
西の桜
劇団HIT!STAGE
西鉄ホール(福岡県)
2012/03/18 (日) ~ 2012/03/18 (日)公演終了
満足度★★★
佐世保弁
聞くだけで涙が出そうになるけど、福岡の人に伝わるのかな~と
いつも思う。けっこうとんでもない内容であり、え~~っと驚くことも
数々だけど、そんなこと当たり前なのかな。

ジャスミンの香り
演戯集団ばぁくう
アトリエ戯座(福岡県)
2012/03/20 (火) ~ 2012/03/20 (火)公演終了
満足度★★★★
今回は3人で
可愛い女性2人にはさまれたジョンはうれしそうだったな~
読演を聞いていると夏の海辺へ飛んでいった気持ちがした。
冬に夏の作品をやるのもなかなかいいかも。

春風
年年有魚
駅前劇場(東京都)
2012/03/22 (木) ~ 2012/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
初見でした
開演前から席の全てが埋まり、期待が伺えた。初めて拝見するためとても期待していました。作り込まれたセット、散りつづける桜、セリフを言ってる人以外も窓の外とかで演技をきちんとしていて全体として『魅せる』クオリティーの高さがすごかった。こんなに心がホッとする舞台を見れてよかった!!!ネタバレにて

∞ (メビウス)
乙山×ト Produce Project (o.p.p)
Geki地下Liberty(東京都)
2012/03/15 (木) ~ 2012/03/20 (火)公演終了
満足度★★★★★
駆け抜けた90分-ZARDとサバ缶-
席が最前列にも関わらず、まさに”前のめり”で90分観てました。
プロット、言葉、役者、道具、ステージング、めくるめく早替え(笑)
どれも最高で非の打ちどころがないです。欠点らしいものが見当たらない。
悔しいほどに凄い、そんな舞台を観てしまった!!
ということで☆5つ。
ぜひとも再演して頂きたいです。
※感想が抽象的になってしまいすみません。ネタバレBOXに少し踏み込んだことを書きましたので、よろしければご覧ください。

うっちゃれ三行半
東京パチプロデュース
上野ストアハウス(東京都)
2012/03/20 (火) ~ 2012/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
爆笑の勧善懲悪!?ストーリー
役者の方々、皆さん個性的で、お芝居のレベルも高く、素敵でした。
展開は目が離せず、笑いもふんだんに散りばめられ、緩急も効いてて、引き込まれる面白さでした。
凝縮感がとてもいい具合の素晴らしい作品だと思います!

母語を醸す
カトリ企画ANNEX
日本基督教団 巣鴨教会(東京都)
2012/03/18 (日) ~ 2012/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★
本編、座談会ともに楽しむ
谷崎潤一郎の「お国と五平」をテキストとした劇作家によるリーディング公演。
美談とされがちな仇討ちの裏にあるものを皮肉な目で明らかにした本編、戯曲と台本の違いや劇作の裏話など聴けたアフタートークとも楽しむ。
で、現代に翻案するなら兄嫁と弟だよね。

