最新の観てきた!クチコミ一覧

156801-156820件 / 191654件中
スフィンクスと諭吉〜消えちゃった100歳〜

スフィンクスと諭吉〜消えちゃった100歳〜

劇団 東京フェスティバル

シアター711(東京都)

2010/10/19 (火) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★

それぞれの思惑は?
ネット社会の確実で便利な部分と、それゆえの怖さや、不確かさが、でていて、楽しめました。当パンには、是非、配役名も入れて頂きたいです。この人数なので、顔写真だけでも、判別できましたが、髪型変わって、メガネかけたら、全然解らない方も、いるので、ご協力お願い致します。

ネタバレBOX

15分の残業に、残業手当が付かないから、45分飲みに行こうか?なんて、思ってしまう、いまいちやる気のない課長と主任、臨時職員の徳永に、できる女課長の4人の戸籍課。大臣視察で、準備にとりかかるつもりが、とんだミスの発見で、一大事に。その四者四様が、面白く、ミス発覚を、逆手にとり、大臣視察の演出に変えてしまう。尚且つ、ミスを無くす為に、システム一本化と、自分達の仕事も便利に、してしまう女課長の、機転も良かったと、思う。で、そうなった理由の一因が、女課長の裏事情だったりと、展開は、おもしろかった。最後は、公演期間中なので・・・メデタシの予感で、あるものの、なぜ、あの徳永の行動に、なったのかが、不完全燃焼として、残ってしまった。途中の展開が、面白かっただけに・・・。
砂と兵隊/Sables & Soldats

砂と兵隊/Sables & Soldats

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/10/06 (水)公演終了

満足度★★

フランス語ver観劇
フランス語の方でしたが、生の青年団は初めて観ました。ビデオとあまり変わらぬ印象。 なんだか、これをやる意味というのがわからない 凄く普通

グロリア

グロリア

ハイリンド×サスペンデッズ

「劇」小劇場(東京都)

2010/10/14 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★

みた
いくつか早船作品を見たけれども、今回は染みてくるものが足りなかった。最後まで前のめりになれなかった。
戦中の雰囲気を演出することに力が入り、物語の方はあまり深みが出せなかったように思う。肝心の風船爆弾も、他の何かに取り換えがきく要素に思った。

ブリテリ・マイルーラ GOLD

ブリテリ・マイルーラ GOLD

はちみつシアター

劇場MOMO(東京都)

2010/10/13 (水) ~ 2010/10/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高のショータイム
観ましたよ!相変わらずのショータイムの楽しさで、とても楽しい気持ちで劇場を後にしました。芝居部分でそれぞれの役がどういう気持ちでショーに挑むのかをこちらを引っ張ってくれる分、ショーも楽しめるし、それぞれの役者さんも輝いて見えるんでしょうね。元気もらいました。ありがとうございました!!

GLADIATOR-奴隷と皇帝-【ご来場ありがとうございました!!】

GLADIATOR-奴隷と皇帝-【ご来場ありがとうございました!!】

劇団三年物語

萬劇場(東京都)

2010/10/16 (土) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★★

両方見たい!
皇帝サイドを観ました。
エネルギッシュな芝居に圧倒されました。
奴隷サイドも観たらより面白いんだろうなと思いました。
(都合がつかずあえなく断念しました)

ACT泉鏡花

ACT泉鏡花

アトリエ・ダンカン

東京グローブ座(東京都)

2010/10/01 (金) ~ 2010/10/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

いい、千秋楽でした。
こんなにも、十人の役者がいれば十色の、思いを乗せて走った舞台は、なかったと思う。

カーテンコール。三浦涼介、顔を真っ赤にして、ボロ泣き。
三浦と宮の二人は、なんと演出家任せではなく、自分たちの動きを自分たちで考えて(!)、スタジオの隅で練習し続けていたのだそうだ。(ダンスは躍動感あふれて、とても素敵だった!)
二人とも、大泣き。
一見、今どきのクールなイケメンにしか見えない三浦が、こんなにも熱いハートの人だったことに驚かされる。もらい泣きする観客、多数。

初日、あんなに固かった観客が、要所要所できっちり拍手をする!
三浦と宮の鮮やかな一輪車にも、ベテランの場面にも、すぐさま大きな拍手が沸いた。
観客が舞台設定を飲み込み、緊張が解けたのだ。
13回の公演を経て、観る側も、変わったのだ。

