
『ラプンツェルの聴き耳』
ネリム
スタジオアキラ(東京都)
2010/08/14 (土) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
近ッ?!
いつも見ている海賊と違う川添さんの顔が見られビックリしました。
小学生に見えました、だんだんと大人になっていく過程が見えました!
そして役者さんとの近さに驚きました。
その近さをいかした(?)演出も楽しかったです^^
あの籠に入っているのがラプンテェルだったんですね。
ラプンツェルは結局なんだったんでしょうか?僕は子供の頃に憧れていた大人の自分(的なもの)だと思えました。最後の新しい道に踏み出す顔が忘れられません。
これからも応援しています!
個人的には白鳥のくだりがツボですw

さらば八月のうた
劇団M.O.P.
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/08/04 (水) ~ 2010/08/16 (月)公演終了
満足度★★★★
観なかったらすごく後悔したと思う
最終公演、観なかったらすごく後悔したと思う。
26年間の青春の集大成、ステキな作品でした。
キムラ緑子さん、すごくきれいだった。
TVで良くお見かけする小市慢太郎さんも素敵だった。
名物のバンドもやっと観れた。
脚本も演技ももちろんすばらしかったが、
一番深く思ったのはこの劇団の俳優は「すごく声がイイ」と。
思い切って観に行って本当に良かった。

夜も昼も -Night and Day-
文月堂
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/08/14 (土) ~ 2010/08/17 (火)公演終了
満足度★★★★
リアルな風景と妄想の混雑!笑
好みの作風だ。どうやら脚本家自身の自虐ネタらしいと感じさせる作風だからだ。しかし実際はどうかは知らない。むしろ知らなくてもいいのだ。台本を舞台に乗せた時点で一つの物語としてポジションが確立され、ワタクシたちを楽しませてくれれば、何でもOKなのだ。
物語は主人公、長岡義人の幼少のころから始まる。
以下はネタばれBOXにて。。

墨を塗りつつ
風雷紡
サンモールスタジオ(東京都)
2010/08/11 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★
昭和は遠くなりにけり
最後のタネ明かし的なシーンは蛇足だと思いましたが、芝居としては面白かった。
他の方が気にしている衣装その他の点、台詞で、すべてを表現するシェイクスピアの時代のことを思えば、役者が「今は、正月」と言えば、役者がどんな格好をしていても、舞台は「正月」となるのが芝居だと思っているので、さして気にならない。
それよりも、時代考証が杜撰な点と、個々の台詞の辻褄が合わない点が気になった。
余談ながら、グアムのジャングルに、マラリアはいない。
また、「龍彦」が告白どおり、現地人の村を襲って、無抵抗の女子どもを殺して、家々に火を付けたのであれば、戦犯として、処刑されても仕方がない。

express
PLAT-formance
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/08/13 (金) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
これはコントではありませんっ!
芸術度が高すぎて、普通にお芝居として観れてしまうのが逆にコントという枠組みを取っ払ってしまった方がいいのでは(?)
美術・照明・衣裳とビジュアル面が素晴らしかった。なかなかこの劇場であのクラスのビジュアルは観られないのではないでしょうか。
出演の2人は高校の同級生だそうで、息のあったやりとりが一朝一夕ではないなと感じさせられます。このまま末永くあって欲しいものです。

『CHORIKO』 チョリ子
anarchy film
新宿アシベ会館B1(東京都)
2010/08/12 (木) ~ 2010/08/22 (日)公演終了
満足度★★★★
表情が凄いです
前作よりもメッセージ性の強い作品だったと思います。主張はビンビン伝わってきます。ただ,それが最初からクライマックスまで強弱はあるものの訴えられ,真険に観ていたら疲れてしまいました^^;2時間20分結構しんどい芝居でした。しかし,役者さんの表情の作り方って凄いですね。演技中と最後の挨拶のときの表情ってまるっきり違いますね。気持ち悪いくらいの表情だった人が良い顔をしている。逆に,気持ち悪いくらいの表情をずっと作っていた。感心です。

ツキノオト -
満月動物園
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2010/08/13 (金) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
予想外で・・・
つきまとう死神がコミカルな感じで、面白そう!と、興味を持ったのがきっかけで観に行きました。実際、死神が面白い!

