最新の観てきた!クチコミ一覧

152361-152380件 / 189814件中
可愛い怪物

可愛い怪物

劇26.25団

駅前劇場(東京都)

2010/12/24 (金) ~ 2010/12/29 (水)公演終了

満足度★★★★

意外や意外!
もっとお堅い物語なのかと勝手に想像していたのだが、ハートフルコメディだった。親子の確執から引きこもりを経て大学生になった主人公が過去の過ちを訂正しに行く心情劇。楽しくて面白いちょっぴりジーンな物語。

You’re my sunshine!!

You’re my sunshine!!

BOCA BoccA

ワーサルシアター(東京都)

2010/12/22 (水) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★

泣かせるホームコメディ
失踪していたオヤジが20年ぶりに家に帰ってきたことで巻き起こるドタバタコメディ。登場人物は皆個性的だし、笑えて、ちょっとホロリとさせられて、楽しい時間を過ごさせてもらいました。キレたオヤジは最高です。友子さん役の女優さん素敵です。

ボーナストーク

ボーナストーク

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/12/24 (金) ~ 2010/12/31 (金)公演終了

満足度★★★

日替わりゲストは要らなかった
アフタートークなら納得できるのだが劇中に乱入するゲストは逆効果のように思えた。小玉久仁子さんの迫真の演技はサイコーだった。舞台セットも素敵。もっと素敵なのが観客をノセル導入音楽。ついつい足でリズムを取った。

かんとだき(再演)

かんとだき(再演)

ネコ脱出

「劇」小劇場(東京都)

2010/12/25 (土) ~ 2010/12/28 (火)公演終了

満足度★★★★

あ~面白かった
愛と心のこもった、コメディでした。

まさか!の船戸さんの店員役には、ビックリ!でも、しっかり笑わさせて頂きました。それにしても、力量のある役者さんに、あの配役!なぁんと贅沢な作品(o~-')b

ネタバレBOX

元ヤクザが終戦後、日本と大阪の復興の為に、通天閣を建て直しちゃう為に、頑張っちゃう!夢と人情のお話と、現代秋葉系おたく文化の、友情と恋の話が、交差されながら、面白可笑しく、進んでいきます。
多少強引な場面展開も、あったが、役者さんの勢いで引っ張ってくれるので安心して、ついて行けました。
濃いキャラの面々が、暴れ?てくれるので、ほとんど黒幕のシンプルなセットの空間利用が、活きていると思いました。
ケンカのシーンは、スピードとリアル感が、とてもありました。
大阪元ヤクザ達の話の方が、好みでしたが、ラスト、コスプレおたくが、花子の孫だったと、つながったのが、良かったです。
それにしても、やけにデッカイ!メイドがでてきたと思いきや、!!!お口半開きで、お目めはパチパチ、私にとっては、あり得ない配役で、面白かったです。当パン配役名には店員、そのセンスも好きです。
高倉良文さん村手龍太さんが、特に良かったです。又、次回作も、楽しみにしてます。
スイッチ【公演終了】

スイッチ【公演終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

渋谷 夜カフェLAX(東京都)

2010/12/17 (金) ~ 2010/12/29 (水)公演終了

満足度★★★★

生巻き戻し
本物のカフェで、カフェでバイトする宇宙人(?)とそこに集う人たちのお芝居。セット作らなくて済むのかなーと思いつつ、ポップで、ちょっと切ないコメディを楽しませてもらいました。生巻き戻しは笑えます。

こ こ ち  り【ご来場ありがとうございました!!】

こ こ ち  り【ご来場ありがとうございました!!】

miel(ミエル)

atelier SENTIO(東京都)

2010/12/23 (木) ~ 2010/12/27 (月)公演終了

満足度★★★

ヤワラカアタマしなくちゃ
ダンスパフォーマンスを挟んでの短編集ですが、正直言って私には分かり辛い。セリフも聞き取りにくいし。その中でも、「ゴッホ」と「吸血木」は理解可能で楽しめました。やっぱり頭じゃなくて、体で感じるようにしなきゃダメですかね。

ボーナストーク

ボーナストーク

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/12/24 (金) ~ 2010/12/31 (金)公演終了

満足度★★★★★

好き!
いやぁ、楽しませてもらいました。年内最後の観劇、すっきりしたー!
喜怒哀楽たっぷりつまったお芝居でございました。
表情豊かな加藤さん、奇抜な橋本さん小玉さん山崎さん。。
客演の方々もみんなステキでした。
お芝居初心者がみたらはまるんじゃないかしら。

ゲストのザンさん最高でした。
長い芝居が嫌いな私でも延長ぜんぜんOK!
他の人の回もみたいわぁ~

ネタバレBOX

今回の王子のお名前はレディヤマ・ガガタロウでしたっけ?
小玉さん判断ではほんとはOKだったのかなと気になりました。。
みんな裏でたたきこんでるんだろうなー
変ななまえ…。

