最新の観てきた!クチコミ一覧

151221-151240件 / 189884件中
カルナバリート伯爵の約束

カルナバリート伯爵の約束

メガバックスコレクション

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2011/01/15 (土) ~ 2011/02/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

今まで観たメガバの舞台で一番秀逸!
今回もセットに凝る。箱の半分をセットに使う意気込み。東京芸術劇場レベルの舞台でもイケル舞台セットは事故車両とそれらの忌々しい惨事を演出していた。舞台セットに場所をとられた分、客席数を減らすという意気込みは観客にとってひじょうに贅沢そのものだ。毎回、感じることだが、帝国劇場などで観る舞台よりも、たった40~50人の観客の為に演じられる舞台のほうがずっと素敵なことなのだ。

ネタバレBOX

物語は山深い列車事故現場から。前日の大雨によって、脱線、崖下に転落した列車の中を軍による救出作業は続く。しかし日没とともに中断され、二人の若い兵隊、バロンとアーツだけが現場を維持する目的で残された。上官から謎めいた事項を言いつけられた忠告は4つ。
  一つ、どんな問いかけにも応えてはいけない
  二つ、岩塩で囲まれた白い円から出てはいけない
  三つ、奴らの言葉は何一つ信じてはいけない
  四つ、どんな小さな事でも奴らと約束をしてはいけない

彼らは上官の忠告通りに岩塩で囲まれた白い円の中に入り込むと、やがて少女・アムが現れる。しかしその少女はさっき、彼らが死体として確認済みだったはずだ。バロンとアーツは怯えながら、それでも上官の忠告通り白い円からは出ずに成り行きを見守っていると、次々に何人かのゴーストたちが集まってくる。列車事故で亡くなった犠牲者たちだ。

しかし彼らは白い円の中に居るバロンとアーツが見えないようだった。塩が苦手なゴーストには岩塩で囲まれた白い円の中は生きてる人間の保護地域となって安全だったのだ。しかしゴースト達の会話を聞いているうちに2人の兵隊たちはいくらかの興味といくらかの同情といくらかの正義感でゴースト達と話してみたい衝動にかられてしまう。

こういった怖いもの見たさに対する人間の深層心理の描写、そしてあの世とこの世の繋がりの狭間、情景の描き方は滝一也の上手いところだ。

やがて2人の兵隊たちはまるで何者かに憑りつかれたように岩塩で囲まれた白い円から出てしまい、ゴースト達と会話してしまうのだ。兵隊たちはゴーストらと酒を飲みかわし意気投合し問いかけに応え、奴らの言葉を信じようとする矢先、ある約束を執拗にさせられそうになる。

この「約束」という部分で物語はクライマックスを迎え、なんだかとてつもない恐怖が兵隊たちにも、観客たちにも忍び込み、まるで死神が「この約束を守れなかったらお前の魂を頂くよ。」的に寄り添ってこちらをじっと見つめているような感覚に陥ってしまう。

上官の忠告、ゴーストたちの言葉、どちらが真実で、どちらが陰謀なのか迷いながらも兵隊たちは彷徨える魂たちを沈め彼らとの約束を、これから生きていく自分たちの未来に向かって精一杯努力するという方向に持っていく。

ハラハラドキドキしながら観ていたワタクシは、もしかしてバロンとアーツがゴーストたちに憑りつかれてしまうのではないか、そうして兵隊たちを自分の支配下に置き、生きてる人間のものであるこの世を乗っ取る気ではないか、などと勘繰って、気持ちは戦闘態勢の準備をしていた。笑
繋がりを求めて彷徨う魂には気の毒だが、元来、この世に君らの居場所はない。

終盤、バロンとアーツが自分の人生を見つめなおし希望に転換させる終わり方は素敵だった。どの役者も演技は素晴らしかったが、やはり、主軸となったバロン(新行内啓太)とアーツ(下田修平)の演技力がなかったらこの物語がここまでワタクシを興奮させることはなかったと思う。芸術性に溢れた素晴らしい舞台だった。
『OLと魔王』 ご来場ありがとうございました◎さよなら魔王!また会おう!!