『ラプンツェルの聴き耳』
ネリム
スタジオアキラ(東京都)
2010/08/14 (土) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
川添美和らしさ
海賊ハイジャックの舞台はハードで、硬派な演技が多かったけれど、今回は一人舞台ということで、また童話がモチーフということでほんわかしたかわいらしい仕上がりになっていました。
可愛らしさあり、笑いあり、シリアスありと、これまでの彼女の経験が発揮されていたであろう素晴らしい舞台でした。泣きました。
日本のお客さんは舞台を見ても思いっきり笑わなかったり、お行儀よく見ているものなのですが、この舞台はお客さんを巻き込んでの演出がなされていて、役者と見る側のコミュニケーションが成立していたと思います。小劇場だからこそ、今回の演出だからこそできるものなのかもしれませんが・・。いずれにしても前に座った人はラッキーでした。
驚いたのは、美和ちゃんがとっても綺麗になっていること。「女優」になっていたこと。やっぱり女優さんって綺麗になるんだね。それが仕事でもあるのだろうけど、本当に美人でした。(負けません(大笑))
次回も楽しみにしています。

OCEAN ~失われし七つの秘宝~
INUTOKUSHI
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/08/12 (木) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★
安心して笑う。
途中入場の客がしばらく本当の客だと思っていたので、そうでないと解ってからは腰を据えて笑いました。白いドレスで姫のような存在であるアメリさんがパペットみたいな演技で釘付けに。

「ひつじ」 Les moutons
TACT/FEST
東京芸術劇場ロワー広場(東京都)
2010/08/11 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★
もっこもこ。
きっと偶然通りすがりにこのひつじに出合ったなら目がぱちくりして、その後すぐにニンマリしてしまう。ひつじがエスカレーターに上がってしら~っと逃げ出すとか、あの会場を大いに楽しんでいた。2階から眺めていたけど見ている人々の顔は幸福一色。ひじつが姿を消すまで皆がぞろぞろついていく様子が、移動型の祭りを追っているようで最後観客も集団で動くひつじになっていた。

express
PLAT-formance
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/08/13 (金) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★
クール。
初日の緊張感がこちらにも感じられて、ステージがパリンッと割れそうなくらいだった。金属バット持参で異空間へのトンネルをくぐるような感覚。たぶん呼吸は浅い。ただでさえこの二人の中にいると体が硬直するのに初日だったせいかいつにも増して。脚本・演出・役者・音楽も含めて持ち味のスピードを壊さず魅せてくれる。緊張している時の言葉の語尾をはっきりするともっと入っていきやすいかな。なんとも奥ゆかしい三人組であります。

夜も昼も -Night and Day-
文月堂
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/08/14 (土) ~ 2010/08/17 (火)公演終了
満足度★★★
ちょっとの違和感?
文月堂、つまり三谷さんの作風が替わった!? 幕明けからなんとなく違和感を覚えてしまった。今までの文月堂(といっても「長男」、「喫茶久瀬」しか観てないけど)はもっと最初から最後まで舞台を楽しめた。しかし、今回は他の劇団を見ているようで居心地が悪く感じた。これは文月堂のテイストじゃないだろう、と。「三谷さんは自虐的なホンを書いている」んじゃなかろうか、というストーリー展開もちょっと残念。マンネリがいいとは思わないけど、定番の強みっていうのもあり、だと思う。神馬さんと青木さんの役どころで救われた部分もあるかなぁ。

墨を塗りつつ
風雷紡
サンモールスタジオ(東京都)
2010/08/11 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
次回も楽しみです♪
細かい時代設定については、特に気にならず(というか知らないだけ)
すばらしい作品でした!
蒻崎さんの力強い演技がピカイチで、導入部分から、吉水雪乃ちゃんと二人で他の共演者を圧倒してた気がします。
(蒻崎さんは、このような気質の役がはまり役ですね♪)
もちろん、他のメンバーも一人一人が、それに応える演技で濃密な作品でした。
残念だったのが、座敷の中がよく見えなかったこと。
見えない(あえて見せない!?)部分は、想像をかき立てられましたが。
どの場所に座っていても同じ思いをしたはずだと思いますが、
それでも座敷が見える場所の方が良かったかも!
「私の墨を塗りたい過去」のコメント欄で吉水雪乃ちゃんの
”言うとママに怒られる…”と書いてあり、そうなんだ!とクスッと笑ったが、
親子だったのですね。そりゃ書けないな(笑)
外伝があったらよかったなぁ~

