最新の観てきた!クチコミ一覧

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ブレヒトだよ!ー京都・北九州公演ー

ブレヒトだよ!ー京都・北九州公演ー

劇団衛星

枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)

2010/09/25 (土) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

FJ
強盗を開始するFJの演技に、かなーりひきつけられた。

オズの魔法が使えない

オズの魔法が使えない

のこされ劇場≡

枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)

2010/10/30 (土) ~ 2010/11/07 (日)公演終了

本当に、
本当に、商店街を劇場にしていた。
ひざかけやカイロなどのサービスもうれしかった。

ネタバレBOX

商店街から劇場に移動したときの話の流れについていきそこなっちゃった・・・
ロクジイップン~6:01~

ロクジイップン~6:01~

劇団風三等星

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/12/18 (土) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

元気
元気な芝居で、観客席を風三等星ワールドにしていた。
日ごろ芝居を見ない人にも楽しめる舞台は健在。

愉快犯

愉快犯

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★★

よかった~
 遅くなりましたが、ワークインプログレス行ってきました。
すごく良かった~


2010年お疲れさまでした
 あらあら、遠藤またアウトか~い
  ってもう年越してるよ!!
   今年も宜しくお願いしま~す
 “はぁ、2011年始まっちゃったよ、かったり~”

つって、毎年とさほど変わらん年明けを迎えるであろう方
もしくは迎えた方には
是非オススメです☆
 ワークインプログレスよりさらに完成度の高い作品になってると思いますし。
因みに私は観に行きますよ~


     皆さんもどうですかな(?v?)

15 Minutes Made Volume10

15 Minutes Made Volume10

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇場に集まる人々を包みこむ、大いなる愛情
 観劇したその日には気づくことができなかったのですが、
数日を経た今、この企画の中に、
何か大いなる「ぬくもり」のような存在を感じて、驚いています。

 6つの劇団がそれぞれ15分を使って表現する、或る意味「演劇祭り」
のように思っていたこの企画。
 よく咀嚼してみると、実に深く信念や想いが練り込められていて、感動
してしまいました。

 思うに誰もが生き残りをかけて闘い、競争するのがあたりまえの現代社会。
夢を創り出す演劇界でさえも、ある意味、例外ではないかもしれません。

 それなのに主催者は、仲間を集め、人と人との「出会い」を演出し、
共に同じ道を歩んで行こう、と投げかけているようした。

 「終わりの会」という、観劇後観客と劇団双方のコミュニケーションを
深める企画の中で、主催者がそれぞれの劇団を紹介する時に見せた、
いかにも幸せそうな笑顔。そして、あたたかいまなざし。

 小劇場演劇から発信されるものが、もたらすもの。
 その可能性と創り出す未来について、希望の光を見る思いがしました。

各作品の中でも、

 「死」の仮想体験を通して、「真に生きること」を
等身大の劇団員と「ノストラダムス」を絡めて描いた、
決して古くはない、むしろ今こそ、思い起こすべき題材、

『僕らとノストラダムスの1999年の大晦日』。

旗揚げの信念をも覗かせる、
「少年社中」の作品をオープニングにした意義。

 これから繰り広げられる、
それぞれの劇団が描く謎に満ちた新しい世界へと誘う、
最高の演出と情熱!

少年社中だからこそ、できる技だと感じました。
 
素晴らしかったです!!さすがです!!

ドレミの歌

ドレミの歌

オイスターズ

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2010/11/26 (金) ~ 2010/11/29 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しかった
じわじわと効いてくるシュールな笑い
楽しかったです

お世辞にも上手いとは言えない歌は
ご愛嬌…ですね(;´▽`A

オンナの平和

オンナの平和

劇団あおきりみかん

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2010/11/25 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★

