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国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

満足度★★★★

異状ナシ
設定上は2008年だが、近い将来にあるかもしれない…いややっぱりないかな?な事態を戯画化した、ほぼ空回りした青年団によるオキナワ独立宣言後の顛末を描いたストーリーもさることながら、女優として出演した風琴工房の詩森主宰が何とも印象的。

ユタであり、青年団のリーダー…というよりは精神的支柱という役どころで、その存在感と言うか泰然自若かつ飄々としたたたずまいと言うか、に「あーなるほどー」と大いに納得。ナイスキャスティング!

また、ラストの開放感と言うか突き抜けた感覚と言うか、が格別。まさにオキナワの風が吹き抜けた、みたいな?
これ、もしも舞台が沖縄でなかったら、印象もかなり異なるだろうな…ってか、設定上沖縄以外は無理か?

『共犯者』公演終了 ご来場ありがとうございました。

『共犯者』公演終了 ご来場ありがとうございました。

津田記念日

OFF・OFFシアター(東京都)

2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★

緊迫の90分
気が付くと内部から閉ざされた部屋に監禁された4人…その施錠のしかたからすると犯人は4人のうちの1人しか思われず…なサスペンス。

そんな出だしによって観客を「何故自分が?犯人はどいつだ?」という被害者の心境に追い込んでの緊迫の90分。その上演時間は「人間の集中力が持続するのは90分が限界」というのを意識したんだろうか?

で、舞台の下手側3分の2あるいは4分の3くらいがその監禁された部屋(いかにも堅牢そうな金属製の扉や切り口が赤い壁などが印象的)で、上手側に取調室があり、男が尋問されているシーンが挟まれるスタイル、事前情報もあり、その2つの場面の関連性についても含めて、観ながらあれこれ様々な可能性を思い巡らすも、その大半は考え過ぎ…(爆)

2つの異なる場所を表現した装置を、1度だけ照明によってさらに別の空間に「切り取る」ワザにも瞠目。

ところで後から入った情報によるとこの回の後半はトラブルが発生して即興によって切り抜けたとのことなのだけれど、本来のカタチとどのくらい違ったんだろう?

リア王 4カ国語版

リア王 4カ国語版

SCOT

吉祥寺シアター(東京都)

2010/12/15 (水) ~ 2010/12/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

違和感が違和感を包み込み、それは様式美にさえなっていた
台詞の最初の一声が発せられるまで、「4カ国語版」という表記がなされていたことを忘れていた。
そう、ドイツ語、英語、韓国語、そして日本語の4カ国語での上演だったのだ。
それらの4カ国語が、歌うように朗々と発せられ、あるときは唾を飛ばすほど熱を帯び、着々と悲劇へと向かっていくのだ。

ネタバレBOX

4カ国語という言葉への違和感は、すぐになくなった。不思議なことだけど。もちろん字幕の手助けは必要なのだが、「それぞれの役がその言語である」ことの意味すら見えてくるのだ。

主な配役で言えば、リア王がドイツ語、長女が英語、次女が韓国語、三女が日本語だ。
これは、それぞれの言語が持つ、音の響きとイメージがそれぞれの配役に膨らみを持たせているのではないか。
例えば、絶対的な王であったリア王は、老いてもまだ強権的であり、ドイツ語の響きが似合うのだ。終盤になるあたりでは、その台詞が過剰になり、狂気すら見えてくる。まるで狂気を帯びたようなリア王の末路は、こうであった、ということが理解しやすい。
そして、長女の夫の韓国語には、妻の父親(リア王)を敬う気持ちが表れ、儒教的な色合いが感じられてくる。
それらの4カ国語が、歌うように朗々と発せられ、あるときは唾を飛ばすほど熱を帯び、そして、何の違和感もなく相互に会話を結んでいくのだ。特に外国語を話す役者たちの声の通りと響きは抜群であった。
その声に導かれ、悲劇へ着々と進んでいく。


また、ナースが多数出てくる。その中には男性も混じる。看護師ではなく看護婦としてである。長女も男性が演じている。そういう違和感も投げ入れてくるのだ。

構成はとてもスタイリッシュ。衣装は和洋折衷の重厚さがある。舞台セットは、黒を基調しとて、引き戸が後方に並ぶだけ。これをピシャリと閉める音が、断絶などの意味合いを示していた。
背筋を伸ばして立ち並ぶ姿を含め、観客に正面を常に向いていて、どのシーンも一瞬一瞬が「画」になっている。

