
Mansion
Fallen Angels
ひつじ座(東京都)
2012/04/20 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
濃度が物凄い。
六畳程のアクティングスペースをぐるりと囲む椅子に座ると、役者のまぶたが震える様子や細かな息遣いまでが聞こえるほど臨場感あふれる距離で物語が進行します。
あたかも自分自身が劇中に在る傍観者のように。
三つの哀しくも恐ろしい物語は、それぞれが物凄い圧力と濃度で見る側に迫ってきます。
緊迫感溢れる言葉の応酬に、観ていて本気で息を飲みます。
良い意味で期待を裏切られました。
是非、もう一度観たい舞台です。
今度は座る場所を変えて。

オーシャンズ・カジノ
北京蝶々
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/04/18 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
満足度★★★
安川さんファンは舞台向かって左側の席!
場内暑くなるというアナウンスが開演前に。
その通り上演中はステージからギャンブルの熱気が、
客席も甘粕さんのあれと安川さんのあれに釘付けで熱気がムンムン!
そこに帯金さんのパワフルな演技が乗っかってパーティー状態!
でもラストは何か初々しく甘酸っぱい。

HIDE AND SEEK
パラドックス定数
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2012/04/13 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★
幻想
江戸川乱歩と横溝正史と夢野久作の作品を一つでも
読んでいたらニヤニヤしっぱなし何だろうなと思いました。
読んでいなくても十分に楽しめましたが。
各作者が現実世界に創作したキャラクターが登場し、
虚構と現実の境界線が曖昧になっていく不思議な世界。
その境界線は作者と作者の壁も越えていく。。
一番気になったのは、夢野久作のドグラ・マグラに出てくる
若林先生と呉一郎。
特に若林先生役の人の動作か振る舞いが、
水木しげるの漫画のキャラクターのようで、
気になってというか、とても好きなキャラクターでした。
三鷹芸術劇場でやるパラドックス定数は、
必ず?歌やダンスが入るのですかね。
(元気で行こう絶望するなだけかな)
今回はラップがありました。
編集者が怪人二十面相であり、
読者の鏡ということで、
一番のモンスターは飽くなき欲求を持つ読者なのか。

幻蝶
東宝
キャナルシティ劇場(福岡県)
2012/04/22 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
うっちーを堪能
久しぶりに内野さんを舞台で観る。本人の地なのか?イケイケダメおやじ。脱ぐわ歌うわ踊るわ、うっちーの魅力満載。いやもう楽しみました。田中圭くんも大サービス。七瀬なつみさんのいいかんじのおばちゃんっぷりも◎

青色文庫
青☆組
ゆうど(東京都)
2012/04/07 (土) ~ 2012/04/14 (土)公演終了
満足度★★★
もっと観たかった
都内にこんな静かな民家があるとは。
入場すると畳の部屋に座る。
天井が高くて古い民家の匂いが田舎を思わせる。
ここは都内なのに。
主催の吉田小夏さんが飴を配っているので、
一つ貰います。
それにしても吉田小夏さんキレイでした(^_^;)
あと民家の井戸水で入れたお茶を振る舞われて、
寒い雨で冷えた体が温まりました。
最初の『スイッチと野菜ジュース』はト書きを吉田小夏さんが朗読。
彼氏と同棲を解消して一人暮らしをする始める女性。
そこに運び込まれるピザ屋の懸賞で当たったTV。
でもTVは人型という少し不思議な物語。
TVを演じる荒井志郎さんのPUFFYの愛のしるしが頭に残ります。
チャンネルを変えるごとにTVが、
歌ったりドラマを演じたりニュースを読んだりと、
ちょっとSFな感じです。
次な『押しかけ女房』ですが、
タイトル通りに独身女性の家にある日突然、
女房がいるというお話。
最初はほのぼのな感じで、
世話を焼いてくれる女房のありがたみを感じていたのですが、
主人公の女性が不倫をかつてしていて、
その奥さんが失踪していると。。
少し世にも不思議な物語になるというお話。
なんといっても女房を演じた大西玲子が圧巻。
『スイッチと野菜ジュース』では等身大の女性を演じていたと思ったら、
『押しかけ女房』では大人しい女房から不倫を問い詰める迫力ある女房に変貌してと、
演技の幅の大きさに感服です。
A、B、Dと他の演目も観たかったのですが、
時間が(^_^;)
でも、こういう企画は美味しいので、
今後もやって欲しいですね。

FOXTROT
Project ONE&ONLY
小劇場 楽園(東京都)
2012/04/11 (水) ~ 2012/04/15 (日)公演終了
満足度★★★★
タイトルの持つ
意味をトレースしたストーリー。1年前の出来事をイメージさせつつ、いくつかの点(ストーリー)が一本の線にはならなかったですが、ニュアンスというかアウトラインは感じられました。

深海のカンパネルラ
空想組曲
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/04/15 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★
今回も好きな世界でした。
前回同様、ファンタジーと苦悩の世界。
ファンタジー世界では笑も起こるし、現実世界は緊張が漂い
なかなか脱出出来ない状況と、少しづつ変わって行く後半
少し長い感じもしましたが、ゆっくりと伝わってくるモノがあります。
先生が先生である事で、世界が広がった感じがしたので
後半、見方が変わりましたがいい作品である事は確かですね。
DVD売り切れてしまったので、次回公演ではぜひ買いたいです!

