
サンタクロースが歌ってくれた
演劇集団キャラメルボックス
J:COM北九州芸術劇場 大ホール(福岡県)
2010/11/13 (土) ~ 2010/11/14 (日)公演終了
満足度★★★★
素晴らしい
役者さんのレベルが均一なのはプロ仕様。
安心して観れるのがいい。
お話は歴史物がモチーフだったけど、現代風にアレンジしてあって
新しい感覚で楽しめました。

幽霊探偵
ZIPANGU Stage
萬劇場(東京都)
2010/11/18 (木) ~ 2010/11/23 (火)公演終了
満足度★★★★
楽しめました
コメディとしてよりも、ミステリーとしての展開や謎解きの方が、面白かったです。大爆笑と言うより、ぷっ!と吹き出しちゃったり、クスクス笑っちゃうような、温かいけど、緩い笑いでした。

現代能楽集Ⅴ『「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」』
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2010/11/16 (火) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
刺激的でした。
どれも残酷で・・でも美しい舞台でした。
「春独丸」がいちばん好きでした。演出・音楽・美術・衣装すべてにドキドキして楽しかった。ぺらぺらな男女の会話をチープな美術・衣装で表現したそうです。「俊寛さん」も残酷な内容ですがカラフルなショートコント仕立てになっていて楽しかったです。前後の能をつなぐ狂言の役割だそうです。「愛の鼓動」は・・せつなく苦しい。でも、そのいちばん苦手だった「愛の鼓動」の雨、そしてラストの仕掛けにいちばん五感を揺さぶらました。
せっかくなのでレクチャーにも参加してきます。

3分間の女の一生
燐光群
座・高円寺1(東京都)
2010/11/13 (土) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

ロジェ・ベルナット『パブリック・ドメイン』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
池袋西口公園(東京都)
2010/10/30 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
不思議な切なさ
アイデンティティそのものへの郷愁とでもいおうか。個人と公共と集団とをいちどに味わうという演劇体験のひとつの特徴的な要素を、ユーモアとペーソスと哀愁を伴って体感させてくれる作品だった。私にとっては。あなたにとっては?というのが、非常に多岐に渡るであろうことがまた興味深い。

幽霊探偵
ZIPANGU Stage
萬劇場(東京都)
2010/11/18 (木) ~ 2010/11/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
2倍の楽しさ
ミステリーとコメディー、一粒で二度おいしいお芝居でした。
こういうのをセンスが良いって言うんでしょうね。
幽霊というアイデアも斬新。

ロドリゴ・ガルシア『ヴァーサス』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2010/11/20 (土) ~ 2010/11/24 (水)公演終了
満足度★★
意外にシリアス
挑発的な宣伝文句からどれだけぶっ飛んだ作品なのかと期待していたのですが、想像していたよりもまとまりのある作品でした。テキストの比重が高く(しかもモノローグや字幕ばかり)、翻訳を通じてしかそのテキストに触れられないのがもどかしく感じました。
冒頭は世界各国でピザを食べる子供を見たという他愛のないとぼけた話(グローバリゼーションや浪費社会の皮肉だったのでしょうが、話しっぷりにユーモアがありました)から始まるのですが、孤独や愛を音楽や映像を伴って暴力的に描き、痛々しいシーンが多かったです。体を拘束したり、無理矢理水を飲ませたり、全裸になったりと体を張った演技が壮絶でした。
本や水、牛乳、パスタの散乱する光景は舞台空間が広すぎたのか、あまりインパクトを感じませんでした。役者は出番でないときはステージ両袖に待機していて、タバコを吸ったりしていて、役を演じているのではなく役者本人として存在していることを感じさせる演出になっていて、いっそう痛々しさが引き立っていました。
今回の作品は残念ながら心を動かされるところがあまりありませんでしたが、当日パンフに書いてあった、『自分の墓穴を掘るための鋤をイケアで買ったよ』や『ユーロディズニーで私の遺灰を散骨する』等の過去の作品タイトルが興味深く、旧作もぜひ日本でも上演して欲しく思いました。

ロジェ・ベルナット『パブリック・ドメイン』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
池袋西口公園(東京都)
2010/10/30 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

りんごりらっぱんつ
劇団競泳水着
サンモールスタジオ(東京都)
2010/11/12 (金) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

エンドレスサラヴァー
あなピグモ捕獲団
OFF OFFシアター(東京都)
2010/11/18 (木) ~ 2010/11/21 (日)公演終了

果実の門
乞局
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/11/12 (金) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

