最新の観てきた!クチコミ一覧

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「日本人の狂科書。〜序章〜」 「部落。」

「日本人の狂科書。〜序章〜」 「部落。」

三栄町LIVE

三栄町LIVE STAGE(東京都)

2025/09/17 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初日と23日のAチームを観ましたが、どちらも皆さん凄い熱演でした。2度目の方は更にこなれて完成度が高く、初日以上に没入出来ました。台本も良く、お芝居と分かっていても惹き込まれて目頭が熱くなりました。スケジュール的に無理なのですが、もう一回観たいです。

受付/六月の電話

受付/六月の電話

演劇ユニット茶話会

Paperback Studio(東京都)

2025/09/19 (金) ~ 2025/09/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

どんどん引き込まれて行き、とても面白かったです。

草創記「金鶏 一番花」

草創記「金鶏 一番花」

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

一番花、二番花のどちらもとても楽しめました。
今回は音楽劇とはまた違った魅力があり、
演出の抑揚や台詞の間合いが心地よく、
物語としてはこちらの方がより自分の好みに合っていたと感じます。

中でもキツネが登場する場面には、
独特の緊張感と空気の張りつめたような感覚があり、
とても惹きつけられました。舞台上の静けさと不穏さが美しく交差していて、
印象に残るシーンのひとつです。

ネタバレBOX

あの終わり方は予想していなかった。
秋雨 가을비

秋雨 가을비

世 amI

ウイングフィールド(大阪府)

2025/09/23 (火) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

家族という一つのユニットが崩れていくのを目の当たりに・・・ 現実は甘くないという事ですね

VIVID

VIVID

Loneliness of the butterfly

イズモギャラリー(東京都)

2025/09/19 (金) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

良かったです。

ワンマイク ONE MIC

ワンマイク ONE MIC

ホチキス

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2025/09/23 (火) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

笑いとホロ苦良い話、もっと厄介で悪い人が出て来ても面白いのではと思ったけれど、そこは笑わせるのに手慣れた劇団さん
温かい舞台には温かいスタンディングオベーションで称賛
客席と心が通い合った、とても良い初日ではなかったかと

毎回どんな役で登場してくるのか楽しみで仕方ない小玉久仁子さん
なんと今回は掃除のおばちゃん!
え~っなんか地味じゃない・・・と思ったのもつかの間、どんどん昇っていって何とも可笑し気なポジションをキープ(笑)
もうそこにいるだけでも突っ込めて笑える、さすがです。

nitehi:kedo

nitehi:kedo

こわっぱちゃん家

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2025/09/10 (水) ~ 2025/09/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初演に続いて応援している田中愛実(あみ)さん同じ役に出演で2公演観に行きました。
田中愛実さんの演技安定でぶれてなくてとても素敵でした。
もちろん共演者さんも作品もとても素敵でした。
ぜひ配信やDVDどちらかで観てほしい作品です。

「彷徨の指指R-18」「海辺の私たちはR-18」

「彷徨の指指R-18」「海辺の私たちはR-18」

キ上の空論

上野ストアハウス(東京都)

2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

【(海辺)】を鑑賞-若く綺麗な俳優さん達の裸体の露出が多く、皆さんの体当たりの演技に圧倒されるが、それ以上に男性陣全員の存在感が秀逸。なんか皆嫌な奴で一生忘れられない迫真の演技。退場する際、傍にいたご婦人グループが「大学生(の娘)を連れてこないで正解だった。」には、子を持つ親なら当然の意見と誰もが納得する刺激的な仕上がり。

ネタバレBOX

まず冒頭で4年半前に観た「ピーチオンザビーチノーエスケープ」の再演⁉リライトしたものなのかなと思った。私の記憶も曖昧な部分が多いので終演後に作演の方に話を訊いてみたが、手直しを加えた別の作品となっており、再演というわけではないとのこと。
比べても仕方ないが〖シアターサンモール〗で観た≪ピーチ-≫の方がスケール感があり、エンターテインメント作品として振り切っており、ポップで尖った演出が素晴らしく10年に一本の傑作だっただけに、大好きな作品と思いがけず巡り合えた喜びと、どこか勿体無いような複雑な心地にも…。頭の中空っぽにして、沢山刺激を受けて楽しんでほしい舞台。
草創記「金鶏 一番花」

