
愉快犯
柿喰う客
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
本痴気+乱痴気W堪能
本痴気(通常版)と乱痴気(全配役シャッフル)両方堪能。もちろん、どちらかだけでも十分楽しめるように出来ているが、両方観ることで面白さは倍増した。片方だけだったら★★★★だったかも。全員生き生きとしていて、躍動感も半端なく、演じてる方も観ている方もワクワクしているように感じた。さすがだなー。

ルフラン、ラン、ララン
劇団てあとろ50’
早稲田大学学生会館(東京都)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
牧場だけに牧歌的ながら。
上演前から既に漂うパラレル感。明らかに変化球で、次に何が起こるか分からない物語進行。登場人物に「人物」でないのも混じってるから余計に。ファンタジーと言えばファンタジーだが、なんだこれは。馬ンタジーか。

マクベス
カメハウス
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2010/12/25 (土) ~ 2010/12/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
これを観ずして
カメハウス は語れない!
と、言っていいほど、カメハウスにとってターニングポイントになった演劇ナパーム弾!
DVDが出る予定だが、必ず観た方がいい!

『己』
劇団大穴
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2010/08/21 (土) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

ワイルドターキー
ゲキバカ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/09/23 (木) ~ 2010/09/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
去年、僕の心をもっとも熱くした!
もっともハートを熱くした!
もっともハートをくじられた!
もっともハートを打ち抜かれた舞台!

月黄泉ノ唄
劇団ZTON
ギア専用劇場(京都府)
2010/06/25 (金) ~ 2010/06/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
そういえば生バンド!でした。
一度、観た時が生バンドではなくて、劇場の和田さんに生バンドの時は全然違いますよ~と言われ、まんまと2回観てしまった!
そして、
感動して帰ってきたという(笑)

狗神エイト
劇団ZTON
ギア専用劇場(京都府)
2009/08/27 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

メゾン・ド・ウィリアム
劇団バッコスの祭
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2011/01/09 (日) ~ 2011/01/17 (月)公演終了
満足度★★★★
久々にバッコス
今回、久々にバッコスの祭を観劇。
殺陣シーンのカッコ良さにはとても引き込まれました。
また、テーマもしっかりとしており気持ちのいい公演でした。

EMPTYMAN
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
ようやく観た。
予想してた作風とドンピシャで、逆にちょっとびっくり。
主人公をもっと煮詰めたほうが良かったと思う。物語を牽引しない主人公だと目が行きにくいし、でも共感しやすいキャラには出来たはず。自信がないと後ろ向きだよねって部分でもうちょっと上手く観る側の気持ちを近付けさせる事が可能だったのでは。
アフタートークで演出家から『不細工すぎる』というダメ出しを受けていたのが明らかになったあに子さん。役柄的にそれはグッジョブでしょう。
ここしばらくなんかいつも見てる池田さんが今回もやっぱり良くて、彼を次にいつ観られるかも楽しみ。

時計じかけのオレンジ
ホリプロ
赤坂ACTシアター(東京都)
2011/01/02 (日) ~ 2011/01/30 (日)公演終了
満足度★★
演劇の可能性
暴力・レイプシーンをとてもソフトに描いて“大衆向け”感があるように演出されてました。これは商業演劇だから仕方ないのかな…??
せっかく結末を原作通り?になおしたり、しているのに、オリジナリティーがあまり感じられなかった印象です。
観てて吐き気がするような、そんな作品のハズなのに……
個人的には、アングラが好きだったりするので、もっと演劇の可能性を感じたかった。
映画の方が面白かったという感想が自分の口から出てきてしまうのが、演劇人にとってとても残念なことです。
いやでも、俳優さん方や生演奏のバンドはとても素晴らしいものでした。

冬に舞う蚊
JACROW
サンモールスタジオ(東京都)
2011/01/05 (水) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★
身につまされる。。。
観劇中は、とにかく「一言もの申したく」なっちゃった。
主人公も、その同僚にも・・・そして、奥様にも。。。
現代日本を取り巻く(とされている)「イヤな感じ」を描いていると思うのだが・・・
ボクは、主人公の状況は「まだヌルい(もっと厳しい状況はいくらでもある)」ような気がしてならなかったし、自分自身が「同僚のような振る舞いを知らず知らずしてきたんだろうな」という思いで観ていた。
登場人物、それぞれの立場からモノを見れば、また違う物語になる。。。
やるせなく、ズシリと堪える芝居であったけど、、、
「生きる!では、如何に生きるのか!?」という思いを新たにすることができて、決して観劇後の気分としては、イヤなものではなかった。

