
関数ドミノ
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2009/05/08 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

パンラが野毛にやって来た★GA~!GA~!GA~!
studio salt
OFF OFFシアター(東京都)
2010/04/24 (土) ~ 2010/04/29 (木)公演終了
満足度★★★★
映像の部分こそ舞台でやってほしかった
おもしろかったけれどいまいち物足りなさを感じました。王子というすごいキャラクターがいるのに映像だけしか出てこなかったのがもったいない。このキャラクターこそ舞台に出してほしかった。映像のほうがインパクトがありすぎたのが物足りなさの一員かと思います。

テレビが一番つまらなくなる日
劇団 東京フェスティバル
シアター711(東京都)
2010/05/11 (火) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
テレビが一番おもしろくなる日でした
選挙特番のテレビ局の舞台裏を描いた、再演とは思えない今年の政治情勢にぴったりあったストーリー。そしてどんでん返しの結末。今年観た中で最高の作品でした。

さっき、その席で誰かが
シアターノーチラス
THE GUIDE(東京都)
2010/05/08 (土) ~ 2010/05/09 (日)公演終了
満足度★★★★
よくできた短編
3本ともしっかりしたストーリーでした。せっかくだから3本のストーリーがそれぞれどこかでつながっているとおもしろかったのではないかと思いました。

双碧星物語
流星揚羽
萬劇場(東京都)
2010/04/21 (水) ~ 2010/04/26 (月)公演終了
満足度★★★★
熱演でした
役者の勢いを感じました。二つの視点で上演するという形でしたが、そうすると片方だけの視点しか観ることができないというのがちょっと物足りなさを感じました。

アメリカン家族
ゴジゲン
吉祥寺シアター(東京都)
2010/04/29 (木) ~ 2010/05/02 (日)公演終了
満足度★★★★
こんな家族あり?
すごい。いやすごすぎる。結末もあまり救いがない。物や人さえ異空間に行ってしまったようだし。それでいて物語自体は綻びすら感じさせないのだから。やはりすごいというほかはない。

『あぁ、自殺生活』 ~ ありがとうございました。次回は下北沢楽園にて6/1(金)&6/20(日)に上演致します。
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/26 (水)公演終了
満足度★★★
二人芝居ではもったいない
自殺人口3万人という日本で、自殺願望の男と自殺道を唱える男。いつのまにか二人の立場が入れ替わり……。シュールさもあり面白みのあるストーリーだったが、駅員も絡ませればもっとストーリーに幅ができたと思いました。

テレビが一番つまらなくなる日
劇団 東京フェスティバル
シアター711(東京都)
2010/05/11 (火) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白すぎ♪
なんといっても脚本が良い!腑に落ちない部分も多少はあったけど面白いから全然気にならない。
登場人物がみんないかにもこの業界にいそうな人たちばかり(番組スタッフ、女性アナウンサー、政治評論家、立候補者といった面々)。でも決してステレオタイプなキャラ設定ではなく、それぞれが自分のキャラクター(役柄)をしっかり確立していい味出してたし。最後までどう展開が転んでいくのかまったく予測がつかなくて最後の最後まで楽しめた。

Mr. & Mrs. Habit
劇団スクランブル
STスポット(神奈川県)
2010/05/07 (金) ~ 2010/05/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
傑作です
同棲生活からいよいよプロポーズしようという二人。親友とその恋人を巻き込んだ浮気疑惑。しゃれたせりふ、しゃれた音楽、しゃれたセット。見ごたえがありました。

彼方の月へ -新 かぐや姫事情-
劇団Firstline(ファーストライン)
くにたち市民芸術小ホール(東京都)
2010/05/01 (土) ~ 2010/05/02 (日)公演終了

北と東の狭間
JACROW
サンモールスタジオ(東京都)
2010/05/07 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★★
まずは本編
フロアが広過ぎなのは芝居のウソとして受容するもラストのアレは気付くのでは?というところがひっかからないでもないが、チカを中心とした切なくも美しい(←常套句だな)バートと「半・裏社会」(笑)のコワイ部分との対比ならびにリアリティのある表現は見事。

『エレベーター音楽』公演終了 ご来場ありがとうございました!!
津田記念日
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★
難解でした
舞台がどういう世界なのか、登場人物がどういう人(壁のように人でないものもいたし)たちなのかがつかめないままでした。照明や音楽がきついところがあったりして観ているのが大変でした。

