最新の観てきた!クチコミ一覧

143721-143740件 / 190311件中
ニッポン無責任新世代

ニッポン無責任新世代

東宝

シアタークリエ(東京都)

2011/07/15 (金) ~ 2011/07/30 (土)公演終了

満足度★★★

ゾフィーは長男だよ(笑)
痛快!!とまでは…でも楽しくってラストにはほのぼの感たっぷりで、「夢に向かって進もうよ~」というメッセージが伝わってきました。特に星野真理さんがとても素直に一直線に独白するところがすごく好きでした。中村中さんの歌声はとても魅力ありますよね。

ネタバレBOX

スーダラ2011欲しいかも♪
WWW

WWW

001

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/30 (土)公演終了

満足度★★★

過去と未来以外の「いま」
一見シンプルなのに、自分の想像力を超えた奥行きのある作品でした。観劇途中で『わからない』で思考が停止してしまうのが悔しいなぁ。それは、多分自分の中でもう少しでストンと心に落ちそうで、落ちるとすげー楽しいんだろうなって想像出来るから悔しい。もう一回観たらもう少しわかるかも。アフタートークを聞いて、作品の魅力をより実感出来ました。

ネタバレBOX

主観的に言語化してしまうと、せっかくの奥行きのある世界が限定されてしまいそうで怖い。でも、どうしても3・11を想像してしまいました。

境界線とミイラの話。私達は同じ人間がひいたはずの無数の境界線に囲まれて生きていて、逃れようとしても逃れられないし越えることは難しい。どんな時代に生まれてどこにいてどんな境遇でも、それでも境界線の中の『そこ』で『いま』を生きていくんだなぁと突き付けられました。見えないものが視覚化された白い物質に全身覆われた女はやがてどこかへ消えていく。ミイラは未来で目覚めて言葉を食べる。境界線は放射能汚染地域との境目、白い物質は放射性物質、汚染地域で触れられることなく長い時を経た先でヒバクして亡くなったミイラは、目覚めた先で何を見るのか、なんて感想で止まってしまいました。

坂手洋二さんとのアフタートークも刺激的でしたが、やはり会話の要所でついていけず。でも創作過程や作品についてのあれこれはやっぱり聞けて幸せでした。モノトーンな印象、作品内の主語について、境界線について、ミイラについて、、、などなどのあれこれ。
愛・王子博

愛・王子博

INUTOKUSHI

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

超絶
メッセージ性たっぷり。でも上から目線じゃなく気持ちいい。
それでいで大爆発。もやもや感が残りません!

早稲田っぽさも感じられる。(私の偏見かもしれませんが)変にインテリっぽくなく、気取っておらず、ハチャメチャだけど自尊・他尊がある、そんな骨太の劇団が、王子で打ち上げ花火。



ネタバレBOX

劇場に入ったら真上をみてください。
これがどうなるのか・・・。
実験都市『ご来場ありがとうございました。』

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

演劇ユニットG.com

劇場MOMO(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★

世界観が良い
照明がとても効果的だったのと
音も、観客を不安にさせるのに十分な(良くもわるくも)効果があったと思います。
また、劇場・空間の使い方がとても良かった。

世界観が守られていて
ひとつの物語としてしっかり見ることができました。

ネタバレBOX

これは個人的な見方の問題ですが、あえて排除しているのかもしれませんが
何がどうつながっていて何が何を示唆しているか
はっきりさせたいタイプなので紐が解けないとむずむずします。
アフタートークでも話されていましたが
やはり、「思い出」を失う時、なぜ安東は大丈夫だったのかということは
非常に気になりました。同時に、その答えにはちょっと残念。

都市は人間の幸福になりたいと思う意志の集合体で動いており、
アルカージィが書いた小説により肉の塊になる一連を
人間の幸福(=人間性の回復)と誤って理解し装置を造ったのだと
思ったが、その大元となったアルカージィは何故そう書いたかを見せてほしい気がした。
「ただなんとなく意識せずに書いた三文小説」だけでなく、
それを書いた時の気分、意味、経験みたいなものが見たいなと。