期待どおり
あおきりらしい舞台でした

いつか
オトコの平和なんてのも観てみたいなぁ

Limited Rail

Limited Rail

劇団スクランブル

荻窪小劇場(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★

物足りない
話はよくまとまっているし
キャラは個性的で面白いし
乗客同士のドタバタも見ていて楽しかったです。

ですが、
なんか物足りないと感じてしまうのは何故なんでしょう。


細かいところを言うと、
列車の走る音やら止まる音が小さいように感じました。あとは、夫婦が出てくるのですが、その旦那さんの無駄とも思える声の大きさ。後者はかなり気になりました(悪い意味で)。キャラ付けなのだとしたらもっと違う感じにしたほうが良いかと。

往きて還らず

往きて還らず

北区つかこうへい劇団

滝野川会館 大ホール(もみじ)(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★

戦争の一面
戦争に巻き込まれる側の理不尽さがうまく表現されていた。ただ、この劇団の特徴なのか?みんなが早口で喋る台詞回しにはちょっとついていけない部分も・・・・。

舞台 蒼穹のファフナー

舞台 蒼穹のファフナー

アフリカ座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/21 (火)公演終了

満足度★★★

やっぱり予習は必要
ほんのすこしだけ予習してから観劇してきました。

そこが今回の舞台の核となる部分だったようなのでファフナーの世界観にうまく入ることができました。

いやぁ~しかし声優さんはさすがに声に迫力がありますね。

友達になってね

友達になってね

音響の会

上智小劇場(一号館講堂)(東京都)

2010/12/17 (金) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度

表現方法をもっと考えたほうが
これまで数多くの学生演劇を観てきましたが、正直言ってその中ではワーストの出来だと思いました。「上智の演劇を観たい」と私を誘った連れも同意見でした。連れは前日、高校演劇サミットを観ていて、それのほうが数倍優れていたと言ってました。
ほとんど劇の態を成していないワークショップですね。それに1時間40分は長すぎる。表現したいことがあっても、自分たちだけがわかっているような作品では何も伝わらないと思います。
私は学生演劇でもたいてい1000円以上カンパに支払ってるのですが、さすがにこれでは千円札は出す気になれませんでした。
でも、トイレがどの大学よりも豪華で、設備も最新式ですごくきれいでした。トイレ使用料を払った気分です(苦笑)。
ちなみに入場無料カンパ制の学生演劇でコリッチのチケットシステムを利用している珍しい団体だなと思ったが、コリッチで予約して行ったにもかかわらず、受付で名前も聞かれず、「チケットは発行してません。予約は関係ないんで」と言われ、渡されたのはパンフのみ。これってわざわざチケットシステムを利用する意味あったのかな、と(苦笑)。ほかの学生劇団同様予約メールで事足りるのでは?

ネタバレBOX

会場となっている講堂に入るなり、ミラーボールが回り、男女2人組のDJが音楽を流している。しかし、本編にはこのDJたちはまったく関係ない前座であることがわかった。このDJの男の子のまるで日本語カタカナ発音のつっかえつっかえの下手な英語にはビックリ。私の頃は学部に関係なく上智大生って英語が得意だったのに。客席の学生たちからも失笑が漏れていた。
作者の横山龍顯くんは仏門の家の子弟だそうで劇中にも経文が出てくる。仏教大学でなく、ミッション系の上智とは意外な取り合わせだなーと。
1人の女性の80年の一生を描いているが、「人生」なんてものではなく、ほとんどが高校生活のヒトコマである男女同級生の他愛無い会話でその内容がまったく面白くない。いったい、この作品で何が言いたいのか伝わってこない。
「途中で女の子が男の子になったりもするのですが、あまり気にせず・・・」って挨拶文に書いてあるが、気になるでしょ!(笑)。その場面の意味が全然わからなかった。
劇中、俳優が劇とは無関係の自己紹介をするのだが、2人だけ本名を言わないのはなぜだろう。役名がいちおうあるのだが、その2人が性別のわからぬ名前で、2役以上の子もいるので、配役表はほしかった。
80歳を迎えた主人公が病気なのか同窓会会場で急に痛みを訴えて息絶えて劇が終わるが唐突な印象である。80歳になっても演技やしゃべりかたは高校生のままだし。
「現代口語演劇」の一種であることだけはわかるが、これを演劇と呼べるのかというお粗末さ。
「青年団の若手自主企画的な」前衛的な作品として評価する向きもあるかもしれないが、私には作品として好意的に評価できなかった。
最後に菩提樹らしき木を描いた背景幕が下ろされるが、右側が何かに引っかかり、半分まくれあがって、幕として不完全なまま直そうともしない。
この幕に白い花をくっつけたり、床に草らしきものを撒いたりする工夫は面白いと思ったのだが。
Re:トライカクテル

