最新の観てきた!クチコミ一覧

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ホットパーティクル

ホットパーティクル

ミナモザ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2011/09/21 (水) ~ 2011/09/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

9月21日
台風で電車が止まって三軒茶屋から新宿まで2時間近くかかってやっとたどり着いたというのに、ネタ作りに原発周辺に行ったとかアホすぎる(これを見に来ている自分も含めてw)と最初のほうでは思ったものの、今回も意外な作品だった。
主演の佐藤みゆきさんとドラマターグの中田顕史郎さんがいいです。

ネタバレBOX

ちょっと「脳内ニューヨーク」という映画を想起したが良いドラマターグがついていてよかった。


ちょぼくれ花咲男

ちょぼくれ花咲男

文月堂

サンモールスタジオ(東京都)

2011/09/16 (金) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

とてもよくできた人情時代劇
脇のストーリーの走らせ方とか、それらの結び付け方とか、なかなかうまいのだ。
ストーリーを無理なく見せ、かと言って説明的にも陥らず、人情時代劇としてはかなりのクオリティだと思ったのだ。
しかし…。

ネタバレBOX

物語の設定がいい。
キャラクターの、それぞれの設定もいい。

そして、それらがうまくストーリーに活きていて、どう転がっていくのかを見るのが楽しいのだ。
脇のストーリーと、もとのストーリーとのかかわり合い方も、変にべたべたしてなくていいし、気が利いている。
ちょっとした笑いもいい。
西洋三味線の引っ張り具合とそのオチ的な歌も、うまい! と思った。
そして、ちょっとした哀しみのエピソードのまぶし方も、人物の深みを増していてとてもいい。

さらに、ラストや途中のご都合主義的なところも、このストーリー運びならば、まったく気にならないというか、むしろこうあってほしいと思ったとおりで気持ちがいい。

涙的なエピソード、2度目の心中や弥七を全員で呼び戻すあたりもなかなか。

とにかく脚本がいいのだ。
これに関しては言うことない。

最初に作・演出の方が出てきて挨拶したのだが、終わってみれば、「あの人がこれだけのもの作ったんだ」と驚いてしまった。

ただ、口上のところから、なんとなく躓いていた。
うまくないのだ、これが。
慣れていないというか、声もイマイチ。

で、舞台の演技はどうかと言うと、確かにうまい人もいるし、見せる人もいるのだが、全体的に見ると「練度が低い」と感じてしまう。
つまり、もっと練習をすれば、かなりのレベルまで達するのに、と感じてしまったのだ。

なんというか、客演が多いためか、役者間の噛み合わせがもうひとつなのだ。
テンポよく畳み掛けてきても、それを受ける側が、ズレてしまっているというか、ブレーキを掛けてしまったり、また、逆もあったりと、ちぐはぐなのだ。
さらに、噛む台詞が全体的に多い。それは非常に気になった。

これを全体的なレベルが底上げしてある役者たちで見られたらどんなに素晴らしいものになったのか、と思うと非常に残念である。

そういうレベルに達していて、役者に余裕があったのならば、本来は十分に笑いが取れるはずのところでは、いいタイミングで、間を考えて台詞が入ったりして、笑いが相当起きていたのではないかと思うのだ。
笑いというのは、脚本で作るだけでは、大きなものには結びつかず(脚本だけで笑わせるところもあったが)、やはり、それを演じる役者の腕にかかるところが多いと思うのだ。
どうもそういう余裕は見られなかった。

しかし、初の時代劇でこのレベルの脚本である。ということは、現代劇はどのようなものになるのかが、非常に気になってきた。
今回は時代劇という設定ならではのお話で、その設定が見事に活きていた。ということは、現代の設定においては、またうまい活かし方で、相当面白いのではないかと感じたのだった。

役者で印象に残ったのは、権造の妻を演じた大森照子さんだ。腰が据わっていて、頭の妻然としていた。また、源治を演じた霧島ロックさんの、関西弁をポンポンと調子よく話す感じが良かった。そして、花咲男の長八郎を演じた牧野耕治さんは、後半に行くに従いエンジンがかかってきたようで、後半は良かった。

ちなみに、星の数のうち3つが脚本分である。
SEA MAN2

SEA MAN2

劇団Spookies

シアターブラッツ(東京都)

2011/09/14 (水) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

龍班を観ました
今回も2時間楽しく観させていただきました。
こじんまりとした舞台のはずが、とても大きく見えました。
いつもより正統派?(←と言ったら失礼ですが)で、夢というありきたりなテーマが真っ直ぐ伝わって来て感動しました。

