「したごころ、」【満員御礼!千秋楽を無事迎えることが出来ました!】
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2011/02/25 (金) ~ 2011/03/20 (日)公演終了
満足度★★★★
友達と21時の回を観て、終演後も楽しいお酒を飲みたい
本物のバーを舞台に、バーで起こる恋の騒動を描きます。演技はカウンターの周囲で行われ、観客はそれを奥の席から眺めます。奥といっても最前列の席は、手を伸ばせば役者さんに届くほどの、かぶりつき状態です。ご都合主義な展開かと思わせておいて、簡単には成就しない恋の数々。リアルな生活感を前面に出しつつ、ベタな笑いや場面転換も堂々と見せて、場に負けない物語になっていたと思います。
役者さんの演技にはむらがあるものの、お酒をいただきながらの1時間なので「こういうスタイルでお芝居を楽しむのはアリ!」と明るく受け入れられました。
会場は恵比寿駅から徒歩2分ですから、21時開演の回などは会社帰りにあせらず伺える時間帯です。公演期間が2週間と長く、「託児サービスあり」「全編手話通訳あり」の回もあります。観劇のハードル、バリアをできる限り取り除こうと、有言実行されているのが素晴らしいですね。
ネタバレBOX
若いホストと彼に貢ぐ金持ちの女性、無自覚な結婚詐欺常習犯の女性と彼女をおとり調査する私立探偵、乱暴な借金の取り立て屋と彼のDV(?)に耐える看護師という3組のカップルの恋愛を、ほぼオムニバス形式で描いていきます。どれもアンハッピー・エンドになるのが大人向け。最後は女性バーテンダーとアマチュア料理人という幼なじみ同士の、ほんのり甘酸っぱい恋の芽生えを見せて終幕。後味良く終わらせるのにも、大人の心意気を感じます。
時計が故障しているという設定にして、観客に実際の時間の経過を意識させず、19時から24時までのバーの出来事を描くというアイデアがとても良いですね。
開幕すると、受付をしていた女性が音響を、飲み物を作っていた男性が照明を担当されていました。規模が小さいからこその手作り感が素敵。会場側と作り手側とがともに作品にかかわっていることが、「エビス駅前バー」という場ならではの力を生み出しているように思いました。
日本人のへそ
こまつ座
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2011/03/08 (火) ~ 2011/03/27 (日)公演終了
満足度★★★★
すっかり煙にまかれ!
確かに井上作品の原点なのでしょう。若い井上さんを感じました。
ネタバレBOX
前半が1時間50分、休憩15分を挟んで後半が55分。最初張り紙を観たとき、なんでこんなにいびつな分け方をしているんだろうと思いました。案の定、前半の途中でトイレに立たれたご老人もいたくらいでした。しかし、それには理由があったんですねー!
前半は吃音治療の一環として吃音患者たちによる集団劇で、患者の一人であるヘレン天津の半生記を描いた物語、そしてその最後に政治家が刺される殺人未遂事件が起こり、後半はさらに殺人へと発展したその事件の解決編という様相で進行し…、と思いきや、ラストのどんでん返しで全てはヘレン天津の浮気を疑った政治家の壮大なお芝居だったというものでした。
初演の1969年当時は30代中頃ですか、井上さんも若かったんですね。始まってすぐに乳揉みたい的な台詞がしつこく出てきたり、集団就職を前にどうせ東京へ行ったら誰かにやられるんだからいっそ今自分の手でと考えた父親による凌辱がヘレンの吃音の原因であったりと性描写が少し露骨でした。
社会の構造も、チンピラ、やくざの親分、右翼、政治家という階層になっていて、政治家も主流、反主流、当選回数による序列に縛られているというものでした。当時は面白かったかもしれませんが今見ると古い感じがします。
もし井上さんが生きていたら、現在に置き換えるくらいの手直しをされたのではないかという気がしました。
