最新の観てきた!クチコミ一覧

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町屋の女とベネディクトたち

町屋の女とベネディクトたち

ナカゴー

プロト・シアター(東京都)

2010/12/03 (金) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★

笑った、笑った
久々に劇場で声出して笑った。
小ネタがいちいちツボにはまってしまった。
相当ふざけているようで芝居はきっちり隙の無い感じ。
ベタをベタと感じさせない巧妙さもある。
佐々木幸子と篠原正明が抜群に面白い。
ベネディクトのキャラはまたどこかで観たいなぁ。

娑婆に脱帽

娑婆に脱帽

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2010/12/01 (水) ~ 2010/12/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

本当の贈り主
昭和の下町の風景の描写がレトロ感満載で
上手い。セットはタバコ屋とその向かいのアパートの一室のみなのにまるで町全体の臭いやら雑多な息遣いが想像できるのは演出の技なのかと・・。そうして多すぎる人の流れがこういった下町の風景を見事に賑やかにしておりクラシカルな雰囲気を醸し出していた。当日パンフには写真、役名、役柄まで書かれてあり多い登場人物にも迷うことなく完璧に把握できた。勿論、物語は好みの芝居で本当に素晴らしかった。泣いた!泣けた。泣かされた。

ネタバレBOX

刑務所時代の仲間4人はとある下町の煙草屋の向かいにあるアパートを借りて探偵事務所を開設することにした。ここで彼らは一儲けしようという魂胆だったが、そうは問屋が卸さない!がこの世の掟ってもんだ。

4人はひょんな事から殺人事件に巻き込まれ一儲けどころか掠めた15万円も施設にプレゼントされるピアノの代金に消えてしまう。

4人が犯した罪も織り交ぜながらこの事務所と近隣の人間関係も巧みに描写し、また、バルドーの小悪魔的な色香も織り交ぜながら昭和30年代の情景を絶妙に演出していた。個人のプライバシーなんて言葉もなく、煙草屋の黒電話が近隣の住民の呼び出し電話と利用されていた環境や、その黒電話にかかってきた一本の電話が元で麻薬患者が殺されたりとサスペンスなスパイスもしっかり加味されていた。

そしてその煙草屋の娘・みっちゃんと精神薄弱児のモタとの不思議な友情が芽生える辺りから物語りは大きくうねり出す。みっちゃんが過去に味わった絶望や、モタのハーモニカの音色はワタクシの感受性を刺激してちくちくと心に響き泣くに充分の展開だった。

秘密を知ったモタを殺そうとしたヤクザに銃を仕掛ける学者のシーンではあまりの筋書きの完璧さに絶句し、モタとみっちゃんが精神薄弱児の施設にピアノを贈呈する場面とその後の展開では、感動のあまり泣きじゃくってしまったが、しかし、ワタクシの涙はこれらのストーリーにだけでなく、こうした舞台を作り上げた人達に感動したのかもしれない。

舞台は笑いあり、涙ありの温かな物語りで往年の「寅さん」を彷彿させるような出来ばえだった。本は勿論、良く出来た素敵なお話だった。帰り際「いい物語だ・・。」と口々に話す観客が目立っていたのも、これを裏付ける。

こうして温かな気持ちになって帰路につく幸せはクリスマスの為の装飾が映える夜に似つかわしい。

だから、舞台が好きだ。
町屋の女とベネディクトたち

町屋の女とベネディクトたち

ナカゴー

プロト・シアター(東京都)

2010/12/03 (金) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

年観た演劇作品約400本の中で、
最もクレイジーな衝撃作!