HIDE AND SEEK
パラドックス定数
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2012/04/13 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
横溝も読んでみようかな
乱歩と夢野久作けっこうはまって読んでいたのでテンションあがりました。。
赤い照明が妖しい感じでムードありました。あの腕は誰のものだったのか・・・。
よかったのですけれど、、幻?と現実の交互のやりとりが多く、集中力が途切れてしまいます。若干長く感じました。

「銀河英雄伝説」 =第二章 自由惑星同盟篇=
舞台「銀河英雄伝説」実行委員会
東京国際フォーラム ホールC(東京都)
2012/04/14 (土) ~ 2012/04/23 (月)公演終了
満足度★★★
ヤン似てる
意外と楽しめました。ぜんぶ映像でごまかすのかしらと思ってしまいましたが。
ヤンのイメージがくずれなくてよかった~
シェーンコップがなんか若すぎる気が。
懐かしかったです。

嵐が丘
ナカゴー
あさくさ劇亭(東京都)
2012/04/20 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

幻蝶
東宝
キャナルシティ劇場(福岡県)
2012/04/22 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★
がっちり観れる
休憩なしで2時間30分弱一気に通されました。
山小屋と病院とストリップ小屋と自然の4場面、ドラム缶風呂の使い方、
内野さん田中さんのお尻丸出しシーン、映像などわかりやすい舞台でした。
終盤の”戸塚”の真実にはうるっとさせられました。

HOTEL…♥
劇団HallBrothers
あじびホール(福岡県)
2012/04/21 (土) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★
ありそうですが
最初のは、女性ってそういうので相手選ぶ?
2話目は、彼女怒りすぎやろ、みたいな、
で、3話目で落ち着いて観られる。
これって、はまってたということでしょう。

32年生の8時間目
空晴
大博多ホール(福岡県)
2012/04/20 (金) ~ 2012/04/21 (土)公演終了
満足度★★★
どたばたがなんとも。
純粋に笑ったら楽しめたのかな。
先生の登場で落ち着きましたが、
設定のつながりに疑問を感じながら観ていました。
でも、大千秋楽お疲れ様でした。

くちづけ 【閉幕しました/配役発表】
オーストラ・マコンドー
中野スタジオあくとれ(東京都)
2012/04/11 (水) ~ 2012/04/18 (水)公演終了
満足度★★★★
なんでもないようなことが・・・
主演の神戸さん、導入は「ん?」と感じたが、堕ちてゆく様を見事に表現されていて、ラストは目が離せなかった。得意とおっしゃるコメディーで別の機会に拝見したい。
姫の黒木さんには女優としての華を感じ、小人の後藤さんは番長清原を彷彿とさせる風貌もあり、気になる存在だ。
小さいスペースの最小限のセットで、小道具を工夫しながら物語を展開していたのが秀逸だった。
アフターイベントで成島さんの話が聞けたのがよかった。

DANCE to the Future 2012
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2012/04/21 (土) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★
平山素子×新国バレエ
平山素子さんが新国立劇場バレエ団のメンバーの為に作った新作と旧作、そして過去に平山さん自身が踊ったデュオ作品の3本が上演され、それぞれ異なるテイストがあり楽しめました。
『Ag+G』
タイトルの通り、銀と重力をテーマに振り付けた作品で、物語性はなく、身体の様々な可能性を感じさせる内容でした。背後の黒い壁の一部が開口になっていて、明るい奥が見える以外は何もない暗い空間の中をソロから5組の男女ペアまで様々なフォーメーションで踊り、多彩なムーブメントが魅力的でした。動きのスピード感や静止時のポーズが揃っていないのが残念でした。
恐竜のような背ビレが付いた衣装が微妙に感じましたが、フードを被って逆光で見えるシルエットは面白かったです。
『Butterfly』
男女デュオの作品で、特に物語はないものの、モノクロの色彩の中でストイックに踊り続ける姿がとても美しく、恋愛の切なさが感じられました。盛り上がる場面で静止やゆっくりとした歩みを用い、敢えて動きを抑えていたのが印象的でした。テクニック的にかなり高度なことをしているのを派手に見せつけるのではなく、静かな雰囲気を壊さずに展開させていたのが素晴らしかったです。
今後、新国バレエ以外のダンサーにも踊ってもらいたい傑作でした。
『兵士の物語』
小道具や装置を用いた、道化芝居的なユーモアとアイロニーを感じさせる作品でした。マイム的な動きが多く、終盤のユニゾンや悪魔のソロとの対比が印象的でした。ストラヴィンスキーのドライな響きと振付のテイストが上手くが調和していたと思います。最後の暗転の後に奏者の席に3人の道化役のダンサーが座っている演出が素晴らしかったです。全体的ちょっとレトロな雰囲気なのにる、終盤にデジタルな雰囲気の派手な照明の演出があり、違和感を覚えました。

あゆみ TOUR
ままごと
イムズホール(福岡県)
2012/04/19 (木) ~ 2012/04/20 (金)公演終了
満足度★★★
立体的に観る
こういう舞台って、最初は入りにくいんですが、わかってくるとはまってしまう。
あゆみの生涯、現実はわからないけども、はまると共感してしまう自分がいます。

マメロン
ロスリスバーガー
新宿眼科画廊(東京都)
2012/04/21 (土) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

32年生の8時間目
空晴
大博多ホール(福岡県)
2012/04/20 (金) ~ 2012/04/21 (土)公演終了
満足度★★★
それなりにおもしろいんだけど、はぐらかされたような感じが
おもしろいんだけど、観終わってどこかはぐらかされたような感じになるのは、どうやらトリックがちんけ過ぎるためのようだ。
詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」に書いています。
http://f-e-now.ciao.jp/20120409.html

鬼姫
虚飾集団廻天百眼
ザムザ阿佐谷(東京都)
2012/04/19 (木) ~ 2012/04/23 (月)公演終了

FUNNY BUNNY-鳥獣と寂寞の空-
LDH JAPAN
青山円形劇場(東京都)
2012/04/19 (木) ~ 2012/04/30 (月)公演終了