最新の観てきた!クチコミ一覧

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DREAM FOREVER

DREAM FOREVER

梅田芸術劇場

【閉館】日本青年館・大ホール(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

宝塚の良さを集約
宝塚には偏見のある人もいると思うが、銀幕やテレビ、舞台に多くの逸材を輩出し続けている女優の宝庫でもあり、私は観客として誇りを持っている。

暗転なしのノンストップ・レビュー「モン・パリ」の大成功が今日の日本のミュージカルの礎になったことは、演劇史上にも明らかである。

来る100周年へ向け、OGたちが宝塚レビューの全国ツアーを開始した。

今回作・演出を担当した酒井澄夫さんは宝塚歌劇団のショー作家の第一人者であり、歌劇団で私がもっとも好きなかただ。

酒井さんのショーの魅力をひとことで表現すると「夢の宝石箱」。

シャンソンの名曲から始まり、宝塚の数々の名舞台の主題歌がふんだんにちりばめられていて、オーソドックスで夢のようなショーだった。

OGのみなさんにはちょっと新しい発見もあった。

いろいろと失望することの多い時期に観たせいか、本当に元気をもらえ、涙を流し、ともに歌い、すっきりした。

自身の宝塚への愛を再認識できたのが収穫。

ネタバレBOX

今回は優しさと力強さと舞台への愛にあふれたショーだった。

鳳蘭のステージには迫力があった。サヨナラ公演だった「セ・シャルマン」のサロメのダンスの足さばきの見事なこと。彼女の年齢でこの激しいダンスを踊りぬくことは驚嘆する。
第1部のシャンソン「三文役者」や「歌い続けて」は彼女の人生そのものを歌いきって感動した。
途中で歌詞につかえ、「もう一度頭からやり直させてください」というハプニングがあり、現役の頃もそれをやったと苦笑。そのときの楽団指揮者の怒りのタクトを再現して場内爆笑。

2番手役を務める麻路さきは20そこそこのころから観てるが、若々しさが変わらない。
彼女は耳に障害があるため、歌にはハンデがあったが、よほどレッスンを積んだのか、現役当時とは比べ物にならないほど歌唱力が増していた。
「サロメ」のナレーションの演技力も素晴らしかった。菊田一夫の名作「ダル・レークの恋」の一場面をトップコンビだった星奈優里と演じたが、王子様ぶりは健在で哀しい台詞が胸に突き刺さるようだった。

鳳のトップお披露目の「セ・マニフィーク」や麻路の下級生時代の「ディガ・ディガ・ドゥ」に、現役当時を懐かしんだ。

3番手役の大和悠河のカッコよさも現役当時と変わらない。

アフタートークで、鳳が大和の退団第一作で共演した時、あまりに女らしいので、男役なんて想像できなかったそうだが、今回の稽古場で
「やっぱり、男役!みんなもさっき観たでしょ? これもんでキザるし、人気あったのがわかるわ」と笑っていた。

花組で歌唱力がぬきんでていた初風緑、風花舞と星奈の同期生コンビの定評あるダンスシーンなど、見どころ、聴きどころ満載。

なかなか宝塚歌劇を観る機会のない地方を回り、必ずや本家の魅力を伝えるきっかけになると思う。


冬物語

冬物語

明治大学シェイクスピアプロジェクト

アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

感動しました!
とても大学生がつくったものとは思えませんでした。主要な登場人物も素晴らしかったですが、アンサンブルの踊りや歌も印象的で面白かったですし、太鼓や笛などが効果的に使われているな、と感心しました。毎年楽しみにしていらっしゃる方がいる理由がよくわかりました。僕も来年また行きたくなってしまいました。

ことこと

ことこと

劇団サミシガリヤ

café viet arco(東京都)

2011/11/22 (火) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題199
平日でしたがなんとか受付時間(19:30)に間にあいました(!)、西口の出口…ちょっと迷う、先に待っていらっしゃる方やなぜかサングラスの(謎の)女性…、予定時間を少し過ぎて受付&開場、どんな配置になっているかな、と思いながらドアをくぐると、右手、キッチン側がメインの舞台ですね、一番前のソファに座ります(ふかふか)、どんどんお客さんが入ってきます、前説が終わり、暗転せず、(不思議な佇まいで)下手、椅子に座っていたサングラスの女性が動く…やっぱり役者さんだった…ふらつく忍び足で移動、写真を撮り注意を受ける、奥に行こうとして注意、これも前説?暗転しないままお芝居は始まっていたようです。終演21:03

