最新の観てきた!クチコミ一覧

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『十二人の怒れる男』/『裁きの日』

『十二人の怒れる男』/『裁きの日』

劇団チョコレートケーキ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/05/25 (水) ~ 2011/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

裁きの日
「12人の優しい日本人」とは別方向の日本版「12人の怒れる男」。正解のない問題について正論、感情論、理想論などが静かに飛び交うあたりが極めて日本的。
また、死刑廃止論や裁判員制度に関する問題を非常に身近に感じる。
それにしても冒頭で裁判長に「裁判員たちの評決をしかるべき方向に導くのが(判事の)職務」と言わせているのが上手い。ってかコワい?

熱闘!!飛龍小学校☆パワード

熱闘!!飛龍小学校☆パワード

桜ジュリエッタ

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2011/05/25 (水) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

これぞ本家!
かつて惑星ピスタチオによるオリジナル版を観ていたので懐かしく、かつ改訂と記憶の減退(爆)により新鮮にも感ずる。
また、西田シャトナー演出作品も久しぶりなので「これぞ本家!」的な印象。

さいごのかみさま【全公演終了!!ご来場ありがとうございました】

さいごのかみさま【全公演終了!!ご来場ありがとうございました】

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★

千秋楽を観劇
大楽の観劇だったためか役者陣に疲れを感じたのが少し残念。

概ね面白かった。

ネタバレBOX

最後のシーンが少し長く感じた気がします。
個人的にはすっと終わったほうが気持ちよかったかな
チャイムが鳴り終わるとき

チャイムが鳴り終わるとき

オーストラ・マコンドー

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★

一番悪いやつはあいつ!
それについてはネタバレに書くとして、客席の自由席の中にいくつか指定席があったのは不可解。席にその旨紙を貼り出しておくべきだろう。実際私の近くにいた男性二人は開幕直前に指定席券を持った人に席を移動させられていた。こういう不手際は芝居にマイナスにこそなれプラスにはならない。終幕に誰もでてこないと、ここで終わったのかどうか観客にはわからないので、戸惑う。私は空の舞台に拍手するのはイヤだったので、トットと席を立った。

ネタバレBOX

凪に性的虐待をしていた(何が診察だ!)ロリコン医者が一番悪い!お母さんがいなくなれば(死ねば)あの医者に会わずに済むと、子供なら考えても不思議はない。おまけに多くの児童にイジメのせいで凪があんなことをしたと思わせてしまった。あの医者の罪は重い。だが、かなりこの点が描きにくいこともあってわかりにくかったと思う。特に男性には伝わっていないみたい。(観てきたの中に「あの場面はいらない」とまで言っている方がいる。)ギターの生演奏はとてもよかった。私はあの椅子を落とす場面転換はあまり好きではない。とても不愉快な音だった。
【全ステージ無事終了!ご来場ありがとうございました】みきかせプロジェクトvol.3 「流星群アイスクリン」

【全ステージ無事終了!ご来場ありがとうございました】みきかせプロジェクトvol.3 「流星群アイスクリン」

みきかせworks

ワーサルシアター(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★

あずき組!
初観の蜂寅企画さん。リーディングという印象は最初だけだった。台本を持っているか?持っていないか?だけの違い?これまで観てきたリーディングのイメージではない。こういうパターンもあるのね...味のある良い役者さんが揃っていて凄く面白かったし、島田紗良さんが素晴らしい熱演だっただけに、手に何も持っていない状態、目線も台本にいかない演技をしっかり観てみたい。と思ってしまった。あくまで良い意味でね。山口紗貴さんも素敵な動きでお気に入りになっちゃった☆☆☆
蜂寅企画さんも初観!とにかくイ良い!ウケた!ハマリました!久し振りにキターーーーッ!!って思ったよ。ツボにピッタリきちゃいました!今まで巡り会っていなかったことが残念...細かい笑いをたくさん盛り込んできて、その笑いにセンスの良さも感じた。こういう笑いを求めていたんだぁ!ホント、こういう笑いが好き!次回の公演はいつ!?気になって仕方がない!

