最新の観てきた!クチコミ一覧

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リタルダンド

リタルダンド

キューブ

PARCO劇場(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

重たそうだけど…
若年性アルツハイマーだからな〜、重たいよな〜と、観る前は思ってました。そして観てる間も、だんだん身につまされて怖くなって…

でも、そんなことよりも、あまりのステキなお話に泣いてました。吉田鋼太郎さんは、やっぱり素晴らしい!あと、私の場合、高橋由美子さんにかなり共感してたかな。
ほんと観に行ってよかった〜と思った作品でした。

The Tragedy of Prince Hamlet-王子ハムレットの悲劇

The Tragedy of Prince Hamlet-王子ハムレットの悲劇

桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2011/07/24 (日) ~ 2011/08/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

客席が断崖絶壁
ステージの構造ではなく客席の構造に超こだわるという発想が斬新。
衣装と小道具、メイクがモノトーンで無機質的で、見た目では時代が不明、ハムレットを女性が演じたことで男女の区別もファジーになったことで、かえってハムレットの自問自答に焦点が当たる結果に。
目からの情報はシンプルでしたが、役者の立つ位置によっては音響がサラウンドになったりするなど、それ以外の感覚や思考が研ぎすまされ、緊張の2時間を堪能しました。

元素 -The Elements-

元素 -The Elements-

伊藤キム

サントリーホール ブルーローズ(小ホール)(東京都)

2011/07/25 (月) ~ 2011/07/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

和/洋、現在/過去
西洋のバロック時代の楽器と、笙や篳篥から尺八、箏、三味線などの日本の伝統楽器の30人ほどの器楽アンサンブルによる現代音楽の演奏とダンスのコラボレーションで、普通は有り得ない東西の楽器の組み合わせに斎藤説成さんによる声明も加わる不思議な響きの中、4人のダンサーが自在に踊り、宗教儀式を思わせる独特な高揚感を生み出していました。

普段のコンサート時とは異なってサントリーホール小ホールの床全体をフラットにして、アンサンブルとアクティングエリアを客席がコの字型に囲む形のレイアウトでの上演でした。客電が点いたままの状態で男性ダンサーがゆっくり入ってきて、四大元素のうちのひとつ「空気」を象徴する呼吸音を聞かせる中、次第に他のダンサーや奏者たちも客席の間を通って入場し、ポーズを取ったり壁を叩いたりする冒頭のシーンが、ダンサーと奏者を同等に扱っていて印象に残りました。
「水」では斎藤説成さんが水を湛えたボウルを持ってお経を唱えながら、寝そべるダンサーたちを清めるかのように水しずくを掛けて回り、奏者たちも同様に水音を聞かせ神秘的でした。
「カオス」と題された壮絶な音響とダンスのシーンと、その後に続く牧歌的な雰囲気の女性ダンサーのデュオとの対比が鮮やかでした。打楽器奏者が数珠をこすってリズムを刻みながら舞台手前に歩み出て、次第にダンサーの動きと同化していくシーンが音と踊りと宗教の原初的な繋がりを感じさせて興味深かったです。
般若心境の読経から繋がる「不二」と題されたコーダでは先程の数珠のリズムが延々と繰り返される中、ダンサーたちが立ったまま硬直し、次第に照明と音量が弱まって行くのに合わせてダンサーもゆっくりと崩れ落ちていき、そのままフェードアウトで終わるのかと思わせて、暗闇の中に「カオス」の音響が閃光のように炸裂し、破壊と同時にビッグバンによる誕生を感じさせる印象的な結幕でした。

神話的世界観を感じさせる、しなやかなダンサーの動きが美しく、特に伊藤キムさんの振付ならではの腕から指先にかけての柔らかく繊細な表情が素晴らしかったです。
音楽のインパクトが強くてダンスが少し霞んでしまうのが残念でした。ダンスなしで演奏だけの時間も結構あり、ダンス作品として観ると物足りない感じもありますが、総合的には和/洋、現在/過去、音楽/ダンスなど様々な対立項について考えさせられる、圧倒的な強度のある興味深い作品でした。平日1回限りの公演というのが勿体なく思いました。

ちなみにチラシやウェブサイトでは、今回演奏された権代敦彦さん作曲の『キンタ・エッセンティア』の参照元である、ルベル作曲のバレエ音楽『四大元素』(1737)も演奏するかのように書いていたのですが、時間の都合上なのか演奏されませんでした。権代さんの曲がルベルの曲の引用・変形をたくさん用いたものだったので、『四大元素』も演奏した方が権代さんの曲ももっと楽しめたと思います。