2時間の舞台でしたが
テンポの良さ、構成の良さもあり、長さはあまり感じませんでした。
面白かったと思います。

滑稽を好みて人を笑わすことを業とす

滑稽を好みて人を笑わすことを業とす

毛皮族

リトルモア地下(東京都)

2011/07/23 (土) ~ 2011/08/09 (火)公演終了

うん~
衣装と芝居はいいのですが、なんとも言えないです。

ヒューマンエラー

ヒューマンエラー

643ノゲッツー

OFF OFFシアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/08/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

超おすすめ!!
本当に劇場の照明をほとんど使わずにやってました。
見に行ってほんとうにほんとうに良かった。
芝居を越えて芸術的な見せ方がとても印象。
ああいう演出大好きです。
久しぶりに嫉妬した芝居でした。ただ席が後だったので少し聞こえない
台詞があったのがもったいなかった。
台本あれば買ったのに。

岸家の夏【全日程終了!次回公演は2012年1月東京・2月大阪にて!】

岸家の夏【全日程終了!次回公演は2012年1月東京・2月大阪にて!】

劇団鹿殺し

青山円形劇場(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

夏の最強女優祭り
どこかノスタルジックで胸がキュンとなる鹿殺しテイストを残しながら三姉妹のそれぞれの魅力が舞台にあふれる。パワーアップした鹿殺しを堪能した。

猫のホテル千葉雅子、ナイロン100℃峯村リエがさすがの存在感、われらが葉月チョビとトリオを組んで最強のエンターテイメントが出来上がった。

次回は紀伊國屋ホールだそうだ。鹿殺しの勢いが加速度を付けだしたようだ。

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

実験都市『ご来場ありがとうございました。』

演劇ユニットG.com

劇場MOMO(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題65(小松さんに捧ぐ)
小松左京さんが亡くなりました。星さん、光瀬さん、クラーク、ハインライン、アシモフ、レム。胸躍らせて読んだSF作家たちは鬼籍に入ってしまいました。「観たい!」にも書きましたが、いまどきストルガツキー兄弟ですよと言ってすぐわかる人がいるのでしょうか(ウォシャウスキー兄弟くらいのインパクトがあったわけでもないですし)。

私は、学生時代SFばかり読んでいました。いえ、マンガ(萩尾さん)も映画もアニメもSFなら何でも。ですが、正直なところSFのお芝居が面白く思えるかとても心配。みてどうだったか…SF好きでよかったと心底思いました。センス・オブ・ワンダー、役者さんと衣装と音響と照明と。壮大な時間の流れと滅びへの畏れ。それでも立ち上がり歩み続ける。それは、アフリカから未知の世界に挑んだ何世代も前の祖先の姿をみているようでもあります。燃えたぎる太陽。何回もの大絶滅。そして生命の再生。会場をでて見上げる夜空の遠い向う側、どこかでこんなお話しがひとつあってもいいなと思ってしまいます。いつでもいいです、再演して下さい。

近所の図書館で「滅びの都」を予約。心配していたように500ページもあるようです。

ネタバレBOX

思いつくままに。実は、アフタートークがあることを知らず、また突如、赤澤ムックさんが現れたのでさらにビックリ。「マルガリータ」と「案内人」、なんとなく似ていらっしゃるので早い段階から、親娘か、同じ人物かと思っていました。「アルカージイ」は兄のほうですね。人間性回復装置の小石川さん、初めてですが慈愛に満ちた演技。靴、大きくないですか?終盤、たたきつけた本は(ブックカバーがなかったけど)早川文庫ですね。厚さからみて「ストーカー」の文庫だったらお見事としか言えません(あってますか?)。床下を使ったシーン、研究所らしさがでていました。

「百億の昼と千億の夜」:惑星開発委員会による開発実験、破滅と消滅、再び歩き出す阿修羅王。ラスト、案内人(佐藤さん)の後ろ姿が重なって見えます。

7/29追記:読売新聞より「小松左京にとってのSFは、たえず希望の別名だった(巽孝之氏)」
昆虫系[改訂版]