ネタバレBOX

佐々木幸子と篠原正明の計算されたブレっぷりが凄過ぎる。
測量

測量

タテヨコ企画

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★

良かった
舞台美術が趣のある旅館の雰囲気を出していました。
登場人物んも個性が際立っていて面白い。
何より、桑原さんの演技が良かった。

演劇入門

演劇入門

青年団リンク 本広企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/11/27 (土) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

演劇って本当におもしろいなぁ。
笑って笑って泣いて…100分あっという間。
演劇って本当におもしろいなぁ。
普段、芝居を観ない人に観てもらいたいという意味も納得。
コレ観たら、芝居どんどん観たくなっちゃうよ。

岩井秀人氏の脚本、あの本広監督演出のタッグ素敵でした。
オススメ!

それにしても、原作 平田オリザ氏の「演劇入門」は
7万部以上も売れてるんだなぁ。すごい。

ネタバレBOX

岩井秀人氏の脚本…この「演劇入門」は岩井氏の自伝だった。
それを演劇が好きで好きでたまらない本広監督の演出で作られた作品。

導入はコメディーですな。
青年団では絶対に観られない「演劇」の手法というか
サンプルが観れて…爆笑。
たくさんのいろいろな岩井氏が解説してくれる。

ひきこもってた10代後半…
20歳の時に母のすすめで始めたカルチャーセンターの
おそろしくデフォルメされた新劇ちっくな『演劇』体験…
大学演劇学科でのド熱くて青い怒鳴ってるだけの
アングラちっくな演劇の授業。
何かどこか違うと、違和感を感じていたらしい。

卒業後に観た岩松了氏の「月のつつしみ」であの違和感が払拭され、
そしてその後「東京ノート」を観て…どんなだったか、どこがいいのか、ここで号泣など解説。作品の一部サンプルを紹介してくれるわけです。
観たことがない私はものすごくうれしかった。こんななんだ…と。
さらに舞台をこう観たり、こう感じたり…と、見方を教わったかんじ。
勉強になった。

そして後半は、岩井秀人氏の作品
「ヒッキー・カンクーン・トルネード」「て」がサンプル。
自分自信、自分のごく近くのたわいもないことから、
かなり問題の父、その家族を描いていく作品が生まれて行く様を
観せてもらった。なにしろこの部分が面白い。とても刺激的だった。
演劇入門

演劇入門

青年団リンク 本広企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/11/27 (土) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

満足度★★★★

もうプラスアルファが観たかった
大変興味深く拝見させて頂いたのですが、個人的にはちょっと“見やす過ぎたかな”という印象です。もうチョットなにか演出でスパイスが効いていて欲しかったな…と。ただ岩井さんの脚本にはとても大きな魅力を感じました。ハイバイさんを観てみたいという気持ちが、『演劇入門』を観劇して倍増です。

『442』

『442』

SPPTテエイパーズハウス

練馬文化センター(東京都)

2010/11/27 (土) ~ 2010/11/29 (月)公演終了

満足度★★★★

145分を感じさせず
第二次世界大戦中の米軍日系人部隊を中心に描いた音楽劇。
戦後の穏やかな授勲パーティー場面から入り、マンザナ収容所などを経て激戦地の様子に到る流れが巧みで、ピアノトリオ+3管(tp.tb.sax)のセクステットの生演奏や合唱などもあり145分の長さは感じず。
なお、ヒロイン(の精神)が祖母(の肉体)に乗り移り戦時体験をする設定に『ザ・ウインズ・オブ・ゴッド』を連想。

肉体の迷宮

肉体の迷宮

株式会社シービーシーメソッド

日暮里サニーホール(東京都)

2010/12/03 (金) ~ 2010/12/04 (土)公演終了

満足度★★★★★

舞踏の可能性
和栗さんの踊りは、良い。
共演した関さんも壮絶に、すてき。
群舞の6人も和栗舞踏のキャリアは6人6様ながら、世界観を共有していた。
暗黒はなかったけど、そこには土方の目指した舞踏の地平が示されていたんじゃないだろうか。とどまるのではなく、踏み出す和栗舞踏をこれからも観て行きたい。

かもめ

かもめ

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2010/12/03 (金) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

