最新の観てきた!クチコミ一覧

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SPRING!

SPRING!

シグナルズ

小劇場 楽園(東京都)

2011/08/24 (水) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

純心
奇抜さを用いないストレートな作品。心に潤いを与えてくれる。

父と暮せば

父と暮せば

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2011/08/17 (水) ~ 2011/08/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

感動の傑作
戦後の広島が舞台だが、原爆を中心とせず、普通の人の人生を描く。シリアスになりすぎず、心動かされる。

CRUSH THE TYMKS単独公演「星の降らない夜明け前」

CRUSH THE TYMKS単独公演「星の降らない夜明け前」

CRUSH THE TYMKS

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/08/23 (火) ~ 2011/08/24 (水)公演終了

満足度★★★★

ニチジョーを踊る
ダンスって楽しいなぁ。等身大の女性を観て感じるって作品。チョーパワフルっっ!!すっごい激しいダンス、とにかく3人ともきまってて、でも楽しい。

ネタバレBOX

冒頭からラストにかけて繰り返される、反復された動きから見える日常感。寝て、また起きる。宙を見上げる。まるで明日の活力になるだろう、夜空の星を探すように。動作の混じったようなコミカルで激しいダンスで日常を楽しく表現する。それなのに、、、合間に見えるそんな日常に抗うかのような激しく踊り跳び跳ねる衝動?情熱?青春?葛藤。その力強さ。
不識の塔

不識の塔

劇団野の上

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/08/19 (金) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

オトコはつらいよ?
なんといっても津軽弁が魅力的。聞き馴染みのない単語やリズムを楽しむ喜び。それは、意味はわからないけど音韻で味わう楽しさだけど、一方で全然津軽弁を知らない人にも物語が理解出来るよう計算されてもいて秀逸だ。そして言葉に力強さを感じた。それは公用語の統制に負けない土着の言語の力強さなのかなと思う。そんな青森パワー満載の舞台に、置いていかれないよう自然と身も心も前のめりになる感じが心地よい。

話の中身も人間らしい悲喜劇で、役者さんの好演も相まって手触りが新しく見たことないものが見れたな、でも方言や人の葛藤、今までもそこにあったものをきちんと魅せてもらったなという感じです。

ネタバレBOX

生娘にこだわる男のしょうもない性だったり、最後死ぬのではなく胎内回帰したいという無駄なあがきだったり。そういう、無様だけど、人間らしい生き様を、ほぼ全編寝たきりで演じ抜いた山田さんの立ち位置は大きいなと思った。


でも何より大きいのは酒樽。やられた。
描いたように(満員御礼!!無事公演終演いたしました!)

描いたように(満員御礼!!無事公演終演いたしました!)

613

テアトルBONBON(東京都)

2011/08/24 (水) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★

今後も注目したい!
個人的には、なかなか楽しめた。
また、制作、受付、誘導係の対応や脚本・演出家の挨拶文から、
個人的には好きな劇団の一つになるのでは、と思った。
芝居前に流れていた音楽は、「未来予想図」や「元気を出して」等、
ひと昔前の曲であったが、この辺りも結構好み(笑)
役者陣もそれぞれ個性的であり好感がもてた。
私的には、彼女役の役者さんの時折みせる、切ないような嬉しいような表情が良かった!
あとはネタばれで。

ネタバレBOX

売れない画家(フリータ)と彼女との出会いから、プロポーズまでのストーリー。
正直、この登場人物は必要?というところや、この設定は不十分(中途半端)
では?というところが散見していた。
しかし、芝居途中での暗転をしない工夫や音響の使い方が良かった。

第2回公演ということもあり、まだ発展途上という気がした。
しかし、個人的には、好みの劇団という感じがするので今後も注目したい!
ダブルスピーク

ダブルスピーク

SORAism company

萬劇場(東京都)