昆虫系[改訂版]

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/08/01 (月)公演終了

満足度★★★★

醜く狂って
鵺的初鑑賞。95分。おぞましい世界を垣間見れた。

チラシデザインが秀逸でとても好み。タイトルもうまい。
でも、客席がせまい。

ネタバレBOX

ネタ元の保険金殺人は知らないで観た。
中盤の、新たに100万の借用書を書かせてからの「明日があるさ」に狂気をみた。
ヒューマンエラー

ヒューマンエラー

643ノゲッツー

OFF OFFシアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/08/02 (火)公演終了

満足度★★★★

かなりよかった.
芝居が始まる前は,仕事でミスしたショックを引きずっており,疲れており,会社でのもろもろのことで芝居をみる気がいまいちでしたが,始まるとそんなことはすっかり忘れ、芝居に引き込まれあっという間の90分でした。すばらしいです.演出もなんか落ち着いてみれてよかったですね!
ありがとうございました。

果樹の在処

果樹の在処

集団as if~

笹塚ファクトリー(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

なんでインプロやりたいのか
よく分からない・・・・・。観客サービスなのかな?(全然サービスになってないと思うけど)たまに上手く演れる程度なら止めたほうがいいのでは、と思えるレベル。一つの部屋を様々に使うアイディアは面白いし、後半の展開も悪くないけれど、あのインプロで、逆に興を殺がれてしまった感じでした。前半で、後半に繋がる伏線が十分に張れていないので、インプロがいいインターミッションにならず、話を断絶する形になってしまったのは残念。あれだけドロドロの後半にするなら、前半に丁寧にそれを予見させるエピソードを入れておかないと、すべてが唐突の印象を否めない。この伏線をインプロでうまく仄めかしたり、張れたりするぐらいなら、インプロも悪くはないと思いますが・・・・。ストーカーされる少女の美少女度にも疑問が・・・・・。

愚鈍起承転浪漫譚

愚鈍起承転浪漫譚

シンクロナイズ・プロデュース

吉祥寺シアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

舞台はシンプルでも
とってもシンプルな舞台ですが、力強く、イマジネーションを刺激してくれる工夫が素晴しく、それとクラッシック音楽と照明がまたまたそのイメージを増幅してくれるとてもスマートで洗練された劇に仕上がってました。
一番前の席でしたが、この舞台はどちらかといえば後方で全体を見渡した方がより強くイメージをつかめたかも・・・と。
ドン・キショーテ役の早川さんの声にうっとり!
台詞の間と舞台の転換も完璧!大満足です。
これでは次回の公演も見逃せません。

愛・王子博

愛・王子博

INUTOKUSHI

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★

さわやかな、、
フライヤーに惑わされてはいけない笑 「愛・王子博」とはどこに掛けてたんだろう? 

全席満員でも赤字なのに舞台セットが素晴らしい! 王子小劇場が愛されてるからこそかもしれません。 犬串初見ですがウワサに違わず若者ならではのエネルギッシュな内容でエライ体育会系でした!!! 全力で笑いをとりにいく姿に脱帽。 男子よりは女子が観に行かれると、、、イイのかも♪ というわけで女子ではないため★×3とさせていただきました。

愚鈍起承転浪漫譚

愚鈍起承転浪漫譚

シンクロナイズ・プロデュース

吉祥寺シアター(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

美しく、ソフィスティケイトされた空間
吉祥寺シアターの、あの天井の高い奥行きのある舞台を、あんなに上手に使いこなしている劇団を初めて見ました。シンプルな舞台美術が、お手本のような力強いライティングにより、様々な空間として活きてくるのは役者さんの力量が有ってこそのものだと思いますが、それぞれのシーンが絵のように美しく、よく計算されていて印象的でした。ストーリーの面白さ、台詞の切れの良さも抜群です。愚鈍で不器用で誠実なドンキホーテに現代の役者バカの人生を重ね合わせた、現代版「ドン・キホーテ」素晴らしい出来でした。音楽の選択も良く、男達の可笑しさ、切なさを美しく彩っていました。う~ん、なんというか、生きるのが下手な男達を描くのに、これだけ洗練された演出を持ってくるとは・・・・。素晴らしいものを見た満足感でいっぱいです!

