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「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010

「ヒッキー・カンクーントルネード」の旅 2010

ハイバイ

アトリエヘリコプター(東京都)

2010/05/16 (日) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★

みた
笑うんだけど、笑えない。
笑うことが自分のしっぽを呑み込む感覚。
周りの笑い声の大きさ小ささを探っていた。
笑った人は何に笑って、笑わない人は何で笑わないのか。とか。

後半の展開がどうも納得できなくて、風呂敷無理矢理包んじゃいました感があった。残念だった。

アンゲーテッドコミュニティ

アンゲーテッドコミュニティ

北京蝶々

テアトルBONBON(東京都)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度

学生演劇・・・
学生感がとてもいなめない、いい意味では勢いがあるのだけれど、悪い意味では安っぽい。それでもこのチケット代をとっているのは若い故の罪ではないかなぁと。最近早稲田系の学生(出身)劇団がふるっていない気がする。もっと頑張って欲しい。

裏切りの街

裏切りの街

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★

みた
舞台の面白みのひとつは、限られた場所を切り取って、それゆえ見えない場所を想像する、させずにはおかない仕掛けにあるのだと思うのだけど、この舞台はいろいろなものを見せすぎていて、派手に装置使って高いカネ取ってまで舞台でやる意味あるのって考えさせられる。

物語の筋はタイトルから想像したとおり。
想像できてもなお面白い物語はあるけど、これはその中に含められなかった。

ところどころ、説教めいたせりふがあって、そういうのが持ち味の作家ならそれもいいけど、「愛の渦」の後ではなんか萎える。

セックスしたい。

プランクトンの踊り場

プランクトンの踊り場

イキウメ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/05/08 (土) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
開演前の舞台上、光が一筋。それだけ。
シンプルなのに謎めいていていて期待が高まった。
始まってみると、使い方が面白い。舞台ならでは。

前半はともかく安井順平という役者の求心力が飛び抜けていて、この人が出てきたらなんか面白いこというんじゃないのて期待がすごく大きい。台本じゃなく、本人の言葉みたいに聞こえる。伊勢佳世も良かった。

映画のシナリオにしても面白いと感じた。

ネタバレBOX

後半は作家の方程式が収束し出す。
理詰めで迫って、でもその理論をぽんと投げ出す潔さが気持ちいい。
どうにも執着心が強い自分にはなおさらで。
Do!太宰

Do!太宰

ブルドッキングヘッドロック

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2010/05/14 (金) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★

みた
舞台装置の使い方が、ああなんかすごいって思った。
いつのまにか、変わってる。

話はいい意味で馬鹿で、でもけっこうくどいところもあって、残り10分のところでうとうとしてしまった。

雨の日は体力を奪われるわね。

しゃぼんのころ

しゃぼんのころ

マームとジプシー

STスポット(神奈川県)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/31 (月)公演終了

満足度★★★★

淡く、儚く、そして。
前作よりも、論理的、技巧的な部分が薄らいでいて、もっと行間を感じられる、やわらかに綴られた素敵な物語に。その肌触りゆえに、基本的にはとても暖かで気持ちのよい時間を過ごせたのだけど、でもそれだけでなく。

ネタバレBOX

最初は、少女たちが小鳥のように囀るような会話を、どこか懐かしさや憧れをもって心地よく聞いていたのだけど、そのうちだんだんと“あの頃”の自分がかすかに甦ってきて、ようやく感じはじめた他人との距離への戸惑い、急激な身体の成長と同調するような閉塞感、まるで先のみえない不安な気持ちなどを思い出す。
それはほんとはじつは些細で他愛ないことばかりなのだけれど、それでも簡単に押し潰されそうになったことなどを。

だから絶対に、あの頃になんかもどりたくないけれど、
それが儚く消えるような一瞬の、
まさに「しゃぼんのころ」のような繊細で大切な時間、だったのは間違いない。
いまはもう、その泡はおおきな海と混じり、すこしも原型をとどめていないとしても。
北と東の狭間

北と東の狭間

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2010/05/07 (金) ~ 2010/05/16 (日)公演終了

