最新の観てきた!クチコミ一覧

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愉快犯

愉快犯

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2011/01/07 (金) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

本痴気+乱痴気W堪能
本痴気(通常版)と乱痴気(全配役シャッフル)両方堪能。もちろん、どちらかだけでも十分楽しめるように出来ているが、両方観ることで面白さは倍増した。片方だけだったら★★★★だったかも。全員生き生きとしていて、躍動感も半端なく、演じてる方も観ている方もワクワクしているように感じた。さすがだなー。

ネタバレBOX

現在新しい劇団員を募集しているようだが、この6人(役者5人+主宰・作・演出1人)のバランスが絶妙なだけに、このままでいて欲しいような、変化も期待したいような複雑な心境。もしかすると6人での柿喰う客の公演は最後になるのかなぁ。だとしたら淋しすぎる。
ルフラン、ラン、ララン

ルフラン、ラン、ララン

劇団てあとろ50’

早稲田大学学生会館(東京都)

2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

牧場だけに牧歌的ながら。
上演前から既に漂うパラレル感。明らかに変化球で、次に何が起こるか分からない物語進行。登場人物に「人物」でないのも混じってるから余計に。ファンタジーと言えばファンタジーだが、なんだこれは。馬ンタジーか。

ネタバレBOX

正直、面白かったかと言うとよく分からない。が、きっと惜しかったのだと思います。決して下手だった訳ではないのだけど、役者の演技がもっと常軌を逸してるくらいの勢いであってくれたなら観るほうも流されて不思議な世界の住人に慣れた気がする。慎重さを持った演技によって真面目に観てしまったから着いていけなかった部分もあった気が。もっともっと濃い馬ンタジーで良かった。
それだけに、主人公の薄さが気掛かり。登場していない間はそのまま存在を忘れてしまうくらいの存在だったから、物語の主軸に誰の行動を追って行くべきか迷ってしまった。
水をボールで表現した手法は好き。ああいうのがもっとあっても良かった気がする。
マクベス

マクベス

カメハウス

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2010/12/25 (土) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

これを観ずして
カメハウス は語れない!

と、言っていいほど、カメハウスにとってターニングポイントになった演劇ナパーム弾!
DVDが出る予定だが、必ず観た方がいい!

『己』

『己』

劇団大穴

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2010/08/21 (土) ~ 2010/08/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

奇抜でシュール!
間違いなく、劇団大穴の中で最高傑作!

シュールでありながらも、進行方向がはっきりしていた!
うん!

ワイルドターキー

ワイルドターキー

ゲキバカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/09/23 (木) ~ 2010/09/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

去年、僕の心をもっとも熱くした!
もっともハートを熱くした!

もっともハートをくじられた!

もっともハートを打ち抜かれた舞台!

月黄泉ノ唄

月黄泉ノ唄

劇団ZTON

ギア専用劇場(京都府)

2010/06/25 (金) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

そういえば生バンド!でした。
一度、観た時が生バンドではなくて、劇場の和田さんに生バンドの時は全然違いますよ~と言われ、まんまと2回観てしまった!

そして、
感動して帰ってきたという(笑)

狗神エイト

狗神エイト

劇団ZTON

ギア専用劇場(京都府)

2009/08/27 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

今、思い出しても・・・・
衣装の絢爛さ、そして何よりもキャラクターの耽美さを思い出す。

もう一度、きちんと観たいな♪

メゾン・ド・ウィリアム

メゾン・ド・ウィリアム

劇団バッコスの祭

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/01/09 (日) ~ 2011/01/17 (月)公演終了

満足度★★★★

久々にバッコス
今回、久々にバッコスの祭を観劇。
殺陣シーンのカッコ良さにはとても引き込まれました。
また、テーマもしっかりとしており気持ちのいい公演でした。

EMPTYMAN

EMPTYMAN

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

ようやく観た。
予想してた作風とドンピシャで、逆にちょっとびっくり。
主人公をもっと煮詰めたほうが良かったと思う。物語を牽引しない主人公だと目が行きにくいし、でも共感しやすいキャラには出来たはず。自信がないと後ろ向きだよねって部分でもうちょっと上手く観る側の気持ちを近付けさせる事が可能だったのでは。
アフタートークで演出家から『不細工すぎる』というダメ出しを受けていたのが明らかになったあに子さん。役柄的にそれはグッジョブでしょう。
ここしばらくなんかいつも見てる池田さんが今回もやっぱり良くて、彼を次にいつ観られるかも楽しみ。

ネタバレBOX

単純に間がもっと詰まれば観やすくなるはず。台詞としてはちょっと現実離れしたものが多いからそこは勢いで各個が乗り切って、その狭間が生まれない様に間髪入れなければもっと集中して観られた。
あと、ダンスとまで行かない振り付きの動きの部分。動きが単純なリピートになっていただけに少しずつ乱れが。見せ場にはなっていなかった感。
12ヶ月の最後にこれを再演して1年でどう変わったかを見せるってのも良いと思うのだけど。
時計じかけのオレンジ

