トーキョービッチ,アイラブユー
オーストラ・マコンドー
SAKuRA GALLERY(東京都)
2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★
満足しました
細長い狭い会場で、観客は首を振り振りしたり、足を引っ込めたりと忙しく、俳優さんも色々と制約の多い芝居でしたが、密度の濃い内容に満足しました。ギターの語り弾きも効いてました。
きみどりさん
東京ネジ
OFF・OFFシアター(東京都)
2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★
クリームソーダの作り方
きみどりさんはある意味有り得ないんだろうけど、見ている内に違和感が無くなり不思議な存在となってくる。家族がきみどりさんに対する接し方に距離があるのは当然。それでも何処か優しさを感じる。母役の久保さんがキュートで「カシオペア」シーンが好き。佐々木富貴子さん演じるきみどりさんのキャラは忘れないかも。
お肉体関係
ぬいぐるみハンター
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★
いやぁ〜
やられましたよ。
“バナナ”“柿”“銀石”…有名所で出演されてた方々がわんさか。
私、ビツクリシマシタ。
ネタバレBOX
正直、何したいのか、わっかんなかった ワラ
冒頭
カップルがモメモメしてたら、下手からワラワラ役者サンが出て来て、カップルをあおる・やじる
かぁらぁの、ダンシングッッ
もぅ訳わからん ワラ
“ゾンビになる性病”が若者達の間で流行っていて
とあるラブホを“ゾンビ緊急対策本部”にしちゃって
手始めに現在ラブホに居る“ゾンビらしきカップル”を連行して予防しようとしたけど
すでに遅くて
そんで……
って、なんやかんやで途中に色々ギャグを挟みぃのして
終わりに近づいていくんだけど
とにかく、おもろいす!!
役者は皆サン楽しそうだし、遊び心はあるし、女の子は可愛いし
魅せるとこはちゃんと魅せてんし
しいて残念なのは
ピンクの丸いベッドが
回転しなかった事 (泣)
ザ・ベストマンションシリーズVol.3F
コメディユニット磯川家
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/07/14 (水) ~ 2010/07/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
大衆的で職人気質の喜劇。
関西の小劇場系の若手劇団のなかでトップクラスの動員を誇るとのことで気になっていた磯川家。
当公演はマンションの一室を舞台に異なるシチュエーションを用いて新作・長編3作品を上演するシリーズ公演の第3弾でこりっちの団体説明によるとこのマンションシリーズは前回2188名を動員したそうです。
それだけ支持されるってどんだけ面白いの?なんてなかば半信半疑で3作品観劇させて頂きました。
舞台装置の仕掛けによる視覚的観点からスピーディーな台詞の掛け合いや言葉遊び、アクセントとしての物ボケコントやパントマイムに至るまで徹底的に『笑い』を盛り込みカラーの異なる3作品を描いた緻密で強かな脚本と、舞台で表現する役者の振り幅の大きさ、そして日常の延長線上ではなくリアルと線を引き『現実ではありえない』世界観をきっちりと構築した骨太で職人気質の演劇であった点が清々しくて非常に好感を持ちました。
味気ないニヒルな笑いやリアリズム演劇なんかがそれなりに支持されている今日において、磯川家のスタイルはひょっとしたらオールドファッションであるかもしれませんが、転げまわるほど笑う、だとか手を叩いて笑うだとか、つられて笑う、だとか無機質に染まり過ぎてしまったわたしたち現代人が忘れかけていた人間らしさや人間臭さ、他者との親和性のようなものを思い出させてくれるような気がしたのです。磯川家、いいですよ。
ネタバレBOX
『HELP』
冒頭、ビートルズのHELP!が掛かり、本棚の下敷きになっている頭の毛の薄い男、綾小路レンのモノローグするところから物語がはじまる。
