最新の観てきた!クチコミ一覧

158921-158940件 / 190062件中
真夜中のパーティー

真夜中のパーティー

ネルケプランニング

PARCO劇場(東京都)

2010/07/04 (日) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★

ふ〜ん
12年ほど前に、別キャストで拝見しているのですが・・・

ネタバレBOX

こんなに面白くなかったっけ?と、驚きました。

キャストに不満が残りましたね。素晴らしい方もいるのですが、ちゃんとできる方で揃えてほしかったな。残念です。
『上海J'TRIANGLE』

『上海J'TRIANGLE』

東京アンテナコンテナ

俳優座劇場(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

五周年記念の功罪!
タップダンスやコンボイショーを楽しむことができましたが、裏腹に冗長になってしまいました。

ネタバレBOX

芋洗坂係長がタップダンスに合わせてしゃべった台詞、「宝塚から所沢まで乗り換えなしで行けたら凄い!」が面白く、またそういう風にリズムを覚えるんですかね。

役者いじりも、アドリブの利かない役者に振ってもダメでしょう。そんなの止めてもう少し短くした方が良かったのではないかと思いました。この内容で2時間15分は長すぎます。
わが友ヒットラー

わが友ヒットラー

Project Natter

ザ・スズナリ(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

浅野さんがいい!
レームとシュトラッサー、あまり耳馴染みのない名前だと思ったら、まだヒットラーが、完全に権力を手中に治める以前の話だったのですね。

自分の勉強不足のせいで、そのあたりの関係性がイマひとつ掴めなかったため、1幕はやや退屈でしたが、2幕の丁々発止のやり取りは、大変興味深く観ることができ、結果的に、それ程、長かったという印象はありませんでした。

浅野さんは、いつもながら、その役をしっかり生きて舞台上にいらっしゃいましたが、ヒットラー役の役者さんの演技は、あれで良かったのかと、やや疑問を感じました。

「サド公爵夫人」と対を成す作品として、三島は書いたそうで、確かに、構成的には非常に似通っていましたが、私としては、「サド~」の方が、スリリングで、好きな作品でした。どちらも、1幕は冗長ですが、2幕になると、面白くなる点も似ていました。

ネタバレBOX

最初のシーンは、ヒットラーも、レームも、シュトラッサーも、後ろ姿で、舞台奥に向かって、演説している演出ですが、この時の、ヒットラーの演説にかなり疑問を感じました。もちろん、彼が全権を掌握する前の演説ですから、我々が知っている演説程、人心を惹きつける喋り方ではなかったのかもしれませんが、それにしても、口調が間延びし過ぎて、何だかヒットラーと言うより、昭和天皇のようでした。
また、途中から、クルップに呼ばれて、レームとシュトラッサーとの、それぞれの2人芝居になる部分、相変わらず、ヒットラーは後ろ姿のまま演説を続けますが、この後ろ姿に、ヒットラーらしさが皆無なのも気になりました。

それにしても、三島の台詞劇の膨大さと言ったら、これはもう物凄い量の台詞で、これを淀みなく喋るだけでも、この出演者には敬意を表したくなります。

所々に、胸に沁みる台詞もたくさんあり、さすが、三島作品という、満足感はありましたが、1幕が終わり、休憩案内が聞こえた途端、客席から、一様に「フウー」というため息の合唱が起こった時には受けました。
演じる方も、観る方も、相当根気はいる芝居でした。
そんなに驚くな

そんなに驚くな

BeSeTo演劇祭

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/07/17 (土) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

死体をめぐ…らないブラックコメディー
結構前から、色んな演劇人のインタビューで韓国の俳優は凄い、という
話をちらほら聞いていて、気になってた矢先に本作品の案内。
どんなものか?と軽い気持ちで観に行きましたが。

とりあえず日本のと比べて、色々とあけすけ、というかズバッと
言っちゃう、核心をついちゃうことが多いと感じた。
日本の劇団だったら雰囲気に任せてはっきり口にしない、客任せな部分も
韓国のホンだとえッ?と思っちゃうほど明確に口にしますね。
本作品では、特に後半部分に顕著でしたが。。。