ネタバレBOX

カフェ公演でハズレはなかったので、今晩も、ということでやってきました。前回、ここで観たお芝居はスローテンポでしたが、今回、いいテンポで進みます。開演前から、キッチン手前にいらしたのは姉弟役のお二人、話がかみ合っているようで、すれちがってもいるようで。自分先行型の会話を聞きながら、んー、ソウイウモノカと思う。

A4サイズの当パンを開くと内側に役者さんたちの写真が一枚、その下に「男女の事事」と書かれていました---コトコト。

カフェ、ここで開かれてる料理教室、閉店中の来客、お互いの気持ちがピッタリ合うことはなく(付き合っている/付き合っていない)、もどかしさが残る人たち。一人去り、二人去り、誰もいなくなってしまうカフェ・・・いや、バイト応募の男性がいましたね(最後まで粘っていました)

ドアからの出入り、階段を駆け下りる音、カフェの奥(客席後方)でのひそひそ話、カフェ全体を自然に使ったお話しでした。

もちろん、マックを舞台にしたお芝居だってできると思うけど、オシャレな、個性的な、日常の喧騒からはなれ、自分自身を普段とは違った空気に包み込んでくれる空間、いいお話、役者さん。

開始/終了がはっきりしたお芝居ではありませんでしたが、ふと足をとめて、立ち寄ったカフェでちょっと耳にしたこと、自分がお店を出て行ってもいろんな人たちが語り続けるんだろうな、と思いながら会場をあとにしました。

(余談)途中から気になっていたのですが、入り口左側に貼ってあったアルバイト募集のチラシ...これはホントなのかお芝居のものなのか...
浮気をしました

浮気をしました

アレルギー集団

atelier DingDong(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★

いまひとつ
タイトルにもある浮気が、あまり際立ってこない話でした。
タイトルの付け方や、脚本の構成にメリハリをつけたらもう少し面白くなったかもしれないですね!?
演技力不足(初舞台だったようですが...)の役者さんもいて、作品としてはいまひとつでした。

言葉は宙に舞う、僕はそれを見ていた

言葉は宙に舞う、僕はそれを見ていた

演劇プロデュース『螺旋階段』

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2011/12/03 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

小田原公演アンケートより
先立って行われた小田原公演、11月12日のアンケートから感想をご紹介します。

◯久しぶりに芝居を観ました。何かを伝えるということに、もう一度興味がわきました。

◯とても楽しかったです。時間が経つのも忘れて見入ってしまいました。(女性)

◯真実のことが人によって、立場によって、良になるか悪になるか、難しい部分もあるが、正しいと思って進んでいきたい。(男性)

◯ひとつの空間の中での様々な人間模様で、場面が変らなくても飽きずに見れました。

◯役者さんの台詞から出てくる単語が、確かに空間の中を浮遊しているように感じた。(40代男性)

言葉は宙に舞う、僕はそれを見ていた

言葉は宙に舞う、僕はそれを見ていた

演劇プロデュース『螺旋階段』

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2011/12/03 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

小田原公演アンケートよりpart2
先立って行われた小田原公演、11月13日のアンケートから感想をご紹介します。

◯タイトルから、どういう内容のお話かなぁと思っていたけれど、笑いあり涙ありで楽しめました。(女性)

◯配役同士のつながりが色々とあって、面白かったです。ディテールがしっかりとされているので、わかりやすかったです。

◯社会的問題をしっかり取り上げ、演劇作品にしてくれうれしいです。若者も、有権者としてしっかり社会を見つめ、社会を創る一員として生きて行ってほしいです。(女性)

◯難しいところを取り上げたなあ…と。いいことは良い!! 悪いことは悪い!!(20代女性)

◯観る前に思っていたことと違って、意外な展開に驚きました。言葉の伝え方の難しさを感じました。(女性)

◯最後に少し考えさせられた。伝えることも難しいけど、相手が伝えたいことを受け取ることも難しい。それができれば、少しはましになるのかな?と思いました。

◯世の中、うまくいかない中をどう切り開いていくか、ですよねぇ。(30代女性)

◯「意志」を強く持つことが大事な事だと伝わりました。

松竹花形歌舞伎

松竹花形歌舞伎

松竹

【閉館】日本青年館・大ホール(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/16 (水)公演終了

満足度★★★

名台詞で偲ぶ
※日本青年館は16日のみの公演だったのですが、登録の際、16日とすると、公演期間が16日から25日という表示になってしまうので、1日から25日とせざるえませんでした。「松竹花形歌舞伎」は11月1日から25日までの秋季巡業公演なので。