メイクすごい。後ろの人だと王子の額がどうしても「中」に見えてしまいそう。
ラーメンマンか!?
あと背景の絵画が気になりました。アップで観たいです。

ほんと、すごい面白かった!次回も楽しみにしてます!
パレード

パレード

激団リジョロ

シアターシャイン(東京都)

2010/12/22 (水) ~ 2010/12/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

心のハードコア
昨日観劇してきました。
今回は再演とのことで、私は残念ながら初演は見たことが無かったのですが、この作品を見た後、初演はどんな感じだったのかなと、とても気になる舞台でした。

この舞台には主役が2人いて、ポワンとしているアニと障害を持ちつつ、しっかり者のプチ。
アニの中盤からの凛々しく変わる姿はかっこよかったです。方やプチは登場した瞬間からキュンキュンさせられっぱなしの可愛いキャラクター。でも可愛さだけではなく、純粋さが故に笑わされる箇所が有ったり泣かされる部分も有ったりでとても好きでした。

ネタバレBOX

そしてこの作品で重要なキーパソンとなるジュリー吉野さん。歌い手で有り、アニの親友で有り、オカマさん(笑)でもジュリーさんの言う言葉のひとつひとつは心にがっつりきました。
(プチとジュリーさんの掛け合いも最高!)

中盤あたりから後半までずっと泣かされっぱなしで、こんなに泣かされるとは思いませんでした。きっと忘れません。

リジョロさんはハードコア激団さんですが今回は心のハードコアだと思います。
普段では体験出来ないような素敵な舞台をありがとうございました。素晴らしい舞台に感動です。
蛇ヲ産ム

蛇ヲ産ム

日本のラジオ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/12/22 (水) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★

馴染み薄いけど、
ギリシャ悲劇が、なんともユルい感じのコメディともシリアスともつかない芝居に仕上がっていて楽しめました。でもやっぱり解説ないと分かりにくいですね。

手編みの恋

手編みの恋

立体親切

劇場MOMO(東京都)

2010/12/23 (木) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと変わった恋の話
タイムトラベル・コメディものなんですかねー。母と息子の近親相姦的なちょっと変わった恋の話で、そこそこ面白いのですが、なんなく釈然としません。寸劇風の劇中劇コントは楽しいです。

「ファニー☆マネー~FUNNY MONEY~」

「ファニー☆マネー~FUNNY MONEY~」

ファルスシアター

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/12/23 (木) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★

クラシカル感溢れる笑い
レイ・クーニーの作品の殆どが、ふとしたきっかけから正気を狂わせ、秘密を隠し通そうとしたあげく、ウソを、エスカレートさせてゆくドタバタ・スラップスティック・コメディだ。しかし、レイの笑劇ほど年齢に左右される笑いはないと個人的には思っている。要するに彼の本はある一定の年齢以上にはウケるけれど、それ以下の年齢にはウケないと考えている。

ネタバレBOX

相変わらずベタで解りやすい本だ。しかし笑いの本質は斬新さはなくレトロ感溢れるな悪戦苦闘劇だ。昭和初期の漫才みたいな笑いと言えばお分かりだろうか?実際に、その時代の漫才は観たことがないのだが。笑)


平凡で、気の弱い男ヘンリー・パーキンズはスーツケースを間違えて持ち帰ってしまったが、その中には信じられないくらいの大枚が入っていた。これをせしめようと企て、妻ジーンと一緒にアジアに逃げようとするも肝心のジーンは腰が引けてしまう。

そんな状況の中、友人は訪ねてくるは、警官は来るはで、ヘンリーは嘘の上に嘘を重ね、更に重なった嘘に上塗りをしてどんどんエスカレートしてしまう。これでもかと膨らんでしまった嘘は終盤に破裂して、結局薬局、ヘンリーは警官に大金を返し、真実を告白するのだが、こういった終盤にスタート地点に戻させる物語の構成はやはりレイ・クーニーらしい手法だ。

さて、問題のコメディだが、ワタクシはあまり笑えなかったことを告白しよう。笑いに対する感性が元々、個人差はあるものの、やはり彼の笑劇は言葉のセンスの上でも古い気がするのだ。昨今の小劇団らの上演するコメディは怒涛の勢いで斬新なセリフやシュールな言葉遊び、また現代的なコミカルさも兼ね備えたスピード感溢れる舞台が多い。流行り言葉も半年も過ぎれば、古い!なんて言われる時代だ。特にコメディは時間の流れが速いような気がするのだが・・。

「ファニー☆マネー~FUNNY MONEY~」

「ファニー☆マネー~FUNNY MONEY~」

ファルスシアター

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/12/23 (木) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★