TRAVELING
東京グローブ座
赤坂RED/THEATER(東京都)
2011/03/02 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★
時間を飛び越えて
タイムトラベルものは、時をかける少女などが有名であるが、本作はシリアスではなく、ライトコメディーに仕上げられている。
主演の佐藤さんはコミカルに役柄をこなしていて、芝居をひっぱていた。脇もいい役者が固めていて、楽しい時間をすごすことができた。
ドロシーの帰還
空想組曲
赤坂RED/THEATER(東京都)
2011/02/23 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了
満足度★★★★
見事な二重構造
深層心理とファンタジーを絡めた作品が得意なほさかようさんらしい秀作だと思います。
「オズの魔法使い」の世界と現実世界との見事な二重構造。
俳優陣も適役がそろい、きめ細かい演技で見ごたえがあった。
物語のラストへ向けての収束のしかたも納得でき、後味がよく、スッキリできた。
原作の「お茶会」と喫茶店(レストランのような感じだったが)を連想するようなシュールレアリスム的だまし絵風な舞台美術も素晴らしい。
ネタバレBOX
小玉久仁子が、いつもと違う役どころで新鮮さがあった。
久保貫太郎、藤田記子の等身大の人物像に好感が持てた。
西の魔女と編集者の2役の井俣太良が個性的で面白い。
齋藤陽介の青年がブリキとの共通点が感じられ、的確に演じている印象。クルッと手を回して回転するダンスの動きも美しい。
ドロシー役の小野川晶がファンタジーの世界をいやみなく演じていて感心した。
オズと高峰ドロシー(藤田記子)の父親役を二重に演じるという設定が心憎く、中田顕史郎も巧い。
父親の関西弁が多少ぎこちなく聞こえたのと、高峰ドロシーの台詞で1箇所、ら抜きの台詞があったのは残念だったが。
ウェイトレス(梅舟惟永)の台詞の真意が、私のような鈍い観客にはちょっとわかりにくかった。
5seconds
パラドックス定数
The Art Complex Center of Tokyo(東京都)
2011/03/08 (火) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
実話をもとに構成された、緊張感溢れる舞台
見始めたのが最近なので、まだ数本しか観ていないのだが、パラドックス定数にはいくつかの顔があると思う。
そのうちのひとつに「史実(実話)をもとにして、物語を構成する」というものがある。『東京裁判』がそれだ。
今回の『5seconds』は、まさにそれであり、日航機羽田沖墜落事故がその題材となっていた。
2人芝居。1時間40分。まったくダレることのない、緊張感溢れる舞台だった。
ネタバレBOX
日航機羽田沖墜落事故は、いくつかの流行語が産まれたように、マスコミに大きく取り上げられ、騒がれた事件である。
それを、パラドックス定数の視点から観客に見せてくれた。
事件後、事件の性格から機長の名前は伏せられたが、ここではきちんと実名にしている。
舞台は警察病院の1室で、数日にわたり、羽田沖に墜落した日航機の機長が、弁護士に接見を受けるという設定。
机には電話1台。2人は向かい合って座る。
観客はそれを取り巻くように2人を見つめる。
弁護士は当時、機長には責任能力がなかったとして無罪にしたいと考えている。
機長には心身症がある。しかし、その病気では無罪とすることはできない。
機長は猜疑心の塊となって、弁護士に対峙する。
弁護士は機長のことを、そしてなによりも事件の真相を知りたいと思うのだが、機長は心を開かない。
機長の言葉には不穏な空気が混じりはじめる。明らかにおかしい。
事件の真相は? 「5秒間」に何が起こったのか? そして、墜落させるとき、機長は何を思って操縦桿を握っていたのか?