中村獅童は、丹下左膳、一心太助、と、叔父の初代中村錦之助の当たり役を演じてきた。『瞼の母』の番場の忠太郎もそのひとつ。

戦後の映画スターの中で、錦之助はもっとも股旅物の渡世人の似合った人だと思う。映画・舞台で長谷川伸の代表作に主演し、高い評価を得た。

錦之助は若いときと、晩年とで、忠太郎の演じ方をまったく変えていたが、私は生前最後の忠太郎をもっとも高く評価する。
ラストシーンは一種悟りのような境地に立っていたと思う。

若い獅童が忠太郎をどう演じるか、という興味とともに、また、あの名台詞を聴きたいという思いで、チケットを購入した。

当日は、招待券の赤いハンコが押されたチケットを手にした団体客が長蛇の列で、動員の大変さがしのばれた。開演中も私語がやまなかった。

『瞼の母』は新国劇の十八番であり、歌舞伎ではない。歌舞伎の巡業演目としてふさわしいかは大いに疑問だが、松竹としては、座頭を任せて、成長させようとの親心なのだろう。

直近では現勘三郎の忠太郎を初役で観ているが、お母さん子で有名な獅童の「母恋」の演技に期待した。

ネタバレBOX

演出を歌舞伎調にする必要があったせいか、見得を切ると渡世人にしてはやや立派で、硬い感じがした。

錦之助は渡世人らしく「おくんなさい」を「おくんなハい」と発音し、それが非常に色気があって私は好きだったが、獅童は普通に「おくんなさい」と発音し、一か所だけ、「おくんなハい」と発音していたのが嬉しかった。

半次郎の沢村宗之助に、東映時代の沢村訥升(のちの宗十郎)の面差しが重なった。宗之助は女形が多いので新鮮だった。

無筆の忠太郎が半次郎の母に手をとられて手紙を書く場面や、夜鷹の老婆が何度も礼を言って去る場面など、本来はホロッとする場面で笑いが起きるので鼻白む。

最近の客にはコントにしか見えないのだろうか。残念だ。

片岡秀太郎のおはまは滑舌が悪く、台詞が聴き取りにくい。おはまは江戸の水になじみ、伝法な女将に収まっているが、秀太郎は上方のこってりした芸風のせいか、長谷川伸の世界とは異質に感じた。

おはまと忠太郎とのやりとりがかみ合わぬ悲しさに普通は涙があふれる場面なのに、客はげらげら笑って観ている。

たくまずして、秀太郎のおはまはコミカルな味わいが出てしまっているのだ。

このくだり、獅童はよく演じているので残念だった。

市川笑也の妹・お登世に哀切さがあり、成長を感じた。

市川男女蔵の金五郎の憎々しさが親父さんの左団次そっくりでうまい。

ラスト、「わざわざ骨を折って消しちまった」のセリフ回しはしみじみしとしてよかった。

母と妹を見送って言う「いやだよ、やだやだ。誰が出て行ってやるものか」は、晩年の錦之助は駄々っ子のように明るくさらっと言ってみせたが、獅童もそれを踏襲している。
現勘三郎は定石通り、哀愁たっぷりに演じた。

獅童はあと10年くらいしてまた演じたら、もっと味が出てくるかもしれない。忠太郎役者としてはまだまだながら期待できる。

長谷川伸はいつ聞いても、いい台詞を書いた人だなぁとため息が出る。

古くは戦災孤児の涙を絞り、近くは先日の大震災で肉親を失った人たちにも通じる芝居だ。

かく言う私も、忠太郎と同じ5歳のとき、家庭の事情で母と離れ、「瞼の母」を想ったときがあるから、この芝居はグッとくる。

締めの「お祭り」の鳶頭の獅童は、すっきりとしていてよく踊りこんでいる。

ここでも男女蔵の獅子舞のくだりがよかった。笑也の芸者はあでやかさがもうひとつといったところ。美しいが歌舞伎より新派の芸者に見える。






49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

49
四十九日を連想して観にいったのですが.....(ネタバレにて)
以前の作品も観ているのですが、今回も、現世とそれ以外の場所の狭間を巧く描いてますね!しかも三人の話が繋がっていて、ラストもいい感じでよかったです。シンプルなセットも◯でした。

