
チャランポラン・トランポリン
東京演劇アンサンブル
吉祥寺シアター(東京都)
2025/09/03 (水) ~ 2025/09/07 (日)公演終了

カサブランカ
株式会社スタイルオフィス
博品館劇場(東京都)
2025/09/06 (土) ~ 2025/09/07 (日)公演終了

カサブランカ
株式会社スタイルオフィス
博品館劇場(東京都)
2025/09/06 (土) ~ 2025/09/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
生演奏,歌ありの朗読劇でありながら、ストレートプレイのようで、素晴らしかったです。
80年以上前の名作映画を観ていても、新たな感動がありました!

Belleville
spacenoid
すみだパークシアター倉(東京都)
2025/09/03 (水) ~ 2025/09/09 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
本がイマイチ。原作、日本語台本、演出、の何が悪いのか、そのへんはわからないが、前半に無駄があってだれてしまい、場面が同じパターンの繰り返しに感じられ、100分の上演が長く感じる。俳優たちは良く演じているが、台本の浅さのせいかワンパターンに見えてしまう。

ハムレットマシーン
サブテレニアン
サブテレニアン(東京都)
2025/08/29 (金) ~ 2025/08/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/08/29 (金) 16:00
2018年にフェスティバル絡みで11団体による上演を観て演出によって変えることができる「余白」たっぷりと悟った戯曲、7年ぶりに観る本作は特に今の情勢を取り込んだというか揶揄したというかそういう感じ。
冒頭で作者ハイナー・ミュラーの生涯などに関するパフォーマンスがあり、時々「今も似た状況があるのでは?」と思ったことも影響しているかも。
娯楽性とは程遠い作品だが、今後折に触れ様々な演出で観てみたいと改めて思った。

夏の夜の夢
theater 045 syndicate
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2025/08/21 (木) ~ 2025/08/24 (日)公演終了
実演鑑賞
横浜の劇団045 syndicate がシェイクスピア・夏の夜の夢をがっつり上演。KAAT神奈川芸術劇場 大ホール 8月24日まで。130分。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/09/post-03744b.html

ANDO
松竹
新橋演舞場(東京都)
2025/09/05 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ミュージカルとはまた違う、音楽とストーリーの融合。長らく演劇鑑賞から離れてきた身としては新しいジャンルだったので新鮮で楽しかった。
歌あり、バンドあり、ダンスあり...盛りだくさんの演出で、特に事務所の音楽が好きな人は退屈しないはず。勿論歌を知らない人も純粋に歌も演奏もダンスも上手いので観てて楽しいと思う。
セットの転換もスムーズで面白い舞台美術だったのでそういった面でも引き込まれる舞台だった。
個人的には物語のキーともいえる「アンドウ」役の川﨑星輝くんの演技が良かった。
彼が喋るとずっと泣きそうな気持ちになるというか琴線に触れる訴え方、表現をしていたので、ぐっと心を掴まれた。
バンドに関わらず、自分にとって大切な「あなた」の事、その人(たち)がいる事によって自分の人生がどう彩られているのか、そんな事を考えさせられる舞台だった。

第14回名古屋学生演劇祭
第14回名古屋学生演劇祭
うりんこ劇場(愛知県)
2025/09/06 (土) ~ 2025/09/08 (月)公演終了

TEXAS KILLERS FOURTEEN
大統領師匠
駅前劇場(東京都)
2025/08/27 (水) ~ 2025/08/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったー
筋がしっかりしたお話しにちょっと吹っ飛んだ出来事もあって、どうなるだろうーと最後までワクワクで見終わりました。

コーラスライン 日本特別公演
TBS/読売新聞/ぴあ/ローソンエンタテインメント/tsp
東京建物 Brillia HALL(東京都)
2025/09/08 (月) ~ 2025/09/22 (月)公演終了

XXXX(王国を脅かした悪霊の名前)
お布団
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2025/03/08 (土) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今でも、新田佑梨の
「めーーーー めーーーーー」
という断末魔が、忘れられない。
観劇直後のツイートをここに残しておこう
「お布団「XXXX(王国を脅かした悪霊の名前)」。法と混沌。性と無性。合理と神話。マダミスと「新中世」たる今。全てが噛み合い、なんのてらいもなくド真ん中を突く。あのRPGが出来なかった景色すら平然とやり遂げた。岸田戯曲賞作品? もうこの作品の前では興味はない。」

われわれなりのロマンティック
いいへんじ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2025/08/29 (金) ~ 2025/09/07 (日)公演終了
実演鑑賞
26年の歴史をもつ、若手団体のショーケース企画「MITAKA “Next” Selection」。今年の1団体目にあたる「いいへんじ」の新作公演。時系列は大学時代から始まり、やがて就職し、それぞれが社会生活に翻弄されながら、自分たちの内面と向き合っていく青春群像劇、という印象でした。現代口語会話劇では割とたっぷりめと言える120分スケールで、作家の、そして団体の、本気度が伺える一作。会場内を埋め尽くす客席。静かに、かつ前のめりでステージを見つめる観客たちも相まって、とても良い上演に立ち会えたことに感謝します。