Re:トライカクテル

けったマシーン

小劇場 楽園(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★

垢ぬけない
不器用な男たちと恋人たちの可愛らしさの落差が良かったです。

ネタバレBOX

最初、サンタが頭を下げてから相手を殴ったので頼まれでもしたんだろうかと思いましたが、怒りで身をかがめていたんですね。

小説の登場人物が作者を急かすパターンは過去色々あります。結局作家の彼は交通事故で死んでしまったものの彼女の手許に小説が残り、小説の中の恋人たちは彼女の中で生き続けるということだったのでしょうか。

ところで、エエーッって驚くときの間の悪さがどうしても気になりました。
空洞メディアクリエイター

空洞メディアクリエイター

芝居流通センターデス電所

テアトルBONBON(東京都)

2010/12/15 (水) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★

激烈な親離れ子離れ
怖い物見たさが関心のタネというのも如何なものかなとは思いますが、正直そうでした。

ネタバレBOX

前回は指が飛び散っていましたが、今回はそのようなことはありませんでした。しかし、バットで思いっきり殴るだけでも十分怖いですが、バットに刃物のようなものを取り付けたスペシャルバットで殴るのは実に恐ろしい限りです。

ストーカーまがいに娘にかまい過ぎる父親と最後に壮絶な喧嘩をする娘、激烈な親離れ子離れでした!

他人に対する暴力よりも前回の自分に対する暴力の方が怖かったです。
TIC-TAC 終了いたしました。御観劇くださった方々、出演者、スタッフに心から感謝しています。アリガトウゴザイマシタ。

TIC-TAC 終了いたしました。御観劇くださった方々、出演者、スタッフに心から感謝しています。アリガトウゴザイマシタ。

anarchy film

新宿歌舞伎町特設劇場(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

他にはない面白さ
いつもそう思う。
内容がとても濃くて、芝居も脚本も美術も音楽も全てに
魅力があって、私は逆にこのながーーーーーい舞台が好きです。

おしりが痛い感じも苦にならないですね。

あの色濃く深い世界を作る中で、
人それぞれ違った解釈でいいんだというヨリコ監督の考え方が
いつまでも人々の気持ちの中にこの作品を残していく理由なのではないかなと思った。

ヴェールを纏った女たち

ヴェールを纏った女たち

公益社団法人 国際演劇協会 日本センター

イワト劇場(東京都)

2010/12/17 (金) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

スリリングな興奮に魅せられた
私が「黒色綺譚カナリア派」に初めて触れたのは朗読劇であった。個人的には赤澤ムックさんの本公演の芝居より、彼女が演出する朗読劇のほうが好きだ。本公演でも、劇全体よりも1対1の会話の場面に一番魅力を感じてしまう。
本作も朗読劇のイメージを払拭するようなスピード感あふれ、非常に洗練された魅力的な構成・演出でスリリングな興奮が味わえた。
ドイツ在住のイスラム女性作家フェリドゥン・ザイモグルの作品で、ドイツの演劇雑誌『テアターホイテ』の批評家投票で2006年度後半期第2位に選ばれたという。
なお、この一連の企画の中で「現在形の中東演劇」というシンポジウムが開かれ、ベルギー在住のエジプト人の演劇人・ターレク・アブル・フェトーフ、赤澤ムック、七字英輔三氏による対談が行われた。言語や文化の壁があり、三者の話がうまくかみ合わず、七字氏が司会者としても機能せず、残念だった。赤澤さんがそもそもなぜ中東の朗読劇演出を手がけたか、どんなことを感じたかを聞きたかったのだが・・・。対談で紹介された中東で活躍するアーチストの中に90年代に日本でも高く評価された建築家ザハ・ハディドの名が出てきたときは、彼女にインタビューした一人として、その健在を知り、嬉しかった。

