最新の観てきた!クチコミ一覧

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あの日 ママがくれたもの

あの日 ママがくれたもの

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2011/12/01 (木) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

やはりメガバックス
かなりコミカルに話が進んで、いつもとちょっとテイストが違うのかなと思いきや、そこはやはりメガバックス、重厚な展開になっていきます。見応え感がずしっとあって、今回も満足。

DaReDa?

DaReDa?

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

しもきた空間リバティ(東京都)

2011/12/02 (金) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

妖怪人間ベムは4人組みだったのか
毎回色々な笑いのネタを提供してくれる同劇団。今回も、ユニークな設定で、笑いのテンションはドンドン高まり、妖怪人間ベムの物語で最高潮に達した、所までは良かったが、後半少々ネタの分かりづらいところもあったので、今回は★4つ。でも、あるストーリーの中にこれだけ笑い話を織り組むアチョ砂鉄氏の能力も大したもので、近い将来、妖怪人間ベムといった、TVアニメのみをネタにしたスパイスコメディーを企画してみたら、大うけ間違いなしだと思ったのは私だけ? また、今回は新谷さんがいつもの着ぐるみから脱皮し、表情豊かな素顔での登場に喜んだのも私だけ... またまた次作への期待が高まるね。 テッド・K

『タンバリン・スナイパー』

『タンバリン・スナイパー』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

ワーサルシアター(東京都)

2011/12/07 (水) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

良かった。
観てきました。

面白かったのでアフタートークまで見ちゃいました。

歌に踊りにと舞台狭しと繰り広げられる物語に気持ちが明るくなりました。

そして世界平和について考えるいい機会になりました。

ネタバレBOX

円形の舞台っていいですね。観やすかったです、とても。

最初に登場人物の名前をさりげなく呼びあってくれたおかげで役名が分かりやすかったんですけど、そういうのって脚本を書く上でのルールみたいなものなんですかね、そうでないお芝居もある一方、いい感じでした。

そもそもの設定が突拍子もなく、これ国会で法案通すの無理だろうななどと考えつつ、けれど通っちゃってるわけで、というかそんな前置き関係なしでいきなり日常で繰り広げられる非日常な感じがも世にも奇妙で楽しめました。

スマフォで感想書いてたら画面がうまいことスクロールしない場所まで下に来ましたのでこの辺にしておきます。

おもしろかったです。
あの日 ママがくれたもの

あの日 ママがくれたもの

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2011/12/01 (木) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

さすがの見応え
今回も各登場人物の描写そして役者さんの演技力が見事でした。特にキリマンジャロ伊藤さん演じる家族旅行する途中のお父さんが優しく柔らかくて素晴らしかったです。

タイトルに戻ってくるラストも素敵過ぎですし、セットも相変わらず凄いです。

ただ、今回のコメディタッチの演出は自分とは残念ながら少し合わなかったのかと思いました。

鳥は飛びながら夢をみる

鳥は飛びながら夢をみる

シアターノーチラス

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2011/12/02 (金) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★

観劇致しました!
 
初日の昼公演にお邪魔致しました!

全体的に暗い雰囲気を感じました。
また色々なやりとりの中で大人の生々しさを感じた気がします。
とてもリアリティがあったというか。

観劇してみて、家族や死について見つめなおしたくなりました。
もっと大切にしたいな、と。

後半は出演者の方に感情移入して、ちょっぴりうるっと来たり。
演技にぞくぞくっと鳥肌が立ったり。


私にとってはそんな演劇でした*
次回作も機会があれば観劇したいです。

応援しています…!
 

流星ワゴン

流星ワゴン

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2011/12/03 (土) ~ 2011/12/25 (日)公演終了

満足度★★★

キャストは好演してるけど…
たぶん、原作のせいだと思うのですが、どうも気持ちが入り込めませんでした。

父と息子の関係はうまく描かれてるようにも思うけれど、どうにも、この登場人物の二人の母親像に納得が行きかねます。

主人公、永田役の阿部さん、初舞台から拝見している三浦さんの役者としての器の広がり、今のキャラメル現役で一番好きな西川さんの安定した演技が良かったけれど、ぶっちぎりの好演は、林さん演じる健太君。
本当に、男子小学生に見えて感服でした。

ネタバレBOX

重松さんのこの原作本は未読なので、明確なことは言えないのですが、坂口さん演じる読者がこの原作を読んでいるという設定から考えると、内容は、原作に忠実なのだと解釈します。
それに、成井さんはいつも、それほど、原作を逸脱する脚色はしない方だから…。