時計じかけのオレンジ

ホリプロ

赤坂ACTシアター(東京都)

2011/01/02 (日) ~ 2011/01/30 (日)公演終了

満足度★★

演劇の可能性
暴力・レイプシーンをとてもソフトに描いて“大衆向け”感があるように演出されてました。これは商業演劇だから仕方ないのかな…??
せっかく結末を原作通り?になおしたり、しているのに、オリジナリティーがあまり感じられなかった印象です。

観てて吐き気がするような、そんな作品のハズなのに……
個人的には、アングラが好きだったりするので、もっと演劇の可能性を感じたかった。

映画の方が面白かったという感想が自分の口から出てきてしまうのが、演劇人にとってとても残念なことです。

いやでも、俳優さん方や生演奏のバンドはとても素晴らしいものでした。

ネタバレBOX

休憩中のカンジは好きです。役者にドSな演出、好きですw

最後に“これをどうとらえるかはあなたの自由です、選択の権利があるんですから”みたいなセリフが、もう言い訳にしか聞こえなくなってしまったのが残念でした。
冬に舞う蚊

冬に舞う蚊

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2011/01/05 (水) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

満足度★★★★

身につまされる。。。
観劇中は、とにかく「一言もの申したく」なっちゃった。

主人公も、その同僚にも・・・そして、奥様にも。。。

現代日本を取り巻く(とされている)「イヤな感じ」を描いていると思うのだが・・・

ボクは、主人公の状況は「まだヌルい(もっと厳しい状況はいくらでもある)」ような気がしてならなかったし、自分自身が「同僚のような振る舞いを知らず知らずしてきたんだろうな」という思いで観ていた。

登場人物、それぞれの立場からモノを見れば、また違う物語になる。。。

やるせなく、ズシリと堪える芝居であったけど、、、

「生きる!では、如何に生きるのか!?」という思いを新たにすることができて、決して観劇後の気分としては、イヤなものではなかった。

ネタバレBOX

主題が主題だけに、「軽い」言動は慎むべきものなのだろうが・・・3つほど思ったことを。

①実家を継ぐまでは、某金融機関の営業だったボクには、「コクリツ(国立大学を出たことによってつけられた)」というニックネームは、「オイシく」感じたな。
このニックネームで悩んでたら、東大出身者なんてやってられないって(ボクは東大出身者じゃないけど)。ず~っと「東大出なんだから相当デキる」って思われ続けるんだから。

②ストーカー騒ぎの顛末は?この部分は必要だったのか?

③主人公は、妻の実家の倒産がなければ、会社を辞めて「一件落着」だったのか?

ま、そんな些細なことはさておいて。。。

「自分の信念を押し付ける」「第三者に徹して沈黙する」「自分(自分の家族)かわいさに、利己的な行動に出る」

言葉にすれば、キツい印象を受けるけど・・・程度の差こそあれ、ボクはそういった態度をとった経験がある。

「ボクはこういう「業」を持っている人間なんだ」と自認しながら生きていくほかはない。。。

なんか性格の悪い人間のような気がしてきたなぁ。。。


最後に・・・大塚秀記さん。

舞台に出てきた瞬間に「絶対に、この人、課長代理役の人だっ!」という風貌&体躯に感動いたしました!笑








女優(おんなやさしい)

女優(おんなやさしい)

ろりえ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/12/22 (水) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

上演時間の長さとか、面白かったらどうでもいい。
短くてもつまらねーもんはつまらないし、面白いのが書ける人は書きたいだけ延々と書いても面白い。後は観る側のスタンスとコンディション。蜷川さんのくそ長い演目を『短かったら面白いのに』とか言わないでしょ? 
さて、何よりも着目したのは描かれているものに対して。これまでのろりえは表面上のネタ的な奇抜さが目立っていましたが、今回は明らかに内面をしっかり描くほうへシフト。人間を書いていたな、という印象。それでいてろりえらしい破天荒な面もあるので、状況に対するどんぞこ感が半端ない。
あの舞台、見切れお構いなしなのが潔くていい。途中で窓から転換部の人が見えてて爆笑しそうになりました。あんなもん、見て見ぬ振り出来るもんか。

ネタバレBOX

実は…でした!みたいな複線からの物語展開があまり機能してない気がした。これまではテンションのまま受け入れるしかなかったけど、今回は先述の通りちょっと理性的に見てしまう部分もあって「え、それおかしくない?」と普通に思えてしまった。もっと追い込んで欲しかったかも。
無伴奏

無伴奏

劇団東京イボンヌ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/01/12 (水) ~ 2011/01/19 (水)公演終了