『OLと魔王』 ご来場ありがとうございました◎さよなら魔王!また会おう!!

舞台芸術集団 地下空港

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなか
衣装やセットが個性的でよかったです。
コメディーだけどちょっと皮肉があって心地よかったです。
誰もが持っている煩悩の部分を面白く表現していて納得しながら見てました。

ただ、前回の「巨人達の国々」と同じように物語に入り込むのに時間がかかりました。
そして、せっかく世界に入ったのに、劇場の中央に座ってましたが袖が開放されていてスタンバイしている役者さんが見えたりして一気に現実に引き戻されてしまい残念でした。
前回の作品と川根さんと横山さんが同じような役柄でしたので違う役も見てみたいと思いました。
また機会があれば是非地下空港の作品を観に行きたいです!

SWEETS

SWEETS

ehon

座・高円寺1(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

衝撃のラストシーン!!!!
一見すると現代にありがちな普通の家庭を描いたドラマにも思えるんですが・・

広い座・高円寺1の舞台に子供部屋・居間・いろいろなシーンを演出する回転舞台。
立体的な舞台装置はなかなか凝ったものでした。

かなり頻繁に場面転換する映像的なお芝居でしたが、ほんわかムードのホームドラマっぽいたちあがりから、徐々にその家族に隠された真実が、謎解かれていくんですが・・ 

中盤からはなんとなく展開が予測はできるんですが、
ラストに向かっては背筋が ぞぞーーっ とする感じがしました。

結局家族全員を殺してしまうという結末なんですが、ラスト30分くらいは、息を殺して舞台を観ていました!!

葛木さんて女性の書いた脚本って気がしませんでしたねぇ。

ストーリーに対しての好き嫌いはあるかもしれませんが、作品として、キャストさんの演技という点からは  凄すぎる!!!!のひと言です。

モダンスイマーズの古山くん、クロムの幸田ちゃんは期待通りに良かったんですが、佐藤みゆきちゃん(こゆび侍)は凄かったですねぇ~!!

自分自身の悲惨な過去を内に秘めた二番目の父親の連れ子役だったんですが、彼女の演技をずっとガン見してました。

円城寺さんも優しい母親から、狂気的な母親へのベールがはがれた時、ゾクっとしました。

後味いいか? というとそうでもないんですが、作品のクオリティとしてはハンパないものだったとおもいます。 

SAMURAI 7

SAMURAI 7

ネルケプランニング

青山劇場(東京都)

2010/11/20 (土) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★

全員ハッスル
相葉弘樹さんが、どの瞬間とってもシルエットが美しくてすばらしかった。しかも、長槍を持ってのダンスな訳で・・・どんな筋肉してるんでしょうか・・・頭が下がります。
加藤雅樹さんが全然加藤雅樹って分からなかった。驚異のおやじ武士ぶり。

演出がつかこうへいっぽいなぁ〜と思ってたらつか劇団関係の方が演出されていたことが後から分かり納得。全編突っ走って駆け抜けてしまうのが少しつまらない。圧倒的パワーを放出することが要求されるつか芝居ならそれでもいいのかもしれないが、そこまでのものはなかった。

クリスマス・キャロル

クリスマス・キャロル

ドワンゴ

博品館劇場(東京都)

2010/12/22 (水) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★

人の歴史がものを言う
堀江さんは本当に凄いと思います。歌って踊って、演技して。心を打たれた人は少なくないと思いました。特に、おじいちゃんから青年期のスクルージにバトンタッチするときの目の色の変わり方、あれが凄かったです。役者でした。

ホリエモンが話題に上がるのはしょうがないとして、しかし、宮下さんのがんばりが半端なくてヤバかった。あれだけ気合いの入った演技、本当に血管が切れないか心配してしまいました。体全体でもう役を演じきっていて天晴れ。