ネタバレBOX

死んでからの49日ではなく、生まれ変わる前の49日だったのですね!?
特別、普通、今までと同じ、全く違う、人は来世になにを望むのでしょうね?
冬物語

冬物語

明治大学シェイクスピアプロジェクト

アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

参上3回目
さらに良い席を有難う。私にとっても、ラッキーでした(笑)。

ネタバレBOX

或る意味、羊飼い一家の出世物語とも取れる。
冬物語

冬物語

明治大学シェイクスピアプロジェクト

アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

参上2回目
ようやく全体像が私にも解ってきました(^-^) 短期間で集中して完成させつつ進化もしていく、MSPの仕組みが、羨ましいですね。

冬物語

冬物語

明治大学シェイクスピアプロジェクト

アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

参上1回目
いきなり良い席を、そして、台詞の大盛りサービスを、有難う。

49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

きましたね!
心にズキュンと…

自分にも当てはまるなーなんてとこが垣間見れて
入り込んでしまいました!!

笑いあり涙ありのステキな舞台でした♪

私のとこにもムシちゃんこないかな~( ´艸`)

49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

いや~
とっても面白かったです!!
椅子がこんなに色んなものに見えてくるのは
役者の表現のすごさですよね♪
感動しました!!

転換がスムーズだったので途中で飽きることなく見れました!
今までみた中でも上位に入る作品だと思います!

49

49

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

売れない女優
塚田まい子さんの「売れない女優」が彼女自身のことで、真実味があって良かった、売れない女優の苦悩と悲しみをもっと体で表現してほしい、これからも売れないでほしい。

源氏物語

源氏物語

ドワンゴ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

もう一度観たい!!
素晴らしく面白かったです。
出だしで一瞬、学芸会?の不安が頭を過るのですが、テンポよく進んでいくうちに不安も払拭、湯澤幸一郎さんが出てきた途端に力技で舞台に引きこまれてしまいます。
今の若者言葉とやや昔っぽい雅な言葉の混在するそのバランスや遣い方が秀逸でした。
平安時代の腐女子である紫式部の視点で語られる源氏物語というニコミュ版新解釈は面白く、同人作家紫式部がとても魅力的でした。
男性が女性を演じると、ドロドロした内面もどこか距離ができて、昇華された形で提供されるせいか、痛いシーンもすんなり受けいれられますね。
歌も満載、エンターテイメントとしてとても楽しめる舞台でした。

ビリジアン

ビリジアン

アカネジレンマ

劇場HOPE(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

む~。。。
ありふれてないのにありふれてた。
・・・なんで?

ネタバレBOX

ビリジアンという架空の動物の存在。

というところが現実には全くありえない設定なのに、
それで生活している人たちが、もうだめかも、という状況になったときの、
打開策というか「じゃあこうしていこうよ!」っていう展開がありふれていて・・・。

ありふれてるという意味では、恋愛(三角関係)も、
「え?それだけ?」っていう程度にしか描かれていないし、
憎まれ口を叩き合いながら離れ離れになる男女、
社員になりたくてなりたくてやっとなれた女の子、
寿退社する女子社員、過度な業務になやむ男性社員。
なんだかみんなありふれている。

・・・の割には、なんとなくリアリティに欠けている感じがするというか。

所長が骨折していて大事な時に役に立たないとか、
名前を間違えられて訂正しない俵山クンとか、
細かいエピソードがたくさんあるわりには、
それがどれも「別に無くてもよくね?」みたいな印象になってしまっていたのも残念。

ちなみに私、旧姓も今の姓も、
ふりがながないとほとんど正しく読んでもらえない苗字で生きてきていますが、
ああいう状況(会社とか、永く居る場所)で間違えられて呼ばれた時に、
その場で訂正しないことは、ゼッタイないと思います。
そういうところも、リアリティに欠けてると感じたところかな~。
LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

LINX’S~03(ゼロサン)公演~ 

演劇ソリッドアトラクションLINX’S

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

コスモスの咲いてるころ
いつ観ても素敵なお祭り騒ぎで、今回も観ていて胸が熱くなりました。

千秋楽はホント、舞台上に全部の劇団がいっぺんに乗っかって
揺れているようすが、
先週行った川沿いのコスモス畑で
花たちが風に揺れてにこにこしてるみたいに見えて、
余計に笑顔になってしまいました(笑

別に男女差別とかそういうんじゃないですけど、
男子は女子みたく眩いみたくきらきら輝かない代わりに、
いつも心が透き通っていたら、主催の石田さんみたく
死ぬまで色褪せないでいられるんじゃないかって思います。