森と夜と世界の果てへの旅

森と夜と世界の果てへの旅

デフ・パペットシアター・ひとみ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2011/04/08 (金) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★

2011.7.20@六行会ホールにて
(この日の公演が掲載されていないので、同じ演目の場所に書きました)

「チルドレンズフェスティバル」の一環として上演された。
「デフ・パペットシアター・ひとみ」は、ろう者と健聴者が一緒になって人形劇を行う劇団であり、ろう者の方も楽しめるような工夫がしてある。
人形劇と言っても舞台全面を使う。打楽器による生演奏で、手話と字幕で内容を伝える。

ネタバレBOX

物語は、原作があり、寓話的でブリミティヴな中に不気味さが漂う。
子どもの頃から、ヤシ酒呑みの魔術師が、ヤシ酒造りの名人が死んでしまったため、世界の果てに探しに行き、魔術や妻を手に入れ、魔物を退治するというストーリー。

生演奏の打楽器だけでなく、人形の造形を含めプリミティヴなイメージがとても豊かだった。

ただし、ストーリー的にはどうかなと思うところが多々あった。
例えば、親指から生まれた息子が欲望(ヨクボー)の塊だったので、両親が焼き殺すとか、もともとは人間に非があった相手(赤い鳥と赤い魚)を、逆恨みして(主人公は魔術師なのに!)拳銃で殺して解決するなど。確かに人身御供を取って、町を赤く染めていたけど。
そして、ラストの気味の悪さはなんとも言えない。すべてが消え、煙の中に1人佇む主人公の虚無感。
子どもたちに、どう伝わったのか気になるところだ。

今回、チルドレンズフェスティバルと称して、地域の児童に本物の演劇等を見せるという企画の中で行われていたのだが、先に書いたストーリーもあるが、字幕が「放蕩息子」とか「残虐な王」とか、とても子どもたちが読めるとは思えないもの(小さな文字でふりがなはあったが意味がわからないと思う)だったのはなんとかすべきだったのではないだろうか。

ろうの方たちも観劇していたのだが、終演後、彼らが最後に拍手するのは、手を叩くののではなく、両手を挙げてキラキラ星の振りのように、手をひらひらさせることを初めて知って。ちょっとぐっときた。
「 □.  」 満員御礼の内に終了いたしました!!皆様ありがとうございました☆!

「 □.  」 満員御礼の内に終了いたしました!!皆様ありがとうございました☆!

コズヱヲプロデュース

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★

暗闇に面白さが潜むはずだった
物語や上演に関しての各種設定は興味深いものがあった。
作品を構成している各パーツには面白さが潜んでいたと思う。
それが有機的に、具体的な面白さまで進んでいかない残念さがあったのも確かだ。

ネタバレBOX

身体に傷が付くように見える奇病とミガワリ様という迷信を重ね、さらにそれに運命×自己犠牲というフィルターをかけて、家族と因縁話風にしたてようとした設定は、とても興味深い。
しかし、設定がわかるというだけで、深みや面白さの領域まで達しなかった感はある。因縁めいた「なぜ」の部分が深さを増せばよかったのではないだろうか。

妹を包帯でグルグル巻きにし、天井からつなげたビジュアルもいい。宿命だったり肉親(家族)にしばりつけられている妹を、まさに表現していた。
こうなるともっとそのビジュアルが活かせなかったものかと思ってしまう。

また、暗闇がキーワードであり、暗闇(薄暗闇)にこだわる作品であるならば、それに合わせて「音」状況(環境)についても気を配ってほしかった。声を荒げたり、ドタドタと靴音を響かせて歩き回るシーンが多いのだ。
暗闇を活かすべくトーンを抑えた状況を作り出し、緊迫したシーンは声を大きく荒げるのではなく、台詞の表情でそれを見せてほしかったと思う。それによって暗闇は暗闇として成立したのではないだろうか。
ドリンク付きの公演であったのだが、そのドリンクを飲むのをためらうほどの静寂と緊迫が必要だったと思うのだ。

野良猫という設定も面白いと思うのだが、猫のトーンがほぼ同じであり、強さではなく、ささやくようなトーンで登場人物たちを挑発したほうがよかったと思う。

さらに、観客に懐中電灯を持たせ、劇中、好きな場所を照らしていいという設定も面白い。しかし、実際に上演中に懐中電灯を点けるには、ちょっとした勇気が必要であり、使うタイミングが演出されればもっと効果的ではなかっただろうか。

それと、説明文等で「孤高のメルヘン系メンヘラ女優三浦梢」と自ら称しているが、それは観劇前の情報としていい影響を与えていないと思う。そのラインから読み解くと「包帯少女+お兄ちゃん(妹)=萌え」理論のライン上に、今回の物語があるかのごとく見えてしまう。