演出の湯澤さんが歌い手だからか、とにかく全員歌が完璧でした。

ネタバレBOX

幸せな家庭を見せつけられて、それだけで改心したように見えましたが・・・実際のクリスマスキャロルもそうなのかな?
ニコニコ東方見聞録

ニコニコ東方見聞録

ドワンゴ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2011/01/07 (金) ~ 2011/01/12 (水)公演終了

満足度★★

ファンサービス満載公演
役者がほとんどニコニコ動画のスターであるということが凄い。生で会える!
会場には熱気と盛り上がりがあって、ニコニコの民による民のための公演として成功を実感した。

ネタバレBOX

ネタ盛り過ぎで冗長気味。
ぽこたは役者ではないが、ぽこたの芝居が観たいと思った。これからに期待。殿はこのままでOK。
水飲み鳥+溺愛

水飲み鳥+溺愛

ユニークポイント

「劇」小劇場(東京都)

2011/01/18 (火) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★

色合いの異なる2作品
まったく異なるテイストの2作品。
「溺愛」はいままでのユニークポイントとは違い、難解で私にはよく理解できなかったが、舞台美術や衣装、女優さんたちの演技には魅せられた。
「水飲み鳥」は再演だそうで、初演を観ていないのでありがたい。舞台設営を見せてもらえたのもよかった。
個々の感想はネタバレで。

ネタバレBOX

「溺愛」
福岡の保険金殺人事件をモチーフにしているとのこと。本作は別の実在の殺人事件との共通点も感じ、興味深かった。
まず、登場人物の役割と関連性がよく理解できなかった。
カズコ(北見直子)が夫殺しを自供していて、姉妹はその証言からカズコの子供のようでもあるが、母親を演じるのはジュンコ(小助川玲凪)であるため、混乱してくる。
姉妹の話はカズコの少女時代の体験でもあり、母親から疎まれる姉娘(久保明美)はカズコ自身で、溺愛される妹娘(宮嶋美子)はヒトミ(宍戸香那恵)なのかもしれないし、カズコの心の中の声がヒトミなのかもしれないが、殺人を犯した女性はジュンコなのかもしれない。
たしか、この事件は、殺人教唆された女性がいたと記憶しているので、劇中の会話から、カズコをヒトミがマインドコントロールしているようにも見えた。
「物語の進行係」を自任する男(安木一之)の存在も中途半端に感じた。安木が台詞を噛んだのが惜しい。いつも主要な役を演じる彼には珍しいことだ。
個人的には、裁判の経過を説明する字幕、この文字の大きさで横文字というのが、視力の弱い私には見えづらかった。
宍戸は昨年のコマツ企画の「どうじょう」で新境地を開いたと感じたが、今回も魅力的。最近、ますます美しく演技が冴えてきたと感じる。小助川の個性の強さが目をひく。アングラ風だが、コメディーでも観てみたい人。姉役の久保は、台詞に説得力を感じた。ユニークポイント常連の宮嶋は12歳の少女に見える不思議な女優さん。女優陣の中で、カズコ役の北見が埋没してしまった印象なのは惜しい。これは役の位置づけのせいでもあると思う。
舞台美術と一体となったような女優のからだを覆うオーガンジーの衣装が美しく、下着の紫の視覚効果も抜群だった。
このお芝居、整理、再構成して再演してほしいと思う。

「水飲み鳥」
交通事故死した高校の同級生の葬儀に集まった男女の一夜を描く。
どことなく青年団の芝居を思わせる。
ユニークポイントへの出演も多い泉陽二と、洪明花の好演が光る。
障害のある息子を持った山下役の森宮なつめは生活感が出ていてとてもよかった。
ラストシーン、「みんな黙って帰っちゃったの?」と驚いたが状況からして考えにくく、一瞬、これはもしかして森(泉)の夢だったのかとも思った。
森が雑談中「明日は日曜日だから仕事は休み」と言っていたので、あわてて飛び起きてカバンを持つのもおかしいな、と思い、森は疲れており、夢から覚めて寝過ごしたと思ってあわてたのかな、とも解釈した。
そのへんがあいまいで、もう少しはっきり描いてもよかったのでは。
表題の「水飲み鳥」はどこからつけたのかなと考え、人家の庭などに水を飲みに来る野鳥は、未明にいつのまにかそっと来て去るという作家の随筆を読んだことがあるので、それを同級生たちの姿になぞらえたのかな、とも思った。
(再演)酒と泪と男とオカマ(ご来場ありがとうございました!)