『ここからは山がみえる』
青年団リンク・RoMT
アトリエ春風舎(東京都)
2010/08/12 (木) ~ 2010/08/23 (月)公演終了
満足度★★★★
熟していけば・・・
当初は尺が2時間20分ということで会場に足を運んだら、
冒頭にお詫びがあり、
上演時間が3時間になったとのことでかなりびっくり。
個人的にはその後の予定がだいぶ狂ってしまいましたが、
飽きることなく、相応のボリューム感を楽しむことはできました。
ただし、シーンというかエピソードごとに、
お芝居の密度に
かなりのバラツキがあったようにも感じて。
もし、この作品がもっとしっかりと熟していけば
観客にとっては、
とてつもない3時間になるような気もしたことでした。

さらば八月のうた
劇団M.O.P.
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/08/04 (水) ~ 2010/08/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
熟練職人の名人芸の如し
1つの歌にまつわる年代記。
歌の「傍系」(?)エピソードを順不同に見せる前半と歌の「成り立ち」と関わった人々の物語を時系列的に見せる後半、という構成及びまとめ方やその後の締め括りに、それを表現する演技に至るまで、いずれも熟練職人の名人芸の如し。

墨を塗りつつ
風雷紡
サンモールスタジオ(東京都)
2010/08/11 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★
細かい点が気になって
小劇場で久々お芝居らしいお芝居を観た気分です。
戦争が人々に微妙な影を落としている。挿入曲が昔の邦画の音楽のようで、描かれた時代の雰囲気に合っていた。
本格的な座敷のセットも良かった。セットの家の構造上、自分の席の位置からは見切れて、座敷の中がよく見えなかったのが残念。
縁の下に転がる手桶やざる、籠の文鳥など細かいところまで小道具にも気を配った芝居だけに、気になった点もいくつか。それはネタばれで。

ツキノオト -
満月動物園
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2010/08/13 (金) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
初 満月動物園
始まりから車ではね飛ばされるシーン、捕まれました。
彩子に、死神、朱鷺、サンタ、恋人、両親と、どんどん出てくる、舞台から、トイレから、通路から、登場してくる。
やっと怪我が良くなってくると、
友だちのカレが浮気、
彼の心が揺れてたり、
男前な主人公 彩子、
物語に、引き込まれました。
2時間10分ぐらいのお芝居があっと言う間に過ぎました。
最後のシーン最後に、やっぱり男前な彩子が有り 良かった ほっとした。
分かりやすく、面白いお芝居でした。

ラヴァ※演目中止。無料のガムランコンサートを開催
TACT/FEST
東京芸術劇場アトリウム前 特設テント(東京都)
2010/08/10 (火) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★
「ガムランコンサート」を観た!
アトリウム (芸術劇場の入り口付近)で開催されたインドバイオリンとジャワの歌の民族音楽のコンサート。無料のミニコンサートだったので拝観。過去にガムランを聞いたのはバリに行ったとき。なんか懐かしい。。
全員がインドネシア系の方たちの演奏なのかと思いきや、日本人が3人いらしてちょっと違和感はあったものの、音楽はやはり亜熱帯の音を響かせ土着的で楽しめた。

express
PLAT-formance
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/08/13 (金) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★
好感のもてるコンビ
予備知識なしの初見だったので、冒頭、前説(?)は普通のお笑いコンビの漫才風のネタで始まったが、中身はコントというより、密度が濃く、奥の深い不条理劇のようで、舞台を凝視してしまった。
鉄道を思わせる凝った美術で、鉄塔にもパンタグラフにも見える装置が目をひき、電光表示も効果的。
TV界の制作費縮小事情の関係でお笑い番組が増え、芸人の持ち時間が短くなって一発芸を狙う傾向が進み、売れた芸人は司会業中心になってしまい、その低調を懸念する声も多い。
そんななか、本物志向の若手に久々出会えたようで嬉しい。

01272125★たくさんのご来場ありがとうございました。★
ソテツトンネル
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2010/08/12 (木) ~ 2010/08/15 (日)公演終了