最新の観てきた!クチコミ一覧

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サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

演劇集団キャラメルボックス

J:COM北九州芸術劇場 大ホール(福岡県)

2010/11/13 (土) ~ 2010/11/14 (日)公演終了

満足度★★★★

素晴らしい
役者さんのレベルが均一なのはプロ仕様。
安心して観れるのがいい。
お話は歴史物がモチーフだったけど、現代風にアレンジしてあって
新しい感覚で楽しめました。

ネタバレBOX

上川さん見たさで行ったけど、西川さんのすごさを改めて知りました。
幽霊探偵

幽霊探偵

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2010/11/18 (木) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
コメディとしてよりも、ミステリーとしての展開や謎解きの方が、面白かったです。大爆笑と言うより、ぷっ!と吹き出しちゃったり、クスクス笑っちゃうような、温かいけど、緩い笑いでした。

ネタバレBOX

15年ぶりの同窓会で、久し振りに集まった仲間は、変わってしまった悲哀や、変わらない魅力をも持つ面々。
過去の事件を、悲しい記憶から、思い出に変えたいのだが、新たな事件が起きてしまい、謎を解いていく。
ちょっと頼りないガクにしか、見えなく話せない幽霊が、いろいろアドバイスくれるのだが、この幽霊、この世に現れて、話ができる時間に制限があったりと、怖いより、面白い幽霊で、楽しめました。

ミステリーの魅力が、とても強く、又、愛や葛藤も感じたので、好みなのだが、その分笑いが、ハンパに感じてしまった。
バイトの耕一の演出方法、『ちーっす』等が、クドク感じた。耕一はホームでの、りチャード役の方が、好みでした。

ガク(村上健司さん)、萌恵(小住典子さん)、ヒム(古川健さん)が、印象的でした。

ロッジのセット、壁の半分下の木の雰囲気と、上側の白壁が素敵でした。白壁に見えたが、障子か和紙であろうか?柔らかく透ける、この白壁の向こう側では、違う部屋での出来事や、過去をも浮かび上げる演出は、良かったです。
現代能楽集Ⅴ『「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」』

現代能楽集Ⅴ『「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」』

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2010/11/16 (火) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★

刺激的でした。
どれも残酷で・・でも美しい舞台でした。
「春独丸」がいちばん好きでした。演出・音楽・美術・衣装すべてにドキドキして楽しかった。ぺらぺらな男女の会話をチープな美術・衣装で表現したそうです。「俊寛さん」も残酷な内容ですがカラフルなショートコント仕立てになっていて楽しかったです。前後の能をつなぐ狂言の役割だそうです。「愛の鼓動」は・・せつなく苦しい。でも、そのいちばん苦手だった「愛の鼓動」の雨、そしてラストの仕掛けにいちばん五感を揺さぶらました。
せっかくなのでレクチャーにも参加してきます。

3分間の女の一生

3分間の女の一生

燐光群

座・高円寺1(東京都)

2010/11/13 (土) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

満足度★★★★

初!!燐光群!!
上質という言葉がはまるのかなと。
面白かったです。
アフタートークも聞けて、良かったです!!

ロジェ・ベルナット『パブリック・ドメイン』

ロジェ・ベルナット『パブリック・ドメイン』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

池袋西口公園(東京都)

2010/10/30 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

不思議な切なさ
アイデンティティそのものへの郷愁とでもいおうか。個人と公共と集団とをいちどに味わうという演劇体験のひとつの特徴的な要素を、ユーモアとペーソスと哀愁を伴って体感させてくれる作品だった。私にとっては。あなたにとっては?というのが、非常に多岐に渡るであろうことがまた興味深い。

ネタバレBOX

個人的には、何度かふいに泣きそうになった。
想像していたのは、もっと朗らかでお祭感のあるものだったので、良い意味で裏切ってもらえた。記憶にしっかり残る作品でした。
幽霊探偵

幽霊探偵

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2010/11/18 (木) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

2倍の楽しさ
ミステリーとコメディー、一粒で二度おいしいお芝居でした。
こういうのをセンスが良いって言うんでしょうね。
幽霊というアイデアも斬新。

ロドリゴ・ガルシア『ヴァーサス』

ロドリゴ・ガルシア『ヴァーサス』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2010/11/20 (土) ~ 2010/11/24 (水)公演終了

満足度★★

意外にシリアス
挑発的な宣伝文句からどれだけぶっ飛んだ作品なのかと期待していたのですが、想像していたよりもまとまりのある作品でした。テキストの比重が高く(しかもモノローグや字幕ばかり)、翻訳を通じてしかそのテキストに触れられないのがもどかしく感じました。

冒頭は世界各国でピザを食べる子供を見たという他愛のないとぼけた話(グローバリゼーションや浪費社会の皮肉だったのでしょうが、話しっぷりにユーモアがありました)から始まるのですが、孤独や愛を音楽や映像を伴って暴力的に描き、痛々しいシーンが多かったです。体を拘束したり、無理矢理水を飲ませたり、全裸になったりと体を張った演技が壮絶でした。