鏡花さんに呼ばれて、渋々舞台に上がった演出の加藤直。(出たがりの劇作家が多い中で、なんという新鮮!)
「最初は〝絶句するような〟メンバーで、戦々恐々として稽古が始まった。自分が言ってはいけないけど、正直ここまでやれるとは思わなかった・・・」
少ない言葉に苦労が滲み、逃げるように舞台から下りていった(笑)
〝このキャストで、この世界観で〟鏡花をやりたい。とプロデューサーが語っていた意味が、やっと少しだけ判った気がする。贅沢を言えば、そのコンセプトをもっと説明していたら、観客に伝わるのも早かっただろうと思う。説明なんて野暮ったいのは判っているけど・・・

司会の鏡花さん、カップルごとや「卯酉」など、二人ずつのくくりで全員を紹介し、舞台上の全員が一人のもれもなく、マイクを持って自分の言葉を話す。
何人かが「あったかいカンパニー」という、同じ表現をしているとおり、初顔合わせばかりなのに、とても仲のよいのが伝わってくる。
ひたすら、〝きもちの良い〟カーテンコールだった。

この日のカーテンコールは、あまりに楽しすぎて、それを伝えきれない自分の筆力不足を申し訳なく思います。ゴメンナサイ。

ドールズハウス★ご来場ありがとうございました!!!

ドールズハウス★ご来場ありがとうございました!!!

u-you.company

サンモールスタジオ(東京都)

2010/10/13 (水) ~ 2010/10/19 (火)公演終了

満足度★★★

ある愛の形
母の葬儀で久々に顔を合わせた4姉妹が、ガス爆発に巻き込まれることから始まるSFストーリー。

ネタバレBOX

「愛の歌」で一世を風靡した世界的シャンソン歌手を母に持つ4姉妹。
「世界が私を待っている」というポリシーを持つ母は幼いころから、4姉妹の面倒をあまり見ることなく、世界を飛び回っており、4姉妹は母の愛情を十分に感じることなく育った。
そのため、母の死を聞き集まった4姉妹はそれぞれに複雑な感情を抱いている。
4姉妹それぞれに、母への嫌悪を抱きつつ、その莫大な遺産の行方に注視をしている。

そんな中、ガス漏れに気づかずに、次女が煙草に火をつけた瞬間、4姉妹は爆風とともに、異世界へと導かれる。
その異世界とは、長女が幼き頃によく遊んだ、ミニチュアサイズの大きさに作られた模型の家(ドールズハウス)のなかであった。
彼女たち4人は、ドールズハウスの世界に迷い込んでしまったのだった。ドールズハウスのなかでは、人形がしゃべり、彼女たちと会話を交わす。
人形たちは、人間になるべく涙くましい努力を重ねる。
また、4姉妹も、当初は馬鹿にしていた人形たちの純粋な姿に心を打たれ、または自分自身が人間に戻るべくそんな人形たちを応援するのであった。

すると、人形の内の一体が突然、母親さながらのしぐさ、しゃべり口調を始めたと思えば、幼き頃の4姉妹との思い出を語りだす。
そう、母親は、その人形の体を借りて、娘たちに伝えられなかった最後の言葉を伝えに来たのだった。

動揺する4姉妹、明らかになる母親の思い。
複雑さを増す4姉妹の母への気持ち。

そんなやり取りの果て、気づくと、4姉妹は現実世界に忌避戻されていることに気づく。
母が憑依した人形とともに。


それぞれのシーンはコミカルで、見る者を楽しませてくれる。
一方で、なぜ、4姉妹がドールズハウスの住人となったのか、また、どうやって現実世界に引き戻されたかなど、設定に多少無理があるように思う。

演者では、かわいらしい人形役と、憎々しくも心の底では娘たちを愛してやまないシャンソン歌手と言う二役をこなした四宮由佳に拍手を送りたい。






西遊記 龍王編

西遊記 龍王編

劇団やぶさか

相鉄本多劇場(神奈川県)

2009/12/05 (土) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

もう一回観た~い!
劇団やぶさかを観に行くと、毎回入場した瞬間からドキドキが始まりますね!
西遊記~龍王編~も舞台がとにかく素敵!期待が高まりました。
内容もとても楽しく、笑えて泣けて、衣装も小道具も華やかで、大満足!
相変わらず男役のかっこいいこと!