観てきました!!
とても不思議な舞台セットでどんな舞台になるのかなー
と開場中はわくわくしていました。
とてもポップでいままでの『かもめ』のイメージを覆されました。

想い出パレット~ぬぷぬぷ高田馬場編~【旗上げ公演無事に終幕致しました!ご来場まことにありがとうございました♪】

想い出パレット~ぬぷぬぷ高田馬場編~【旗上げ公演無事に終幕致しました!ご来場まことにありがとうございました♪】

タマコロ

高田馬場ラビネスト(東京都)

2010/12/02 (木) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

踊りた~い(笑)
ストーリーは「想い出のパレット」ってあるように
楽しかった夏の想い出・・・

笑いがあって、踊りがあって、ほろっとくるところがあって
ツボにはまったところもあった・・・(笑)

昔のことって忘れがちだけど・・・
自分の情緒を育ててくれていたんだよな
今があるのもそんな仲間たちとの出会いだった・・・。

今日も楽しんできま~す

想い出パレット~ぬぷぬぷ高田馬場編~【旗上げ公演無事に終幕致しました!ご来場まことにありがとうございました♪】

想い出パレット~ぬぷぬぷ高田馬場編~【旗上げ公演無事に終幕致しました!ご来場まことにありがとうございました♪】

タマコロ

高田馬場ラビネスト(東京都)

2010/12/02 (木) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★

今後が楽しみ
誰でもがもっているキラキラした子供の頃の思い出がステージいっぱいに広がっていて、思わず自分の子供の頃のコトと重ねて楽しく観させてもらいました。
全体的によくできていたと思うのですが、もうひとひねりなにかがあればもっとよかったかな?!と思いました。

噂のラブパワースポットのラブチャペルで、クリスマスイブにラブソングを歌って、永遠のラブを手に入れよう。二泊三日那須塩原高原教会の旅

噂のラブパワースポットのラブチャペルで、クリスマスイブにラブソングを歌って、永遠のラブを手に入れよう。二泊三日那須塩原高原教会の旅

ナルペクト

銀座みゆき館劇場(東京都)

2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★

心地よく膨らむ
冒頭はちょっと薄っぺらい質感がありましたが、
物語が進むうちに
びっくりするくらいに膨らむ・・・。

終わってみれば
やられたなと思うくらいに
面白かったです。

ネタバレBOX

シンプルな舞台の作り、
物語の設定にも
あからさまに物語を展開させる余白が織り込まれていて。
これはありがちにベタなコメディなのかなと思ったのです。

でも、とんでもない。

別に奇をてらった物語の進め方が
あるわけではない。
でも、個々のシーンからやってくる
半歩ずつの意外な展開が
ボディーブローのように
観る側に効いてくる。

舞台上の人の距離や配置、
フォーカスの作り方、
ストーリの進め方・・・。
この手の物語にありがちなもたつきがまったくない。
キャラクター達にしてもそう、
表層と内側にあるものが
エッジを持ってしっかりと演じられていく。

だから、笑いもゆるくならず
笑えるところでしっかりと笑えるし
物語も無駄に絡まらず
サクサク感と意外性とふくらみが
しなやかに共存していく。

役者もキャラクターをしっかり立てて好演だったのですが
それを見せる舞台の仕組みというか演出が
実はしたたかになされていると思うのです。

伏線の張り方も実はがっつり凝っているのですが
それらがしっかり生きるのも
舞台の目鼻立ちがすっきりしているから。
こういうネタで、
シニカルな感触やべたつかない暖かさが醸成されているのは
ちょっとすごい。

冒頭の雰囲気では予想もしえなかった
終演時の満足感に、
なにかものすごいお得感を感じてしまいました。

☆☆☆○◎○□



光子の裁判 ★ご来場ありがとうございました。

光子の裁判 ★ご来場ありがとうございました。

青年団若手自主企画 渡辺企画

アトリエ春風舎(東京都)

