避暑に訪れた人びと 公演情報 東京演劇アンサンブル「避暑に訪れた人びと」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ハーフチケット2500円の日に堪能
    まず他の方もおっしゃってられるように台詞の読みが流暢でない役者がいらして気になったのと、公演時間を途中で知らされて驚いたが帰りの電車に間に合わないので途中で退出したので最後まで見られなかったのが残念だった。次回は昼間、観ようと硬く決心した。

    劇場の雰囲気やスタッフの誘導は心地よく舞台が無駄に高くなっておらず、かえって広さで楽しめた舞台だった。客席と舞台の線引きがなく、劇場全体を使って演じていたのも良かった。

    ゴーリキーが庶民を描く天才ならチェーホフは金持ちの避暑地での出来事を得意としているようだ。ここでも別荘での情事を描きつつ、生き方の問題で悩む主人公の心情に重点を置ている。主人公は常に自分と向き合い対峙しているわけだが、この物語のほとんどをヴァルヴァーラが演じきったその姿に感動した。帰りの道すがら22時以降が気になったが他の方のレビューを確認して最後がどうなったかが判ったので安心した。次回は最後まで観たい。

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    2010/09/17 22:59

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  • 次回も大作のようでしたら、マチネで挑みたいと思います。
    ゴーリキーとチェーホフの違い、同感です。

    次回も楽しみにしています。

    2010/09/21 12:08

    コメントありがとうございました。

    う~ン、残念です。
    事前に周知が足りず申し訳ありませんでした。
    大作に挑むと、
    どうしてもこうなってしまいます。

    できるだけ早めに、
    こちらに上演時間をアップするようにいたします。

    今回、僕がゴーリキーとチェーホフの違いで一つ思ったのは、
    チェーホフだと、
    もう少し、“死”(たとえば自殺とか)への意識が高い気がしています。
    ゴーリキーは少しその辺が、やわらかいというか、
    無駄な殺生をしない(笑)って気がしています。

    ベルリン改作版の今回は、
    かなり、チェーホフを意識しているので、
    その辺の差も、ずいぶん埋まってしまってはいるのですが。

    次回もまた、ぜひ足をお運びいただければと思います。
    どうもありがとうございました。

    2010/09/18 15:19

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