最新の観てきた!クチコミ一覧

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いのち ~フル~

いのち ~フル~

サンハロンシアター

ザ・ポケット(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★

臓器移植というナイーブな問題
これをストレートプレイで公演したならどんだけ重厚な作品になっただろうと思われる。しかしこの劇団にはまだそういった演技力だけで見せる舞台は重荷だったようで、こういう劇団によく見られる逃げのコネタを盛り込んだ舞台だった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

まず、自殺患者をストレッチャーに乗せた救急隊員が舞台に現われた時は意表を突かれた。この時点ではストレートプレイでやるのか・・と思ったくらいだ。そのうちコミカルな刑事らの登場で、そっちかぁ・・と思ったのだ。笑

今回の物語は14歳の自殺患者が運ばれてきたことから始まる臓器移植に対し院内の医療現場に関わるドクター、看護師、移植コーディネーター、家族らの思惑を描いた舞台だった。今回の物語の見どころとして、それぞれの立場が違えば考え方も違ってくるのは当然なのだが、丹羽医師の言動はある意味、現場医師として普通のような気がする。

移植専門の大病院に到っては臓器移植執刀医が臓器の持ち主の名前さえ知らされない場合も多い。この時点で臓器はモノであり執刀医氏はそういった詳細を知らされない方が雑多なストレスや、煩わしさから逃れることが出来、ただ単に執刀医として仕事がこなせるのだ。まさに病院は臓器農場のような感覚にさえなるが現場は意外にそんな感じなのかな、とも想像する。

ドクター達は常に移植待ちの患者や家族をみながら、ついに亡くなってしまう患者らを歯がゆい思いでみてるのかもしれない。だから移植を率先する医師が待ちの患者寄りになるのは致し方ないことで、一体の死者の臓器で何人助かるか・・の対比を巧妙に演出していたように思う。

また人間の死後、魂と共に蘇ると信じるアジアの信仰と、欧米のように死者の身体と魂は別物という信仰の違いも、日本での移植をめぐる家族の心理の問題も浮き彫りにさせる。

赤い風船と少年の演出、赤いドレスとハイヒールの少年の母の描写、これらは暗い舞台に赤々と映えて否が応でも目に焼きついた。このカラーを操る絵画的な芸術性に反比例するように、二人の刑事のアホッぽさも中々コミカルな仕掛けだ。物語は解りやすく観易い。強いていえば助長に感じられる場面もあったのでその部分を濃縮させて欲しかった。
水際パン屋~WATER FRONT BAKERY~

水際パン屋~WATER FRONT BAKERY~

カムカムミニキーナ

吉祥寺シアター(東京都)

2010/11/03 (水) ~ 2010/11/17 (水)公演終了

満足度★★★★

カムカムミニキーナ初見!
20周年ということもあり、八嶋智人さんが出演していた。
魅力的な作風で、私は面白かった。
デートで観劇したのだが、内容がちょっと難しくて彼女が寝てしまった(苦笑)。

街挿話(公演日程が決まりました)

街挿話(公演日程が決まりました)

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

観てきた!
たのしかった。

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

不都合な四日間≪終演致しました!沢山のご来場ありがとうございます!≫

クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)

テアトルBONBON(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

夏のオールスター戦!?
個人的にはとても楽しめた!!
企画が面白く、評価したい。
新しいことをすれば、必ず賛否両論になる。
どんな仕事だってそうだ。だけど同じことを繰り返しては、発展はしない。
そういった意味でも良い公演だと思う。
色々な劇団の作家が、リレー登板。
3番手が乱調気味に感じたが、それもまた良し(笑)
あとはネタバレで。

ネタバレBOX

基本的には、コメディーの流れ。
ある喫茶店で巻き起こる騒動を4日間で描いている。
1日目~4日目まで、1日ずつ別の作家が交代で執筆。
1,2日目は完全なコメディー。各々特徴があるが、概ね自然な流れ。
3日目は完全に作風が激変。一気にシリアス?な雰囲気に。正直流れが変な感じになった(笑)。
4日目は、その流れを断ち切り、またコメディーとなって収束。
私は今後も続けて欲しいと思う公演であった!
なんと言っても、作家の組み合わせにより、色々な世界感が観劇できるのだから。
ちょっと違うかもしてないが、Mrs.fictions さんの「15minitue made」公演のような、ワクワク感が期待できる。
十字路と絵本(終演いたしました!ご来場誠にありがとうございました。祝!!2011年上半期シアターシャイン演劇奨励賞を受賞しました!)

