
贋作 春琴抄2012
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2012/02/14 (火) ~ 2012/02/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
浅草系エンタメ
普段よく行く下北沢や中野、池袋とはちょっと違う雰囲気のステージ&客層でした。夢現的作品かと思ったら最後に…。

カラス/Les Corbeaux
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2012/02/15 (水) ~ 2012/02/17 (金)公演終了
満足度★★★★
研ぎ澄ます
ぼよぉんぼよぉんぼーっ。というような虚無僧の唱える経のような音から始まった。おぉっ!!なんという作品なんだ!カラスの黒く澄んだ刺さるような視線が飛んできた。息吹。緊張。ふと笑える自分。噛締めれば噛締めるほど味が変わる。また反芻できる。良かった。

ドリルチョコレート×キコ qui-co.「世田谷童貞機構」
MCR
サンモールスタジオ(東京都)
2012/02/14 (火) ~ 2012/02/19 (日)公演終了

カラス/Les Corbeaux
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2012/02/15 (水) ~ 2012/02/17 (金)公演終了
満足度★★★★
ダンスを生かすということ
ダンスだけの公演は苦手だと改めて感じました。私は現代美術からダンスの世界に入ってきた人間なので、コンテンポラリーやマイムが苦手なのです。
それを踏まえて感想を読んでいただければ幸いです。
この公演では、ダンス以外のインスタレーション、しかも、動きにぴたりと合わせた緻密な生演奏がカラスに変化していくジョセフの美しい動きに、さらに躍動感をプラスしているように感じました。本当に本当に緻密で、相当な時間の稽古があったことでしょう。お疲れ様です。
もちろん、ジョセフが、カラスに変化するのを苦悩するシーンの動きはさすが、ダンス!と思えるほど美しかったのですが。
また、現代美術でもよく使われる、影やスプレー、ライトアップされたスクリーンなども、効果的に演出されていたと思います。
彼が日本で感じた、カラスたちの、群れ、羽音、そして生命力が様々な方法で表現され、カラスが害鳥とされる東京(だけですよね?確か)とは、また違ったアプローチで捉えられているのが、非常に興味深く、自分にとっての、カラスへの見方が変わったのかなという気がします。
それというのも、私には息子が居るのですが、彼はミニカーがとても好きで、家にとてつもない量のミニカーがあり、それの名前を呼べと言われるのが、もはや日課になっています。
その所為なのか、街で清掃車やパトカーや救急車を見ると、昔は汚いもの、不謹慎なもの、に感じていた気持ちがスッと抜けてしまい、「そういうもの」という感覚になった経験からです。
今回の舞台を見て、カラスが「害鳥」であるという先入観がスッと抜けたように思いました。

TheatreGroup“OCT/PASS”若手有志公演熱海殺人事件
TheatreGroup“OCT/PASS”若手
Studio+1(宮城県)
2012/01/27 (金) ~ 2012/01/29 (日)公演終了
満足度★★★
よく頑張りましたが・・・
そもそもの脚本が笑いを取るものではないけれど、初日のせいか出演者に硬さがあったようだった。2回目以降に期待

横浜ダンスコレクション受賞者公演
TPAM・国際舞台芸術ミーティング
横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県)
2012/02/15 (水) ~ 2012/02/15 (水)公演終了
満足度★
TPAMの運営はどうしようもない
3作品ともつまらない。長内裕美が少し面白かった程度。
パク・ウンヨンの身体能力の高さは素晴らしい。
それにしてもTPAMの運営は今日もどうしようもなかった。
全然、話が違う。料金も違う。料金が違ったのは2度目。

半神
BLACK★TIGHTS
世界館(大阪府)
2012/02/15 (水) ~ 2012/02/17 (金)公演終了
満足度★★★★★
世界
野田さんの世界と前田さんの世界を、双子がつないでる。
そうか、ムテキだったのか。
言葉の渦に飲み込まれる。
そこに前田さんの変態な演出(笑)
うざいとみるか、おもしろいとみるか、わかれるところかな。
いや、うざいのがおもしろい。
エンターテインメントな空気は、さすがエンターテイナー☆

vision
温泉ドラゴン
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2012/02/12 (日) ~ 2012/02/19 (日)公演終了