ネタバレBOX

牛魔王がかっこ悪いのに可愛い!ほんとバカだなーって。とても好きなキャラでした。
翠蘭ちゃんの衣装がかわいかったです。
三蔵様の御一行、楽しそうでいいなー!入りたいっ!と思いました。

大満足なので5つ☆!
この道はいつか来た道

この道はいつか来た道

劇団北芸

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2010/10/16 (土) ~ 2010/10/17 (日)公演終了

満足度★★★★

上質な作品
別役実の戯曲を丁寧に丁寧に演出されていて、すごく上質な作品になってました。観に行って良かったです。

グロリア

グロリア

ハイリンド×サスペンデッズ

「劇」小劇場(東京都)

2010/10/14 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

文句なし
あきることなくさいごまで見れました

D.C.2359 - A Minute to Midnight -

D.C.2359 - A Minute to Midnight -

空想天象儀

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2010/09/18 (土) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

泣いた泣いた!
SFファンってほどじゃないですが、近未来設定が好きなので期待してました。で、期待とはまた違っていたけれど、いやー泣いた泣いた!
はじまった時は、まさか泣かされると思わなかったので自分にびっくりしました。

ネタバレBOX

育ってきた施設の子供たちに・・・とか、
反発しあっていた親子が・・・とか、
わりとよくあるはずなのに、うまーくホロっとさせられてしまいました。
女性キャスト版を観たのですが、牧野ちあきさんがとにかく印象的。
おもしろ切なかったです。牧野さん、声が素敵でした。
女性キャスト版を観たので、恋人を守る、と女性が言っているのが
かっこよくて新鮮でした。

ときどきセリフが聞き取りづらかったり、噛んでいたり、と集中力を削がれることがあったのが惜しかったので、4つ☆にします。
次回も期待しています!
犬神

犬神

劇団やぶさか

神奈川県立青少年センター(神奈川県)

2010/09/11 (土) ~ 2010/09/12 (日)公演終了

満足度★★★★

かっこよかった!
劇団やぶさかは過去にも数回観たことがあり、今回も大変おもしろかったです。
女性だけとは思えない熱気のある舞台でした。殺陣カッコよかった!
舞台美術や衣装が素敵な劇団さんなので、今後も期待しています。

ネタバレBOX

結局、土蜘蛛を倒さないままに終劇・・・ということは、
続編を期待してもいいのでしょうか?
主人公・梵天と銀狼の左月がかっこよかったので、また観たいです。
あと、藤五のその後が気になります。
満足度は、続きが気になって、ちょっとだけすっきりしないので4つ☆です。
ドールズハウス★ご来場ありがとうございました!!!

ドールズハウス★ご来場ありがとうございました!!!

u-you.company

サンモールスタジオ(東京都)

2010/10/13 (水) ~ 2010/10/19 (火)公演終了

満足度★★★

I want you back~帰ってほしいの
見終わった後にマイケル・ジャクソンの死にこの芝居の着想を作者は得たのでは?と、思いました。もちろんあくまで想像ですが、マイケルの追悼コンサートのトリにでてくるのは、有り得ないけどマイケルであってほしい!人形の生まれ変わりでもなんでもいい!と、ファンなら皆思ったはず。その思いがこの芝居を書かせたのでは?と、思ったのです。最後の部分あたりから書き始めたから最初の方がグダグダになってて、後から考えるとなんだか付け足しっぽいのかな?と。四人姉妹がちゃんと描かれてれば、ぬいぐるみで遊んでる時間はないはず。でも「生物」は捨てないでね。存在感ありすぎ。
 Show Time、私も見たかった~

グロリア

グロリア

ハイリンド×サスペンデッズ

「劇」小劇場(東京都)

2010/10/14 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了

満足度★★★

ぶっちゃけ楽しめました
主題は「戦争」だった、ということであってるかな。
丁寧に作ってありましたね。
出来事は、いろいろ辛く苦しいことの連続なのに、
明るく楽しめる作りになっておりました。
ちょっと伝えたいことの主題が不透明な感じがしましたが、
笑いが良かったので問題無しといえましょう。