2011/08/12 (金) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★

見ました
もう一歩な感じでした

Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

フィクションだけれど…
限りなく現実に近いんだろうなぁ…と思うのは、今だから?
4年前に観ていたのならそう思わなかったかも。

役者さんたちはみんな素敵。
中でも堀さん中村さん石丸さん百花さんたち女性陣が特に。

観ている最中よりも、後からいろいろ考えさせられる。

終演後の舞台を眺めていたら切なくなった。

ネタバレBOX

上下左右は朽ちたような木材で囲まれ、背景は白い布、舞台上には土が。
開演前から、どんな光景が繰り広げられるのかワクワクする。

2人がネガを光にかざすとバックの白い布に背景が映し出され、当時に。
前半は希望に満ちて明るい笑いが。
話が進むにつれ残酷な現実(ではないかもしれない)をみせつけられる。
「わたしはしらなかった」なぜだかとても胸がざわざわする。

始め、「今」の場面では土がよけられて白い場所になっていたが、いつの間にか過去と同じ土の上に。
今は過去のあの場所と同じになっているのか・・・とぐるぐる考えるが、よく分からない。

観終わってから、無性にくるりのWORLD'SENDSUPERNOVAが聴きたくなり、聴いて少し泣いた。
『賢者の贈り物』 『羊の宇宙』

『賢者の贈り物』 『羊の宇宙』

舞活道 自由童子

pit北/区域(東京都)

2011/08/12 (金) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★

羊の宇宙
夢枕獏の原作は未読につきそれぞれの領分は不明だが、哲学的で奥深い話を非常にワカり易く楽しくコンパクトにまとめて見事。
エアヴァイオリンのシーンや星空の投影も◎。
ただ、子供向けとしてはちょっと難しいかも?

立体文学 「いきもののくに」

立体文学 「いきもののくに」

ストーリーテラーズ

ぎゃらりい茶屋町三番地(東京都)

2011/08/12 (金) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★

従来と異なり物語ではなく詩が題材
従来と異なり物語ではなく詩が題材であったが、元ネタとして語るものやデュオの朗読風のもの、童謡の歌詞に新たな命を吹き込んだものなど変化を付け、それらを祖父と孫の交流的なパートで紡いでほのぼのとした感じを漂わせて◎。
欲を言えばアンコール的なカタチで「もう すんだとすれば」を聞かせてくれればもっと良かったんだが。

いつか / タルチュフ

いつか / タルチュフ

こゆび侍

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/08/09 (火) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★

いつか
まさに「オトナの童話」で、ほのぼのとしたムードで進んでいた物語がダイナミックに展開する終盤は圧巻。また、後日譚の語り方もイイ感じ。
さらに「アレ」にあんなギミックまで仕込むとは!

いつか / タルチュフ

いつか / タルチュフ

こゆび侍

ギャラリーLE DECO(東京都)

2011/08/09 (火) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★

タルチュフ
古典を古典としてきっちり見せる、な感じ。ファーストシーンからしっかり古典の空気が漂っているのは衣装のためもあろうが客入れ時のBGMによるところも大きいか?
また、終盤の陥れられた家族の心境を象徴するような低音ノイズと照明も効果的。
なお、事前にネットであらすじを予習しておいたのは正解。

降りそそぐ百万粒の雨さえも

降りそそぐ百万粒の雨さえも

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2011/08/06 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

見届けた。
「風を継ぐもの」から観ているので、しっかり見届けることができてよかった。

Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

チェルノブイリ原発事故のその後を題材に
舞台には湿った土が盛ってあり、この土が壁をスクリーンに見立てた映像に見事にマッチしてリアルな雰囲気を醸し出す。映像なくして物語は成立しないほど、時の流れの残酷さを描写していた。登場人物の名前から察するとやはり場所はロシアの片田舎ナジロチ。原発事故から30km離れた村での情景を綴った物語。クリニカ演じる中村梨那の子供子供した元気溌剌な表情や行動がとっても素敵だ。ナターシャ役の石丸さち子のおっかさん的な演技力が群を抜いて秀逸。惜しむらくはジーナ役の加藤泰子が少々あがってたようでカミが目立ち、ギクシャクしていた。後半は良くなると思うが・・。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

前半、コメディかと勘違いするほど、笑いのネタ満載。後半はゆっくりと弧を描くようにシリアスになっていく。こういった構成は相変わらずお見事だった。

1986年5月、原発事故は起きた。そこから30km離れたナジロチでも禁止区域のようだが、ここにこっそり数家族が暮らし、自らで学校のような場所を確保して子供たちの教育もしていた。舞台の始まりは元気な彼らが和気あいあいと暮らす情景を描写し、いかにもヨーロッパ的な香りで舞台を満たす。

そんな彼らを使者(保健省の小役人)が視察し指導をするのだが、言う事を聞かない住民はいつものように数種のベリーを採取してジャムを作り食し、木の実でワインを作り飲んで人生を謳歌していた。タイトルのセシウムベリージャムは、高濃度に汚染されたベリージャムという意味だろう。

クリニカは六指の手を持ち、うさぎは片足の奇形が生まれ、やがて誕生した新生児は、無脳症だった。無脳症児は妊娠26日くらいにビタミンAの大量投与、葉酸の摂取不足が一因と言われているが、セシウムでもなるのだろうか?