パノプティコン【ご来場ありがとうございました!】
劇団てあとろ50’
早稲田大学学生会館(東京都)
2012/02/09 (木) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★
素晴らしかった!
これまで観てきた学生演劇とはずいぶん違っていてびっくりした。
この舞台には、物語があった。美意識があった。
かつ、テーマを重層的に構成していく知性があった。
舞台奥を要とした扇形のシンプルで象徴的な舞台。
男女5人の囚人たちの衣装は白いスエット上下。毛布の色とあいまって、蚕棚の「まゆ」のように見える。ゆるく仕切られた独房に備え付けられた大きさの違う四角い箱が、ラストになってあるものに変化するのがうまい。
音楽も、クラシック中心ながら、腹に響くような打楽器の音が緊張感を盛り上げる。
着想は、ベンサムやフーコーの監獄論によるものだという。しかし完全に自分のものにしている。
たった5人の登場人物のドラマは過去も含めて緊密に描かれ、キャラクター性もしっかりいている。「看守様」が神になるというルカの突飛な幻想も、次第に迫力を持って場を支配する。
魅力的な謎(ミシェルとベンについて)も仕掛けてあり、グイグイ引き込まれた。
テーマは明確なのに、理屈っぽかったり説明調になる部分はない。
役者たちは、特にうまいというわけではないが、しっかりと役になっている。半端でない演出上の追い込みが感じられた。
生の暴力、特にベルトでお互いを鞭打つシーンが何度も出てくるが、空振りもあるが断然身に当てている方が多い。必然性はあるけど、身体が痣だらけになっていることだろう・・・。(私が見たのは最終日の選抜メンバーの回)
ガチャガチャ作って、そこそこ笑わせて、、鬱屈した思いを吐き出して、最後パアッと盛り上がれば一丁上がり、みたいなシロウト劇とは一線を画す。観てよかった。充実した。
今回が第一回公演という演劇集団の「チト」。主宰にして作・演出の「ちょんよんぎ」は、今回は出演こそしなかったが脚本家・演出家としての才能と情熱を見せ付けた。役者としても美声美形で魅力的。羨ましい!
同じ早稲田系の「犬と串」とともに、今後注目していきたい。

「Bouquet」
劇団だるま座
アトリエだるま座(東京都)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★
イイよねえ・・・。
結婚披露宴モノ。
脚本・演技の良さもさることながら、前説で「(披露宴の流れに沿って)拍手したい時には、ぜひしてください!」と言った瞬間、この公演は成功だったんだよなあ。公演後、とってもあったかな気持ちになれた。
個人的には、12年前、自分の結婚式の時に司会をしてくれた友人が、この『Bouquet』の司会者役の松生綾美さんにソックリで(友人の妹かと思って、公演後、パンフレットで役者名を確認したほど)・・・その時の彼女や両親、友達のことを思い出しながらの観劇でした・・・ちょっとシンミリ。
それにしても、あの狭小なアトリエだるま座をフルに使って・・・この劇団の思い切り&テクニック、すごいなあ。
笑って笑って、ときたま目が潤む・・・すてきな芝居でした(かなり、ウルったのは、新郎友人のスピーチ。実際の披露宴でも、花束贈呈で泣いたことはないけど、友人スピーチは、たまにウルっときちまう)。
たいせつな人と一緒に観たくなった。
ま、彼氏彼女がいてもいなくても、幸せな気持ちになれる、頑張ろうって気持ちになれる芝居だと思います!皆様、ぜひ!
でも、「刹那な関係で充分」と思ってる子をオトす為に、この公演を使っちゃあダメ!絶対にダメだぞ!笑

LOVE02
ロロ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/02/05 (日) ~ 2012/02/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
新感覚
ストーリーがSFチックな感じで最初は感情移入できず「失敗かなー」とか思ったけど終わる頃には完全に持ってかれてた。
小劇場だから役者さんの演技がより心に響く感じも良かった。
本当恋したい!!!( ・`д・´)笑

