
往復書簡
BASEプロデュース
BAR BASE(東京都)
2012/03/12 (月) ~ 2012/03/25 (日)公演終了

愛想笑いしかできない
and Me
OFF OFFシアター(東京都)
2011/11/30 (水) ~ 2011/12/06 (火)公演終了

その妹
シス・カンパニー
シアタートラム(東京都)
2011/12/02 (金) ~ 2011/12/26 (月)公演終了

オアシスの旅人たち
ぱるエンタープライズ
TACCS1179(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

ルサルカ
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2011/11/23 (水) ~ 2011/12/06 (火)公演終了

深呼吸する惑星
サードステージ
紀伊國屋ホール(東京都)
2011/11/26 (土) ~ 2011/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★
30年前に旗揚げ
第三舞台を見るのは初めてです。なんか若いときのエネルギーを感じられました。皆さんそれなりのお年になっていますが。これを30年前に見たらどんな気持ちになっていたのかを想像すると、少し青春にかえったようなこそばい感じを覚えました。
ロビーでは鴻上尚史さんが何やかやと動く回っていました。これからもいい本をどんどん書いてください。

二手目8七飛車成り戦法
劇団鋼鉄村松
ザムザ阿佐谷(東京都)
2011/12/02 (金) ~ 2011/12/05 (月)公演終了
満足度★★★
・・・将棋?
将棋のルールは分かっているものの
詳しい訳ではないので、途中の解説が意味不明。
作中にも出てきた『3月のライオン』や少し前の囲碁漫画『ヒカルの碁』は
専門用語や定石、盤面の展開など分からなくても、緊迫感があって楽しめたが
この芝居はそういう所まで至ってない。
多分、あの漫画の出来が良過ぎるんだろうけど。
楽しめなかった訳ではないが、それは役者の楽しさや馬鹿馬鹿しさであって
将棋じゃなくても良い所だったように思う。
明らかに何もしてない登場人物が多いのも気になる。
あと、ザムザの座席環境で2時間は辛い。

二手目8七飛車成り戦法
劇団鋼鉄村松
ザムザ阿佐谷(東京都)
2011/12/02 (金) ~ 2011/12/05 (月)公演終了
満足度★★★★
無題214
将棋道をまっしぐら…と思っていたら、道なき道を全速で突っ走る。「コブラ」と言えばあのコブラしかいないよ、フフーンなんてみてましたよ、で、出てきた時には正直驚きました、状況の変化に頭がついていかない、左腕にサイコガンだ…隣には小型のレディ(ガガじゃないよ)…とは違うな…。棋士、目指す人、ファン、入り乱れて盤が舞う。客席、お客さんに向かって喋る、煽る。ザムザの「木」に囲まれ、何でもブチ込め今日は鍋だ!。そんな勢い。リアルなTV中継、舞台上人が多くても不自然ではない。前回、ちょうどサプライズの回を観劇、今回もと期待していたが残念、次回ぜひ。

日本の問題
日本の問題
ザ・ポケット(東京都)
2011/11/27 (日) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
![Bonehead -ボーンヘッド[失策]- 【再演】](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/241/stage24196_1.jpg)
Bonehead -ボーンヘッド[失策]- 【再演】
演劇レーベルBo″-tanz
d-倉庫(東京都)
2011/12/01 (木) ~ 2011/12/05 (月)公演終了
満足度★★★★★
あっという間の2時間!
チケットプレゼントにて鑑賞しました。
どんどん話に引き込まれていって、あっという間の2時間でした。
OPで映像が使われたり、ゴスロリ少女バンドの演奏が入る演出がカッコよくて好きです。
シリーズもののスピンオフということで説明セリフが多かったけれど、緩急があったので飽きなかった。でも、案外なくてもすんなり見られたんじゃないかなとも思いました。
長セリフを抑揚をつけることなくしゃべることで却って演技が自然になり、登場人物の感情がストレートに伝わってきたと思います。
そのあたりの技量にも感服です。
警察官の娘としては見ていて「こーいう人いるいる(笑)」と突っ込みながら見てました。テレビドラの刑事ものよりも違和感がなかったです。
祖父が道警の人間でしたので、なんとなく親近感も・・・
本編を見ていないので、これがどうつながるのか全部まとめて見たくなりました。完結したあかつきにはぜひ、まとめて一挙上演して欲しいです。
ありがとうございました。

討ち上げベイベー
イッパイアンテナ
ギア専用劇場(京都府)
2011/11/24 (木) ~ 2011/11/28 (月)公演終了
満足度★★★★★
アイドルシステム
アイドルグループの歌唱って、ユニゾンのサビと一人ずつ順番にスポットライトを浴びるソロパートと2,3人がまとまって歌うバートとで組み合わされていますよね。そんなアイドルシステムを下敷きにした構成。終盤からの追い上げが素晴らしい。まさにサビの大合唱。