STAND UP ALONE
STAND UP ALONE
STAGE+PLUS(大阪府)
2012/03/17 (土) ~ 2012/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
6時間、一人芝居の偉業!
彼女は真摯だ。
そして、ほんわかとしているのに、
攻撃的だ。
多分、彼女は飢えている。
色んなものに。
そんな気持ちの表れは、今や全国ツアーを敢行する公演 インディペンデント一人芝居フェスティバルに一昨年トライアル出場した時に証明されている。
並み居る強豪10組(・・・?だったかな)の中から見事、客投票にて本戦を勝ち取ったのである!
そう、
その気持ちにはきちんとした実力が載っているのだ。
そして、
そうした実力は公演を行えるという実行力と言い換えてもいい。
それを手助けしようという人脈を形成できているのが素晴らしいのである。
まぁ去年彼女は1年間毎月、30分の一人芝居の公演を京都でやり遂げている。
(この事実だけでも驚嘆に値するのだが)
それを年を越えた今年、総集編を京都と大阪でやろうと言い出したのだ。
言い出しただけでなく、
公演の内容としては、A.B.C.D という4パターンの公演プログラムをしようとしている!
しかもそれぞれ90分くらいのボリュームがあるというのだ。
つ・ま・り!
全部で360分。
つまり6時間の一人芝居を、今週末、来週末とかけて行うというのである!
これを貪欲と言わずして、なにを貪欲というのか僕に教えて欲しい!!
その気持ちと一緒にある実力自体も、関西小劇場界ではかなり知られた事実だ。
僕は最初、劇団ショウダウン で観させて頂いたのが初めての事だ。
それからは彼女が出ているほとんどの芝居を観ている。
そんな縁もあり、
LINX’S 00公演 では、彼女が主宰をつとめる L3(えるきゅーぶ)さんに20分の短編をお願いして出て頂いた。なかなかに刺激に満ちた作品で、彼女の心の万華鏡に驚いた。
そして、
LINX’S 02公演 では、MCをやって頂いた経緯もある。
いやぁ、幸せであります!
さて、
僕は幸運にもそんな稽古場を見せて頂く機会に恵まれた。
ざっと音響、照明さんの打合せをしつつ、Bプログラムの夢日記のファーストシーン等を稽古された。
何とも不思議な気持ちになる。
面白い。
彼女が持つ空気感は、何故かブレることはない。
それはこちら、観ているお客側の胸にするっと入り込むのが上手いのだと思う。
高校時代に彼女と同じクラスになっていたら、ちょっと違う感じになっていたかもと思う。
何だかそんな甘酸っぱいものを強烈に感じさせる女優なのだ。
色んな貫禄を持ち始めた片鱗を伺える稽古場だった。
音響切っ掛けなどをあわせつつシーンを重ねて行かれたのだが、
完璧に彼女は同世代では、頭ひとつ飛びぬけている。
どうか、この才能を目の当たりにして欲しい!
今週末もあるぜ!
今度は京都だ!!

未ダ和解ナリ
W×A Produce
駒場小空間(東京大学多目的ホール)(東京都)
2012/03/21 (水) ~ 2012/03/22 (木)公演終了
満足度★★★★★
ギャグとシリアスのバランスが絶妙。
ど真ん中のいい席で観劇させて頂きました。
まずは凝った舞台美術に目を奪われ、ダブルデックのパワフルさに圧倒され、アルコリックスプレーの駆け引きに息をのみました。
二つの劇が繋がるとは思っていなかったので、自然に繋げしかも綺麗にまとめた作演さんお二人に脱帽です。
動く舞台で二つの劇団の世界観をしっかりと分けつつもちゃんと繋がっていたので、よく考えられた劇だと思いました。
役者さんも素晴らしかったです。ラストの胸がいっぱいになるような空気感に思わず涙してしまいました。

大沢めぐみの国定忠治
はちきれることのないブラウスの会
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2012/03/17 (土) ~ 2012/03/20 (火)公演終了
満足度★★★★★
はちブラー二号より投稿!
もうね、
テンポがよ過ぎて!
ヤヴァい!
二朗松田さんの脚本の特性がよく出ている。
というか特化された、という印象が強い。
一作ごとにキレ方が尋常ではなくなってきている。
もう・・・・奇蹟的なレベル。
などと書くと、こそばゆいのかも知れないですね。

体温
ステージ ママ
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2012/03/16 (金) ~ 2012/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★
【静けさ】の 対になる作品。
吉行さんは真摯だ。
多分、普段から内に秘めたる思いは、それこそグロテスクな思いを伴っているだろうと思われる。
しかし紡ぐ物語は至極丁寧で、
それも急がずゆっくりと、ともすれば遠回りをして結論へ辿り着く。
その手法は僕が最初に観た作品から、ずっと一貫している。
今回の作品、
吉行さんは元の劇団をお辞めになり、新しく立ち上げた劇団でのReスタートである。
どのような思いでこの作品を上梓されたのか、想像に難くない。
現在と過去を行き来しつつ、
どうにもならないグジャグジャとした人間関係を懇切丁寧に描き上げる。
高校生のころからの仲良し三人組の愛憎劇。
切なくて悲しい物語だ。
吉行さんは前回公演時に例の地震を体験している。
しかもその時に上演された作品は、地震をテーマにした作品であり上演するかどうかという問題すら提議された作品でもある。
しかし、
作品は上演された。
僕はその時のコトを思い出せる。
はっきり言って、その時の公演は・・・というか他の演劇公演も、コンサートも空席が目立っていた。
何を好き好んで、未曾有の大震災の時にエンターテイメントを追求してしまうのが許されるだろう?という事実だ。
その 『静けさ』 という地震から起こった悲劇を淡々と描いた作品には、あまりにタイムリー過ぎて作った側も、演る側にも相当な負担がかかる公演であったということだ。
そして劇団を変え、新たな体制で挑んだ作品の当日パンフレットに生々しい当時の記述があった。