ということで、面白くなりそうな設定と状況が揃っているのにそこまで達しなかった要因はこのようにいくつかあったと思う。
1つひとつのパーツではなく、それを組み合わせた世界観をきちんと設定することで、作品を創り上げていくことで、もっとよくなっていくのではないかと思った。
つまり、三浦梢を軸として、その世界観を肉付けしていくということだ。
今回の作品であれば、暗闇の中で、痛みを伴う、辛さを観客に共有してもらう舞台でよかったと思うのだ。
山羊…それって…もしかして…シルビア?

山羊…それって…もしかして…シルビア?

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/30 (土)公演終了

満足度★★★★

誰にも言えない性癖
山羊を好きになってしまったインテリ中年、一見歪んだ行為にも取れるがマジだった。不条理劇にも思えるが根底にそれぞれが抱える同性愛や倫理観、「知」の考え方に興味が尽きる事なく引き込まれる台詞劇でした。

ネタバレBOX

最後の妻の行為、妻には山羊ではなく完全に人間の女性に写って見えたんだろうな・・。
ゆすり

ゆすり

アル☆カンパニー

ザ・スズナリ(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/26 (火)公演終了

満足度★★★★

焼酎は「辛口」か
この作品は再演だけど、今年は青木さんの作品をよく見ているなー。
登場人物三人ですが、物語に引き込まれたあっという間の75分でした。

あれはあの男にすれば過ちに見えたのか、兄は事実にしたかったのか。
兄妹の業とそれを見ているこちらの気まずさをまざまざと見せつけてくれた、思わぬ展開の心理劇でした。井上さんの表情筋が凄い。

ネタバレBOX

強請ったつもりが自らの行動に跳ね返ってしまった卑しくも哀れな男。

兄が苦い過去を都合よく解釈し、記憶の曖昧さを真実に変えたい一言。
「思い込めば事実になる」
もう一人の自分を造り、翻弄された妹の哀しさ。
それらを受け止めた兄妹の行く末の曖昧さと不安な行動が何とも複雑な心境に陥りそうになり困った。
程よい緊張感のあるいい舞台でした。
幽霊たち

幽霊たち

パルコ・プロデュース

ももちパレス(福岡県)

2011/07/14 (木) ~ 2011/07/14 (木)公演終了

満足度★★★

数回の公演でも
福岡でやってくれることにありがとう。
パルコが福岡にできたせいか、パルコプロデュースが来てくれるように
なってほんとにうれしい。
役者さんも作品も、福岡では非情にレアな演劇シーンを見れた。
ただ、私には難解な部分もあったので、多くに勧められるものではないかなと。コンテンポラリー的な動きはとても楽しめたけど。
衣装や小道具などの細かい部分がすごく凝っていたのが良かった。
佐々木蔵之介さんはやっぱり超すごい役者さんです。

滑稽を好みて人を笑わすことを業とす

滑稽を好みて人を笑わすことを業とす

毛皮族

リトルモア地下(東京都)

2011/07/23 (土) ~ 2011/08/09 (火)公演終了

無題62
◆語りのゴミ◆リトルモア2回目(3演目とも予定...ライブはハズレ)。さすがに昨年12月の本公演と比べるものではなく「軽演劇」と謳っているように軽くつまむような感じで観劇。

ネタバレBOX

舞台のほとんどを引越しのダンボールが占めていて(後方は5段くらいあったのかな)、前方1mくらいのスペースでの芝居。幕が開くと舞台手前にも1列ダンボールがありました。かなり見上げるカタチで観劇。これなら少し後ろの席のほうが見やすいかもしれません。目の前が好みの(私のような)方はぜひ最前列へ。で、お話は...相当普通でした。なんていうか、鮮度というか、もっとブチきれたところが見たかったです。公演後、DVD(小さな恋のエロジー)を購入。
ごんべい 江戸版/平成版

ごんべい 江戸版/平成版

ゲキバカ

吉祥寺シアター(東京都)