面白く、そして涙がこみ上げてきて熱いものを感じました。
渡部美穂さんが演じた乙女姉やんの生き様にホレました。
心根の強さを学ばせてもらいました。

ただスプーキーズファンとしてはもっと笑い要素と立ち回りも期待してしまうのですが、今回のように出演人数が少ない分、ひとりひとりの個性が光り、それぞれの思いが(男性の話なのですが女性たちの思いも強く押し出され)前面に見て取れる作品は分かりやすく、自然に入り込めて、自然に見入り、自然に泣けてきてしまう、それが良かったかなと思います。

お疲れ様でした。ありがとうございました。

夢みた景色の描き方 flag.1 ~青い春が止まらない~

夢みた景色の描き方 flag.1 ~青い春が止まらない~

モエプロ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2011/09/15 (木) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★

こんな演劇やってみたい!
「ギャルゲーのルート分岐を再現」というコピーに惹かれ、初めてモエプロさんを観劇させて頂きました。
私も演劇人の端くれとして、こんな演劇をやってみたいと思いました。

しかし、あえて苦言を言わせてもらえば、
「せっかくここまでイイ役者と環境があるのにもったいない!」
につきます。

やはり全3部作ということもあり、全て見ることが前提となっているのか
一人ひとりのキャラの持ち味がなかなか発揮しきれていない気がしました。
ほんともったいない!
もうすこし、全てを見なくても楽しめるような作りにしてほしかったです。

また劇中、メタなセリフも多く、最近のアニメが好きな人にはくすくす笑える所もあるのですが、ギャルゲーが好きで見に行くにはすこし物足りないと思いました。

(以下、ネタバレBOX)

ネタバレBOX

その理由は、
分岐が序盤の一回しかなく、
その後の展開が一方通行だったからです。

もっと、ダミー分岐(直接物語に関係しない分岐)を取り入れてみたり、
「セーブ→ロード→ミスったらやり直し」
のような、ほんとにゲームをプレイしている感覚を楽しめたら
もっとイイ作品になると思いました。

で、けんか!?

で、けんか!?

サラダラ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/09/21 (水) ~ 2011/09/22 (木)公演終了

満足度★★★★★

必見!必見!必見!
文学座の役者使って何するつもり?と思ったら、その千田美智子が素晴らしい。最初はどちらがダンサーか見分けがつかなかった。それくらい素晴らしい。2人は桜美林大学の同級生らしい。山下彩子のアイデアが素晴らしい。今回のダンスは相手を動かす、相手に動かされるダンス。バレエやジャズとは全然違う。普段ダンスを見ない人でも面白く見れる筈。とにかく2人の息がバッチリ合ってる。素晴らしい。今年の1月から稽古してきたらしい。この舞台必見です。フェスティバル汎の中でも間違いなくベスト3に入る舞台。やぶくみこの舞台上での楽器たくさん使っての生演奏(ガムランもある)も素晴らしい。来年も期待します。

きみがいた時間 ぼくのいく時間

きみがいた時間 ぼくのいく時間

福岡県大学合同公演演劇部

ぽんプラザホール(福岡県)

2011/09/17 (土) ~ 2011/09/18 (日)公演終了

満足度★★★★

初めてみましたが、
演劇、といえば劇団四季のライオンキングくらいしか見たことがありませんでしたが、小さな団体でもすばらしい作品があるんだなと思わされました。役1人1人の感情表現が丁寧で、途中からは時間を忘れて観てしまいました。
またこの団体が後援することがあればぜひ見たいです。

紐育に原爆を落とす日  無事千秋楽終えました。沢山のご来場ありがとうございました。

紐育に原爆を落とす日  無事千秋楽終えました。沢山のご来場ありがとうございました。

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2011/09/17 (土) ~ 2011/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

Aバージョン
差別や恨みから愛国心まで、あらゆる感情を止揚して人類愛を貫いた彦坂のような人間が本当に高貴な精神の持ち主なんでしょう。彦坂が戦後をどう生きたかという話も見てみたい。

spelling09『縁の鵺(よすがのぬえ)』

spelling09『縁の鵺(よすがのぬえ)』

VARNA -The Another Words-

TACCS1179(東京都)

