
ZOMBIE(ゾンビ)
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2010/12/02 (木) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
やヴぁい
今の若手劇団の代表格に、ぬいぐるみハンターなどが挙げられる気がするが、おそらく来年のうちには、ぬいぐるみハンターと同格それかそれ以上の存在として、この犬と串は名が知れ渡っているだろう。

空気ノ機械ノ尾ッポvol.16
空気ノ機械ノ尾ッポ
テアトルBONBON(東京都)
2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日)公演終了
満足度★★
不条理というか…
注目度が高かったようなので見に行ってみました。
計算された抽象劇というよりは、
雰囲気で作ってしまったのでは…という印象が否めません。
役者のみなさんも伝えたいことを正確に分かっていて演じているのか…。
テンションは高かったけど、なにをうったえているのか?
こちらはどうとらえていいのか。
う~ん。
良く分からない、というのが正直なところです。
言いたいことをもっと浮かび上がらせるように作ってくれた方が親切です。

クライマー、クライマー Climber vs. Climber
WANDELUNG
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2010/12/02 (木) ~ 2010/12/06 (月)公演終了
うううううーーーーーんんんんん?????
「ある田舎町で、11歳の男の子が行方不明になり、一週間後に遺体で発見されるという事件があった。……(中略)……立場の違う様々な人の思惑が交錯する…」というチラシの緊迫感のある言葉で期待したんだけどなあ……しかも「一攫千金のクライムコメディ」とまであって、うわっ、どうやってまとめるのかなこれって……。まあ、チラシの通りといえば、その通りで、「謎が解ける」とか「事件が解決する」なんてどこにも書いてないし、人生あまねく喜劇だと言われれば、そうなのかもしれないし……でもなあ……約2時間半の芝居が終わった時、近くの席の男性が吐き捨てた「時間の無駄!」という言葉が、なぜか自分のことのように胸に痛かった……。所々にはいい感じの場面もあったけど、それがなんのための場面だったかが結局わからなかったしなあ……これだけで見えない部分を想像しろというのは厳しいしなあ……何がやりたかったのかなあ……あれが完成形とは思えないのだが……。

『黄昏の犬たち』~ぼちぼちいこか外伝~
工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2010/12/02 (木) ~ 2010/12/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
ぼちぼちいこか外電
親として観てしまった、 娘を守りたい、気持ちが解る、その方法が間違いでも。
君は横柄じゃないか!!誰もが横柄、助けると言う気持ちも、守りたいと思う気持ちも、同じ時間を過ごして来た。横柄ではないか。
天王寺動物園は子供の頃から確かに変わった、色んなことがあって優しさは何処へ行ったのか、でも人は変わらない、心の中に優しさは残っていた。
面白かった。

クライマー、クライマー Climber vs. Climber
WANDELUNG
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2010/12/02 (木) ~ 2010/12/06 (月)公演終了
満足度★★★★★
絶賛です!ただ・・・
仕掛けには途中で気がついた。この脚本は凄いんじゃないのとワクワクしてきた。直接には描いてないけど,想像して推理していけば,全部繋がってくる。いやー,よく作りましたね。ただ,最後の最後,ナレーションで「家庭裁判所」で「被告」に対し,って言った。え!家庭裁判所で被告っていえば離婚訴訟などのことだし,ストーリーからすると「地方裁判所」で「被告人」となるはず・・・。単なる誤りなのか?自分の気づかない謎がまだ隠されているのか?気になるところです。ところで,開演前の雰囲気作りもいい。縁日,おみくじ,輪投げ,参加しましたよ。駄菓子はビールのつまみにもなったし,輪投げも楽しかった。そして,おみくじには「無知無限」,何かを暗示しているような・・・

春琴(しゅんきん)
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2010/12/02 (木) ~ 2010/12/11 (土)公演終了
満足度★★★★★
芸術作品です。
ただただ涙が出ました。
前回より演出が少し過剰になっていましたが、演出・美術・音楽・演じる人たち・そして空気・光と影(陰翳礼讃)、の全てに魅了される、ほんとうに素晴らしい作品です。
とくに深津ちゃんの素晴らしさと言ったら言葉では上手く言えません、文字にできません。ぜひ、ご覧になって凄さを感じていただきたい!!初めての方は「春琴抄」だけでも読んでいったほうがいいと思います(読んでいなくてもストーリー通りですが、わかっていたほうが強く五感が刺激されるかも)。前に観たときにすごく濃密なイメージだったので3時間くらいあった気がしていたのですが、1時50分という短い舞台でビックリ。なので体もラクです(笑)なので、立ち見でもぜひっ!