「ユー・アー・マイン」
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
駅前劇場(東京都)
2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
面白かった‥けど疲れた。
いわゆるシュチュエーションコメディ。舞台セット=とってもリアル。登場人物=いっぱい。そしてこのモデルルームを舞台にさまざまな人間関係が絡み合って=とても複雑です。
面白いシーンもいっぱいあるんだけど、人間関係があまりに複雑すぎて、人物相関図を見ながらじゃないととついてゆけない‥。終盤に入って物語がだんだんと収束していくけど、その頃には集中力がすでに途切れてしまって、主人公たちの本来の目的が何だったのかさえよくわからなくなってしまった。

日本語を読む その3~ドラマ・リーディング形式による上演~『老花夜想』
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2010/05/07 (金) ~ 2010/05/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
今更すみません。でもすばらしかった。
若さを失った娼婦が月蝕の夜に見た儚い夢を描いた作品。
8人の俳優陣が白シャツ、黒ボトムスで現れて椅子に座る。抑制された"身体"をちゃんと認識していることが見て取れる。やはり、身体を操ることに長けている演出家は、そのあたりに敏感なのだ。リーディングの"制約"を正しく意識して魅力に転化できていたし、これは普通のストレートプレイとして上演するより絶対良かったと思う。
朗読の中から、月光と水底と人魚のモチーフがゆらゆら見えてすごくロマンティック、かつ、しめつけられるほどせつなかった。

旅、旅旅
ロロ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/05/06 (木) ~ 2010/05/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
変だけど面白い!
初めてロロを観ました。
開演前から役者が舞台上でウロウロしていて、役者の「今から始めます」の挨拶で始まり、サザエさんのエンディング曲のパロディで始まる所までで「好みじゃないかも…」と思ってしまいましたが、以降はとても良かったです。
一番体格の良い男性の役者が女らしく演じようともせずにお母さん役をやったり、出番のない役者はその間ずっと動かずにその場で固まっていたり、出演者全員の衣装にそれぞれ異なる数字が縫い付けられていたり(しかも劇中でその数字については全く触れられない)、全員の疾走や歌やダンスが唐突に始まったり、あえてベタな感動的(に一般的に思われている様)な演出があったりと、普通の「演劇」の枠から出て行こうとする意思が強く感じられました。そういう作品は往々にしてスノッブな感じになるものですが、そちらの方向には行かずに笑いの方向へ持って行こうとしていたのが気持ち良かったです。
ただ実験的手法を色々試すだけでなく、「家族」と「名付けること」をテーマにした物語としても内容のあるものでした。シュールなシーンの連続に見えるけど、とてもリアルなことの様に感じられました。
本編終了後にその場で即興的に作られた、次回作の予告編も面白かったです。予告編と言っても次回作とは全然関係ないとのことでしたが、次もとても楽しみです。

抜け穴の会議室
Team申
赤坂RED/THEATER(東京都)
2007/11/10 (土) ~ 2007/11/24 (土)公演終了
満足度★★★
回顧
再び前川回顧。
レッドシアターで観た仲村トオルのインパクトがとにかくデカかった。
これで前川知大を知った。いきなりイキウメ観るよりも良かったかも。

赤シャツ
劇団青年座
本多劇場(東京都)
2010/05/06 (木) ~ 2010/05/09 (日)公演終了
満足度★★★★
小事をもって大事をなす。
脚本は文句なしに良い、俳優陣はプロ中のプロ、大道具のセットも上品。でも火鉢に鉄瓶が沈んでいたりするとそれがたまたま事故であったとしても、ものすごく全体が雑な印象になってしまうのでご注意。小道具ではもうひとつ蚊取り線香の豚が真新しすぎるのが気になったので。演出家の心配りが問われます。

図書館的人生vol.2 盾と矛
イキウメ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2008/10/24 (金) ~ 2008/11/03 (月)公演終了
満足度★★★
回顧
おもむろに回顧。
「賽の河原で踊りまくる~」がベストかな。
三鷹のスペースに合っていたというか、空間の使い方がうまかったと思う。
Vol.3も決まった。楽しみ。

リバースヒストリカ
演劇集団Z団
六行会ホール(東京都)
2010/05/08 (土) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★★
女信長が凛々しい
アクションコメディという触れ込みだけれど、物語はきちんと筋立ててありロマンを感じた。本能寺裏バージョンといった感があり楽しい舞台。
以下はネタばれBOXにて。。

『エレベーター音楽』公演終了 ご来場ありがとうございました!!
津田記念日
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/05/12 (水) ~ 2010/05/16 (日)公演終了
満足度★★★
終末がお好きなんでしょうか?(笑)
作家は違えど奇しくも前作『炭酸の空』と同じく終末を題材にしたストーリー。が、リアルな前作に対してこちらは思い切りシュールというその対比が面白い。
また、中心となる装置にM.C.エッシャーの「物見の塔」を連想したもんだから作中にどこか勘違いを誘う部分があるのでは?と深読み…(笑)