
ЖeHopмan【シャハマーチ】 下北盤
電動夏子安置システム
Geki地下Liberty(東京都)
2010/09/21 (火) ~ 2010/09/26 (日)公演終了
無題
彼らがなぜそんなことをしなければいけないのか、どういう経緯でその立場になったのか、誰がこのゲームを作ったのか、一切の説明抜きにいきなりゲームが始まる。映画『キューブ』を彷彿とさせる状況の中で、登場人物たちは必死で勝とうと模索する。
会話による頭脳ゲームなので、チェスや将棋のような戦略に加えて心理戦が繰り広げられていく。もちろんこんなゲームは知らないし、ルールはあまりに複雑で憶え切れない。私も含めて多くの観客は恐らく、ルールを知らずにアメフトを観戦するような感覚で観劇していただろう。ある意味、ルールを知らなくても駆け引きは楽しめるということを示してくれたのかもしれない。
割と大勢の登場人物が同時に舞台上にひしめき合っているが、意外とすっきり整理されており混乱なく追いかけることができた。ふたつのチームのそれぞれを主役にしたふたつのバージョンがあり、残念ながら片方(Mバージョン)しか観られなかったが、まあ半分以上は楽しめたと思う。

「美しきラビットパンチ」
ゴジゲン
駅前劇場(東京都)
2010/09/18 (土) ~ 2010/09/26 (日)公演終了
無題
予定調和的な展開をすべて破壊して、脳内お花畑で踊り狂い始める様子はドラッグのようだ。本気でラリって見る夢はこんなものじゃないだろうけれど、一体どこへ行ってしまうのかわからず呆然とさせられる気分は悪くない。

ブレヒトだよ!ー京都・北九州公演ー
劇団衛星
KAIKA(京都府)
2010/09/18 (土) ~ 2010/09/20 (月)公演終了
無題
劇団衛星の団員は何人か知り合いがいるのですが、公演は初観劇です。やや古典的な(いかにも演劇的な)演出で物語を丁寧に描いており、京都の劇団としてはオーソドックスな印象を受けました。
銀行から融資を受けようとするある劇団の主催と、銀行強盗のプランを練る別の劇団の主催。そもそもタイトルからして思い切り演劇を前面に出しているように、演劇そのものが主題になっている作品です。下手な劇団が劇中劇をすると内輪受けに近くなりますが、今回は幸いそういうことはありませんでした。

黒い紙と3つの箱ー京都・北九州公演ー
ユニット美人
KAIKA(京都府)
2010/09/18 (土) ~ 2010/09/19 (日)公演終了
無題
ユニット美人は長久手で開催された演劇博覧会カラフル3で観たきりで、気になりつつも観る機会を逃していました。結局大阪を離れた後、今になってやっと本公演が観られました。
半ばオムニバス形式のコント集なので、物語に対するこれといった感想はありませんが、単純に楽しめました。いわゆる女芸人的な痛さは(無くはないが)少なく、スマートにまとまっていました。結成から5年以上ですが、まだほとんど他に例がないタイプのユニットでしょう。
劇団衛星から女優二人がスピンオフして作ったユニットで、今回は本体の公演と同じ日程でしたから、二人は他の役者の倍くらい覚えて練習しなくてはならなかったと思います。まったくお疲れ様です。

UNTITLED
岩渕貞太
STスポット(神奈川県)
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/16 (土)公演終了
満足度★★★★★
知らない場所
音楽と、適度な距離をとっていたはずの身体がいつしか融合すると、今度は音楽が光に変容していた! 濃密で、不思議な時間。

カズコと、天使
さるしげろっく
テアトルBONBON(東京都)
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/17 (日)公演終了
満足度★★★
現代の話はよかったけど
1枚の絵にまつわる過去・現在・未来の3話オムニバス。1話目の現代の話は結構入り込みやすくてよかったけど、2話目の未来、3話目の過去はいまひとつかな。

国家婚活支援法
ジャイアント・キリング
しもきた空間リバティ(東京都)
2010/10/15 (金) ~ 2010/10/17 (日)公演終了

坂口安吾 白痴
726
OFF OFFシアター(東京都)
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/19 (火)公演終了
満足度★★★★
入り込んでしまいました
いやー面白い。芝居の中にどっぷりと入り込んでしまいました。こんな芝居をつくれる人たちがうらやましい。

性的敗北
シンクロ少女
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/10/15 (金) ~ 2010/10/17 (日)公演終了
満足度★★★★
参りました
初見の劇団でしたが、、最近観た芝居の中では一番よかったです。いろんなカップル(+α)の愛憎劇で、ベタといえばベタなのですが、そこを面白くみせるのがすごい。下半身直撃の結構きわどいシーンを間近に見られたのもラッキー(オジサン嬉しい)。次回作も楽しみ。

いつか床が見える伝説
早稲田大学演劇倶楽部
早稲田大学学生会館(東京都)
2010/10/15 (金) ~ 2010/10/17 (日)公演終了

百年の絆―孫文と梅屋庄吉
東京ギンガ堂
紀伊國屋ホール(東京都)
2010/10/16 (土) ~ 2010/10/24 (日)公演終了
満足度★★
役者は良かったのですが…
中国の王朝制を廃止させ、民主化の道を伐り開いた孫文と、日活の創業者、梅屋庄吉の友情を描いた作品でした。
音楽劇と銘打っていますが、台詞劇が主体で、歌うシーンはそれほど多くありません。
オーソドックスな演出で役者の台詞も聴き易く、安心して観られる舞台でした。
冒頭から孫文と梅屋の初めての出会いのシーンまでは緊迫感があって良かったのですが、その後の展開にあまりメリハリがなくて感情も伝わって来ず、2時間半が長く感じました。
歌の上手い人が何人もいたので、もっと歌を聴きたかったです。