彼は顔だし厳禁、正体不明をウリにしている流行作家で、シリーズ化されている恋愛小説の最新作の発売日が2週間後に迫っていたが原稿はあがってこず、業を煮やした出版社の編集担当者の園田が親のお金を使ってとあるマンションの一室を改造し、新作を書きあがるまで綾小路レンを監禁したのだった。脱出を試みるものの、その部屋には玄関を出ようとすると天井からまきびしが降り注ぎ、キッチンには落とし穴が、バルコニーに一歩足を踏みだすとどデカイ鉄球が振り子のようにぐわんぐわん動きだす、そんな仕掛けがほどこされていて、にっちもさっちもいかない状態。
そこへ、隣の部屋で行われている怪しげな脳開発セミナーのビッグマネーをせしめるために、この部屋をアジトとして使っている泥棒がやってくる。泥棒は壁と一体化した回転ドアーを取り付けたり、クローゼットのなかに抜け道をつくったりするなど部屋のあらゆる場所を改造したため、マンションの一室はさながら忍者屋敷のよう。
これらの大がかりな舞台装置の仕掛けとそれにハマる役者の所作がおもしろく、今から絶対に鉄球にブツかるよね、とか壁に頭を突っ込んで身体が貫通するでしょ、とかわかっていてもやっぱり笑える。しかも、スマートにナチュラルに突っ込んでいくという感じなので、いやらしさがなく、とても清々しい気持ちにもなる。こういう予期されたリアクション笑いって、たとえば8時だよ、全員集合!とかだいじょうぶだぁのドッキリ仕掛けなんかに近いモノを感じるのだけれど、そういうベタベタでスタンダードな笑いってテレビでは近頃見かけないし、演劇でもここまで徹底して作り込んでいる舞台というのは私は観たことがなかったので、何だか懐かしいような、でも新鮮味があって凄く面白かった。
物語はこの後、綾小路レンの身の上を知った泥棒が彼の居場所と写真を2分間だけ自身の運営する綾小路レンのファンブログとツイッターに掲載したことから一気に加速する。その時に出回った写真というのは、『髪がフサフサである』という巷で出回っている綾小路レンに関する唯一の情報を鵜呑みにした泥棒が、頭の毛の薄い綾小路レンをスルーしてひょっこり部屋に現れたアフロのズラをかぶった脳開発セミナーの利用者の若造を綾小路レンと『勘ちがい』をして貼り付けたモノなのだけれども、その情報をもとにスクープをキャッチしにやってきた週刊誌の記者や、ハイテンションの新婚さんたちにアフロの若造が追いかけまわされてたり、どさくさに紛れて外に出ようとする綾小路レンとそれを追う編集担当者の園田で部屋はしっちゃかめっちゃかで戦場みたいになっちゃう。
このくだりは本当にくらだないけど痛快で腹を抱えてケラケラ笑った。
そして終盤、アフロのズラを被るだけで脳が開発されると詠ったインチキセミナー幹部は警察に摘発されて、年齢国籍様々なアフロのズラをかぶったセミナー利用者らが壁を突き破り、列をなして部屋を駆け抜けるあのシーンの高揚感には戦慄すら覚えたのでした。
『ソラド』
霊感が強く、トモダチのルカの部屋には幽霊がいると断言する主人公の女の子にだけに見える全身真っ白の幽霊は、トモダチのルカや園田のしぐさを真似たりちょっかいを出す、アクティヴでコミカルなヤツ。
恐ろしさはないものの、呪われたり祟られたりと、ゆくゆく面倒になるかもしれないからお祓いをした方がいいと提案をして、部屋に呼び寄せたいかにも怪しげな霊能者。
霊感がなく幽霊がみえない彼に幽霊の居所を教え、ほどなくして
霊を追い出す呪文を唱えはじめた霊能者と一緒になって呪文を唱える真似をする幽霊には全く効果が得られずに事態は更に悪化してしまい、今度は全身真っ黒の幽霊がひょっこり現れ、なくなるどころか増えてしまう。
この場面は、追い出したり傷つけたりするとひとりづつ部屋にふえてしまうという話の、世にも奇妙な物語の『イマキヨさん』を彷彿とさせるシュールさがあって、とても面白かった。
これではいつまでたっても埒があかないと頭をかかえた主人公は、園田の提案で主人公の父を部屋に呼ぶことに。彼女の父親は高名な霊能者であるのだ。彼女の父親が登場してから物語は反転し、彼女が幽霊だと言っていたそれらは妄想の産物であったことが明かされる。更にトモダチのルカは既にこの世にはいなくて、それを受け止めきれずに精神がクラッシュしてしまい、時が止まったように記憶のなかだけで生きている主人公を担当するセラピストが園田で、白い幽霊、および黒い幽霊は園田の助手で、3人とも彼女の精神疾患を回復するための治療を施していたのだった。