本や水、牛乳、パスタの散乱する光景は舞台空間が広すぎたのか、あまりインパクトを感じませんでした。役者は出番でないときはステージ両袖に待機していて、タバコを吸ったりしていて、役を演じているのではなく役者本人として存在していることを感じさせる演出になっていて、いっそう痛々しさが引き立っていました。

今回の作品は残念ながら心を動かされるところがあまりありませんでしたが、当日パンフに書いてあった、『自分の墓穴を掘るための鋤をイケアで買ったよ』や『ユーロディズニーで私の遺灰を散骨する』等の過去の作品タイトルが興味深く、旧作もぜひ日本でも上演して欲しく思いました。

ロジェ・ベルナット『パブリック・ドメイン』

ロジェ・ベルナット『パブリック・ドメイン』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

池袋西口公園(東京都)

2010/10/30 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★

広場でみんな一緒に質問にこたえる
異なる意見・考え・感覚を持つ人たちが目の前に居ること。それだけで楽しかった!

りんごりらっぱんつ

りんごりらっぱんつ

劇団競泳水着

サンモールスタジオ(東京都)

2010/11/12 (金) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

まとまっていた
ここまできっちり詰めているのも珍しい。お疲れ様でした。好きです。

エンドレスサラヴァー

エンドレスサラヴァー

あなピグモ捕獲団

OFF OFFシアター(東京都)

2010/11/18 (木) ~ 2010/11/21 (日)公演終了

満足度★★★★

流れに身を任せ
とても面白かったです。もっと客を突き放してくれたほうが気持ちよかったかも。次回公演を楽しみに待っています。

果実の門

果実の門

乞局

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/11/12 (金) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

満足度★★★★

オリジナル
ここでしか見れない作品は好きです。とても楽しめました。

りんごりらっぱんつ

りんごりらっぱんつ

劇団競泳水着

サンモールスタジオ(東京都)

2010/11/12 (金) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

満足度★★

よくできてると思う
テレビドラマのようでした。これを見るなら、テレビか映画を見ます。

あまから

あまから

キューブ

ザ・ポケット(東京都)

2010/11/12 (金) ~ 2010/11/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

うん、やっぱイイ。
スカイツリー界隈の居酒屋が舞台の芝居。

いわゆる「人情コメディ」なんだけど。。。深刻な場面にも、ちょこっとした笑いが散りばめられていて・・・「早く次の場面が見たいっ!」と強く思いながらの観劇でした!

観劇前は、保田圭&三好絵梨香のハロプロメンバーが出演してるだけあって、先月の青山円形劇場の某舞台のように「退屈な展開」「その娘が演じてれば、それだけでイイ!」的な舞台なのかも、とチト思っちゃったりもしたんだけど・・・さすが、東京ヴォードヴィルショー。。。バッチリ芝居を仕上げてくれました!

個性が強くて、芸達者な脇役陣も、彼女たちの魅力を存分に引き出してたなぁ。

終演後は、拍手のし過ぎで手が痛くなっちゃった。。。

これだけのメンバーなのに、「お見送り」があるのも好感!!!

幽霊探偵

幽霊探偵

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2010/11/18 (木) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

大満足!
 今年観劇した全ての芝居で一番でした。時の経つのを忘れる、夢のような時間を過ごさせてもらいました。

ネタバレBOX

 冒頭の老眼鏡のシーンが思わぬ伏線となるとは全く思いませんでした。
 殺しの動機としては殺したところで相愛になれるかわからないので、ちょっと弱いと思うし、それだけの執念で姉殺しの真犯人を探してきた女がお礼を言うほどになれるとは思えないのですが…。
 主役のコンビが本当にいい。ガクが全くわかってないのに幽霊の台詞を意訳して周りに伝えていくシーンなんかはおんとにわかってないな、と思わせるいい演技でした。
 何より犯人の役者さんがとてもうまい。抜群でした。
 設定と小さくはさむギャグ、構成も見事で、ぜひこの幽霊とガクのコンビによる続編を描いてもらいたいと思います。
世界は僕のCUBEで造られる

世界は僕のCUBEで造られる

ACTOR’S TRASH ASSH

シアターブラッツ(東京都)

2010/11/17 (水) ~ 2010/11/21 (日)公演終了

満足度★★★

ようやく観劇
ずっと観たいと思っていた劇団。
初観劇。

どんな芝居かまったく情報を得ずに観に行きました。

異世界がシュールでかつコミカル。不思議な空間を形成。

若手の役者を観て「……上手い」と思わされることはなかなかないことです。
役者陣はとても好印象。

ただ、客席はとてもわいているのに、その波に全くのれない自分がいました。
遠巻きに観戦しそのまま終演したような。
趣味の問題なのかもしれません。

そんなの俺の朝じゃない!

そんなの俺の朝じゃない!

