
時計じかけのオレンジ
ホリプロ
赤坂ACTシアター(東京都)
2011/01/02 (日) ~ 2011/01/30 (日)公演終了
満足度★★★
音楽にびっくり
イデビアン・クルーの井手茂太さんが振付で、前衛とポップの間を行き来する活動をしている内橋和久さんが音楽なので興味を持っていたのですが値段で躊躇していたところ、安価な立ち見券が当日券で出ていることを知って観て来ました。
キューブリック監督の映画版に似せたビジュアルで、物語は原作(読んだことはありませんが…)に基づいていて、エンディングが映画版とは異なっていていました。メタリックな美術と大画面での映像の多用でとてもスタイリッシュな雰囲気になっていました。「ウルトラバイオレンス」と宣伝文句にありましたが、商業系の劇場なのでバイオレンスの表現は映画版に較べるとかなり控え目で、後半とのギャップがあまり出ていなかったため全体的にマイルドな雰囲気に感じました。
お金を掛けたゴージャスな公演でしたが、あまり満足感が感じられませんでした。まず映像がうるさすぎて演技が負けているように感じて残念でした。役者の声もマイクで拡声しすぎて、立体感のない声になっていました。音楽も台詞がないシーンのときはライブハウスやクラブ並みの大音量にして欲しかったです。演出も映画版に忠実過ぎだったので、もっと独自性を見せて欲しかったです。
何幕かに分かれている作品だと休憩時間への移行のさせ方が演出家のセンスの見せ所だと思うのですが、本作では休憩時間中に役者に対してちょっとサディスティックでありつつ、客に対してはユーモラスなシーンが舞台上で続き、BGMで『第九』が流されるという、物語の内容ともリンクした形になっていて、巧みな幕間になっていたと思います。
映画版あるいは原作と違う箇所に対して「このシーンは映画版にはない」とか、「原作通りに演じた」などメタレベルの台詞があるのが面白かったです。
役者はキムラ緑子さんの存在感が光っていました。山内圭哉さんのいかがわしい雰囲気もユーモラスで楽しかったです。
期待していた振付は、井手さんらしい動きが所々に観られて楽しかったのですが、大勢での群舞になるとあまり迫力がなく、井手さんらしさを感じられませんでした(逆にイデビアンのレベルの高さが分かりました)。
今回の一番の収穫は音楽でした。てっきり事前に録音したものを使うものだと思い込んでいたのですが、開幕すると2層構造になったステージの上部に内橋さん以外にも芳垣安洋さん、高良久美子さん、ナスノミツルさんなど、オルタナティブ音楽界を代表するミュージシャンたちがいて、生演奏していてました。チラシや公式サイトにクレジットがなかったので驚きました。腕利きのミュージシャンによる音楽はとても格好良かったです。ちょっとマニアック系の音楽のファンの人は必見だと思います。

愉快犯
柿喰う客
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

ドリルチョコレート「テスタロッサ」
MCR
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
満足度★★★
爆笑
毎月のように、出演作品がある有川さんを観たくて行きました。
MCR前作の「神様さん」よりも、今作の方が好みです。
役者名で登場人物として登場する芝居スタイルのようです。
役者の掛け合いが楽しくて、爆笑しておりました。

空中回転ブレンド ご来場ありがとうございました。次回は8月!!
みきかせworks
ワーサルシアター(東京都)
2011/01/06 (木) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
アロマブレンド、リーディング公演の枠を超えて面白い!
モカブレンドの方はリーディングというしばりの中で何ができるかを工夫していたような気がしたが、アロマブレンドの方は最初からリーディングという枠を超えていたようだ。
アロマの二作品はどちらも台本を手離しても十分成立するものだった。劇団エリザベスは、シュールな物語を素敵な構成で紡ぎ、研ぎすまされた感性の力を感じた。
一方、Mrs.fictionsは圧倒的なストーリーの力で、たった四人の登場人物ながら深い感動を味あわせてくれた。いやあ、観てよかった。

もう一度、この手に
シベリア少女鉄道
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/01/06 (木) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

第46回関東高等学校演劇研究大会
関東高等学校演劇協議会
八王子市芸術文化会館(東京都)
2011/01/09 (日) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
浜松海の星高等学校「ホーリーナイト」
素敵なファンタジーだった。個人的にこういった芝居は好みで大好きなのだが、このミュージカルで歌われるキャストらの声が美しい。特に素晴らしかったのは北谷優希の天使のような声。また、キャッツのような衣装で広場に集る猫たちの集会の場面では、バックに映るブルーの空とそこに浮かび上がる大きな満月のワンシーンはシンプルな舞台セットと完璧に融合し美しい一枚の画を見てるかのようだった。
以下はネタばれBOXにて。。