大きなものを破壊命令

大きなものを破壊命令

ニッポンの河川

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★

演劇版60分一本勝負
4人の役者が、手足にいろんなものを持ちながらの芝居は、とても素晴らしかったです。60分はあっという間でした。

降りそそぐ百万粒の雨さえも

降りそそぐ百万粒の雨さえも

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2011/08/06 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

すごく元気をもらいました。
面白かったです!!脚本も演出も好き。役者さんたちの滑舌がよくて気持ちよかったし、全員が危なげないので安心感があって物語に浸ることができました〜。ただ・・音楽が大きくて(歌がうるさいと集中力が一瞬途切れちゃうので)スピーカーが近かったからかもしれませんし、こういうのがキャラメルボックスの特徴だったらゴメンナサイ。

ネタバレBOX

「降りそそぐ百万粒の雨さえも 俺を止められない!」不器用だけど優しくて、まっすぐな男の物語でした。

ほんとうはそこにいるはずもない沖田総司に剣術を教わりながら戦う姿、そしてラストシーンも美しかったです。
チャイムが鳴り終わるとき

チャイムが鳴り終わるとき

オーストラ・マコンドー

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★

うーむ・・・。
注目の公演だったので早い段階で指定席券を購入済みだったのに、会場に着くと何故か自由席券に交換させられた。説明も全く無く。もう結構席が埋まっていて、事前購入した意味無し。
どんな事情か知らないが、ネットで告知するか運営スタッフが説明するか、せめて当日パンフに詫びの一言があっても良いのでは??
非常に不愉快な気持ちで観劇。

内容は、ギターの生演奏でBGMをしたり照明など凝った演出が印象的だったが、中盤から後半にかけてダラダラして間延びして退屈だった。
丁寧に描きたいのはわかるが、ぼやけた印象。
ラストも予想通りで個人的に好みではない。

あと、お目当ての梅舟さんあまり見せ場が無くて残念。

次に期待。

毒と微笑み

毒と微笑み

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2011/08/04 (木) ~ 2011/08/10 (水)公演終了

満足度★★

毒と微笑み
私の精神年齢の低さ故か、今回はあまり…

ネタバレBOX

狙ってるのかもしれないけど、最後の終わり方もちょっと不満でした。
タカセの夢

タカセの夢

SPAC・静岡県舞台芸術センター

シアタートラム(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/11 (木)公演終了

良かった!
「タカセの夢」@シアタートラム、良かった! 上手いとか下手じゃなくみんな伸びやかで! ダンサーである子供たち(といっても中高生なんだけど、)も良かったんだけど、ニヤカムさんの生きることへの圧倒的なポジティブさがビシビシ伝わって来て。もう一回見たいなあ。再演、難しい演目だよなあ。

花札伝綺

花札伝綺

流山児★事務所

円融寺(東京都)

2011/08/06 (土) ~ 2011/08/06 (土)公演終了

満足度★★★★★

お寺の本堂で行われた白塗り大アングラ劇
目黒にある円融寺の本堂で行われた。
入口には白塗りの役者が立ち、寺山修司作のアングラ劇が行われるのを否が応でも期待させる。
本堂に入ると正面のご本尊である阿弥陀様を観客は背を向けて座ることになる。
舞台の正面には時計が付いた棺桶が立てかけてあり、その前では、白塗りの少女が手まりをついている(鞠はない)。
舞台にはお寺には合う白黒の鯨幕が張り巡らされている。
始まる前からワクワクさせる。

ネタバレBOX

まずは観客が背にするご本尊の阿弥陀様に、観客全員が振り返り手を合わせてから舞台は始まる。
そんな、前説が、手のメモを読むふりをしたり、変なつっかえ方してるなと思っていたら、実はここからが始まりだった。
そして、白塗りの登場人物全員が歌い、物語がスタート。
もうここだけで楽しくなってしまう。