満足度★★★

みた
今回も、会場を入って受付に至るまでの階段に、ひとつの演出があった。
客を早くも物語世界に招こうとする試みがとても好きだ。

開演後の演出も、作家が楽しんでいるような、挑んでいるような感じが伝わってきて、いい。
映像を使わなくても、映画みたいな見せ方はできると教えられる。それがまたしつこくないから、いい。

寝台特急”君のいるところ”号

寝台特急”君のいるところ”号

中野成樹+フランケンズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★

みた
都会的。
声の響きのいい役者が何人かいて、雰囲気作りと相まって、耳を傾けているだけで気持ちいい。

ネタバレBOX

途中の脱線が、どの程度原作に沿っているか分からないけど、ちょっと長すぎて、物語から気持ちが離れてしまった。せっかくの役者のいいところを殺してしまっていると思った。
パンフには、再演のたびに少しずつ時間が延びているとあったけれど、むしろ短くていいと思う。短編には短編の良さがあると思うから。
露出狂

露出狂

柿喰う客

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/05/19 (水) ~ 2010/05/31 (月)公演終了

満足度★★★

みた
観た後で1人1人が印象に残るのは、作家のバランス感覚と役者の瞬発力のたまもの。
以前観た中屋敷作品が好きすぎて、どうしてもそっちと比べてしまうけど、次回もまた観たい。
七味まゆ美はかわいいなあとおもた。

ネタバレBOX

悪ノリとほのかな郷愁。
これもバランス感覚か。
めぐるめく

めぐるめく

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2010/05/21 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★

みた
好みの問題。

ネタバレBOX

始まりがクリスマス。
ここでまず違和感。季節の移り変わりとしてまず冬なのかと見ていたが特にそういうわけでもなく。
そんな小さなことから始まって、主人公の言動の突飛さとか、取り巻く人々とかに、自分との距離を埋められなかった。クラブの場面とか笑いを狙う場面は、役者のせいなのか作家のせいなのか、無理してる感が強かった。
前回公演の時はあまり感じなかったし、そんな物語はあちこちで観ているのに、この好きになれない感覚はなんなのかと考えていたけどよく分からなかった。
優しいというより、甘いと感じた。
2010億光年

2010億光年

サスペンデッズ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/05/22 (土) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
会話のやりとりは、余計な説明を省いて、あれこれ想像させる余地があった。
ありきたりな言葉、場面でも、演じる人の力で変わるんだなあって。
ただこの劇場の、舞台を見上げる感じが、なにかちょっと、物語との間に距離感のようなものを生んでいた気がした。遠い世界の話ではないから、目線が同じか少し高い位置から見つめたかった。
次作にも期待。

空気ノ機械ノ尾ッポvol.15~キカイ~

空気ノ機械ノ尾ッポvol.15~キカイ~

空気ノ機械ノ尾ッポ

シアターブラッツ(東京都)

2010/05/27 (木) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★

不思議な空気がベンチのあたりに流れていた
全体の構成(照明等を含む)のフォーメーションはとてもいい。
惹き付けるものは確実にあると思う。
だけど、心から楽しめたかと言われると・・・。

ネタバレBOX

役者さんたちの、特に中心にいた2名の技量はそれなりにあると思う。
台詞のやりとりだけで、見入ってしまう。

金髪の人の「間」がいい。相手の会話から、自分が台詞を発する間やトーンがうまいなと思った。また、ソファーを推していた女性も印象に残った。

しかし、いかんせん、物語が面白くない。それは、オチだとか起承転結だとか、ハッピーエンドだとか、訴えたいことだとかのようなこととは関係ない、物語性だ。つまり、演劇として、観客を楽しませるためのガイドのようなものとしての物語。ただそこにあることを、ストレートに見せるだけにしても、物語性に乏しいと感じた。

どうでもいいことを話している2人のやり取りの、会話の内容が問題なのではなく、この演劇で、観客の私を、もっとどこかに連れて行ってほしかったということだ。
例えば、ベンチが船のごとく走り出すという展開があるのだが、この展開も意外と同じパターンの繰り返しで、物語が重なっていかない。
もとのベンチというところに戻るにしても、もっとトリップさせてほしかったと思う。
その、イマジネーションのジャンプ率のようなものが大きければ大きいほど、もとに戻る、冷静になる、という展開も活きてきたのではないだろうか。