終盤、物語の冒頭で交された交された主人公、ルカ、園田の場面が反復され、誰もいない空に向かって笑いながら楽しそうに話している主人公の姿には、静かな狂気を感じた。行き場のない魂が浮遊するような金属の単音と暗転も効果的だった。
『スウィート・ガールズと僕』
隣同士の家に住み、同じ高校卒業に通っている幼馴染のコウとなつき。
このまま一緒の大学に進学するのか、それとも違う道に向かうのか、これまで一緒に過ごしてきたふたりの人生を幼少期にまで遡り、その時々の心象風景をオーヴァーラップさせながら描いていく青春ラブコメディ。
『HELP』では鉄球が飛び出してきたバルコニーの向こう側に位置する、ファンシーなお部屋。その部屋に住むなつきと、隣同士のコウ。
お隣同士で幼馴染。これって、これって・・・
矢沢あいの『ご近所物語』の実果子とツトムではありませんかっ!!
私も、ツトムのような幼馴染がいれば・・・なんて妄想に耽りつつ、自身の青春暗黒時代の記憶をせっせと塗り替えるべく、コウとなつきのファンシーすぎる世界に、目を皿のようにして注視しておりました。笑
どちらかといえば、さえない男子のコウに、学園のマドンナ的存在のなつきが毎朝、コウの分のお弁当を持ってきたり、なつきのお母さんが美しすぎたり、
コウの部屋の隣に住む色っぽいお姉さまから軽く誘惑されてしまったり・・・
このドラマ、『現実にありえない』奇跡の連続で成立しているんです。
こういうの好きだなぁ。夢があるもの。
物語は暗転の度にコウとなつきが、どんどん幼くなっていくのだけれど、シーンがはじまるまえに「小学6年生ですけど何か?」なんて前振りがあったりなんかして、もちろん、役者の演技に小学6年生らしいリアル感なんて全くもってないし、そんなこと言う事態ナンセンスなのだけれども、その一言は大人が演じる小学六年生に対する違和感を跳ね除ける強烈な破壊力があって、自虐ギャグ的な照れに没落せずに、見事にふたりのファンシーすぎる世界が構築されていて、心から恍惚させられたのでした。
お肉体関係
ぬいぐるみハンター
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★
くっきりと面白く
切り口に馴染んでしまえば
男子・女子のそのことへの感覚が
直球で伝わってくる。
POPな見せ方や
笑いのクオリティにも惹かれ
中盤からは前のめりで観てしまいました
ネタバレBOX
大小3つの○台はいろいろと人でにぎわっているし
人の動きも通常のお芝居とちょっと感じが違う。
しかしながら
ゾンビ化にしても
ウサギにしても
それほど難しい見立てをしているわけではない・・。
何組かのカップルから
やってくる世界は、
よしんばデフォルメされていても
いまどきのとても日常的な感覚なもの。
トランポリンを使ったり
フワフワした舞台にしてみたりといった
感覚の部分が
描かれていくものに上手くマッチしていて。
なぜ質問と相撲が引き換えなのかは
残念ながら観きれていませんでしたが、
それはそれで、ある種の突き抜け感があって
絶妙に可笑しかったです。
チンパンジーだの相撲だのがちりばめられなかでも
役者たちには、
実は実直な気持たちを
ぶれなくまっすぐに演じる力があって
笑いのオブラートやダンスの動きに
耳や目を奪われながらも
観る側には
思う気持ちに裏打ちされた
男女の営みへのまっとうな模索の志が
ある種のグルーブ感を伴って
伝わってくるのです。
集団の動き、ダンスの振り付け、衣裳など
いずれも洗練があって
観ていて楽しい。
笑いの品質も、しっかりと抜け出ていて
非凡さを感じる。
観終わっても、
したたかにコントロールされた
作品のパワーのようなものが観る側に残って
なにか、わくわくしておりました。
廃墟ブーム
サイバー∴サイコロジック
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★
奇想天外なSF!