アフターサービスだけではなく、ビフォアーサービスまで行っている葬儀屋が舞台の物語。
ビフォアーサービス、つまり、死へのお手伝いもするということなのだ。その人にふさわしい死に方を演出してくれるというもの。
葬儀屋は、死人を働かせていた。

葬儀屋には歌留多という娘がいる。しかし、まだ生きている。
その娘は大泥棒の墓場鬼太郎と恋に落ちてしまう。
葬儀屋の父親は、鬼太郎に娘を嫁がせたくない。
そこで、列車に轢かれて死んだ青年を娘のボーイフレンドにしようとする。
しかし…。

そんな物語が、ほぼ全編、歌によって進められる。
この歌が楽しい。
そして、衣装が凝っていてカラフルだったりする。
エネルギーが溢れ、とにかく楽しい舞台だった。

お寺の本堂という場所なので、大きな柱などがあって見切れてしまうシーンも多かったのだが、それでも満足したのだ。
もう1回観たいと思ったほど。
しかし、残念ながら東京ではこの1日のみの公演だった。

流山児★事務所は、最近、神社・寺・ライブハウスで公演を行っているらしい。ここの前は、山梨の善光寺で行ったということだ。
全国各地でこの公演を観ることができるのかもしれない。

円融寺は自宅に近いのだが、本堂に入るのは初めてだった。
初めて入ったのが演劇の公演だったというのもなかなかの経験だ。
ちなみに、観客には、年を召した方が多かったが、ご近所の方たちがいらしていたんだろう。
お寺でのこういう体験はとっても楽しい。
チャイムが鳴り終わるとき

チャイムが鳴り終わるとき

オーストラ・マコンドー

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★

トータル的に微妙
話の進行に抑揚はあるけれど驚きや新展開は特になく、結果として全体的に単調な感じで、クライマックスも予想通りの内容でした。子供の残酷さはわかるけれど、私の知る小学6年生って、もっと少し大人だし・・・。

それよりも、他の方のコメントにもある様に自由席、指定席の説明が不十分で、ここに座っていて良いのか不安に思ったり、劇の終わりに出演者の挨拶も無く、拍手を続けるべきかそのまま帰るべきか迷ってしまうような、ちょっと居心地の悪い状況でした。劇以外のことですが最初と最後が??だったので、いまひとつ満足感に欠ける観劇となりました。

滑稽を好みて人を笑わすことを業とす

滑稽を好みて人を笑わすことを業とす

毛皮族

リトルモア地下(東京都)

2011/07/23 (土) ~ 2011/08/09 (火)公演終了

満足度★★★★

小劇場ナンセンス・エロ軽演劇!!
継続して上演している毛皮族の軽演劇シリーズ。
今回3演目ありましたが、残念ながら1演目しか観れませんでした。
上演時間は各1時間という軽く観れて、えらく笑えるばかばかしさ。
…がイイ!!

彼女の居る所、常に日が差し、明るくあたたかくなるという女。
今日も一言「おひゃさま」と叫ぶ。
彼女自身もそのことに気づき、次第にその使命は全世界を背負う
ことになり…。
ということを説明すること自体が、ばかばかしく・・・笑える。

いよいよ決戦です、その際の心構え。

いよいよ決戦です、その際の心構え。

タイガー

OFF OFFシアター(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しい!!
ぐだぐだしていて面白かった!

