
GIFT FICTION
ATTENTION, PLEASE!
TOKYO FM HALL(東京都)
2010/03/26 (金) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
たった3人で
ここまで惹き付けられるのは、すごいと思いました。
アテプリは「マイハマ・バイス」以来ずっと鑑賞させてもらっていますが、
今回の公演もとてもよかったです。
他の出演団体と違って、全ての声がはっきり聞き取れました。
有斗さんと山村さんはいわずもがな、今回は特にサチさんの演技がとても光っていたと思います。
次回も今から楽しみにしています!
がんばってください!応援してます!

ソリティアが無くなったらこの世は終わり
山田ジャパン
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/17 (水) ~ 2010/03/22 (月)公演終了

とりあえず寝る女
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2010/04/02 (金) ~ 2010/04/06 (火)公演終了

通し狂言 四谷怪談忠臣蔵
松竹
新橋演舞場(東京都)
2010/04/01 (木) ~ 2010/04/23 (金)公演終了
満足度★★★★
1本で2度おいしい
四谷怪談と忠臣蔵を交互に演じる。いろいろな話を繰り込んで、舞台も装置しかけもたくさんあり。きらびやかであったり、豪快であったり、しんみりしたりと色とりどりの演出。澤瀉屋一門の骨頂。

とりあえず寝る女
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2010/04/02 (金) ~ 2010/04/06 (火)公演終了

夕焼けとベル
カムヰヤッセン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了

イカロ・トライアル
劇団ノコリジルモ
ぽんプラザホール(福岡県)
2010/04/02 (金) ~ 2010/04/04 (日)公演終了

とりあえず寝る女
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2010/04/02 (金) ~ 2010/04/06 (火)公演終了

夕焼けとベル
カムヰヤッセン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/04/03 (土) ~ 2010/04/11 (日)公演終了
満足度★★★
TRICKみたいな
人里はなれた過疎化の進む村に、古い不思議な因習の残る村や事件、そしてそれを追ってくる刑事たち。
普通の小劇場のお芝居を見ているのとはちょっと違うスケールの作品で、ドラマのTRICKを見ているような感じでした。
最もそれほど遊びに走った訳ではなく、トリックもある訳でもなく、内容はストレートに。

とりあえず寝る女
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2010/04/02 (金) ~ 2010/04/06 (火)公演終了
満足度★★★★★
傑作は時間を感じさせない!
出色の役者陣を揃えに揃えて、その魅力を最大限に活かしつつ練り上げられた構成。
前作のハイライトの激論のような見せ場はなかったけど、複雑な人間関係がもつれにもつれて、全てがひも解かれるわけでもなく、でも暖かく迎えるラスト。
2時間15分というのが嘘のようにあっという間でした。

スタンド
AAPA
日ノ出スタジオ(神奈川県)
2010/04/03 (土) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★★★
個性的
日ノ出スタジオという高架下という場所もさながら、3人のそれぞれの個性の対比が面白い。
足元が不確かなところに立ち続けることの意味を何となく感じたり、周りの音が気がつけば消えていたような一瞬もあり、全貌がつかみにくいが故に面白い公演だった。

薔薇とサムライ
劇団☆新感線
赤坂ACTシアター(東京都)
2010/03/16 (火) ~ 2010/04/18 (日)公演終了
満足度★★★★
縦横無尽!
「蛮幽鬼」に続く観戦(?)。
そりゃあもうおもしろいし、天海祐希さんは当然綺麗かつかっこいい。
意外にも古田新太さんが、年の割には踊れるんだな、ということも発覚。プロ根性を見たのでした。
広い会場を、やはり縦横無尽に駆け回るさまは、どうやって稽古しているんだか、覗いてみたいと思わせるもの。
「蛮幽鬼」の方がストーリーは好きですが、
エンターテイメントとして、これはこれで素晴らしい舞台でした!
なにより、これを創り上げるスタッフワークに頭が下がります。

『クロノス・ジョウンターの伝説』~『ミス・ダンデライオン』『南十字星(サザンクロス)駅で』~
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2010/03/12 (金) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★★★
やはりすごい。
キャラメルボックスの作風が好きではない私ですが、やはり抜群にうまくておもしろいので、いつも悔しいと思いながら見ています。
さて。
「ミス・ダンデライオン」は初めて見たのですが、これが開始数分でマイ琴線に触れる内容で、不覚にも涙がつーっと流れていきました。
全体的にも、あまりによくできすぎていながら、引くことなくむしろぐいぐい引き込まれ、ハーフタイムながら普通の尺の芝居と同じ濃密な物語を見られました。
やっぱりすごいな。