2010/11/30 (火) ~ 2010/12/07 (火)公演終了

満足度★★★

講義のような
前半はまあ演劇風、後半は講義風。ストーリー性としては物足りないが、原作によるところが大きい。その上で、現実なのに不可思議感があるという、ほかの作品ではあまり味わえない感覚が残るところが面白い。

ネタバレBOX

後半の眠くなるところで、笛が鳴ると助かる。
甘神

甘神

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★

くっきりと貫かれた視座
物語を貫く視座がしっかりとしていて、
しかも見せ方に
迷いがなく洗練があって。

その展開が明確に伝わってきました。

ネタバレBOX

会場に入ると
いつもとは違う雰囲気のサンモールスタジオ。
舞台美術の美しさにまず目が行く。

開演するとブランクの舞台、
そこに二人の女性が偲びこんでくるところから
物語が始まります。

そのうちの一人が連絡の取れない彼氏を追いかける。
そして彼を見つけたところはマルチ商法の世界。

流れの中に折り込まれた
女性の心情にぶれがないので
観る側が物語の展開に戸惑うことがない。
女性が事実を知るに従って
すりガラスのような質感を持った舞台が
次第に透明度を持ち、
彼氏に引き込まれる態でその世界に入り込んでいく
女性から見えるものが明確に観る側に伝わっていきます。

光を持った舞台の絵面が本当にきれい。
衣裳の美しさにもストレートに惹かれる。
ファッションショーのように展開していく
役者たちの動きが
観る側の目をすっとさらっていく。
その輝きは砂糖のマルチ商法が放つ蠱惑的な光の
具象化のようにも思えて。

その中で、
マルチ商法に取り込まれていく側の人間の姿が
スタイリッシュさに塗り込められることなく
とても丁寧に重ねられていきます。
舞台上の透き通った感触はさらに研がれ
マルチ商法の光の先にある
影の部分までもさらけ出していく。
舞台の美しさ故に
冒頭の女性の視点から見える
マルチのメンバーたちの姿に
それぞれが抱える
自我やブランクの部分の
あからさまな陰影が浮かび上がっていきます。

終盤、
角砂糖が崩れるようにマルチ商法が終焉を迎える中
女性の視野が彼女自身にフォーカスされて
女性自身の虚を埋めていたマルチ商法の砂糖が流れ出す。
舞台上に貫かれた彼女の内心に
観る側もしっかり巻き込まれているから
砂糖が流れたあとの彼女の虚、
あるいは孤独、
立ちすくむような何もなさが
ファッションショーのまばゆい魅力と同じ力で
歪みなくそのままに伝わってくる。

女性を演じきった役者のぶれのないお芝居に瞠目。
さらには女性の目に映るキャラクターを組み上げた共演者たちにも
リアリティにとどまらず女性が観た色を作り上げる力量を感じて。

終盤のあたりでは、
作り手が舞台の美学を貫きすぎて
わずかに淡々とした質感が強くなりすぎているかなという
印象はありました。
でも、観る側が意識はしないけれど
その質感だから伝わってきたことも
たくさんあるようにも思えて。

ビターな物語ではあるし、
素になって考えれば、
女性もけっこう面倒くさいタイプだったりするのですが、
女性の感覚を無駄なノイズにしない舞台の洗練に
キャラクターが抱える
絶妙な明暗のバランス感が醸し出されて・・・。

時間を忘れて見入ってしまいました。

☆☆☆◎○○▲△











ZOMBIE(ゾンビ)

ZOMBIE(ゾンビ)

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2010/12/02 (木) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★

まさに個人的すぎるが
ハマるところと、そうじゃないところがハッキリしすぎていて評価に困る。

とにかくゾンビがウザ過ぎる~

ギミー・ヘブン【初日完売!!当日券若干数販売致します。】

ギミー・ヘブン【初日完売!!当日券若干数販売致します。】

劇団イノコリ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2010/11/25 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★