2011/07/28 (木) ~ 2011/07/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

早くて派手なストーリー展開。
SFというかファンタジーというか、独特な世界観を醸し出していて、非常に好きなテイストでした。

ちょっと時間は長いのですが、脚本がよくできていて、つぎつぎと展開していくストーリーとメリハリのある音響で、最後まで飽きずに見れました。

当日パンフが凄い凝っていて、価値ありです。

ネタバレBOX

永遠の命を持った者の葛藤と末路を描いていく物語で、結構深く考えさせられる作品だった思います。
それらしい単語は出てこなかったので深読みしすぎ間も知れませんが、
故郷を取り戻す=福島というメッセージなのかな?とを思いましたが、気のせいかも知れませんw

死を題材にしているので重めなストーリーのはずですが、それぞれの人物像がきちんと描かれていて、最後はすがすがしく終わり、脚本が上手いと思います。
最初は演出に戸惑いましたが、30分ぐらいしたころには違和感なく見られました。

しかし皆さんが言っているように、役者のとちりが多く、稽古不足なのか力量不足なのか、その点が非常に残念でなりません。
演出もくどくはありますが、役者が上手ければ効果的な手法なのでは?とも思います。

もっと巧みな役者が揃っていたら、素晴らしい舞台になるんじゃないかと思うので、今後の期待を込めて高めの評価で★5です。
D-BOYS STAGE vol.3「鴉~KARASU~ 10」

D-BOYS STAGE vol.3「鴉~KARASU~ 10」

ネルケプランニング

青山劇場(東京都)

2009/10/20 (火) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

時代劇for現代ッコ
4月に上演された舞台を配役を変えての再演でした。初日から全公演観劇しました。迫力があり艶やかでとてもカッコイイオープニングに始まり、殺陣のシーンはどれも素晴らしかったです。鴉組も長州藩もみんな個性的で魅力的で素敵でした。4月も観ましたが、役者さんが変わったことでまた違った味わいで観ることができました。とても楽しかったです。

黒い羊

黒い羊

TABACCHI

シアター711(東京都)

2011/08/17 (水) ~ 2011/08/21 (日)公演終了

さよなら また逢う日まで

さよなら また逢う日まで

ブラジル

紀伊國屋ホール(東京都)

2011/08/14 (日) ~ 2011/08/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

 
観劇

大きなものを破壊命令

大きなものを破壊命令

ニッポンの河川

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★

 
観劇

トロンプ・ルイユ

トロンプ・ルイユ

パラドックス定数

劇場HOPE(東京都)

2011/08/09 (火) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★

 
観劇

マッチ・アップ・ポンプ

マッチ・アップ・ポンプ

キリンバズウカ

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2011/08/06 (土) ~ 2011/08/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

 
観劇

毒と微笑み

毒と微笑み

ブルドッキングヘッドロック

ザ・ポケット(東京都)

2011/08/04 (木) ~ 2011/08/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

 
観劇

【全ステージ無事終了!ご来場ありがとうございました】みきかせプロジェクトvol.3 「流星群アイスクリン」

【全ステージ無事終了!ご来場ありがとうございました】みきかせプロジェクトvol.3 「流星群アイスクリン」

みきかせworks

ワーサルシアター(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★

 
観劇

テノヒラサイズの人生大車輪2011

テノヒラサイズの人生大車輪2011

テノヒラサイズ

南大塚ホール(東京都)

2011/09/17 (土) ~ 2011/09/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

期待以上
初見の劇団でしたが、今回も関西の劇団にハズレはなかったです。なぞ解きサスペンスの要素もあるヒューマンコメディ(ちょっとシュールでSFも入っているだけど)、期待以上の面白さでした。小道具はパイプ椅子とロープくらいしかないけど、ホントに見事な使い方。また観に行きたいです。

さいごのかみさま【全公演終了!!ご来場ありがとうございました】

さいごのかみさま【全公演終了!!ご来場ありがとうございました】

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2011/08/03 (水) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

パール食堂のマリア

パール食堂のマリア

青☆組

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/07/29 (金) ~ 2011/08/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

観劇

花と土/ファーファーファーファー,ファーラウェイ

花と土/ファーファーファーファー,ファーラウェイ

monophonic orchestra

百想(re:tail別館)(東京都)

2011/08/31 (水) ~ 2011/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★

第2週
第2週の標題作「花と土」は、夫婦の日常的な会話から始まるもののややブラックに締めくくるオチが楽しい。
一方、「今日のおわりに」は1週目に続いてオーソドックスな配役になってしまい、ちょっとだけ残念。(何でよりによって…(笑))

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