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「黒塚マクベス」【ご来場ありがとうございました!!】

「黒塚マクベス」【ご来場ありがとうございました!!】

劇団アニマル王子

ブディストホール(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★

ロック風味の和装マクベス
セリフの速度に滑舌が絡んでなに言ってんだかわからない部分が多々あり、隙間なくハイスペースで展開されたりもするので詩情を感じるヒマもないのだけれども、観せ方がきちんと整理されていて長時間の観劇でも案外疲れを感じなかった。

草莽崛起

草莽崛起

劇団宇宙キャンパス

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

素敵でした
前回も観ておもしろかったので、今回も期待して観に行きましたが、期待を裏切らないおもしろさと、役者の皆さま一人一人が躍動感があってカッコよかったです☆
次回作も楽しみにしています♪

草莽崛起

草莽崛起

劇団宇宙キャンパス

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

人気がある訳わかりました!
ガチガチの本格的、時代劇に、こだわる方には、イメージが違うかも?コメディの様に、大笑いしながら、今時の言葉使いや、BGMに???と思ったりしたが、そんなことより、心に響く事もあり、私は楽しめたし、好きです。着物や刀の扱いに、慣れきってないのが、見え隠れしてしまう方も、いたのだが、キャスト全員のノリや勢いもあり、観客に楽しんでもらおうと言う気持ちが、強く感じられ、☆4,5の気分だが、おまけの5かな?初日だもんね~。もっと、もっと、良くなりそうです。次回作も、楽しみにしています。
***伊之助の愛(?かみ・・?)を、受け取ると、良い事が、あるかも?


     

ネタバレBOX

元奇兵隊士の老人・五郎のもとに、記者が訪れ、山縣や高杉晋作や『奇兵隊』の話を聞きたいと申し入れ、五郎の回想として、物語は始まっていく。

幕末の期、長州藩では、高杉派と俗論派と分かれる中、高杉晋作の元、『奇兵隊』が、結成される。身分に関係なく、一般大衆が、集まるのだから、当然、志も違えば、剣の腕も度胸も違う。

高杉派の赤根を、崇拝する隊士達の中、五郎は、武家の出だが、剣の腕も度胸も、イマイチで、いつも姉にドヤサレル。伊之助は、剣の腕もピカイチで、志もある。そんな2人が、恋も知り、友情も育てていく。

奇兵隊達も訓練ばかりの日々に、嫌気もさしつつ、何かで名をあげたい者、何者かになりたい者、やはり死への恐怖が強い者、それぞれが<死>を意識する。
浄土真宗の教え(だったと思う・・・)で、人は2度死ぬと言う。1度目は、肉体が滅びる時。そして、その人を覚えてる人が、死んだ時に、本当に死ぬと言う言葉に、皆、生きる意味の大切さを知るのであった。

伊之助は、高杉の命を幾度と助け、高杉の信頼を得ていく。頼り無い藩主の下、情勢も又、揺れ動く。

赤根が俗論派の企みにより捕まり、又、その手下共という事で、伊之助の仲間達も捕まり、皆、処刑される。納得いかない伊之助は、切り込みに入るが、又、伊之助も・・・五郎は、助けに入ろうとするが、どうする事も出来ない事を知っている姉に止められ、生き残る。無念の五郎だが、伊之助ら仲間の事を、決して忘れないと、誓うのであった。


約30人出演するので、正直、演技力のバラツキや、殺陣での、気になる点は、あったが、主力の役者さんが、強い引力で、物語を引っ張っていったので、ドンドン引き込まれていきました。個人的に好きなのは、五郎(上岡一路)、伊之助(佐藤祐司)、高杉(キムラシゲオ)、山縣(鈴木雄二)

歌うワーニャおじさん

歌うワーニャおじさん

劇団黒テント

イワト劇場(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★

芝居は良かったのですが…。
ダブルキャストのB組を観ました。
ミュージカル仕立ての『ワーニャ』とのことでしたが、いわゆるミュージカルではなく、歌付き芝居といった趣でした。伴奏は舞台上に置かれたピアノのみとシンプルなもので、曲調は昔のミュージカルみたいな雰囲気でした。