ネタバレBOX

チャーボーが楽しかった。形態模写が見事でした。
そんでチャーボー入りのカレーを食べる仕草が、本当に美味しそうでした。

またチラシの不気味な顔のお面が見れてよかった(怖かったケド)

くたびれた派遣会社の社長+お姉ちゃん+説教の下手な牧師さんと、
衣装を変えるだけで演じきったトコロは上手かったです。

それにしても、日本の母らしい方が、
見事にオフクロサン演じられていましたね。

全体として、らしさが上手に表現されていました。

実際の風船爆弾とは、ホントにあんなものだったんですかねぇ。
三十女

三十女

ペテカン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2010/10/13 (水) ~ 2010/10/21 (木)公演終了

満足度★★★★★

期待通り
やっぱりペテカンさんの舞台は、台本があろうが無かろうがペテカンさんなんだなぁと思いました。あ、いい意味でですよ。
千秋楽にイベントがあるらしいので、もう一度観に行こうと思います。

ネタバレBOX

濱田さんと大治さんのふんどし姿にやられました。
月が水面に忍び来るがごとく

月が水面に忍び来るがごとく

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2010/10/15 (金) ~ 2010/10/21 (木)公演終了

満足度★★★★

サスペンス!
少しずつ変化する心の機微が面白い作品でした。

ネタバレBOX

50過ぎの男と結婚した若い女は名代の悪女でした!

壮大な計画のもとに綿密に実行された殺人事件と裁判風景。男が次第にあれっと思いだし、それでも信じていたのに、とうとう発言を覆すに至る過程が面白い逆転裁判劇でした。

相手の心を知るにはどうしたらよいかと、見えるものとか、見えないものとか、さんざん言っていましたが、少ししつこく、一寸の虫にも五分の魂も持たぬ名代の悪女相手には空虚なことでした。

韓国の原作だけに尊属殺人的刑罰があるようで、女には死刑判決が下りました。

やっぱり、50過ぎの男が持てるというのには何か裏があるのですね。心します。
坂口安吾 白痴

坂口安吾 白痴

726

OFF・OFFシアター(東京都)

2010/10/14 (木) ~ 2010/10/19 (火)公演終了

満足度★★★

女優陣もいい
きれいかつ個性的なかた多しでした。

新宿八犬伝 第一巻 -犬の誕生-

新宿八犬伝 第一巻 -犬の誕生-

青年団若手自主企画『西村企画』

アトリエ春風舎(東京都)

2008/05/14 (水) ~ 2008/05/20 (火)公演終了

満足度

くそ
とてもつまらない

視点 vol.1 Re:TRANS(MU×ミナモザ×鵺的) 満員御礼、審査発表をblogにて公開しました!

視点 vol.1 Re:TRANS(MU×ミナモザ×鵺的) 満員御礼、審査発表をblogにて公開しました!

視点

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/09/21 (火) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

NEWS! (warning: unofficial)
【Theatrical-Tokyo】 Mr. Ayumu HASEGAWA has awarded the prize of "the best and brightest organaizer on the theatrical scene, 2010."
This prize has been awarded for such outstanding services upon the theatrical event, named "Shiten vol.1" ("Shiten" meens the point of view in Japanese) as the planning, operating and all of the exellent deeds about the said event.
Especially, he himself was the play writer and producer of the stage, "the lack of the light," which was one of the stages in Shiten, so that his prominent ability, which was made coped with both the organaizer of the event and the producer of the stage, would have been applauded.

Note: The above mentioned prize has been awarded from "two_boats," only one of the audience and it has been not cleared that Mr. HASEGAWA would accept it on the present, Oct 19, 2010.