カサブランカ
株式会社スタイルオフィス
博品館劇場(東京都)
2025/09/06 (土) ~ 2025/09/07 (日)公演終了

伝票と弾丸
遊気舎
布施PEベース(大阪府)
2025/08/22 (金) ~ 2025/08/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初めての遊気舎さんでした!
いんや~おっもしろかったぁ!!
あらすじがだいぶカオスなのですけれども、やっぱりまんまカオスでした(笑)
とても達者な役者さんばかりなので、きっとオフィススキャンダルだけで描いたとしても、それはそれはヒリヒリとする見ごたえのある舞台になってたと思うのです。
でもそこにね、西部劇を混ぜ込んでくる、それもちょっと様子のおかしい西部劇。
初手、飛び出てくるなりグラスをダン!カシャーン!とマイムだけでなく擬音を全部口で言ってこられた瞬間に、すっかり撃ち抜かれました(笑)
以後、ご丁寧に擬音全部口で言うし、アクションが無駄に派手だし、でも拳銃は持ってなくて握りしめた拳で擬態するし。
だいぶ面白過ぎた。。。
オフィスパートと西部劇パートは、シームレスでくっきり場面を分けてない。
ぬるっと切り替わる、それが如何にも白昼夢らしくて。
いくら白昼夢とはいっても、本当に拳銃撃ち合ってる中に居るのは生命の危機で恐怖だろうけれども・・・。
主人公の台詞からしても、芝居の中の彼女が見てる白昼夢でも拳銃は本物ではなくて、にぎり拳。
つまりは彼女の見てる風景と、観客である我々が見てる風景は同じというわけで。
しまいにどこから現実でどこから白昼夢なのか分からなくなっていく彼女の混沌を、オフィスと西部劇の境がシームレスで分からなくなっていく私たちも追体験できるという粋。
初めての遊気舎さん、最高満足でした!

たゆた・う
あみゅーず・とらいあんぐる
ウイングフィールド(大阪府)
2025/08/01 (金) ~ 2025/08/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
これまた今回はさらに、どの作品も目から鱗の面白い作品でした!
ほんといつも思う、いったいどのようにしてこんな面白い作品を発掘なさるのかと。
それを素晴らしき役者さん達が上質なお芝居で聴かせてくれるので、情景が鮮やかに描かれて作品の中を一緒に旅できる。
朗読だからこその良さ、そういうものを感じさせて頂けました♪

限定解除、今は何も語れない
A級MissingLink
ウイングフィールド(大阪府)
2025/09/04 (木) ~ 2025/09/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
再演だけれども初見でした。
まず冒頭から登場する鹿が所作も話し方も可愛くて、すっかり鹿のとりこ。
鹿亡くなる、喪服であることから誰かも亡くなっている、喪失の始まり。
でもずっとコミカルで、ずっと楽しくて。
本当に辛くてしんどくて心が痛い時、そこに向き合ってばかりでいるのは大変につらい。
そんな時に笑顔にさせてもらえること、楽しいをもらえるものは、とても救いになる。
そういうことでもあるのかなと。
逝ってしまった人が残したものは、それが例え水虫であったとしても、手放すことはできない。
その気持ち、とてもわかる。
わたしも昔に母が交通事故に遭い生死の境にあった時、事故当時に母が所持していたスーパーで買った食材、冷凍マンゴー、もういったん溶けちゃって外にあってだめになってるのに、捨てられなかった。
どれほどの気持ちで水虫治療したことか、よく頑張った、兄も、そしてずっと近くにいた妹も。
でも総じてやっぱり、楽しい気持ちを残してくれて、迷宮に迷い込んだかのような、霧深い森で彷徨ったかのような、そんな面持ちのする作品でした。
暗転する度に増殖する兄の衝撃が忘れられない(笑)

今日は、これくらい
サンハロンシアター
OFF OFFシアター(東京都)
2025/09/04 (木) ~ 2025/09/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
舞台セット奥の壁に
モニター風に作られた穴が色々と
ユニークに用いてたなぁと感心しきり
ただ今ひとつ緊迫感というか
焦燥感というか必死に5000人を
集めてみせるぞー
という感じは伝わってこなかったなぁ
と思えた90分の作品

ハムレットマシーン
サブテレニアン
サブテレニアン(東京都)
2025/08/29 (金) ~ 2025/08/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
学生時代挫折した「ハムレットマシーン」を、得地演出でみられる幸福をかみしめる。
得地演出は、とにかく「今」を活写することに真摯だ
彼が見せたのは、まさに今の、我々を襲う「マシーン」に対する激怒(rage)である。
RAGE AGAINST THE MACIHNE
つまり、そういうことだ。
この尖った作品が東京にある限り、まだまだ捨てたもんじゃないと、思う。

勇者よ、情けなく
中央大学第二演劇研究会
studio ZAP!(東京都)
2025/09/04 (木) ~ 2025/09/07 (日)公演終了

われわれなりのロマンティック
いいへんじ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2025/08/29 (金) ~ 2025/09/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/09/07 (日) 14:00
期待の劇団の群像劇。いい作品だが、ちょっと違う、感が惜しい。(6分押し)120分。
大学に入ってフェミニズム研究会で知り合った茉莉(まつり・小澤南穂子)と蒼(あおい・小見明生)は友人とも恋人とも言えない/言わない親密な関係を続けているが、卒業して様々な人々と出会い…、の物語。以前なら「男女の間に友情は成立するか」みたいな問いになることが多かった状況を、現在のさまざまな志向を背景に、丁寧に描いてはいる。そこの丁寧さが本劇団が気になる理由なんだけど、逆に、ちょっと違う、と思ってしまう理由でもあるな、と改めて思った。役者陣も丁寧に演じ、演出も丁寧。舞台美術も照明も細かい配慮で作られているのは確か。