3幕・4幕はほとんど歌われず普通のストレートプレイでした。3幕のワーニャが激昂する場面はこの戯曲で一番ドラマチックなところで、ここをどうミュージカルにするのか期待していたので残念でした。しかし、芝居としては緊張感の中に可笑しみがに滲み出ていて良かったです。

ベテラン勢は演技・歌とも安定していました。セレブリャコーフやマリーナはあまり出番がありませんが、味のある演技で楽しめました。
若手は演技は問題ないのですが、歌で危なっかしい所がちらほらと。ミュージカル劇団ではないにしても、もう少し歌のレベルを上げて欲しいです。
ソーニャの衣装だけ他の役から浮いていた気がします(特にコンバースのスニーカーはちょっと…)。

心の余白にわずかな涙を

心の余白にわずかな涙を

elePHANTMoon

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

本当のところはわかりませんが・・・
エロのニオイが漂う舞台では男性客の出席率が高まる気がします。

おっぱい万歳です。

ネタバレBOX

けれど残念ながら(?)おっぱいは出ませんでした・・・。

ああ、おっぱい・・・

と、期待で胸おっぱいに膨らませていただけに、こりゃ失敗だったかなとなんだかすっぱい思いに囚われていましたが、いやいや・・・これはこれでなかなかに魅力いっぱいの舞台だと途中からは完全に入り込んでいました。そうしていつのまにやらおっぱいのことなどは頭の隅っこの方に寄せて上げられていました。

いや、その表現完全におっぱいのものだな・・・。

さてと・・・

物語ですが、次から次へと問題が提起されるおかげで飽きることなく観続けることができました。両性具有っていうんですか?ですとか、不妊の問題やら、なんやらかんやら・・・。

そしてそれらの物語がとても丁寧にゆっくりとじっくりと、そしてしっとりと演じられていて、そのスピードがとても心地良く、なんだかまったりと、そしてうっとりとしてしまいました。

役者の方々はとても安定していて、セリフは聞きやすく、笑顔が自然で・・・特に牧師役の方、すごく良かったです。そして韓国人の方と、その奥さんも、従業員役の男の子だとか、漁師役だとか、その妹だとかも良かったですね。

ってあげていくとホントに全員が良かったです、素晴らしかったです。

セットもとても良くできていて、なんだかホントにその場にいるような、そんな本物の臨場感を味わえました。

いやしかしほんと、こうやって振り返りながら書いてみると悪いところが見当たりませ・・・って、あ、いやダメだ。おっぱいが出なかったんだった。

はい、★一個没収です。
トロイアの女たち

トロイアの女たち

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2010/09/07 (火) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

エウリピデスっていいずらい
新アトリエになって初。観劇。Tシャツ2000円オススメ。詳しい感想は http://palove.blog.shinobi.jp/

アイツは世界を変えるらしい

アイツは世界を変えるらしい

けったマシーン

しもきた空間リバティ(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★

知りたい
筋的には、もっと真相を知りたい。腹6分目くらいでレストランを出てしまったような感じ。

シンプル極まりないセットだったが、市長室やTV局のオフィス、町の通り、喫茶店など、いろいろな場所に見えてくるから不思議。

ネタバレBOX

ディレクターと市長はやっぱり先輩後輩の関係だったのか?
市長と市長を刺した女の子の関係は?
刺した理由は?
刺した女の子は逮捕されないのか?
通り魔は誰だったのか?
カメラマンの野望はそれからどうなる?
今までに重ねた悪事は?
草莽崛起

草莽崛起

劇団宇宙キャンパス

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

挑戦する姿勢が素晴らしい!
いつもはヒューマンコメディをやっている劇団が今回はいくつも挑戦をした。まず初の時代劇。しかもコメディでなく本格派時代劇。そして若手を大抜擢し、ベテランが脇を固めるという布陣。

それぞれが功を奏して雄大な歴史ロマンが完成した。

主宰の小林ともゆきがワンシーンだけ女形で登場するが、とても美しく、ワンシーンだけの出演ではもったいなかった。

「黒塚マクベス」【ご来場ありがとうございました!!】

「黒塚マクベス」【ご来場ありがとうございました!!】

劇団アニマル王子

ブディストホール(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

悲劇を超えた精神の浄化
「マクベス」だけにとことん悲劇と思ったら...。1+1を2.3くらいにしてしまったアイデアに脱帽。シェイクスピアに出て来る言葉、サムライが言ってもいいですね。