とすれば、私の不満の原因は全て原作のせいということになるのですが、どうも、ここに登場する二人の母親、永田美代子と橋本仁恵の行動が、私には全く理解不能です。

確かにこういう人物は世の中にたくさんいるのかもしれませんが、他者との関係性において、この二人は、あまりにも、ありえない行動をしているんですね。

中学受験で息子が日夜勉強に頑張っている頃から、挫折して、公立に進学し、イジメで不登校になり、家庭内暴力にまで追い詰めれて行くまで、美代子は心の隙間を埋めるためだか何だか知らないけれど、何年も出会い系サイトで知り合った見知らぬ男性と肉体交渉を続けていて、それを、たとえ、過去から来たとは言え、夫が非難も問い詰めもせずに、寛容に受け入れるというのも不可思議だし、あんなになさぬ仲の夫と息子の架け橋になろうとしていた良妻賢母の鏡のような仁恵が、愛する夫と息子の事故死の後、1年もしない内に、再婚してしまうというのも、どうも解せませんでした。永田の父親に「橋本さんの奥さん」と呼び止められ、頷いているので、別に、事故で記憶喪失になったわけでもなさそうだし…。

そう言えば、以前、何冊か読んだ重松作品も、皆、女性の描き方に不満があったことを思い出しました。

客席の多くのお客様(いつものキャラメルとは全く客層が違うけれど)は、鼻をすすって泣いてる方が多かったので、変に正義感や道徳心が強い私には、個人的に不向きだっただけとは思いますが、橋本父子や、永田父子の関係性が微笑ましかっただけに、女性の人物像がおざなりな気がして、気持ちが冷めてしまったのが、大変残念でなりませんでした。
コントンクラブ image5

コントンクラブ image5

K Dash Stage

本多劇場(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★

おもちろい!
今年のコントンクラブは笑いのセンスが素敵だった。なんでも出演者14人でショートコントやショートストーリーを作り上げたらしく、ショートストーリーに至ってはちょっと感動した展開もあった。ムエタイレストランの店員チャンパに至ってはワタクシの好みのコメディでオモチロ可笑しく笑った、笑った!

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

そして今年は女子がカッコいい。圧巻のダンスに加え、オムニバスギャグでも大活躍で、まさにエンターテインメント、魅せる舞台だった。更に、イケメン達とのコラボに、女性アクロバット集団G-Rocketsの知念紗耶らの絡みも絶妙で、全てに大満足の舞台だった。

終盤で演出家のリチャード・レインが東京ヴォ-ドヴィルショーの奈良崎まどかにセクハラした事件を、民事裁判中という事も取り上げていたが、マジなのかコメディなのかイマイチ霧の中。笑
今年は公演前にロビーで観客サービスがあり、出演者がパフォーマンスしていて、イケメンを間近に女子観客がドーナツ型に取り囲み楽しんでいた。こういうのっていいね♪
レオ&レオ vs 迷宮の写楽。

レオ&レオ vs 迷宮の写楽。

社会福祉法人トット基金日本ろう者劇団

シアターX(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

初体験!
社会福祉法人トット基金って、たしか、黒柳徹子が書いた「窓際のとっとちゃん」の売り上げを全て寄付して立ち上げた法人ですよね。今回の舞台は明らかにろう者向けに構成された舞台だった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

2本立て、2時間の第一部
【レオ&レオ】
レオナルド・ダ・ヴィンチと、そのろう者弟子・クリストフォロ・デ・プレディスとの出会いの物語。ダ・ヴィンチはプレディス兄弟と「岩窟の聖母」を共同制作するため、ミラノに行きます。そこでろう者の絵師クリストフォロに逢いました。彼が使う言葉はダ・ヴィンチ天性の好奇心を刺激されたのです。彼のお陰で「モナリザ」が描かれ「モナリザ」のモデルはおそらく、ろう者であった、という推論とろう者に対して希望を与える内容だった。

舞台は音楽なし、セリフなし、手話を解説する字幕が舞台後方の壁に投影される形だったが、舞台上に設置された絵画の枠が字幕に重なって見えなかった点と、物語の説明も字幕で説明された方が、一般の観客には解りやすかったように思う。何の知識もなく、いきなり観に来た観客は物語の筋が理解出来なかっただろうと推測する。