やがて、彼らはひとり、またひとり・・といなくなってゴーストタウンと化してしまう。愛していた夫を失ったリューダの想いや彼らと関わった思い出をカメラマンの記憶として描写した劇だったが、悲惨な景色や獣奇的な風景はない。ただただ淡々と綴っていった物語だ。人々がそこで暮らし、笑い、酒を飲み、幸福だったそれらが崩壊していくさまをまるでドキュメンタリーのように描写していた。その写しには作家の意図は何も感じられない。また訴える言葉もない。けれどその静かなる叫びはそれで充分なのだ。

『Black Shooting Star』

『Black Shooting Star』

おぼんろ

Barまいどおおきに(渋谷区宇田川町34-6 W&Iビル4階)(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/20 (土)公演終了

満足度★★★★

イイねっ!
20時のステージに参戦。

芝居は20時からなんだけど、1時間前の19時から会場隣のお好み焼き屋で豚玉&アルコールを満喫し、身体&脳をトロトロにするのだ(笑)

ボクは、このシステムをよく理解してなかったので・・・19時20分に会場到着。チケプレでの観劇だったので、ほんのチョピットの差し入れを(しかも、気の利いたものでなく、レッドブル・・・このあたりが、ボクの改善すべきところなのだ)。。。

チケプレ観劇のうえに、遅刻・・・お好み焼きは辞退しようとしたが(もっともビールはゴチになろうと思ったが)、店のおばちゃんに「ぜひぜひ!」と言われて、席に着く。

・・・なんかウレシイ。気分がポカポカになっちまった。

店は、一般客&観劇客でギッチリ。遅刻のボクは、もちろん相席に・・・お邪魔いたしやす!

一人での観劇だったので、しばらくはパンフ読んでたんだけど・・・どうやら、隣の好青年もチケットを持っている・・・一人でモクモク食べるのもなんなので、話しかける(←迷惑だったらごめん!)。

いやぁ・・・楽しいもんだね!
もちろん初対面だから、突っ込んだ話はしなかったけど・・・良い時間を過ごすことができました!
あっそうそう・・・早稲田の悪口言ってゴメンネ!笑

で、食事が終わり、お好み焼き屋となりのBar(芝居会場)に移動するのでありました。。。

ネタバレBOX

ここで、2回目の「ドリンキングタイム」。

演歌歌手の川中美幸さんの店なので、もちろん「そば焼酎雲海」のロックを注文(あっそうそう・・・終演後に、川中さんのご挨拶が!目の前にいる川中さんは、マジ可愛かった!よくオバサンやオバアチャンに「かわい~」という場面に出くわすが・・・そういう「かわい~」じゃなくて、ホントに可愛かった!)。

雲海をクイクイっと呑み終えたあたりで、主宰の末原さんの前説が。

観客による心地よいツッコミも入るが、酔客の的を外してしまった「自己満足的チャチャ」も飛ぶ飛ぶ!
末原さん・・・ギリギリのところで、さばく!なかなかのもんじゃ!

ただ夕方の回の感想にもあるように、観客による「合いの手」って、よほど達者じゃないと、邪魔になっちゃうんだよねー。
歌舞伎でもそうだし、野球場のヤジもそう。センスが問われちゃう。
自分のセンスに自信がない人は、ボクのように高田文夫先生チックな拍手にとどめておきましょう(笑)

で、開幕。

バーカウンターでの芝居(コメディ)が始まる。

おもしろい!会場の特性を巧く使ってる!