ハードロック調の曲がバックに流れている箇所ではセリフが聞き取りづらかった。

亀の気配

亀の気配

ナイロン100℃

サンモールスタジオ(東京都)

2010/09/15 (水) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

KERAの気配
純然たる喜安さんの芝居だった。
KERAの気配は感じず。まぁ、当たり前か。
ネジが1本はずれた人たちの狂気と恋人たちの恋愛物語が同じテンションでとても面白い。
2時間20分、満腹である。
役者粒揃い。
何かエロい水野顕子。
どんどん細長くなる菊地明香。
初めて存在を認識したけど可愛いじゃないか田中祐希。
ナイロンに若い美女が増えて嬉しい限り。

ネタバレBOX

菊地明香には元カレと浮気してしまうユルさは感じなかった。
ラストのサイコとフミオのやりとりは長いかな。
アイツは世界を変えるらしい

アイツは世界を変えるらしい

けったマシーン

しもきた空間リバティ(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★

闇に沈殿する謎。
あのひとはイイひとそうに見えるけれどあぁいうひとに限って裏では恐ろしいことを策略しているのではないか、と頭のなかで勝手に悪いひとに仕立て上げるあの無邪気な悪意にも似た感覚が延々と続いていくようで、なんとなく後ろめたさを覚えました。
物語は現実と地続きのようなことが起こるのですが、事の真相に迫ることにあえてウェイトを置かずに謎として残しておくことを意識しているようにおもえました。
一見、どこにでもいそうな普通のひとびとも、どことなく本心がすっぽりと抜け落ちている感じがなんだかとても不気味でした。
全体的にスローペースで話はすすみますが独特の照明の使い方が不思議な間合いを生み出していました。

ネタバレBOX

NPO団体・創造開発都市の一億円を着服した女が逮捕された。
逮捕されたのは、TV局でADの仕事をしている金山の大学時代の元恋人・アユミ。
彼女は無実でありながら、犯人に仕立て上げられてしまった。

アユミのニュースを報道しているTV局につとめる金山はそのことに気が気ではなかったものの、大学の卒業を目前に控えたある日、踏切前で彼女にフラれた記憶を糧にして、仕事と割り切り、連日連夜彼女のニュース映像を編集していた。
しかし彼女への後ろめたさや罪悪感にさいなまれ、あの時彼女は別れを切り出さなかったと自分に嘘をつき、彼女の無実を証明するために、奔走…。

そして真犯人は現市長の東別院だと判明した。
彼は元々、創造開発都市事業部の局長で、発展途上国に趣き人道的支援を行っていたが実績をあげるために人身売買まがいのことすら行っていた。
やがて政界に乗り出した彼は各報道機関に巨額の賄賂を用意し、印象操作を行った結果見事に当選。

そんな政治と報道の癒着の実態が明らかになるのが先の事件。
これに関連する事柄が、5年前から操作の及ぶとある通り魔事件。
その真犯人は、金山と同じサークル仲間だった同級生・黒川のバイト先の先輩・日比野で、彼女は強い殺意を持って東別院を殺害する。

彼女が殺意に駆り立てる動機や、東別院or秘書の本山との関係性がイマイチ見えにくかったのでその行動は突拍子ない感じに見えないこともなかったが・・・、
そんな彼女のことを買い、商談を持ちかける聾唖のフリをしていたカメラマンの砂田。
東別院の秘書であった本山は、市長の死をほくそ笑み、次期市長の座につく自身を想像し、より一層笑みがこぼれた。

あらすじ書きからファンタジー色の強い作品を想像していましたので、現実的にありそうな社会派ドラマだったのは意外でした。

白いテーブルに椅子が4脚という抽象的で簡素な舞台美術ながら、シーンごとに登場人物たちが立ち会う場所が異なる演出が巧みで引き込まれました。

ひとつひとつのエピソードもよく練られていて引きつけられるのですが
重要なエピソードが終盤に固まり過ぎているようにおもわれたのが勿体なかったです。
全体的に情報を分散するだけで印象が変わってくるとおもいますし、時系列を乱していく構成にすると、『おとぎ話』っぽさがもうすこし出るような気がします。

