
カナリアの心臓【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】
キコ qui-co.
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2010/06/11 (金) ~ 2010/06/14 (月)公演終了
満足度★★★★
評判通り
ここでのカキコミを見て行く気になったのですが、評判通りの凄い作品でした。観れてよかったです。次回作も楽しみです。

「視野」
reset-N
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2010/06/11 (金) ~ 2010/06/14 (月)公演終了
満足度★★★★
視野の先に広がる「虚」の空間
床に座る。
アートスクエアの天井は高い。
蛍光灯がいくつも縦に下げられている。
俳優の上の空間が広く空く。

愛死に【ご来場ありがとうございました。】
FUKAIPRODUCE羽衣
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/06/12 (土) ~ 2010/06/22 (火)公演終了
満足度★★★★
ちょっと下品でエロくって、歌が心の柔らかいところを刺激するような妙ージカル
小劇場の良さって何だろう、と考えると、やっぱり、演じ手との距離の近さではないかと思う。
近いことで生まれる一体感と、近いからこそのウソのない真剣さが感じられることがある。
FUKAIPRODUCE羽衣 の舞台を観ると、なんか、そういう「小劇場の良さ」を味わえるように思える。
叫んでいるから熱いのではなく、真剣な姿勢が熱いとでも言うか、熱量の放出が気持ちいいのだ。
とにかく、ここで歌われる「歌」が好き。身体に合うんだなあこれが。
クセになる感じと言うか。
かつて、こまわりくんがチャンピオン誌上で「慣れれば美味しいくさやの干物」と叫んでいたのを思い出すというか、そんな感じ。
でも、好みが分かれるんだろうなぁ、この劇団。

「視野」
reset-N
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2010/06/11 (金) ~ 2010/06/14 (月)公演終了
ガラスの破片が乱反射する透明な時間
フラジャイルな男女の距離感。都市の終末感。生きながらえながらもあらがえない喪失感。それらを、思春期な感性ではなく、大人の孤独感で切り取ったガラスのような断片。今の自分には重なりすぎてグサグサ来た。俳優は、抑制した演劇で言葉と肉体を繊細に扱い、詩的な台詞なのにまるで呼吸するように吐くのが良かった。行って良かった。

モリー先生との火曜日
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2010/06/03 (木) ~ 2010/06/15 (火)公演終了
満足度★★★★★
賞賛に値する真の感動作
かなり以前、「週間ブックレビュー」で紹介された時から、ずっと気になっていた作品の舞台化。もっと、朗読劇に近い雰囲気なのかと想像していましたが、さにあらず。私が過去に観た2人芝居の中でも、最高作の一つに数えられる、秀作舞台でした。
とにかくまず驚いたのは、高橋さんの役者としての進化の目覚しさ。過去にかなり高橋さんの舞台は観ていますが、こんなに硬くない彼の演技は初めて観たように思います。加藤さんも、ここ数年、幾度か台詞を咬むことが多々あったのに、この舞台では、そんな気配は微塵もなく、活舌も良く、本当に、お2人の演技表現が過剰にならず、シンプルだったので、自然に、このストーリー世界の住人になることができました。この年齢になっても尚、演技者としての進化を続けているお2人の表現者に、まずは、心底敬服の念を抱きました。
高瀬さんの演出も、作品の良さ、誠実さを損ねることのない、程の良さ。決して、過剰にならず、感動の押し売りもせず、ジワジワと胸に浸透する秀逸な感動の漣が心地良く感じられました。
モーリー先生の人柄と、その師に魅了されて行く生徒の心の交流が、実に自然に描かれて、間違っても、お涙頂戴ものの作りでないことが、何より嬉しく感じました。
良い作品があり、それを見事具現化した、キャスト、スタッフの、並々ならぬ力量の結集作。
モーリー先生の住居は、彼の心の内のようにシンプルで、清々しく、セット、照明、音楽、場転のスタッフの動き、全ての舞台表現が、この作品の良さを阻害することなく、テーマと一体化していました。
最後のカーテンコールの、観客から発せられる、本物の感動の拍手が、とても耳に心地良く、心の奥底までずっと響いていました。

恋する虜
水族館劇場
駒込大観音境内特設蜃気楼劇場 水邊の廢園(東京都)
2010/05/21 (金) ~ 2010/06/07 (月)公演終了
満足度★★★★
水族館の季節
今年もこの季節がやってきました。
もちろん観てきましたよ、水族館劇場。
毎度の事ながら、この一言につきる。
「クソ面白かった!」
演劇でしか出来ない事をしっかりと見つめ、それに向かって全力で挑んでいる、数少ない劇団の一つだと思います。
リスペクト。

カナリアの心臓【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】
キコ qui-co.
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2010/06/11 (金) ~ 2010/06/14 (月)公演終了
やっとこさ千秋楽に拝見
月曜日まで上演してくださったので観られました。ありがたいです。作り手に嘘がなくて(嘘がバレていて、それを覚悟していて)、私はとても面白かったです。

庭劇団ペニノ『アンダーグラウンド』
庭劇団ペニノ
シアタートラム(東京都)
2010/06/06 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

アルルカン、天狗に出会う
SPAC・静岡県舞台芸術センター
アトリエ劇研(京都府)
2010/06/13 (日) ~ 2010/06/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
京都で観ました。
素晴らしかったです!
日本語じゃない部分も多いけどその言葉だけじゃないコミュニケーション、表現力で初めての方でも必ず楽しめます。
一人サーカス団を観ているような気になりました。
台詞だけでなく、すべて口で表現される効果音も含めて、身体能力が高い!
良いものを見せていただきました。