第二部
【迷宮の写楽。】
こちらは導入音楽もあり、吹替えセリフもあり、解りやすかったが、芝居と言うよりパフォーマンス性の強い作品だった。
謎に包まれた浮世絵師、東洲斎写楽。 写楽とは一体何者、どんな存在であったのか。 ろう者の優れた画家がいたという話が伝えられていることから、写楽をろう者と仮定しての舞台だった。その昔、現在のTUTAYAが浮世絵を売っていた版元だったことも描写し、TUTAYAと写楽の関係性や歴史を説明していたが舞台抽象的で、衣装も煌びやかで美しく、芸術的な作品であった。

この舞台では字幕がすこぉ~しボケて読み辛かったのが残念だった。
深呼吸する惑星

深呼吸する惑星

サードステージ

紀伊國屋ホール(東京都)

2011/11/26 (土) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

観ました。
あのテンポ、あの踊り。第三舞台。弱く淡くささやかな言葉が自分を支えている。ありがとう第三舞台。

深呼吸する惑星

深呼吸する惑星

サードステージ

紀伊國屋ホール(東京都)

2011/11/26 (土) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

かなりの
ファンです。
いつ観ても最高の舞台です。
これからも応援してます。

二手目8七飛車成り戦法

二手目8七飛車成り戦法

劇団鋼鉄村松

ザムザ阿佐谷(東京都)

2011/12/02 (金) ~ 2011/12/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

そう来たか・・・。
といった感想です。

ここ最近の何作品かとは脚本を書かれた方が違うってことですよね、だからですよね、だからこうなんともドタバタとした感じになっていた訳ですよね、だからこう、なんてゆーか、スマートな感じを少々隠してワイワイとやってみたってことですよね。

うーん、
なるほど。

まぁ・・・

いいと思います。
嫌いじゃないです。

将棋の話ってもなかなかに良かったと思いますし、思い入れを感じました。

ネタバレBOX

とはいえやっぱり少々ドタバタとし過ぎたかなと、それにコブラやザキヤマの描写にもう少し深いモノが欲しかったかなと、つまりは名人やトッププロの重みや格好良さみたいなものをですね、そしたらもうちょいその辺りのキャラを好きになれたかなと、そんな風に思いました。

それにしても相変わらずベスさんカッコ良かったです。
そしてボスさんのなんとも言えない危うさにドキドキしてしまいました。

いい劇団ですね、まじで。
あの日 ママがくれたもの

あの日 ママがくれたもの

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2011/12/01 (木) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

メガバクオリティー。
結局メガッバックスコレクションって間違いが無い。

どの作品を観ても『あ、これ当たりだ』と、当たり外れで判断するのは失礼な話かもしれないけど、やっぱり当たりな気がしてしまう。

ちなみにこれが駄菓子屋のお菓子だったら大変だ。店が潰れるくらいに全部が当たりなんだから。けれど劇団の当たりの場合はどんどんと客が増えていくから、劇場に足を運ぶ度、ファンであることの満足感が増す。

いわゆる『へっ、俺なんてもっと前から知ってたんだからな』的な、もしくは『俺が育てたんだぜこの劇団』的な、インディーズバンドのおっかけに見られがちな例のあれだ。

ネタバレBOX

さてそんな話はどうでもよくて、今回の作品、珍しく日本が舞台。なんだかこれまでのちょっとお高い感じから一段降りてきた感じが非常に親しみやすかった。

子役の演技は相変わらずうまいし、主役の彼の、少々長めの、客席目線の泣き芸も観客の涙を誘っていた。

けれどなにより良かったのはやっぱりストーリー。他人だった連中が徐々にころ打ち解けていく様子と、その裏でこっそり進みながら最後に花開くラブストーリー、そしてひき逃げ事件の真相等々・・・。

いつもそうだけど、時間の長さをまったく感じさせずにぐいぐいと物語に引き込んで行く。

うん、やっぱりいいなと思った。
Lock'n'Roll

Lock'n'Roll

大川興業

ザ・スズナリ(東京都)

2011/10/14 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

暗いことは視覚で楽しめないということ
宇宙で目に見える物質はわずか約4%・・・なんつって大層な説明からなんとなく壮大な物語かな?なんて考えてたワタクシは見事に裏切られ、なんと、こぢんまりした舞台だった。

