
全 員 彼 女
TOKYO PLAYERS COLLECTION
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/01/05 (木) ~ 2012/01/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
女優が皆魅力的。
「次の朝、目覚めると 僕の彼女が増えていた。」・・・なんという興味をそそるキャッチコピー。カフカの変身を思い起こさせながら、しかし、こちらは彼女が増えていくのである。そして、タイトルが「全員彼女」である。この設定だけで、もう恐れ入りましたとなる。
しかも出てくる女優、出てくる女優が魅力的だ。新春公演にふさわしい華やかさだった。

谷賢一・田中沙織 結婚式
DULL-COLORED POP
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2011/08/16 (火) ~ 2011/08/17 (水)公演終了

黒猫【公演終了しました!誠にありがとうございました!】
声を出すと気持ちいいの会
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/07/29 (金) ~ 2011/07/31 (日)公演終了
満足度★★★★
がっつり演劇!
声を出すと気持ちいいの会の、学生芸術祭参加作品。
ポオの短編小説「黒猫」を題材に、巧みに組み上げた作品。
声を出すと気持ちいいの会の持ち味はやはり、このシアトリックさにある。
演劇ならではの表現を追求するこの作風には心を揺さぶられる。
ポオを演じた後藤祐哉はさすが。ただ、 前作『被告人ハムレット』と芝居の質感が同ラインだったので、彼の違う雰囲気も観てみたい。

NUMBERS-再開ー【無事閉幕。ご来場ありがとうございました。】
Sun-mallstudio produce
サンモールスタジオ(東京都)
2011/07/14 (木) ~ 2011/07/18 (月)公演終了
満足度★★★
全体的には物足りないか
「確率」をテーマに4団体が30分の小編を持ち寄ったオムニバス。
参加作品は
DART'S
『ブラインド・タッチ』
世田谷シルク
『轟くヘヤー!!』
The Stone Age ブライアント
『蝶々一匹。夏を変える。』
同居人
『ロマネコンティ 2006』
の4作。
世田谷シルクの盛り上げ方、身体の使い方が尋常でなく印象に残ったが、他の団体はあまりパッとしなかった。
『ブラインド・タッチ』は、映画『SAW』を舞台でやってみました、な感じ。
『蝶々一匹。夏を変える。』は独特の世界観はあるものの今一つ。
『ロマネコンティ 2006』は作りが単調というか、古いというか。台詞もあまり響いて来なかった印象。
世田谷シルクはぜひ、今後の芝居を観てみたい。

モリー・スウィーニー
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2011/06/10 (金) ~ 2011/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
谷賢一らしい舞台
目の見えない主人公・モリー(=南果歩)が、天才眼科医ライス(=相島一之)の手術を受け、光を見る。
難しい手術を決行し、成功させるライス。
モリーの夫・フランク(=小林顕作)も手術の成功に大喜びするが、はたして「見える」事が「良い」事なのか。
見える人間が多い中にいる、見えない人間とは、「不幸」なのだろうか。
多数派の人々が持つ一方的な認識が、「幸福」をもたらそうとする行為が、一つの破滅をもたらしていく。
自らの劇団、DULL-COLORED POPで谷賢一が追い続けてきた物が、一つクリアに結集されたようなこの『モリー・スウィーニー』という本。
相性はバッチリだったように思える。
複数の空間を巧みに作り上げていく演出手法も実に鮮やか。
休憩前は、モリーが光を取り戻すまでを、
休憩後には、光を得てからの生活を描いているが、それぞれのラストにあたる部分で用意された仕掛けもグッとくる。
光の無い中で生活していたモリーが、光を得る事で実に多くの物を失っていく。
全く違う世界に移された人間が幸福から転落していく様が、痛々しく、生々しい。
実に谷賢一らしい舞台だった。
重厚な本に、がっつり向き合っている感があったが、
夫・フランク(=小林顕作)の芝居が遊び心を発揮し過ぎる事で全体のバランスを崩していたようにも見えなくもない。
が、ともあれ良い芝居を観た。