いろいろな違和感の塊であるはずなのだが、受ける印象は、「型」が決まるとでも言うおうか「様式美」であった。
違和感同士がぶつかり合うわけでもなく、そこに平然とした姿ですべてが存在しているのだ。
これは、ちょっとした感動だ。

ただし、個人的にはナースだけは、最後まで違和感を感じてしまった。どうやら、それには大いなる意味が込められていたようなのだが。白い衣装(ナース服)に違和感を感じてしまったのだろう。それこそが意図でもあったのだろうが。
原野のささめき

原野のささめき

NPO法人 魁文舎

スパイラルホール(東京都)

2010/12/21 (火) ~ 2010/12/23 (木)公演終了

満足度★★★★★

音の渦。死と死者と、生者のためのオペラ。
スパイラルホールという会場、そして演奏の編成からも考えて、いわゆる、朗々と歌い上げるオペラではないと思っていたら、やはりそうだった。
四方のスピーカーから音が渦巻くステージ。
素晴らしい組曲とそのライブ。

ネタバレBOX

ストーリーは説明文にあるとおり。
物語は、ボソボソとしたモノローグと会話によって紡がれていく。また、字幕だけのシーンさえある。「歌」が直接的に物語を語るわけではない(台詞という点において)。

「歌」は、死者と生者の「嘆き」と「唸り」であり、それらが観客を延々取り巻く。そしてそれが物語である。しかし、ストーリーを追う物語ではない。

メキシコには有名な「死者の日」という祭りがある。骸骨の衣装を着たり、骸骨の飾り付けがされたりする。「死」や「死者」との距離がそういうお国柄ということもあるとは思う。
「死者」が「生者」と紙一重にいて、その差が微妙な関係にある。
「家」のイメージである扉が徐々に降りてきて、窓に蓋がされ「棺」となる。この感覚なのだろう。

全体的に暗く、緊張感が漂う。演奏家たちも自由に舞台と客席の間を動く。麦の束を持って、風の音を執拗に鳴らす、あるいは、シューシューと口から息を吐く音を響かせたりもする。コントラバスやいろいろなモノが立てる「音」が美しい。音響の強弱と繊細さが見事であり、また、四方から聞こえてくる音も精緻に組み立てられていた。

「死」もしくは「死者」の組曲と言っていいだろう。それをライブで演奏しているのだ。
トロンボーンは、その楽器自体の輝きとともに生命を鳴らしていた。石川高さんの笙は、あるときは風であり、あるときは宗教であった。

田中泯さんは死の気配を振り撒き、独舞では壮大さすら感じた。

濃密な100分であったと言っていいと思う。
ただし、現代音楽が苦手な人には100分の苦行であったかもしれない。

もっとも、この内容のチラシ等を見て、いわゆる朗々と歌い上げるオペラを想像して来た観客はわずかではないだろうか。なんと言っても会場が、スパイラルホールであるわけだし。

一点だけ気になったのは、数人の少女たちが出てくることだ。他の出演者が指の先まで、意味として観客に晒している(演奏者も歌い手も踊り手もすべて)のにもかかわらず、彼女たちの緊張感のなさは、全体を弛ませてしまっていた。
イノセントなアイコンとして(天使的)の活用だったのだろうと思われるが、歩き方も不安げで、表情もシーンごとに定まらず、さまざますぎていた。きちんと意味と理由を説明して演出していたのだろうか、とちょっと思った。あるいは、それを含めての演出なのかもしれないのだが。
モーツァルト!

モーツァルト!

東宝

帝国劇場(東京都)

2010/11/06 (土) ~ 2010/12/24 (金)公演終了

小学生以来
脚本家M.Kunzeと作曲家S.Levayのコンビは僕の中で不動の地位である。「モーツァルト!」も大好きなミュージカル。小学生の頃に観て以来だが、CDをダブルキャストの両方持っていて、ほとんどの曲を歌詞も曲調もソラで歌えるほど聴き込んでいる。

ヴォルフガング役の井上芳雄はさすがに安定感が素晴らしい。初演CDでは所々危うかったのが、何度もの再演を経て完全に地に足の立った心地よい歌声を聴かせてくれるようになった。
妻コンスタンツェ役の島袋寛子(SPEED)は目立つことこそないものの、安心して観られた。
姉ナンネール(高橋由美子)の調子がいまいち優れない。綺麗な歌声ではあるが以前はもっと伸びがあった。
大司教コロレド(山口祐一郎)は相変わらず歌い上げてくださる。山口さんはこの役やってるときが一番不自然じゃない気がする(まあ結局何やってても同じなんだけど)。