踏切前が世界を変える方法を象徴とする場所で、都合の悪いことは「なかったこと」に電車の音に紛れて記憶をかき消す着想や、群青色とぼんやりと浮かぶピンスポットを交差する幻想的な照明はとてもすてきでした。

役者さんの演技と、キャラクター演出も総じてよかったとおもいます。特に印象に残ったのは、聾唖のフリをしているカメラマン役の益岡幸弘さん、自分を期待の新人と言い切る新人AD役の宮尾政成さん、ハイテンションで暴走気味な秘書役の望月智和(劇団LYM)さん。
こういうひとは普通にいそう、な領域からほんの少しだけ抜け出す、さじ加減が絶妙でした。
オトりたい!

オトりたい!

キリコラージュ

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★

これからも観たい
迷わずやりたいことをやっている爽快感がある。密着から遠隔まで、自在なデュエット。ダンス巧者だが技術を誇示しない。幸せな気分にしてくれる舞台だった。

ネタバレBOX

客席を観るというのは不思議な経験。座席に照明を当てただけで実にきれい。座席を歩くのは、やってみたくなった。
伝説との距離

伝説との距離

シャチキス(少年社中×ホチキス)

シアタートラム(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

と~っても・・・
面白かった!
無条件に「演劇ってこんなに楽しいんだ!」って言うのを、たくさんの人に観て欲しいと思いました。

お話も面白いし、俳優さんとキャラクターがしっかりはまっていて良い感じ。
お家に帰ってママのご飯が食べたくなりました。

今回は最前列で観ましたが、少し後ろの方からもう一回観たいかも。
ってか、たぶん観に行く・・・。

避暑に訪れた人びと

避暑に訪れた人びと

東京演劇アンサンブル

ブレヒトの芝居小屋(東京都)

2010/09/11 (土) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★★

ハーフチケット2500円の日に堪能
まず他の方もおっしゃってられるように台詞の読みが流暢でない役者がいらして気になったのと、公演時間を途中で知らされて驚いたが帰りの電車に間に合わないので途中で退出したので最後まで見られなかったのが残念だった。次回は昼間、観ようと硬く決心した。

劇場の雰囲気やスタッフの誘導は心地よく舞台が無駄に高くなっておらず、かえって広さで楽しめた舞台だった。客席と舞台の線引きがなく、劇場全体を使って演じていたのも良かった。

ゴーリキーが庶民を描く天才ならチェーホフは金持ちの避暑地での出来事を得意としているようだ。ここでも別荘での情事を描きつつ、生き方の問題で悩む主人公の心情に重点を置ている。主人公は常に自分と向き合い対峙しているわけだが、この物語のほとんどをヴァルヴァーラが演じきったその姿に感動した。帰りの道すがら22時以降が気になったが他の方のレビューを確認して最後がどうなったかが判ったので安心した。次回は最後まで観たい。

イリアス

イリアス

サンライズプロモーション東京

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2010/09/04 (土) ~ 2010/09/23 (木)公演終了

満足度★★★

期待し過ぎていたのかも
いい俳優さんばかりなのでその点では見ごたえがあるものの、舞台としてはいまひとつ。もととなった叙情詩は有名なのでしょうけども、台本に起こし構成された結果があれでは勿体無いです。期待が過ぎたのかも。

ネタバレBOX

1対1の対決は、かなり頑張ってて、気迫がこめられてました。
避暑に訪れた人びと

避暑に訪れた人びと

東京演劇アンサンブル

ブレヒトの芝居小屋(東京都)

2010/09/11 (土) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★

変化
今後のアンサンブルに期待します。
若手が元気があってよかったです。

心の余白にわずかな涙を

心の余白にわずかな涙を

elePHANTMoon

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/09/16 (木) ~ 2010/09/20 (月)公演終了

満足度★★★

話に耳を傾けてきた
登場人物のやり取りが入れ替わり立ち代りで、何を中心にして見れば良いか、分かりにくいところがあった。やり取りによっては間延びして、飽きてしまうところもあると思うのだが、「登場人物の話している内容に如何に耳を傾けられるか」がこの作品のポイントだと思う。あくまでも一個人の受け取り方に留まるので、多数の解釈はあると思うが、自分は各々の背負うものの独白に耳を傾けてきた。その独白に応えることに詰まるのは、自分もやはり、人の気持ちの分からない人間なのか?と思う。
(2年前にこの公演をお蔵入りにした理由はこの際考えないことにする。)

みだれ髪・公演終了!ご来場ありがとうございました!