(再演)酒と泪と男とオカマ(ご来場ありがとうございました!)

ザ・プレイボーイズ

OFF OFFシアター(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

私の半分のあのひと
父がオカマという異様な設定なのに、親子のすれ違いや愛情がごく自然に描かれていて、感情移入しやすかったです。親父さんの破天荒ぶりも、いやらし過ぎずw キャラクターに愛着がもてました。

ネタバレBOX

お父さんのキャラクターが、ある程度中性的に描かれ・演じられていた所が、好きでした。

キャラが濃いから「普通の親父がほしい!」っていう台詞が面白くて。
でも男性として奥様を愛している部分、性別は関係なく二人分 息子を愛している部分が垣間見れて、後の泣き所にうまく誘導されました。。
伴侶を無くした人が亡くなった相手と同質化するっていうのは心理学の事例で読んだ気が・・単純にオモシロイ設定に見えて、緻密に構成されてるんだろうなぁ。と、深読み。


一番見どころに感じたのはモテない男の子のしょうもなさや愛おしさを描く、っていう 過去の作品に多用されたテーマから離れたところ。
家族モノなのにベタベタし過ぎず (物理的にはしてたけど) そこがまたぐっと来ました。
それから、3作品観た中で一番、女性が登場しないことが自然に感じました。

早く次回みたいな。。
無礼講 Break"0"

無礼講 Break"0"

to R mansion

座・高円寺2(東京都)

2011/01/22 (土) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★

まさにお祭り!
サーカスの道化師たちが、町に繰り出してきたような楽しさ。アクロバティックな演技は、完成度が高い。でも、舞台上、しかもかなり大きい、で見せるとなると、どこか雑然とした印象になってしまった。ある程度の整然も必要。

クオリア

クオリア

(劇)池田商会.

ぽんプラザホール(福岡県)

2011/01/22 (土) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★

メイクと演技
あと小道具、包丁やばらばら死体。
エレベーター、リアルなドリンク。
手のこんだ作り方でサスペンスドラマのようだった。
久保さん熱演、上手いなぁ~~
つじさんの「誰も信じない!」ってことばに妙に共感。

ネタバレBOX

ちょっと長かったかも(2時間超)
個人的にはもっともっともっと怖くてもよかった、ははは
秋子

秋子

オフィス・サエ

スタジオVARIO(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇だからこその表現
 リアルなセットも小道具もない舞台。
 竜巻までをも役者が表現する。
 そして、炎を見、崩れた我が家を見、大惨事を見ている役者の目、
 その目の中に、観客である私達も同じものを見せられる。

 想像力を掻き立てられる、舞台。

 これこそ、演劇だからこその表現だと思う。

 私は、こういう舞台が観たいんだと思う。

ラブレター

ラブレター

南河内万歳一座

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2011/01/22 (土) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

パワーあふれる
パワーあふれる舞台で見応えがあった。
休み後の公演も楽しみにしたい

アレルギー【公演終了!!!ご来場誠にありがとうございました!!!!】

アレルギー【公演終了!!!ご来場誠にありがとうございました!!!!】

ギグル

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

あは、あは、あはは
基本的な進行・構成は決まっているものの、即興部分もあり…どころか前説などによれば台詞も決まっていなくて、毎回その場で浮かんだ「生の言葉」を口にするとのこと。
 
ビフォアートークからユルいと言おうか和やかと言おうか、そんな空気が客席を満たし、本編の始まる頃にはもう身も心もリラックスして「箸が転げても笑える」ほどに…(笑)