そして、よくも悪くもよくしゃべり、よく動きます。 日本人的感覚では
ちょっとやり過ぎじゃ?と思う動きの派手さも、慣れれば新鮮で良いですね。

劇団・本谷由希子とか楽しめる人にはぴったりかと思います。

ネタバレBOX

下の方で詳細、かつ的確なネタバレがあるので。
簡単な人物のアウトラインを。

父…序盤ですぐに首を吊ってしまうので細かいことは不明だが。
   どうも自殺を図った時は情緒不安定だったようだ。
   死体となった後もほとんど意識されないことから、生前も
   ほとんど空気に近いような存在だったことが推測される。

長男…大物映画監督を目指すが、正直その器でない、良くて二流の人。
     本人もそれに気が付いているのか、必要以上に映画にのめり込み
     家庭をないがしろにして後悔も反省もしていない。
     本人の言動、また自分の妻にスナックの仕事を斡旋しておきながら
     その事実を全く覚えていない等、自分のことにしか関心の無い
     典型的な現代人。

次男…既に自宅から一歩も出てない生活が数年来続く典型的なヒッキー。
     後述の兄嫁に横恋慕し、その写真を自分の日記に貼っている、
     情緒不安定なせいかモノが食べられず、常にひどい便秘に
     苦しみ続ける、等自他共に認める「人間のクズ」。

義姉…夫が家庭を顧みなくなったせいで情緒不安定に陥っているばかりか
     それに加えて結構重度のアル中持ちの、相当ボロボロな人。
     寂しさを埋め合わせる為に、自分の店の客と頻繁に性交渉を
     結んでいる様子。 

以上でも分るように、個々人がバラバラでお互いの都合ばかりを叫び合う
この家庭は、父親が死んだところでどうといった変化は起こらない。

父親がぶら下がっているトイレの、扉を隔てた向こう側では、義姉が
男を連れ込み、たまに帰ってきた長男は弟相手に壮大な(でも、いつ
撮られるのか分らないような)映画の構想をぶちまけ、興奮に浸る。

父親? それは表面では悲しまれつつも、その実、各人の都合で
天井から降ろされもせず、まして葬式も挙げてもらえない、トイレに
設置されている壊れた換気扇以下の存在になってしまっている。

後半に進むにつれ、父親はほとんど忘れ去られ、義姉、そして
彼女としけこんでいた間男をめぐっての一家内バトルの様相を
呈してくる。 死人の処遇<浮気の話し合い な、この不気味な構図。

結局、最後に死んだ父親の口から一カ月経っても、まだ梁から
下ろして貰えずぶら下がったまま、との報告がされて幕。

終始、重くならず、どちらかといえば軽めの、笑いもしばしば
ちりばめられたこの作品は、それだけに黒さとエグさが高いです。

個人的には義姉のぶっ壊れたテンションの高さと、長男の、人を
小馬鹿にしたような目の演技が見事。 

長男が、浮気相手から「あんたがこの女の旦那だってこと証明して
見せろよ」と迫られて返した答え、「僕と妻はずっと昔に結婚しました。
それで充分じゃないですか」はこの映画監督の、他人への関心が
いかに低いかを如実に表現した、本作品随一の名セリフだと思う。
Wannabe

Wannabe

柿喰う客

アトリエ春風舎(東京都)

2010/06/29 (火) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

大事
試みは大事。

アット・ホーム・アット・ザ・ズー

アット・ホーム・アット・ザ・ズー

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2010/06/17 (木) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

贅沢だな〜
豪華なキャストを、間近に堪能できて、すごい贅沢だったな〜。勝手に心配してた内容についても、予想以上に面白かったし、満足して帰ってきました。
特に、大森さんには、圧倒されっぱなしで、感動しました。あと、一幕から二幕への、セットチェンジも、感動ものでしたね。