嗚呼、青春が僕に輝かない。君にも輝かない。
コーヒーカップオーケストラ
明石スタジオ(東京都)
2010/12/03 (金) ~ 2010/12/06 (月)公演終了
ほんとに何にも残らない
ここまで何も残らないのは実に清清しいです。何かテーマらしいものを匂わせてお涙頂戴、みたいないやらしさが無くて、観終わった後に「ああいい舞台を観た」とか「時間の無駄だった」とかの感想が無かったのが長所でした。
脚本家が考えたいくつかの話を合体させただけ。一応のストーリーはあるんだけれど、場面場面だけでも話が成立しそうな、小コントの連続のような感じでしたね。
何か妄想をそのまま表現したような、演者が楽しんでいる感じがうまく表現されていて、結構笑わせてもらいました。
評価は観る人の精神状態にかなり左右されるかな?ま、日常を忘れたい人にはうってつけかもしれませんね。

測量
タテヨコ企画
笹塚ファクトリー(東京都)
2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日)公演終了
満足度★★★★
秀作
男性が書いたとは思えない。女心が分かりすぎてて怖いくらい。自分のキャリアを優先するあまり、嫁の実家の人間の人生を指図するようなことは、男性諸君、決して言わないように!一生恨まれます。特に姉妹は仲が悪いように見えても結束が固いです。
白木の格子窓や和紙のランプシェードを使ったモノトーンのセットが美しいです。その中で赤いパンツや水色のハッピ、ショールとスリッパの色を紫で合わせたりと、衣装さんの遊び心が楽しいです。お姉さんと従業員の人は旅館で働いている人なので、時々ハッピを着てもよかったのでは?
以下、ネタバレにて。

野球なんて大嫌い
はらぺこペンギン!
「劇」小劇場(東京都)
2010/12/01 (水) ~ 2010/12/06 (月)公演終了

測量
タテヨコ企画
笹塚ファクトリー(東京都)
2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

トナカイを数えたら眠れない
MONO
座・高円寺1(東京都)
2010/11/27 (土) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

冬の穴
ポかリン記憶舎
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2010/11/27 (土) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

クリストキント
空っぽ人間<EMPTY PERSONS>
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2010/11/25 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

死と再生とロックに
ロ字ック
明石スタジオ(東京都)
2010/11/20 (土) ~ 2010/11/23 (火)公演終了

TOKYO RADIO CLUB!
劇団東京都鈴木区
遊空間がざびぃ(東京都)
2010/12/03 (金) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

光子の裁判 ★ご来場ありがとうございました。
青年団若手自主企画 渡辺企画
アトリエ春風舎(東京都)
2010/11/30 (火) ~ 2010/12/07 (火)公演終了
満足度★
観ることが育てること
なんつー青年団特有のキャッチフレーズを見ると「ごもっとも!」なんつって観劇者もそれなりに寛大に幼子をあやすみたいな心持になるわけだけれど・・。
以下はネタばれBOXにて。。

ZOMBIE(ゾンビ)
INUTOKUSHI
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2010/12/02 (木) ~ 2010/12/12 (日)公演終了
満足度★★★★
やられました
普通のホラーコメディだと思って観に行ったらしてやられました…
何を書いてもネタばれになりそう…気になる人は観に行けば良いと思う。

演劇入門
青年団リンク 本広企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/11/27 (土) ~ 2010/12/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
まさに演劇入門
演劇初心者の私にはとてもためになった。
岩井秀人物語としてもすこぶる面白い。
男・岩井はまた男をあげたね。
青年団オールスターズといえる役者陣もやはり上手い。
観客に小学生くらいの子がいたが、実に有意義な演劇体験だと思う。
自分も子供の頃に出会いたかった。
そして、荻野友里さんを嫌いな男子は世の中にいるのだろうか。

日生劇場 十二月大歌舞伎
松竹
日生劇場(東京都)
2010/12/02 (木) ~ 2010/12/25 (土)公演終了
満足度★★★★★
堪能した
摂州合邦辻は世継ぎ問題と、道ならぬ恋を絡めて、ひきつける芝居で堪能させていただきました。
達陀は歌舞伎は芝居とともに、演劇パフォーマンスの要素もあるということを気づかせててくれました。こちらも満足です

【5日ゲスト:腹筋善之介・3日ゲスト:範田紗々】『天地爆砕!市立ボコすか学園』
いと、まほろば
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日)公演終了
満足度★★★
元気がある
登場人物が多くて、みんなはじけるように元気で、芝居を楽しいんで演じているように見受けられた。
話はめちゃくちゃであるが、たまにはこういう話もいいですね