
第46回関東高等学校演劇研究大会
関東高等学校演劇協議会
八王子市芸術文化会館(東京都)
2011/01/09 (日) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★
清泉女学院高等学校「モンタージュ~はじまりの記憶~」
モンタージュはわりに高校演劇では取り上げられやすい芝居だ。
ある日、2人の老女が会話をしている。片方の老女は昔の思い出を楽しげに語っていた。しかし、もう片方の老女は語られる思い出すべてを覚えていなかった。それどころか、何を思い出しても嘘のように思えてしまうと言って・・・。
以下はネタばれBOXにて。。

第46回関東高等学校演劇研究大会
関東高等学校演劇協議会
八王子市芸術文化会館(東京都)
2011/01/09 (日) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★
山梨県立甲府南高等学校「はたらけ喫茶」
この高校も大会の常連校。いやに色っぽい喫茶店の店員が実に可愛くていい。高校生とは思えないほどの色気。
以下はネタばれBOXにて。。

第46回関東高等学校演劇研究大会
関東高等学校演劇協議会
八王子市芸術文化会館(東京都)
2011/01/09 (日) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★
東京都立羽村高等学校「青い春」
夏目漱石の「こころ」をモチーフに演劇部部室での普段の様子と恋愛を描いた物語。
以下はネタばれBOXにて。。

凛然グッド・バイ
劇団 Ugly duckling
駅前劇場(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/09 (日)公演終了
満足度★★★
戦争と詩人
各地で戦争が勃発している近未来を舞台に、戦争を止めさせる詩人の素質を持つ人、その先生、先生の娘の3人を中心に描かれる、不思議な雰囲気の作品でした。
物語やテーマをはっきりとは理解できませんでしたが、色々と惹かれる要素がありました。
女2人芝居のはずなのに、舞台上に4人いるという冒頭に意表を突かれたました。しかし、その後に続くメインキャストではない2人(脚本家と演出家が演じていました)のコント風のやりとりは笑えませんでした。以降に見られる飄々としたユーモアが良かっただけに、もったいなく感じました。
プロローグの後は場面転換の度に2人がいくつかの役を演じたり時間軸を前後したりするので最初は混乱しましたが、説明的な台詞がなくても、話が進むに連れて次第に関係が明らかになっていくように巧みに書かれていました。古い言葉と新しい言葉のディスコミュニケーションの様が切なかったです。
役者2人の演技が素晴らしく、様々な役の声色の使い分けや静から動のダイナミックレンジの広さで、2人芝居に見えない豊かさを感じさせました。
コンテンポラリーダンス的な身体表現は、エンターテインメント系にありがちなパラパラ風ではなく、舞台の進行に馴染んだもので効果的でしたが、体が振付に追い付いていない感じで残念でした。
照明が控え目ながらも物語に沿った的確な効果を生み出していて印象に残りました。
今回初めてこの劇団を観たのですが、本作をもって解散するとのこと。今回はあまり好みではありませんでしたが、個性的な作風としっかりした演技力に可能性を感じたので、もっと前から知っていればと残念に思いました。
メンバーそれぞれの今後の活動に期待しています。

第46回関東高等学校演劇研究大会
関東高等学校演劇協議会
八王子市芸術文化会館(東京都)
2011/01/09 (日) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★
八千代松蔭高等学校「花まんま」
朱川湊人の「花まんま」はあまりにも有名のなで、どなたも筋は解っていると思うが、加藤家の小さな妹がある日突然、誰かの生まれ変わりだと言い出し、彦根にいる家族に会いに行く。死んだ繁田喜代美は小さな妹・加藤ふみこに乗り移って拒食症になった父親に「花まんま」を作って励ますという筋。
以下はネタばれBOXにて。。

サウンド・オブ・ミュージック
劇団四季
四季劇場 [秋](東京都)
2010/04/11 (日) ~ 2011/03/12 (土)公演終了
満足度★★★★
至福の時間
土居裕子さんを劇団四季の舞台で観ることができる日が来るとは夢にも想いませんでした。それもサウンド・オブ・ミュージックのマリア役とは。これだけで観に行く価値ありでした。

第46回関東高等学校演劇研究大会
関東高等学校演劇協議会
八王子市芸術文化会館(東京都)
2011/01/09 (日) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
松戸馬橋高等学校「山姥」
昨年、 神隠し「八十八ものがたり」を観てすっかり荻野綾のファンになったワタクシは今日も彼女の演技を観ることができて嬉しかった。現在、2年生らしいから、来年も頑張って勝ち抜いて来て欲しいと切に願う。毎回の大会の常連校らしい骨太さ。
以下はネタばれBOXにて。。

追憶の村、生命の樹
空想天象儀
高田馬場ラビネスト(東京都)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★
いい素材
ミステリーとしてなかなかよいものがあるとは思うが、もっと煮詰めてテンポよく展開したほうがよい。序盤の笑いの箇所は面白いので起爆剤があればもっと笑い声が出たと思う。

EMPTYMAN
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

EMPTYMAN
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
面白かったですよ!!
初見でしたが、私は楽しめました!
気楽に観劇でき、面白いかったです。
また着眼点(テーマ)もよかったです。
ただ、ほかの方のコメントにもあるように、
「主張したいことの伝え方」は少し弱いようには感じました。
(観劇歴のある人や演劇人には分かるけど、一般人には少し分かり難いかな)
これからの成長に期待できる劇団だとは思います。
12カ月連続公演を通じて、どのくらい成長するのか楽しみです!
また観劇に行きます!!