明るい室内で観客は役者2人を取り巻いている。
つまり、観客同士の顔もわかる。
また、内容も内容なので、緊張感は凄まじい。
正直、身体をちょっと動かすのにも緊張してしまうほど。だから、ポップコーン片手に観劇なんてまったくできない(いや、普通の演劇でもダメだけど・笑)。
しかし、役者の後ろにいる観客の顔さえ消えてしまうような瞬間があるほど、集中して観てしまう。
単なる緊張感ではない、緊張感の作り込み方がうまい劇団だ。
この設定は、この舞台では成功していると言っていいだろう。役者2人に観客の緊張感が注がれ、それが観客にフィードバックしてくることで、さらに芝居としての緊張感が高まる。もちろん緊張させることだけが舞台の主眼ではないのだか。
そして、いいタイミングで緩和もある。役者が舞台からはけ、脇に行くというところがあるのだ。時間の経過を表しているのだが、それはとてもいいインターミッションとなっていた(観客は、ほっと息を吐いたりするのだ・笑)。
ほとんどの座席では、役者の一方の顔しか見ることができない。
時間の経過ごとに席を入れ替わってくれればいいなと思っていたのだが(両方の表情が見られるので)、ラストのシーンでそれをやってくれた。
さすが! と思った。観客のことをきちんと考えて演出をしているということだ。こういうセンスがいいのだ。
2人の役者は、その役柄として冷静な弁護士(井内勇希さん)、感情の起伏がある機長(小野ゆたかさん)のコントラストが良く、やはり2人の表情が見られるのはとてもいい。
2人の会話は最初から機長がイニシアチブを取っており、後半になるごとに、それに弁護士も巻き込まれていくという細かさがなかなか。
この舞台環境では、役者も逃げ場がない。その中で、これだけのクオリティで演技を続けるというのはどれほど大変なことか、想像を絶する。
しかし、2人はそれを見事にこなしていた。大拍手モノだ。
そして、ラストシークエンスの展開はとにかく素晴らしい。350便の墜落までの様子を、順を追って追体験させていく。もうゾクゾクする。畳み掛ける感じ、そしてラスト。
ある意味、事件の真相に大胆な仮説が繰り広げられ、刺激的である。
史実(実話)と虚構(解釈)のバランスが絶妙な瞬間であったと思う。
個人的には、機長はもっと淡々としていて、感情があまり表面に現れていないほうが、ラストの展開がさらに衝撃的に感じたのではないだろうかと思う。
つまり、今回の設定とは逆に、熱血弁護士と冷静な機長の対峙ということだ。
さらに言うと、もう1歩突っ込んでほしかったなとも思う。もちろん、それはとても素晴らしい舞台だったからこそ、もっと、もっとと思ってしまうからだ。
全員にかどうかはわからないが、入場のときに「うどんですかい」シリーズのカップ麺(小)のプレゼントがあった(日航だから)。チケットも搭乗券風。しかし、350便は墜落したんだよなあ(笑)。
そして、今回の企画のもう1本への期待が、もの凄く高まっている。
とりどりの咲く歌
スミカ
APOCシアター(東京都)
2011/03/03 (木) ~ 2011/03/06 (日)公演終了
満足度★★★★
個々の瑞々しさ
どのシーンにも
息を呑むような空気の実存感があって・・・。
その満ちかたの
深さとやわらかさに
しっかりと包まれました
ネタバレBOX
祖母と孫をめぐる
いくつものシーン。
それらは記憶の断片のように
緩やかに崩れた時間軸の中で
舞台に浮かび上がってきます。
花を育てることや
料理の仕方、
警察官の恋心・・・・、
現実の肌合いが舞台に満ちる中で、
二人の生活の息遣いや感覚が
ある種の温度をもって伝わってくる。
概念で考えると
とても辛くて切ない物語。
日和見のように進んでいく記憶の滅失や
主人公の当惑や抱えるものは
戻ることなく歩み続け、膨らんでいくもの。
それはなす術のない事だし
残酷なことにも思える。
でも、舞台は、
そんな概念に染められるのではなく
時間の肌触りのようなものを
感覚の広がりのままに
観る側に伝えていきます。
交番のシーンに描かれた日常から
その時々の生活の実感が広がる。
祖母の異変に気付いた時の驚愕、
痴呆が進んでいく不安、
とまどい、苛立ち、
忘却のなかにも薫る愛情の質感や
次第に失われていくもの。
祖母や孫を取り巻く
街の雰囲気まで含めて
それらが語られるというよりは
いくつもの肌触りをもった
記憶の質感のなかで観る側に伝わってくるです。
祖母の気持ちの断片が
花の育て方を書きつけた紙片に込められて、
あるいはケチャップを買い込む姿に
よしんば機能しなくなった想いであっても
孫を思う気持ちが孫の諦観と重なりあって。
祖母の抗いや愛情の奥行きが
孫や警察官たちの想いとひとつの時に
編みあがっていく。
それは、
ひとつづつ、それぞれに咲くがごとくの
シーンに費やされた時間でなければ描きえない
感覚・・・。
舞台の上手に創られた造形に
その姿をみつめる存在がおかれて
出来事と共鳴していく姿が