もちろん本編もユルさ満載で、難しいことなど一切考えず、ただひたすら「あは、あは、あはは」と笑っていれば良いという気楽さ。

しかも多彩な出演陣の個性がよく発揮されており、連作コント風でありつつも全体的に流れがあって一応オチがついた後に「ボーナストラック」的なパート(←アフタートークより)があって終わる75分、もう観終わったら心が温泉に浸かったか遠赤外線を浴びたかのようにぽっかぽか。
前日のソワレとは全く対照的で、これまた大いに楽しからずや。

遭難、

遭難、

shang yu

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2011/01/22 (土) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★

もっと快適な劇場で!
この作品の初演って確か青山円形劇場ですよね。あんな感じの客席だったら、2時間15分でも行けると思いますが、スタジオホールでやるなら途中休憩を入れるなり、対策が必要だったと思います。後半、集中力が続きませんでした。作品は面白かったです。

これが現実だ-プレビュー公演

これが現実だ-プレビュー公演

三角フラスコ

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2010/11/21 (日) ~ 2010/11/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇×音楽
虚実がいり混じったこの作品に「これが現実だ」というタイトルが与えられているのは、奇跡のようにも思えます。完璧に仕上がったプレビュー公演。見事でした!

わが町

わが町

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2011/01/13 (木) ~ 2011/01/29 (土)公演終了

満足度★★★★

演劇を観た
11列なのでオペラグラスを持っていったが、最前列であった。

静かに芝居が始まり静かに終った。

休憩を挟んで3時間弱であるが、ずっとひきつけられ、芝居に取り込まれていったという感じであった。小堺さんがなんともいえない存在感で、芝居をより高めていた。

なんとも心地よい時間をすごさせてもらった。
色調もモノトーンを基調としていて、ピアノの伴奏も照明も、何もない舞台も一体となって調和の取れたすばらしい作品であった。

SWEETS

SWEETS

ehon

座・高円寺1(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★

スロースタートで後半はトップスピード
前半はゆっくりと話は進んでいくが、だんだんとスピ-ドをまして、最後はメーターが振り切れるような感じ。

最初は、登場人物の相関が少し解かりにくかった。

永野宗典不条理劇場「虚業」

永野宗典不条理劇場「虚業」

ヨーロッパ企画

リトルモア地下(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/24 (月)公演終了

満足度★★★

???
難しかったかといえばそうではない。

易しかったといえばそうではない。

つまらなかったといえばそうでない。

楽しかったといえば、まあ楽しかった。

不条理な芝居であった。

VOL2があればまた観にいくであろう

アフターサービス【月1WS開催中!】

アフターサービス【月1WS開催中!】

プロデュースユニット四方八方

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/01/20 (木) ~ 2011/01/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

アフターサービス
この観た後の清々しさといったら!

話の中に悪い奴なんて1人もでてこないし、みんな必死で生きて、「死にきって」いる。
働き方とか生き方とか考えさせられるけど決して押し付けがましくない。

正攻法のハッピィな芝居だと思った。

ぜひ間連作と共に再演熱望!!

SWEETS

SWEETS

ehon

座・高円寺1(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

眼を逸らさせない求心力
事前情報から予期したほどはダークでなく、若干のアブなさはありつつ淡々と進んでいたかと思ったら、終盤でいくつかの流れが好転するかに見えた後のクライマックスが壮絶で、もはやダークと言うよりはヘヴィー。
危うく揺らぎながらも辛うじてバランスをとっていた家族のあれこれが、少しだけ良い方向に向いた反動で一気に崩れ落ちたようで、しかし、眼を逸らさせない求心力のようなものがある演技・演出が秀逸。

ネタバレBOX

また、悲劇として終わるのではなく、最後に微かに光明を見せて終わるのが何とも上手い。悲劇のまま終わるという流れも十分にあり得るだけに、この救いが本当に利いているんだな。

このページのQRコードです。

拡大