空中回転ブレンド ご来場ありがとうございました。次回は8月!!
みきかせworks
ワーサルシアター(東京都)
2011/01/06 (木) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★
アロマブレンド観劇
圧倒的に面白かったMrs.fictions。
ベタな青春恋愛モノにウルトラマンネタを詰め込んだ秀逸な脚本だったと思う。
志水衿子さんの真っ直ぐな演技がとても気持ちいい。
別の機会に是非再演してほしい。
視覚的アイデアが満載の劇団エリザベス。
理解できない部分もあったが、
「みきかせ」というコンセプトをよく咀嚼したものだったのかな。

追憶の村、生命の樹
空想天象儀
高田馬場ラビネスト(東京都)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★
疲れた!
新年早々の観劇。だが、参った。なにしろ長すぎる。しかもダラダラとうぃている。ストーリーは面白いと思うけど、演出が学芸会レベルで、観ていて時間の経過が遅く感じてしまい、せっかく最後のところで「へぇ~ッ!!」となるはずが、それまでの間延びした演技のおかげで「早く終わってくれ!」ってなってしまい・・・・、疲労感だけが残った。加えて暖房が効きすぎており、暑くて暑くて、早く外に出たいという思いが、役者の熱演を上回ってしまった(笑)。当パンを見ると、なにやら見たことのある、私の好きな劇団である「やぶさか」の海老原さん(面識は無いが、舞台は見たことある)の名前が記載されていた。ま、演出したわけではないようなので仕方ないが、「やぶさか」のレベルで観て、果たしてこの内容は納得できたのだろうか?

ババロワーズ・超人予備校・The Stone Age・月曜劇団の大新年会
ババロワーズ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/08 (土)公演終了
満足度★★★★★
大新年会
ネタ物、ゲーム、コント、書初めでの抱負、芝居の練習、女優陣ダンス、
(お芝居では有りません)ほんまに大新年会でした。
面白かった。
2階で振舞い酒も美味しく頂き、
The Stone Age「胸に突き刺さった5時43分21秒」DVD購入。
楽しい大新年会をありがとうございました。

蠅の王
ワンツーワークス
吉祥寺シアター(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/12 (水)公演終了
満足度★★★★★
深い闇!!
「社会」を描く古城さんの作・演出力。それを表現する役者さんの身体能力はいつ観てもすばらしい。今回の『蠅の王』は改めてそれを感じた芝居でした。

ドリルチョコレート「テスタロッサ」
MCR
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

空の片隅
演劇企画 徒歩
サブテレニアン(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/09 (日)公演終了
あまりに普通な感じ
だった。「星の王子さま」って、確かに本を読んでもあんな感じなんだけど、舞台美術と言えるようなものもなく、衣装も普通、小道具もなく、動き少なく、芝居としては地味過ぎて、朗読を聴いているのと大差なくなってしまっている気がした。演劇的な遊びがなく、悪くはないけど面白くないというか、真面目すぎて退屈な感じ。演技そのものは決して悪くはないのだから、もう少しメリハリをつけて、観客の想像を超える(あるいははずれる)何かがあれば魅力的になると思う。

ドリルチョコレート「テスタロッサ」
MCR
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
近藤川島はすごいな
「クイッククエンチ」ときも役者揃えてる感あったが、今回も。このメンツでおもしろくないはずがないし、せりふのはしばしまでおもしろく、しんみりもする

ドリルチョコレート「テスタロッサ」
MCR
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
満足度★★★
2011年幕開けの一本
MCRの前作『神様さん』がマクロな感じだったのに対して、
今回は恋愛に特化した内容に。
3組のカップルの色模様にニヤニヤしたりキュンとしたり。
キャスト変更後にどう変わるのかもちょっと観てみたい気がします。
近藤美月さんは相変わらずもの凄い破壊力でした。

冬に舞う蚊
JACROW
サンモールスタジオ(東京都)
2011/01/05 (水) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★
みた
語り口が、「テンポがいい」と「端折りすぎ」の中間に感じた。
ここらへん、個人差はあると思うのだけど、ちょっと待ってと思うところが何箇所かあった。

凛然グッド・バイ
劇団 Ugly duckling
駅前劇場(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/09 (日)公演終了
みた
大きめの効果音と、声と、一見奇天烈な物語で、入り込むのに時間がかかった。
作品と演出が別々の方を向いているように感じ、役者は振り回されているように思えた。
意地悪で書くのでないけれども、演出効果を最低限に抑えたリーディングで聴くことができたら、随分違う印象だったのではないかと思う。