ネタバレBOX

裏日記はこちら→http://ameblo.jp/misa--misaki/

物語の主人公は病院のベッドで身動きできないまま植物状態で横たわっている男だ。彼には別居中の妻と娘があったが、彼女らにも見放されている。そして男は他者からは既に死んでいると思われているが意識だけははっきりしている。しかし、病院のドクターも他の患者も、男の知り合いも、男が死んでしまったものとして会話は進行されていく。男の体は家族の意思により献体されるようだ。しかし、男の意識ははっきりしてるので、自分の置かれた状況に足掻き、葛藤し、今までの人生を振り返って後悔もするのだが、これらを全体的にコミカルに描写していた。

以上の物語だったら、特に暗闇にする必要はないと思った。眼の前の舞台上に、果たして役者が居るのかさえも見えない状況で、音だけが頼りなのだが、父親が少年にバットで殴るシーンでもバットの音はおろか、少年が打たれる悲鳴すら聞こえないのだ。あれ?これって演出が甘いんじゃないの?

また演技力の問題だと思うが迫力に欠けたし、壮絶なシーンでも、他人事のようで本を前にセリフを棒読みしているような状態。中盤まで役者の足音も聞こえなかったので、マイクだけは舞台上に設置し、裏の方で役者が台本見ながら言ってるようにしか感じられなかった。後半になって足音や、役者の顔の向きによって発声が変わっていたから、ああ、役者が居るんだな・・、とか思ったけれど。

またこういった暗闇舞台の公演は舞台セットはいらないし、衣装もいらない。ましてや役者が楽だ。「Lock'n'Roll」のタイトルにしてはロックな展開は何もない。もしかしたら、ベッドに横たわった男の気持ちになれよ、といった嗜好だろうか?確かに男は真っ暗闇の中で意識だけはあるのだ。ただ、観客を引き込む演技力がいまひとつ。
羽球魂

羽球魂

劇団EOE

千本桜ホール(東京都)

2011/10/11 (火) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

菊池紗都が頑張る!
芝居が始まる前から客いじりサービスが行われる。直原役の菊池紗都が一本眉毛でおぼちゃまくんのように観客をもてなす。笑
いあいあ、これがことごとく可笑しいったりゃありゃしない。勿論、客席は暖まりこれから始まる舞台に期待しちゃうわけよ。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

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成績もバドミントンも有名な名門女子高「山手女子大」と、お世辞にも成績がいいとは言えない三流大学「東京夢の島大学」の2校が合併し「東京山手大学」として新たなスタートを切ることになったバトミントン部の目標は「山手女子大」が代々守り続けてきた東都リーグ団体戦のシード権を守ることにあった。

しかし部員不足から男女それぞれの単体で団体戦に出場することが出来ない。そこで残るもう一つの策は「混合団体」だった。しかし、旧山手女子大の部員と、旧東京夢の島大学の部員とではやる気のベクトルが違いすぎる。果たして彼らは混合団体としてシード権を守れるのか?が今回の課題だ。笑

旧東京夢の島大学の部員達はシード権獲得をのっけから諦めムード。これに対抗し旧山手女子大の部員らのバトミントンに対する想いが熱い。スポコン魂と彼らの恋愛事情を絡めながら、お互いをしごき、戦いの精神的レベルを向上させていく物語だった。

なんとなく柿喰う客のスポーツ編のような感じ。キャストらのハイテンションでスピード感溢れる長セリフに圧倒された。特に塩川零役の平澤有彩のカツゼツが素晴らしい。そしてスマッシュフォームが美しい。バトミントン部員だったんじゃないか・ってくらい。
中島みゆきの導入音楽もいい。
「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス

「極めてやわらかい道」千穐楽!23日は13時開演!!当日券アリマス

ゴジゲン

駅前劇場(東京都)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

書きの苦しみ!笑
脚本家というのは書くのが苦しいのだろうか?およそ作家に程遠い位置にいるワタクシは書くことを商売にしていない次元なので、そういった苦しみは解らない。当日パンフの 松居大悟の言葉は、書くのが限界だったが今回の本は自分に素直に作れた、とあった。松居はめちゃくちゃ陰の人間っぽいから、自分を押し殺して、陽気な台本やポップな内容に仕上げようとすると恐らく免疫という危険分子が松居自身をプレッシャーに追い込むのだろうか?笑

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

裏日記はこちら http://ameblo.jp/misa--misaki/

そんな 松居大悟 の描く世界はストーカーだ。彼らが姫と言っている対象はピンサロに努める大橋紀美子という30を過ぎたブスらしいが、彼らの中では姫なのだ。その姫を守ると称して、彼女の行動や買い物を全てチェックし、ゴミ袋から姫の捨てたゴミを収集する。姫の現カレを王子として崇め奉る彼らは、姫の元カレたちだ。笑