ネタバレBOX

台詞を忘れて爆笑になったり…、横島裕さんらがにたーっと苦笑いして確かにこれは面白かった。台詞を噛んで爆笑になったり…、これは身内客の優しさに救われているだけで、いただけません。

臭い芝居やぐだぐだで満足させるだけの実力の持ち主だと思いましたが、ドドイツだけは例外で素人っぽかったですね。

召喚獣は強い!
『ナツヤスミ語辞典』

『ナツヤスミ語辞典』

演劇集団キャラメルボックス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/11 (木)公演終了

満足度★★★★★

ナツヤスミ
夏休みという 休みを 感じることができなくなったかも知れない 私でも、
夏休みという言葉は素敵な響きを持つような 気がします 舞台は、
勢いを増して進んでいって、飲み込まれました。

 

ネタバレBOX

段差を 駆け上がっていく 様子が いいなと 思って 
まだ 終わらない夏を 私は 夏らしく過ごしたいな とか ウズウズしました。
とーく・おぶ・ざ・でっど 序

とーく・おぶ・ざ・でっど 序

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2011/08/06 (土) ~ 2011/08/11 (木)公演終了

満足度★★★★

これは
エビス駅前バー×JOHNNY TIME

どちらも初めてでした。
お話自体は結構シリアスめでした。

が!
何ともまぁ、ゆるーい感じで笑いどころ多かったです。
アドリブと思わしき所もあり、役者が素に戻る感じとか楽しかったです。
嫌いな人は冷めるでしょうね。

休憩なしですが、「休憩」あります笑
これは、笑えました。



明けない夜

明けない夜

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2009/07/17 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ラストシーンも
見逃せない素晴らしい出来ばえ。

ネタバレBOX

1963年、ボイラー製造会社の社長の娘が誘拐される事件が発生。営利目的か、怨恨か。刑事たちの活躍と、数ヶ月前の出来事から真相が明らかになっていくという推理劇。

ラストシーンでちょっと頭が混乱してしまいました。サンモールスタジオからの帰り、新宿二丁目の交差点の手前辺りでスッキリしました。腑に落ちました。起きたことは起きたこと、迷宮入りにしてしまえってか。シリアスで面白かったです。

薄いスクリーン越しに過去の出来事らしく見せる手法は良かったですね。オープンリール式のテープレコーダー、昔風のステレオやテレビなど、小道具も雰囲気がでていました。

ところで、誘拐された小学生低学年の役として、可愛い子役の女の子が出演していました。夜の8時から始まったお芝居は上演時間1時間40分ぐらいでしょうか、終わったのは9時半を過ぎていました。労働基準法が気になりました。
チャイムが鳴り終わるとき

チャイムが鳴り終わるとき

オーストラ・マコンドー

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★

2時間20分は長い
ギターの弾き語りとか椅子を使っての単純だけど、面白い場面転換の演出など、特筆するものはあるけれど、長すぎます。
台詞も絶叫調でないところはとっても私好みでしたが、ところどころ聞き取れないところあり、途中で聞き取るのを諦めました。
そして学校の場面と病院の場面。きっといろいろと描きたかったのでしょうがその分、劇が冗長になってる感じ。大人でもなく子供だけれどもう子供でもない小学6年を想像して演劇に入り込むのには、わたしも随分と歳を重ねたせいでしょうか無理がありました。子供を演じるのは相当難しいのでしょうね。

Whenever Wherever Festival 2011

Whenever Wherever Festival 2011

Body Arts Laboratory

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2011/08/04 (木) ~ 2011/08/13 (土)公演終了

満足度★★★

『デザインと身体』鑑賞
デザインとダンスの関係を考察して作られた4作品の上演でした。興味深いテーマですが、パフォーマンス作品としては完成度にムラがあるように感じました。

『テラダモケイと身体』(出演:西村未奈、寺田尚樹、他)
建築家の寺田さんが開発した、建築模型に添える1/100スケールの人形や家具を2次元のシートとして展開しているプロダクト「テラダモケイ」の本人によるプレゼンテーションと、それにインスパイアされて作ったダンス作品の上演でした。
テラダモケイを使って架空の場面を作り、それを膨らませてダンス作品化したという説明でしたが、テラダモケイに限らず絵や物を使っても出来る手法なのでこのコラボレーションならではオリジナリティが感じられませんでした。物語性からのアプローチよりかは大量生産や1/100スケールという点に着目して組み立てた方が面白くなると思いました。
コンセプトとは別に純粋にダンス作品として見ても、動きに緊張感がなくて印象に残りませんでした。