でも・・・もっとおもしろくできると思う。
空気感はイイんだけど、もっとキャラを濃くするというか・・・台詞を、もっともっと「キャラならでは」のものになるように練りあげたほうが、芝居にメリハリがつくと思ったなー。キャラの特徴が薄れて、一本調子に感じるところがあった。

あと、もっと「緊張⇔緩和」があってもよかったかな。

ウンチもどうだろう?
なかなかイイ雰囲気のBarで「ウンチ」は、ちょっと唐突に感じる。
ゴキちゃんの好物は、ウンチよりも「Barまいどおおきに」のメニューや食材にしたほうが、好みかな・・・さすがに、そこまでイジれないかもしれませんが(笑)

ま、アルコールが入って、ちょっと脳が解けてたから、そう感じたのかもしれないし、こういう芝居って「楽しんだもん勝ち」なところがあるのもわかっちゃいるんだけどさ。


途中で、客参加のイベント(?)があったりと、楽しみどころはたくさんあるし、なんといっても「食って飲んで観る」楽しさというのは、格別のものがある!

また食いに飲みに観にいきますぞ!

その時には、末原さんの「酔客さばき」が、銀座の黒服クラスになってたりしてな!笑
Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

チェルノブイリの記憶
4年前の作品の改訂版だそうですが、あまりにタイムリー。遠い国のお話でなくなった現実を考えると悲しい。メッセージ性が強すぎて、芝居として観るには重かったです。

Nazca -ナスカ-

Nazca -ナスカ-

劇団銀石

吉祥寺シアター(東京都)

2011/08/18 (木) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★


なかなか前衛的だったのかな?

Caesiumberry Jam

Caesiumberry Jam

DULL-COLORED POP

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/08/20 (土) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ほぉ…
どれも素晴らしかった。

バッド・アフタヌーン

バッド・アフタヌーン

アミューズ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/08/13 (土) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

いいのよ短くたって。面白くて、うまければ。
土田さんの演出なので、なんぞフジョーリなのかなと構えていたら、非常にわかりやすいシットコムでした。アテ書きのよく効いたスピーディな脚本で、達者な脇に固められ、ヒロシさんも頑張っていました。立ち姿がきれいですね。
並んで立つ土屋さんより小さいけど、バランスがいい方なんだと判りました。
土屋さんの長い手足をもてあましてる様も好きですけど。
そして平田あっちゃんのお約束の暴走っぷり!これを楽しみに来たのよ。ああ、わたしは今、人生を楽しんでいる・・・!と思いながら笑っていました(大げさ)。
そして菅原さんを知ってしまいました。猫ホテでもみていたはずなのに、こんなにキャラ立ちして・・・ということで、みなさんプロトタイプなわかりやすい話ながら、大いに笑って楽しんで、90分でおなかいっぱいでした。
最後に特筆すべきは、舞台装置の見事さ!奥行きを感じました。

GHOST IN THE BOX!!

GHOST IN THE BOX!!

PEACE

上野ストアハウス(東京都)

2011/08/18 (木) ~ 2011/08/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかったです!
ホラーものは舞台上でどのように表現するのかなと思っておりましたが
前半は本当に怖かったです。でも後半は前半の謎解きで「そういうことか!」と。
ドタバタな展開とコメディ要素が多かったので笑いながら観れました。
2回目に観た時、ストーリーや演出がわかっているはずなのに前半でまた
怖がり、後半で笑い、本当に何度観ても楽しめる作品なんだなと感じました。

ピグマリオン

ピグマリオン

アトリエ・ダンカン

あうるすぽっと(東京都)

2011/08/19 (金) ~ 2011/09/04 (日)公演終了

満足度★★★

BGMがビートルズ!
頻繁でないところが品よく、面白い使い方だった。尾藤イサオが賛美歌をちょっと、浦島りんこが「Amazing Grace」をちょこっと素晴らしく、ごちそう的に歌った。(もっと聞きたかった) と、いうわけで素晴らしい脇役に囲まれた主役のヒギンズがとてもひどい。舞台での発声もできていない。まだ初日から一週間もたっていないのにもうのどがやられている。持つだろうか?確かにヒギンズは引きこもりがちなボンボンで、いい年をしてママに構ってもらえなかった~と駄々をこねている大人になれていない男ではあるが、社会的地位もあるイギリス男としては、それを初めから表面に出してはいけない。彼の演じたヒギンズはただの引きこもり男。星はわきを固めたベテラン俳優の方々と音楽に。

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