2011/07/14 (木) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度

平成版を観たよ!
中途半端な女ヤンキー役が居る芝居が楽しかったためしがない。
次回、期待。

FESTA-1000 ~フェスタ-サウザンド~

FESTA-1000 ~フェスタ-サウザンド~

しげっちん企画

SPACE107(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/25 (月)公演終了

満足度★★★

魅力的な役者さんは見受けられたのだが・・・
役者の技量も悪くなく、照明、音響効果も非常に綺麗でした。

しかし、いまいち引き込まれることもなく、
最後まで淡々と見てしまいました。

好みの問題といわれればそれまでですが、
やはりストーリーに詰め込みすぎ感があり現代と過去の交錯が
うまくいっていなかったように思えます。

惹かれる役者がいただけに非常に残念でした。

企画ものなので次回があるのかはわかりませんが、
もしあるのであれば期待したいです。

じいちゃんのドロップキック

じいちゃんのドロップキック

劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★

プロレスが・・・
タイトルからして、プロレスっぽい。チラシにもプロレスらしき事が書いてある・・・。劇中どんなになるんだろう??? と思いながら観戦です。

SETでも、ジェネレーションギャップシリーズは初でした。

良くも悪くもSETらしい、しっかりした設定が、物語をわかりやすく進行します。見せ場はやはりプロレスシーン。舞台だけではなく、プロレス好きの自分も、おお!!と思う内容です。プロレスシーンに関して言えば完成度高く、エンタテインメントになってました。

もちろん全般的にも安心してみられます。初めて舞台を見に行く人を誘うなら、やっぱりSETは選択肢の一つだと思いました。

BLACK SHOOTING STAR

BLACK SHOOTING STAR

おぼんろ

渋谷「BARまいどおおきに」:宇田川町34-6 W&Iビル4階(東京都)

2011/07/23 (土) ~ 2011/07/23 (土)公演終了

満足度★★★★

問題作で悪趣味ですが・・・
楽しませていただきました。よくもまぁ飲食店で,しかも川中美幸さんとオーナーがいる前で,ゴ***がウ**を連呼する芝居をやりましたねぇ。いい度胸してます。まぁ大笑いしてましたから良いのでしょうね。自分も大笑いしてしまいました。それにしても,お好み焼きを食べて,ドリンクを2杯飲んで(しかもBARまいどおおきにのカクテルは美味しかった),芝居を観るのは面白い経験でした。この公演,企画としては非常に良いです。継続できれば良いですね。ただ,そのときにはゴ***もウ**もない綺麗なストーリーを見たいものです。

12人の怒れる男

12人の怒れる男

湘南テアトロ☆デラルテ

アトリエ湘南(神奈川県)

2009/01/31 (土) ~ 2009/01/31 (土)公演終了

満足度★★★★

とても良い劇団!
名作「12人の怒れる男」を観劇した!
役者の皆さん、芝居が上手い!素晴らしかった。
とても贅沢な時間を過ごせた。
平塚市の劇団のため、なかなか観劇できないが、
地域に根付いた良い劇団だと思った。
ワンコインデーは500円で観劇できるが、役者陣の実力からいっても
お得すぎる!!

さっきホームページを確認したら、劇団名を「湘南アクターズ」から「湘南テアトロ☆デラルテ」へ改名していた。

FESTA-1000 ~フェスタ-サウザンド~

FESTA-1000 ~フェスタ-サウザンド~

しげっちん企画

SPACE107(東京都)

2011/07/21 (木) ~ 2011/07/25 (月)公演終了

満足度★★

泥臭い
贅肉が多い。鬼がらみのところはよいが、現代のみのところがどうにかならいだろうか。

ボクジョと自衛漢

ボクジョと自衛漢

山猫と紅葉

中野スタジオあくとれ(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

大当り
初見の劇団でしたが、これが大当り。優しく、そして厳しくもある人情劇。ちょっとオドオドした、ためらいがちな会話が実にリアル。井上さん(役名)はいかにも元自衛官ぽいし、立花さん(役名)は地方公務員によくいそうな感じ。養鶏場で働く人らしいというのは分かりませんけど。密度の高い丁寧な芝居にすっかり満足です。次回作も期待します。

玄朴と長英

玄朴と長英

ピーチャム・カンパニー

ART SPOT LADO(東京都)