『写真と身体』(写真:熊谷直子、ダンス:笠井瑞丈)
写真家も舞台上に登場してダンサーの踊る姿を撮り、その写真がリアルタイムで壁に投影されるというシンプルなアイディアながらも、刺激的なトピックを含んだパフォーマンスでした。その場で撮った写真とは別に、事前に撮った写真も同時に並べて投影することによって、多層的な拡がりが出ていて良かったです。
ある瞬間が写真として固定されるために普段以上に観られていることを意識しながら踊るダンサーと、撮った写真がボケても暗くてもセレクトされないまま客の前に晒される写真家の姿がスリリングに感じられました。笠井さんがポーズを決めて「撮って!」と言っても熊谷さんがすぐには応じなかったりといった駆け引きが楽しかったです。
舞踏と扇情的なショーダンスとヒップホップをミックスしたような笠井さんのダンスの躍動感が気持良かったです。
別のダンサーと写真家の組み合わせでも観てみたいです。

『ファッションと身体』(ファッション:赤坂沙世、振付・出演:山井絵里奈)
靴がばら蒔かれた中で、茶色の上着と白のワンピースを順に脱ぎ、肌色の下着だけであたかも全裸のような姿で端正に踊る姿が美しかったです。茶色の上着はワイヤーが結ばれていて、脱いだ後に宙高く吊り下げられていたのが服に個人の記憶を象徴させているようで印象的でしたが、そのフォルムがゴチャゴチャしていてあまり美しくなかったのが残念でした。靴には蓄光テープが貼られていて、暗転時に光るのが綺麗でしたが靴のシルエットが浮き出るように貼った方が効果的だと思いました。

『ファッションと身体と振付家』(ファッション:高橋篤子、ダンス:川野眞子、振付:黒沢美香、森下真樹、山田せつ子)
プリーツ加工された鮮やかな色の生地で作られた6つのアイテムと1人のダンサー、そして3時間の製作時間を与えられた3人の振付家がそれぞれ作った小品の連続上演で、同じ条件の下で全く異なるテイストになっていました。
黒沢さんの振付はほとんどダンス的な動きはなく、各アイテムのそばで立ちすくむシークエンスが何度も繰り返される静かなものでした。終盤にワンピース的なシルエットのアイテムを着て少し踊るのですが、基本的にはファッションを身に着けるものというよりかは、空間に磁場を作るオブジェとして扱っているように見えました。
森下さんは色に着目し、台詞を多用するコミカルで自虐的な作品に仕上げていました。「グラデーション」や「浅草スキップ」、「スカイツリー」といった単語に対応する動きが決めてあり、森下さんのナレーションが次第にランダムに単語を発するようになりグダグダな感じになって行くダンサー泣かせな演出が楽しかったです。
山田さんはファッションを身体のシルエットを変化させるものとして捉え、イレギュラーな着方で身体を拘束させながら、一歩一歩踏みしめるような振付をしていました。後半では体のパーツを読み上げていましたが、意図がよく分かりませんでした。
3作品のテイストが異なるのは確かですが、ファッションという条件がなくても同じような結果になっていそうな気がして、ファッションが振付に対してどこまで寄与しているのかが曖昧に感じられました。異なるテイストを踊り分けた川野眞子さんのダンスは見事でした。もう少しオーソドックスなタイプの振付で踊るのを観てみたいです。

チャイムが鳴り終わるとき

チャイムが鳴り終わるとき

オーストラ・マコンドー

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★

緊張感
かなり真面目なお芝居なのかなぁ。神戸さんが遠慮しているように見えました。もっとやっちゃえって思いました。あなたが笑わせなければ誰がやる!って。
ストーリーは濃いですね。けっこう響きます。演出もいいです。

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