今回特筆すべきは、父レオポルト役の市村正親だろう。役作りが変化していた。父親の役柄上、市村さんご自身が子供を授かったことが大きく関係しているはず。
以前は息子に厳しく辛く当たる印象の強かったレオポルトが、息子への愛情に満ち溢れているのが見て取れた。息子の幸せを考えるゆえに、心ならずも息子と仲違いしていくレオポルト。その際に見せる、これ以上ないほど寂しげな彼の背中は、だからこそ観客の胸を強く打つ。
一転、カーテンコールでの市村さんはステップを踏みながら飛び出してきた。思わず吹き出してしまうほどに陽気な姿であった。

小池修一郎の演出について。床下に描かれた五線譜、舞台上に踊る幾つもの音符が良い。音楽の中での物語と感じさせる。
ただしここが小池演出の良さだと特筆出来る点がない。またビジュアル面で「このシーンは美しい!」と感じることがない。大劇場だから可能な美術は必ずあるはずである。
もう一押し舞台セットを豪華に立て込んで、美術としての綺麗さがあれば文句ないのだが。背後に浮かぶ風景の映像演出は余分ではないものの、プラスにも働かない。抽象の演出は小池さんに向かないのではないか。
初演から続く演出から、そろそろ新演出を打ち出してほしい。山田和也は絶対嫌だけど。

ネタバレBOX

この作品において、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは二人一役である。神童と呼ばれた頃からの天性の才能を子役アマデが具現化し、対して青年としての苦悩や喜びを知っていくのが主演ヴォルフガング役だ。アマデは常にヴォルフと共に存在し、曲を書き続ける。一方ヴォルフは破天荒を生きる。

次第にあまりにも大きすぎる才能が、一人の人間の器を超過していく。それはモーツァルトの身の破滅を意味することになる。一幕終わりで「影を逃れて」を歌いながら、ヴォルフはアマデに羽根ペンで腕を刺される。アマデは表情一つ崩すことなく、ヴォルフの腕の血を使って曲を書き始める。

ヴォルフは自分の影であり、同時に過去の栄光である才能アマデから逃れることを望み、「お前すらいなければ」と己の運命を呪う。しかしアマデもまたヴォルフ自身なのだ。引き裂けるものではない。父の与える幸せを捨て自由を勝ち取った今、ヴォルフは自分の足で歩くしかない。青年期からの脱出である。

二幕終盤、父の亡霊からレクイエム作曲を頼まれて、初めてヴォルフ自らがペンを持ちピアノへと向かうが、結局曲を完成させることは出来ない。アマデが作曲するために必要なヴォルフの血は最早残っていないからだ。最後の手段として残った、未だ血の通っている心臓に羽根ペンを突き刺して、彼は死ぬ。

芸術家は己の苦悩よりも先行する社会や世界の苦悩を背負い、芸術に昇華して表出する。モーツァルトやシューベルトのように若い頃にその全てを費やして身を破滅させる人もいれば、ベートーベンのように積み重ねていく人もいる。共通するのは常人には計り知れない才能と、才能を支える人間としての器だ。

ミュージカル「モーツァルト!」は才能と人間を二人一役で表した。一方は歌い踊り悩み恋する奔放な青年。また一方は一言も台詞がなく、表情の変化もまるでない子供。モーツァルトを演じるために完全に正反対の二人の姿形を使った。正にここにこの作品の偉大さがあると思う。
姫子と7人のマモル

姫子と7人のマモル

ネルケプランニング

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/12/18 (土) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★

イケメン娯楽作
若手俳優7人と小劇場系の中堅4人によるコメディーで、客席は9割以上が女性でした。

同じマモルという名の7人がヒロイン・姫子の危機を助けるという話で、歌あり踊りありの分かりやすいエンターテインメントに仕上がっていました。少女時代やKARAのパロディや、ポプラ社の文学賞2000万円ネタ(個人的には一番ウケたギャグでしたが、笑っている人がほとんどいませんでした…)など時事ネタを所々に入れていて、深く考えずに楽しめました。
物語としては他愛のないものですが、若手のイキイキとした演技と中堅勢の臨機応変さで2時間20分の間、飽きることもなく観ることが出来ました。

