最新の観てきた!クチコミ一覧

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X-MEN (ペケメン)

X-MEN (ペケメン)

劇団RPG

シアターシャイン(東京都)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

今一垢抜けない雰囲気
の中に、なぜかアイドルのような人が出てきて歌ってCDを売ると、最前列中央に皆勤賞の追っかけの人がいてCDを何枚も買ったりして、何だこの展開はと驚いてしまいました。

ネタバレBOX

第二回公演が前回の続編ということにもびっくり、そして次回作も何となくこの続編のようで、アパート住人にまつわる話に固定化してしまって劇団に発展性があるのかなと少々疑問に思いました。

第一回公演で不発弾だった爆弾が爆発して死んだアパートの住人たちは自分の欲望と引き換えに魔女の手下に魂を売り渡しました。しかし、一人の青年だけは自分の欲望でなく相手の幸せを願うなんて、なんて素敵な考え方なんでしょう。そして、彼の予想外の行動のお陰でみんなが魔の手から助けられるという素晴らしいファンタジーに仕上がっていました。

最後の最後だけ良い話だなあと思いました。
4×15

4×15

北京蝶々

新宿眼科画廊(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

それぞれに面白い
各演者のイメージに合ったタイプの異なる4編、それぞれに面白かったが、中でも「エアデート」で「いない」ことを理由に別れた相手を「来るな!」と拒否する場面のシュールさにツボを突かれ、SEや台詞は録音で演者は一言も発しない「狼少女…」の手法に感心。

いつも誰かのせいにする

いつも誰かのせいにする

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

よかったです
役者さんの演技も、全体の演出もとても良かったです。
ただ、お話が少し解りにくい時があったのと、内容に対してMがうるさかったかなぁ・・・。
でも、レベルの高いお芝居だったと思います。とても有意義な観劇でした。

沢木順コンサート

沢木順コンサート

芦屋サロン・クラシック

芦屋サロン・クラシック(兵庫県)

2011/11/13 (日) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しいひととき
第Ⅰ部シャンソンの回に行きました。サロンでのコンサートという贅沢な企画。このような催し物は初めての体験でしたが、沢木順さんの歌はもちろん素晴らしく、軽妙なおしゃべりとファンの皆様の温かい雰囲気でとても良いひとときが過ごせました。あ~、楽しかった!

彼のことを知る旅に出る

彼のことを知る旅に出る

ペテカン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/11/12 (土) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり良かった!
再演って難しいだろうなってちょっと思ってたんですけど、
本当に良かった!とにかくテンポが良くて「あっ」という間の2時間!
個性的なキャストの中でもペテカン初参加の汐崎アイルさん、元カクスコの岸博之さんが特に素敵でした。
初演を観てる人ももちろん観てない人も楽しめる作品です。たくさん笑ってたくさん泣かされました。中でも濱崎さん演じるお母さんのシーンでは号泣でした。

ペテカンって、どこどこっぽくなくて“ペテカン”なんですよね。替えがきかないっていうのかな?特にこの作品にはそれを感じます。
以前からペテカン観たかったとか小劇場観たこと無いとか
お芝居大好きの方に、本当にオススメです!

千秋楽のチケットも買ってるんで日曜日が待ち遠しいです!

ネタバレBOX

なんと言っても元カクスコの岸さんの歌声が聴けること!
イケメン汐崎アイルさんにあぁやって語られると、自分に喋りかけられてる気分になってそれだけでもお得感♪
観に行かれる方はハンカチを絶対持って行きましょう。
あと、観終わった後に、パスタを食べたくなりますよ。(笑)
Live forever

Live forever

キコ qui-co.

Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)

2011/10/26 (水) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

「生」と「鎮魂」
場のコラージュなどいかにもqui-co.な手法で訴える「生」と「鎮魂」。
吉田能のピアノと武井翔子の歌も良く、それらが三位一体となったクライマックスは圧巻!
また、「いかにも荒船アニメ」な映像も好みではあるが、それが主張し過ぎる感があるやも?