満足度★★★★

映画のような
ヨーロッパの映画のような世界で、素敵でした。
音楽もストーリーも好きです。

第5回公演 U-ru ウル

第5回公演 U-ru ウル

トランジスタone

調布市せんがわ劇場(東京都)

2011/01/12 (水) ~ 2011/01/16 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
テーマがとてもよかった。
見ごたえあり、好きな芝居です。役者さんもよても魅力的でした。

月刊彗星マジック1月号

月刊彗星マジック1月号

彗星マジック

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/01/11 (火) ~ 2011/01/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

真面目に、真剣に
月一 どうなるかと、思いながら観てます。
少しずつ、毎回、引き込まれて。
甲殻類が脱皮するように、毎回、楽しくなる感じです。

彗星のマジックに嵌まりました、

冬に舞う蚊

冬に舞う蚊

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2011/01/05 (水) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

満足度★★★★

濃密さがハンパない
確かにありそうな話でした。でも、その反面、そんな重要な部署(会社の命運を握る?)に何も知らない人を移動させないような気もするのも事実。
移動してきた経緯が少しは描かれていればもっと違ったとは思うが。

とは言え、もう濃密な時間でした。
たしかに明るい内容の物語ではなく非常に重い内容ですが、それ以上に濃密さが勝っていました。

よかったです。

あなたの部品 リライト

あなたの部品 リライト

北京蝶々

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/12/14 (火) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

「あなたの部品 アナザー」でもいいくらい。
ファイナルが好きだったんですけど、ここまで変わるか。いっそホントにアナザーでも良かったかも。義肢が本物の体とは違うとか、自分の体でも別物に感じるとかにも通じるし。
忙し忍者さんのコメントにほぼ同意なので、その辺りは記載を省略。
とにかく熊川さんが可愛かった。卑怯なほどに可愛かった。あんな境遇で一途な子なんて健全な男子はみんなイチコロに違いないってくらいに心を寄せてしまった。

ネタバレBOX

北京蝶々×時間堂 feat.酒巻&熊川ってな印象。勝手ながら思ったのは、もっと劇団員が得をする公演で良かったんじゃないかという事。劇団員が脇を固めているのは作品を支えている様でもあり、いやでももっとわかりやすくおいしいポジションにいても良かったんじゃないの?と。
テガミ

テガミ

BLAM!!!

萬劇場(東京都)

2011/01/06 (木) ~ 2011/01/11 (火)公演終了

満足度★★★

ちょっと長い
ちょっと長いかなと感じました。
後、バーチャル世界の住人の場面、最初、本編との関係性がつかめませんでした。途中からつかめましたが、つかめるまではあまり必要性を感じなかったな。最初に何人かのリアル世界の人物とリンクを見せればよかったかも。
でも、なかなか楽しめました。

EMPTYMAN

EMPTYMAN

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2011/01/08 (土) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

満足度★★★

テンポよかった
上演時間を割と短くしたためか、テンポよくサクサク進んでいったと思います。
観やすかったですし、なかなか面白かったです。

さて12ヶ月連続公演、どうなっていくのでしょうか?

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)

国道五十八号戦線異状ナシ(再演)/国道五十八号戦線異状アリ(友寄総市浪短編集)

国道五十八号戦線

サンモールスタジオ(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

以上、異常アリ。
これが58に対して最後の感想か。自分にとっても節目な気持ち。
自分が初めて彼らを見たのは明大活劇工房の新人公演だった訳で、その頃にハマカワさんが一人芝居をやっていたらさて観る気になっていたかどうか。しばらくの時間が過ぎて今。まぁ大丈夫だろ面白いだろと心から安心して観るに至りました。
不親切の二人が出ていなかったのは本当に残念。劇団員公演とか観てみたくはあったよね、やっぱ。
作家の帰還までどうにか繋ぎで活動していく姿なんか観たくなかったし、スパッと終わっちまえばいい。そしていつかまた始まる時があれば始めればいい。カッコいいバンドは絶頂で解散してカッコいいまま伝説になる。で、性懲りもなく再結成したりする。58にはそれがお似合い。しばらくは、さよなら。

ネタバレBOX

「さっき終わったはずの世界」
上演前にパンフレットでキャスティングが変わっている事に気付いて、小道具の写真立てに気付いてからはもうダメだった。笑うしかねーだろ。

「テンパッてる奴」
東谷さんがツッコミする姿とかカカフカカで観てた気がするんだけど、意外とそうでもなかった。これはもう爆発力の勝負か。でも器用さも相当に必要。悪ふざけは中途半端じゃただホントふざけてるだけになる。ここまでやればしてやったり。

「三鷹の男」
伊神さんこそTHE器用な役者、だと思っているのですけど。実際はどうなんだろ。本番を観る限りはそうとしか思えなかった。

「三鷹の女」
ハマカワさんの演技のみ。立派な看板女優だった。最後に観たのがこれで良かった。

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