物語の視座をすっきりと現わしてくれる。
なんだろ、
たとえばつらかっとか楽しかったとかいう
感覚のタグが外れて
ひとつずつの刹那の
細かい粒子で描かれた実存感やいとおしさが
そのままに観る側に残る。
気が付けば
ただひたすらに
舞台上の個々の出来事の感覚に
取り込まれておりました
未来永劫(再演)
年年有魚
相鉄本多劇場(神奈川県)
2011/03/09 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★
しっとりとしたホームドラマ
2007Verを観ました。地方で暮らす、ちょっと癖のある家族の1日がゆったりとしたペースで描かれていました。
3姉妹の内の1人が東京に出ていて実家に戻って来るとか、30歳を過ぎても売れない役者を続ける人など、ありがちな設定の話でしたが、駄目だけど憎めない人たちの何気ない会話のやりとりが面白く、引き込まれました。
殊更に笑わせたり泣かせたりしようとしない淡々とした雰囲気の中、次第に登場人物たちの心情が見えてくる感じが爽やかでした。
大半の役は自然な発声、演技でリアリティがあったのですが、何人かはキャラクターをデフォルメし過ぎていて浮いて見えたのが残念に思いました。
冒頭のシーンでは2011Verの出演者も全員出ていて、2007Verとは大分タイプの異なる感じの役者たちだったので、2007Verとどう違うのか興味を持ちました。
ドロシーの帰還
空想組曲
赤坂RED/THEATER(東京都)
2011/02/23 (水) ~ 2011/02/27 (日)公演終了
満足度★★★
そうきたか~
割とよくある、ファンタジーをダークに解釈した物語かと思っていたけれど、
意外な展開だった。
コレは物を創りだす人たちは身につまされるんだろうなぁ。
キャスティングと美術が魅力的。
個人的には前作の『組曲 空想』の方が好みでしたが。
ネタバレBOX
“呪い”という言葉が印象的。
自分につよい“呪い”をかけられた人のみが
ゼロから何かを生み出すことが出来るのかも。
死刑執行人 〜山田浅右衛門とサンソン〜
世の中と演劇するオフィスプロジェクトM
テアトルBONBON(東京都)
2011/03/09 (水) ~ 2011/03/15 (火)公演終了
満足度★★★
熱気のある語り芝居でした
熱気のある語り芝居でした。
ただ、身内に法務教官のいる身としては世間からそういうふうに見られる職業なのかと改めて知ることがショックでもありました。
受け手と発信側のキャッチボールミスかもしれませんが、
穢れた感じっていったい何なのでしょう。なぜ、どこから沸いてきてしまうのでしょう。
難しいですね。
ネズミ狩り
劇団チャリT企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/03/03 (木) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
皮肉ってなかった
チャリ企画なんで、もっと皮肉った内容になるかと思いきや、どストレートな展開・内容で、非常に見応えのある作品でした。
面白かったです。
とりどりの咲く歌
スミカ
APOCシアター(東京都)
2011/03/03 (木) ~ 2011/03/06 (日)公演終了
満足度★★★
悪くはない
悪くはない物語でした。
ネタバレBOX
孫娘と祖母とのやり取りの場面は幻想的にしたかったのか、照明が暗めでした。確かに雰囲気は出ていたと思うが、表情とか分かりにくい部分もあったので、もう少し明るい方がよかったかな。
また、花壇の場所で、しゃがんでの場面がそこそこあったが、あの客席配置では最前列以外の人はあまり見えなかったのではないかと思われる。
(オイラも見えなかった部分が多々あったし)もう少し見易くなる工夫が欲しかったです。
テノヒラサイズの致命的誤謬
テノヒラサイズ
駅前劇場(東京都)
2011/03/09 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★
東京公演初日観劇!♪
すごくすごく面白かった!演技とパイプイスだけで観客をアレだけ想像させるなんてスゴイよ!本当にすごいよ!また観たい!観たよ~
未来永劫(再演)
年年有魚
相鉄本多劇場(神奈川県)
2011/03/09 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★
いいなぁ
年年有魚の作り出す空気。とても好きです。日常のリアルさが心地いいです。開演前のアレも好きです。
SIS(エスイズ)-僕の彼女は多重人格-【全日程終了致しました。ご来場ありがとうございました!】
劇団三年物語
ザ・ポケット(東京都)
2011/03/04 (金) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
良い!!