ドリルチョコレート×キコ qui-co.「世田谷童貞機構」
MCR
サンモールスタジオ(東京都)
2012/02/14 (火) ~ 2012/02/19 (日)公演終了

僕らの心象風景における、いくつかの考察【公演終了いたしました。ご感想お待ちしております。】
Minami Produce
新宿眼科画廊(東京都)
2012/02/11 (土) ~ 2012/02/21 (火)公演終了
満足度★★★★★
B:気持ち +ABサイクル後
B。
切ない。
Aだけでは少しモヤモヤしていたのが吹き飛んだ
泣ける。何カ所かくる。
やさしさいっぱい。思いやりいっぱい。
パーティーまで。関係者まで含めて暖かい。
【ABサイクル×2】(2/19加筆)
また、泣けました。(恥ずかしいので少し抑えながらでしたが。)
別れなんだけど、やっぱり出会いにも感じる。
人(人以外も含む)を想う心が素直で、その姿がとてもうらやましく思えた。
自分の人生を書きなおすとどうなるのか、考えてみたくなった。

昆虫美学
角角ストロガのフ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/02/15 (水) ~ 2012/02/20 (月)公演終了
? ? ? ? ?
私には難解でした。それぞれの人間関係、心境、言動、話の流れすべてが理解できず、なんでそうなるの?という疑問だらけ。パンフの作者の想いを読んでも良くわからない。なので、評価は?を5つ。他の方の口コミを見て理解を深めたいと思います。

ツキノウタ -
満月動物園
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
私の中では過去観た3作品ともスタオペです
前説 谷屋さん FMZ(満月動物園)では、前説をするのが習慣に、そこで、ちょっとドキッとする事が、前回 前々回も、今回は血の入ったバケツが、芝居の始まりにそのバケツの中身を自分にぶっかけます。 赤い紙ふぶき。
私の足元に、肩にまで飛んできておりました、思い出にポケットへ 前回「ツキノオト」は赤い紙テープ、それも思い出に頂きました。m(__)m 缶バッチも思い出に。
観覧車が倒れる ゴンドラの窓から花火が飛んでいった、着地したところで・・花が咲いた? 前前作「ツキノオト」の終わりのシーんからです そう致します。 前作の男前な 彩子 を思い出します。
今まさに倒れているゴンドラに居る鹿太郎(谷屋俊輔)月が大きく見える しのぶの歌を聞きたい、生きたい、その時 死神/滴(河上由佳)が来た、生きたい、チェンジ そんな制度は無い!! 死神と契約するか?死ぬまでに 時間 場所を飛び越えて何処でも行ける、魂は、売る 天国か地獄か、高い値段のほうに。どうする もう時間が無いぞ!! 契約するのかしないのか する
死神/滴(河上由佳)の演技 しゃべり、動き、声 ちょっと危うい神としての威厳があり、最高です。
舞台の上にある幕に数字の見出しが出ます 時間場所が異なる話が進んでいきます。
★
★ 内容含みます ★「ネタバレ」へ★
★
しのぶを逃がす 疫病神が生まれる疫病神は、うさぎか?うさぎは自分が要らん子?と思うところがある。
貧乏神は、人類最後の走馬灯 長いな 人間はどうや 悪くない
自分がいきたいと思って死ぬ人は走馬灯 人を生かしたいと思った人は神
最後の人類は人類を生かしたいと思った?貧乏神は、人類最後の走馬灯
そのまま感じるままに観ても面白い、笑えるところも多い。
この数字の見出しが有るから、物語をしっかりと観れる、
走馬灯の時間軸で演じられるが、鹿太郎の時間軸、生きる力のベクトル とても面白いお芝居でした。
これは映画にしても面白いと思いますよ!!
満月初めてのカーテンコールと、千秋楽で言っていたが、私の中では、初めて見た前々回からスタンディングオベーションですわ。
ほんまに面白かった。3公演とも2回観た事になりましたが2回観れてよかった、次回も楽しみです
有難うございました。