十字路と絵本(終演いたしました!ご来場誠にありがとうございました。祝!!2011年上半期シアターシャイン演劇奨励賞を受賞しました!)

tYphoon一家 (たいふーんいっか)

シアターシャイン(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

絵本のような
好みのタイプのファンタジーでした。人生の岐路は、まさに十字路で、まっすぐにも進めるが、右も左にも、そして引き返すこともできる。いくらでもやり直しもできるが、なにかを失うこともあるけれど、見えなかった事が、やっと、わかったりと、悲喜交々を絵本の中の3つの世界(作者も3人)で、描いていると思いました。絵本の世界観が、良く出ている美術は、イメージピッタリでした。各キャラに似合うヘアーメイクや衣装、小道具の色使いや質感も、作品にとても合っていて、良かったです。作品のあらすじは他の方が書かれれいるので、ネタばれは個人的な感想です。

ネタバレBOX

「嘘と踊るソナタ」・・・作:藤崎綾子さん
真の友情とは?と感じた作品。琴音(こうのゆかさん)が、ちょっと憧れながら頼りにしていた親友(佐々木ゆりさん)との仲が、恋(岩間健児さん)やお金という現実で崩れてくる残酷さもあったが、自分の殻を少し破る事が出来そうな琴音を感じた。琴音の自信無さげな姿勢から無邪気な笑顔、一喜一憂する複雑な心情表現が、とても良かったです。
顔の左右で違うメイクも、心情の光と影として、作品にとても合っていました。

「幸せな日々」・・・作:小林一恵さん
夫婦愛を感じた作品。恋愛でもそうだが、女性が男性に『痘痕も笑窪』的幻想から冷めていく感が、とても的確だと思いました。幻想だと気づいてからは、ちょっとした事でも気になってしまうが、なんとか持ち直そうとする妻(小林一恵さん)の葛藤と愛情表現が、とても良かったです。この感覚って、恋愛に限らず、大なり小なり、人の持つ陰だったりするな~と、思いました。
妻の願望と葛藤を、ピエロ(清水良憲さん)が舞台脇で後押しするのが、時にコミカルだったり残酷だったりと、パントだけなのに、良かったです。
幻滅していた夫(滝本啓太さん)が差し出すトランプ<ハート❤の10>に込められた愛情表現(❤の数が一番多い=いっぱいの愛)が素敵でした。そんな事でも愛情確認できる喜びは、女性特有かもしれないけれど、同感しました。
そして、手だけの宅急便屋さんの、演出も良かったです。

「彼女から遠く離れて」・・・作:松下愛子さん
家族愛を感じた作品。母の介護に追われるメグミ(柳カナエさん)の元に、久しぶりに見舞いに来た兄マコト(古川桂次郎さん)と喧嘩が絶えない。幼少期母の愛をもっと欲しかったメグミにとって、母の介護の為の犠牲は、兄との口論になってしまっていた。
業者(ティラミス田仲さん)が、家の荷物を処分する際に、母の昔の日記が見つかる。若かりし母キョウコ(聖子さん)が日記を語る形で、兄妹には子供過ぎて解らなかった母の愛や生活の現実がみえてきて、兄妹愛も思い出し、凝り固まったメグミの心が、解けていく姿が、見事でした。

光輝く夢(願い)をかなえる為の、現実に秘められる陰や毒を、絵本仕立てというオブラートに包む感が、良かったです。
壁の窓の向こう側を通る人々の、ふっと見せる深層心理が、的を得てると思いました。
暗転中に、舞台のセットを動かす人がマントかけてたり、細かいコダワリも良かったです。

壁の月とお日様の表情も質感も良く、床の絵も素敵でした。床にしとくのは、もったいないと思いました。パステル系のフエルトや紙粘土風?の質感の小道具達が、とても良かったです。

前回とは全然違うカラーに驚いたが、人の心情って、どこか滑稽で矛盾してるけど、魅力を感じました。次回作も、楽しみにしています。
閻魔堂コロシアム

閻魔堂コロシアム

サイバー∴サイコロジック

OFF OFFシアター(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

観劇
面白かったよ。

月刊彗星マジック四月号

月刊彗星マジック四月号

彗星マジック

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/04/12 (火) ~ 2011/04/12 (火)公演終了

満足度★★★★★

ラスト月刊彗星マジック
一年間毎月新作を上演し続けてきた、月刊彗星マジック『定点風景』
四月号はそのラスト。
三月号でいったんお話は終わり、今回は外伝的なお話でした。