また、最初にたくさんの人々が行き交うシーンがあるのだが、もっと丁寧に計算して登場させるべきではなかったのだろうか。
せわしい中にも、シャボン玉やゲームなどをしている人を交えているのだから、その人ごとのリズムや呼吸で登場させるべきだはなかっただろうか。
それがすべて同じトーンに見えてしまった。

さらに、ここが一番気になったのだが、中心にいる2人の声がでかい。
全編同じトーンで会話しているようだ。
もちろん、引いたり押したりということで、トーンは多少変わっているところもあるのだが、全体の印象としては、怒鳴り合っているようにしか見えなかった。

特に貧血でベンチに座っている設定の男は、いきなりあんなテンションで話すことはできないはずだ。
もう一方の男がテンション高く話しかけてきて、それを少々鬱陶しいと思いながらも、もう少し弱々しく対応したほうがしっくりきたと思う。

また、「殺人鬼」なんていうキーワードが出てきて、それだけなぜか姿を見せるのだが、その意味はあったのだろうか。後半でまたその話題になるのだが、特に意味はないのだ。

ベンチだけの設定なのに、前後や左右への動きや、ベンチの座り方、照明の当て方など、表現の方法や、構成・展開は、かなり面白いものがあるだけに、とにかく、もっと物語としての面白みがあったらなぁというのが、本音である。

ベンチを介して初めて出会った者が、些細なことを議論しつつも、特に何も起きずに別れる、というストーリーにしても、もっと豊かな物語が描けたと思うのだ。
あれだけの表現方法(演出)を持っているのだから、可能だと思う。

あとは、少し笑いがほしかった。
間がいいので、それは無理なことではないと思う。

それらが揃えば、相当面白くて独自の世界を構築できるのではないかと思った。
だから今後に期待はできる。


劇団とは、関係ないのことなのだが、この劇場の椅子(のようなもの)は悪すぎる。座面の高さが低すぎて、お尻も腰も痛くなる。なんでこんなに低くしているのかまったく意味がわからない。できればこの劇場での公演は観たくないと常々思っている。客いじりで、ソファーのことを観客に尋ねるシーンがあったので、もし私が指名されたら、「ベンチでもソファーでも、どっちでもいいから、この席と変えてくれ」と言おうと思っていた(笑)。
悪徳症法群

悪徳症法群

Logiz Game(劇団ギルガメっす♂改め)

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2010/05/27 (木) ~ 2010/05/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

初の観劇
学校で引率されて行ったもの以外で初の観劇。
愉快,狂気な非日常、どのシーンも目が離せませんでした^^

ネタバレBOX

ネタバレとは微妙に違いますが… ^^;
謳い文句の、「ハイテンション・ブラック・バラエティ」の通り、
始終笑いに包まれたシリアスなお話で重過ぎず、初の観劇でもしっかり楽しめました。

これは僕にしか当てはまらないかもしれませんが、使用BGMが聞き覚えのあるものばかりで笑いに拍車が掛かりました^^
めぐるめく

めぐるめく

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2010/05/21 (金) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

よかった!
心にしみるお芝居でした。
家出娘が立に語る言葉が印象に残ってます。

B神崎与五郎 東下り

B神崎与五郎 東下り

劇団扉座

座・高円寺1(東京都)

2010/05/19 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

泣ける
扉座らしいテイストの芝居。
反社会的団体との繋がり云々がもう少し描きこまれていたら
より良かったと思う。
おすすめ。

プランクトンの踊り場

プランクトンの踊り場

イキウメ

HEP HALL(大阪府)

2010/05/26 (水) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

良質で確かな面白さ
役者はみんな、間の取り方が絶妙にうまい。
真剣だからなんだか可笑しい。
脚本は最高だった。破綻せずよくもこんなストーリーを。
小劇団と思えないレベルの高さにため息。
ずっと応援したい劇団だ。

シアター・オブ・インプロ

シアター・オブ・インプロ

インプロ・ワークス

Xanadu(東京都)