不機嫌な子猫ちゃん
水素74%
アトリエ春風舎(東京都)
2012/02/15 (水) ~ 2012/02/20 (月)公演終了
満足度★★★
じわじわくる面白さ
☆4にかなり近い☆3
チラシの文章から想像されるお話とはちょっと違ったものの、クセになりそうなおかしさを持ったイヤ~な空気の100分間。嫌いじゃない。
後半にはいってからの展開は、登場人物の発する言葉・行動がいちいち面白く、観ていていろいろとえぐられる気持ち悪さもあって、かなり好きかもしれない。
ただ中盤、同じような会話が続くシーンが多く、そこの場面の意味を捉えそこなってしまったのもあって、ちょっと冗長だったように感じてしまったのがもったいない。台詞にもうひとひねりほしかったかなあ、と。
印象的だったのは役者さん5人の佇まい。妙なリアルさと異常さがちゃんと共存しているあたり、ほんとに巧いなあと。特に善積さんと井上さん。
そのほか、上演中、空調をちゃんと切っているあたり、音への配慮が行き届いていて好印象。舞台上で発せられる音がとても際立っていたと思います。

新しい生活の提案
壱劇屋
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2012/02/10 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
新しい生活の提案
前回までの作品では、マイムが作品にとって必ずしも必然ではないことが多々ありました。本作ではそんなことはありません。すべてが必然。壱劇屋にとっても新しい生活の提案になったようで、独自のシステムが確立されました。今後目を離すことはできません。

楽園!
工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/02/15 (水) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★★
楽園を探し求めて
関西で活動する作家、演出家、役者、スタッフによるプロデュース公演の東京での初の公演で、関西弁の響きや東京の劇団にはない質感を感じさせる演出が独特の雰囲気を出していました。
職を失ったOLが、同居している謎の男、布団を売りに来たセールスマンの3人で楽園を目指して旅をし、その途中で曰くありげな人達に出会う物語でした。ちょっと脱力感のある序盤から次第に人の心の闇の部分を感じさせる不穏な雰囲気になり、終盤は寓話的な世界観が広がる構成が興味深かったです。
理想郷を求めつつも、いったい何が人にとっての理想郷なのか分からず、引き込もったり、怪しい宗教に嵌ったりする描写に恐ろしさを感じました。
舞台上には奥のドアがついている壁、柱状のオブジェ、椅子として使われる箱型のオブジェが用いられていましたが、オブジェの扱い方には必然性が感じられず残念でした。
写真、台詞やト書きの文章、ライブ映像を壁に写し出す、映像を多用した演出が効果的で印象に残りました。

A-K change Ga jammer
カカフカカ企画
劇場MOMO(東京都)
2012/02/15 (水) ~ 2012/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
次元を超えています
2年ぶりの復活を遂げたカカフカカ。さらに進化をして帰ってきました。
目で見て楽しみ、耳で聞いて楽しみ、役者の熱気で楽しみ、そして、臭いで楽しむ!臭いで愉しむとはどういうことか?それは、見てのお楽しみってことでw
カカフカカといえば、早稲田でやっていたときは、無茶しまくりって感じの劇団でした。無茶をして笑いを誘うといった感じでしたが、今回はきれいにまとまっていたと思います。
伏線をきれいにかけ、それをネタとして爽快に外していくところはテンションが上がる!役者のみなさんも面白いので、高山さんの台本の面白さが何倍にも引き立ったなといった感じ。最高に面白かった。思いっきり飲み込まれました。そして騙されました。腹抱えて笑いました。
役者の最小年齢2才という(しかも名役者!!)チャレンジしまくり、やりたいこと全部やりましたといった感じの芝居。お腹いっぱい!

僕らの心象風景における、いくつかの考察【公演終了いたしました。ご感想お待ちしております。】
Minami Produce
新宿眼科画廊(東京都)
2012/02/11 (土) ~ 2012/02/21 (火)公演終了
満足度★★★★
B
淡々と進む普通にある日常。
犬の落語調の台詞が、もう少し聞き取り易いとなお良かったなぁ~
これで終わるのかなぁ~と思ったら、グイっと心を掴まれた。
観ないとこの感じはわかってもらえないんだろうなぁ!
今日観て、Aバージョンも観たくなりました(^^)