美しき空蝉の羽

美しき空蝉の羽

Tef Seeker

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★

耽美的な台詞
複雑な事情を持った家族が崩壊していく物語を、ほとんど役者と照明だけのストイックな演出で描いた、落ち着いたテイストの作品でした。
アングラ系とは異なる質感の耽美的な雰囲気が魅力的でしたが、舞台作品としては物足りなさを感じました。

ピュア過ぎる息子、同性愛者の娘、子供と血の繋がりを持たない再婚してやってきた父、やつれた母の4人のバランスが、ある事実が明らかになることによって崩れるという物語は分かりやすかったのですが、ありきたりでもあり、この内容を新作として作る必要性があまり感じられませんでした。

「~ですわよ」、「~なくって?」といった古めかしい言葉遣いや、詩的な台詞の言い回しに不自然さがなく、眈美的な雰囲気を出していて良かったです。ただポケットカセットレコーダーが物語の中で登場することと文体の時代設定が合っていなくて違和感を覚えました。
劇場の大きさに対して演技がやや大袈裟に見える役者が多く、いまいち登場人物の心情が伝わってきませんでした。
変に笑いやお涙頂戴シーンを作らずに淡々と進める演出は個人的には好きなタイプの演出でしたが2時間弱という時間の中でもう少しメリハリを持たせた方が集中力が持続すると思います。

台詞へのこだわりは強く感じたのですがビジュアル表現がないがしろにされている感じがして残念でした。上野小劇場は初めてだったのでいつもそうなのかは分かりませんが、ベニヤ板剥き出しの床と舞台奥の傷の目立つ大きな白いパネルは作品全体の印象を安っぽくしていて勿体ないです。いっそのこと、完全な素舞台にして家具だけちゃんとしたクラシカルなものを並べた方が眈美的な作風に合うかと思いました。

また、ベニヤ剥き出しの床は歩行音や軋みが台詞の邪魔になって気になったので、カーペットかリノリウムを敷いた方が良いと思いました。

【公演終了!次回公演は12月!!ザムザ阿佐谷!!】鋼鉄の処女

【公演終了!次回公演は12月!!ザムザ阿佐谷!!】鋼鉄の処女

劇団鋼鉄村松

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/07/22 (金) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

知人に誘われて
観ました!なんか純粋に皆様、お芝居が好きなんだなと思いました。主役がしっかりしていたので途切れることなくみることができました。チームワークもよく最近見た芝居の中でもたくさん楽しめました。この劇団さんの新しい挑戦がみたいです。

BLACK SHOOTING STAR

BLACK SHOOTING STAR

おぼんろ

渋谷「BARまいどおおきに」:宇田川町34-6 W&Iビル4階(東京都)

2011/07/23 (土) ~ 2011/07/23 (土)公演終了

満足度★★★★★

今までで一番面白かった。
お好み焼きにドリンク付きの公演とは興味津々で、実際のところお芝居のクォリティはあまり期待せずに出かけました。役者さんが全て全力疾走でお話も多少美しくないと言うか汚い表現もありましたが、眉をひそめる間もなく笑っちゃって本当に楽しいひとときでした。おぼんろの心みたいなものが、笑いとリラックスの中でこちらに伝わってきました。いつものおぼんろとは異なる意外な一面を観たような何だかとても得した気持ちで家路につきました。

ネタバレBOX

皆で歌う楽曲は本当に良い歌でした。生きる原点ですね。
昆虫系[改訂版]

昆虫系[改訂版]

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/07/27 (水) ~ 2011/08/01 (月)公演終了

満足度★★★★

ボックス席で蠢く虫
実際にあった事件かあ。この手の犯罪って多過ぎてどれがどれやら。金に狂う人、狂わされた人。気持の悪い連中の蠢く姿に悪寒がはしる。
何処座っても観づらい場面はあるかも。最前列は何かと飛んで来るかも知れないので注意(体重計が飛んできた) それと見たくないものもありました。