口笛を吹けば嵐

口笛を吹けば嵐

ピーチャム・カンパニー

イワト劇場(東京都)

2010/10/14 (木) ~ 2010/10/20 (水)公演終了

満足度★★★

斬新な演出
私はメンバーが大学生のころからずっと観てきた辛口ファンなので、少し、観る目は厳しいかもしれません。
今回の脚本(清末浩平)、かなり努力して改稿をして仕上げたと聞く。斬新な演出(川口典成)で、暗くなりすぎず、サーカス劇場・地上3mm時代に比べれば、劇としての見せ方はずいぶん進歩したと思う。
ただ、プロデューサーがブログでしきりに「休憩込み150分の必然性」とやらを説いていたが、私にはそこまでの必然性を感じなかった。せめて2時間以内に収めれば、手腕が感じられたのだが。
お尻が痛くならないように、シートを重ねてくれた配慮は有難かった。
2時間20分も遣ってるのに、雑な描き方や不必要と感じる場面も私にはあり、不満が残った。詳しくはネタバレで。

※役者面会は喫煙者以外は会場内でさせたほうがよいのでは。全員、外で話していたが、歩道に張り出し、通行人の迷惑になっていたようなので気をつけてほしい。

ネタバレBOX

「三文オペラ」のパクリみたいな場面もあるが、やはり、作者・清末の好みであるアングラ調がのぞく。
さんざん焦らせて、ケンが登場するところなど、唐十郎の「ジョン・シルバー」みたいだ。
東大の駒場小空間でも、清末は崇拝する唐十郎の影響からか、撤収口の舞台後方を開放して、屋外へ俳優を出す演出をよく行ったが、今回はさらに、劇場入り口のシャッターを何度も開閉する(シャッターを開けたままの大音響の音楽は近所から苦情は出なかったのだろうか、と心配したが)。
冒頭から「演劇、演劇、演劇は楽しいよ」と押し付けられ、正直辟易した。
タイトルに冠こそないが音楽劇らしい。俳優は歌いまくる。
離婚式の場面(「離婚式」の場合、新郎・新婦という表現はふさわしくない。「元」or「旧」が付くのでは?)。ワダ・タワーの「乾杯」が聴けたのはファンとしては得した気分だが、カラオケ場面がいかんせん長すぎる。
こういう演出は大劇場で歌の得意なスターの見せ場を作るとき以外、あまり長く引っ張るのはいかがなものか。慣れていないらしい客は唖然としていた。
むしろ、カラオケは続いていても、紗幕でさえぎって、幕前でケンたちの対決場面こそ丁寧に見せてほしかった。歌の場面をもう少し削っても、ケンを刺すに至った王の葛藤、金山のケンへの思いを描かなければ本末転倒の気がする。肝心の終盤にそのへんがぼやけてしまった感がある。
金山役の八重柏は若手ながら演技が巧い注目株だが、声質のせいもあり、チンピラにしては印象がさわやかすぎた。
手配師夫婦の羽田真、宍倉暁子がとてもいい。安心して観ていられた。若手で固めず、こういう俳優の招聘は重要なこと。
名物化したワダの力石は不思議な役で、客演ならでは。
坂本スミ子と唐十郎を足して2で割ったような顔のミヤコ役・小野千鶴も面白い。
ダニースミス・プロジェクトのオリジナル曲はよかったと思う。歌詞の件。散文詩と歌詞は別物だが、歌詞の文章が字余り気味で長いせいもあり、耳に残らない。曲がよいので、口ずさめるほど主題歌の印象を残して欲しかった。
通常は専門家による補作詞が行われてようやく歌詞が整うのであり、清末浩平は岩谷時子さんほど作詞の才能はなさそうなので、歌の多用はやめておいたほうが無難だと思う。
ラストの場面が二段構えで、道具を撤収したあと、いったん幕を引いてからもさらに劇が続くので、いささかクドさを感じた。
清末は昔から時系列的な描き方が不得手な傾向があり、アングラのときはそれでもよかったが、現代劇の場合は時間の経過をしっかり示してほしい。
ケンを刺殺した王青年が突然出てきて、旅巡業に加わるが、あれから何年たっているのだろうか。スクリーンを使っているなら、有効活用して歳月を出してほしかった。
スナックの若い酌婦が占い師の老婆に化けて街頭に立つ場面もアングラ風味だが、唐突で取ってつけたように感じた。
音響が会場に比して大きすぎるようで、会場を出ると耳鳴りがして不快だった。
演出では、食べかけのバナナをハケる俳優からいきなり渡された通路際の客が、連れにバナナを見せて困惑していた。花ならともかく、こういう生物は処理に困るだろう。配慮が欲しい。


このページのQRコードです。

拡大