ネタバレBOX

私は中東を舞台にした映画や、イラン映画が好きで何本か観たことがあるが、そこで描かれているイスラムの女性というと戒律が厳しく、控えめでつつましく、性差別による虐待にあっているというイメージ。
性に関する独白劇というので、暗く傷ましいイメージの性体験なのかと思ったら、正反対で驚いた。
翻訳言語はファンキーで現代的、宗教的な背景以外、欧米や日本と変わらぬエネルギッシュでしたたかな女性たちが登場する。
赤澤さんの以前観た朗読劇同様、仕掛けがある。1人が1つの話を朗読するオーソドックスなスタイルではなく、1人の女性の独白を何人かで受け持ちながら複数の体験談が進行するが、最後に登場するドイツ人の女性のみ、新井純さんが豊かな表現力でオーソドックスな朗読形式で締めくくる演出がとてもよかった。
イスラムの女性を演じる4人が黒、新井さんのみ白の衣装で、イスラムに改宗するドイツ人女性が最後に黒のヴェールを纏うのも印象的。
落とした照明の中、浮かび上がる女優たちが無言の場面もとにかく美しい。
非常に速いスピードで独白が進行するため、つなぎがスムーズにいかないと劇自体が失敗する構成なので、女優さんたちの緊張感はハンパではなかったという。
しかも、それぞれの女優さんの個性もきちんと生かされている。
トップバッターのこいけけいこさんは冒頭、カミカミでテンポの乗り遅れがあり心配したが途中からよくなった。秀逸だったのは中里順子さん。滑舌がよく、語りのつなぎもなめらかで、観客に届ける力が抜群。小劇場の若い女優さんはお手本にしてほしいといつも思う。赤澤さんの女学生の語りも生き生きとして惹きこまれた。牛水里美さんは「車椅子生活」の若き女性の屈折した性への情念を演じて鮮烈。
イベント中特に人気演目だったそうだが、とても貴重でステキな朗読劇だった。
落ちてきた人

落ちてきた人

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2010/12/15 (水) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★

銀河鉄道の夜明け
ほっこり温かくなりましたが、早い段階で関係性が分かってしまったのが少し惜しいかなと思いました。

ネタバレBOX

二人の女性の前にそれぞれ将来生まれる赤ちゃんが現れ、孤独を救う話。

銀河鉄道のような列車に乗って進行しますが、友人が亡くなるのではなく、赤ちゃんが生まれることを示唆することから、銀河鉄道の夜ではなく朝、あるいは夜明けといったところでしょうか。

あまりにもお母ちゃんを連呼するのでネタバレしてしまいました。
唾の届く距離で

唾の届く距離で

公益社団法人 国際演劇協会 日本センター

イワト劇場(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★

事実と言葉の持つ重み
作者のタヘル・ナジーブさん自身が来日し、独白形式の「三章」から成る朗読を行った。
表題が正式翻訳タイトル『唾の届く距離で』に変えられた旨、告知があった。
タヘルさんの朗読は演劇的でありながらも、決して感情過多ではなく静かに訴えかけてくる。
実体験に基づく話で、とても言葉を大切に発している印象。改めて朗読の力を感じた。ピーター・ブルック氏が本作を「『優れた演劇』を遥かに超えるもの」と激賞したのが伝わってくるような朗読劇だった。
ただ、視力の弱い自分にとっては見づらい字幕を追いながらの観劇は、ふだんの倍以上疲労するもので、言語が理解できたらより楽しめたのになぁと思った。ストーリーを理解するために脚本のダイジェストのようなものが添えられていたらな、と思う。もちろん、簡単な作品紹介はパンフにあったけれど。