今からずいぶん前のお話。わたしからしても、ずいぶん前の。
そうして語り始められるお話は、『定点風景』の序章ともいうべき、原点、過去のお話。
ずっと『定点風景』世界で語られ続けてきた、何もかもを飲み込み広がり続ける森の、謎に迫るお話でした。

稽古場配信でチラっと見させていただいた舞いのシーン。
あそこ好きです。綺麗。
稽古着な配信時と、本番の衣裳を着けた状態では当たり前ではありますが、全然違って、見惚れました。

ななさんが絵を描く時の、ふわふわっとゆらぐ腕の仕草も好き。
ただそのまんま表現しちゃうんじゃない、情緒豊かに作られた雰囲気が魅力のひとつかな。

語られた、森の原点にまつわるお話はわたし的には衝撃的で。
終演後、勝山さんひっつかまえて質問攻めにしてしまいました(笑)
でもやはり、それだけ聞きたいと思ってしまうのは、それだけ世界観が豊かというわけで。
観客それぞれが観て、観たものに対して各自思いを巡らせられる余地、世界の広がり奥深さが、良い。

最終話もとても深く、心地良い余韻の残るお話でした。

ネタバレBOX

そして、本公演が間近に迫っております。
どんな世界に仕上がっているのか、なんだか観る側のわたしが緊張(笑)
一週間が長く感じます!!

先行予約特典でいただいた、この4月号のお話のアナザーストーリー。
震災をうけて、勝山さんの優しさによりお蔵入りとなった、もうひとつの最後の『定点風景』が、手元にあります。

そんな優しさでできている『定点風景』の世界、ぜひひとりでも多くの人に観ていただきたいと思います。
プラズマ・バンドワゴン

プラズマ・バンドワゴン

化石オートバイ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/06/24 (金) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★

不思議わーるど
初めての化石オートバイ本公演でした。

ふしぎ~なお話でした。
始まりは現実なんだけど、そこから一歩踏み込んだ隣の世界。
平凡で代わり映えのしない日常は退屈かもしれないけども。
退屈なままで終わらせるか、その日常の中に潜むかけらを拾っていかに日常を楽しむかは、その人次第。
そんなこと思いましたね。

ほんと様々な受け取り方、観方のあるお芝居だったと思います。
普通に観て、エンターテイメント性が楽しく痛快でもあったし。
語られる内容から、内面に訴えかけてくるものもあったし。

だって、ご出演されてる役者さんがモンスター級なかたばっかりなんだもん!
そりゃ見応えありますって(笑)
少数精鋭で、激うま豪腕なお芝居を堪能させていただきました。
その演技観てるだけでも、すでに満足。
そこに非常に独創的な設定のお話、くるくる展開。
初めてでしたが、とても上質な舞台で良かったです。

ネタバレBOX

石原さん・・・チラシでは確かに女装でしたが。
ほんとに女装!あれほど女性に見えない女装もそうそうない!(笑)
プロレススタイルにもなったり、全キャラ中一番盛りだくさんだった気がします☆

山浦さんは、『BOOK』を思い起こさずにはおれない。てかあれは『BOOK』だ!
今にも一人称でしゃべりだしそうなw

赤星さんの声の通り方に衝撃。
2ndという広めの空間中に響き渡る声量がすごい。

4

4

DanieLonely

自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)

2011/06/29 (水) ~ 2011/06/30 (木)公演終了

満足度★★★

男性四人の会話劇
Nyanはカフェ空間とはいっても、公演毎に使い方は様々なのですが。
『4』では、カフェとして空間全体をあますところなく最大限に有効活用されていて。
カフェ公演の魅力が満載でした。

作品世界の設定がバーだったので、キッチンスペースはもうそのまんまバーカウンターで。
2階も使っていたし、トイレまで舞台の一部として使われていて。
そしてカフェ公演にしては珍しく、照明がとっても芸術的でした。
Nyanは音響もいいので、全体的に臨場感が高く。
観ているというよりは、作品世界に自分も存在しているかのような、あのカフェ公演ならではの感覚が存分に味わえました。

お話的には、十字路伝説を題材にした、現実と虚構が混ざり合う、ホラーテイストも盛り込まれたもので。
間近で観られるからこその声を張らない自然な演技で、しんと登場人物の心理に入り込めました。

わたし的には好きな感じ。良いお芝居をありがとうございました!