みだれ髪・公演終了!ご来場ありがとうございました!

処女航海

ザムザ阿佐谷(東京都)

2010/09/17 (金) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★

驚きました
ダンスそのものよりも、演出、構成がすばらしかった。
ダンスは命そのものといった印象。
即興的なものは、まとまりがとりづらく雑になる可能性があると思うが、演出がそれを上手く生かし、生きている舞台といった印象だった。

【ご来場ありがとうございました】みんなのへや/無縁バター【全ステージPPT実施】

【ご来場ありがとうございました】みんなのへや/無縁バター【全ステージPPT実施】

アガリスクエンターテイメント

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/09/14 (火) ~ 2010/09/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

ごめんなさい。
僕・・・

これを面白いと思わない人とは友達になれません。

ネタバレBOX

普通あれですよ、ひとりで食事を食べに行ったら、それがどんなに美味しくったってそれを声に出して言うなんてことなかなかできないですよね。それと同じようにですね、ひとりで観に行ったお芝居がどんなにおもしろくったって、なかなか声を出して笑うなんてことはできないわけですよ。いわゆるそれは羞恥心のせいなわけだと思うんですけどね。それが人の人たる所以なんだなと、なんだかそう思うわけなんですけどね、ええ。

ところがですね、すっかりやられましたよ。僕はもう人ですらないのかもしれません。だって、それくらいに羞恥心の壁はいとも簡単にベリリと破りさられ、僕はひとりで観劇しているにもかかわらず、普段出したこともないような大きな声をあげながらいわゆる爆笑というやつをしていたのですから。

いやはや困ったものです。
けれどそれくらいにおもしろかったんです。

特にゲイネタは背筋に冷たい何かが何回も何回も走り去り、同時に何回も吐き気を催したのですが、それ以上に笑えました。

皆さんいい役者さんですね。

無縁バターもすこぶる良かったです。
こちらも役者さん達、どなたも良くて、けれど特に後から出てきた作業員の方の自然な余裕が良かったです。

なにしろどちらも長過ぎず、そのくせぎゅうぎゅうに中身が詰まっていて、最高に面白かったです。

ちなみに今、いい感じで酔ってます。
まぁ、どうでもいい情報ですけどね。
PRESENT あ・げ・る

PRESENT あ・げ・る

ももいろぞうさん

劇場HOPE(東京都)

2010/09/11 (土) ~ 2010/09/21 (火)公演終了

満足度★★★★

ももいろのプレゼント貰いました
CRAZYチームの舞台を拝見しました。
舞台上はピンク系のポップな色合いがふんだんに使用されていて、プレゼントの箱が開いたり、大道具の仕掛けもメルヘン。
芝居の内容も説明にある通り、『可愛くてCrazyでドキドキハラハラな贈りモノ』でした。

ネタバレBOX

他人との関係が上手く築けない、内気で読書が好きな小学生の女の子リンの日常と、成長した大人のリンの日常をクロスしながらの展開。
上演開始直後からしばらくは、展開に着いて行けずに中々入り込めませんでしたが、気付いたら後半は引き込まれていました。
コメディではないけれど、とてもコミカルでポップな演出は可愛らしかったです。
踊る『銀の友達』、子羊達、人形二人組に肉食植物は衣装もメイクも雰囲気があって、見ていて楽しめました。

『銀の友達』や子羊達のダンスを踊った三人組の動きも可愛かったのですが、人形達のダンスが好きでした。
バレエ経験者の役者さんだとは思うのですが、もっと広い舞台で見てみたかったです。

オチに持って行くまでのストーリー展開は若干強引にも感じましたが、オーバーな演技と相まってそれもありかなと感じてしまいました。

ももぞう様はどこから来て、どこに行ったのだろう。
ももぞう様もリンの空想だったのかな。

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