振付がBATIKの黒田育世さんなので観に行ったのですが、黒田さんらしさが感じられるダンスがあまりなかったのが残念でした。

晦

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/23 (木)公演終了

満足度★★★★

こゆい
こゆい。

舞台 蒼穹のファフナー

舞台 蒼穹のファフナー

アフリカ座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

まいったね、こりゃ。。。
いわゆる「アニメ」は食わず嫌いなところがあって。。。

中学生の頃、同級生がハマっていた『AKIRA』というアニメが全く理解できず・・・

高校生の頃、彼女の部屋で観た『風の谷のナウシカ』。
冒頭の巨大な虫みたいなのがモゾモゾしてる間に熟睡(たぶんビデオが始まって10分もたってなかった)・・・。

それ以来、「アニメの世界観ってのは、合わない!」と思ってた。

で、今回の『蒼穹のファフナー』。

冒頭の山元さん演じる役の台詞が・・・思いっきり「アニメ世界」っぽい。

この時点で、「うっ!ヤバいかも」って感じ。

「がんばって(我慢して)観たらイイことあるかもしんないっ!」と思い続けて10数分後・・・

前のめりで、芝居に夢中になってやした。。。

きっと、原作者や演出家が狙う「感動」はしなかったんだと思う。。。

ラスト近く、隣や後ろで「すすり泣き」が聞かれたけど、その時は「ホッ」とすらしてたし(←ボクノニンゲンセイガ、ウタガワレルネ)。

純粋に「戦争物」「娯楽作品」として、楽しみました!

「ガンダム的」な世界なのに(←こう言ったら怒られるか?)、メカや戦闘機は一切出てこない。
メカ(←この表現も怒られそうだ)での闘いは、役者さんの身体で表現されるのだが・・・全く違和感が無い!

女性のほうの主人公のラストなど・・・彼女のカラダが「メカ」に見えたもんなぁ。。。

台詞の明確さ、役者さんの熱演、秀逸な配役(←演技力・活舌はイマイチでも、見た目だけで強引にもっていかれた感じ)、、、いろんな要素があるんだろうけど・・・この芝居は、かなりおもしろかったです!!!

あまりのおもしろさに、原作アニメを見たくなっちゃって・・・たまたまテレビ放映をやってたので見ました。。。


・・・舞台のほうが、ずっとず~っとヨカッタ!

アニメのほうも、見続けたらハマるのでしょうか?笑



ネタバレBOX

松来未祐さんの声は強烈だった!

この世のものとは思えない声・・・笑

あと、、、

「アニメ声」という言葉は、時たま聞きますが・・・

役者さんたち・・・すごく「アニメ顔」でした!

戦闘服(?)も着こなしていて・・・コスプレっぽさが無かった!

すごいっす!
抜け穴の会議室 〜Room No.0002〜

抜け穴の会議室 〜Room No.0002〜

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2010/12/18 (土) ~ 2010/12/31 (金)公演終了

満足度★★★★★

年の瀬最後に「懐広い」作品
これは…素直に良い作品ですね。。。
観終わった後、明日とその先の未来に前向きになれ、希望が見えると思います。
そして、自分の傍にいる人間に、好き嫌いはひとまず置いておいて
じわじわとした関心と優しさが湧いてくる。 

パルコ劇場の広さに負けないような、外向きで懐の広い作品で、
作者前川氏が大きく成長したターニングポイントのように思えました。
そのことも含めて、今後の展開に大きく期待が持てます。
やっぱり、前川氏は一番「外さない」人だな。

ネタバレBOX

本で一杯の、岩窟の様な部屋に二人の男。
どうやら、彼等は前世での生を終え、次の生を迎える為の準備期間として
いわば「生」と「死」の境目のこの空間に来ているらしい。

記憶を無くしている彼等は「自身が誰であったか」を知る為、自分達の
過去を記録した書物を探っていく…

互いを知ることの無かった二人が、書物を通じて1973年のある親子、
2005年の靴屋で出逢った二人の男、2011年の環境が変わったところで
再会した彼ら、という三つの時空を追体験していく。
そこで彼等は、互いに全くの他人と感じていたのが、実は二つの生、
前々世と前世とを共に身近なところで共に生きてきたことを知る。

その中で、ある時は取り返しのつかない事も、命を救うような善幸も
あったけど、それは既に過ぎ去ってしまった過去の事。
しかし、彼等は転生の前に結果的に知ることになる。