面白かったけど、法律的な突っ込みどころもありました。
何がそんなに可笑しいのか、ツボにはまるのか、すぐげらげら笑う笑い屋みたいなのがいて、気になって仕方ありませんでした。
ネタバレBOX
1981年に天才がいて、天才と天才が生き返らせたアインシュタインによって原爆が作られていた。それを作らせたのは中国の核実験で漁業被害を受けた富山の漁師の親父で、中国に復讐しようと企てていたが、実験用原爆で彼らは死亡。20数年後に漁師の子供が親のことを知りたくて、実験に使っていた倉庫を調べるうちに誤って原爆のスイッチを入れ、最終的に日本の半分がぶっ飛んでしまったという話。
法務局的には倉庫の隅っこを区分登記するはずもないし…、権利証も見たことないでしょう。
そして特に驚いたのが紙幣を大量にコピーしていたこと。近くで見ましたが見本とかの表示は無かったと思います。使う、使わないに拘わらず、コピーするだけで犯罪です。本日は千秋楽、逮捕されないうちに急いで焼却か溶解した方が良いですよ!!
今図書館で一番問題になっていること、本のページを破ったのは本当に酷いと思いました!!
【終演しました】八月二十日の君へ~LOST SUMMER~【ありがとうございました!】
劇団カッコカリ
ART THEATER かもめ座(東京都)
2010/07/01 (木) ~ 2010/07/04 (日)公演終了
満足度★★★
LOST SUMMER
少しファンタジー的な要素のある甘酸っぱい物語でした。
ネタバレBOX
8年前の八月二十日に幼なじみが突然遠くに行っていまう…
とあるバーで再会した。しかし、その幼なじみは8年前に亡くなっていた。
幼なじみに呪い殺され、あの世に連れていかれそうになるが、今を強く生きたいと説得し、8年前から止まっていた自分の時間も動き出す。
トーキョービッチ,アイラブユー
オーストラ・マコンドー
SAKuRA GALLERY(東京都)
2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
ゆたかな創意、へたれない刹那の秀逸
創意の中に緩急とメリハリがしっかり利いた舞台
狭いギャラリーを逆手にとって
日々の閉塞感をがっつりと醸し出し、
ルーティンのなかで
次第につもり溢れていく感覚を
がっつりと表現していく。
たっぷりと時間をかけて構築される
圧倒的な密度には
観る側をへたれさせない
目を見張るような完成度があって。
驚愕の舞台でありました。
ネタバレBOX
白を基調にした空間、
鰻の寝床のようなスペースの
両サイドに2列の座席。
客入れ時から
生ギターが場内の空気を作り上げていく。
客入れが終わるとシャッターが降りて
すっと舞台が始まります。
オフィス・風俗店・家庭と
3つの世界が重なりあうように演じられていく。
演じ手達には紐が付けられて
下敷きになっている近松文楽を暗示するにとどまらず
その社会への登場人物たちの従属を観る側に印象付ける。
2つの可動式の台の動きが
舞台のさらなるメリハリを生み出して・・・。
シャッターが朝と夜を刻み
また、同じような一日がやってくる。
人形振りのように
想いをすっと内に閉じ込めて演じられる
日々のルーティン。
ノルマに追われるオフィスの雰囲気、
夫の帰りを待ち、戻った夫に語りかける妻の想い。
抽象化された表現からこそ垣間見える
風俗店の欲望処理の質感。
それらの中に縫い込まれた「滓」のような感情が
次第に空間を満たし、
観る側に閉塞感を醸し出していく。
歌で語られるト書きや背景、
言葉と想いの分離が
演じるものと語るものをわけることによって
人形振りの内心が観る側に立体的にやってくる。
動作の均一性が作り上げる時間の希薄さが
役者たちによって作り上げられる