ネタバレBOX

「明日があるさ」を聞いて暗い気分になったのは初めてだ。
突発公演 Calc

突発公演 Calc

劇団芝生

北池袋 新生館シアター(東京都)

2011/07/22 (金) ~ 2011/07/24 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったですよ
どうなることかと思ったけれど(後述),本編は良かったですよ。サスペンスは好みですね,芝居を観て考えるとワクワクしちゃいます。コメディはまぁ多分こんなところに落ち着くんだろうなと思ったとおりでしたが,あのバラバラぶりが笑えました。30分の2本立て,物足りないと思わせるくらいがちょうどいいのかも知れないですね。ところで,本編前の「面白いもの」と前説のショートコント,非常に不安になりましたが,本編のいい引き立て役でしたか。自分の後ろに座っていた人はショートコントが終った途端出て行ってしまいましたが,帰ったのだとしたら勿体無かったですね。

三銃士

三銃士

東宝

帝国劇場(東京都)

2011/07/17 (日) ~ 2011/08/26 (金)公演終了

満足度★★★★

縦横無尽に活躍する井上ダルタニャン
もうこれは、井上芳雄さんなくしては、ありえない舞台作品でした。

歌に演技に、ここ数年の数々の舞台経験で、更に磨きが掛かり、おまけに、殺陣も素晴らしく、まさに向かうところ敵なしのダルタニャン振り。

ご本人も自信に満ちて生き生きと演じているので、その楽しさが、客席にまで伝播するような舞台で、清々しさを感じました。

橋本アトスも、三銃士一スポットライトを浴びる役で、ファン冥利に尽きました。
瀬奈ミレディ、和音コンスタンス、共に、適役で、舞台全体も、宝塚風味で、なかなか躍動的な舞台進行でした。

ただ、どうしても、長い物語なので、ダイジェスト「三銃士」感が否めないのと、楽曲に印象的な佳曲が一つもなかった点が、残念ではありました。

今まで、取り立てて井上ファンでなかった方も、この舞台をご覧になれば、一躍ファンになるのではと感じる程、井上ダルタニャンはひたすら魅力を放っていました。

ネタバレBOX

「三銃士」は、子供の頃、本を読破できず挫折したまま、大人になり、最近、三谷さんの人形劇で、初めて、面白さに気づいた俄かファンで、原作を読んでいないため、確かなことは言えませんが、ミレディのかつての恋人が人物が替わっていたり、アラミスとボルトスの話は割愛されていたり、コンスタンスが独身だったりと、三谷人形劇とはずいぶん、ストーリーが変わっていました。

ストーリーの大半は、坂元さん演じる役者の解説付きの仮面芝居で紹介され、ダイジェスト場面だけが、本役キャストによって、演じられる趣向で、長い話を要領よくまとめたとは思いますが、人形劇では、一番演じ甲斐がある役に見えたロシュフォールの存在感が霞んでしまったのは残念でした。

宝塚の銀橋のような舞台の使い方は、ファンサービスとして、成功していたと思います。
特に、アトスの独唱、コンスタンスとダルタニャンのデュエット、ロシュフォールとダルタニャンの決闘シーンなどは、宝塚バージョンも観たくなるような、洒落た舞台演出でした。

井上さんと和音さんの声がピッタリ合って、もっと名曲だったらとないものねだりをしたくなる気分でした。
吉野さんと井上さんの決闘も目に鮮やかで美しい!!
もう三十路の筈の井上さん、とてもそんな風には思えず、見事に、ダルタニャン少年になりきっていました。

一方、山口さんは、何があっても、常に山口祐一郎その人で、これはこれで、面白く拝見致しました。
山口リシュリューが、新感線張りにマイク片手に絶叫して歌うシーンは、ある意味お宝場面かもしれません。(でも、山口さんファンには、不評かもしれませんが…)

ほぼ理想的で魅力的キャスティングだっただけに、無理は承知で、この作品、もう少し、役に肉付けをして、一部二部構成にしての再演希望を出したくなりました。

このページのQRコードです。

拡大