2011/07/23 (土) ~ 2011/07/30 (土)公演終了

満足度★★★★

好感が持てる真摯なチャレンジ
小劇場の若手が眞山青果の戯曲を取り上げるとあって、楽しみにしていた。

元禄忠臣蔵のような大作は観ているが、本作は初見。

夏の演劇界は、昔から若手の勉強会が多く開かれてきたが、この公演も若手が難物に真っ向から取り組んだ有意義な二人芝居で好感がもてた。

青果ファンにも、青果を知らない人にもお勧めしたい。

これを機に、眞山青果に興味を持って、新歌舞伎の公演も観てもらえたらうれしいのだが。

この会場、多いときは週3回くらい前を通り、工事中も見ていたが、画廊に改装されたとは知らなかった。

まさか、ここで上演するとは思っていなかった。

外から見ても戸が閉まっているとわかりにくいのだ。

このことを含め、詳細についてはネタばれで触れます。

ネタバレBOX

開演前、出演者2人が洋服姿で立っていたのには驚いた。時代劇で上演するとばかり思っていたので。

出演者は開演前には出てこなかったほうがいいかなとも思う。

何しろ、長英の八重柏泰士は顔左半面ケロイドのメークをしているのだし。

ストーリーは公演ページに書いてあるので、省略します。

青果の劇は独特の台詞術で、歌舞伎俳優でさえ、技量を問われ、誰でも演じきれるというわけではない。

お2人も苦心されたろうと思う。

息の合った劇団員同士、伊東玄朴を岩崎雄大、高野長英を八重柏と、白と黒、オセロのようで、両者の色に合った配役で楽しませてもらった。

現代の服装で演じたので、所作に気を配る必要もなく、俳優は台詞に没頭できたと思う。


現代の煙草を吸ったり、ワインを飲んだり。特に煙草を吸う場面は、芝居の流れで間を持たせる効果もあり入れたのかと思うが、やはり仕草から現代劇のように感じて、話の内容との違和感を覚えてしまうのだが。

八重柏の長英は、終始ワイルドなラテン系の男みたいで、「うざい!」と言ったのにはびっくり。

だが、役を彼のものにしていて、不思議な説得力を感じた。

岩崎は日舞や狂言を習得しているだけに、洋服を着ていても歌舞伎俳優のような風情があり、なかなか見せる。

お互いに尊敬できる部分、反発し合う部分を相手に感じながらも、微妙な連帯感や友情で結ばれ、それゆえに苦悩も背負っているということを1時間という短時間の芝居で伝えたのは、原作が優れていることはもちろんだが、川口典成の等身大的な演出のなせる業といえよう。

人間関係が希薄で特定の人間と関わりを持ちたがらない傾向にあると言われるツイッター世代の若者に観てほしい佳品だ。

こういう公演は、劇団の意図は知らないが、私は劇団の常連ファン以外、日頃演劇に縁が薄い人や学生にこそ観てもらいたいと思うのだが、いくら中身が濃くても1時間の芝居に当日3000円の料金は、演劇通なら気にしなくてもそういう層には割高感が否めないと思う。
ギャラリーでの実験的公演だけに上限2000円くらいで気軽に見せてほしいと思う。

ツイッターで劇団関係者が宣伝ツイートをしきりに行っていたが、時間ばかりで料金は書いてなし、指摘するまで場所の説明もなかった。

多くの人に観てもらいたいとツイートしながら、宣伝の仕方がよくないと思った。

会場前も特別の催事があるのかなという感じで、受け机だけで、フラッと入れる雰囲気ではなかった。

今回、DMも来なかったのでチラシも手にしてないのだが、コリッチの公演情報と重複しても、当日、コピーの紙1枚くらい配布してもよいのでは。

私なら、簡単な作家紹介や時代背景の説明くらいはした印刷物を配る。それだけの料金を取っている公演なのだから。

この劇団、前身の学生劇団の頃から、ソフト面が不親切というか「勝手に観なさい」と言われているようなところがあって気になっているが、現代は多少のサービス精神は必要だと思う。
だめのすけ、バスに乗る。

だめのすけ、バスに乗る。

映像・舞台企画集団ハルベリー

Geki地下Liberty(東京都)

2011/07/20 (水) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★

楽しめました
レトロ感覚のおバカなコメディ。こういうのはあまり深く考えないで楽しむに限る。お色気サービスは何とも嬉しい。オヤジのブリーフも笑えます。

BLUFF~ブラフ~

BLUFF~ブラフ~

UMBRELLA

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2011/07/22 (金) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★

ダマされました
まずは事務所の見事なセットに感激。淡々としたオープニングにちょっと拍子抜けしましたが、探偵モノらしく徐々に盛り上がってきたのが実にイイ。謎解きはちょっと分かりにくかったけど、十分楽しめました。次回作も期待します。

「逆転裁判2」-蘇る真実、再び・・・-

「逆転裁判2」-蘇る真実、再び・・・-

宝塚歌劇団

赤坂ACTシアター(東京都)

2009/09/05 (土) ~ 2009/09/15 (火)公演終了

満足度★★★

華やかな舞台!
宝塚はまだ2回しか観劇したことないけど、エンターテイメントの最高潮だと思う。本作品はそんなに魅力的ではなかったけど、恒例のフィナーレは凄かったし、とても楽しかった!
そろそろ、また宝塚観劇したくなった。

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