ラクダ

ラクダ

範宙遊泳

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

満足度★★★

劇団初見!
熊川ふみさんが全てにおいて凄い!浅川さん、バナナ以外では初。Tシャツの商品タグを外さず見せるあたり浅川さんらしさが見えて好いですね。

ザ・キャラクター

ザ・キャラクター

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/06/20 (日) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかった
前半はことば遊びを楽しんでいましたが次第に引き込まれてしまいました。ことば遊びをしつつもことばを非常に大切にしていることがよくわかる作品です。そして重いテーマに向き合いつつ、どこか他人ごとにしていた私たち一人ひとりに現在の私たちの問題を突き付けてくる作品でもあります。
後半は少しリアルすぎた感もありますが、全体としてはハイテンポに話が展開していきあっという間に2時間が過ぎました。久しぶりに良い作品に出合いました。演劇の魅力を知ることができおもしろかったです。

ヤマト版 夏の夜の夢〔公演終了!今後は「天幕旅団」としてリニューアル致します。〕

ヤマト版 夏の夜の夢〔公演終了!今後は「天幕旅団」としてリニューアル致します。〕

笑劇ヤマト魂

劇場MOMO(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

まずは悲劇
四大悲劇やロミジュリと比べるまでもなくバッドどころかビターですらない(私見)結末な上に笑える部分も少なからずあるのは看板に偽りがないでもない(笑)が、パックの「見習い時代」を描いた前日譚あるいは「裏・夏夜」として観ることができて面白い。
また、人間と妖精の演じ分けを貫頭衣風の衣装(いろいろ違う気がする…(笑))の着脱で表現するアイデアも◎。
なお、原典を知った上で観た方がより面白いと思われるので「初めての人には」は「どちらとも言えない」。

そんなに驚くな

そんなに驚くな

BeSeTo演劇祭

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/07/17 (土) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

寂しいうさぎ
序盤のコミカルな滑り出しからコメディか?なんて思ったのも束の間、終盤では人間の弱さを露呈した人間模様の芝居だった。どのキャラクターも死にたいなんて心の中で叫び声をあげながらも絡まった糸を解せないさまは哀れで悲しい。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

トイレというよりも便所といったほうがお似合いの場所でふんばる義弟。どうやら慢性の便秘でイキバルあまり血も出ちゃうような画。笑) その光景の中、彼の父は友人の葬式で、家出した妻が友人の家族のように振舞い喪服姿で接客している様子を見て、改めて妻の不貞を確信しショックを受け「もう潮時だ!」なんて言って自殺する。しかし死に切れない。死体のように吊る下がった物体は便所の中で生きている。笑

一方で映画監督を夢見る夫は家庭を顧みず、いわば夫の家族の生活を支えるためにカラオケ・スナックで働くその妻。母が家出してしまってから引きこもりになってしまい母の面影を追いながらも義姉に横恋慕する義弟。

家族は父が死んだと思い込み死体のそばで何事もなかったかのように暮らし続けるが、これらの情景はそれぞれが抱えた闇から逃れるための現実逃避だ。弟と妻が関係して出来た子を養子に出した過去、家庭を顧みない夫に孤独を感じ、その穴埋めに奔放にセックスする妻。妻の不貞を知りながら見ないふりをする夫。

誰もが悲しく切ない。やがて・・苦しくて仕方がない心のうちを妻は夫に吐き出すも、まともに相手にしない夫の前で鋏で腹を刺す妻。バラバラになった家族はついぞ結びつかないまま、弟はつぶやくのだった。「ああ、母がいたあの頃は良かったな。初めて食べた蟹カマが旨かった。」幸せだったあの頃の残像を懐かしんで幕は引かれる。

序盤から終盤近くまで殆どコミカルに引っ張る。字幕と役者の表情を確認しながらの目線はあっちこっちと忙しいものの、とにかく面白い。終盤になってこの物語の悲哀を一気に見せ付ける演出は素晴らしかった。どのキャラクターも寂しいあまり現実を見ない。そのほうが楽だからだ。今を生きてる現実に自信がないさまは人間の根底に潜む弱さだろうか・・。