場のニュアンスの絶妙な変化を浮かび上がらせて
観る側がそのまま取り込まれていきます。
気がつけばルーティンの日々に積もり、ふくらみ、
やがてなすすべもなく
枠を超えてしまう感覚が
観る側の内も芽生えていて。
主人公の顧客や友人に対するモラルハザード、
風俗嬢のさらに身を削って稼ぐ決断、
ためらいながら夫の携帯を開く妻・・・。
役者たちそれぞれに
キャラクターの場ごとの感情の解像度の高さに加えて
舞台上での緩急の秀逸があって・・・。
キャラクターたちが盲人のごとく
踏み入れてしまうその一歩が
ただ語られるのではなく、
観る側が抱くものとともにそこにある。
終盤、主人公の二人が向きあう
屋上のシーンが
比類なき程に秀逸。
激しく湧き上がる言葉たちを背負って
想いに更なる密度が加わる中で、
ここ一番のたっぷりとした時間を配し
役者たちがその刹那をへたることなく貫いて
観る側の高揚を
その場が満ちるまで支え切る・・・。
大向こうをうならせるだけの想いに裏打ちされたテンションが
役者にとどまらず観る側のうちでも昇華しきるから
男を帰す女の一言が
乾いていても薄っぺらになることなく
観る側を醒めさせることなく伝わるのです。
これ、凄い・・・。
その前後の、妻と風俗嬢の会話にしても、
屋上の場面が終わって
日々へ戻る場面も
文楽や歌舞伎のように
「xxxの場」とでも銘打ちたくなるような
ゆたかな表現に満ち溢れていて・・・。
オフィスにしても、家庭にしても、風俗店にしても
閉塞の先にやってくる時間がある。、
観客をそこまでみちびき切ったうえで、
手のひらから解き放つ役者たちの演技に
観る側の目がさらに見開いて・・・。
それは「トーキョービッチ・アイラブユー」というタイトルのニュアンスに
観る側がたどり着いた瞬間でもありました。
オーストラ・マコンドー、前回の「三月の5日間」に続いてのこのクオリティです。
11月の公演から目が離せなくなりました。
☆☆★★★★○○
ヒメ
チェリーブロッサムハイスクール
吉祥寺シアター(東京都)
2010/04/01 (木) ~ 2010/04/04 (日)公演終了
満足度★★★★
おもしろかった
一度見たら忘れられない長い劇団名にひかれて見に行きました。
セットを作らずにああいった形で舞台を表現するのは新鮮でした。
ただちょっと情報量が多くてつらい部分も・・・。
今後に注目したい!
少女仮面
座・高円寺
座・高円寺1(東京都)
2010/07/24 (土) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
伊東X唐
この本の、周りのひきつけ方と、置き去りにし方が快適。
夕立【作・演出 赤堀雅秋(THE SHAMPOO HAT)】
劇団姦し
ザ・スズナリ(東京都)
2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
薬師丸です。
と、両親歯科医と、川崎在住の新井さん。
Macbeth
TYPES - タイプス -
新宿シアターモリエール(東京都)
2010/07/27 (火) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★
魔女が増員
いろんな役者さんが集合してましたね。
X,Y,Z
muro式
駅前劇場(東京都)
2010/07/29 (木) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★
よかった。
1本目はテキトーな感じでしたが
3本目のおそらく「ますもとたくや」さんの作品はよかった。
紳士スラックスの雰囲気がありました。
中村倫也さん、とてもいいですね。
天才バカボン
男子はだまってなさいよ!