オレたちにゃ時間はない!
演劇部隊Chatter Gang
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/03/15 (木) ~ 2012/03/20 (火)公演終了
満足度★★★
何となく・・
面白かったような気がするという感じでした。つまらない訳でもなく、かといって面白かった訳でもなく・・。幕末との絡みがイマイチだったような気がしました。ギャグも何となく冷めた感じで見てしまいました。

オレたちにゃ時間はない!
演劇部隊Chatter Gang
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/03/15 (木) ~ 2012/03/20 (火)公演終了
満足度★★★★
初見です
ギャグ要素満載で面白い!面白いけど、あまりに続いた場面があって少し冷めてしまうような部分もあった。
演技は上手い方ばかりなので安心して見ていられました。
本当に皆が仲良く、こんなに和気あいあいと舞台をやってるメンバーは初めて見ました!元気がもらえました。

未ダ和解ナリ
W×A Produce
駒場小空間(東京大学多目的ホール)(東京都)
2012/03/21 (水) ~ 2012/03/22 (木)公演終了
満足度★★
DVDもらいました
DVDもらったお約束なので感想を書きます。
オムニバスとも二本立てとも違うしいて言えば、シリーズもののように合体されていく二つの物語といった感じ。着想はよいのではないだろうか。ただ、いまひとつつなげ方に面白みが感じられないのが残念。
とにかく舞台装置は、なんでこんなもの作ったのか理解できないくらいの動く舞台装置(ステージが動く!人が入ってんのかな)。この装置に演出のパワーが奪われた感じで今一歩内容に深みがなく、コメディさも中途半端か。
まぁ、異なる二つの劇団のお芝居を一つの舞台で融合させてしまおうという試みは大変買える点である。
中高年を笑わせるには無理があるが、大学のキャンパスでやるという点では十分に受けたのではないだろうか。ただ、個人的には、もっとノリノリのダブルデックが見たかった。

おしばぁいおりん公演vol.7~ようこそおしばぁいおんの世界へ~
おしばぁいおりん
Cafe Take five(東京都)
2012/03/20 (火) ~ 2012/03/21 (水)公演終了
満足度★★★★★
『おしばぁいおりん』を肌で聴く。
舞台と客席の境界線のない場所で
楽器と声のかなでる‘倍音‘を肌で聞く
『おしばぁいおりん』
手を伸ばせば届く距離の生のお芝居と音楽。
でも、目の前に広がる世界は果てしなく広い。
一つ一つの演目に深い世界が沢山詰まっていて、
気がつくと作品の中に引き込まれている自分に
気づきました。
何より、『お客様を楽しませたい』、という出演者の方々の
統一された想いがとても好感持てました。
そのプロフェッショナルっぷりには感動!!
これからも楽しいひとときを体感しに、
公演に伺いたいと思います。
とても楽しい気分になりますので、
是非皆さんも『おしばぁいおりん』の世界
に足を運んでみてくださいね。
やさしい気持ちになれますよ~♪♪

未ダ和解ナリ
W×A Produce
駒場小空間(東京大学多目的ホール)(東京都)
2012/03/21 (水) ~ 2012/03/22 (木)公演終了
満足度★★★★★
期待以上でした!
元々凄く期待していたのですが、その期待を裏切らず、むしろ期待以上の面白さでした!役者の方々の息の合ったコミカルで大胆な動きが、見ていてとても楽しく、気持ちよかったです!