レイクタウン爆破事件

レイクタウン爆破事件

TEAMメロスティックBattle

池袋小劇場(東京都)

2010/07/18 (日) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度

劇団初見!
「伝説の刑事」かあ~。キャラはまあユニーク(緩いけど)だけどなんか中途半端な印象を受ける。恐れられた刑事魂などまったく感じないし。ストーリーも有るんだか無いんだか良く解らないし(所々笑えるけど)セクシー刑事より主婦の方が頑張っていました。

椿版『天保十二年のシェイクスピア』

椿版『天保十二年のシェイクスピア』

椿組

花園神社(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

勢いに圧倒されました!
ホントにおもしろかったです!

野外は初観劇だったのですが
夏祭りのような独特な高揚感と
西沢さんならではのエネルギッシュな演出。
息もつかせぬスピードに
グッと引き込まれました。
最後はもう
あまりの迫力にポーッとしてしまったくらいで。
やられました・・
衝撃的です。おすすめします!

婦人口論

婦人口論

財団、江本純子

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/07/15 (木) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★

痴漢宇宙
冒頭数分間観る側も暗闇の体験をする。あつしの正体が判って、ユカリが不感症ってオチ、ツアーの隠れた部分を知って参加しているって事か。馬渕さん目当てだったけど澤田さんに目がいった。役者さん皆上手く、オイそこまでするかというシーンもありつつ面白かったけど、少し中弛みも感じた。

母屁3 ネズミ王国

母屁3 ネズミ王国

劇団リサイクル

小劇場 楽園(東京都)

2010/07/13 (火) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★

お化け屋敷感覚?
小劇場「楽園」をアヤしさ満載の穴蔵に仕立てて(ゆえに客は搬入口から入場)ネズミ退治を請け負った二人組の恐怖体験を描き、人物・出来事ともに悪夢のよう。
なおかつ、妙な生々しさもあるために白日夢のようでもあるという…。
居ながらにして味わうお化け屋敷感覚?

ザ・ベストマンションシリーズVol.3F

ザ・ベストマンションシリーズVol.3F

コメディユニット磯川家

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

満足度★★★★

「HELP」のみ観劇
ベースは咄嗟のウソの積み重ねによる騒動という笑劇の王道パターンでありながらも細部は思いもよらない方向からタマが飛んで来る、な予想外の笑いが満載で、そのさまはまさに「温故知新」的な?(ちょっと違うか)
いやさすが、笑いの本場・関西発!

Wannabe

Wannabe

柿喰う客

アトリエ春風舎(東京都)

2010/06/29 (火) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

観てきた‥
俳優陣、特に中国・韓国の役者たちは、みないい意味で"ニュートラルな雰囲気"があって非常に魅力的だった。シュチュエーションも日中韓それぞれが違和感なく溶け込める設定だったと思う。ただ内容的には期待していたものとは違い、全体的にちょっと薄味な印象を受けた。良くも悪くも優等生的だったかなぁ。

イカロスのかけら

イカロスのかけら

NICK-PRODUCE

シアター711(東京都)

2010/07/13 (火) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★

雰囲気はとてもよかったです。
チェロとピアノの音の絡み合いと照明の雰囲気がとてもよく、大人になってよかったなと思わせてくれました。
映像作家志望である役者が手にしているカメラで撮った映像を、リアルタイムに壁に映し出す演出も面白かったです。
色々と実験的な内容なのかとも思いましたが、最後には全ての伏線をキレイに回収し、とてもいい70分間を体験させて頂きました。