草創記「金鶏 一番花」

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/09/23 (火) 13:30

彗星を観劇。
メインの配役を入れ替えての観劇を楽しめた。
開場から開演までの間に販売しているオリジナルドリンクも美味しかった。

「タクボク~雲は旅のミチヅレ~」

「タクボク~雲は旅のミチヅレ~」

江戸糸あやつり人形 結城座

ザムザ阿佐谷(東京都)

2025/09/18 (木) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初の結城座公演。寛永十二(1635)年旗揚げで、今年390年という長い歴史を持つ劇団。国と東京都の無形文化財でもある。公演は、石川啄木の小説「雲は天才である」をオマージュしたオリジナル作品。

個人的に見所は、物語・操演・演奏の3つで、それぞれが巧く絡み合って面白い味わいを出していた。特にメインの あやつり人形は、繊細で表情豊かな表現をしている。
(上演時間1時間15分)

ネタバレBOX

舞台美術は、中央に大きな平板 それが八百屋舞台のように傾いている。物語の展開に応じて 平板を動かし 衝立やスクリーン(影絵)として活用。その周りを教室にある木の机と椅子。それらもひっくり反っている。生演奏は紫竹芳之さん、多くの和楽器を場面に応じて演奏し分ける。

糸あやつり人形の一座(=結城座)が旅公演をしている。そして都会の中の袋小路に迷い込み、踵を返そうとしたが行き止まり、そこに大きな穴が空いていた。ゆっくりと穴を降りてみる。そこ(底)は廃校になった教室のよう。その雰囲気はザムザ阿佐谷にピッタリ。そしてタイトルにも原作(小説)にもある「雲」は、旅する劇団を象徴しているよう。中央の平板の上に一冊のノート。イシカワ ハジメ(石川啄木の本名)の日記らしい。石川啄木は20歳の頃、代用教員をしたことがあった。そして何故か平板の上に青空がある。彼の日記とすれば、その心情と当時の時代閉塞を描いているよう。

ハジメ先生(結城孫三郎サン)は、児童達(安藤光サン)に自作の歌を歌わせた。それを非難・叱責するウナギ校長(小貫泰明サン)、その妻 バレイショ夫人(大浦恵実サン)、ススケランプ教頭(結城育子サン)。擁護するマドンナ先生(湯本アキ サン)。歌は児童達が自然に親しみ、想像力を養うため。一方 その自由さを嫌う校長やその妻、教頭らは怒る。また ハジメ先生は、児童達を連れて森(課外授業)へ行ったが、これも校長達は怒り後を追った。
一方、劇団員がバッグに入れた「八百屋お七の人形」がなくなっている。団員達は人形探しを探偵 独眼竜(両川船遊サン)に依頼。そして森の中へ。森は特別な香を発し、この匂いを嗅ぐと眠り込んでしまう。団員達は森から脱出し、ハジメ先生や児童達も森から抜け出したが、追ってきた校長達は眠り込んでしまい…。

「雲」は、「自然」「自由」「発想」も表し、ハジメ先生そのもの。一方、<学校>校長や教頭は旧態依然とした体制で、物語はその対立構図そのもの。啄木と重なるハジメ先生、ラディカルな民主主義と人間味溢れる姿、それを受け止める児童達の自由さが伝わる。しかも それを<江戸糸あやつり人形>で、結城座独自の構造を持つ操作盤「手板」で操演する。人形を動かしながら台詞も言う。

ちなみに、「八百屋お七の人形」が無くなったことに関連付け、その操演の素晴らしさを 浄瑠璃「伊達娘恋緋鹿子」の「火の見櫓の段」を操って観(魅)せた。
次回公演も楽しみにしております。
変身

変身

オペラシアターこんにゃく座

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2025/09/20 (土) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