人間は互いにどこかで関わり合い、連関し合い、終わることの無い生を
生きている。

なら、憎しみより、感謝で迎えた方がはるかに良い、という事に。

時にユーモラスに、シリアスに、そしてどこか哲学的な前川氏の
筆致はどこまでも温かく、追求・告発、というより、共感を目指しての
ものであることは自明と感じます。

二人の名優もそれに応え、等身大の、私達に近しい男を
演じ切ったと思います。

二人が最後、赦し合い、固い握手を交わすシーンはこの作品の
ハイライトであり、私は涙しましたね。 

作品の構造は「図書館的人生」第三章の時間軸を行き来しながら、
自分を探求していく、というもので、恐らく同時期に構想された作品と
思うのですが、こっちは温かさが段違いですね。

この冬、自分の「これまで」と「これから」、「自分」と「周りの人」を
ふと考えるのに最高の作品です!
さよなら渓谷

さよなら渓谷

演劇企画集団THE・ガジラ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2010/12/05 (日) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★

夜の熱気の中で
登場人物の掻く汗。蒸せる様な熱気を感じつつ観劇。役者は素晴らしく、松永さんに圧倒される。

ネタバレBOX

モノクロ的作品。
極力、色を排除した舞台美術。それだけに里美の服、下着、唇の赤が鮮烈な印象と共に血を連想させて物語の凄さを感じる。

そして、黒いバット。暴力的な扱いだったけどラスト、尾崎のスィングをする姿を見て何か安心した。
獣従承知(じゅうじゅうしょうち)

獣従承知(じゅうじゅうしょうち)

角角ストロガのフ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/20 (月)公演終了

満足度★★★

秀逸なラフデッサン!?
こういう芝居を「問題作」というのか。。。
それとも「名作のラフデッサン」と言うべきか。。。

芝居って、それぞれ感じ方が違って当然!
その「違い」「温度差」が、観劇後の食事に花を添えるし。

ただ、少なからずのモヤモヤ感に、「アフタートーク聞きてーっ!」とは思った。

たぶん、そこかしこに「キーワード的なものが散りばめられているんだろうな」と思わせる台詞がいくつかある(ように感じた)。

ただ、その台詞を咀嚼できぬ間に、舞台がスピーディーに進行していくので・・・「あぁ、、、あの場面はこういうことだったのかなぁ???」という感想ですら、自宅の湯船につかってる時に初めて浮かんできたのであります。。。笑

観劇後は「このチラシは、いったいなんだったんだっ?!」と思うばかりでした・・・

が・・・

今は「欲望の肯定とは?」「充足感とは?」「幸せとは?」「本音と建前とは?」

いろいろと考えます。。。

・・・演出家さんの意図するところは、、、未だにわかっていないんですが。。。笑




ネタバレBOX

女王様の「アハンウフン」には、ニヤけそうになる顔面の筋肉を押さえきることができませんでした。。。

無念でなりません!笑

15 Minutes Made Volume10

15 Minutes Made Volume10

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

 
観劇

嫌な世界

嫌な世界

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2010/12/17 (金) ~ 2010/12/31 (金)公演終了

満足度★★★★★

 
観劇

舞台 蒼穹のファフナー

舞台 蒼穹のファフナー

アフリカ座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/21 (火)公演終了

満足度★★★★

さすが
声優さんだけあって、
戦闘シーンはないのだけれども臨場感は充分に伝わってきてよかったです。
アニメも観たくなりました

池田屋コント

池田屋コント

劇団Spookies

SPACE107(東京都)

2010/12/15 (水) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★

予告編が面白い
おまけの予告編がとても面白かったです。あそこまでふざけてコミカルにやってくれるなら観に行って大いに笑いたいところです。本編の芝居の方ですが,最初は関係がよくわからず,引き込まれなかったのですが,途中からは楽しく拝見することが出来ました。ただ,本来の「笑劇110番」の部分,入れ替わった後の2つの世界の部分,バランスにもう一ひねり工夫があれば,もっと面白い芝居になったのかも知れないと思っています。タイトルにコントとあっただけに,もっと大爆笑を期待していただけかもしれません。勢いがあり,にぎやかでドタバタ楽しかったのですが,もっと弾けたかった気がします。

血がみどり

血がみどり

ぬいぐるみハンター

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2010/12/26 (日) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★

15mmを観たよ
勢いに押されてゲラゲラ笑っていたのだが、
振り返ると実はかなり緻密な作りだったのではと思ったり思わなかったり。
奥様役の萱怜子さんがやたら可愛くてまいった。
浅草Ver.はキャストも内容も変わるらしい。
くっそぉ、観たいじゃないか。

サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2010/11/30 (火) ~ 2010/12/25 (土)公演終了

満足度★★★★

コレが熟成か!
10デイズとはまた違った作品でした!
同じ本でこれほどまで違うとは・・・驚きです!
こちらのほうは役者さんの平均年齢が高いせいかじっくり魅せてもらいました!