本多劇場(東京都)
2010/07/23 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★
いいんじゃない
前半はダメダメな感じでしたが
後半はバカバカしさがUPしたので、よかったよかった。
レレレのおじさん、ホンカンさんは予想外だった。
細川さんの他の作品で似てるの見てるのチラホラ
なので、個人的には★2つ、(満点が★3つでね)
蟹
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2010/07/16 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★
水族館劇場みたいなセットだった「蟹」
本水を使用したスペクタクルな作品舞台という言葉通り天井から落ちる水滝。それらを受ける池はどうやら海に繋がっているらしい。会場入りして、滝のように落ちるセットを見たときに、「をを~、水族館劇場だ~。。」などと心でつぶやく。ま、規模は水族館劇場には適わないが・・。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
捨て子を拾って育てる集落があった。その子らの面倒をみてきた婆。人は属性によってその生き方が決まるといわれているが、この物語は廃炭鉱を住まいとする住人らと、その廃炭鉱の奥にある陸軍・山田部隊が隠匿したといわれているお宝を奪おうとする「博多築港社」の雇われヤクザとが織り成す情景を描いたもの。
廃炭鉱の奥の海に続く底には無数の蟹がまるでお宝を守ってるかのように張り付いている。その蟹を食べる廃炭鉱に住む酔っ払い女のボウボウ。そしてこの蟹の好物が人間の死体という。なにげにリサイクルだ。笑)
そして今回はこのボウボウが顔に馬鹿殿みたいなメイクをしてコミカルに演技する。今回の桟敷童子はコメディかしら?と思ったほど、ボウボウが吐くセリフで笑いをとる。だから、今までの桟敷童子とは毛色が異なるが、これはこれで楽しい。案外、コメディもイケルんじゃないかとも思う。
セットに1年前に使用したトロッコが登場した時にも、ちょっとした懐かしい感動。ただ全体的に桟敷童子特有のあの世とこの世の狭間で織り成す不思議色ロマンがなかったように思う。だから毎回導入する、これまた独特のあっちの世界のような歌が聞けなかったのもちょっと残念。
照明が特に素晴らしい。そして今回も「精一杯生きる」という言霊のようなバイブルを突きつけた舞台だった。
女の罪
ブス会*
リトルモア地下(東京都)
2010/07/29 (木) ~ 2010/08/10 (火)公演終了
満足度★★★★★
覗き見感覚で…
ポツの“女”シリーズは観ていないので、初ペヤングマキ。
いや~、文句なしにおもしろかった。
同世代の作家は小ネタがダイレクトに響くので楽しい。
開演前のBGMは夕ニャン世代には懐かしいラインナップ。
これだけで合いそうだなという予感がした。
最前列桟敷席に陣取りかぶりつきで観るべき。
安藤聖ファンは前方入り口付近がベスト。
場内すし詰めで暑し。リトルモア地下のキャパでは勿体ないなぁ。
ネタバレBOX
内容はカラオケスナックに居合わせたワケアリ女たちの一夜の顛末。
作家の人間観察(主に風俗関係)の鋭さがうかがえる秀逸な脚本だと思う。
AV監督の経験は伊達じゃない。現役だったかな?
劇中で安藤聖が歌う「Can You Celebrate」はフルコーラスじゃなくても?
花も実もある女優陣もいい。
安藤聖、男前なキャバ嬢役がかっこよし。
仲坪由起子、濃厚フェロモンを振り撒く登場に客席が沸いた。
受付にいたろりえの徳ちゃんが可愛くて得した気分。
全く同じことを前にも書いた気がする…。
日常茶飯事
スミイ企画
アトリエ春風舎(東京都)
2010/07/27 (火) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★
実験的パフォーマンス?