傾斜がきつく見える八百屋舞台。まるでマイケル・ジャクソンの「スムース・クリミナル」。転びやしないかと不安になる程。北野雄一郎氏演ずるK(カフカ)が皆に『変身』を読み聞かせている。チェコの首都プラハ、モルダウ川に掛かるカレル橋。ベドルジフ・スメタナの『モルダウ(ヴルタヴァ)』が知られている。林光氏の作曲は全編名曲。無理に作ったような引っ掛かる部分がない。そして出演者全員が美声。歌を聴いているだけで満足。
朝起きると突然、巨大な甲虫に“変身”していたグレゴール・ザムザ(北野雄一郎氏)。父(高野うるお氏)、母(鈴木裕加さん)、妹(入江茉奈さん)、女中(豊島理恵さん、熊谷みさとさん)にこの姿を見られる訳にはいかない。会社からやって来た支配人(沢井栄次氏)がドアを開けろと喚く。何とか開けるとその姿を見た者達はパニックに。沢井栄次氏はゴロゴロ転がって階段落ち!衝撃の演出。後半登場の3人目の老婆女中(西田玲子さん)が強キャラ。気取った不愉快な下宿人(沖まどかさん、泉篤史氏、金村慎太郎氏)の咀嚼音ASMRオペラ。

入江茉奈さんが綺麗だった。
前田正志氏のファゴットが強力。

実は今回初めて『変身』という作品を理解した気持ちになった。母親(鈴木裕加さん)の愛情という名の付いた強圧的な支配欲。優しい笑顔と物言いで子供をずっと隷属させようとする。幾らそれに否を唱えても決して理解してはくれない。愛なのだから、と。これは家族という世界で抑圧され廃人になった男の物語だった。廃人になり社会的に不要な邪魔者だと疎外され孤立する不具者。そんな男の目から見た家族の光景。
傑作。

ネタバレBOX

巨大なゴキブリに暗い部屋で餌を与える妹(入江茉奈さん)。

銀行で小間使いとして職を得た制服姿の父親(高野うるお氏)が林檎を投げ付ける。

極度な傾斜の段に冷や冷やしている観客を嘲笑うかのように鈴木裕加さんの階段落ちやまさかの一斉全員落ち、林檎のキャッチボールなど八百屋舞台を逆手に取った鬼演出。

全員仮装舞踏会のような格好で踊り狂う、まさかのシーンもある。入江茉奈さんがガーターベルト姿で悩ましく太腿を見せ付けて踊る。

※余談。
古本屋で『変身』を買ったら、BUCK-TICK全員のサインが入っていたという話を昔SNSで見た。

BUCK-TICK 「PHYSICAL NEUROSE」

夢から醒めたらグレゴール・ザムザは OH OH OH METAMORPHOSE
The Stone Age「悪い手」

The Stone Age「悪い手」

The Stone Age

太子会館 老人憩いの家 大阪市西成区太子1ー8(大阪府)

2025/09/20 (土) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

傑作‼️「アウトレイジ」のコピーが《全員悪人》やったけどある意味その女版って感じ😱全員叩けば埃が出る4人による助け合いのようで足の引っ張り合いしてて信用してるようでそれぞれが疑ってて仲悪いのかと思いきや一緒に作業し続けて行くというヒリヒリ感が中毒レベルに面白かったです☆
4人全員が抱えてる問題を掘り下げて描いて行けば連続ドラマとして十分継続出来るストーリーなんで「単発作品なんて勿体ない‼️」と思っちゃう位の傑作物語でした🎵でもそれ描いたら最終的に大規模な保険金絡みの犯罪へと発展するんちゃう?とか妄想が止まらずニヤニヤしちゃう♪
会場も物語とリンクしてる位バッチリハマりまくっててめちゃめちゃ感情移入しやすかったです\(^o^)/

草創記「金鶏 一番花」

草創記「金鶏 一番花」

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

【彗星】の回。休憩10分を挟んで2時間45分と長尺なのに、長さを感じさせない出来。構成が見事だし、どのシーンを誉めてもネタバレ紛いになりそうなので書かないが、個人的には7月に観た「二番花」より、こちらの方が好きかも。

