HIDE AND SEEK 公演情報 パラドックス定数「HIDE AND SEEK」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    幻想
    江戸川乱歩と横溝正史と夢野久作の作品を一つでも
    読んでいたらニヤニヤしっぱなし何だろうなと思いました。
    読んでいなくても十分に楽しめましたが。
    各作者が現実世界に創作したキャラクターが登場し、
    虚構と現実の境界線が曖昧になっていく不思議な世界。
    その境界線は作者と作者の壁も越えていく。。

    一番気になったのは、夢野久作のドグラ・マグラに出てくる
    若林先生と呉一郎。
    特に若林先生役の人の動作か振る舞いが、
    水木しげるの漫画のキャラクターのようで、
    気になってというか、とても好きなキャラクターでした。

    三鷹芸術劇場でやるパラドックス定数は、
    必ず?歌やダンスが入るのですかね。
    (元気で行こう絶望するなだけかな)
    今回はラップがありました。

    編集者が怪人二十面相であり、
    読者の鏡ということで、
    一番のモンスターは飽くなき欲求を持つ読者なのか。

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    2012/04/22 22:23

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