もう一歩!
結末にたどり着く過程が、説得力に欠けるものの、わりと見入った。この団体ならオリジナル性が高くなれば期待できそう、という予感も・・・

想い出パレット~ぬぷぬぷ高田馬場編~【旗上げ公演無事に終幕致しました!ご来場まことにありがとうございました♪】

想い出パレット~ぬぷぬぷ高田馬場編~【旗上げ公演無事に終幕致しました!ご来場まことにありがとうございました♪】

タマコロ

高田馬場ラビネスト(東京都)

2010/12/02 (木) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★

パワー全開
子供の頃の女の子達がイキイキとしていて、みんなの友情にちょっと感動するところもありました。
しかし、パワーが表に出すぎていてガチャガチャした印象が強く残りました。

元気が良すぎて、男の子を演じているみたいな気がしてしまったので、もう少し女の子らしいエピソードがほしかったかな。

ネタバレBOX

意外なほどのピカチュウのぬいぐるみの存在感・・・
ヒーロー!

ヒーロー!

劇団YOROZU屋(本店)

MAKOTOシアター銀座(東京都)

2010/12/03 (金) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★

おいおい、ホントにそれでいいの?!
ヒーローは何となく草食系でしたね。

そして、それよりも何よりも私が指摘したいのは…、

ネタバレBOX

毒を以て毒を制す。

ヒーロー役の俳優が育った施設の借金の形に暴力団系プロダクションから自分のところへ移籍するように迫られているのを知り、上部団体の暴力団がその威光を傘に助け、そして俳優とオフ会のみんなは感謝して喜び合う…。

そういう話なら、それはそれでいいのですが、このお芝居全体の雰囲気からすると、ヒーロー役の俳優の悩みを解決し、明るく楽しい大団円を迎えるというのが趣旨なのではないですか。

やくざにいじめられたときには別のやくざに助けてもらうでは、反社会勢力を排除するという社会全体の努力が台無しになってしまいます。この結末では反社会勢力を肯定することになり、俳優は暴力団との黒い交際を持ってしまったことになります。

ホントにこんなことでいいんですか??

そもそも今ではテレビに出るような俳優が所属する暴力団系プロダクションて存在するのでしょうか?!テレビ局だって取引するに当たってスクリーニングをかけているでしょう。

私にとっては後味の悪い終わり方でした!
SHINOBU’s Brain in the soup  weekly1  EGO-WRAPPIN'とメス豚の太股

SHINOBU’s Brain in the soup  weekly1 EGO-WRAPPIN'とメス豚の太股

アヴァンセ プロデュース

シアター711(東京都)

2010/12/02 (木) ~ 2010/12/07 (火)公演終了

登場人物がなぜか、話しだすと皆同様にキレて
怒り叫ぶ繰り返しというのが、観ていて疲れたし、登場人物をみな同じ印象にしてしまっていたと思う。物語の内容が、どこへ進むのかというようなものではなく、人間関係やそれぞれの心理を見せるはずのものだったと思うので、なおさらその点が気になった。劇中3回歌われる歌は、正直どうなんだろう……。

ネタバレBOX

結局、会話で表現しようとし過ぎなのかも。キレ会話ばかりがずっと続いた後、女性が女性の太ももをナメる場面では、他に音もなく、妙に深遠に感じたもの!? 白で統一された舞台の飾りは面白かった。
空気ノ機械ノ尾ッポvol.16

空気ノ機械ノ尾ッポvol.16

空気ノ機械ノ尾ッポ

テアトルBONBON(東京都)

2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

独特ですね。
賛否両論ありそうな作品でした。すんなり理解できるお話ではないから。でもカフカや安部公房の世界観に近いものを感じて、私としては、とても充実した時間をすごさせていただきました。
説明的なせりふや、わかりやすい物語設定をあえて排除している作風なのでしょうね。それで損をしているとしたら勿体ないですね。
もう少し有名になっても良い力のある劇団だと感じました。

がんばれ!

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