星降る夜になったら

星降る夜になったら

自由劇場

シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)

2025/09/20 (土) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

最初の40分位はぐだぐだで、うーん🤔と言う感はあったが、後半は素晴らしい追い込みで、流石自劇
新人公演とは思えない出来だと思いましたが、暑い

小さな王子さま/夏の夜の夢

小さな王子さま/夏の夜の夢

座・高円寺

座・高円寺1(東京都)

2025/08/30 (土) ~ 2025/10/11 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

夏の夜の夢をモチーフにして、それを大きく超えたお芝居だと感じました。人間と妖精が一緒に存在するとはinclusiveの比喩のようであり、ラストシーンを観て心に残ったのが、(この言葉も如何とはおもいますが)健常者と聴覚障害者が一緒に作ったinclusiveなお芝居であったということ。夏の夜の夢を観終わった時の気持ちが、「心温まる」とは想像しませんでした。
手話って実は見てるとかなりわかるなんだなと。手話の「ありがとう」は覚えました。帰り際に劇団の方に使ったら手話で返していただきました~

VIVID

VIVID

Loneliness of the butterfly

イズモギャラリー(東京都)

2025/09/19 (金) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

箱庭の中の蛙大海を知らず。
“毒もすぎれば恋となる”ならぬ“恋もすぎれば毒となる”かしら。

ライフ・イン・ザ・シアター

ライフ・イン・ザ・シアター

シス・カンパニー

IMM THEATER(東京都)

2025/09/05 (金) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/09/21 (日) 14:00

2度目の観劇。やや進化した感じもあるけど、戯曲も演出も演技も、好き。104分。
 とにかく元の戯曲がよくできているのだが、役者が役者を演じることの難しさもあって、良い芝居になるかは演出や役者に依存することも分かっていて、本作はヒットしていると思う。何回か観て、本筋はロバートの老いの物語で、そこにジョンの成長の物語が絡んでくる、という構成だと改めて思う。かつてジョンも演じた堤も巧いが、中村の濃淡ある演技がいい。

遊びの杜18

遊びの杜18

東京幻堂

「劇」小劇場(東京都)

2025/09/10 (水) ~ 2025/09/13 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/09/12 (金) 14:00

前身企画から通算すると20年を超える恒例公演最新版。オープニングアクト的な三番叟、今年は人形振りで。糸操りなだけに途中で糸が縺れたりする演出があれば、と思っていたら糸が切れて結び直す部分があり「やっぱり!」的な(笑)。続く3編はいずれも古典が元ネタだが、狂言「蚊相撲」のブッ跳んだ発想に度肝を抜かれる。
休憩を挟んだ第二部は芥川龍之介作品(大元のネタは今昔物語集)を元にした2編で朗読に舞台上の演技をかぶせる形式。2編目などもう「当て振り」と言っていいほどで、こういう演劇表現も面白い。
さて、来年はどう攻めてくるのか?

柿紅葉のころ

柿紅葉のころ

劇団青年座

ザ・ポケット(東京都)

2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

青年座のお芝居は喜怒哀楽がきちんと詰まっていていつも楽しく観劇しています。
柿の木と毎年訪れる柿紅葉の季節、この2つが普遍的かつ絶対的なもの、その一方、人そのものや人生、正義なんて相対的なものでしかない。それを悟って平沢のように要領よく生きて行くのがいいのか、など、いろいろ考えさせられる劇でした。いろいろな人と思いがあるにも拘らず、はなしが押しつけがましくなく淡々と進行していく、その対比はいいなと感じました。
照の座り方がよかったです~

「タクボク~雲は旅のミチヅレ~」

「タクボク~雲は旅のミチヅレ~」

江戸糸あやつり人形 結城座

ザムザ阿佐谷(東京都)

2025/09/18 (木) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

タクボクのこころあたたまる物語でした

ネタバレBOX

人形の微妙な動き、よくとおるセリフが印象的でした。とても軽快に感じました。しかし後方の席は見えにくい場面があったので残念です。

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