満足度★★★
・・・将棋?将棋のルールは分かっているものの詳しい訳ではないので、途中の解説が意味不明。作中にも出てきた『3月のライオン』や少し前の囲碁漫画『ヒカルの碁』は専門用語や定石、盤面の展開など分からなくても、緊迫感があって楽しめたがこの芝居はそういう所まで至ってない。多分、あの漫画の出来が良過ぎるんだろうけど。楽しめなかった訳ではないが、それは役者の楽しさや馬鹿馬鹿しさであって将棋じゃなくても良い所だったように思う。明らかに何もしてない登場人物が多いのも気になる。あと、ザムザの座席環境で2時間は辛い。
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2011/12/06 14:04
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2011/12/09 21:31
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小説書きが主人公の、小説
よくあるパターンです。
たしかに、歌うたいは、歌に、小説書きは小説に一番興味があるので、そうなるのは分かる。
でもどっちかといったら、
歌は、別の何かに捧げたり、小説は、別の何かに捧げられているほうが、スッキリする。
そういう意味でのラブレターという表現であります。
将棋に対するラブレター。
自分は割に、芝居に捧げる芝居を作りがちな作家なので、
今回は将棋に愛を捧げられたと思っている次第です。
そらさんには、残念ながら、伝わらなかった。申し訳なく思います。
もともと好き嫌いの分かれる作風ではあります。
実際、なんか分からないけど面白かったという言う人もいたし、
(将棋詳しくないんだけど)全部分かったよ?という人もいました。
いい訳ですが。
あと、ヒカルの碁はあんまり読んでないのでちょっと脇に置いておいて、
3月のライオンは、俺もすごい面白くて、大好きなんだけど、
将棋好きから言わせると、「背負ったものが大きい方が勝つ」系のスポコンマンガ方式を
結構採用していて、将棋はそうじゃないよ、と。
もちろんスポーツもそうじゃないんですが、
不満があるわけです。
将棋は辛くて苦しいもの、みたいに描かれてますしね。
というわけで、3月のライオンを超えるために、
背負ったもの、ではなく、登場人物の愛憎ではなく、
将棋自体の周辺事情、戦法、研究、対コンピューター、対スポンサー
みたいなものを中心に作ったのでした。はい。