ヒャッホー!!
さすがクーニーは面白い。

ネタバレBOX

今の相場もそうだし、時代背景もあるし、72万ポンドがどんだけのものかピンと来ないのが悲しい。

最後あれでいいんかねって思いましたけど、お金もほしいしね。

ま、真面目な刑事がもう一度戻ってくるんでしょうか!?
女優(おんなやさしい)

女優(おんなやさしい)

ろりえ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/12/22 (水) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★

選曲センスが絶妙!
初見でした。
オープニングのダンスでグッとつかまれました。以降も選曲が絶妙にシブい(誉め言葉です)感じでとても好きでした。
3時間弱ということでかなり覚悟をして観たのですが、やはりもう少しコンパクトにできたのではないかという印象。役者さんたち(特に女優)が素敵で個性的過ぎるのも一因でしょうか?(笑)
次回公演にも期待します。

夏の夜の夢

夏の夜の夢

演劇集団若人

アイピット目白(東京都)

2010/12/25 (土) ~ 2010/12/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

よかったー
セリフがとても聞きやすくて内容がよくわかりました。

エネルギッシュで元気をいただきました。

恋する虜

恋する虜

水族館劇場

駒込大観音境内特設蜃気楼劇場 水邊の廢園(東京都)

2010/05/21 (金) ~ 2010/06/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

忘れられません!
豪華絢爛、人間世界の悲しみがたっぷりつまった舞台でした。チケットを手にした瞬間から、もっていかれました。

スイッチ【公演終了】

スイッチ【公演終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

渋谷 夜カフェLAX(東京都)

2010/12/17 (金) ~ 2010/12/29 (水)公演終了

満足度★★★★

観てきました!
前回の公演「クローバー」を鑑賞していたので、今回も楽しみにしていました。
カフェの奥行をよく活かしていました。全員が同時に動くシーンの構図がとてもよくきまっていて、視覚的にも楽しめる舞台でした。
また、このユニットに集まっている表現者全員が、それぞれのカラーを出し切っているので
その贅沢さが、見る喜びにつながっていると感じます。
前回より力強く、統一感があり、実験的な場面も狙いが定まっていて気持ちよかった。前回よりずっと安定感もあり、安心して鑑賞できました。
けれど、だからこそ欲を言わせていただくと、こちらがちょっと不安になるような、
揺さぶりがほしいのも事実でした。
3公演限定のユニットと聞いていますが、これだけのスタッフ・キャストが集結しているので、最後は大暴れが見たいです。
ありがとうございました。

ボーナストーク

ボーナストーク

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/12/24 (金) ~ 2010/12/31 (金)公演終了

満足度★★★★★

サイコー
普段から怪演気味の小玉さんが、ほんとうの意味で怪演だった。

銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜

東京演劇アンサンブル

ブレヒトの芝居小屋(東京都)

2010/12/22 (水) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★

まさに王道
初見の劇団で、初めて行った劇場。会場はホントに幅広い年齢層の老若男女で満杯です。長年上演されている舞台は幻想的で、さすがに洗練されています。音楽もピアノの生演奏もよかったな。まさに王道。楽しませてもらいました。

女優(おんなやさしい)

女優(おんなやさしい)

ろりえ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/12/22 (水) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★

深刻な「落語」のような噺
「ろりえ」は初見でした。深刻な内容なのに全体が落語のようでけっこう楽しめたし、2時間50分はさほど長くは感じなかった。
ただし、2時間50分というと大劇場並みだがそこまで時間をかける内容には感じなかった。この尺で休憩わずか5分、しかもかなり後半に入れているのがあまり適切とは感じられない。せめて1時間30分前後で休憩を入れたほうがよいのでは。
先日の花組芝居の本公演に続いて主役級の堀越涼の実力を実感した。これで本拠地では女形も演じているのだから末頼もしい限り。
会話のテンポがよく、悪趣味スレスレの面白さと言うか、個性的な劇団だとは思った。