みささんがお書きになっているように、私も演劇というよりはパフォーマンスのジャンルだと思った。佐々木透さんの作品を読んでいないので、正直、この劇で演出家の澄井さんが何を言わんとしているのか、自分にはよくわからなかった(言葉を知るために、あとで台本を買うべきだったかな)。
これを演じた俳優さんは、身体的にも精神的にも大変だったろうなと思った。どうやって演出家の意図を自分の中で肉化し、表現しようとしたのだろう、ということのほうに興味がある。青年団での若手自主企画デビュー作に澄井さんがなぜこれを考えたのかも、知りたいところだ。
上演時間1時間5分。「頭で理解するというよりは、観た人個々に感じてもらう」といった一種の実験劇みたいで、プレビュー的なものに思え、有料公演に適しているとは思えなかった。それだけにPPTがあればよかったと思う。
ネタバレBOX
うーん。どのように感想を書いたらよいのだろう、と会場のアンケートを手に迷った。劇が終わると、首をひねって苦笑して去る人が視界に入った。ほとんどの人はアンケートを書かず、出て行った。そんな中で、私の連れは最後まで1人会場に残って熱心にアンケートに感想を書いていた。その内容は知らないが、いろいろ感じることがあったらしい。「後半から面白くなった」そうだ。
3人の女優が、あるときはひとりごと、あるときは会話らしき、とりとめのないことをつぶやきながらさまざまなポーズをとっていく。
衣裳は宇田川千珠子、木引優子が、共に上はラインストーンを散りばめたグレーのカットソー、下は宇田川が緑のレギンスに緑と白のストライプのバイアス仕立てのミニのラップスカート、木引が青のレギンスに、宇田川と色違いの青×白のスカートをはいている。鈴木智香子は、黒のカットソーとレギンスに赤と白のストライプのロングのラップスカート。最後に、宇田川、木引がラップスカートを脱ぎ、鈴木の頭から襟飾りのように掛ける。宇田川、木引はレギンスの上にショートパンツをはいている。これらの衣裳が広告美術のようで、なかなか可愛く、ファッションの視覚的要素の占める割合が大きく思えた。
木引が自分のラップスカートの中に宇田川の頭を隠したまま長い台詞をつぶやいたり、鈴木は倒立を披露したり、黒のマットに簀巻きにされて舞台の隅に転がされ、そこから1人で脱出したりする。ただ、それがどういう意図なのか見ていてまったくわからない。
澄井の演劇活動は大学時代からずっと観てきた。「言葉と身体の融合パフォーマンス」というのは、以前所属していた害獣芝居時代、澄井自身も女優として演じている。今年の春に、害獣芝居で浅沼ゆりあも久々に実験劇風パフォーマンスを発表していたが、澄井もこの方向が好きなのかもしれない。
本作で女優の発する言葉を聞いていると、澄井のブログの文章のテンポとどこか共通性があると思った。彼女の文章は、日常の出来事を書いていても、どこか浮遊感があって、読んでいて「なるほどね」みたいに容易に共感できないところがあるのだ。
パンフの挨拶文に「それぞれ個々人がちょっとした希望と絶望を抱えて毎日毎日、海に逃げ込む前のたいやき君さながらやっていっているところに、演劇を差し込める余地があるんじゃないか」と書いてあり、何となくわかるようなわからないような(笑)。終演後、「よく理解できなかった」と澄井本人に伝えると、「あれは水の中、水面下で起こっていることなので・・・」という言葉が返ってきた。「水の中でしゃべっているという意味?」「そうです」。もっと質問したかったが、ほかのお客さんもいたので遠慮した。すると、あの3人の女性は「海に逃げ込んだ後のたいやき君」ということなのだろうか。
澄井はすぐ次に利賀での演劇コンクール参加が控えているようだ。今後も彼女の演劇活動を見守っていきたいと思う。
X,Y,Z
muro式
駅前劇場(東京都)
2010/07/29 (木) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
満足度★★★★
muro式4、
とっても楽しかった。
ショートストーリー3本立て。
前作より落ち着いた印象。
前回はもっとPOPな感じだったので。
安定した演技で安心して観劇することができました。
ネタバレBOX
3本目の、ムロさん脚本のお話しで、