ネタバレBOX

よくよく振り返ると、野球狂の詩子にも出ていらっしゃったことに気がついた濱本さん。
台詞回しがキザな感じでちょっとむずむずしましたが、あの作品世界にはなんだか合っていて観ているうちに慣れました(笑)

加藤さん、わたしの浅い観劇歴で観たことのある舞台の中でも、全部色が違っていて、今回もまたまったく違った!
観る度に違う顔が見られそうな期待感を抱いてしまいます☆
5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

MU

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

ちゃんとした大人
とにもかくにもキャストの演技力が素晴らしい!マチネで演技力がイマイチな舞台を観たから特にそう思った。笑
セットも素敵だ。舞台床の段差の隙間に単行本を無造作に並べてある。物語は学級崩壊を扱った静かな破壊力のある作品でワタクシの好みのど真ん中だったので評価は高い。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

教師役の久保亜津子(向陽舎)がひじょうにいい。本当に教師に見えちゃうところも臨場感バッチリ!そして小学生を演じた今城文恵 宮川珈琲も素敵だ。
ハセガワアユム 自身が破壊的な小学校と高校時代を送ってきたせいか、こういった闇についての描写は群を抜いてると個人的に思う。

そうしてメッセージ的に使われる「ちゃんとした大人」という、云わば造語のようなものはこの世に存在しない。笑)  元々、人間そのものがどこかしら欠陥だらけだからだ。ワタクシが子供だった頃も大人に対して神々しい感情を抱いたことはなかったし、教師にしたって、まともな教師に出合ったことがない。そうして今度は自分が大人になったときに自分自身も含めて世の中の大人と称する人たちの子共じみた行為や言動が、当たり前のように氾濫しているのだ。

もし仮に大人のような大人を見かけたらそいつの服を剥ぎ取ってみるがいい。笑

ここで登場する教師も保護者も、まともな大人はいやしない。ぶっ壊れた小学校の授業参観日に裏サイトで呼びかけボイコットする生徒ら。ミサの母親とシュートの父親の不倫を知ったミサがシュートとセックスをしてしまう闇。しかしこの2人が「この街を出よう」と誓いあう行為の先には希望がある。

既に学級崩壊したクラスの担任・梶浦はどうにもならない現況を破壊してしまおうと爆弾をしかけるが猿山のボス的存在の教師に一度崩壊したクラスをリセットする力量はない。そこにあるのは破壊だけだ。しかしそういった暴力に対して神々しく上から目線で「みんなに5分だけあげます」と微笑み、その5分の間に「感じる事よりも考えることに意味がある」とのたまい説法のような道徳を吐く姿が滑稽だ。爆弾を仕掛けた教師が生徒に対して「未来について考えろ」という。なんとも理不尽な言葉だ。笑

こういったナンセンスコメディ的なバイオレンスが好みならドツボにハマル。
更にトークイベントも楽しかった。意外に若宮の司会が絶妙で感心した。トークの司会としてもイケルんじゃないか。笑

CLOUD -クラウド-

CLOUD -クラウド-

青山円形劇場

青山円形劇場(東京都)

2011/06/23 (木) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

ディック、読んだ?
最後、オガワ(田口トモロヲさん)の顔を見たら・・涙が流れていました。まいったなぁ・・そんなつもりなかったのになぁ。
『このあと同じ時間が経過すると、自分はこの世に存在しない』フライヤーのコピーの意味がわかりました。
音楽にも脳が揺さぶられました。

5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

5分だけあげる(終幕御礼・御感想お待ちしています。次回公演は2012年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭参加決定)

MU

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

今回は
王子小劇場
空間は広く シックに クールに
登場人物は
ホット
台詞に
ビビッと きたり
いろいろなメッセージが はいりつつも

55分
の凝縮

今城さんは あの年齢に みえてくるなあ

いのち ~フル~

いのち ~フル~

サンハロンシアター

ザ・ポケット(東京都)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇として多少の難あり・・・でも多くの人に観てもらい考えてほしい
内容については他の方の「ネタバレ」にも出ているので、
重複は避けますが、
やはり刑事まで登場させて、またDNA鑑定まで台詞で言及しておいて、
最後は出自をうやむやにしてしまったのは、構成上どうなのかな?と。

それから、私が何より気になったのは、
台詞回しで、まるで専門書から抜け出したような、
堅くて、書き言葉調で、説明的な言い回しが多かったこと
(医学的説明に限らず他の台詞でも)。
今でも、専門用語を羅列して素人にはよく分からない説明をする
医療関係者もいるが(法律専門家にもいるが・・・)、
以前よりは、その辺を改善する努力もなされているし、
リアルの医療関係者でも、もっと噛み砕いた表現ができる人もいるのでは?
と思った次第。