ネタバレBOX

冒頭の鮮やかな場面転換にまず驚き、若さが弾けるような楽しいオープニングにはワクワクした。スライド式の舞台装置はアイディアだなと感心したが途中から装置を使いこなすことに重点が行ってるように感じられ、さすがにもたれてきた。
また、性表現が露骨で男性の全裸シーンが頻繁に出てくるのも自分の好みではなく当惑した。母から受け継いだリョウコ(梅舟惟永)の優しさが「男性への性的奉仕」のみで表現されるというのは私には受け入れがたかった。つわりで吐く場面も、インパクトを狙ってか、かなりリアルに見せるが、演劇は映像とは違うので生々しさはあまり気持ちの良いものではない。あえてそうする必然性を感じなかった。
転校生のエース(安藤理樹)がその座にすわるため光の殺人を決行したと告白し、それを聞いた側もギャグみたいに解釈するのも安易な描き方でいただけない。エースに殺されたはずの光が実は記憶をなくした謎の女(徳橋みのり)で本当に死んではいなかったのか、兄妹の母がその後どうなったのか、よくわからないままだった。
帝王切開の場面で「もしかして誤って小腸を切ったのか」と誤解するほど長いヘソの緒で男たちが綱引きする場面、ここはもう「落語」だ。この綱引き場面の安藤と堀越の演技がなぜか理屈抜きで訴えかけてくるものがあり、馬鹿馬鹿しさを通り越して感動すら覚えた。
堀越のジュンは引きこもりの役とはいえ、顔半分を覆う前髪が鬱陶しすぎ、ここまで覆わなくてもよいと思った。どんな顔の俳優かよくわからないのは考え物(笑)。安藤はみんなの会話に入ってくるときの間のよさ、素ではない自然な芝居、演技勘に並々ならぬ才能を感じる。
父親役の松下伸一の飄々とした物言い、尾倉ケントのトッポい警官が面白い。同級生の男たちの中でプラトニックな愛を貫くゲン(高木健)はどうにも野球選手のイチローに見えてしかたなかった(笑)。
母が昔から可愛がっていたオス犬(着ぐるみ)のイヌオがお稲荷さんの狐か狼にしか見えない(笑)が、なかなかの忠犬で命がけで噛み付いてピストルで頭を吹き飛ばされ絶命したにもかかわらず、お産の綱引きに加勢して、綱引きが終わったらまた死んだりして結構可愛い。しかも、リョウコの産んだ赤ん坊には尻尾があって「父親はイヌオ?」というオチまでつく(苦笑)。
可愛い怪物

可愛い怪物

劇26.25団

駅前劇場(東京都)

2010/12/24 (金) ~ 2010/12/29 (水)公演終了

満足度★★★★

面白い!
初見の劇団だったが3部作からなる物語の構成とそれぞれの一部の中にはめ込んだエピソードの表現がお見事。登場人物のやることなすことアニメ的なのはキャラクターの立ち上がりが既にコメディなのだ。笑

ネタバレBOX

2012年、香は大学1年生だ。勘違いな恋もするごくごく普通の女の子だったが、香はタオルを手放せない。緊張すると両手に溢れんばかりの異常な汗をかくという特異体質なのだった。

時は2007年、香が中学二年生だった冬に時間軸は戻り、香の通う塾での一幕になる。講師や同級生、高校生らも加わりジョンレノン似の目黒先生への「秘めた恋」ならぬ堂々と塾生がコクるという場面だが、次第に目黒先生の痴漢疑惑が浮上する。その際、香の母親がとった厚顔な態度・・傲然たる自信、満々とした自負、キッと首をもたげた軍鶏のような闘志・・ずいぶんたくさんの根深くてしぶといものが込められているらしい物言いに香は唖然とし、更に恥ずかしい思いもし、深く傷ついたのだった。

塾に押しかけてきた母親と香の対峙は、香が持つ思春期特有の恥という感情を逆なでし、また、大人になりかける前の語彙が乏しく未熟な香を自分の母親に傷つけられた格好になっていた。


やがて2009年正月、引きこもりになっていた中学3年生の香にちょっとした騒動が訪れる。ペットがいなくなったとブリーダーが騒ぎだし、それに乗った商売としてペット探偵なるものも現れる。この騒動で香は引きこもっていられない状況になり、また、このペット逃がし事件の犯人を香は母親がやったと嘘をついてしまう。2007年のあの時から母親に対し燻っていた負の感情が頭をもたげてしまった瞬間だった。大抵の母親が娘に対してなかば強引に事を仕切るのは万国共通だと思うが、母親の過剰な愛情や強引さは時として度が過ぎて迷惑をかけられることも多いのである。

香のかく異常な汗に異常なほど心配する母親。しかしそんな母親にも恋人が登場する。母と娘の関係とその家族らはこのまま突っ走るのかと思いきや、母親はこの少し先に死ぬ運命にあったのだ。母が死んでから香は激しく後悔する。当時、母親に濡れ衣をきせたままで逝かれてしまったのだ。その後悔を自分の中で消化する為に香は2012年から2007年に戻り、当時の香(過去の自分)に会って、母親に「ごめんね」と謝りたい一心で交錯させた物語だった。

場面場面のフザケタコメディやあざとい会話も中々楽しかった。芝居の内容とフライヤーがあまりにもかけ離れていて、損してるような気がする。もうちょっとフライヤーは考慮したほうが良さそう。芝居の内容は好みだった。

このページのQRコードです。

拡大