・・そういえばそのコスモス畑で摘んだ花で
ハンカチを紅みたく染めて、その日贈った
大阪の弟的な女子(苦笑)の知り合いは、
男装すると凄く無敵感があって(実際はそんなんじゃ全然ないんだろうけど・・
自分には大阪の人たちはそんな
男子っぽさを誰もがもってるんじゃないか、
みたく、そんな風に感じたりします。

透き通ったココロがあれば、
こんないろんな色の花が咲き乱れるコスモス畑が育つんじゃないか、
みたいなそんな気持ちになって(笑

「ああ、自分も死ぬまで・・そういやオヤジがそうだったみたく(苦笑
踏まれても殴られても
透き通ったまま、色褪せないままでいたいな、みたく
そんな風に感じました。
・・だってその方が、男子っぽくてかっこ良いでしょ?(笑

・・作品の感想まだ全然書いてないですね。
あとでネタバレにこっそり書きます。
ちょっとテンション上がりすぎちゃったんで、また(苦笑

惑星さがし≪ご来場ありがとうございました★☆≫

惑星さがし≪ご来場ありがとうございました★☆≫

津田記念日

OFF OFFシアター(東京都)

2011/11/16 (水) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

切ないところもありましたが、
分かりやすい設定という印象を持ちました。

ネタバレBOX

死者と意識を失った死にかけの生者が出会える喫茶店。宇宙にあって、同じ星座に関係した者が会えるみたい。この喫茶店はやぎ座関連の人たちやそれこそヤギが来店します。ドアの外は死者の世界、生者は突然店内に出現し、生きることを選択した人は突然消失し地上に戻り、死を選択した人はドアを開けて出ていくという感じです。

あなたは生きてという言葉に反し最愛の恋人を追ってドアを開けて出ていく者もいれば、友人に思いの丈を告げて地上に戻る者もいます。切ないです。と思ったら、出現した二人が二人とも地上に戻ったのには笑いました。

死んだ息子に会いたいと待っている男が主人公ですが、ラスト、男は店内にいませんでした。さあ、どんな選択をしたのでしょうか。仮面ライダーの人形が残っていましたから、息子は来ず、男は地上に戻ったのでしょう。奥さんともう一度やり直してほしいという息子の気持ちが伝わってくるようです。

ところで、私は占いなどが大嫌いですから、なんで誕生日に左右されないといけないのかとか思います。この店はやぎ関連でしたが、さそりだと怖いなとか、もっと細かくすれば、へびとかも出てくるのかなとか考えてしまいました。

また、クリスマスと誕生日と正月のプレゼントが一緒になったとかいうエピソードをさも新鮮そうに話していました。やぎ座の人たちにとっては切実な話題かもしれませんが、そんなのよく聞く話で今更という気がしました。
往転―オウテン

往転―オウテン

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2011/11/06 (日) ~ 2011/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

グイグイ!!
引き込まれていきました~☆

B列が最前列というステージプラン、ほぼセンターだったので しっかりと観させてもらいました☆     

7月17日 福島へ向かう夜行バスが山道で横転する事故を起こしてしまった・・・

たまたま乗り合わせた乗客6名と運転手。 それぞれには それぞれの人生があった。。

バスの横転事故をメインに、4つのドラマが時間軸とともに交錯していくというドラマです。

単独で観たらオムニバスとも思えるのだけど、ちゃんと4つのストーリーは繋がっているのです。

時間が行ったり来たり そして場面の転換も頻繁に行われるけど、回転舞台を巧みに使って ブツ切れ という印象はありませんでした。

ほどよく映像も用いられ 上演時間2時間20分 サスペンスっぽい仕上がりになっていました。

キャストのみなさんが とーーっても素晴らしく ナイロン100℃の 峯村リエさんは まさに拍手喝采の演技だったと思います。

柿丸ねえさんは 何役もこなしていましたが、いつもの雰囲気で これのたgood!!

尾上寛之くんも双子の役を演ったんですが、いい役者さんですねー!!

4つのストーリーがバラバラにならずに そしてしっかりと それぞれのメッセージを残してくれる、素敵なお芝居だったと思います。。

「ひとよ」といい桑原裕子 ノッテル感じですねー。。

リライト【終了】

リライト【終了】

東京アシンメトリー舘【閉舘】

NAVAJO COYOTE(新宿)(東京都)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

観てきました
芝居を観ている間に物語が紡がれていくという感覚でした。
客席の工夫から、敷居が低くなり物語を上演中(時間の流れの中)で体験出来た気がします。

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