冬に舞う蚊
JACROW
サンモールスタジオ(東京都)
2011/01/05 (水) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★
さすが。
前回の#13.5「リグラー」を観て期待してたのですが、裏切らない。
役者さんたちが作り出す、嫌な張り詰めた空気にのまれました。
吐き気こそしなかったですが、耳鳴りがした程に。。。
最後があっさりしすぎていたような気もしますが、面白かったです。

化粧
こまつ座
紀伊國屋ホール(東京都)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

愉快犯
柿喰う客
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
満足度★★★★
徹底的な虚構性
新年にふさわしい賑やかで楽しい作品でした。家族の1人が死んだことによって起こる騒動を描いているのですが、物語を無効化するような演出がたくさん盛り込まれた構成になっていました。
ワークインプログレスの通し稽古も観させていただいたのですが、そのときよりもやりたいことが明確に表現されていて気持良く鑑賞出来ました。
円錐状になっていて水平な部分のないステージを5人の役者たちが走り回り、転げ回りながら、英語や繰り返し、オノマトペを多用した独特のハイテンションな節回しで喋りまくることによって、舞台上で起こっていることが虚構であることを強烈に表現していました。
5人の役者はそれぞれの個性が発揮されていて、魅力的でした。特に甲高い声でノンストップに喋り続ける深谷由梨香さんのエキセントリックさと、自分のボケに対して絶妙なタイミングでツッコミを入れる村上誠基さんの滑りキャラっぷりが面白かったです。
作品の内容ではなく、作品の構造自体がまさにタイトルの「愉快犯」の通りで、特にラストシーン(ワークインプログレスのときと全く違っていました)はそれを象徴していて、愉快で素晴らしかったです。
歌舞伎やバレエの要素からヒットソング、漫画、2ちゃんねるネタまで駆使した、馬鹿らしく見える表面の向こう側に、演劇に対しての批評的な眼差しが感じられる作品でした。

空中回転ブレンド ご来場ありがとうございました。次回は8月!!
みきかせworks
ワーサルシアター(東京都)
2011/01/06 (木) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★
絶妙な長さ
ちょうどいい感じの時間設定に、読むだけではなかったのがよかったと感じました。
モカブレンドを観させてもらいましたが、アロマも気になりますね〜!
アフタートークもとても良かったです

演劇/空間の立ち上がる瞬間
DULL-COLORED POP
中野スタジオあくとれ(東京都)
2011/01/06 (木) ~ 2011/01/06 (木)公演終了
へぇ~
って感じで観ました。
仕事の都合で19時からのみ。
試演会とはいえ、どちらもガッツリのめりこんで観ました。
「ワークショップってなに?」って思ってたので、ちょこっとでも観れてよかったです。
都合がつけば全部観たかったなぁ。。。

ドリルチョコレート「テスタロッサ」
MCR
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

第46回関東高等学校演劇研究大会
関東高等学校演劇協議会
八王子市芸術文化会館(東京都)
2011/01/09 (日) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

追憶の村、生命の樹
空想天象儀
高田馬場ラビネスト(東京都)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

もう一度、この手に
シベリア少女鉄道
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/01/06 (木) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
満足度★★
変わってませんね
私の方が「シベリアさんの笑い」で笑える人じゃなくなってしまったみたい。
短編なら長編よりダレないし楽しめるかなと思ったんですが
長編の方がフラストレーションが長く溜まる分、オチの快感があった気がします。

第46回関東高等学校演劇研究大会
関東高等学校演劇協議会
八王子市芸術文化会館(東京都)
2011/01/09 (日) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
神奈川県立大船高等学校・音楽劇「銀河鉄道幻想」
大会出場常連校。部員52名、顧問6名の演劇部。これだけで他校の弱小部と比較したら随分、有利に思えるが、それを払拭させるような演技だった。つまり他校をうんと引き離した完成度。レベルの高さだった。キャストら全員が揃いもそろって発声が完璧。欠点がない舞台だった。強いていうなら折角の生の音楽隊の演奏なのだから、BGMの導入はせず、生で完結して欲しかったのだが・・。無理か?
以下はネタばれBOXにて。

冬物語
三条会
ザ・スズナリ(東京都)
2011/01/05 (水) ~ 2011/01/09 (日)公演終了

愉快犯
柿喰う客
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

空中回転ブレンド ご来場ありがとうございました。次回は8月!!
みきかせworks
ワーサルシアター(東京都)
2011/01/06 (木) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

男亡者の泣きぬるところ【当日券予約受付中!!】
赤星マサノリ×坂口修一
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2010/12/23 (木) ~ 2010/12/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
観劇「男亡者の泣きぬるところ」
2人の人生が交差する時、幸と不幸を往き来する。
それは運命か、それとも宿命か…
観ている私の感情も、幸と不幸がグルグルと入れ代わり立ち代わりと、
引き込まれました。
息の合ったお2人のからみが、楽し面白い。
そして、熱いのです。いろいろ汗だくです(笑)
観終わった後、あぁ楽しかった〜と言える、魅力的な舞台でした。