ライオン・パーマ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/11/18 (木) ~ 2010/11/21 (日)公演終了

満足度★★★★

熱くなる
 火山の妻・静江さんではないですが、「熱くさせてくれる」芝居でした。
 よく考えれば、何でも無い日常に無理に事件を起こしているだけなんですが…。

ネタバレBOX

 いきなりの三男サントスと長女妙子というよりオスカルに大爆笑。お母様に逆らえない雪彦なんてのも役名だけでニヤリです。
 セクシー仮面ビューティによる「ストップ」を「スマップ」に書き換えるシーンやちか子と火山が馬に乗ろうとして失敗するシーン、それにキャッツアイなどは特に笑いのツボにはまりました。
 最後の志賀さんの身を挺した活躍によって雪村の頑なな思いが解け、火山を会社に連れて行こうとするシーンにはほろりとしましたが、次のヘリコプターでまた大笑いでした。
 次回作も期待しています。
【ご来場ありがとうございました】も字たち

【ご来場ありがとうございました】も字たち

FUKAIPRODUCE羽衣

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2010/11/09 (火) ~ 2010/11/25 (木)公演終了

満足度★★★★★

強烈、中毒になりそう
初見。言葉・歌・動きにより理性の壁を突き抜けた表現で、感性があえばつぼにはまる。60分弱とは思えない濃密な時間。

エンドレスサラヴァー

エンドレスサラヴァー

あなピグモ捕獲団

OFF OFFシアター(東京都)

2010/11/18 (木) ~ 2010/11/21 (日)公演終了

満足度★★★

相変わらず小難しい。
ここの脚本って毎回、知能指数を全開にフル回転しないと取り残されるんだよね~。舞台での表現って自分の表現したいものばかりを押し出すんじゃなくて、もうちょっと観客が欲っしているものを考慮してくれたら、もっと馴染める舞台だったように思う。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

キャストの紹介の仕方が解りやすくていい。
とある作家が「表現する」ということに苦悩し、書けなくなった時に作家の書生を自分の媒体として表現した現実と虚構の世界。

世の作家は誰でも相当苦悩しながら書いてるのだろうか?
ここでの作家も編集者に締め切りを迫られ、見えない大きなものに追われながら、刹那的に書いていたものの自分の文章に納得出来ない。焦る一方で書けなくなった作家はこうして、現実世界を少しずつ侵食してしまう。

自らと現実的な世界を衝動的に乖離してやがて妄想の世界に入り込んでしまった作家は自分の妻の顔さえも思い出せなくなってしまう。

作家が望む虚構の世界では書生がせっせと小説を書き、編集者も締め切りなんてどーでもいいですよ。なんつって作家に都合のいい希望の世界だ。

しかし本当の世界は作家が失踪したくなる世界。そうして説明にあるとおり、作家は常に追いつめられていくさまは、まるで首を緩やかに絞められていく芥川のようでもあった。

劇中、ギャグの連発があったが、ネタが古いのと冴えないのであまり笑えなかった。物語はもうちょっと解りやすい方が良かったかな・・。作家の物語は基本的に好きだが、その表現の仕方は好みではなかったなぁ。。
クリストフ・マルターラー『巨大なるブッツバッハ村ーある永遠のコロニー

クリストフ・マルターラー『巨大なるブッツバッハ村ーある永遠のコロニー

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2010/11/19 (金) ~ 2010/11/21 (日)公演終了

満足度★★★★

柄にもなく
高尚な舞台に手を出した。
が、意外にベタな動きで笑いをとったり、ナンセンスな描写も多々あったりと肌に合った。
終盤に「このシーンいつまで続くの?」とうんざりする所があったが、
豪華なパンフを後から読むと必要な長さだったのかなと腑に落ちた。
しかしまぁ、疲れましたわ。

punctum プンクトゥム

punctum プンクトゥム

MacGuffins

pit北/区域(東京都)

2010/11/19 (金) ~ 2010/11/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり、おもしろい。
息もつかせぬ展開に、随所にちりばめられた笑い。
前半、かなり笑わせてもらいました。

舞台の見せ方もストーリーに合っていて違和感なく、むしろ臨場感があってとても良かったです。

静と動、必然と偶然、人の強さと脆さ。それと、情熱ゆえのせつなさ。
コントラストが鮮やかでした。

それにしても、みなさん本っっっ当に全力で表現してますよね。
明日と明後日の公演もあるけど大丈夫?と、ちょっと心配になるくらい。

舞台鑑賞中、あー近くだったらまた観に来たいなーと思いました。

マクガフィンズ、やっぱりおもしろい。
と再認識した舞台。

次作も期待しています。

ネタバレBOX

友情を軸にした、センチメンタル・コメディ?
20代半ばの焦燥感とやりきれなさが懐かしかったです。

主人公は、家が焼けて目に見えるものすべてを失ってしまったけれど、そんな時に会いたい人がいて。
それを手伝ってくれる友達がいて。
「待っているよ」と言って待ってくれていた人に会えて。
やりたいことが見えていて。
…けっこう幸せ者ですよね?笑

目に見えないものは持っていることに気付きにくいけど、見えるものよりも大切なものの方が多い。
ということを思い出しました。
ありがとう。

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