砂のクロニクル

砂のクロニクル

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2011/10/19 (水) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

満足度★★★

ちょっと
題材も手法もちょっと古いかなと・・。1980年代に新鮮だったものがそのまま続いている感じ。完成度は高いのですけど。

「Idiot~ドストエフスキー白痴より~」

「Idiot~ドストエフスキー白痴より~」

TOKYO NOVYI・ART

シアターX(東京都)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

演出があった
白痴です。すばらしい舞台でした。鏡面の床に反射させた間接照明でほぼずっと押し通していました。すこし古臭さも感じましたが、これがスタニスラフスキー・システムの研究者でもあるロシア人演出家のものか、という感慨。つまり、写実でもないし自然でもなく、とても新しい挑戦が見えました。白痴、の世界観を見事に見せていただきました。

炎の人

炎の人

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2011/11/04 (金) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

再利用
三好十郎の『炎の人』が商業演劇にリサイクルされた感じ。豪華で立派だけれども、演出も平板で刺激もないし、お金持ちの娯楽としてはいいのだけれども、それにふさわしい題材かどうか。ただ、良い有名な役者さんによるゴッホの話になっていた感じ。

ジェローム・ベル『ザ・ショー・マスト・ゴー・オン』

ジェローム・ベル『ザ・ショー・マスト・ゴー・オン』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2011/11/12 (土) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

笑いの裏にある挑発
世界各国で上演されている話題作の日本初演で、日本で30人弱の出演者を集めての上演でした。想像していたよりも分かり易い内容で(悪意が込められた皮肉的な「分かり易さ」でもありましたが)、普通に楽しめるものとなっていました。
ベタなギャグで笑いながら観ることも、劇場という制度や、ポップカルチャーとハイカルチャーの関係、演者と観客の関係、作者とは、ダンスとは、等について考えながら観ることも出来る、懐の深い作品でした。

舞台奥に曲名表示用のスクリーンが吊られ、客席最前列と舞台の間に音響の操作盤がセットされていて、「DJ」が1曲毎にCDを入れ替えて再生し、その曲の歌詞やタイトルに合わせた動きが演じられるという構成でした。
冒頭の『Tonight』では、無人の舞台は真っ暗なままで、次の『Let The Sunshine In』で次第に明るくなり、3曲目の『Come Together』でやっとパフォーマーが現れるものの全く動かず、次の『Let's Dance』で急にノリノリに踊るという、あまりに曲のテキストに密着した展開が観客の笑いを呼び起こしていました。
『Private Dancer』では無人となった舞台にDJが上がり一人で踊り、途中で一旦卓に戻って音量アップとスポットライトを作って更に踊ったり、映画『タイタニック』のテーマ曲で有名な『My Heart Will Go On』では映画の例のポーズをした状態のままセリを使って沈んで行き、次の曲が『Yellow Submarine』だったり(しかも奈落からの合唱付き)、『Sound of Silence』では音量を絞ってタイトル通りに無音になってしまったりと、まるでコントの様でした。

ラストの『The Show Must Go On』までこの様な調子で計20曲近くが続くのですが、どの曲も最初から最後まで丸々1曲流し切ったり、1つの曲に対して1つのアイディアしか用いなかったり、全体の1/3程度の時間が無人で何も起こらない時間だったりと、禁欲的で意図的に退屈なシーンを作っていて、「何を期待して劇場に来ているのですか?」と問い掛けられているかの様でした。
ほとんどダンス的な動きの無い作品の中で唯一『Macarena』だけは全員のユニゾンで踊るのですが、16カウントで1サイクルの単調な振りを延々続ける姿に得体の知れない怖さを感じました。

