれBOXにて。。

X星団の四囚
劇団上田
シアター711(東京都)
2010/03/04 (木) ~ 2010/03/08 (月)公演終了
満足度★★★★
初・上田観劇でした。
どこからどこまでが現実で、どこからどこまでが本の話なのか。
絡まりあってなんだか不思議な感覚でした。
怒涛のショートコントにもおなかがよじれる位笑わせていただきました!
また次も観てみたいです。

喫茶久瀬
文月堂
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/02 (火) ~ 2010/03/07 (日)公演終了
満足度★★★
たっぷり!
古びた喫茶店を舞台に、そこに集う人々の悩みと絆、再生を描く物語。
「失われたご近所」を描く物語でもあり、そこでは「ここも!? あなたも!?」と驚いてしまうほど誰もが問題とドタバタの種を抱いています。
あまりにもてんこ盛りなので、そのぶん、せりふまわしや設定、モノの扱いなどに「素直(シンプル)すぎるな」「もうちょっと細部を見せてほしい」と感じる部分もありました。でも、大人になっても決して「オトナ」にはなれない人々の心情をこねくり回さずに描く筆致はむしろ気持ちのよいものとも言えますし、スピーディーで巧みな展開(これは脚本のセンスですよね)と俳優たちの熱演には飽きさせない魅力があり、素直に笑い、楽しめます。
てんこ盛りなだけにすべてのエピソードを着地させるのには多少時間もかかり……2時間をちょっと超える、その「ちょっと」ぶん、スマートでもよかったかもしれません。この芝居には合わなかったかもしれませんが、敢えて閉じない話があるのも個人的には好きです。

~粋にイ・江戸・ロ「虎」でしょ成る~
イエロー・ドロップス
APOCシアター(東京都)
2010/03/03 (水) ~ 2010/03/06 (土)公演終了
満足度★★★★
落語と芝居の楽しさが、きちんとあった
落語を演じてみせるという芝居は数々あるが、言ってしまえば、オリジナルの物語が面白いのだから、物語としては、そうそう失敗は起きないと思う。
とはいえ、コメディとして成立させ、観客をそれなりに笑わせたり、楽しませたりするのは、よく知られた落語だけに、逆に大変かもしれない。
そういう意味では、今回は、シンプルに楽しませてもらったと思う。

家族の証明∴(公演終了!次回は10月シアタートラムにて!)
冨士山アネット
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/06 (土) ~ 2010/03/10 (水)公演終了
満足度★★★★★
でも家族です。
冨士山アネットの身体表現は自分の皮膚感覚に合う。
殺陣にも似た動作一つ一つが起こす感情の動きや関係の取り方が、最もそっけなく図々しき、そして幸福な関係図「家族」を形成してゆく様がなんとも心地よく、まるでよく出来たピタゴラ装置をずっと観ている感覚。自分にとってこんな楽しいものはなかった。
今回は観ていると台詞がかなりはっきり見えてくるシーンが多かったので、戯曲から振り付けを立ち上げる手法でやっていると聞いて合点。
家族全員チャーミングで魅力的だったが、特に過保護ぎみ母の鬱陶しさと憎めなさが身に詰まされた。
そんな風に自分の視点は完全に演劇的表現や展開の方に比重が置かれてたので、ダンスの身体性の出来不出来は特別気にはならず。
10月に公演されるという白鳥の湖もがぜん気になる。今から楽しみ。

テトリミノ=ファクトリー・プラス【ご来場ありがとうございました】
アガリスクエンターテイメント
タイニイアリス(東京都)
2010/03/03 (水) ~ 2010/03/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
テトリミノ再演!
初演時に制作・舞台監督(?)としてかかわらせていただき、本当に面白かった記憶しかないのですが、3倍増になってどうなるか楽しみにしていました。

棄憶~kioku~
G-up
青山円形劇場(東京都)
2010/03/05 (金) ~ 2010/03/11 (木)公演終了
満足度★★★★
役者同士の火花を見る!
この作品を観ながら、野木萌葱の「東京裁判」を見たときの感動を想い出した。ストーリーの重厚さとか、脚本の質の高さという前に、野木萌葱の作品は役者の演技力を最大限に引き出す芝居であり、観客に役者を堪能させる作りだと思う。
有馬自由の里中少将にしびれた。

ダイニング・キッチン
世の中と演劇するオフィスプロジェクトM
テアトルBONBON(東京都)
2010/03/06 (土) ~ 2010/03/14 (日)公演終了
満足度★★★★
食の「常識」は違えど
小さなマーケティング会社で繰り広げられる「食」のやり取り。
生まれも育ちも異なれば、食に対するそれぞれの「常識」は当然のように一様ではなく。
前作「飯綱おろし」があまりに完成度が高かったことから、それと比べるとまだまだ荒削りではあるものの、十分に楽しめる作品となっていた。
演者の中では、主役の社長を演じる勝俣美秋と、パート社員を演じる横澤有紀が出色。