2010/05/27 (木) ~ 2010/05/27 (木)公演終了

満足度★★★★

訓練された即興演劇
即興演劇も役者の力がちゃんとあれば面白いライブになるんだなと関心。
観客と対峙する緊張感を常に保っているから全然飽きさせないし、ふわっとした状況になったらすぐさま誰かのフォローが入る。
メインの、トレインなんとかという場面連結型即興なんかは特によかった。
いくつかの場面が直列で並んでいく前半と、前半に出てきた人物や状況があちこちに混入し物語に回収されていく後半。
荒技のような総括でパズルのピースが巧いこと嵌ったラストシーンに落ち着いてちょっと感動。結局この日は生命の進化と家族の話になったのかな?
歌などちょっとした小ネタもありつつ、ほどよく観客参加もありつつのポジティブな楽しい時間だった。
今回のように軽く飲み食いしながら好きなように観るのがベストなスタイルの舞台かも。

マクベス-シアワセのレシピ-

マクベス-シアワセのレシピ-

THEATRE MOMENTS

シアターX(東京都)

2010/05/20 (木) ~ 2010/05/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

観劇初心者の感想。舞台「芸術」の意味がわかった。
観劇初心者がしつこくまた投稿します。  最初は誘われて何も知らずに観にいってこれは凄い、素晴らしい、と驚いただけだったで、体験を消化するのに時間がかかっています。    昨日の夜に、この「観てきた」の投稿とそれに対するメンバーのコメントから「舞台芸術」という言葉がわかりました。 演劇は芸術でメンバーの皆さんは「芸術家」なんですね! それである程度納得です。  演劇の意図が観客に伝わり、それを観客が自分の人生に生かしてくれる、または評価を広めてくれるのは確かに素晴らしいことでしょう。創造された芸術としての価値があり、また世の人々個人個人を刺激します。私の場合はそうです。これからも考え続けます。でも他の観客皆がそうだったり、他の舞台も皆そうではないでしょう?  しかし、芸術家ならそんな評価なんて無くてもやるでしょう?それは自分がやりたいからやるのではないでしょうか?私には 絵を描いている友人や造型をしている知人がいますが、口ではお金や評価のことを口にしますが実は評価なんか考えていないように見えます。自分だけができること、知っていること、できそうなことを表現するのに一生懸命です。舞台の皆さん、裏方の皆さんも同じではないでしょうか?   だいたい人間は理由が無くても表現したがる生物なんだと思います。ホモサピエンスは何万年が前に進化の突然変異で出現したそうですが、絵を描いたり笛を吹いたりする変な奴が出てきたわけでしょう。何万年も前のラスコーの洞窟の絵なんて誰も観ない場所に、ただ描きたくて描いたのでしょうね。でもそういう人間がマンモス狩りとか略奪とかにばかりしていた連中の中で生き抜いて今の文明を作ってくれたんだと思います。現代だってそうだと思います。ある日突然、科学技術がはるかに進歩している異星人が地球にやってきて一番人間らしい者を選ぶとしたら芸術家を選ぶでしょう?   
絵は残ります、音楽も最近は録音で残ります。でも演劇は人間の記憶の中にしか残らないと思います。そういう世界で頑張る皆さんに改めて敬意を表します。                                                                                           私も皆さんと同じかもしれません。自分の人生という作品に頑張っています。幸せになりたい、美しいものを見たい、味わいたい、自分というノートのまだ開けていないページを使ってみたいのです。私が幸せになろうがなるまいが世間や世界や地球や宇宙には何の変化もありますまいが、それがわかっていてもやめられません。  

空気ノ機械ノ尾ッポvol.15~キカイ~

空気ノ機械ノ尾ッポvol.15~キカイ~

空気ノ機械ノ尾ッポ

シアターブラッツ(東京都)

2010/05/27 (木) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★

キャー
予定と違う日に観に行くことになってしまいましたが、やっぱり楽しめました!
思わず、キャーと言ってしまいそうになる所や、なるほど・・・と考えてしまいそうになるとこがちょくちょくあって、飽きの来ないお芝居を見せて貰いました!!
ありがとうございます!!

空気ノ機械ノ尾ッポvol.15~キカイ~

空気ノ機械ノ尾ッポvol.15~キカイ~

空気ノ機械ノ尾ッポ

シアターブラッツ(東京都)

2010/05/27 (木) ~ 2010/05/30 (日)公演終了

満足度★★★★

わかりやすい
内容がちんぷんかんぷんにならず、ずっと着いて行くことができました。
ただストーリーが普通に進んでいく物に慣れている人は観ずらいのかもとも思いました。

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