例えば、看護師から移植コーディネーターに転身した新人と、
元同僚の看護師との対話でも、友人という設定なのだが、
最初は対立関係かと思わせるほど表情が互いに硬く、
最後の頃、やっと冗談や笑顔が見られるあたり、
どうなのかな、と思ってしまった。

また、看護師の父のコンビニ店長が、娘の勤務先のある医師に、
不躾な質問をするあたりも、必然性にやや難がある気が私はした。

しかし、移植をやりたい医師と、
それに反対する先輩コーディネーター、同僚医師との、
激しいやり取りの場面など、
「生命とは?」「医療とは?」を観る者にも考えさせる場面で、
見ごたえがあった。

ということで、正直、3Pにしようか4Pにしようか迷いましたが、
演劇として多少難ありでも、
多くの人に観てもらってこの問題を考えてほしいということから、
4Pとしました。

街挿話(公演日程が決まりました)

街挿話(公演日程が決まりました)

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2011/06/29 (水) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★

正直、イマイチ
正直申して、イマイチであった。
合同公演ということで役者の人数も多く、
冒頭の福引きの場面でも、大人数ならではの迫力を感じさせたので、
少々期待したのだが・・・。
しかし、その後の台詞を聞いていると、早口で滑舌も良くなく、
台詞が聞き取りにくい人も結構いた。

それに、多人数の迫力や、大声によって、
強引に話(筋)を進めようというように取れる、
つまりは、演劇としての作りが、はっきり言って雑なのである。
(合同公演のデメリットか?)

舞台セットも、背景に「八百屋」「自転車屋」「市役所」「銀龍会(ヤクザ)」
「倉庫」など、
「看板」(とも言えないが)を取り替える程度で、場面を転換させるやり方で、
言葉で指示する方法自体、正直良い方法とは思えない。
先日観た「パントマイム演劇」の手法のように、
セットは簡略化していても、振りや台詞で、
観客にそのように見せるのが本来のやり方ではないか?

後半も、震災で延期になった事情(多くの劇団でもあったことだが)や、
役者が怪我をした話など、内輪ネタで時間を取り、
もともと雑な作りの上に、さらに冗長になってしまい、
それで2時間半の公演時間を要したが、これは長い!
公演時間の告知も冒頭になかったし、2時間くらいで終わってくれるのか?
と、時計を気にしてしまったり、
最後も、あいさつ(アンケートやグッズ販売の案内)の後に、
また歌(やっぱり雑)があったりで、
ここまで楽しめたのならともかく、正直イラついてしまった・・・。

ネタバレBOX

筋は、古い、そして客離れも起きている川崎駅前商店街に、
市役所が再開発計画を立て、それにまつわるドタバタ・・・という
ある意味よくある話。
まあ、(川崎らしく?)ヤクザが登場したり、
そのヤクザと、市役所職員の1人がつるんでいたり・・・。
架空都市ではない設定なので、
フィクションでもそこまで実在の地方公共団体を出していいの?
などと思ってしまった(笑)
しかも、この公演、チラシを見ると、
川崎市とその外郭団体の文化財団が「後援」してるし・・・。
そもそも、この会場自体、川崎の再開発でできたものなんですよね。

いい意味で個性の強い役者も何人かいたが、
その個性をいい方向で発揮できていなかったような気がする。
ただ、八百屋の娘の高校生役のお嬢さんが、
前半はナレーター役的なこともやっていて、
まっすぐな性格をよく表現していたことは、
私的には印象に残った。
一心寺シアター倶楽プロデュース公演「飛龍伝」

一心寺シアター倶楽プロデュース公演「飛龍伝」

一心寺シアター倶楽

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2011/06/23 (木) ~ 2011/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

熱かった!!!
ひとりひとりが主役級、関西演劇界では名前が通ってる役者勢とつか作品の融合。
こんなにクオリティの高い作品になってるとは…。
正直予想以上でした。
全6回、全て観させて頂きましたが、上演を重ねる毎に熱が上がっていくのが手に取るようにわかる。
特に玉置玲央。
この公演を観るまで彼の存在を知らなかったことが悔やまれます。
同じキャスティングでの再演希望。