ネタバレBOX

あの太郎と警部のは長くくどかったけどそれがよかった!w

個人的意見としましては10ディズの方が好みだったかな~。
広くてすてきな宇宙じゃないか

広くてすてきな宇宙じゃないか

演劇集団キャラメルボックス

ザ・ポケット(東京都)

2010/12/15 (水) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★

ハーフタイム
ハーフタイム60分の作品でも十分見ごたえのある作品でした!
役者が若いからか勢いと力があってすごく熱かったです!
その若さが僕は好きでした!

お疲れ様でした!

ネタバレBOX

まさかおばあちゃんが飛ぶとは!びっくりでした!
ですが・・・劇場が狭くて少ししか飛べませんでしたね、残念^^;
15 Minutes Made Volume10

15 Minutes Made Volume10

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★

素晴らしいスタッフワーク
一度に6団体も観れるおトク感で初見。
15分という限られた時間の中で精いっぱい個性を見せてくれる各劇団の頑張りもさることながら、総合演出、スタッフワークの素晴らしさに感激。
運営は大変なことと思いますが、このような企画は是非続けて行って欲しいと思いました。

姫子と7人のマモル

姫子と7人のマモル

ネルケプランニング

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/12/18 (土) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

めっちゃオモロイ!
第一、姫子のキャラクターがいい。姫子が7人のイケメンから守られる、なんつーお話だから、どう考えてもめちゃんこ可愛い美形の姫さまみたいな女子を守るナイト。と思うでしょう?ふつう。だけれどここに登場する姫子はけっしてきわめて平凡な(?)女の子ではなかったのだった。そう・・、どこからどこまでもクビレのないおおデブな姫子さまだったのです。

ネタバレBOX

姫子は絵本作家希望の守とささいなことから喧嘩になって別れてしまう。新たな生活を目指そうと一年発起し姫子は引っ越すことに決めたのだった。だから今まであった物を整理整頓し引っ越してみたものの、6、5万円だと思い込んでいた家賃は実は65万だったと解り唖然とする。そこで彼女はルームシェアするアイデアを思いつくのだった。

早速、募集をすると守と名乗るイケメン6人が応募してきた。そこで彼らと一緒に暮らすことになったのだが、何故か彼らは彼女に勝手に忠誠を誓って守るのであった。

そうこうするうちに彼らはかつて姫子に捨てられたストラップやビニ傘、口紅、ビトンの小銭入れ、Gショックらが人間の形に代えて登場したのだと解る。これらのキャラクター達が実にコミカルで面白い。昨今のアイドルは何でも器用にこなしてしまい凄いなぁ。とつくづく感心するがアドリブでも何でもござれで大いに笑わせてくれる。これぞエンタメって感じだ。

更にオカマの京子がこれまた鮮やかにギャグかましながら笑をとる。歌あり、ショーありで全体的に関西のノリだ。西川きよしじゃあないけれどコツコツと貯めた貯金が1000万あった姫子は甘い言葉で言い寄ってきた質屋のおっさんに騙されたりしながらも、守たちのお蔭で人間の守と仲直りすることが出来て元の鞘に収まる。

そうして守は念願の絵本作家大賞を取って賞金の2000万をゲットするも借金だらけの京子や超樽の社長、姫子を騙した鈍塚らにばら撒いてしまう。こういったノリも関西系だ。笑

舞台は確かに思いっきりやりたい放題!の体で、プチ暴走しながらも生あたたか~い、はぁとフルコメディだった。これだけ楽しませてくれたら、もう一回観たいと思う。

それにしても・・姫子を静かにさせる時にペットにお菓子を与えるように「ほい、お菓子」と守らが姫子の口に突っ込む辺り、そして姫子が放つムードもなんとなく可笑しくて笑が止まらなかった。お勧め!

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