CROSS BRAVE
劇団C2
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/02/23 (木) ~ 2012/02/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
豪華
いまさらのコメントで申し訳ありません…。
いつも以上に、豪華な舞台でした。キャラクターが色々いるのも華やかでした。FFみたいだなぁといつも思う次第です。
何より役者さんの体力には脱帽です!!

煙草の害について
劇団東京乾電池
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2012/03/21 (水) ~ 2012/03/23 (金)公演終了
満足度★★★★
わぁおっ
登場からしてなんか近寄りたくない雰囲気。その重厚さというより濃密な淀んだ空気がだんだん心地よく腹の底からフツフツと笑いになっていく。あの空気感は長年座長を務めている柄本明ならではのものだと思います。この料金であの会場で、面白かった。

ブサイクハニーベイベー
ドキドキぼーいず
元・立誠小学校(京都府)
2012/03/15 (木) ~ 2012/03/20 (火)公演終了
満足度★★★★★
まさに旬ネタ!
観点がカッコいい。
本間くんが目指す場所がカジュアルだけど、高いところを行こうとしている。
逆転の発想などと軽い言葉にしたくない覚悟を見た。
一年ぶりに観れた ドキぼー は、確実にステップアップしていて頼もしい。
ネタも今が1番のもので上手い!
突き抜けた感があった。
綺麗に見せるだけ!ではなく、各々のトラウマを浮き彫りにするコトによりお客さんを見事に引き寄せている。
まだ来月頭に再演があるのでネタバレを避けたい。
ただ言える事は、本間くんはお洒落さんだ。

新撰組G
みやちゆうきのハレ学
京都大学西部講堂(京都府)
2011/03/04 (金) ~ 2011/03/06 (日)公演終了
満足度★★★
DVDだけど・・・
もうひとつの江戸時代・・・というのは分かるが、
その説明が成されていない。勿体無い。折角ここまで作り込んだのに・・・・!
だからちょっとスルーしてしまう部分があってしまうのだ。
アイドル×幕末×巨大ロボ
という異質のコラボレート。
僕はチラシを覚えている。随分アニメアニメしたチラシなので印象に深い。
舞台は弾けまくって気持ちのいいものだ。
京都での異質エンタメに心踊る。
逆に京都でもここまでエンタメる人達がいるのかと嬉しくなる。
しかし、物語のメインである歌とダンスが弱い。
ここまで徹底的に作ったのならば、そこまで徹底して僕ら観客を圧倒して欲しい。
元気があれば、普通の顔も段々と可愛く見えて、最後には応援してしまう。(本当、失礼。)
だから歌はもっと丁寧に作り込んで欲しかった。
ここまできたら歌で僕らの脳髄をとろかして欲しいと思うのは僕の我侭なのか?
いや、そこは心を鬼にしてもするべきだ。
もっともっとダンスチームを観て勉強すべき。
KYD48 【京都で48】 をマジで結成できるくらいのレベルを見たかったというのが僕の本音!
さて、
そこはさておき、
舞台セットもかなり凝っている。
あの会場に見合う、かなりの大掛かりなものだ。
最後のロボットの出現には少し笑ってしまった。
これアニメの演出目線だよ!と思ってしまったからだ。
そしてムーブのライティングも栄える!しかしまだまTOPは遥か上!
DVDで観ているからか、スモークが少なく感じる。
これは 『ムーンビームマシン』 の舞台を観れば圧倒されるに違いない。
進化系の到達点を観劇して欲しい。
後はテンポをもっと縮めればお客を圧倒できるだろう。
何故ならお客様たちはスピードに飢えているから。
置き去りにされるかされないかは問題ではないと僕は思っている。(かなり爆弾発言)
それよりも、
「意味は分からなかったけど、圧倒されたね」
と、言わしめたら 『勝ち!』 だと思っている。

迷宮学園クロスラビリンス
みやちゆうきのハレ学
京都大学西部講堂(京都府)
2012/03/17 (土) ~ 2012/03/20 (火)公演終了
満足度★★★★
後半がよかった!
結構、不意打ちが多く、最初は理解するのに時間がかかりハテナだった。
だが中二病と理解した辺りからキャラが走り出し、俄然面白くなる。
ただの学園推理ものかと思わせといてのギャップは凄い。
又、劇中の剣の完成度半端なし!