彼らは変態じゃない。彼らは独自の国家を作り姫を守るも姫に干渉しないという、これまた独自のルールを遂行する、云わばヲタ集団だ。だから姫を共有し守るという姿勢が彼らの趣味みたいなもので、常時、姫を監視し、だけれど干渉せずに、常にワーワーと騒いでる男たちだ。つまり姫の近くで姫を覗き見できる彼らのアジトは、俗に言う秘密基地みたいなものだ。

同じ目的を持ち、同じ空間を共有する彼ら自身は案外、楽しいのだろうな・・とも思う。この時点で孤独感はなく皆で遊びに興じる格好だ。そして誰もが恋の仕方を解らず、自分の中で姫を過大妄想してしまう。秘密基地に居る間は彼らは孤独でもなく、また変態でもない。彼らの国ではこれが普通なのだ。そのうち抱きしめられる、という行為を経験しない彼らは、自分を抱きしめた相手に恋してしまう。相手が男でもだ。ハグ。なんて素敵な行為だろう。だから愛情に飢えていた彼らはハグされ恋に落ちてしまうのだ。笑

こうして、小さな国家の中に居る彼ら住民は、家族のように緩やかに穏やかに独自の精神世界で遊びまわるのだが、ここに訪れたチンピラも、その世界の虜になってしまう。少年時代のような世界に。間違った遊びはどんどん拡大し、やがて、自傷する男、逃げ出す男、姫に刺される男などが出てくる。そして、姫自身の自殺をきっかけに、この危険な遊びは遂に解散し、ちりじりに散っていくのだが、そういった後の不条理を伴う空虚感は松居の本の素晴らしいところだとも思う。

ワタクシ自身は存外陽気な人間だ。だから内に篭るという感情も、勿論、引き篭もるという行為も解らないが、誰かを思い詰めて鬱になる感覚は解らないでもない。面白い作品だと思う。また登場するキャストのキモい演技力も流石だ。松居の世界感を表現する次の作品も楽しみだ。次回も、観客まるごとブチかまして欲しい。笑
女の平和

女の平和

ネルケプランニング

俳優座劇場(東京都)

2011/12/03 (土) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

壊れ方が最高!
上には上があるというか下には下があるというか、とにかくハチャメチャですごかったです。言葉の意味そのものよりも、パッションが伝わってくる舞台に圧倒されました。
芝居の枠組みを超えた表現のようでもあり、80年代ぐらいによく観た馴染みの形に近い気もしたり。ブラックユーモアいっぱいなようで、真摯に怒りを訴えているようにも感じられて、観劇後は、わけのわからないハイな状態になれて、とにかく気持ちいい清々しさを感じました。
役名が番号なので覚えられなくて帰ってからチラシを見てもなかなか一致させられなくて残念。
ステキな女優さんもたくさん出ていらしたので、再観して、次は役者さんチェックもしたいです。
ブラックジャックがものすっごく最高にイカしてました。

ネタバレBOX

手ブラでフンドシ姿のお姉ちゃんいっぱいの舞台は圧巻。
どんどん勢いよく脱いでいく姿は、いっそ清々しさを感じました。
同性が見ていて不快にならない脱ぎっぷりは、すごいな、と。
Weekly1【マザーフッカー】

Weekly1【マザーフッカー】

アヴァンセ プロデュース

シアター711(東京都)

2011/12/01 (木) ~ 2011/12/07 (水)公演終了

満足度★★★

それにしても
女性はタフです!

ネタバレBOX

ホテトル嬢の事務所控え室での話。できちゃった赤ちゃんは産もうという姿勢、楽屋と法王庁の避妊法を一緒にしたような感じです。

それにしても女性はタフ、みんな事情があって逞しく稼いでいます。支配人とできちゃった婚の彼女も、てきぱきとスケジュール管理をこなすようになってしまって、男は形無しです。
かざかみパンチ

かざかみパンチ

カムカムミニキーナ

座・高円寺1(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

初めて観たのですが
時間、お金が少々って感じやけど、良かったと思う。
しかしもう一歩何かがほしいなあ。

いつも誰かのせいにする

いつも誰かのせいにする

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2011/11/03 (木) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

少々
わかりづらくて、のみこめなかった。

物語ははいりやすいものを進めます。

不文律

不文律

643ノゲッツー

劇場HOPE(東京都)

2011/11/01 (火) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★

怖かったけど
良かったし、あたしは好き系やった。
これからも期待しています

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