前作の「GLADIATOR~奴隷と皇帝~」がとんでもなく素晴らしかったので、
失礼ながら「あれ以上のものはないだろう・・・」とか思いつつ見たのですが。
もう、めちゃめちゃ感動です\(◎o◎)/!
泣かされるし、笑わされるし、考えさせられるし。
個人的に現代劇って「世界に入り込みづらい感」があったのですが、一瞬帰れないくらい入ってしまいました(>_<)
多重人格という重く、ややこしい内容をテンポ良く、分かりやすく、時に笑いを交えて(前回も思いましたが、笑い所をいれるタイミングが本当に絶妙)
見せてもらいました。
絶対おススメです\(^o^)/
夏への扉
演劇集団キャラメルボックス
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2011/03/05 (土) ~ 2011/03/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
タイムパラドクスなんて気にしない
キャラメルの演出や脚本に独特の押し付けがましさを感じもはや「良くも悪くも」という眼で観てしまってるひねくれた観客なのだが、今回はかなりすんなりと面白いと思えた。
原作はどうも名作と名高い古典SFらしい。やはりその面白さがこの公演の推進力になってるのだろう。ちょっと考えればすぐにタイムパラドクスが見当たるし、論理的に見れば突っ込み所満載なのだが、そんなことは二の次。グイグイと展開する冒険とロマンに溢れた物語の魅力には抗い難い。一言で言えばそう、夢がある。
原作が持つ力強さと、「SFっていいじゃない、夢見たっていいじゃない」と25年胸はって言い続けるキャラメルの志が丁度いい感じに組み合わさった良作。
権利の関係で絶対DVDでは残さないそうなので、気になる人は行って損はないかと。
ピートは正直ちょっと飼いたい。
カチューシャの人(再演)
けったマシーン
シアター711(東京都)
2011/03/08 (火) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★
勉強不足ですみません。
松井須磨子や、女優が演じる古典のことを知っていれば、より楽しめたのでしょうね。
北九州演劇フェスティバル2011 『京町小屋 寄席』
北九州芸術劇場
表現space京町小屋(福岡県)
2011/03/05 (土) ~ 2011/03/20 (日)公演終了
福岡でもやれたらなぁ。。。
3/5(土)、3/6(日)と2日連続で足を運んでしまいました。
無料でふらっと見れるし、
小屋も小さいので一体感があっていいです。
スタッフの方が温かいお茶を下さったり、心配りも嬉しい。
舞踏に、ばななのたたき売り、コンテンポラリーダンス、演劇etc.
平日も開放していて、休憩スペースとして使えるようですよ。
こういう企画、福岡でもやれたらなぁ。
バラバラに書いてるので、写真などはブログへ→http://l-project.jugem.jp/
SIS(エスイズ)-僕の彼女は多重人格-【全日程終了致しました。ご来場ありがとうございました!】
劇団三年物語
ザ・ポケット(東京都)
2011/03/04 (金) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★
脚本素敵だなって思います!
いつも楽しませていただいております。
それぞれの役が生き生きと描かれていて、
それぞれの役者さんも素敵で。
笑いが多い中、
最後は感動的にまとまっており、
とても楽しませて頂きました。
あの、犬は・・・。
最後まで、カレはなんだったのか
気になりました(笑)
音楽劇 わが町
俳優座劇場
俳優座劇場(東京都)
2011/03/03 (木) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
見て良かった!