浴槽のさかな
害獣芝居
新宿眼科画廊(東京都)
2011/06/03 (金) ~ 2011/06/08 (水)公演終了
満足度★★★
小空間にて
夏目漱石の「夢十夜」を題材に、小作品「骨」と「鱗」の二作品を上演していた。
害獣芝居はダイナミックでシアトリックな印象があるが、今回は劇場が狭い事もあってか、
空間に合わせた繊細な動きにシフトしていたように思える。
といっても十分、演劇のダイナミズムはあったのだけれども。
彫像を彫るような動きが印象的で好き。
空間に合わせた表現手法できっちり攻めてくる辺り、流石の一言。

ネコとネズミの、あるいはラフストーリー
劇団背油こってり
AT HALL(大分県)
2011/10/09 (日) ~ 2011/10/09 (日)公演終了
満足度★★★
おそー
書き忘れてました。
主軸はしっかりしている。
物語としての展開も分かりやすく、心に届く。
笑える場では大いに笑った。
演出も考えてるな~と好み。
惜しむらくは、演出意図通りに表現しきれない未熟さ。

エデンの東
劇団昴
本多劇場(東京都)
2011/05/28 (土) ~ 2011/06/05 (日)公演終了
満足度★★
久しぶりの昴
なんというかまあ、「翻訳モノ」って感じがバリバリする舞台。
まぁ、脚本は日本人なんだけど、元がスタインベックなので。
劇団昴の芝居を観るのは実に7年ぶりくらい。
『ゴンザーゴ殺し』を以前観たのだけど、楽しく観られた印象。
だが今回は、なんか長くて芝居が濃すぎるというか、そんな印象。新しい試みも沢山あるんだろうけど、ちょっと退屈してしまいました。

タッパー!男の器
動物電気
駅前劇場(東京都)
2011/12/10 (土) ~ 2011/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかった
なかなかにバカらしいのだか、でも楽しかったし、面白かったです。
しかし女優が目のやり場に困るあれはいかんでしょう(爆笑)

人生のフルコース
悲願華
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/12/12 (月) ~ 2011/12/12 (月)公演終了
満足度★★★
微妙な話しもあった
少しこれで終わり的な話があったのは少し消化不良気味ではあったが、なかなかに面白かった。
1日1ステージのみの公演では、ちょっともったいない公演でした。

CIRCLE
発電NOTE
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2011/12/10 (土) ~ 2011/12/11 (日)公演終了
満足度★★★
がっつりダンス
ダンス系のお芝居かな?と思っていたら、がっつりダンス舞台でした。
ダンスは詳しくは無いが、流石に売りにしてるだけあり、なかなかのレベルと感じました。
タイトルになってる「CIRCLE」、円の動きも相当感じられました。

オムニー4
劇団K助
北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)
2011/12/09 (金) ~ 2011/12/11 (日)公演終了
満足度★★★
微妙なリンク
作品によっては、ちょっとシチュエーションの使い方が足らないと感じる作品もあったが、今回も悪くは無かったです。

モロッコの光
ローカルトークス
Geki地下Liberty(東京都)
2011/11/30 (水) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

ペアルック
順風男女
山王FOREST(東京都)
2011/12/02 (金) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

日本の問題
日本の問題
ザ・ポケット(東京都)
2011/11/27 (日) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

ソウル市民五部作連続上演
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

なんにもゆるしてあげない
パセリス
サンモールスタジオ(東京都)
2011/11/25 (金) ~ 2011/11/30 (水)公演終了

名づける
たかはしきょうこ企画
ゆうど(東京都)
2011/11/26 (土) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

無重力金魚
宇宙食堂
d-倉庫(東京都)
2011/11/23 (水) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

最後のブラッディーマリー
座・キューピー・マジック
駅前劇場(東京都)
2011/11/23 (水) ~ 2011/11/27 (日)公演終了