女優(おんなやさしい)
ろりえ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2010/12/22 (水) ~ 2010/12/26 (日)公演終了
上演時間の長さとか、面白かったらどうでもいい。
短くてもつまらねーもんはつまらないし、面白いのが書ける人は書きたいだけ延々と書いても面白い。後は観る側のスタンスとコンディション。蜷川さんのくそ長い演目を『短かったら面白いのに』とか言わないでしょ?
さて、何よりも着目したのは描かれているものに対して。これまでのろりえは表面上のネタ的な奇抜さが目立っていましたが、今回は明らかに内面をしっかり描くほうへシフト。人間を書いていたな、という印象。それでいてろりえらしい破天荒な面もあるので、状況に対するどんぞこ感が半端ない。
あの舞台、見切れお構いなしなのが潔くていい。途中で窓から転換部の人が見えてて爆笑しそうになりました。あんなもん、見て見ぬ振り出来るもんか。

無伴奏
劇団東京イボンヌ
サンモールスタジオ(東京都)
2011/01/12 (水) ~ 2011/01/19 (水)公演終了

第5回公演 U-ru ウル
トランジスタone
調布市せんがわ劇場(東京都)
2011/01/12 (水) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

月刊彗星マジック1月号
彗星マジック
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2011/01/11 (火) ~ 2011/01/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
真面目に、真剣に
月一 どうなるかと、思いながら観てます。
少しずつ、毎回、引き込まれて。
甲殻類が脱皮するように、毎回、楽しくなる感じです。
彗星のマジックに嵌まりました、

冬に舞う蚊
JACROW
サンモールスタジオ(東京都)
2011/01/05 (水) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★★
濃密さがハンパない
確かにありそうな話でした。でも、その反面、そんな重要な部署(会社の命運を握る?)に何も知らない人を移動させないような気もするのも事実。
移動してきた経緯が少しは描かれていればもっと違ったとは思うが。
とは言え、もう濃密な時間でした。
たしかに明るい内容の物語ではなく非常に重い内容ですが、それ以上に濃密さが勝っていました。
よかったです。

あなたの部品 リライト
北京蝶々
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/12/14 (火) ~ 2010/12/19 (日)公演終了
「あなたの部品 アナザー」でもいいくらい。
ファイナルが好きだったんですけど、ここまで変わるか。いっそホントにアナザーでも良かったかも。義肢が本物の体とは違うとか、自分の体でも別物に感じるとかにも通じるし。
忙し忍者さんのコメントにほぼ同意なので、その辺りは記載を省略。
とにかく熊川さんが可愛かった。卑怯なほどに可愛かった。あんな境遇で一途な子なんて健全な男子はみんなイチコロに違いないってくらいに心を寄せてしまった。

テガミ
BLAM!!!
萬劇場(東京都)
2011/01/06 (木) ~ 2011/01/11 (火)公演終了
満足度★★★
ちょっと長い
ちょっと長いかなと感じました。
後、バーチャル世界の住人の場面、最初、本編との関係性がつかめませんでした。途中からつかめましたが、つかめるまではあまり必要性を感じなかったな。最初に何人かのリアル世界の人物とリンクを見せればよかったかも。
でも、なかなか楽しめました。

EMPTYMAN
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了
満足度★★★
テンポよかった
上演時間を割と短くしたためか、テンポよくサクサク進んでいったと思います。
観やすかったですし、なかなか面白かったです。
さて12ヶ月連続公演、どうなっていくのでしょうか?

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)
国道五十八号戦線
サンモールスタジオ(東京都)
2010/12/08 (水) ~ 2010/12/13 (月)公演終了
以上、異常アリ。
これが58に対して最後の感想か。自分にとっても節目な気持ち。
自分が初めて彼らを見たのは明大活劇工房の新人公演だった訳で、その頃にハマカワさんが一人芝居をやっていたらさて観る気になっていたかどうか。しばらくの時間が過ぎて今。まぁ大丈夫だろ面白いだろと心から安心して観るに至りました。
不親切の二人が出ていなかったのは本当に残念。劇団員公演とか観てみたくはあったよね、やっぱ。
作家の帰還までどうにか繋ぎで活動していく姿なんか観たくなかったし、スパッと終わっちまえばいい。そしていつかまた始まる時があれば始めればいい。カッコいいバンドは絶頂で解散してカッコいいまま伝説になる。で、性懲りもなく再結成したりする。58にはそれがお似合い。しばらくは、さよなら。