りんごりらっぱんつ
劇団競泳水着
サンモールスタジオ(東京都)
2010/11/12 (金) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

あまから
キューブ
ザ・ポケット(東京都)
2010/11/12 (金) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
うん、やっぱイイ。
スカイツリー界隈の居酒屋が舞台の芝居。
いわゆる「人情コメディ」なんだけど。。。深刻な場面にも、ちょこっとした笑いが散りばめられていて・・・「早く次の場面が見たいっ!」と強く思いながらの観劇でした!
観劇前は、保田圭&三好絵梨香のハロプロメンバーが出演してるだけあって、先月の青山円形劇場の某舞台のように「退屈な展開」「その娘が演じてれば、それだけでイイ!」的な舞台なのかも、とチト思っちゃったりもしたんだけど・・・さすが、東京ヴォードヴィルショー。。。バッチリ芝居を仕上げてくれました!
個性が強くて、芸達者な脇役陣も、彼女たちの魅力を存分に引き出してたなぁ。
終演後は、拍手のし過ぎで手が痛くなっちゃった。。。
これだけのメンバーなのに、「お見送り」があるのも好感!!!

幽霊探偵
ZIPANGU Stage
萬劇場(東京都)
2010/11/18 (木) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

世界は僕のCUBEで造られる
ACTOR’S TRASH ASSH
シアターブラッツ(東京都)
2010/11/17 (水) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★
ようやく観劇
ずっと観たいと思っていた劇団。
初観劇。
どんな芝居かまったく情報を得ずに観に行きました。
異世界がシュールでかつコミカル。不思議な空間を形成。
若手の役者を観て「……上手い」と思わされることはなかなかないことです。
役者陣はとても好印象。
ただ、客席はとてもわいているのに、その波に全くのれない自分がいました。
遠巻きに観戦しそのまま終演したような。
趣味の問題なのかもしれません。

そんなの俺の朝じゃない!
ライオン・パーマ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/11/18 (木) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★★
熱くなる
火山の妻・静江さんではないですが、「熱くさせてくれる」芝居でした。
よく考えれば、何でも無い日常に無理に事件を起こしているだけなんですが…。

【ご来場ありがとうございました】も字たち
FUKAIPRODUCE羽衣
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2010/11/09 (火) ~ 2010/11/25 (木)公演終了
満足度★★★★★
強烈、中毒になりそう
初見。言葉・歌・動きにより理性の壁を突き抜けた表現で、感性があえばつぼにはまる。60分弱とは思えない濃密な時間。

エンドレスサラヴァー
あなピグモ捕獲団
OFF OFFシアター(東京都)
2010/11/18 (木) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★
相変わらず小難しい。
ここの脚本って毎回、知能指数を全開にフル回転しないと取り残されるんだよね~。舞台での表現って自分の表現したいものばかりを押し出すんじゃなくて、もうちょっと観客が欲っしているものを考慮してくれたら、もっと馴染める舞台だったように思う。
以下はネタばれBOXにて。。

クリストフ・マルターラー『巨大なるブッツバッハ村ーある永遠のコロニー
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2010/11/19 (金) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★★
柄にもなく
高尚な舞台に手を出した。
が、意外にベタな動きで笑いをとったり、ナンセンスな描写も多々あったりと肌に合った。
終盤に「このシーンいつまで続くの?」とうんざりする所があったが、
豪華なパンフを後から読むと必要な長さだったのかなと腑に落ちた。
しかしまぁ、疲れましたわ。

punctum プンクトゥム
MacGuffins
pit北/区域(東京都)
2010/11/19 (金) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
やっぱり、おもしろい。
息もつかせぬ展開に、随所にちりばめられた笑い。
前半、かなり笑わせてもらいました。
舞台の見せ方もストーリーに合っていて違和感なく、むしろ臨場感があってとても良かったです。
静と動、必然と偶然、人の強さと脆さ。それと、情熱ゆえのせつなさ。
コントラストが鮮やかでした。
それにしても、みなさん本っっっ当に全力で表現してますよね。
明日と明後日の公演もあるけど大丈夫?と、ちょっと心配になるくらい。
舞台鑑賞中、あー近くだったらまた観に来たいなーと思いました。
マクガフィンズ、やっぱりおもしろい。
と再認識した舞台。
次作も期待しています。