平成中村座 十二月大歌舞伎
松竹
隅田公園内 仮設劇場 (東京都)
2011/12/02 (金) ~ 2011/12/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
おすすめの夜の部
中では、「関の扉」が特に素晴らしかった。
勘太郎の関守と菊之助の小町桜の精。凄味が感じられました。最後幕引きでは私も隣の女性も立ち上がらんばかりに(立ちませんよ)拍手を送り、終わったとたん同時に「良かったですねー!」と興奮して互いに呼びかけていました。
前半の七之助も可憐で美しくて、目の保養でしたが、菊之助を見た後だと、ちょっと線が細すぎかな。体型じゃなくってね。
それにしても、菊之助はそのあとの「松浦の太鼓」での立役も決まっていましたし、かなり楽しみな役者になりました。
勘太郎の踊りは前から安定していますが、ここでも素晴らしかった。
このコンビこれからも観たいです。
夜の部は、この「関の扉」のほか、早変りや曲書きが見どころの「葛の葉」、十二月らしい赤穂浪士もの「松浦の太鼓」と、演目がそろっていますので、お勧めです。

探索
城山羊の会
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2011/12/01 (木) ~ 2011/12/11 (日)公演終了
満足度★★★★
シニカル
不条理さ満載って感じです。
それよりも何よりも、
人間のえげつなさ、「裏切り」にフォーカスをあてようとしてたように感じました。
子供を、旦那を、上司を、取引先を「裏切る」。
人物相関は適度な量だったんじゃないでしょうか。
あの舞台セット、もう少しうまく使えてれば、
面白かった気がしなくはないですね。

オアシスの旅人たち
ぱるエンタープライズ
TACCS1179(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/27 (日)公演終了
満足度★★★★
元気いっぱいでした!
ブログで元気いっぱいだったのが、そのまま芝居に出ていた感じでした。
技術云々をいったらキリがないかもしれませんが、やはり芝居は気持ちですね。それを改めて感じた公演でした。
欲を言えば、内容は面白いのだから、せっかくオリジナルを作るのであれば、いい役者さんを集めてみるのも観てみたいかな・・・と。

流星ワゴン
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2011/12/03 (土) ~ 2011/12/25 (日)公演終了
満足度★★★
周囲は号泣
原作は読んでいないので違いについては何とも言えないですが
キャラメルらしくうまく演出しているようには感じました。
(”容疑者”のときもそうでした)
主人公のダメさ加減は少し足りないかな、とも思いましたが
テンポの良さに助けられた感はあります。

オイディプス
SPAC・静岡県舞台芸術センター
静岡芸術劇場(静岡県)
2011/11/26 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

エクソシストたち
渡辺源四郎商店
こまばアゴラ劇場(東京都)
2011/12/02 (金) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
まるで井上ひさし作品のよう
丸いちゃぶ台だけのセットなのに、照明で鮮やかに場面が切り替わる。
3.11をあんな風にとらえた作品を私は他に知らない。
どこのクラスにもいる老け顔の小学生。
あとで大学生と知って驚愕した。
突っ立っているだけで、複雑な家庭に翻弄される11歳になっている。
イタコに呼びだされて戻ってきた元夫の台詞の「間」の素晴らしさ。
このテーマ、この構成を選んだ畑澤氏に脱帽。
しかも怪しいエクソシスト達の可笑しさと言ったら・・・。
シリアスなテーマにユーモアを混ぜ込んでくるくるねじって見せる、
畑澤さん、これはまるで井上ひさし作品のようです。

深呼吸する惑星
サードステージ
紀伊國屋ホール(東京都)
2011/11/26 (土) ~ 2011/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★
最初で最後の第三舞台
観劇経験の浅い私はこれが初めての第三舞台。
いやー、第三舞台ってこういうのだったのか!
ギャグあり、ダンスあり、被り物あり(被り物ダンスが素敵)・・・。
筧利夫のオーラの源泉はここであったかと改めて感じる。
改めて、多くの劇団が第三舞台の後に続いて来たのだと思った。
鴻上さんの手書きの「ごあいさつ」が温かく、心に残っている。
舞台も客席も本当に楽しそうだった。
あ、それから斉藤和義の楽曲を使っていたのが最高!

往復書簡
BASEプロデュース
BAR BASE(東京都)
2012/03/12 (月) ~ 2012/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
お二人の朗読、大好きです。
お二人の朗読にちゅうりさんのオルガンの生演奏が重なり、とても心地良い時間でした。
手紙は、高校教師の大場敦史と大場の小学校時代の恩師で竹沢真知子先生の二人が交わすだけですが、手紙に出てくる人物たちの文字を声と表情で演じ分けているので彼・彼女たちの性格まで目に見えるようにわかりました。朗読って奥が深いですね。
来年の「十五年後の補修」も楽しみにしています。

未亡人の一年
シンクロ少女
インディペンデントシアターOji(東京都)
2011/11/30 (水) ~ 2011/12/04 (日)公演終了