私は「わが町」というお芝居が大好き。ハーフチケットデイがあるので見ました。そして当日券でリピートしました。台本の構成、役者の演技の指導等、演出家が良いんだなと感じました。1、2幕も良かったけど3幕が特に良かった。今まで見た「わが町」の3幕の中で一番良かった。3幕の麻乃佳世さんは素晴らしかった。あの演技なら、エミリーにすごく良い影響を与えられる。役者さんは全員良かった。金成均さん、面白かった。土居裕子さん、歌も演技も素晴らしい。再演希望。自分が死ぬのが怖かった私が、死ぬことが怖くなくなりました。演劇の力は偉大だね。
NUMBERS【全公演中止決定。いつか必ず再演を。】
Sun-mallstudio produce
サンモールスタジオ(東京都)
2011/03/08 (火) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
劇場発な企画っていうのが素敵。
30分×4本はかなーりボリューミー。2番目の演目が始まった時に「え?まだ折り返してもいないの??」って思ったくらい。上演順には異論があるものの、あくまで個人的な好み。「この並びでも観てみたい!」っていう欲を掻き立てられました。ネタバレBOX内にマイ順を書いておきますけど、ネタバレ感想も書いてるからご注意を。
狭いのが嫌な人は通路側席に座るべきかも。初日はかなり込み合っていたので身動きが取り辛かったです。
ネタバレBOX
個人的には「同居人」⇒『世田谷シルク』⇒『DART'S』⇒「The Stone Age ブライアント」の順で観たかったかなー。
テーマは各団体ごとで作品との結び付き重要度が違ってたので、「そう来たか!」みたいな楽しみ方は出来なかったのが正直なところ。だったらむしろ全団体で同じ確率を扱わせた方が作風の違いとか見比べが出来たんじゃないでしょうかね。
パンフレットに役者の名前は載ってるけど配役名がなくて残念。気になった人を今後チェックするにも、どの人がどの役か分からない。
●DART’S
いくら作中の人物であっても盛り上げの為に痛い思いさせたり殺すのって好きじゃないんですけど、DART’Sは伏線の張り方とか上手いから手段として許容出来る。が、今回のラストはどんでん返しとして弱くないか? 結局はあの後に出られた気がしなかったから、100万分の一が上手く効いていなかった。常套パターンだけど実は誰か生きてて…とかのがすんなり行った気がする。その上で更にもう一つ上の何かを仕掛けてくれる期待をしていたのだけど…。
國重さんの役名はなんだったっけ? 抉られた目玉を数えて誰かこの中にまだ見えている人間=犯人がいるって察する部分、あの行動を見逃してたらアウトじゃないか。台詞で明言しないまでも何か補足があると思ってました。見逃すっていうブラインドだとしてもそこまで読み取れない。
これ、60分バージョンを観たい。
●世田谷シルク
轟く部屋=パチンコ屋かな? イケメンの無駄遣い(笑)。絶対パチ屋にイケメンあんなに並んだりしないもん。冒頭でもうニヤニヤ。それ以降はイケメン達がこっち見るからいつも誰かとしら目が合って恥ずかしいのなんの。大丈夫か、女性客で想像妊娠しちゃう人とか出ないか? 出ないか。
正直、物語の終着は良く分かんなかったけど面白かった。シルクはそれが凄い。理屈じゃなくて感性だけで面白い。今回初見だった人達には普段やってる古典や小説とのミクスチャースタイルを是非観てもらいたいですね。
音響・照明のオペレーションや舞台上の移動や動きの修正をしていくとして、多分楽日までに一番作品が成長するのはシルクだと思う。
●The Stone Age ブライアント
第一声を発する数秒前から「演技がデカい!」と思って心の中で爆笑。なんだろ、小芝居に対して言うなら大芝居。コテコテの笑いだし、物語設定としては背景の見えない部分が相当あったけど勢いで許せちゃった。普段はあのテンションで二時間くらいのをやってるんでしょ? すげー観たい。
ヅラ、これからはわざとずらすのかな? その確認の為だけにリピートしたくなる
●同居人
未見で名前はよく見聞きして楽しみにしていただけに「あれー?」。30分が埋まっていない印象でした。やりたい場面が幾つか思い浮かんで、その間を繋いだつもりがしっかり繋げていないって感じ。男女どちらにも思いを寄せる事が出来なくて、ケンカの熱が上がっていく最中も「ねちっこい人達」に見えてしまったから先行きに対して「こうなって欲しい。こうなっては欲しくない」という期待が沸かず。ラストも物足りず。女も別の方法で自殺するだけじゃないかな。ラスト以降に対しても「こうなって欲しい。こうなっては欲しくない」が沸かなかったので、余韻とか全然なかった。
今回の形式で挑むのが苦手だったのかもしれないし、本公演がどうかはまた別に気になる。大人数だとどうなるのかも観たいな。