ネタバレBOX

兄と弟の二人兄弟の母親はある日突然失踪をし、数年後に骨壷が送られてきた為にもう死んでいると思っていたら、実は南フランスで生きていてしかも大成功して資産30億、でも末期の膵臓癌の為に入院して死にかけていて、死んでからの遺産相続だと税金が掛かるから自分が生きているうちに生前贈与をしたい、と代理人を通じて関係者が集められたところから芝居は始まる。
30億の資産だけでも驚くのに、いきなり種違いの兄弟が登場し、実は母親は再婚で駆け落ちだったと知らされたり、兄嫁の実の父親は女装趣味の変身スナックの店長であり、しかも兄弟の両親そろってその店の常連であったりと、いきなり付き付けられる情報量の多さに、全ての伏線を回収できるのかと心配になってしまいました。
確かにどのようにでも膨らませられる内容ではあると思うが、それをあえて『あっさり』としたところが良かったように感じました。
30億の資産を巡ってドロドロとした人間模様を描いたり、逆にキャラクターの心情を全面に出してコメディにしたら、音と映像と芝居の丁度良い関係性が崩れてしまっていたように思います。
全ての原因を作りだした母親は一切登場せず、父親も登場しないまま、30億の資産もいきなり増えた親族も、ほとんど受け流して物語は進められて行く。
最後の最後で南フランスの母親から『資産は次の事業に使うから遺産相続はやっぱり取りやめ、ごめんね』の電話で騒動は終わりになるのだが、遠く離れた南フランスにいて声も姿も登場しない『母親』に、振り回されるだけ振り回される人々の喜(悲)劇、この振り回され感がこのお芝居の中核なのかなと思いました。
『まあ、あの人なら仕方がないか』で済まされてしまうあっさり感。
軽い雰囲気の芝居を楽しませてもらいました。
婦人口論

婦人口論

財団、江本純子

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/07/15 (木) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★

面白い会話劇でしたが
特殊な状況での会話劇でしたが
婦人「口論」な部分は冒頭と休憩中だけかな?
毛皮族の「おこめ」から久しぶりの江本さんの脚本
会話は面白かったけど、少々弱い感じでした。
最後のオチもね

「霞葬(かすみそう)」公演終了しました。

「霞葬(かすみそう)」公演終了しました。

劇団印象-indian elephant-

吉祥寺シアター(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★★

清涼感のあるお芝居
舞台セットや照明、お芝居も全てがシンプルで純粋、すっきりとしていて素直な印象を受けました。
それぞれの役者さんも力があり、演出も一貫していてとてもよく纏まっていた芝居だと思いました。

ネタバレBOX

イワナガ(イワナガヒメ)とサクヤ(コノハナサクヤヒメ)は共に古事記や日本書紀に登場する姉妹の神々であり、日本書紀では人間が短命になる切っ掛けを作りだしたと記されている二人の神が、人間の乳幼児を拾って育てると言う展開もちょっと皮肉なようであり、面白かったです。
神々の世界でただ一人の人間『ミカ』を演じたベク・ソヌさんの演技も秀逸でした。
つかまり立ちもできない幼児から、99歳で老衰で死に舞台から降りるまで見事に演じ切っていたように思います。
幼児や老人期は気にならなかったのですが、成人期の演技では日本語発音のたどたどしさが少し気になってしまいました。

『生きるという事』『死ぬという事』人間としての『限りある生』について考えさせられました。
99歳になったミカの寿命を止める提案を受け入れようとしたサクヤも、考えた末に受け入れない決断をしたイワナガも、清々しく死に向かったミカもそれぞれのキャラクターがとても素敵でした。

芝居の冒頭と最後のシーンで、天の羽衣を使用しイワナガが空を駆け地上に向かう演技と演出は、ミカの一生を見守った後だからこそ映えるシーンでした。
シンプルで押しつけがましくなく、それでいて心に残る内容でした。
2番目、或いは3番目

2番目、或いは3番目

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2010/06/21 (月) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

良いお話しではあります。
豪華客演もいらっしゃいましたが
やっぱりナイロンの役者さん、面白いですね~
ただ、笑わせるだけの部分が長かったかなぁと思います。
色んな要素が絡まって、キッチリかみ合わなかった感じ
でも、いい話だし面白かったです。少々疲れましたケド

このページのQRコードです。

拡大