復讐回帰
劇団銀石
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2010/03/30 (火) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★★
偉大なる未完成作品。
最近はプロデュース公演というのが幅を効かし、一人劇団というのが多い中、これだけ才能の集まった劇団は少ない。
それらのメンバーが佐野木雄太を中心に刺激しあい、相乗効果を生み出している。今回の公演でも予習復習回帰という特設ページを作っている。
http://gekidan-ginseki.com/revenge.html
この内容は全ての劇団に真似してもらいたい内容だ。そして、公演中にUSTREAMで情報を流すなど、やることがいちいち斬新だ。これからどう発展していくのか楽しみでならない。

『クロノス・ジョウンターの伝説』~『ミス・ダンデライオン』『南十字星(サザンクロス)駅で』~
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2010/03/12 (金) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
演劇界のスタンダード、そして徹底したサービス精神に脱帽!
これだけ安心して観られる劇団が他にあるだろうか?芝居の質、内容、役者の演技、どれをとっても常に満足いく水準だし、恋人を連れて行っても家族を連れて行っても誰でも喜んでもらえる。今年は25周年だそうだが、今やキャラメルボックスはスタンダードになったと言ってもいい。
役者の安定した演技はもちろんのこと、照明、音響の見事さ。そして何よりクロノスを舞台上に実際に設置した舞台美術に感動。あのタイムマシーンを小説の読者に失望することなく表現出来る劇団が他にあるのだろうか?
そして何より、徹底した観客サービス。どうして若い劇団はもっともっとキャラメルボックスを観に行って、キャラメルを超える観客サービスをどうやったら実現出来るかということを真剣に考えないのだろう?

〈津山三十人殺し〉幻視行
月蝕歌劇団
ザムザ阿佐谷(東京都)
2010/04/01 (木) ~ 2010/04/05 (月)公演終了
満足度★★★
スッキリ
『夢野久作 少女地獄』に比べると、キャストの数も減って、空間的にも物語的にも観劇後の後味もスッキリしたイメージ。
着想・構想は面白いと思う。多少動きや声に不揃いなところもあるけれど、役者も頑張っていると思う。
役者が自分の力で100まで持ってきたものを200にも300にも引き揚げるような、演出家のこだわりと言うか熱意というか情熱が込められるともっとのめりこめるのでは。
観劇したのは「あおい未央」さんの少年ムツオver.だけだけれど、最後はちょいとゾクッと背筋が震えるような、きれいな余韻を残す終わり方でよかった。

ハル大学『カガクするココロ』
青年団国際演劇交流プロジェクト
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★★★
英語の違和感なし!
岐阜も、キタローも、大江健三郎もそのまま入っていました。
「英語が苦手」なんっていうセリフまでそのまま。
ストーカー戸田役は、役者時代の松井周さんその人かと見紛うくらいでした。
英語の違和感全くなし!
こういう国際交流はいいですねぇ!
できれば、観客も交えてのパーティーとかあればよかったのに・・・

とりあえず寝る女
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2010/04/02 (金) ~ 2010/04/06 (火)公演終了

乱反射ドロップ (出演劇団) こゆび侍・本田ライダーズ・てがみ座・シンクロ少女
みきかせworks
ワーサルシアター(東京都)
2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★
イチゴ味が断然好み
今日は、シンクロ少女とてがみ座のハッカ味の方を観ました。
先日のイチゴ味が予想外に良かったので、期待していましたが、こちらは、どうも味付けが好みではなく、順番逆に観劇すればよかったかと後悔しました。
シンクロ少女は、いろんな意味で、強烈でした。あそこまで、私小説的演劇だと、何だか潔くて、嫌な気にはならなかったものの、どうやら、全て実話で、名前も仮名とかではないらしく、これ、無関係の人間は笑って観ていられても、もし私が、二人の親の立場だったら、絶対観たくない芝居だと思いました。
てがみ座は、いわゆる一般的なリーディングテイストで、シンクロ少女とは真逆で、安心して観られる反面、舞台としての面白さには欠けました。本公演を観ているので、どうしても比べてしまいますが、この「カシオペア」という作品は、やはり普通の演劇形態に向く作品ではないかなと強く感じました。日替わりキャストにしたのも、この公演にはマイナスに作用した気がします。他のキャスト日を観ていないから、断言はできませんが、少なくても、今日のお二人は、まだ、役が体に落ちていない感じがして、本を離して演技する部分以外は、どうしても、本を読んでいる感が強く、何だか、ワークショップ見学でもしているような気分でした。
ただ、てがみ座で唯一いいなと再発見したのは、最初と最後のト書きの言葉。本公演の時にはもちろんト書きなんて読まれないので、初めて聞いたわけですが、そのト書きの言葉の美しさにため息が出ました。長田さんって、こんなト書き一つにも才能を感じさせて下さるんだと、感激しました。

熱帯◎亜熱帯レーベル♯1 サブトロピカル ライフ
熱帯
シアター711(東京都)
2010/04/01 (木) ~ 2010/04/06 (火)公演終了