「2」

「2」

コロブチカ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

インパクトがある3作品
短篇3本なのですが、色が被ることなくそれぞれの作品にインパクトがありました。

ネタバレBOX

のほほんとみているような作品ではなかった。
個々の作品にしっかりとしたエッジがあって
気が付けばそれぞれの作品に別の筋肉を使いつつ
向き合って舞台に取り込まれておりました。

どの作品にも
もう少し見続けたいような魅力もあって・・・。

二人芝居という縛りも良い方に上手く活かされていて、
観終わった後にいろんな充実感が残りました。
僕だけの楽園をお願い博士!+Premium【第4回ルナティック演劇祭優勝しました!】

僕だけの楽園をお願い博士!+Premium【第4回ルナティック演劇祭優勝しました!】

劇団Please Mr.Maverick

小劇場 楽園(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

鳥取最高!久しぶりに大笑いしました
私も日本一人口の少ない、鳥取県出身です。
感想遅くなってすいません!そして、ちゃんと挨拶できなくてすいません!
すごくすごくすごく面白かったです。本当に久しぶりに大笑いしました。
ただ、話の中で鳥取県が出てくると
嬉しいような恥ずかしいような複雑な気持ちになります(笑)
フィナンシェも最高です。実家で見ていたいなばのしろうさぎのCMを思い出します。
山陰のお土産といえば「どじょうすくいまんじゅう」と「いなばのしろうさぎ」ですもんね!

これからも頑張ってください!優勝できるといいですね!!

ネタバレBOX

ひとつだけ…東京ドームシティは6/1から営業再開したみたいです(笑)
一部ですけど。
黒い十人の女

黒い十人の女

ナイロン100℃

青山円形劇場(東京都)

2011/05/20 (金) ~ 2011/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

観ごたえありの3時間
体を絞られた“みのすけさん”の熱演(役柄上、好演かな?)、贅沢な十人の女優さん達との関わりサブストーリーを織り交ぜながら、笑いあり、サスペンスありの、飽きさせない“あっと”いう間の3時間、劇団さんの総合力(底力)の高さを観せつけられました。
『男って奴は、誰にでも優しいんだよね~これが・・、「やさしさ」と「やらしさ」も紙一重で、相手次第で変わっちゃったりもするんだよね~これが・・、えっ私だけ(に)!?』・・1960年代は、そんな時代で、、今は、『男・女』 逆ちゃう?!
マネキンの様にポージングし固まった儘の役者さん(3体:失礼)を2人1組で舞台中央に担ぎ入れ、(切欠で)芝居をスタートさせる・・、大昔のNHK「ブー・フー・ウー」人形の子豚3匹をおもちゃ箱から取り出し紙芝居セットにセッティングして、着ぐるみ実写版に切替え物語をスタートさせる番組を思い出しました。“あな懐かしや~偶然にも1960年代”他、場面展開の中で照明・映像等を旨く使われたりで、とても面白かったです。強いて・・円形劇場ならではの何か?&“中越さん”「W」好演が印象に残っているだけに、(勿体ないキャスティング?)で若干物足りなさを感じました・・くらいかなぁ。
<帰路ろ>
帰りに、昨年観させて戴いた芝居の総合ランク1位作品「2番目、或いは3番目」のDVDをゲット。ついでにTUTAYAに行き“黒十”原作映画のモノクロレトロなDVDを手に取りましたが、悩んだ末、丁重に棚に返しました。(ん~ 限がない・・で、心を静めた次第・・)
<ハナモズクさんのコメント>
役者さん、脚本・演出も良かったです。繊細な男性、腹黒い女性、男女それぞれのプラス部分マイナス部分が旨く表現され、結果本質的に強いものを持っている女性が・・。寛大な心を持った女性が増え、繊細な心を持つ男性の全てを受け入れられる様になって行けば、本物のリーダーの器を持った男児が育つて来るのでは・・と思いました。

「2」

「2」

コロブチカ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/06/28 (火) ~ 2011/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

5分休憩あり
それぞれの作品、なにかしらのモヤモヤ感を残しつつ終了するので、いい意味で後を引くものになっていた。

しかしながら、『来週は桶狭間の合戦』だけでも元は取れる。

似非紳士

似非紳士

Unit Blueju

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/06/30 (木) ~ 2011/07/04 (月)公演終了

満足度★★★

ノリきれない
歌、踊り、演奏それぞれはいいんだけど、流れでみるとバランスが良くないと感じた。

いろんな要素を盛り込んだからこその相乗効果があると思いきや、自分にはさほど感じられなかった。

ミュージカルに触れる機会があまりないので何ともいえないところもありますが新感覚というほどスゴイものではない気がする。

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