よせあつめフェスタ
プロジェクトあまうめ
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2010/06/13 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
おまつり♪
おまつりに客席から参加しました。客席もしっかり巻き込む練り込まれた企画で参加できてとても楽しく、嬉しかったです。MCオケタニ氏、見事です。あれは見事です。でしょでしょ?あ、だしょだしょ?
6本の短篇作品の傾向はゆる笑なテイスト。バンドしようという1本は、なんだろう、おわりのヒトコトがいまもなお余韻を感じさせる作品。
うち4本を提供しているあひるなんちゃらの面白さ&自分との相性の良さは前作で実感していて、やっぱり面白い。
俳優さんは、今回初見だった湯舟すぴかさんの今後に期待。

よせあつめフェスタ
プロジェクトあまうめ
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2010/06/13 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了
目撃
企画が出来るまでのツイッターでのやりとりがなかなかスリリングだったので、内容はともかくとりあえず本番が見られてよかった。
こういう特別な公演だからだろう、劇場スタッフの熱気と、出演した役者陣の緊張感は通常よりも割り増しに思えた。
作・演出の面で中心的な役割を担った関村俊介は元々お気に入りの劇団あひるなんちゃらの主宰なので、実は内容的にもそれほど心配はしていなかった。
あひるなんちゃらでは、これまでにもシークレット・ライブと称して、王子小劇場で平日の二日間、寄せ集めの公演をやった実績があるし、ほかにも劇団員3名による無料公演をやるなど、ゆるい作風に似合わない斬新なことをやっている。
内容は出演者2~3名による6本のコント集だった。そのうち4本が関村の脚本で、あとの2本は三谷麻里子と櫻井智也が担当。冒頭と中盤にはMCとしてオケタニイクロウが関村とともに登場し、用意したオモシロ映像を披露したのがやたらにウケた。
今後もこういうツイッターを使った穴埋め公演が行われるかどうかは予想がつかない。仮にそういう話がまたツイッターに出たとして、さらにその企画がまとまったとしても、おそらく今回以上の盛り上がりや集客は期待できないのではないだろうか。

愛死に【ご来場ありがとうございました。】
FUKAIPRODUCE羽衣
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/06/12 (土) ~ 2010/06/22 (火)公演終了

ノア版 桜の園
ノアノオモチャバコ
サンモールスタジオ(東京都)
2010/06/10 (木) ~ 2010/06/14 (月)公演終了
満足度★★★★
分かりやすい♪
「桜の園」の舞台は過去何度か観ているけど、舞台となっているのが帝政ロシア時代で、演じている役者もどちらかというと淡々と演技している印象があっていまひとつ内容が把握しきれないでいたんだけど(人物の関係性とか特に‥)。この作品は舞台も日本で(たぶん40~50年くらい前の設定かな?)役者も感情を込めて熱演していたおかげで、改めて「あぁ、桜の園ってこういう内容だったのか」と再認識出来た。
中でも特に実業家”山岡”と屋敷の主人マツの養女”竹代”役の二人の演技が光っていたと思う。照明の使い方も印象的で良かった。ただ演じている役者がみんな若いせいもあって各々の年齢設定がちょっとわかりづらかったかなぁ。あと全員が舞台に登場すると、舞台がかなり狭く感じてしまうので、もう少し大きな劇場でやれればもっと良かったと思う。
今朝起きてみたらギックリ腰。。。なんとか劇場にたどり着いて観劇。

ドラゴンテイル2
カブ)牛乳や
小劇場 楽園(東京都)
2010/06/10 (木) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

クリスタル・ダスト 全公演終了!ご来場ありがとうございました。
現代能シアタープロジェクト
新宿眼科画廊(東京都)
2010/06/11 (金) ~ 2010/06/16 (水)公演終了

『MIMICRY』 ミミクリ(終演いたしました。御礼申し上げます!!)
anarchy film
新宿アシベ会館B1(東京都)
2010/06/01 (火) ~ 2010/06/13 (日)公演終了
満足度★★★★
間に合った^^;
最終日なんとか観ることができた。自分としては結構好みだったけど,連れには全く合わなかったみたい。好き嫌いが分かれるだろうな。映画監督が脚本,演出というのはわかる気がする。正面最前列に陣取ったため,女優さんのメイクにインパクトありすぎでちょっと引いてしまった。クシダ杏沙さんを間近に観れたのは収穫。あと,新宿アシベホール,隣だかのライブハウスの音がダダ漏れで,舞台も横長すぎて演劇には向かないと思うけれど,入ることができたのもいい経験になった。

らぶドロッドロ人間
悪い芝居
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/06/11 (金) ~ 2010/06/14 (月)公演終了

ノア版 桜の園
ノアノオモチャバコ
サンモールスタジオ(東京都)
2010/06/10 (木) ~ 2010/06/14 (月)公演終了

庭劇団ペニノ『アンダーグラウンド』
庭劇団ペニノ
シアタートラム(東京都)
2010/06/06 (日) ~ 2010/06/13 (日)公演終了
満足度★★
chako
評判がいいので期待して行ったのですが、私の好みではありませんでした。
もっとディープな世界を想像していたのですが、そうでもなかったですね。
演劇としては演技が・・?でした。やはりショーという言葉が当てはまるのだろうと思いました。

あほんだらすけ 22nd
劇団東京ヴォードヴィルショー
ザ・スズナリ(東京都)
2010/06/11 (金) ~ 2010/06/20 (日)公演終了
満足度★★★★
とにかく緩い!笑
初見の劇団だったけれど、客いじりからショートコントネタなど昭和のニオイのするネタ三昧!酒を飲みながら、燻製イカを頬張りながら観たい芝居。実際、舞台で燻製イカを喰ってました!笑
以下はネタばれBOXにて。。