ネタバレBOX

「イスラエル国籍を持つパレスチナ人である」というタヘル氏自身の体験を綴った作品。
表題は、主人公の故郷の町では、人々が日常行動の中で何かにつけて「唾を吐く」という習慣から来ている。
主人公は世界中を旅しながら演劇活動を行っている。というとまさにジプシーを連想する。ジプシー音楽の演奏家たちもそうである。そのため、「イスラエル国籍を持つパレスチナ人である」という複雑な状況が空港関係者に正しく理解されず、入国の際も思わぬ足止めをくらってしまう。
また、たまたま9月11日に国を越えようとすると、空港関係者が中東人の彼に対し、「何ごとか起こるのではないか」と勝手に過剰反応し、空港内でもピッタリと付き添って行動するので、彼は「何ら懸念するような危害行動を加える心配はない」ということを周囲にわからせようと、つとめて冷静にゆっくりと振舞おうとするのだ。
演劇に携わる者として、彼は舞台以外でも周囲の偏見に対して「望ましい中東人像」を演じなければならないという皮肉を悲哀とユーモアをこめて表現していた。
仕事を終えて、彼はまた「唾を吐く」故郷に戻ってくる。「唾を吐く距離で」というタイトルは、周囲に影響を及ぼさないためにある種の緊張を伴う「唾を吐く際の距離」を国外でも保って行く必要性を表現しているのか。
緊張ある旅から開放され、最後に安心して「唾を吐ける」埃っぽい土地に戻ってきた安堵感のようなものが観ている者にも伝わってくる。
高校演劇サミット2010

高校演劇サミット2010

高校演劇サミット

アトリエ春風舎(東京都)

2010/12/17 (金) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

都立世田谷総合高校演劇部
あの名作「あゆみ」でした。ひとりの女の子が生まれてからの18年間を、6人でかわるがわる演じた舞台。

☆次回、高校演劇関東大会があります。無料ですので宜しかった観てあげてください。マニアの方が観ても相当なハイレベルですので期待できるかと思います。http://www2.odn.ne.jp/~cai42040/engeki/index.htm

ネタバレBOX

まず懐かしいと思う。同時に演じ手が変わって演出も変わってくると、また新しい物語のように感じるから不思議。
あゆみが、はいはいから始めて立っちした場面までを、6人があゆみになったり、コロ(犬)になったり、おばあちゃん、母親、父親、友人になったりと歩きながらくるくる繰り返す。その演出は実にお見事で、正に人生とはずっと歩み続けることなのだ。

幼少のあゆみ、犬を飼いたいとねだったあゆみ、犬と祖母と歩いた道のり、げんこつあめの思い出、思春期の淡い恋、祖母の死、そうして失恋・・、それらは走馬灯のようにくるくる回りながら人生という名の道のりを時には迷いながら、時にはつまずきながらも、「最初の一歩」の続きを、こんどは「続きの一歩」としてずっと歩み続けるのだ。

そうして亡くなったおばあちゃんはずっとあゆみを遠くの空から見守っているから、いまでもあゆみは元気を出したいときにげんこつあめを舐める。

序盤、あゆみの初めての立っちを演じた本橋道江の演技があまりにも絶妙だった為に、ワタクシの視点は彼女を追うことに終始してしまったが、素晴らしい役者だと心から思う。失恋した後に彼女が号泣するシーンではポロリ・・と泣けた。
本も素晴らしいけれど、演じた生徒も凄かった。
The Lifemaker【WEBサイトにて舞台写真公開中!】

The Lifemaker【WEBサイトにて舞台写真公開中!】

DART’S

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/12/07 (火) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

一回では…
一回見ただけでは
「ふむふむ、あはは、えっ、えぇっ!ワー、キャー、ドッカ~ン!」
と情報量と熱量に圧倒されて
面白いんですけどそれだけで終わってしまった。

二回目見てようやくいろいろなコトを理解できて
ついていくことができました。

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

満足度★★★★

また会う日まで…
初日ナシ→千秋楽アリ観劇。

ナシは学生時代に書かれた作品ということもあってか
向こう見ずな若者のエネルギーが満ちあふれていました。

千秋楽、何か挨拶でもあるかなと思いきや
カーテンコールすらないというのは
彼らの意地のようなものなのでしょうか。

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