終演後騒動になったという10年前のパリでの初演はプロのバレエ団によるパフォーマンスだったのことで、鍛えられたダンサー達が延々と馬鹿馬鹿しいことをするというギャップが鮮烈だったのだと思いますが、今回の日本バージョンではダンサーではない人が多く出演していたので、初演時に感じられたであろう程の衝撃は感じられませんでした。
また、既に本やインターネット上で作品や作者についての情報が出回っている環境なので、挑発的な内容がすんなりと受け止められている様に感じました。今となっては無理な話ですが、ベルさんの作風を知らないまっさらな状態で体験してみたかったです。

天守物語

天守物語

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2011/11/05 (土) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

贅沢かつ忠実
期待通りの素晴らしさでした。演出も俳優さんも。でも、期待以上じゃなかったのも事実。高級料理店で料理が美味しかった、というだけみたいな贅沢さで、刺激的な発見とかのお得感はなかった感じ。

あと、鳴りやまないカーテンコールは好きだけど、拍手を鳴りやませないカーテンコールの演出は客としては負担。

リライト【終了】

リライト【終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

NAVAJO COYOTE(新宿)(東京都)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

いいですねぇ
ほっこりしました。ラストシーンがとても好きです。解散なんてもったいないなと思いました。

ネタバレBOX

物語が、はじめとは全然違う方向に展開して、最後は騙されたって感じです。先読みしないで、と前説で言ってた理由がわかりました(笑)
業に向かって唾を吐く

業に向かって唾を吐く

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/09 (水) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

不条理
理解不能な論理で、新興宗教を表現しています。
あまりにも迫真な演技、ここまで表現するのかという演出に引き込まれる作品でした。

トンデモ医者

トンデモ医者

劇団新和座

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2011/11/10 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★

シンプル
とりあえず、シンプルでした。
起承転結がはっきりしていたから話はすんなりと入ったんだけど・・・
とにかく短い!1時間ないお芝居なだけに、物足りなく感じました。
ストーリーの中に余白はたくさんあっただけに、もっと遊べたんじゃないかなー?と思います。そういう意味でいまいち。

検察官

検察官

柿喰う客

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/11/12 (土) ~ 2011/11/28 (月)公演終了

満足度★★★★

さらに伸びる予感
プレビューを拝見。

戯曲そのものがとても面白いと感じられたし
いくつものぐぐっと引きつけられる表現もあって。

もっとも、プレビューでもあり、
まだ伸びる部分もいろいろにあるように思えた舞台でありました。

ネタバレBOX

よしんば、それが日韓合同のステージであっても、
言葉の問題での伝わらなさはほとんどありませんでした。
むしろ、逆に、2ヶ国語プロンプト付きということで
広がりが生まれた部分もあって。

中盤以降の検察官らしき男をめぐる狂騒には
ぞくっとくるようなグルーブ感も生まれていました。

ただ、前半の空気にはちょっと空気のばらつきもあって。
台詞を担う演者たちのお芝居には
完成度がしっかりと担保されているのですが、
それを支える背景をになう空気のコントロールが
多少怪しくなっているというか
上手く立ち上がったり制御されていないというか。

もっとも、このあたりは
プレビューから本番にいくうちに
きっちり作りこまれていく予感もあって。

でかめで量も工夫されたプロンプトや
韓国人役者たちの日本語の流暢さが
2ヶ国語作成の観る側にとっての壁を
すでに乗り越えてもおり、
本番がとても楽しみになりました。
Lullaby

Lullaby

進戯団 夢命クラシックス

SPACE107(東京都)

2011/11/09 (水) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★

薄味だけどお腹いっぱい
開幕早々、主役の五右衛門の声がカスカスだったのもあるが
「全体的に薄い演技だなー」と思った。
派手な殺陣やストーリーや衣裳が全て濃いので、余計に。

しかし、そんな薄味の演技でも2時間50分も観てれば満腹以上。

あれだけ豪華な歴史上の人物が集合して、少しずつでもスポットを当てたければこの位の時間になっても不思議ではない。
戦国時代大好きではない人間からしたら「だったら人数減らせば」と思ってしまう。