女ともだちのそうしき
RONNIE ROCKET
大吉カフェ(東京都)
2010/10/15 (金) ~ 2010/10/18 (月)公演終了

カズコと、天使
さるしげろっく
テアトルBONBON(東京都)
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/17 (日)公演終了
満足度★★★
色々なスタイル盛り合わせ
ある建物とその中に飾られた絵にまつわる物語を3つの時代のオムニバスとして描き、それぞれの話ごとにテイストや役者の演技が変化するのが楽しかったです。
1話目は現代の話で、人の来なくなった記念館の取り壊しについての騒動を描いているのですが、意外な展開が面白かったです。
2話目は未来。あるレジスタンス集団のアジトに訳ありな強盗団がやってくる話で、物語としては全然解決されないまま終わってしまった感じですが、強盗団の女性メンバーの台詞が印象に残りました。
3話目は大正時代で、女流作家の元に集まる人たちをユーモラスに描いた物語でしっとりとした雰囲気が良かったです。
それぞれの話が緩やかに関連している脚本の骨格は良かったのですが、細かい部分に粗が多く、演技がオーバーに感じるところが多々あったのが残念です。効果音も安っぽく感じました。あと、オープニングのダンスはこの作品の導入部として必要性が感じられませんでした。

お買いもの
東京タンバリン
駅前劇場(東京都)
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/20 (水)公演終了
満足度★★★
人の欲
街を歩けば物欲を刺激する物ばかり。本当に必要な物って何でしょう?そう思いつつも包装されたまんまの物が家にある。役者の動き等楽しめる。

坂口安吾 白痴
726
OFF OFFシアター(東京都)
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/19 (火)公演終了
満足度★★★★
静謐な舞台
思いの外、実験的な演出で幻想的で美しい舞台でした。
原作を読んだことがないので、脚本で原作からどう変えたのかは分かりませんが、いくつかの場面が何回か繰り返されて物語が明らかになっていくのが効果的でした。
対面に配置された客席の間に傾いた舞台があり、舞台上にはブランコと電柱のみというシンプルな美術と、煽情的にならない控え目な音響が役者の演技を引き立てていて良かったです。
演技も方向性がバラバラのようでいて統一感があって不思議でした。
1人2役や、1人称と3人称の文体の切り替えが効果的に使われていて、演劇ならではの作品になっていたと思います。
言い争いのシーンなど騒がしいシーンもあるのですが、観終わった後は
とても静かな作品という印象が残っています。

BLACK -家族の肖像-
Gin’s Bar+アクターズ仙台
Quarter Studio(クォータースタジオ)(宮城県)
2010/10/16 (土) ~ 2010/10/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かった・・・
とても、よかった。。。
素敵な先輩を久しぶりに見れて、すごくうれしかったです。
ギンズバーの中で一番好きな作品になりました。

カズコと、天使
さるしげろっく
テアトルBONBON(東京都)
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/17 (日)公演終了

ウラの目と銀杏の村【公演終了・ご来場誠にありがとうございました!】
キコ qui-co.
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/10/09 (土) ~ 2010/10/13 (水)公演終了
満足度★★★★★
土着、幻想の世界観かなり好み
小栗剛氏のつくり出す土着、幻想の世界観かなり好み。
なかなか土着に触れる事ってないが、なぜかしっくりくる。
現代の人間と山に潜む鬼といわれる者たちの壮絶な
深紅の運命…美しく哀しく強烈な印象が残った。
オモシロかった!
ウラを演じた清水那保さん(DULL-COLOREDPOP)が
すばらしい。一気に彼女が発する殺気にのみ込まれた。
もう一人、こいけけいこさん(リュカ.)も。
ログログの時も気になっていたがすごい存在感。
この本編前半にスクリーンに映し出される
タイトルバック映像のアニメーションが
クォリティー高く、驚いた。すごい見応え。感動!
これで王子小劇場 2010佐藤佐吉演劇祭全作品が揃った。
主任を飾るキコ qui-co.。
どの作品がどんな賞を獲得するんだろう。
全部観て、個人的にこのキコ qui-co.は一押し作品だ。
結果が楽しみ。

ダンディ
OSK日本歌劇団
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2010/10/15 (金) ~ 2010/10/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かった~!
5人のダンディ。
主演の桐生さんはもちろん、他の4人それぞれに見せ場がありました。
圧巻は新場面。
情熱のこもった見事な歌唱でした。

グロリア
ハイリンド×サスペンデッズ
「劇」小劇場(東京都)
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/24 (日)公演終了
満足度★★★★
そうぞうする
招待いただき、友人と観劇。観劇後は、満足と安心感。個人的には「見たこと無い世界や価値観」を見たくて小劇場に通うことが多いんですが。当たり前ですが奇をてらうだけが小劇場演劇ではないなと思い、感動。演劇ってシンプルでも、ちゃんと面白いんだなって思いました。衝撃的なシーンもあるのに、観劇後は暖かな気持ちで劇場を出れる。たった7人の役者で作り上げる奥行きのある『過去を知り得ない世代の世界への向き合い方』。コリッチの評判どーり、エログロナンセンスじゃ物足りないならこういう舞台を見なきゃだなぁ。