天晴スープレックス5
ブラボーカンパニー
小劇場 楽園(東京都)
2010/02/17 (水) ~ 2010/02/28 (日)公演終了
満足度★★★
固定ファン多し!
初見。脚本家/福田雄一さんの劇団ってことで。
コントライブも初めてならば、劇場も自由席も初めて。
予想以上にお客さんが多くて満席にビックリ。
ま、早々と行ったので最前列を押さえ、
ちょっと足を出したらステージに足が乗り(事前に注意される)、
手を伸ばせば役者さんたちに触れることができそうな至近距離。
チラシとタイトルで(プロレスもの?)と心配していたのですが、
全然違って、次々と繰り広げられるコントの応酬でした。

昆虫大戦争
こゆび侍
RAFT(東京都)
2010/03/05 (金) ~ 2010/03/08 (月)公演終了
満足度★★★
のびしろ有
自分とは異なる生き物を、具体的に想像してみる事は難しい。
フンコロガシ的な生き物と、F。とても、新鮮な芝居だった。
ひょっとこで観た事のあった、佐藤さんが、あんな演技も出来るのかと驚いた。
今後も注目したい役者さんのうちの一人。
ラストシーンはグッと来る出来栄え。印象的。

ミツバチか、ワニ
あひるなんちゃら
駅前劇場(東京都)
2010/03/04 (木) ~ 2010/03/08 (月)公演終了
満足度★★★★
ルール無視!
あひる、初見です。
笑わせてもらいました。ありがとうって感じです。
演劇的ルールを破っていく快感を味あわせてもらいました。
登米さんを観る為に行ったのだが、期待外れだった。
やはり、彼は演出家がいいように思う。
役柄が凡庸だったせいかもしれないので、次回に期待したい。
三瓶さんは、ヤバイと思った。
今後観たら、出てくるだけで笑ってしまうかもしれない。

スレ違いの糸は風の空模様
劇団光希
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2010/02/18 (木) ~ 2010/02/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
光希さん!ありがとう!
オープニングの、ユリエとお父さんの回想シーンが、とても印象的でした。女の子の透明感を、とても大事に守ってる優しさや、深い愛が、わかりました。親友を、とても!とても!大切に思ってる事と、幸せを祈り続けている気持ちが、伝わり・・・・・泣いちゃいました・・・忘れられないシーンです。開演5分で、涙が出たのは、初めてです!!!とっても、優しく、暖かい、素敵な作品で、もう一度見たいと思ってます。。。。。9月の公演が、楽しみです。

それなりにカップチーノ(てぎつねくみあい)
捨組
創空間富や蔵(福島県)
2009/06/20 (土) ~ 2009/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★
染み。
そうだよなぁ・・・と見終わったあとにひとり心の中で考える公演でした。
ステさんの作るものは男子からも女子からもああ。そうだ。と共感を得るところがあってそこがいいなぁと見るたびに思います。
今回もそうでした。
個人的にはあるカップルの描写が一か所だけん?と思うこともありましたが、ふんわりとした雰囲気で最後まで飽きることなく楽しめました。

テテ
女子会
光のしずく スペースⅡ(福島県)
2009/12/12 (土) ~ 2009/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
ジョシ。
演出が女性的なんだけど男性的な不思議さがありました。
フィギュアスケートで言うとアメリカのジョニ子的な。
指の動き、視線の動き一つまで集中して見て、やっと少し世界観が見えて来た気がします。
とっても素敵な公演でした。

サボテニング
プロペラ犬
いわき芸術文化交流館アリオス(福島県)
2009/12/16 (水) ~ 2009/12/16 (水)公演終了
満足度★★★★★
おもしろかった!
猫背椿さんと福田転球さんが客演な理由がよくわかる公演でした。
ほんとに舞台に出てた人も裏方さんも作品が好きなんだろうなと思わせる公演でした。
笑えるけどせつない。家族ってそうだよなぁなんて思えて、いっそう作品作りには手を抜けないなぁと改めて実感しました。

昆虫大戦争
こゆび侍
RAFT(東京都)
2010/03/05 (金) ~ 2010/03/08 (月)公演終了
狭いステージだったのですが
照明の使い方が秀逸でした
で、肝心の話はフンコロガシの話を
人間世界への置き換えて考えさせる感じだったのかと...
考えれる部分と?なな部分とがあったのですが
なかなか楽しめた70分でした

Nobody,NO BODY
パパ・タラフマラ
ザ・スズナリ(東京都)
2010/03/03 (水) ~ 2010/03/09 (火)公演終了