本当にお客の事を考えれば、不要なシーン、キャラクターが多すぎた。


あと、カッコイイ事を言ってるんだろうなって台詞のやりとりがあるが、
実際は何が言いたいのか、意味が良く分からない事が多い。
熱いシーンの後、「あいつは結局何が言いたかったのかな?」ってなる。

ネタバレBOX

エンターテイメントをやりたいが為に史実を無視するのは良い。
でも、その世界観の上でのリアリティは追求するべきではないだろうか。

忍術で斬られた事を無かった事にするのは良い。
でも、五右衛門も石田三成も島左近も森蘭丸も、何回斬られても死なないのは良くない。

その結果
何回斬られても死なないのに急に死んだり、
黒田官兵衛だけ短刀の一突きで死んだりする所に納得がいかなくなる。


個人的な意見だが、真田が稲姫に勝てないのは納得がいかない。
トンボ槍を一回振る間に、三回は斬れそう。
稲姫、本当に強そうだったら素敵だったのに、残念。
「萌えキャラ必要ですよね」っていうだけで出てきたようにしか見えない。

ついでに、島左近と直江兼続もナルシスト演技が五右衛門に被ってる。
そういう演技は主役に譲ってやればいいのに。

そんな中、豊臣秀吉と服部半蔵がキャラが立っていて好感を持てた。
演技班なのかと思って見てたら、アクションもこなすから驚いた。
『適当に やっていこうと 思ったの』

『適当に やっていこうと 思ったの』

第11回全国障害者芸術・文化祭埼玉大会実行委員会

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2011/11/12 (土) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

出演者が楽しそうだった
評価はしない

短編集:エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤/他【チケットプレゼントあります】

短編集:エドゥアルド・ウルリヒ教授の鎮痛剤/他【チケットプレゼントあります】

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/09/29 (木) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★

三作品とも違った雰囲気
どれもなかなかに面白かったが、個人的には3本目が一番面白かった。

ネタバレBOX

1本目は、テロを防ぐために容疑者の取調べを行っているように思われるが、時間を繰り返しており、違うパターンでキーワードを聞き出そうとしてるが、やはり同じ結果になってしまう・・・的感じと受けました。
ちょっと物語というか、繰り返している理由がちょっとわからなかったかな。
また、物語的には致し方ない部分はあると思うが、ちょっと照明が暗すぎて、取調べの攻防の表情が見えづらい。

2本目は、素性を隠していた革命家(プラスその革命家を慕うと人物)と、それを追っている人物との心理戦かな。
日本を舞台にした話じゃないので、少し世界観に入りづらいかな。でも、面白かったです。
また、銃のギミックはビックリしました。

3本目は、身体の弱い長女が居る家族と、その家族を見守る天使達(死神でも可)の話かな。
程よく笑いも散りばめられており(バンタムクラスステージさんでは笑いがあるのは珍しいとの事)、3本の中では一番面白かったです。
まあ、代わりにじいちゃんが逝くのはよくあるパターンですが(笑)
三鷹の化け物

三鷹の化け物

ろりえ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

無茶やりはる(笑)
いやーろりえさん、いろいろ無茶やりはる(笑)
でも面白かった事は確かだ。ただ、少し長いかな。

『REDOX』

『REDOX』

E♭【e-flat】

シアター風姿花伝(東京都)

2011/09/30 (金) ~ 2011/10/02 (日)公演終了

満足度★★★

前半にもうひと工夫
クラスメイト達の人数は何人だったんだろう?
あの人数であるならば、話題が出ずに忘れてたというのは難しいような(後、この同級生達が選ばれた理由も語られてなかったような)
とは言え後半のヒューマンドラマ部分はなかなかによかったです。
ただ、前半のサスペンス(ともあまり言えないかもだが)部分にもう少し工夫があれば、もっと後半が生きてきたと思われるかな。
でも、なかなかに面白かったです。

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