黒船が、弟のことを「弟っち」と呼ぶのが何故か私は大好きでした 笑
長編1本もみてみたいなーと思いつつ。
朗読劇 少年口伝隊一九四五
新国立劇場演劇研修所
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2010/07/30 (金) ~ 2010/07/31 (土)公演終了
満足度★★★★★
広島とヒロシマを後世へ伝える口伝隊
井上ひさしさんが演劇研修所の研修生のために書き下ろした朗読劇ということで、初演のときから気になっていたのだが、タイミングが合わず、観ることができなかった。
今回、やっと観るとこができた。
シンプルで、やはり素晴らしい作品だった。
「広島がヒロシマになる」という言葉のセンスと、わずか60分の上演時間なのに、その内容の濃さは、井上ひさしさんならではではないだろうか、と改めて思った。
ネタバレBOX
広島がヒロシマになった日に、生き残った3人の尋常小学校6年の少年たちは、焼けて新聞発行ができなくなった中国新聞社からのニュースを言葉で伝える口伝隊となる。
ところが、うち1人が原爆症のため病床についてしまう。残った2人は懸命に看病をしながら口伝隊を続ける。
そして、終戦。
数カ月後、米軍がヒロシマに進駐してくるという知らせがあり、少年たちの脳裏にはある考えが浮かぶ。
しかし、そんな中、巨大な台風がヒロシマを襲う。
冒頭、短い日常の描写から、原爆投下直後への様子を描くのだが、それは言葉(台詞)だけでも鮮やかにイメージがわき、息苦しくなるほど辛い。
そして、生き残った少年たちの境遇と、ニュースを通じて彼ら自身の口で語られる、戦中と戦後に行われ、語られる世の中の欺瞞は、やるせない。
冒頭からラストまで、どのエピソードも心を揺さぶられる。
取り組む役者たちの気持ちも強く伝わる。
シンプルな衣装で、年齢的にはたぶん同じ歳だろうが、幅のある年齢の役割を、ほぼ台詞だけでうまく演じていたと思う。
主人公の3少年の生きている、という感じや、新聞社のはなえさんを演じた方の、落ち着いたトーンが印象に残った。
ギターの生演奏も素晴らしいし、この舞台に見事にマッチしていた。
まるで瓦礫のような、舞台の中央にある小さなセットと、それに砂をざらざらと落とす演出もいい。
声によって、ニュースを伝える役割がある口伝隊の話なのだが、この舞台そのものが、広島がヒロシマになったことを、後世に伝える口伝隊の役割を担っているのだと思う。
だから、新国立劇場の演劇研修所では、研修生が3年次に取り組むべき作品として、この井上さんが書き下ろしたこの作品の上演を今後も続けていくだろうし、続けてほしいと願う。
この苦しみや痛みや悲しみを一緒に、未来にも届けてほしいと思うのだ。2度とこのようなことが起きないように。
新国立劇場の公演は、7/31までだったが、詳細は不明だが、板橋区立文化会館8/4(水)19:00開演の公演があるらしい。
モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー
架空畳
テアトルBONBON(東京都)
2010/07/24 (土) ~ 2010/08/01 (日)公演終了
ヘンな芝居という自覚はあるようですが
ヘン過ぎていましたね。
芝居についていけず眠くなると、タイミングよく後ろの座席の女性が、
椅子の背もたれ蹴っ飛ばしてくださいました。
ありがとうございます。
じゃなくて!
何度もぶつけるような長い御美脚は、丁寧に畳んでしまっておいて下さい。
お願い致します。
さて役者さん。声大きいし良く動いていた。
言葉遊びに付き合って、長い台詞もよく覚えていた。
舞台もそれなりに綺麗でしたが・・・。
その分ついていけない話で、理解の範疇に入らなかったです。
ネタバレBOX
12回もこのような話を続けていたのでしょうか?
固定客が付いているような事がパンフに書かれていましたが。
一度振り返ってみることなど考えてはどうかと、余計な事思いました。
衣装のパッチワークなども丁寧に仕上げていたし、
ホントに皆さん声大きくわかり易いので、
「全年齢版」みたいな、
勧善懲悪な作品に挑戦してみてはどうかと思いました。
とりあえず、私には合いませんでした。 と